JP3666014B2 - 車両用情報表示装置及び情報配信装置 - Google Patents

車両用情報表示装置及び情報配信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用情報表示装置及び情報配信装置に関し、例えば代表的な車両である自動車に搭載される情報表示装置及びその情報表示装置に情報を配信する情報配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、代表的な車両である自動車においては、外部より受信したGPS(グローバルポジショニングシステム)信号等に基づいて、自車両の位置情報や目的地までの経路誘導等のナビゲーション情報が入手可能なナビゲーションシステムが普及しつつある。
【0003】
また、このようなナビゲーションシステムの応用例として、例えば、特開平10−103977号には、位置情報の入手だけでなく、更に無線通信による受信情報として、インターネット情報をも入手可能なナビゲーションシステムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例において、インターネット情報の入手に際して使用される無線通信は、一般の有線電話と比較して料金が割高であり、且つ通信精度の低い移動体通信システムを経由して入手するため、可能な限り短い通信時間で高精度な通信が確保されるべきである。
【0005】
そこで本発明は、短い通信時間で信頼性の高い無線通信を行う車両用情報表示装置及び情報配信装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明に係る車両用情報表示装置は、以下の構成を特徴とする。
【0007】
即ち、情報配信装置から無線通信により配信される情報を表示するディスプレイを備える車両用情報表示装置であって、前記情報配信装置から無線通信により配信される情報を表示する際の背景となる複数種類の背景情報を記憶する記憶手段と、前記情報配信装置に対して無線通信により前記背景情報のバージョン情報を送信する無線送信手段と、前記情報配信装置において受信された前記バージョン情報が該情報配信装置に記憶されている背景情報のバージョン情報と異なる場合に限り該情報配信装置から送信される該背景情報を受信する無線受信手段と、前記該情報配信装置から前記背景情報を受信したときは、受信した該背景情報を前記記憶手段に記憶させ、前記ディスプレイの表示画像を構成するときは、前記情報配信装置から受信した背景指示情報に従った背景情報を前記記憶手段から読み出して前記背景を構成する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
また好ましくは、前記制御手段は、前記情報配信装置の送信制御により、前記情報配信装置との無線通信の送受信アイドル期間及び/または同一料金帯を越えない期間に、前記背景情報を受信するとよい。
【0009】
前記制御手段は、前記情報配信装置との無線通信の送受信アイドル期間及び/または同一料金帯を越えない期間に、更に、車両の状態に関する情報を受信するとよい。更に、地図情報を記憶する地図記憶手段を備え、前記制御手段は、前記情報配信装置との無線通信の送受信アイドル期間及び/または同一料金帯を越えない期間に、更に、前記地図記憶手段に記憶している地図情報の更新または追加のための地図情報を受信するとよい。
【0010】
または、上記の目的を達成するため、本発明に係る情報配信装置は、以下の構成を特徴とする。
【0011】
即ち、車両用情報表示装置のディスプレイに表示する情報を無線通信によって配信する情報配信装置であって、前記車両用情報表示装置のディスプレイに表示するための背景情報と、該背景情報のそれぞれのバージョン情報とを記憶する記憶手段と、前記車両用情報表示装置から受信されたバージョン情報と、前記記憶手段に記憶されている背景情報のバージョン情報とが異なる場合に限り、前記記憶手段から前記背景情報を読み出して前記車両用情報表示装置に送信する制御手段とを備え、前記制御手段は、更に、前記ディスプレイの表示画面に所定の背景の表示を指示する背景指示情報を前記車両用情報表示装置に送信することを特徴とする。
【0012】
また、例えば前記制御手段は、前記所定の車両用情報表示装置に対して情報を送信するときに、その送信情報の内容に応じた所定の背景の表示を指示する背景指示情報を、該送信情報と共に送信するとよい。
【0013】
また好ましくは、前記制御手段は、前記背景情報の送信を、前記所定の車両用情報表示装置との無線通信の送受信アイドル期間及び/または同一料金帯を越えない期間内に行うとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、情報配信装置としての情報センター及び無線基地局と、車両用情報表示装置としての自動車のナビゲーション装置(ユニット)とにより構成される無線通信システムに適用した実施形態として、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の第1の実施形態における無線通信システムのシステム構成図である。
【0016】
同図において、ナビゲーションユニット1が搭載された車両100は、外部よりGPS信号等を受信すると共に、無線基地局21との無線通信を介して情報センター2との相互通信を行う。
【0017】
図2は、本発明の第1の実施形態における無線通信システムのブロック構成図である。
【0018】
同図において、ナビゲーションユニット1には、以下の各ユニットが接続されている。即ち、11は、GPS信号を受信するGPS受信機である。12は、VICS(道路交通情報通信システム)信号を受信するVICS受信機である。13は、地図情報が予め格納されている記憶媒体としてのCD−ROM(DVD−ROMであってもよい)から地図情報を読み出すCD−ROMリーダである。14は、ナビゲーションユニット1の所定の操作を入力可能な操作スイッチである。15は、車両100の自車速を検出する車速センサである。16は、車両100の走行状態や位置補正に使用するジャイロセンサである。17は、車両100の現在位置、経路誘導路、そして情報センタ−2から入手した受信情報を表示するディスプレイであり、その表示画面の前面には操作スイッチ14として機能するフィルムが設けられている。18は、ナビゲーションユニット1によって検出した状態の報知や、経路誘導のための音声等を出力するブザーやスピーカ等の報知ユニットである。19は、無線基地局21を介して情報センター2との無線通信を行う無線機である。ナビゲーションユニット1のCPU101は、RAM102をワークエリア等として使用しながら、ROM103に予め格納されているプログラムに従って、後述する表示・通信制御処理を実行する。
【0019】
また、情報センター2には、サーバとして機能するホストコンピュータ201と、そのコンピュータに接続されたデータベース202とが設けられており、ホストコンピュータ201は、データベース202から読み出した情報を、無線基地局21を介して車両100の無線機19に向けて送信する。
【0020】
本実施形態において、無線機19と無線基地局21との間の無線通信は、移動体通信手段としての所謂携帯電話、PHS等の無線公衆電話回線網であり、且つ無線基地局21と情報センター2との間の通信は、一般的な公衆電話回線網であり、何れの回線も所定の時間毎に課金が行われるものとする。
【0021】
また、本実施形態において、ナビゲーションユニット1と情報センター2との間の相互通信は、所謂、無線通信を介したインターネット通信であり、ナビゲーションユニット1は、一般的なブラウザプログラムを基本とする閲覧機能を有しており、情報センター2は、所定のURL(Uniform Resorce Locator)により識別可能な、一般的なWWW(World Wide Web)のインターネットサービスプロバイダとして機能する。
【0022】
尚、以下の説明においては、情報センター2からの受信情報がインターネット情報である場合を例に説明するが、当該情報センターを中継センターとする所謂電子メール情報の相互通信であってもよい。または、インターネット情報と電子メール情報とを両方とも通信可能に構成してもよい。
【0023】
図3は、本発明の第1の実施形態における車両と情報センターとの通信手順を概念的に示す説明図である。
【0024】
同図に示すように、車両100の操作スイッチ14の所定の操作により、特定のURLを有する情報センター2との通信回線が確保されると、車両100からは、インターネット情報の入手を要求するコール信号が送信される。情報センター2では、コール信号に含まれる情報に応じたインターネット情報を含むセンター信号が送信される。その後、操作スイッチ14の所定の操作により、終話操作が検出されるまで、更に他のインターネット情報を要求する車両信号が車両100から送信される度に、その車両信号に含まれる情報に応じたインターネット情報を含むセンター信号が送信される。
【0025】
図4は、本発明の第1の実施形態におけるコール信号及び車両信号のフィールド構成を示す図であり、図5は、本発明の第1の実施形態におけるセンター信号のフィールド構成を示す図であり、何れの信号も無線機19と無線基地局21との間の無線通信時の通信形態を示している。
【0026】
図4に示すコール信号及び車両信号は、301から307の各フィールドにより構成されており、当該信号の先頭を表わすと共に信号種を表わすビットを含むスタートビット、接続先の情報センター2の電話番号及びURLを含むディスティネーションアドレスビット、送信元であるナビゲーションユニット1の識別(ID)番号及び無線機(携帯電話)19の電話番号及びその電話番号の所有者のURLを含むナビゲーションユニット(ナビ)IDビット、要求する情報の種類等を表わす機能ビット、送信すべきデータが含まれるデータビット、コール信号(車両信号)の情報内容の妥当性判断に使用可能なパリティビット、そしてコール信号(車両信号)の末端を表わすエンドビットからなる。
【0027】
図5に示すセンター信号も、コール信号(車両信号)と同様なフィールド構成であるが、フィールド内の情報の種類が異なる。即ち、フィールド302のディスティネーションアドレスビットには、送信先であるナビゲーションユニット1の識別(ID)番号及び無線機(携帯電話)19の電話番号及びその電話番号の所有者のURLを含む。フィールド303の情報センター(センター)IDビットには、送信元の情報センター2の電話番号及びURLを含む。フィールド304の機能ビットには、送信する情報の種類等を含み、フィールド305のデータビットには、ナビゲーションユニット1に送信すべきデータ、即ちディスプレイ17に画面を構成するための制御コード、文字(キャラクタ)データ、背景データ、並びに画像データを含む。このデータビットの具体な構成例としては、JavaScriptのタグ(tag)等を利用してHTML(Hyper Text Markup Language)にて記述されたWebページのファイルが想定される。
【0028】
また、接続を希望する情報センター2が車両100の現在位置から遠い位置に存在するときには、車両100の現在位置を送受信範囲とする無線基地局21に比較的近い情報センター2に一旦送受信情報を蓄えると共に、その情報センター2と当該接続を希望する情報センター2との間の通信は、所定の通信プロトコルに従って、例えばパケット単位で行えば良く、詳細な説明は省略する。
【0029】
次に、ナビゲーションユニット1が行う表示・通信制御処理と、情報センター2が行う情報配信制御処理について説明する。
【0030】
<ナビゲーションユニット1の制御>
図6は、本発明の第1の実施形態におけるナビゲーションユニット1が行う表示・通信制御処理を示すフローチャートである。
【0031】
同図において、ステップS1,ステップS3:操作スイッチ14の設定状態を検出することにより、現在ナビゲーションモードになっているか否かを判断し(ステップS1)、NOの(ナビゲーションモードではない)ときには、ディスプレイ17に、例えば空調設定が可能な空調制御モードの画面を表示し(ステップS3)、リターンする。
【0032】
ステップS2:ステップS1の判断でYESの(ナビゲーションモードの)ときには、GPS受信機11により入手したGPS信号、車速センサ15により検出した自車速、ジャイロセンサ16により検出した車両100の走行状態、並びにCD−ROMリーダ13から入手する地図情報を用いたマップマッチングに基づいて、一般的な手法により、自車両の現在位置を算出し、その値をRAM102に格納する。
【0033】
ステップS4:ディスプレイ17にて現在選択されている表示縮尺と、ステップS1で算出した現在位置とに基づいて、表示すべき地図情報をCD−ROMリーダ13から読み出す。
【0034】
ステップS5,ステップS6:経路誘導路の表示モードであるか否かを判断し(ステップS5)、NOの(経路誘導路表示モードではない)ときには、例えば目的地の設定が可能な目的地設定モードの画像面を表示し(ステップS6)、リターンする。
【0035】
ステップS7:ステップS5の判断でYES(経路誘導路表示モードである)のときには、操作スイッチ14の操作状態により、インターネット(電子メールであってもよい)通信回線の接続中か否か、並びに回線切断状態からの最初の接続操作のための所定の操作が行われたか否かを判断する。
【0036】
ステップS8:ステップS7の判断でNO(接続操作無し)のときには、ステップS2で算出した現在位置及びその現在位置周辺の地図情報を、表示パターンA(図8)のように、所望の縮尺でディスプレイ17に表示し、リターンする。
【0037】
ステップS9:ステップS7の判断でYES(接続操作有り)のときには、ナビゲーション画面(簡易ナビゲーション画面)と、インターネット情報画面とを、表示パターンBで所定のサイズでディスプレイ17に同時に表示する(詳細は後述する)と共に、回線切断状態からの最初の接続操作であるときには、情報センター2に情報の配信を要求するため、コール信号を送信する。
【0038】
ステップS10:ディスプレイ17上のナビゲーション画面に表示されている何れかの地名に対して操作が行われたか否かを判断し、NO(操作無し)のときにはステップS12に進む。
【0039】
ステップS11:ステップS10の判断でYESの(操作が行われた)ときには、その操作に対応するインターネット情報を次回の受信情報で希望する旨を表わす機能ビットと、操作によって選択された地名のコードを表わすデータを表わすデータビットとを含む車両信号を無線機19を介して送信し、ステップS12に進む。
【0040】
ステップS12:センター信号を受信したかを判断し、NO(受信しない)のときにはリターンする。
【0041】
ステップS13:ステップS12の判断でYESのときには、表示パターンBでディスプレイ17上に表示されているインターネット情報画面内に、受信したセンター信号の機能ビットとデータビットと(フィールド304,305)に応じた情報内容を表示し、リターンする。
【0042】
ここで、ステップS9でディスプレイ17に表示する表示パターンBの表示画面について説明する。
【0043】
図9から図14は、本発明の第1の実施形態において、インターネット接続が行われているときの表示例(表示パターンB)を示す図であり、インターネットにより入手する受信情報を表示するインターネット情報画面と、経路誘導路を表示するナビゲーション画面とがそれぞれ同時に表示される表示画面を示す。
【0044】
図9及び図13に示す表示画面では、ディスプレイ17の表示エリア全体を使用して表示されているナビゲーション画面上に、インターネット情報画面211が表示されており、何れの図の場合も、ナビゲーション画面上において、経路誘導路の表示とインターネット情報画面211とが重複しない異なる位置に表示されている。重複を防止するためには、ディスプレイ17に表示するときの経路誘導路のアドレスが、インターネット情報画面211のエリア内のアドレスに含まれることを禁止すればよい。
【0045】
また、図10に示す表示画面では、ディスプレイ17の表示エリア全体を使用してナビゲーション画面が表示されていると共に、その画面上にインターネット情報が背景の枠部分の無い状態で、即ち、文字部分の輪郭だけで、経路誘導路との重複を禁止して表示されている。
【0046】
また、図14に示す表示画面では、ディスプレイ17の表示エリア全体を使用してインターネット情報画面211が表示されていると共に、その画面上には、経路誘導路上の車両進行方向前方に存在する分岐や交差点等のように、ドライバが判断を要する部分のみが表示されている。この場合、経路誘導路は、ドライバが判断を必要とする場合だけ表示し、例えば、分岐や交差点等が存在せず、道なりに前進するだけの場合は表示しないように構成すると良い。
【0047】
次に、図11に示すように、インターネット情報画面211と、経路誘導路を簡略化して表示する経路表示画面(簡易ナビゲーション画面)210とを両方表示する場合について、図15を参照して説明する。
【0048】
図15は、本発明の第1の実施形態としての簡易ナビゲーション画面とインターネット情報画面との表示処理を示すフローチャートであり、図6のステップS9の詳細を示す。
【0049】
同図において、ステップS91:ステップS5の判断でYES(接続操作有り)のときには、ステップS2で算出した現在位置と、経路誘導路表示モードとして予め設定されている目的地とをRAM102から読み出し、それらの地名を、図12に「目的地」及び「現在地」と示している位置に表示可能に設定する。
【0050】
ステップS92:現在位置と目的地との距離を、CD−ROMリーダ13から読み出した地図情報に基づいて算出する。
【0051】
ステップS93:ステップS92で算出した距離に応じて、経路表示画面210に所定の距離間隔で表示する目盛位置(図12では50km等の目盛)を算出する。
【0052】
ステップS94:当該目的地までに存在する主要な経由地をCD−ROMリーダ13から読み出した地図情報により入手すると共に、その経由地を表わすシンボルを経路表示画面210上で表示すべき位置を、当該経路誘導路情報に基づいて算出すると共に、そのシンボルの表示位置の隣(図12では「経由地」と示している位置)に、当該経由地の地名を表示可能に設定する。
【0053】
ステップS95:インターネット情報画面211と、経路表示画面210とを所定のサイズでディスプレイ17に同時に表示する。このとき、インターネット情報画面は、情報内容がなく表示枠だけを表示する場合と、前回までの通信によって入手済みの情報内容を含む場合とがある。ここで、インターネット情報画面211と経路表示画面210との表示サイズについては、経路表示画面210は経路誘導路が簡略化されて表示されており、目的地に対する現在位置をドライバ等の乗員は直感的に把握することができるため、文字情報が多く含まれであろうインターネット情報画面211をできるだけ大きなサイズとし、経路表示画面210は比較的小さなサイズに設定することができる。
【0054】
<情報センター2の制御>
図7は、本発明の第1の実施形態における情報センター2が行う情報配信制御処理を示すフローチャートであり、ホストコンピュータ201の不図示のCPUにより実行される処理を表わす。
【0055】
同図において、ステップS41:コール信号または車両信号を受信したか否かを判断し、NOの(受信していない)ときにはリターンする。
【0056】
ステップS42,ステップS43:ステップS41の判断でYESの(コール信号または車両信号を受信した)ときには、その信号の機能ビット及びデータビットに含まれる情報に基づいて、例えばデータベース202の検索処理等の所定の演算処理を行い(ステップS42)、その演算結果を表わす情報を機能ビット及びデータビットに含むセンター信号を、コール信号または車両信号を送信してきた車両100に対して無線基地局21を介して送信し(ステップS43)、リターンする。
【0057】
以上説明したように、本実施形態によれば、受信情報であるインターネット情報と、ナビゲーション情報である経路誘導路とがディスプレイ17に同時に表示され、経路誘導路の表示も制御周期毎にアクティブに更新されていくため、利便性を向上することができる。特に、図11及び図12に示す表示例のように、経路誘導路を簡略化して表示することができるため、小さな表示サイズであっても、ドライバ等の乗員は、目的地に対する車両の現在位置を直感的に把握することができる。このため、インターネット情報画面のサイズを大きく設定できるため、表示されるインターネット情報を容易に読み取ることができる。
【0058】
また、本実施形態では、インターネット情報と経路誘導路とが表示されているときに、経路誘導路上の地名等を操作スイッチ14によって選択することにより、その地名に関するインターネット情報を情報センター2より入手し、ディスプレイ17に表示することができるため、更に利便性を向上することができる。
【0059】
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態でナビゲーションユニット1と情報センター2との間で行われる通信は、所謂、移動体通信システムを利用しているため、一般的に、有線電話と比較して料金が割高であり、且つ通信精度が低い。このため、通信時間が長いということは、通信コストの観点からも、通信が支障なく成功するという確率的な観点からも好ましくなく、可能な限り短い通信時間で通信が行われるべきである。
【0060】
そこで、本実施形態では、上述した第1の実施形態のシステム構成を基本として、ナビゲーションユニット1と情報センター2との間で行われる通信時間を削減することにより、短い通信時間で信頼性の高い無線通信を行う。具体的には、情報センター2から配信する情報量を可能な限り削減するため、車両側のナビゲーションユニットが所定のグループに属するときには、センター信号のフィールド305内のデータビットを基本的に文字(キャラクタ)データとし、ナビゲーションユニット1のディスプレイ17に表示するときの背景データは必要に応じて配信する。
【0061】
また、情報センター2のホストコンピュータ201に、ナビゲーションユニット1との通信中に料金を計算する機能を設け、図19に示すように、車両100(無線機19である携帯電話)側で終話操作が行われても、その時点の課金状態が同一料金帯の中で残り時間が有り、送信すべきセンター信号が有る場合には、情報センター2より回線の切断を禁止して当該センター信号の送信を継続する。
【0062】
以下、第1の実施形態と同様な構成については説明を省略し、第2の実施形態の特徴的な部分を中心に説明する。
【0063】
本実施形態において、情報センター2と所定のグループに属していないナビゲーションユニットとの通信は、第1の実施形態と同様に上述した図4及び図5に示すフィールド構成の信号(コール信号、車両信号、センター信号)により行われる。一方、同センターと所定のグループに属しているナビゲーションユニットとの通信は、以下に説明する図16及び図17に示すフィールド構成の信号(コール信号、車両信号、センター信号)により行われる。
【0064】
図16は、本発明の第2の実施形態におけるコール信号及び車両信号のフィールド構成を示す図であり、図17は、本発明の第2の実施形態におけるセンター信号のフィールド構成を示す図であり、何れの信号も第2の実施形態における無線機19と無線基地局21との間の無線通信時の通信形態を示している。
【0065】
図16に示すコール信号及び車両信号のフィールド構成で第1の実施形態の場合(図4)と異なるのは、フィールド305のデータビットと、フィールド306のパリティビットとの間に、フィールド351の背景データステータスビットを有することである。この背景データステータスビットは、ナビゲーションユニット1のRAM102または不図示の記憶装置に現在格納されている背景データの種類及びバージョン等を識別可能な情報を表わす。
【0066】
一方、図17に示すセンター信号のフィールド構成で第1の実施形態の場合(図5)と異なるのは、フィールド305のデータビットと、フィールド306のパリティビットとの間に、フィールド352の背景指示ビットと、必要に応じて追加されるフィールド353の背景データビットとを有することである。背景指示ビットは、情報センター2から受信したインターネット情報をナビゲーションユニット1のCPU101がディスプレイ17に表示するときに、使用すべき背景画面の種類を指定するデータである。背景データビットは、ナビゲーションユニット1から入手した背景データステータスビットにより、情報センター2が新たな背景データを配信すべきと判断したときに、その背景データを送信するために追加される。
【0067】
<ナビゲーションユニット1の制御>
図20は、本発明の第2の実施形態におけるナビゲーションユニット1が行う表示・通信制御処理の抜粋部分を示すフローチャートであり、ナビIDによって識別可能な所定のグループに属するナビゲーションユニットにおける処理を示している。
【0068】
同図が第1の実施形態の図6のフローチャートと異なるのは、ステップS9で回線接続時に情報センター2に送信するコール信号に背景データステータスビットを含むこと、ステップS11で受信するセンター信号に背景指示ビットを含むこと、そして、センター信号を受信したか否かを判断するステップS12以降の処理である。以下、ステップS12以降の処理について説明する。
【0069】
ステップS12:情報センター2からセンター信号を受信したか否かを判断し、NOの(受信しない)ときにはリターンする。
【0070】
ステップS21:ステップS12の判断でYESの(受信した)ときには、そのセンター信号に背景ビットが含まれているか否かを判断し、NOの(背景ビットを含まない)ときにはステップS23に進む。
【0071】
ステップS22:ステップS22の判断でYESの(背景ビットを含む)ときには、受信した背景ビットのデータをRAM102等に記憶し、ステップS23に進む。
【0072】
ステップS23:ステップS11で受信したセンター信号に含まれていた背景指示ビットのデータに応じて背景データをRAM102等から読み出す。
【0073】
ステップS24:ステップS23で読み出した背景データと、受信した機能ビット及びデータビットのデータに基づいて、そのデータの表わす情報内容を、インターネット情報画面211に表示し、リターンする。
【0074】
尚、上記のステップS23では、センター信号に含まれていた背景指示ビットに応じて表示に使用する背景を選択したが、これに限られるものではなく、例えば、更に、車両現在位置情報、VICS情報、日時情報、インターネット情報、或いは車速情報に応じた複数種類の背景データを予め登録しておき、それら検出した情報に応じて複数種類の背景データの何れかを選択し、その選択した背景データを使用して表示画面の背景を構成するとよい。具体的には、車両現在位置情報に関しては、海に近いときは海の風景、観光地であればその観光地の風景等を登録すれば良い。VICS情報に関しては、渋滞であればドライバの気分をリフレッシュするような画面、事故や工事等に応じた色彩またはシンボルを有する画面等を登録すれば良い。日時情報に関しては、昼と夜とで異なる画像等を登録すれば良い。インターネット情報に関しては、入手するデータの種類に応じた画面等を登録すれば良い。そして、車速情報に関しては、車速に応じて異なる色彩の画面等を登録すれば良い。
【0075】
<情報センター2の制御>
図21は、本発明の第2の実施形態における情報センター2が行う情報配信制御処理を示すフローチャートである。
【0076】
同図において、ステップS51:コール信号または車両信号を受信したか否かを判断し、NOの(受信しない)ときにはリターンする。
【0077】
ステップS52:ステップS51の判断でYESの(受信した)ときには、受信したコール信号または車両信号のナビIDビットが表わすナビゲーションユニット1のID情報が予めデータベース202に登録されている所定のグループに属しているか否かを判断する。
【0078】
ステップS53:ステップS52の判断でNOの(グループに属していない)ときには、配信を要求されている情報を含むセンター信号を、現在の課金料金帯の範囲内で送信できるだけの残り時間が有るかを判断し、NO(残り時間無し)のときには、その後も通信が継続されるかはナビゲーションユニット1のユーザに委ねるため、ステップS55に進む。
【0079】
ステップS54:ステップS53の判断でYES(残り時間有り)のときには、無線基地局21に終話無効信号を送信する。ここで、終話無効信号は、車両100(無線機19である携帯電話)側で終話操作が行われても、回線切断の禁止を無線基地局21及び/または情報センター2と無線基地局21との公衆回線網を制御する不図示の基地局に指示する信号である。
【0080】
ステップS55:配信を要求されている情報を含むセンター信号を、無線基地局21を介してナビゲーションユニット1に送信し、リターンする。即ち、ステップS52におけるナビIDの判断結果に応じて、ナビゲーションユニットに、図5(グループに属していない)または図17(グループに属しており、背景データを含まない)のフィールド構成を有するセンター信号を送信する。
【0081】
ここで、情報センター2は、残り時間内に送信すべき車両信号の送信を完了できないことを承知で送信開始するが、車両100側のユーザは、基本的には、要求している情報がディスプレイ17に表示されるまでは終話操作を行わないはずであり、或いは、その情報が必要無くなったときには終話操作を行うはずであり、利便性を損なうことはない。
【0082】
ステップS56,ステップS57:ステップS52の判断でYESの(グループに属している)ときには、受信したコール信号(または車両信号)のステータスビットに基づいて、車両100側で現在記憶されている背景データのバージョンを確認し(ステップS56)、データベース202に現在記憶されている背景データのバージョンと比較することにより、送信すべき背景データが有るか否かを判断し(ステップS57)、このステップS57の判断でNOの(送信すべき背景データ無し)ときにはステップS53に進む。
【0083】
ステップS58:ステップS57の判断でYESの(送信すべき背景データ有り)ときには、配信を要求されている情報と、送信すべき背景データとを含むセンター信号を、現在の課金料金帯の範囲内で送信できるだけの残り時間が有るかを判断し、NO(残り時間無し)のときには、その後も通信が継続されるかはナビゲーションユニット1のユーザに委ねるため、ステップS60に進む。
【0084】
ステップS59:ステップS58の判断でYES(残り時間有り)のときには、無線基地局21に終話無効信号を送信する。
【0085】
ステップS60:図17のフィールド構成を有するセンター信号であって、配信を要求されている情報と、送信すべき背景データとを含むセンター信号を、無線基地局21を介してナビゲーションユニット1に送信し、リターンする。
【0086】
以上説明した本実施形態によれば、背景データの送信を毎回行うのではなく、必要に応じて行うことにより、情報センター2から配信する情報量を可能な限り削減することができ、短い通信時間で信頼性の高い無線通信を行うことができる。また、背景データの更新は自動的に行われるため、利便性を損なうことが無い。
【0087】
更に、情報センター2において、送信すべき情報が同一料金帯の残り時間内で送信できると判断したときには、車両側で終話操作が行われても、回線の切断を禁止することにより、最新の背景データをナビゲーションユニット1に送信しなければならないときにも、新たな通信コストの発生を防止することができる。
【0088】
<第2の実施形態の変形例>
(変形例1)
上述した図21の情報配信制御処理では、コール信号または車両信号を受信する度に背景データのステータスビットを判断し、更新が必要な場合は最新の背景データを送信しているが、より通信コストを低減させるためには、回線切断状態からの初回の情報配信のときのみ最新の背景データを送信すべく、ステップS52の判断において、受信した信号がコール信号か否かを更に判断し、YESのとき(受信した信号がコール信号であって、IDがグループに属している)ときのみステップS56以降の処理を行えば良い。
【0089】
(変形例2)
本変形例では、背景データをセンター信号によって送信するのではなく、背景データは、背景データ信号によって単独で送信する。以下、上述した第2の実施形態と同様な構成については説明を省略し、本変形例の特徴的な部分を中心に説明する。
【0090】
図18は、本発明の第2の実施形態の変形例における背景データ信号のフィールド構成を示す図であり、上述したセンター信号と異なるのは、フィールド304の機能ビットと、フィールド306のパリティビットとの間に、フィールド354の背景データビットを有することである。
【0091】
<ナビゲーションユニット1の制御>
図22は、本発明の第2の実施形態の変形例2におけるナビゲーションユニット1が行う表示・通信制御処理の抜粋部分を示すフローチャートである。
【0092】
同図が第1の実施形態の図6のフローチャートと異なるのは、ステップS12でセンター信号を受信したときに直接ステップS23の処理に進むこと、そして、同ステップでセンター信号を受信しないときに、ステップS71及びステップS72の処理を行う点が異なる。
【0093】
ステップS71では、背景データ信号を受信したかを判断し、YESの(受信した)ときには受信した背景データ信号に含まれる背景データをRAM等に記憶してリターンし、NOの(受信しない)ときにはそのままリターンする。
【0094】
<情報センター2の制御>
図23は、本発明の第2の実施形態における情報センター2が行う情報配信制御処理の抜粋部分を示すフローチャートであり、図23のフローチャートとはステップS57以降の処理が異なる。
【0095】
即ち、ステップS61:ステップS57で送信すべき背景データが有るかと判断したときには、現在のタイミングが送受信ブランク期間か否かを判断し、NO(信号を送信中または受信中)のときにはリターンする。ここで、送受信ブランク期間とは、ナビゲーションユニット1と情報センター2との間で信号の送信も受信も行われていないタイミング(図19にBLで示す期間)であり、例えば、情報センター2において情報検索を行っているときや、ドライバ等が操作スイッチ14に設定操作を行っているとき等が想定される。
【0096】
ステップS62:ステップS61の判断でYES(送受信ブランク期間)のときには、送信すべき背景データを含む背景データ信号を、無線基地局21を介してナビゲーションユニット1に送信し、リターンする。
【0097】
以上説明した本変形例によれば、背景データの送信を毎回行うのではなく、送受信ブランク期間に必要に応じて行うことにより、情報センター2から配信する情報量を可能な限り削減することができ、短い通信時間で信頼性の高い無線通信を行うことができる。また、本変形例でも背景データの更新は自動的に行われるため、利便性を損なうことが無い。
【0098】
尚、上記の変形例では、背景データを背景データ信号によって単独で送信したが、第2の実施形態のように背景データを車両信号に含めて送信する処理と背景データ信号によって送信する処理を併せて行うように構成しても良い。
【0099】
また、上述した第2の実施形態及びその変形例では、背景データの更新及び/または追加を行う場合について説明したが、例えば、背景データと同様に、CD−ROMリーダ13によって読み出し可能な地図情報のバージョン情報等をナビゲーションユニット1から情報センター2に送信し、情報センター2では、そのバージョン情報に基づいて更新または追加すべき地図情報が有るか否かを判断し、送信すべき地図情報があるときにはセンター信号によって送信しても良い。また、速度センサ15やジャイロセンサ16等の各種センサの検出結果を、車両100の状態情報として送信し、情報センター2の情報処理によって故障診断を行い、その診断結果をセンター信号によってナビゲーションユニット1に送信しても良い。
【0100】
また、上述した第2の実施形態及びその変形例では、背景データを適宜送信する実施形態として説明したが、更に通信時間を短縮するためには、例えば、背景データとして、CD−ROMリーダ13によって読み出し可能な地図情報を使用してもよい。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、短い通信時間で信頼性の高い無線通信を行う車両用情報表示装置及び情報配信装置の提供が実現する。
【0102】
即ち、請求項1及び請求項の発明によれば、背景情報を毎回送信する必要がないため、通信時間を短くすることができ、それに応じて無線通信の送信不具合の確率を低減することができるため、信頼性も向上することができる。また、背景データの送信を毎回行うのではなく、必要に応じて行うことにより、情報センター2から配信する情報量を可能な限り削減することができ、短い通信時間で信頼性の高い無線通信を行うことができる。また、背景データの更新は自動的に行われるため、利便性を損なうことが無い。
【0103】
また、請求項の発明によれば、短い通信時間でありながら、受信情報に応じて最適な背景画面を表示することができる。
【0106】
また、請求項及び請求項の発明によれば、背景情報を送信するためだけの通信コストの発生を防止し、効率的に送信することができる。
【0107】
また、請求項及び請求項の発明によれば、車両の状態情報、或いは地図情報を送信するためだけの通信コストの発生を防止し、効率的に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における無線通信システムのシステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における無線通信システムのブロック構成図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における車両と情報センターとの通信手順を概念的に示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるコール信号及び車両信号のフィールド構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるセンター信号のフィールド構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるナビゲーションユニット1が行う表示・通信制御処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態における情報センター2が行う情報配信制御処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第1の実施形態において、インターネット接続が行われていないときの経路誘導路の表示例(表示パターンA)を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態において、インターネット接続が行われているときの表示例(表示パターンB)を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施形態において、インターネット接続が行われているときの表示例(表示パターンB)を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施形態において、インターネット接続が行われているときの表示例(表示パターンB)を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施形態において、インターネット接続が行われているときの表示例(表示パターンB)を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施形態において、インターネット接続が行われているときの表示例(表示パターンB)を示す図である。
【図14】本発明の第1の実施形態において、インターネット接続が行われているときの表示例(表示パターンB)を示す図である。
【図15】本発明の第1の実施形態としての簡易ナビゲーション画面とインターネット情報画面との表示処理を示すフローチャートである。
【図16】本発明の第2の実施形態におけるコール信号及び車両信号のフィールド構成を示す図である。
【図17】本発明の第2の実施形態におけるセンター信号のフィールド構成を示す図である。
【図18】本発明の第2の実施形態の変形例における背景データ信号のフィールド構成を示す図である。
【図19】本発明の第2の実施形態における通信シーケンスを説明する図である。
【図20】本発明の第2の実施形態におけるナビゲーションユニット1が行う表示・通信制御処理の抜粋部分を示すフローチャートである。
【図21】本発明の第2の実施形態における情報センター2が行う情報配信制御処理を示すフローチャートである。
【図22】本発明の第2の実施形態の変形例2におけるナビゲーションユニット1が行う表示・通信制御処理の抜粋部分を示すフローチャートである。
【図23】本発明の第2の実施形態における情報センター2が行う情報配信制御処理の抜粋部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ナビゲーションユニット,
2:情報センター,
11:GPS受信機,
12:VICS受信機,
13:CD−ROMリーダ,
14:操作スイッチ,
15:車速センサ,
16:ジャイロセンサ,
17:ディスプレイ,
18:報知ユニット,
19:無線機,
21:無線基地局,
100:車両,
101:CPU,
102:RAM,
103:ROM,
201:ホストコンピュータ,
202:データベース,

Claims (7)

  1. 情報配信装置から無線通信により配信される情報を表示するディスプレイを備える車両用情報表示装置であって、
    前記情報配信装置から無線通信により配信される情報を表示する際の背景となる複数種類の背景情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報配信装置に対して無線通信により前記背景情報のバージョン情報を送信する無線送信手段と、
    前記情報配信装置において受信された前記バージョン情報が該情報配信装置に記憶されている背景情報のバージョン情報と異なる場合に限り該情報配信装置から送信される該背景情報を受信する無線受信手段と、
    前記該情報配信装置から前記背景情報を受信したときは、受信した該背景情報を前記記憶手段に記憶させ、前記ディスプレイの表示画像を構成するときは、前記情報配信装置から受信した背景指示情報に従った背景情報を前記記憶手段から読み出して前記背景を構成する制御手段とを備える
    ことを特徴とする車両用情報表示装置。
  2. 前記無線受信手段は、前記情報配信装置の送信制御により、前記情報配信装置との無線通信の送受信アイドル期間及び/または同一料金帯を越えない期間に、前記背景情報を受信する
    ことを特徴とする請求項記載の車両用情報表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記情報配信装置との無線通信の送受信アイドル期間及び/または同一料金帯を越えない期間に、更に、車両の状態に関する情報を受信する
    ことを特徴とする請求項記載の車両用情報表示装置。
  4. 更に、地図情報を記憶する地図記憶手段を備え、前記制御手段は、前記情報配信装置との無線通信の送受信アイドル期間及び/または同一料金帯を越えない期間に、更に、前記地図記憶手段に記憶している地図情報の更新または追加のための地図情報を受信する
    ことを特徴とする請求項記載の車両用情報表示装置。
  5. 車両用情報表示装置のディスプレイに表示する情報を無線通信によって配信する情報配信装置であって、
    前記車両用情報表示装置のディスプレイに表示するための背景情報と、該背景情報のそれぞれのバージョン情報とを記憶する記憶手段と、
    前記車両用情報表示装置から受信されたバージョン情報と、前記記憶手段に記憶されている背景情報のバージョン情報とが異なる場合に限り、前記記憶手段から前記背景情報を読み出して前記車両用情報表示装置に送信する制御手段を備え
    前記制御手段は、更に、前記ディスプレイの表示画面に所定の背景の表示を指示する背景指示情報を前記車両用情報表示装置に送信することを特徴とする情報配信装置。
  6. 前記制御手段は、前記所定の車両用情報表示装置に対して情報を送信するときに、その送信される情報の内容に応じた所定の背景の表示を指示する前記背景指示情報を、該送信される情報と共に送信する
    ことを特徴とする請求項記載の情報配信装置。
  7. 前記制御手段は、前記背景情報の送信を、前記所定の車両用情報表示装置との無線通信の送受信アイドル期間及び/または同一料金帯を越えない期間内に行う
    ことを特徴とする請求項記載の情報配信装置。
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