JP2000310543A - カーナビゲーションシステム - Google Patents
カーナビゲーションシステムInfo
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- JP2000310543A JP2000310543A JP12053499A JP12053499A JP2000310543A JP 2000310543 A JP2000310543 A JP 2000310543A JP 12053499 A JP12053499 A JP 12053499A JP 12053499 A JP12053499 A JP 12053499A JP 2000310543 A JP2000310543 A JP 2000310543A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のカーナビゲーションシステムでは、地
図データの更新中は、経路案内がスムーズにできなくな
るという問題点があったが、本発明では、スムーズな経
路案内を行いながら最新の地図データに更新することが
できるカーナビゲーションシステムを提供する。 【解決手段】 高速道路走行判定手段３３が、車両が高
速道路を走行していることを検知すると、ナビゲーショ
ンＥＣＵ３０が地図データベース管理センタ１０から最
新の地図データを受信して、地図データベース更新手段
３２により地図データベース２２を更新するカーナビゲ
ーションシステムである。
図データの更新中は、経路案内がスムーズにできなくな
るという問題点があったが、本発明では、スムーズな経
路案内を行いながら最新の地図データに更新することが
できるカーナビゲーションシステムを提供する。 【解決手段】 高速道路走行判定手段３３が、車両が高
速道路を走行していることを検知すると、ナビゲーショ
ンＥＣＵ３０が地図データベース管理センタ１０から最
新の地図データを受信して、地図データベース更新手段
３２により地図データベース２２を更新するカーナビゲ
ーションシステムである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図データを基
に、走行経路を案内するカーナビゲーションシステムに
係り、特に地図データを最新のものに更新する手段の改
良に関する。
に、走行経路を案内するカーナビゲーションシステムに
係り、特に地図データを最新のものに更新する手段の改
良に関する。
【０００２】
【従来の技術】カーナビゲーションシステムは、目的地
の入力を受けて、地図データに基づいて現在位置から目
的地までの適切な経路を検索し、曲がり角を知らせる音
声や、地図等の画像で経路の案内を行う。ここで、地図
データには、道路のつながり具合を表す情報（ネットワ
ークデータ）や、曲がり角の目印となるコンビニエンス
ストア等のランドマークの情報、交差点の拡大図等の情
報が含まれている。また、道路は工事などで変化し、ラ
ンドマークも頻繁に変動することから、なるべく最新の
地図データに基づいて的確な案内ができるように、最新
の地図データを集中して管理する地図データベース管理
センタが地上に設けられ、必要に応じて車載機が地図デ
ータベース管理センタから最新の地図データを受信し
て、地図の更新をするものが実現されている。
の入力を受けて、地図データに基づいて現在位置から目
的地までの適切な経路を検索し、曲がり角を知らせる音
声や、地図等の画像で経路の案内を行う。ここで、地図
データには、道路のつながり具合を表す情報（ネットワ
ークデータ）や、曲がり角の目印となるコンビニエンス
ストア等のランドマークの情報、交差点の拡大図等の情
報が含まれている。また、道路は工事などで変化し、ラ
ンドマークも頻繁に変動することから、なるべく最新の
地図データに基づいて的確な案内ができるように、最新
の地図データを集中して管理する地図データベース管理
センタが地上に設けられ、必要に応じて車載機が地図デ
ータベース管理センタから最新の地図データを受信し
て、地図の更新をするものが実現されている。
【０００３】図４は、従来のカーナビゲーションシステ
ムの構成ブロック図である。従来のカーナビゲーション
システムは、図４に示すように、最新の地図データを管
理し、地図データベース管理センタ１０と、車両に搭載
される車載機２０とから主に構成されている。また、地
図データベース管理センタ１０は、地図データの要求を
受信し、地図データを送信出力する手段としての通信装
置１１を具備している。
ムの構成ブロック図である。従来のカーナビゲーション
システムは、図４に示すように、最新の地図データを管
理し、地図データベース管理センタ１０と、車両に搭載
される車載機２０とから主に構成されている。また、地
図データベース管理センタ１０は、地図データの要求を
受信し、地図データを送信出力する手段としての通信装
置１１を具備している。
【０００４】車載機２０は、車両の位置を検知するため
にＧＰＳ（Global Positioning System ）や、ジャイロ
センサを備えた位置標定装置２１と、地図データを格納
しているハードディスク等の記憶媒体である地図データ
ベース２２と、ナビゲーションＥＣＵ（Electronic Con
trol Unit ）２３と、画面及びスピーカを含む表示装置
２４と、通信装置２８とを具備している。また、ナビゲ
ーションＥＣＵ２３は、経路案内手段２６と、地図デー
タベース更新手段２７とを含む。
にＧＰＳ（Global Positioning System ）や、ジャイロ
センサを備えた位置標定装置２１と、地図データを格納
しているハードディスク等の記憶媒体である地図データ
ベース２２と、ナビゲーションＥＣＵ（Electronic Con
trol Unit ）２３と、画面及びスピーカを含む表示装置
２４と、通信装置２８とを具備している。また、ナビゲ
ーションＥＣＵ２３は、経路案内手段２６と、地図デー
タベース更新手段２７とを含む。
【０００５】位置標定装置２１は、種々のセンサからの
情報に基づいて車両の現在位置を検知し、ナビゲーショ
ンＥＣＵ２３に位置情報として出力する。ナビゲーショ
ンＥＣＵ２３は、位置標定装置２１から入力される位置
情報に基づいて、当該位置の周囲を表す地図データを地
図データベース２２から検索して読み出し、地図の画像
を生成して位置情報とともに表示装置２４に表示出力す
る。また、このナビゲーションＥＣＵ２３は、利用者か
ら目的地の情報の入力を受けて、地図データを基に、適
切と考えられる経路を算出し、当該経路を強調表示す
る。このとき、利用者が経路を間違わずに走行できるよ
うに、目印として地図データに含まれているランドマー
クや交差点の画像等も併せて表示装置２４に表示出力す
る。さらに、このナビゲーションＥＣＵ２３は、通信装
置２８を介して、地図データを要求する信号を地図デー
タベース管理センタ１０に送信出力し、地図データを受
信して、地図データベース更新手段２７により、地図デ
ータベース２２の内容を更新する。ここで更新とは、新
規にランドマークができた場合等、単にデータを追加す
るだけの場合だけでなく、受信した差分のデータに基づ
いて、ネットワークデータを再構築する等の処理（いわ
ゆるオーサリングの処理）をも行う場合も含む。
情報に基づいて車両の現在位置を検知し、ナビゲーショ
ンＥＣＵ２３に位置情報として出力する。ナビゲーショ
ンＥＣＵ２３は、位置標定装置２１から入力される位置
情報に基づいて、当該位置の周囲を表す地図データを地
図データベース２２から検索して読み出し、地図の画像
を生成して位置情報とともに表示装置２４に表示出力す
る。また、このナビゲーションＥＣＵ２３は、利用者か
ら目的地の情報の入力を受けて、地図データを基に、適
切と考えられる経路を算出し、当該経路を強調表示す
る。このとき、利用者が経路を間違わずに走行できるよ
うに、目印として地図データに含まれているランドマー
クや交差点の画像等も併せて表示装置２４に表示出力す
る。さらに、このナビゲーションＥＣＵ２３は、通信装
置２８を介して、地図データを要求する信号を地図デー
タベース管理センタ１０に送信出力し、地図データを受
信して、地図データベース更新手段２７により、地図デ
ータベース２２の内容を更新する。ここで更新とは、新
規にランドマークができた場合等、単にデータを追加す
るだけの場合だけでなく、受信した差分のデータに基づ
いて、ネットワークデータを再構築する等の処理（いわ
ゆるオーサリングの処理）をも行う場合も含む。
【０００６】表示装置２４は、ナビゲーションＥＣＵ２
３から入力される情報に基づいて、画面に車両の位置情
報と地図データとを表示し、また、音声を発して走行経
路の案内を行う。通信装置２８は、ナビゲーションＥＣ
Ｕ２３から地図データを要求する信号の入力を受けて、
地図データを要求する信号を地図データベース管理セン
タ１０に送信出力し、地図データベース管理センタ１０
から最新の地図データを受信してナビゲーションＥＣＵ
２３に出力する。
３から入力される情報に基づいて、画面に車両の位置情
報と地図データとを表示し、また、音声を発して走行経
路の案内を行う。通信装置２８は、ナビゲーションＥＣ
Ｕ２３から地図データを要求する信号の入力を受けて、
地図データを要求する信号を地図データベース管理セン
タ１０に送信出力し、地図データベース管理センタ１０
から最新の地図データを受信してナビゲーションＥＣＵ
２３に出力する。
【０００７】なお、地図データをスクロール表示すると
きに地図の描画単位を小さくして、ナビゲーションＥＣ
Ｕの負荷を軽くし、スクロールの性能を向上させる技術
が特開平８−２１１８２７号公報「地図描画装置」に開
示されている。
きに地図の描画単位を小さくして、ナビゲーションＥＣ
Ｕの負荷を軽くし、スクロールの性能を向上させる技術
が特開平８−２１１８２７号公報「地図描画装置」に開
示されている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカーナビゲーションシステムでは、走行中にしか電
源が入らないので、地図データを更新するのが走行中に
なってしまうのが普通であるが、更新のタイミングにつ
いての配慮がされていなかったので、地図データの更新
中は、地図データベースへの書き込みと読み出しとが同
時期に発生し、車載機の負荷が大きくなって、経路案内
がスムーズにできなくなるという問題点があった。
来のカーナビゲーションシステムでは、走行中にしか電
源が入らないので、地図データを更新するのが走行中に
なってしまうのが普通であるが、更新のタイミングにつ
いての配慮がされていなかったので、地図データの更新
中は、地図データベースへの書き込みと読み出しとが同
時期に発生し、車載機の負荷が大きくなって、経路案内
がスムーズにできなくなるという問題点があった。
【０００９】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、適切なタイミングで最新の地図データに更新するこ
とで、スムーズな経路案内を行いながら最新の地図デー
タに更新することができるカーナビゲーションシステム
を提供することを目的とする。
で、適切なタイミングで最新の地図データに更新するこ
とで、スムーズな経路案内を行いながら最新の地図デー
タに更新することができるカーナビゲーションシステム
を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するために、本発明は、地上側に設けられ、最新の地
図データを管理し、前記最新の地図データを無線にて車
両に送信出力する地図データベース管理センタと、車両
に搭載され、前記地図データベース管理センタから受信
した地図データを保持する地図データベースを具備する
車載機とを含むカーナビゲーションシステムにおいて、
前記車載機が、車両が現在高速道路を走行中か否かを検
知する高速道路走行判定手段と、前記地図データベース
に保持された地図データの一部を一時的に格納する一時
記憶手段と、前記高速道路走行判定手段により、現在車
両が高速道路を走行していないと検知されると、前記地
図データベースに保持されている地図データを読み出し
て、当該地図データに基づいて経路案内を行い、高速道
路を走行していると検知されると、前記地図データベー
スに保持されている地図データから当該走行中の高速道
路の地図データを読み出して前記一時記憶手段に格納
し、当該一時記憶手段の地図データに基づいて、経路案
内を行う経路案内手段と、前記高速道路走行判定手段に
より、現在車両が高速道路を走行していると検知される
と、前記地図データベース管理センタから受信した最新
の地図データで前記地図データベースを更新する地図デ
ータベース更新手段と、を有することを特徴としてい
る。
決するために、本発明は、地上側に設けられ、最新の地
図データを管理し、前記最新の地図データを無線にて車
両に送信出力する地図データベース管理センタと、車両
に搭載され、前記地図データベース管理センタから受信
した地図データを保持する地図データベースを具備する
車載機とを含むカーナビゲーションシステムにおいて、
前記車載機が、車両が現在高速道路を走行中か否かを検
知する高速道路走行判定手段と、前記地図データベース
に保持された地図データの一部を一時的に格納する一時
記憶手段と、前記高速道路走行判定手段により、現在車
両が高速道路を走行していないと検知されると、前記地
図データベースに保持されている地図データを読み出し
て、当該地図データに基づいて経路案内を行い、高速道
路を走行していると検知されると、前記地図データベー
スに保持されている地図データから当該走行中の高速道
路の地図データを読み出して前記一時記憶手段に格納
し、当該一時記憶手段の地図データに基づいて、経路案
内を行う経路案内手段と、前記高速道路走行判定手段に
より、現在車両が高速道路を走行していると検知される
と、前記地図データベース管理センタから受信した最新
の地図データで前記地図データベースを更新する地図デ
ータベース更新手段と、を有することを特徴としてい
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、従来のものと同様の構成
をとるものについては、同一の符号を付して詳しい説明
を省略する。本発明の実施の形態に係るカーナビゲーシ
ョンシステムは、一般に高速道路では曲がり道が少なく
なって、ランドマークや交差点の表示が不要になり、車
載機の負荷が少なくなることに着目し、高速道路を走行
中に地図データを更新する。
を参照しながら説明する。尚、従来のものと同様の構成
をとるものについては、同一の符号を付して詳しい説明
を省略する。本発明の実施の形態に係るカーナビゲーシ
ョンシステムは、一般に高速道路では曲がり道が少なく
なって、ランドマークや交差点の表示が不要になり、車
載機の負荷が少なくなることに着目し、高速道路を走行
中に地図データを更新する。
【００１２】以下、本発明の実施の形態に係るカーナビ
ゲーションシステムの具体的な構成を説明する。図１
は、本発明の実施の形態に係るカーナビゲーションシス
テムの構成ブロック図である。本発明の実施の形態に係
るカーナビゲーションシステムは、図１に示すように、
地上に設けられた、最新の地図データを管理する地図デ
ータベース管理センタ１０と、車両に搭載される車載機
２０とから構成されている。地図データベース管理セン
タ１０は、車載機２０から最新の地図データの要求を受
信する通信装置１１を備え、車載機２０は、位置標定装
置２１と、地図データベース２２と、ナビゲーションＥ
ＣＵ３０と、表示装置２４と、通信装置２８とを具備し
ている。また、ナビゲーションＥＣＵ３０は、経路案内
手段３１と、地図データベース更新手段３２と、高速道
路走行判定手段３３と、一時記憶手段としてのバッファ
メモリ３４とを含む。ここで、バッファメモリ３４は、
例えばメモリカードやハードディスクの空き領域であ
る。
ゲーションシステムの具体的な構成を説明する。図１
は、本発明の実施の形態に係るカーナビゲーションシス
テムの構成ブロック図である。本発明の実施の形態に係
るカーナビゲーションシステムは、図１に示すように、
地上に設けられた、最新の地図データを管理する地図デ
ータベース管理センタ１０と、車両に搭載される車載機
２０とから構成されている。地図データベース管理セン
タ１０は、車載機２０から最新の地図データの要求を受
信する通信装置１１を備え、車載機２０は、位置標定装
置２１と、地図データベース２２と、ナビゲーションＥ
ＣＵ３０と、表示装置２４と、通信装置２８とを具備し
ている。また、ナビゲーションＥＣＵ３０は、経路案内
手段３１と、地図データベース更新手段３２と、高速道
路走行判定手段３３と、一時記憶手段としてのバッファ
メモリ３４とを含む。ここで、バッファメモリ３４は、
例えばメモリカードやハードディスクの空き領域であ
る。
【００１３】位置標定装置２１は、種々のセンサからの
情報に基づいて車両の現在位置を検知し、ナビゲーショ
ンＥＣＵ３０に位置情報として出力する。ナビゲーショ
ンＥＣＵ３０の経路案内手段３１は、位置標定装置２１
から入力される位置情報に基づいて、当該位置の周囲を
表す地図データを地図データベース２２から検索して読
み出し、位置情報とともに表示装置２４に表示出力す
る。また、この経路案内手段３１は、利用者から入力さ
れる目的地等の情報に応じて、適切と考えられる経路を
算出し、当該経路を強調表示する。このとき、利用者が
経路を間違わずに走行できるように、曲がるべき場所に
は目印（ランドマーク）や、交差点の画像等も併せて表
示装置２４に表示出力する。
情報に基づいて車両の現在位置を検知し、ナビゲーショ
ンＥＣＵ３０に位置情報として出力する。ナビゲーショ
ンＥＣＵ３０の経路案内手段３１は、位置標定装置２１
から入力される位置情報に基づいて、当該位置の周囲を
表す地図データを地図データベース２２から検索して読
み出し、位置情報とともに表示装置２４に表示出力す
る。また、この経路案内手段３１は、利用者から入力さ
れる目的地等の情報に応じて、適切と考えられる経路を
算出し、当該経路を強調表示する。このとき、利用者が
経路を間違わずに走行できるように、曲がるべき場所に
は目印（ランドマーク）や、交差点の画像等も併せて表
示装置２４に表示出力する。
【００１４】ナビゲーションＥＣＵ３０の高速道路走行
判定手段３３は、位置標定装置２１から入力される位置
情報に基づいて当該位置を含む地図データを地図データ
ベース２２から検索して読み出し、現在位置が高速道路
であるかを判断する。ナビゲーションＥＣＵ３０は、高
速道路走行判定手段３３により、現在位置が高速道路で
あると判断すると、図２に示す、地図データを更新する
処理を実行する。図２は、ナビゲーションＥＣＵ３０の
地図データを更新する処理を表すフローチャート図であ
る。ナビゲーションＥＣＵ３０は、現在走行中の高速道
路に関する地図データをバッファメモリ３４に格納する
（Ｓ１）。この処理Ｓ１の後、経路案内手段３１がバッ
ファメモリ３４に格納した地図データを参照して経路案
内を続行する。また、このナビゲーションＥＣＵ３０
は、通信装置２８に地図データの更新を要求する更新要
求の送信出力を指示し（Ｓ２）、通信装置２８が地図デ
ータを受信したか否かを調べる（Ｓ３）。ここで、地図
データが受信されていなければ（Ｎｏならば）、受信さ
れるまで待機する。また、処理Ｓ３において、地図デー
タが受信されていれば（Ｙｅｓならば）、地図データベ
ース更新手段３２によって当該受信した地図データで地
図データベース２２の更新を行い（Ｓ４）、処理を終了
する。
判定手段３３は、位置標定装置２１から入力される位置
情報に基づいて当該位置を含む地図データを地図データ
ベース２２から検索して読み出し、現在位置が高速道路
であるかを判断する。ナビゲーションＥＣＵ３０は、高
速道路走行判定手段３３により、現在位置が高速道路で
あると判断すると、図２に示す、地図データを更新する
処理を実行する。図２は、ナビゲーションＥＣＵ３０の
地図データを更新する処理を表すフローチャート図であ
る。ナビゲーションＥＣＵ３０は、現在走行中の高速道
路に関する地図データをバッファメモリ３４に格納する
（Ｓ１）。この処理Ｓ１の後、経路案内手段３１がバッ
ファメモリ３４に格納した地図データを参照して経路案
内を続行する。また、このナビゲーションＥＣＵ３０
は、通信装置２８に地図データの更新を要求する更新要
求の送信出力を指示し（Ｓ２）、通信装置２８が地図デ
ータを受信したか否かを調べる（Ｓ３）。ここで、地図
データが受信されていなければ（Ｎｏならば）、受信さ
れるまで待機する。また、処理Ｓ３において、地図デー
タが受信されていれば（Ｙｅｓならば）、地図データベ
ース更新手段３２によって当該受信した地図データで地
図データベース２２の更新を行い（Ｓ４）、処理を終了
する。
【００１５】本発明の実施の形態に係るカーナビゲーシ
ョンシステムによれば、車載機の負担が少ない高速道路
走行中に地図データの更新が行われるので、経路の案内
をスムーズに行いながら地図データを更新できる。
ョンシステムによれば、車載機の負担が少ない高速道路
走行中に地図データの更新が行われるので、経路の案内
をスムーズに行いながら地図データを更新できる。
【００１６】また、図３は、本発明の別の実施の形態に
係るカーナビゲーションシステムの構成ブロック図であ
る。本発明の別の実施の形態に係るカーナビゲーション
システムは、図３に示すように、地上に設けられた、最
新の地図データを管理する地図データベース管理センタ
１２と、車両に搭載される車載機２５とから構成されて
いる。車載機２５は、位置標定装置２１と、地図データ
ベース２２と、ナビゲーションＥＣＵ３０と、表示装置
２４と、地図データ受信装置２９とを具備している。ま
た、ナビゲーションＥＣＵ３０は、地図データベース更
新手段３２と、高速道路走行判定手段３３と、一時記憶
手段としてのバッファメモリ３４とを含む。ここで、バ
ッファメモリ３４は、例えばメモリカードやハードディ
スクの空き領域である。
係るカーナビゲーションシステムの構成ブロック図であ
る。本発明の別の実施の形態に係るカーナビゲーション
システムは、図３に示すように、地上に設けられた、最
新の地図データを管理する地図データベース管理センタ
１２と、車両に搭載される車載機２５とから構成されて
いる。車載機２５は、位置標定装置２１と、地図データ
ベース２２と、ナビゲーションＥＣＵ３０と、表示装置
２４と、地図データ受信装置２９とを具備している。ま
た、ナビゲーションＥＣＵ３０は、地図データベース更
新手段３２と、高速道路走行判定手段３３と、一時記憶
手段としてのバッファメモリ３４とを含む。ここで、バ
ッファメモリ３４は、例えばメモリカードやハードディ
スクの空き領域である。
【００１７】地図データベース管理センタ１２は、地図
データを例えばＦＭ多重放送等の形式で放送出力してい
る。位置標定装置２１は、種々のセンサからの情報に基
づいて車両の現在位置を検知し、ナビゲーションＥＣＵ
３０に位置情報として出力する。ナビゲーションＥＣＵ
３０の経路案内手段３１は、位置標定装置２１から入力
される位置情報に基づいて、当該位置の周囲を表す地図
データを地図データベース２２から検索して読み出し、
位置情報とともに表示装置２４に表示出力する。また、
この経路案内手段３１は、利用者から入力される目的地
等の情報に応じて、適切と考えられる経路を算出し、当
該経路を強調表示する。このとき、利用者が経路を間違
わずに走行できるように、曲がるべき場所には、地図デ
ータに含まれる、目印としてのランドマークや交差点の
画像等も併せて表示装置２４に表示出力する。
データを例えばＦＭ多重放送等の形式で放送出力してい
る。位置標定装置２１は、種々のセンサからの情報に基
づいて車両の現在位置を検知し、ナビゲーションＥＣＵ
３０に位置情報として出力する。ナビゲーションＥＣＵ
３０の経路案内手段３１は、位置標定装置２１から入力
される位置情報に基づいて、当該位置の周囲を表す地図
データを地図データベース２２から検索して読み出し、
位置情報とともに表示装置２４に表示出力する。また、
この経路案内手段３１は、利用者から入力される目的地
等の情報に応じて、適切と考えられる経路を算出し、当
該経路を強調表示する。このとき、利用者が経路を間違
わずに走行できるように、曲がるべき場所には、地図デ
ータに含まれる、目印としてのランドマークや交差点の
画像等も併せて表示装置２４に表示出力する。
【００１８】ナビゲーションＥＣＵ３０の高速道路走行
判定手段３３は、位置標定装置２１から入力される位置
情報に基づいて当該位置を含む地図データを地図データ
ベース２２から検索して読み出し、現在位置が高速道路
であるかを判断する。ナビゲーションＥＣＵ３０は、高
速道路走行判定手段３３により、現在位置が高速道路で
あると判断すると、現在走行中の高速道路に関する地図
データをバッファメモリ３４に格納する。この後、経路
案内手段３１が、バッファメモリ３４に格納した地図デ
ータを参照して経路案内を続行する。また、ナビゲーシ
ョンＥＣＵ３０の地図データベース更新手段３２は、地
図データ受信装置２９が地図データベース管理センタ１
２から受信している地図データで地図データベース２２
の更新をする。
判定手段３３は、位置標定装置２１から入力される位置
情報に基づいて当該位置を含む地図データを地図データ
ベース２２から検索して読み出し、現在位置が高速道路
であるかを判断する。ナビゲーションＥＣＵ３０は、高
速道路走行判定手段３３により、現在位置が高速道路で
あると判断すると、現在走行中の高速道路に関する地図
データをバッファメモリ３４に格納する。この後、経路
案内手段３１が、バッファメモリ３４に格納した地図デ
ータを参照して経路案内を続行する。また、ナビゲーシ
ョンＥＣＵ３０の地図データベース更新手段３２は、地
図データ受信装置２９が地図データベース管理センタ１
２から受信している地図データで地図データベース２２
の更新をする。
【００１９】本発明の別の実施の形態に係るカーナビゲ
ーションシステムによれば、車載機の負担が少ない高速
道路走行中に地図データの更新が行われるので、経路の
案内をスムーズに行いながら地図データを更新できる。
ーションシステムによれば、車載機の負担が少ない高速
道路走行中に地図データの更新が行われるので、経路の
案内をスムーズに行いながら地図データを更新できる。
【００２０】また、ナビゲーションＥＣＵ３０の高速道
路走行判定手段３３は、一般道路と高速道路とが立体的
に重なっているときに、現在走行中の道路が、その一般
道路と高速道路のどちらなのかを判断するために、高度
センサ又は３Ｄジャイロセンサを具備してもよい。さら
に、近年では、高速道路における課金を電子的に決済す
るために、高速道路に入ったときと、高速道路から出る
ときとに信号を授受することがあるので、高速道路走行
判定手段３３は、かかる信号の授受を監視して、当該信
号に応じて高速道路を走行しているか否かを判定しても
よい。そのような高速道路走行判定手段３３を備えた本
発明の実施の形態に係るカーナビゲーションシステムに
よれば、高速道路に入っていないのに高速道路に入った
ものと誤って判定されることがなく、確実にデータの更
新を行うことができる。
路走行判定手段３３は、一般道路と高速道路とが立体的
に重なっているときに、現在走行中の道路が、その一般
道路と高速道路のどちらなのかを判断するために、高度
センサ又は３Ｄジャイロセンサを具備してもよい。さら
に、近年では、高速道路における課金を電子的に決済す
るために、高速道路に入ったときと、高速道路から出る
ときとに信号を授受することがあるので、高速道路走行
判定手段３３は、かかる信号の授受を監視して、当該信
号に応じて高速道路を走行しているか否かを判定しても
よい。そのような高速道路走行判定手段３３を備えた本
発明の実施の形態に係るカーナビゲーションシステムに
よれば、高速道路に入っていないのに高速道路に入った
ものと誤って判定されることがなく、確実にデータの更
新を行うことができる。
【００２１】さらに、ナビゲーションＥＣＵ３０は、地
図データを更新するときに、次のインターチェンジまで
の距離を算出し、当該距離が予め設定された距離よりも
短いときには、地図データを更新せずに地図データを更
新する処理を中断してもよい。このようなナビゲーショ
ンＥＣＵ３０を備えた本発明の実施の形態に係るカーナ
ビゲーションシステムによれば、地図データの更新中に
高速道路から出てしまい、車載機に負荷がかかるのを未
然に防止できる。
図データを更新するときに、次のインターチェンジまで
の距離を算出し、当該距離が予め設定された距離よりも
短いときには、地図データを更新せずに地図データを更
新する処理を中断してもよい。このようなナビゲーショ
ンＥＣＵ３０を備えた本発明の実施の形態に係るカーナ
ビゲーションシステムによれば、地図データの更新中に
高速道路から出てしまい、車載機に負荷がかかるのを未
然に防止できる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、車載機の高速道路走行
判定手段が車両が現在高速道路を走行中であるか否かを
検知し、高速道路を走行中であると、経路案内手段が地
図データベースに保持されている地図データから高速道
路の地図データを読み出して一時的に記憶し、記憶した
地図データに基づいて、経路案内を行い、地図データベ
ース更新手段が地図データベース管理センタから最新の
地図データを受信して、当該受信した最新の地図データ
で地図データベースを更新するカーナビゲーションシス
テムとしているので、車載機の負担が少ない高速道路走
行中に地図データの更新が行われ、経路の案内をスムー
ズに行いながら地図データを更新できる。
判定手段が車両が現在高速道路を走行中であるか否かを
検知し、高速道路を走行中であると、経路案内手段が地
図データベースに保持されている地図データから高速道
路の地図データを読み出して一時的に記憶し、記憶した
地図データに基づいて、経路案内を行い、地図データベ
ース更新手段が地図データベース管理センタから最新の
地図データを受信して、当該受信した最新の地図データ
で地図データベースを更新するカーナビゲーションシス
テムとしているので、車載機の負担が少ない高速道路走
行中に地図データの更新が行われ、経路の案内をスムー
ズに行いながら地図データを更新できる。
【図１】 本発明の実施の形態に係るカーナビゲーショ
ンシステムの構成ブロック図である。
ンシステムの構成ブロック図である。
【図２】 ナビゲーションＥＣＵ３０の地図データを更
新する処理を表すフローチャート図である。
新する処理を表すフローチャート図である。
【図３】 本発明の別の実施の形態に係るカーナビゲー
ションシステムの構成ブロック図である。
ションシステムの構成ブロック図である。
【図４】 従来のカーナビゲーションシステムの構成ブ
ロック図である。
ロック図である。
１０，１２ 地図データベース管理センタ、１１ 通信
装置、２０，２５ 車載機、２１ 位置標定装置、２２
地図データベース、２３，３０ ナビゲーションＥＣ
Ｕ、２４ 表示装置、２６，３１ 経路案内手段、２
７，３２ 地図データベース更新手段、２８ 通信装
置、２９ 地図データ受信装置、３３ 高速道路走行判
定手段、３４ バッファメモリ。
装置、２０，２５ 車載機、２１ 位置標定装置、２２
地図データベース、２３，３０ ナビゲーションＥＣ
Ｕ、２４ 表示装置、２６，３１ 経路案内手段、２
７，３２ 地図データベース更新手段、２８ 通信装
置、２９ 地図データ受信装置、３３ 高速道路走行判
定手段、３４ バッファメモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2C032 HB12 HC08 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC03 AC04 AC13 AC14 AC18 5H180 AA01 BB04 BB12 BB13 EE10 EE18 FF05 FF13 FF22 FF25 FF27 FF32 9A001 JJ01 JJ11 JJ78
Claims (1)
- 【請求項１】 地上側に設けられ、最新の地図データを
管理し、前記最新の地図データを無線にて車両に送信出
力する地図データベース管理センタと、車両に搭載さ
れ、前記地図データベース管理センタから受信した地図
データを保持する地図データベースを具備する車載機と
を含むカーナビゲーションシステムにおいて、 前記車載機が、 車両が現在高速道路を走行中か否かを検知する高速道路
走行判定手段と、 前記地図データベースに保持された地図データの一部を
一時的に格納する一時記憶手段と、 前記高速道路走行判定手段により、現在車両が高速道路
を走行していないと検知されると、前記地図データベー
スに保持されている地図データを読み出して、当該地図
データに基づいて経路案内を行い、高速道路を走行して
いると検知されると、前記地図データベースに保持され
ている地図データから当該走行中の高速道路の地図デー
タを読み出して前記一時記憶手段に格納し、当該一時記
憶手段の地図データに基づいて、経路案内を行う経路案
内手段と、 前記高速道路走行判定手段により、現在車両が高速道路
を走行していると検知されると、前記地図データベース
管理センタから受信した最新の地図データで前記地図デ
ータベースを更新する地図データベース更新手段と、 を有することを特徴とするカーナビゲーションシステ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12053499A JP2000310543A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | カーナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12053499A JP2000310543A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | カーナビゲーションシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310543A true JP2000310543A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14788674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12053499A Pending JP2000310543A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | カーナビゲーションシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000310543A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020084900A (ko) * | 2001-05-02 | 2002-11-13 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 내비게이션 차량 탑재 단말 및 내비게이션 관리 장치 |
| US6728633B2 (en) * | 2001-01-10 | 2004-04-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Map data processing apparatus and method of the same |
| WO2007074740A1 (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-05 | Pioneer Corporation | ナビゲーション装置および処理制御方法 |
| JP2008261767A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Hitachi Ltd | 車載装置 |
| JP2009020254A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Hitachi Ltd | 地図データ配信システム及び地図データ更新方法 |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP12053499A patent/JP2000310543A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6728633B2 (en) * | 2001-01-10 | 2004-04-27 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Map data processing apparatus and method of the same |
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| JPWO2007074740A1 (ja) * | 2005-12-27 | 2009-06-04 | パイオニア株式会社 | ナビゲーション装置、処理制御方法、処理制御プログラム、および記録媒体 |
| JP4682210B2 (ja) * | 2005-12-27 | 2011-05-11 | パイオニア株式会社 | ナビゲーション装置、処理制御方法、処理制御プログラム、および記録媒体 |
| JP2008261767A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Hitachi Ltd | 車載装置 |
| JP2009020254A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Hitachi Ltd | 地図データ配信システム及び地図データ更新方法 |
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