JPS6013208Y2 - 閉鎖配電盤 - Google Patents

閉鎖配電盤

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JPS6013208Y2
JPS6013208Y2 JP18453379U JP18453379U JPS6013208Y2 JP S6013208 Y2 JPS6013208 Y2 JP S6013208Y2 JP 18453379 U JP18453379 U JP 18453379U JP 18453379 U JP18453379 U JP 18453379U JP S6013208 Y2 JPS6013208 Y2 JP S6013208Y2
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JP
Japan
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transformer
conductor
bus conductor
breaker
mounting frames
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JP18453379U
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JPS56101106U (ja
Inventor
修身 岡田
Original Assignee
日新電機株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は、前面操作・保守形等の閉鎖配電盤において
、変圧器の前面に配線用しゃ断器を設け、小形化できる
ようにした閉鎖配電盤に関する。
従来の前面操作・保守形の壁立掛式の閉鎖配電盤は、第
1図ないし第図3に示すように構成されている。
すなわち、筐体1内が垂直アングル2により左側部の機
器収納部3と右側部の配線部4とに仕切られ、さらに、
機器収納部3が載置板5、水平アングル6、縦アングル
7および平行アングル8により、しゃ断器収納部9、ヒ
ユーズ収納部10、補助配線部11、配線処理部12お
よび変圧器収納部13に区画されるとともに、配線部4
が取付アングル14により、前部の配線用しゃ断器収納
部15および後部の接続母線収納部16にそれぞれ区画
されている。
そして、しゃ断器収納部9内に、しゃ断器17が、筐体
1の後壁に取付けられた断路部18a、18bに接離自
在に設けられ、しゃ断器収納部9内に導入された母線1
9と一方の断路部18aとがリードパー20により接続
されている。
また、ヒユーズ収納部10には、3相の電力用ヒユーズ
21が平行アングル8の前面に支持されて設けられ、該
ヒユーズ21の一方の端子としゃ断器収納部9の他方の
断路部18bとが、配線処理部12および補助配線部1
1を通る導線22により接続され、さらに、変圧器収納
部13内に、3相の変圧器23が並設されるとともに、
前記ヒユーズ21の他方の端子が各変圧器23の1次側
端子23′にそれぞれ接続されている。
この変圧器収納部13には、その天井部に左右方向に3
相の水平の母線24が設けられ、それぞれ変圧器23の
2次側端子23′に接続され、垂直アングル2を貫通し
て接続母線部16内に導入され、該母線部16に上下方
向に配設された3相の垂直の母線25にそれぞれ接続さ
れている。
また、配線用しゃ断器収納部15内には、取付アングル
14の前面に多段に取付けられた複数個の配線用しゃ断
器26が設けられ、各配線用しゃ断器26の電源側が前
記垂直の母線25にそれぞれ接続されるとともに、各配
線用しゃ断器26の負荷側がそれぞれ導線27に接続さ
れ、筐体1の右側部に集められて外部へ導出されている
なお、28は換気孔、29は変圧器23の基台、30は
水平の母線24に設けられた変流器である。
このように、従来のこの種閉鎖配電盤は、変圧器23の
万一の故障に際しての搬出を考慮し、変圧器23の前面
側には何も取付けず、変圧器23の右方の配線用しゃ断
器収納部15に配線用しゃ断器26を取付けている。
ところで、この種配電盤では、近年の壁立掛式の超縮小
形高圧受電設備の開発により、従来の高圧受電設備に比
べ、大幅に縮小化されているが、なお一層の縮小化が望
までいる。
この考案は、前記の点に留意し、筐体内に配設された変
圧器の前面側に左右にそれぞれ、筐体の両側に回転自在
に支持された取付枠を設けるとともに、該取付枠に配線
用しゃ断器を取付け、なお一層中形化できるようにした
ものであり、つぎにこの考案を、その1実施例を示した
第4図以下の図面とともに、詳細に説明する。
これらの図面において、31は前面操作・保守形の壁立
掛式閉鎖配電盤の筐体、32は筐体31内を上部のしゃ
閉室33と下部の変圧器室34とに区画する隔壁、35
はしゃ閉室33の上部に設けられた母線、36はしゃ閉
室33の左部に前後動自在に収納されたしゃ断器、37
a、37bは筐体31の後壁に支持されたしゃ断器36
の断路部であり、両断踏部37a、37bにそれぞれし
ゃ断器36の可動側接触子36 a、 36 bに対向
する固定側接触子38 a、 38 bが設けられ、
一方の断路部37aの固定側接触子38aがリードパー
39を介した母線35に接続されている。
40はしゃ閉室33の右部に並行に設けられた3相の電
力用ヒユーズであり、筐体31の後壁の前方に間隔を配
して立設された取付壁41に取付けられ、取付壁41の
後方に配線処理室42が形成されるとともに、他方の断
路部37bの固定側接触子38bと各電力ヒユーズ40
の一方の端子とが、配線処理室42を通る導線43によ
りそれぞれ接続されている。
44は変圧器室34内に並行に配設された3相の変圧器
、45.46は変圧器44の1次側端子、2次側端子で
あり、変圧器44の各相の1次側端子45はそれぞれ各
電力ヒユーズ40の他方の端子に接続導体47を介して
接続されている。
48は変圧器44の各相の2次側端子46に接続された
母線であり、各母線48の端部は変圧器室34の上部中
央に設けられ、それぞれ前方に突出して並設されている
49.49’は変圧器44の前面の左右にそれぞれ設け
られた取付枠、50.50’は各取付枠49.49’の
上下に設けられた蝶番であり、両取付枠49,49’の
上部の蝶番50.50’が隔壁32の下面に、両取付枠
49,49’の下部の蝶番50.50’が筐体31の両
側壁前縁に設けられた保持体51.51’にそれぞれ支
持され、これにより、両取付枠49.49’がそれぞれ
筐体31の左右両側に回転自在、すなわち開閉自在に支
持されている。
52.52’は両取付枠49.49’にそれぞれ4段に
取付けられた配線用しゃ断器、53は上端がそれぞれ母
線48の端部に着脱自在に接続された上下方向の3相の
母線導体、54は各母線導体53の下端を絶縁体55を
介して一体に支持する左右方向の固定板であり、固定板
54の両端はそれぞれ取付枠49.49’の下部にボル
ト締めされる。
56.56’は各配線用しゃ断器52.52’の電源側
の左右方向の分岐導体であり、各分岐導体56.56’
はそれぞれ内方に延出され、各分岐導体56.56’の
端部57,57’が前方への折曲により平面り字状に形
成されるとともに、それぞれの端部57゜57′が分岐
導体56.56’と同相の母線導体53の側面に当接さ
れている。
58は各分岐導体56.56’の端部57,57’に形
成され前方に開口された切欠き、59,60は各端部5
7,57′の切欠き58に対応する母線導体53にそれ
ぞれ取付けられたボルト、ナツトであり、ボルト59が
それぞれの切欠き58に挿入され、ナツト60の締付け
により、両端部57.57’が母線導体53に一体に固
着される。
61.61’は各配線用しゃ断器52.52’の負荷側
の導線であり、それぞれ筐体31の側壁に沿って上方に
案内され、外部の負荷側に導出されている。
そして、前記実施例の閉鎖配電盤において、変圧器14
を盤外へ搬出する場合、まず、ボルト59、ナツト60
をゆるめ、つぎに、取付枠49゜49′を固定している
固定板54のボルトを取り外し、各母線導体53を各母
線48から外したのち、各母線導体53を前方へ引き抜
いて各母線導体53と固定板54とを同時に取り外す。
このとき、各母線導体53に取付けられたボルト59、
ナツト60は、各分岐導体56.56’の端部57.5
7’の切欠き58に沿って抜かれるため、その取り外し
は極めて容易である。
そして、両取付枠49,49’はそれぞれ蝶番50.5
0’により回転自在になるため、両取付枠49.49’
を両側へ開放し、その後、変圧器44を盤外へ搬送する
したがって、前記実施例によると、従来、変圧器の右側
部に配設していた配線用しゃ断器52゜52′を、変圧
器44の前面に取付けることができるため、筐体31を
小形化でき、変圧器44の盤外への搬送に際しても、筐
体31に回転自在に支持された取付枠49,49’に、
前記配線用しゃ断器52.52’を取付けるため、容易
に行なえ、機器の操作および保守・点検を前面からのみ
で行なえるため、通常の閉鎖配電盤に比して機能的に劣
ることもない。
なお、前記変圧器44の搬出に際して、配線用しゃ断器
52.52’の電源側の母線導体53を取り外す操作が
必要であるが、一般に、変圧器44を盤外へ搬出しなけ
ればならないケースはほとんどなく、変圧器44の故障
時や点検時などの場合に限られ、しかも、前述したよう
に、母線導体53はその取り外しが容易に行なえるよう
構成されているため、搬出時の導体53の取り外しの作
業の手間はさほど問題にはならず、むしろ、閉鎖配電盤
が縮小化できることのメリットのほう方法きいものであ
る。
以上のように、この考案の閉鎖配電盤によると、筐体内
に変圧器を配設し、前記変圧器の前面側の左右にそれぞ
れ前記筐体の両側に回転自在に支持された取付枠を設け
るとともに、前記両取付枠にそれぞれ配線用しゃ断器を
取付け、該各配線用しゃ断器のそれぞれの左右方向の電
源側分岐導体を中央側に延出し、前記各分岐導体の端部
を前方へ折曲したL字状に形成するとともに、該各端部
にそれぞれ前方に開口した切欠きを形成腰前記変圧器の
前面側の中央に該変圧器の2次側端子に接続された上下
方向の母線導体を着脱自在に設け、該母線導体に取付け
られたボルトを前記端部の切欠きに挿通し該ボルトによ
り前記端部と前記母線導体とを着脱自在に固着したこと
により、筐体を小さくでき、より一層縮小化された閉鎖
配電盤を提供できるものであり、さらに、変圧器の前面
側の左右の取付枠を筐体の両側に回転自在に支持するた
め、変圧器の盤外への搬送が容易となり、しかも、両取
付枠に取付けられた配線用しゃ断器のそれぞれの分岐導
体の1字状端部に切欠きを形成七たため、母線導体の分
岐導体からの取り外しをボルトをゆるめることで行なえ
、作業性が格段に向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来の閉鎖配電盤を示し、第1図
は正面図、第2図は第1図のA−A′切断側面図、第3
図は第1図のB −B’の一部の切断側面図、第4図以
下の図面はこの考案の閉鎖配電盤のl実施例を示し、第
4図は正面図、第5図は第4図のC−C’切断側面図、
第6図は第4図の1)−D’切断側面図、第7図は母線
導体と分岐導体の接続状態を示し、同図aは平面図、同
図すは側面図である。 31・・・・・・筐体、44・・・・・・変圧器、49
,49’・・・・・・取付枠、52,52’・・・・・
・配線用しゃ断器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体内に変圧器を配設し、前記変圧器の前面側に左右に
    それぞれ前記筐体の両側に回転自在に支持された取付枠
    を設けるとともに、前記両取付枠にそれぞれ配線用しゃ
    断器を取付け、該各配線用しゃ断器のそれぞれの左右方
    向の電源側分岐導体を中央側に延出し、前記各分岐導体
    の端部を前方へ折曲したL字状に形成するとともに、該
    各端部にそれぞれ前方に開口した切欠きを形威し、前記
    変圧器の前面側の中央に該変圧器の2次側端子に接続さ
    れた上下方向の母線導体を着脱自在に設け、該母線導体
    に取付けられたボルトを前記端部の切欠きに挿通し該ボ
    ルトにより前記端部と前記母線導体とを着脱自在に固着
    した閉鎖配電盤。
JP18453379U 1979-12-29 1979-12-29 閉鎖配電盤 Expired JPS6013208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18453379U JPS6013208Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 閉鎖配電盤

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JP18453379U JPS6013208Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 閉鎖配電盤

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Publication Number Publication Date
JPS56101106U JPS56101106U (ja) 1981-08-08
JPS6013208Y2 true JPS6013208Y2 (ja) 1985-04-26

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ID=29694753

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JP18453379U Expired JPS6013208Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 閉鎖配電盤

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0742166Y2 (ja) * 1988-06-03 1995-09-27 株式会社東芝 前面保守型配電装置

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JPS56101106U (ja) 1981-08-08

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