JP2597319Y2 - 金属閉鎖形スイッチギヤ - Google Patents
金属閉鎖形スイッチギヤInfo
- Publication number
- JP2597319Y2 JP2597319Y2 JP1993028982U JP2898293U JP2597319Y2 JP 2597319 Y2 JP2597319 Y2 JP 2597319Y2 JP 1993028982 U JP1993028982 U JP 1993028982U JP 2898293 U JP2898293 U JP 2898293U JP 2597319 Y2 JP2597319 Y2 JP 2597319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed contact
- electric device
- type electric
- storage frame
- bus conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Patch Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、変電所に設置される金
属閉鎖形スイッチギヤに関する。
属閉鎖形スイッチギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の金属閉鎖形スイッチギヤの
一例を示すもので、引出形電気機器5は収納枠1に収納
される。ケーブル6が接続されるケーブル直結終端接続
部用の気中ブッシング2は、収納枠1の近傍に配設され
ており、気中ブッシング2と引出形電気機器5の固定接
触部5bとの間は接続導体3により接続される。引出形
電気機器5の固定接触部5aには、母線導体4が接続さ
れる。この場合、母線導体4は接続導体3に対して必要
な絶縁距離が確保されるように、接続導体3の相間を通
るように配設される。
一例を示すもので、引出形電気機器5は収納枠1に収納
される。ケーブル6が接続されるケーブル直結終端接続
部用の気中ブッシング2は、収納枠1の近傍に配設され
ており、気中ブッシング2と引出形電気機器5の固定接
触部5bとの間は接続導体3により接続される。引出形
電気機器5の固定接触部5aには、母線導体4が接続さ
れる。この場合、母線導体4は接続導体3に対して必要
な絶縁距離が確保されるように、接続導体3の相間を通
るように配設される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の金属
閉鎖形スイッチギヤにおいては、引出形電気機器5の収
納枠1と、気中ブッシング2とは、おのおのを別々に形
成して、かつ別々に固定し、引出形電気機器5の固定接
触部5bと気中ブッシング2との間を接続導体3で接続
するという構成になっているため、金属閉鎖形スイッチ
ギヤの寸法が大きくなるという欠点がある。さらに、接
続導体3と母線導体4は交差するため、接続作業が複雑
となるばかりでなく、相互間の絶縁距離を確保させる必
要があるために、金属閉鎖形スイッチギヤの寸法が大き
くなるという欠点がある。
閉鎖形スイッチギヤにおいては、引出形電気機器5の収
納枠1と、気中ブッシング2とは、おのおのを別々に形
成して、かつ別々に固定し、引出形電気機器5の固定接
触部5bと気中ブッシング2との間を接続導体3で接続
するという構成になっているため、金属閉鎖形スイッチ
ギヤの寸法が大きくなるという欠点がある。さらに、接
続導体3と母線導体4は交差するため、接続作業が複雑
となるばかりでなく、相互間の絶縁距離を確保させる必
要があるために、金属閉鎖形スイッチギヤの寸法が大き
くなるという欠点がある。
【0004】そこで本考案は、金属閉鎖形スイッチギヤ
の寸法の縮小化を図ることを目的とする。
の寸法の縮小化を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、全体とし
て、引出形電気機器が収納される収納枠と、ケーブルが
接続されるケーブル直結終端接続部用の気中ブッシング
部と、母線導体が接続される前記引出形電気機器の固定
接触部とを備える。前記収納枠は絶縁物で形成する。前
記気中ブッシング部は前記収納枠に一体に形成する。前
記固定接触部は前記収納枠に一体に埋設されるととも
に、前記固定接触部に接続された母線導体接続部を介し
て前記収納枠の及び下部で前記母線導体に接続する。
て、引出形電気機器が収納される収納枠と、ケーブルが
接続されるケーブル直結終端接続部用の気中ブッシング
部と、母線導体が接続される前記引出形電気機器の固定
接触部とを備える。前記収納枠は絶縁物で形成する。前
記気中ブッシング部は前記収納枠に一体に形成する。前
記固定接触部は前記収納枠に一体に埋設されるととも
に、前記固定接触部に接続された母線導体接続部を介し
て前記収納枠の及び下部で前記母線導体に接続する。
【0006】
【作用】本考案においては、引出形電気機器の収納枠と
気中ブッシング部が一体に形成されるので、これらを接
続する母線導体が不要となり、さらに、収納枠が絶縁物
により形成されるので、絶縁距離を短縮することがで
き、金属閉鎖形スイッチギヤの小形化が可能になる。
気中ブッシング部が一体に形成されるので、これらを接
続する母線導体が不要となり、さらに、収納枠が絶縁物
により形成されるので、絶縁距離を短縮することがで
き、金属閉鎖形スイッチギヤの小形化が可能になる。
【0007】
【実施例】図1に本考案の一実施例を示す。引出形電気
機器15が収納される収納枠11はモールド樹脂等の絶
縁物で形成されるとともに、ケーブル6が接続されるケ
ーブル直結終端接続部用の気中ブッシング部12が収納
枠11にほぼ中央部で一体に形成される。引出形電気機
器15の固定接触部15a,15bは収納枠11に一体
に埋設される。また、固定接触部15aに接続された母
線導体接続部15cは固定接触部15bに対して必要な
絶縁距離が確保されて収納枠11に一体に埋設され、収
納枠11の上部及び下部で母線導体14が接続される。
機器15が収納される収納枠11はモールド樹脂等の絶
縁物で形成されるとともに、ケーブル6が接続されるケ
ーブル直結終端接続部用の気中ブッシング部12が収納
枠11にほぼ中央部で一体に形成される。引出形電気機
器15の固定接触部15a,15bは収納枠11に一体
に埋設される。また、固定接触部15aに接続された母
線導体接続部15cは固定接触部15bに対して必要な
絶縁距離が確保されて収納枠11に一体に埋設され、収
納枠11の上部及び下部で母線導体14が接続される。
【0008】かかる金属閉鎖形スイッチギヤにおいて
は、気中ブッシング部12が収納枠11に一体に形成さ
れるので、小形化が可能になる。また、母線導体14は
収納枠11の上部及び下部で、母線導体接続部15cを
介して固定接触部15aに接続されるので、最短距離で
の接続が可能になる。
は、気中ブッシング部12が収納枠11に一体に形成さ
れるので、小形化が可能になる。また、母線導体14は
収納枠11の上部及び下部で、母線導体接続部15cを
介して固定接触部15aに接続されるので、最短距離で
の接続が可能になる。
【0009】
【考案の効果】本考案は、以上の説明から明らかなよう
に、金属閉鎖形スイッチギヤの寸法を従来に比して小さ
くすることができるとともに、母線導体も最短距離で接
続ができかつ接続作業が簡素化できる。
に、金属閉鎖形スイッチギヤの寸法を従来に比して小さ
くすることができるとともに、母線導体も最短距離で接
続ができかつ接続作業が簡素化できる。
【図1】本考案の実施例を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
11 収納枠 12 気中ブッシング部 14 母線導体 15 引出形電気機器 15a,15b 固定接触部 15c 母線導体接続部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 11/04
Claims (1)
- 【請求項1】L字形状に形成されるとともに、引出形電
気機器が収納される収納枠と、前記引出形電気機器が接
離するとともに、上下方向に配設された二つの固定接触
部と、下方の前記固定接触部に接続されるとともに、ケ
ーブルが接続されるケーブル直結終端接続用の気中ブッ
シング部と、上方の前記固定接触部に接続されるととも
に、上下方向に配設された二つの母線導体間を接続する
母線導体接続部とを備え、 前記収納枠は絶縁物で形成され、 前記気中ブッシング部は前記収納枠の立設部の中央部
で、裏面側に突出するように一体に形成され、 前記固定接触部は前記引出形電気機器が接離する部分を
除いて前記収納枠に一体に埋設され、 前記母線導体接続部は中央部が前記収納枠に埋設されて
上方の前記固定接触部に接続されるとともに、両端部が
前記気中ブッシング部の上方および下方で前記収納枠の
立設部からそれぞれ引き出されて、前記母線導体に接続
された、 ことを特徴とする 金属閉鎖形スイッチギヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993028982U JP2597319Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993028982U JP2597319Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684713U JPH0684713U (ja) | 1994-12-02 |
JP2597319Y2 true JP2597319Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=12263630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993028982U Expired - Fee Related JP2597319Y2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 金属閉鎖形スイッチギヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597319Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP1993028982U patent/JP2597319Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0684713U (ja) | 1994-12-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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