JP2867743B2 - ガス絶縁スイッチギヤ - Google Patents

ガス絶縁スイッチギヤ

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JP2867743B2
JP2867743B2 JP3142540A JP14254091A JP2867743B2 JP 2867743 B2 JP2867743 B2 JP 2867743B2 JP 3142540 A JP3142540 A JP 3142540A JP 14254091 A JP14254091 A JP 14254091A JP 2867743 B2 JP2867743 B2 JP 2867743B2
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俊美 増田
義則 横山
弘 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁性ガスが封入され
た密閉容器内に主回路充電部を収納するようにしたガス
絶縁スイッチギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ガス絶縁スイッチギヤとし
ては、例えば図3及び図4にそれぞれ示すものがある。
【0003】すなわち、図3に示すものは、ベース1上
に設置された盤本体2内に縦長角筒状の密閉容器3を配
設し、この容器3の前壁中央部に断路器4及び遮断器5
をそれぞれ気密に貫設してそれぞれの充電部を容器3内
に収納すると共に、容器3の後壁の下部及び上部にそれ
ぞれ母線ブッシング6及びケーブルブッシング7を気密
に貫設し、容器3内において、母線ブッシング6,断路
器4,遮断器5及びケーブルブッシング7のそれぞれの
端子間を導体により接続して主回路を構成し、かつ、こ
の容器3内にSF6 ガス等の絶縁性ガスを封入し、床面
より引き込まれたケーブル8のケーブルコネクタ9をケ
ーブルブッシング7に接続するようにしたものである。
【0004】なお、10及び11はそれぞれ断路器4及
び遮断器5の操作器、12は前面扉である。
【0005】また、図4に示すものは、縦長の密閉容器
13の上壁に計器用変流器及び零相変流器を内蔵したケ
ーブルブッシング14を気密に貫設すると共に、容器1
3の前壁に上から順に遮断器15,断路器16及び母線
ブッシング17をそれぞれ気密に貫設し、容器13内に
おいて、ケーブルブッシング14,遮断器15,断路器
16及び母線ブッシング17のそれぞれの端子間を導体
により接続して主回路を構成し、この容器13内に絶縁
性ガスを封入するようにしたものである。
【0006】なお、18はケーブルコネクタ、19及び
20はそれぞれ遮断器15及び断路器20の操作器、2
1はモールド母線である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のガス絶縁ス
イッチギヤにあっては、図3に示したものの場合、前面
に断路器4及び遮断器5を取り付けた密閉容器3に対
し、その後面にケーブルブッシング7を配置するため、
容器3の後方にケーブルコネクタ9の挿入,引き抜きを
行うための作業用スペースを確保しておかねばならず、
したがって、容器3の前後面にそれぞれ操作,点検スペ
ースが必要となり、スイッチギヤ全体の大形化を招くと
いった問題がある。
【0008】また、図4に示したものの場合、ケーブル
ブッシング14を密閉容器13の上面に配置して容器1
3の後面には何も配置しない構成としているため、容器
13の後面に前述したような作業用スペースを設ける必
要がなくなり、据付面積の縮小化が図れるが、ケーブル
のケーブルコネクタ18を容器13の上方より取り付け
る必要があるため、ケーブル取付作業がやりにくく、作
業性が悪い欠点がある。
【0009】ここで、図4のケーブル上引き込み方式の
スイッチギヤは、これを上下逆にすることによりケーブ
ル下引き込み方式とすることができるが、この場合、ケ
ーブルブッシング14が容器13の下面に存在すること
から容器13の支持構造つまり架台の構造が複雑とな
り、スイッチギヤとしての製作が困難な問題を生じ、し
かも、ケーブルコネクタ18のケーブルブッシング14
への着脱をこの架台の内部で行う必要があるため、作業
性が悪いといった欠点がある。
【0010】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に留意してなされたものであり、その目的とする
ところは、据付面積を縮小化できると共に、1種類の前
面板によりケーブルの引き込みが上下どちらでも可能で
あり、しかもケーブル着脱の作業性が良好であり、か
つ、母線部分の左右,上下の所要スペースが小さく、隣
接盤との母線接続のための接続母線が短く、垂れ下がら
ず、重畳しなく、個々の着脱が容易であるガス絶縁スイ
ッチギヤを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のガス絶縁スイッチギヤにおいては、絶縁性
ガスが封入された密閉容器の前面板に、上又は下から順
に、左側及び右側にそれぞれ3相が上下方向に配列され
外部より母線が接続される母線ブッシング,断路器,遮
断器及び外部よりケーブルが接続されるケーブルブッシ
ングのそれぞれの挿通口を形成し、前記各挿通口にそれ
ぞれ前記母線ブッシング,前記遮断器,前記断路器,前
記ケーブルブッシングを挿通して気密に貫設し、前記容
器内において前記母線ブッシング,前記断路器,前記遮
断器,前記ケーブルブッシングのそれぞれの端子間を接
続して主回路を構成するようにしたものである。
【0012】
【作用】前述した構成のガス絶縁スイッチギヤにあって
は、ケーブルブッシングが断路器,遮断器等と共に密閉
容器の前面板に気密に貫設されるため、ケーブルブッシ
ングに対するケーブルコネクタの着脱を他の機器の操
作,点検等と同様、容器の前面より簡単に行える。
【0013】容器の前面板における母線ブッシング,断
路器,遮断器及びケーブルブッシングの配置を上から順
にすると、ケーブルブッシングが容器の最下部に位置
し、ケーブル下引き込みとなり、各機器の配置を下から
順にすると、ケーブルブッシングが容器の最上部に位置
し、ケーブル上引き込みとなる。
【0014】
【実施例】実施例につき、図1及び図2を用いて説明す
る。まず、実施例1を示した図1において、22はベー
ス、23はベース22上に立設された例えば縦長半円筒
状の密閉容器であり、内部にSF6 ガス等の絶縁性ガス
が封入され、平板状の前面板24が厚板により構成され
ている。
【0015】25は容器23の前面板24における最上
部の左側及び右側にそれぞれ気密に貫設され3相が上下
方向に配列された母線ブッシングであり、列盤時に隣接
盤との間を接続するモールド母線26が母線ブッシング
25に前面から着脱自在に接続される。
【0016】27は取付板28の後面に一体に支持され
前面板24における母線ブッシング25の直下に気密に
貫設されて容器23内に収納された断路器であり、取付
板28の前面に断路器用操作器29が支持されている。
30は遮断器であり、遮断器用操作器31の後側に一体
に支持され、前面板24における断路器27の直下に気
密に貫設され、容器23内に収納されている。
【0017】32は前面板24の最下部に気密に貫設さ
れ3相が左右方向に配列されたケーブルブッシングであ
り、容器23内において母線ブッシング25,断路器2
7,遮断器30及びケーブルブッシング32のそれぞれ
の端子間が導体により各相毎に接続され、主回路が構成
されている。33は遮断器30とケーブルブッシング3
2間の導体に取り付けられた計器用変流器である。
【0018】34は床面のケーブルピットより立ち上げ
られたケーブル35の先端に設けられケーブルブッシン
グ32に前面より着脱自在に接続されたT形ケーブルコ
ネクタである。
【0019】36はベース22上の容器23の前側に固
設された支持枠であり、支持枠36の前面の上部に母線
26の前側を開閉自在に閉塞する扉37がねじ止め等に
より取り付けられると共に、支持枠36の前面の中央部
から下部にわたって、断路器用操作器29,遮断器用操
作器31及びケーブルコネクタ34のそれぞれの前側を
開閉自在に閉塞する扉38が枢支されている。
【0020】このような構成のスイッチギヤにあって
は、ケーブルブッシング32を容器23の後面や上下面
ではなく他の機器と同じように前面板24に気密に貫設
するため、ケーブルコネクタ34の着脱を扉38を開け
て前面から行え、容器23の前面にのみ操作,点検スペ
ースを確保すればよくなる。
【0021】つぎに、実施例2を図2を用いて説明す
る。この実施例はケーブル上引き込み方式に適用した場
合であり、図1で示したケーブル下引き込み方式のスイ
ッチギヤの前面板24を上下逆にして構成したものであ
る。
【0022】すなわち、ベース22上に設置され内部に
絶縁性ガスが封入された密閉容器23の前面板24に、
下から順に母線ブッシング25,断路器27,遮断器3
0及びケーブルブッシング32をそれぞれ気密に貫設す
ると共に、容器23内においてそれぞれの端子間を接続
して主回路を構成し、天井より引き込まれたケーブル3
5のケーブルコネクタ34をケーブルブッシング32に
前面より着脱自在に接続するようにしたものである。
【0023】なお、前述した実施例ではいずれもケーブ
ルコネクタ34としてT形のものを示したが、通常のL
形ケーブルコネクタの場合でも全く同様に実施できるこ
とは明らかである。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。密閉容器の
前面板に、上又は下から順に、母線ブッシング,断路
器,遮断器及びケーブルブッシングのそれぞれの挿通口
を形成し、その各挿通口にそれぞれ母線ブッシング,遮
断器,断路器,ケーブルブッシングを挿通して気密に貫
設するようにしたため、ケーブルのケーブルブッシング
への着脱を前面より行うことができ、その作業性がよ
く、しかも、容器の前面のみに操作,点検スペースを確
保すればよく、容器の後面を電気室等の壁面に近付けて
据付ることが可能で、据付面積の縮小化を図ることがで
きる。
【0025】さらに、主回路を構成する母線ブッシン
グ,断路器,遮断器及びケーブルブッシングを上又は下
から順に配置するため、1種類の前面板を、上,下を逆
にすることにより、ケーブルの引き込み方向を変え、ケ
ーブル上引き込み,下引き込みのいずれにも容易に対応
でき、製作が容易になる。その上、母線ブッシングが、
左側及び右側にそれぞれ3相が上下方向に配列されてい
るため、母線部分の左右,上下の所要スペースが小さく
なり、かつ、隣接盤との母線接続のための接続母線が短
く、垂れ下がらず、重畳しなく、個々の着脱が容易にな
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス絶縁スイッチギヤの実施例1
を示す側面図である。
【図2】本発明の実施例2を示す側面図である。
【図3】従来例の側面図である。
【図4】他の従来例の切断側面図である。
【符号の説明】
23 密閉容器 24 前面板 25 母線ブッシング 26 母線 27 断路器 30 遮断器 32 ケーブルブッシング 35 ケーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 13/00 - 13/075 H01H 33/64 H02B 1/20 H02B 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ガスが封入された密閉容器の前面
    板に、上又は下から順に、左側及び右側にそれぞれ3相
    が上下方向に配列され外部より母線が接続される母線ブ
    ッシング,断路器,遮断器及び外部よりケーブルが接続
    されるケーブルブッシングのそれぞれの挿通口を形成
    し、前記各挿通口にそれぞれ前記母線ブッシング,前記
    遮断器,前記断路器,前記ケーブルブッシングを挿通し
    気密に貫設し、前記容器内において前記母線ブッシン
    グ,前記断路器,前記遮断器,前記ケーブルブッシング
    のそれぞれの端子間を接続して主回路を構成したことを
    特徴とするガス絶縁スイッチギヤ。
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WO2004054057A1 (ja) * 2002-12-12 2004-06-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha ガス絶縁スイッチギヤ
DE102005029600A1 (de) * 2004-06-28 2006-01-19 Abb Technology Ag Gasisolierte Mittelspannungs-Schaltanlage
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