JP3665452B2 - 被処理体中継装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,被処理体中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年,半導体製造工程においては,共通移載室を中心として,その周囲に各種真空処理室やカセット室が接続されている,いわゆるクラスタ装置化されたマルチチャンバ方式の処理装置が用いられている。
【0003】
上記マルチチャンバ式処理装置では,処理時には,例えば,共通移載室に設けられた搬送アームなどの搬送手段により,カセット室内に収容されたカセットから1枚または数枚の被処理体を搬出し,そして,共通移載室内に設置されたプリアライメント装置などによりアライメントを整えた後,所定の真空処理室等に搬送する。被処理体は,真空処理室等において,例えばエッチング処理,スパッタ処理またはCVD処理等を施された後,上記搬送手段により共通移載室を介して,カセット室内のカセットに戻される。
【0004】
また,最近では,従来のオープン方式のカセットに代えて,密閉方式のカセットも使用されるようになってきている。この密閉方式のカセットは,オープン方式のカセットと異なり,カセットを周囲環境から隔離するカセット室を必ずしも必要とせず,カセットから共通移載室に直接,あるいは中継室を介して被処理体を移載できるため,クリーンルーム面積を縮小し,またバッチ処理に適しており,さらに取り扱いも容易であることから,今後ますますその使用割合が増加していくことが予想される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,カセット内に収容されている未処理の被処理体を移送手段により中継室内に移送する際,あるいは処理が施された被処理体を中継室内からカセット室内に移送する際には,特に同時に複数枚の被処理体を移送する場合には,移送手段および搬送手段や中継室と共通移載室との間に備えられているゲートバルブの開閉による振動等により,被処理体がずれたり,落下するなどの問題が生じることがある。
【0006】
また,中継室内と共通移載室内との間で搬送手段により被処理体の受け渡しの際に,何らかの原因によってその受け渡しができなかったときにも,被処理体がずれたり,落下するなどの問題が生じることがある。
【0007】
さらに,共通移載室と中継室の間に,圧力差が生じていると,それらの間に備えられているゲートバルブの開閉により気相に乱れが生じ,上記と同様に被処理体がずれたり,落下するなどの問題が生じることがある。
【0008】
そして,カセット内と中継室内との間で複数枚の被処理体の受け渡しをする際や,中継室内で被処理体を載置しておく際に,移送手段および搬送手段の作動,あるいはゲートバルブの開閉によって,被処理体の被処理面に不純物が付着する問題が生じることがある。
【0009】
本発明は,従来の被処理体中継装置が有する,上記のような問題点に鑑みてなされたものであり,移送手段によって移送される複数枚の被処理体の水平方向へのずれを防止するとともに,移送時に被処理体の被処理面への不純物の付着を防止することが可能な,新規かつ改良された被処理体中継装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため,本発明に係る被処理体中継装置は,複数枚の被処理体を載置可能な載置部を有し,被処理体収納容器内に積層された複数枚の被処理体を同時に取り出して中継位置にまで移送するとともに,中継位置において被処理体搬送手段に被処理体を直接受け渡すことが可能な被処理体移送手段と,中継位置に移動可能に設けられ被処理体移送手段により同時に移送される複数枚の被処理体の水平方向へのずれを防止するためのストッパ手段と,中継位置において載置部に載置された被処理体の載置状態を検知する検知手段と,検知された被処理体の載置状態に基づいて,中継位置において載置部に載置された被処理体の水平方向へのずれを補正する制御手段と,を備えることを特徴としている。
かかる構成によれば,中継室内に備えられている移送手段によりカセット内と中継室内との間で同時に複数枚の被処理体を受け渡しする際や,共通移載室内に備えられている搬送手段により,中継室内と共通移載室内との間での被処理体を受け渡しする際,あるいは中継室と共通移載室との間に備えられているゲートバルブの開閉の際などに生じる振動等によって生じる,被処理体のずれや落下などをストッパ手段により防止することができる。また,中継室内と共通移載室内との間で搬送手段により被処理体の受け渡しをする際に,何らかの原因によってその受け渡しができなかった場合,あるいは共通移載室と中継室の間に圧力差が生じている際に,それらの間に備えられているゲートバルブの開閉により気相に乱れが生じたとしても,同様に被処理体がずれたり,落下したりすることがない。なお,本明細書において,共通移載室とは,真空処理室や中継室等が接続されている,いわゆるクラスタ装置化されたマルチチャンバ方式の処理装置の略中心部に備えられている,気密に密閉されている空間をいうものとする。
【0011】
ストッパ手段を,被処理体を載置した状態の移送手段の移動軌跡の外郭および被処理体を載置した状態の搬送手段の移動軌跡の外郭に重ならない位置に配置するように構成すれば,被処理体の搬送時に搬送手段の動作の邪魔にならないだけでなく,移送手段および搬送手段が被処理体を載置している場合に,その相互がお互いに干渉しあうことなく,被処理体の受け渡しを行うことができる。
【0012】
移送手段の移動軌跡と搬送手段の移動軌跡とは有角で交差するように構成すれば,移送手段による被処理体の移送方向と搬送手段による被処理体の搬送方向とが異なる場合でも,被処理体中継装置にストッパ手段を備えることができる。その結果,当該装置においても,被処理体のずれあるいは落下を防止することが可能となり,移送手段および搬送手段による被処理体の受け渡しを正確かつ効率よく行うことができる。
【0013】
ストッパ手段を,略水平方向に移動可能に構成すれば,被処理体を載置している移送手段および搬送手段の移動軌跡の外郭を適宜修正および変更することができ,その結果,被処理体の受け渡しを正確かつ効率よく行うことができる。
【0014】
ストッパ手段を略垂直方向に延伸する2または3以上のバーとして構成すれば,中継室内に備えられている移送手段により,カセット内に積層されている複数枚の被処理体を同時に中継室内に移送する際にも,または共通移載室内に備えられている搬送手段により,複数枚の被処理体が載置されている中継室内から共通移載室内に被処理体を搬送する際にも,ずれあるいは落下することはない。
【0015】
載置部を最上部に載置される被処理体の被処理面を覆うようにして設けられた天板を備えているように構成すれば,中継室内に備えられている移送手段による被処理体の移送の際,あるいは中継室内で被処理体が待機している際に,被処理体の被処理面に対する不純物の付着を防止することができる。また,共通移載室内と中継室内等との圧力を調整するため,被処理体が載置されている中継室内等を所定の減圧雰囲気または大気圧雰囲気にする際,中継室内でいわゆるパーティクルがまきあがっても,天板が備えられていることにより被処理体の被処理面にそのパーティクルが付着し難くなる。
【0016】
さらに,ストッパ手段を略垂直方向に延伸する2または3以上のバーとして構成し,そのバーには,ダミーウェハを保持するダミーウェハの載置部を設けるように構成してもよい。また,ダミーウェハを2または3以上のバーにより保持するように構成してもよい。その際に,被処理体移送手段および2または3以上のバーは、一体で昇降するように構成してもよい。また,ダミーウェハの載置部の上部に天板を設けてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかる被処理体中継装置をいわゆるクラスタ装置化されたマルチチャンバ方式の処理装置に適用した,実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
まず,本発明を適用可能な第1の実施の形態にかかる処理装置について,図1を参照しながら説明する。なお,以下の説明において,略同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一符号を付することにより,重複説明を省略することにする。
【0018】
かかる処理装置100は,同図に示したように,共通移載室102を中心として,第1〜第4の4つの真空処理室104a,104b,104c,104dと,第1および第2予備真空室106a,106bと,第1および第2中継室108a,108bが接続され,いわゆるクラスタ装置化されたマルチチャンバ方式の処理装置が形成されている。
【0019】
第1〜第4真空処理室104a〜104dは,それぞれゲートバルブG1〜G4を介して共通移載室102とお互いに連通しており,被処理体,例えば12インチの半導体ウェハ(以下,「ウェハ」と称する。)Wの被処理面に所定の処理を連続して施すための装置の集合体である。例えば,ウェハWのシリコン上に形成されたシリコン層間絶縁層にスルーホールを形成し,そのスルーホールに対してチタン膜/窒化チタン膜/タングステン膜を配線材として成膜するための処理装置を例に挙げれば,次のような装置構成とすることができる。
・第1の真空処理室104aとして,酸化シリコンから成る層間絶縁層にスルーホールをエッチングするプラズマエッチング装置。
・第2の真空処理室104bとして,上記スルーホールに対してオーミックコンタクト層としてチタン層を形成するとともに,そのチタン層の上にバリヤ層として窒化チタン層を形成するためのスパッタ装置。
・第3の真空処理室104cとして,上記バリヤ層の上にタングステン層を形成するためのCVD装置。
・第4の真空処理室104dとして,スルーホールに形成されたタングステン層をエッチングバックするためのプラズマエッチング装置。
なお,以上示した装置群は,ほんの一例に過ぎず,要求される処理に応じて,様々な種類及び数量の処理室を組み合わせてマルチチャンバ方式の処理装置100を構成できることは言うまでもない。
【0020】
また,共通移載室102には,連通路110a,110bを介して第1および第2の予備真空室106a,106bが接続されており,その内部にはそれぞれ載置台112a,112bが収容されている。これらの載置台112a,112bには,載置されたウェハWを加熱するための加熱手段と,載置されたウェハWを冷却するための冷却手段が実装されており,必要に応じてウェハWを加熱又は冷却することが可能なように構成されている。
【0021】
さらに,共通移載室102には,ゲートバルブG5,G6を介して,本実施の形態にかかる第1および第2中継室108a,108bが接続され,この第1および第2中継室108a,108bには,カセット114が適宜接続可能なように構成されている。
【0022】
ここで,本実施の形態にかかるウェハWの中継装置の構成について説明する。まず,密閉式カセット114について図2を参照しながら説明すると,カセット114は,例えば12インチのウェハWを複数枚,例えば25枚収容可能な,例えばアルミニウムから成る略半円型の気密な容器から成り,その側壁平面部分は取り付けおよび取り外し可能なプレート116により構成されている。
【0023】
また,カセット114は,カセット載置台118上に載置されており,未処理のウェハWに種々の処理を施す場合には,不図示のカセット搬送手段により外部からカセット載置台118に搬送されるとともに,その上部に載置されているカセット114のプレート116の取り付け部分が,第1および第2中継室108a,108bのいずれか一方に密着するように接続されると,プレート116の開閉機構120の作動によりプレート116がカセット114より取り外される。逆に,カセット114内に処理済みのウェハWを収容した場合には,開閉機構120の作動によりプレート116がカセット114に取り付けられた後,不図示のカセット搬送手段によりカセット114が外部に搬送される。
【0024】
次に,第1および第2中継室108a,108b内の中継装置等の構成について図3および図4を参照しながら説明する。なお,第1および第2中継室108a,108bの構成は,実質的に同一であるため,以下,第1中継室108aのみを例に挙げて説明する。第1中継室108aは,例えばアルミニウムから成り,複数枚,例えば25枚のウェハWを同時に載置および移送等が可能な空間から構成されている。また,第1中継室108a内のカセット114やゲートバルブG5が設けられている側面部付近以外などの,ウェハWの載置または移送等に影響がでない位置の底面108a’上に,ウェハWの移送手段,例えば第1搬送アーム122が設けられている。
【0025】
この第1搬送アーム122は,例えばアルミニウムから成る多関節アームであり,駆動軸109を介して接続された駆動機構111を作動させることにより,略水平方向および略垂直方向に自在に動かすことができる。第1搬送アーム122のいわゆる関節部分は,本実施の形態においては,駆動軸109を介して駆動機構111に接続されている部分である下部関節部122a,その下部関節部122a上部に接続されている部分である中部関節部122b,さらにその中部関節部122b上部に接続されている部分である上部関節部122cから成る,3つのいわゆる関節から構成されている。
【0026】
また,第1搬送アーム122の上部関節部122cには,ウェハWを載置可能で,そのウェハWの外径よりも小さい板状の載置板122c’が略櫛状に,例えば25段設けられている。さらに,その載置板122c’の最上段には,本実施の形態にかかる天板124が設けられており,後述のようにウェハWの移送および載置の際に,ウェハWの被処理面に対する不純物の付着を防止することができる。
【0027】
そして,第1中継室108a内には,その底面108a’から略垂直方向に延伸する,本実施の形態にかかるストッパ手段,例えば3本の略棒状のバー126a,126b,126cが設けられている。これら各バー126(126a,126b,126c)は,例えばアルミニウムまたはセラミックから成り,その取り付け位置は,後述するように,第1搬送アーム122の各載置板122c’上にウェハWを載置した状態での第1搬送アーム122の移動軌跡の外郭,および第2搬送アーム130の載置板130aにウェハWを載置した状態での第2搬送アーム130の移動軌跡の外郭に重ならない位置に設けられている。さらに,バー126は,第1搬送アーム122上のウェハWの移動軌跡と第2搬送アーム130上のウェハWの移動軌跡とが有角で交差するように設けられている。
【0028】
バー126が設けられている第1中継室108aの底面108a’には,所定の溝128(128a,128b,128c)が設けられており,バー126の水平方向への移動が可能なように構成されている。そして,バー126には,それぞれ駆動制御部113が接続されており,その駆動制御部113の作動によってバー126を個別独立に溝128に沿って略水平方向に動かすことができる。
【0029】
また,底面108a’には,第1搬送アーム122上のウェハWの載置状態を検知する光学センサ127が設けられている。さらに,光学センサ127には,駆動制御部113が接続されており,その光学センサ127からの検知情報が駆動制御部113に伝達される。従って,駆動制御部113がその検知情報に基づいて各バー126a,126b,126cを制御することにより,それら各バー126a,126b,126cの位置が適宜修正される。
【0030】
その結果,ウェハWのずれあるいは落下を防止するだけではなく,ウェハWを載置した状態での第1搬送アーム122および第2搬送アーム130の相互がお互いに干渉しあうことなく,またそれらによるウェハWの受け渡しの際に,その各ウェハWの位置を適宜修正することができるため,被処理体の受け渡しを正確かつ効率よく行うことができる。
【0031】
次に,第1中継室108a内に設けられている第1搬送アームおよび共通移載室102内に設けられている第2搬送アーム130による,ウェハWの移送および搬送について説明する。前述したように,まず未処理の,例えば25枚のウェハWが収納されたカセット114が,不図示のカセット搬送手段により外部から搬送され,そのカセット114のプレート116の取り付け部分が,例えば第1中継室108aに密着するように接続されると,図2に示したように,プレート116の開閉機構120の作動によりプレート116がカセット114より取り外される。この際,第1中継室108aと共通移載室102との間に設けられているゲートバルブG5は閉じられている。
【0032】
そして,第1中継室108a内に設けられている第1搬送アーム122が,不図示の駆動機構の作動によりカセット114方向に動き,第1搬送アーム122の各載置板122c’が,カセット114内に収容されている複数のウェハWの各裏面部に挿入される。この後,第1搬送アーム122が若干上方垂直方向に動き,各ウェハWを持ち上げて載置する。そして,図3および図5(a)に示したように,第1搬送アーム122の作動によりウェハWは第1中継室108a内に移送され,図4および図5(b)に示したように,バー126によって形成される所定の領域内に載置される。
【0033】
さらに,上記移送中には,上述の如く光学センサ127によって第1搬送アーム122上のウェハWの載置状態が検知されている。従って,駆動制御部113は,光学センサ127により検出された検知情報に基づき,必要に応じて各バー126a,126b,126cの略水平方向の位置を調整する。なお,この間に,第1中継室108aに接続されている不図示の吸排気手段により,第1中継室108a内は,共通移載室102内と略同一の減圧雰囲気に調整され,調整後,それらの間に設けられているゲートバルブG5が開かれる。
【0034】
この際,ゲートバルブG5の開放時に気流の乱れが生じたとしても,第1搬送アーム122上のウェハWは,その周囲に配置されているバー126a,126b,126cにより,ずれたり落下したりすることがない。さらに,天板124が第1搬送アーム122の最上部に載置されるウェハWの被処理面のさらに上方に配置され,かつその被処理面を覆うようにして設けられているため,第1中継室108a内でパーティクルが舞い上がったとしても,ウェハWの被処理面にパーティクルが付着することがない。
【0035】
ところで,共通移載室102内には,第2搬送アーム130を備えた搬送手段132がその略中央に設置されている。この第2搬送アーム130は,多関節アームから成るもので,略水平方向に自在に動くように構成されているため,共通移載室102の周囲に配置された,第1および第2中継室108a,108b内,第1および第2真空予備室106a,106b内,第1〜第4真空処理室104a〜104d内の間で,所定のウェハWを搬送することができるように構成されている。
【0036】
従って,ゲートバルブG5が開放されている第1中継室108a内に,第2搬送アーム130が進入すると,図5(c)に示したように,第1中継室108a内の第1搬送アーム122の各載置板122c’上に載置され,かつバー126によって形成される所定の領域内に載置されている複数枚のウェハWから,所定の1枚のウェハWを共通移載室102内に搬送する。
【0037】
この際,本実施の形態においては,第1搬送アーム122が略水平方向のみならず,略垂直方向に移動可能な構成であるため,第1中継室108a内で各ウェハWの位置を略垂直方向に移動させることにより,略水平方向のみ移動可能な第2搬送アーム130によって,所定のウェハWの搬送を行う構成となっている。なお,第1搬送アーム122を略水平方向のみ移動可能とし,すなわち第1中継室108a内で各ウェハWの位置を略垂直方向に移動させることなく,第2搬送アーム130を略垂直方向および略水平方向に移動可能な構成として,各ウェハWを搬送する構成としてもよいことは言うまでもない。
【0038】
ここで,図6を参照しながら,本実施の形態にかかるカセット114と第1および第2中継室108a,108bとの間,および第1および第2中継室108a,108bと共通移載室102との間での,ウェハWの移動軌跡について説明する。
【0039】
図示のように,本実施の形態においては,第1および第2中継室108a,108b内のバー126は,第1搬送アーム122の各載置板122c’上にウェハWを載置した状態での第1搬送アーム122の移動軌跡の外郭,および第2搬送アーム130の載置板130aにウェハWを載置した状態での第2搬送アーム130の移動軌跡の外郭に重ならない位置で,それら各移動軌跡が有角で交差するように設けられている。
【0040】
従って,第1搬送アーム122および第2搬送アーム130が,お互いに干渉することなくウェハWの受け渡しを正確かつ効率よく行うことができ,かつウェハWのずれあるいは落下を防止することができる。また,バー126は,前述したように,それぞれ別々に略水平方向に動かすことができるように構成されているため,第1搬送アーム122および第2搬送アーム130上に載置されているウェハWの移動軌跡の外郭を,適宜修正および変更することができ,最適な状態でウェハWの受け渡しを行うことができる。
【0041】
再び図1に戻り,第1中継室108a内に載置されている複数枚のウェハWから所定の1枚のウェハWが,第2搬送アーム130により共通移載室102内に搬送されると,まずその内部の第1および第2中継室108a,108b側に設けられている位置決め装置134に搬送される。
【0042】
この位置決め装置134は,ウェハWの位置を合わせて,第1〜第4真空処理室104a〜104d等に正確ウェハWを搬送することにより,均一な種々の処理を施すために設けられており,その構成は主に回転載置台136と光学式の検出手段138とから成るものである。そして,位置決めの際には,まず静止している回転載置台136上に,第2搬送アーム130によりウェハWを載置し,その後,ウェハWとともに回転載置台136を回転させる。この際,回転するウェハWの周縁が,不図示の発光素子と受光素子から成る検出手段138により形成される光路を横切るため,ウェハWの周縁を透過する光(すなわち,ウェハWの周縁により遮られなかった光)を検出することにより,ウェハWの周縁形状に関する情報を収集することができる。
【0043】
位置決め装置134により所定の位置に調整されたウェハWは,第2搬送アーム130により,第1真空予備室106aの載置台112aまたは第2予備真空室106b内の載置台112bの載置台上に載置され,所定の温度に調整される。しかる後,ウェハWは再び第2搬送アーム130により搬出され,ゲートバルブG6〜G9を介して第1〜第4真空処理室104a〜104d内の載置台138a〜138d上に順次搬送および搬出する。この際,ウェハWは,第1〜第4真空処理室104a〜104d内で,前述のようにエッチング処理,スパッタ処理または成膜処理等が施されるのであるが,その詳細については省略する。
【0044】
第1〜第4真空処理室104a〜104d内で所定の処理が施されたウェハWは,第1真空予備室106a内または第2予備真空室106b内で所定の温度に調整されたのち,第2搬送アーム130により第1中継室108a内に再び搬送され,前述した未処理のウェハWの搬送および移送と,逆の順序でカセット114内に収容される。しかる後,そのカセット114は,外部に搬送される。
【0045】
なお,本実施の形態においては,第1中継室108aを介してカセット114および共通移載室102との間でのウェハWの受け渡しについて説明したが,第2中継室108bを介しても同様に行うことができることは言うまでもない。ただし,第1および第2中継室108a,108bの形状,その内部に設けられているバー126(126a,126b,126c)および第1搬送アーム122の配置は,略対称となっている。
【0046】
(第2の実施の形態)
次に,本発明を適用可能な第2の実施の形態にかかる処理装置について,図7を参照しながら説明する。なお,本実施の形態にかかる処理装置200は,上述した第1の実施の形態にかかる処理装置100の基本構造と略同一なので,同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略することとする。ただし,上記第1の実施の形態にかかる処理装置100では,バー126が第1搬送アーム122によって搬送されるウェハWの位置を適宜所望の状態に修正するために設けられているのに対して,第2の実施の形態にかかる処理装置200は,さらにバー202(202a,202b,202c)の上方及び下方にダミーウェハWaの収納部204を形成したことを特徴としている。
【0047】
すなわち,処理装置200の中継室108a内には,同図に示したように,上述したバー126と同様に中継室108aの底面108a’から略垂直方向に延伸する例えば3本のバー202(202a,202b,202c)が設けられている。また,これら各バー202の対向面側の上方及び下方には,各々ダミーウェハWaの収納枚数に応じた凸部206(206a,206b,206c)が設けられており,これら各凸部206により上述したダミーウェハWaの収納部204となる上部収納部204aと下部収納部204bが形成されている。かかる構成により,複数枚のダミーウェハWaを各々独立して各収納部204に収容することができる。なお,同図中では,バー202bが省略されている。
【0048】
また,上部収容部204aと下部収容部204bの上部には,それぞれに対応する上部天板208aと下部天板208bが設けられている。これら上部天板208aと下部天板208bは,第1搬送アーム122上に保持される複数のウェハW群と収納部204に収納されるダミーウェハWa群を区画すると共に,それらウェハWとダミーウェハWaへの付着物の付着を防止するために設けられている。なお,収容部204は,必ずしも上下に設ける必要はなく,上部収容部204a又は下部収容部204bのいずれか一方が形成されていればよい。以上のように,本実施の形態では,中継室108内にダミーウェハWaの収容部204を形成しているので,カセット114や第1搬送アーム122にダミーウェハWaの載置部を必ずしも設ける必要がない。
【0049】
また,中継室108aの底面108a’には,昇降軸210を介して昇降機構212が接続されている。さらに,各バー202a,202b,202cと第1搬送アーム122は,共に底面108a’上に設けられているため,それら第1搬送アーム122と各バー202a,202b,202cは,昇降機構212の作動により,一体で昇降させることができる。その結果,上述の如く収納部204を形成した場合でも,第1搬送アーム122上の各ウェハWを第2搬送アーム130によって搬送する際に,第1搬送アーム122とバー202がお互いに緩衝することがない。
【0050】
以上,本発明の好適な実施の形態について,添付図面を参照しながら説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において,当業者であれば,各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり,それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0051】
例えば,上記実施の形態において,第1および第2中継室内にバーを3本設けた構成を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されず,上記課題を解決可能な位置に,2本以上のバーを設けた構成としてもよい。
【0052】
また,上記実施の形態において,バーの形状を略棒状とした例を挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されず,バーの側面部に略櫛状の溝を設けて,2本以上のバーに囲まれる所定の位置に複数枚の被処理体を移送した際に,各被処理体を各バーの溝の凹部分に挿入することにより,各被処理体を載置する構成としてもよい。例えば,図8に示したバー300(300a,300b,300c)には,長手方向,すなわちウェハWの搬送方向に沿って第1搬送アーム122によって搬送される各ウェハWの周縁部を個別独立に支持することが可能な複数の溝部302(302a,302b,302c)が形成されている。なお,同図中では,バー300cが省略されている。
【0053】
また,各溝部302には,ウェハWとバー300の摩擦を軽減するための弾性体304が取り付けられている。この弾性体304は,摩擦係数の低い材料,例えばパーフロロエラストマ(商品名「カルレッツ」)から形成されている。従って,第1搬送アーム122により搬送されてきた複数のウェハWを,各溝部302で各々独立に支持することができる。なお,かかる溝部302は,移送手段および搬送手段による被処理体の受け渡しの際に,所定の方向に案内する役割を持たせた構成としてもよいことは言うまでもない。
【0054】
また,上記実施の形態において,第1搬送アームの載置板の最上段に天板を設けた構成を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されず,天板を設けなくとも本発明は実施可能である。
【0055】
さらに,上記実施の形態において,第1搬送アームの各載置板上に載置されている複数枚のウェハWから,第2搬送アームによってウェハを1枚ずつ共通移載室内を介して,第1〜第4真空処理室等に搬送等を行う構成を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されず,中継室内の移送手段上に載置されている複数枚の被処理体について,搬送手段により同時に複数枚の被処理体を各真空処理室内等に搬送して,同時に種々の処理を施す構成としてもよい。
【0056】
また,上記実施の形態において,密閉式カセットを例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されず,オープン式カセットを使用する場合においても適用が可能である。
【0057】
さらに,上記実施の形態において,半導体ウェハに種々の処理を施す例を挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されず,LCD用ガラス基板に処理を施す場合においても適用することが可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によると,被処理体中継装置にストッパ手段である2本以上のバーを備えたことにより,移送手段により被処理体収納容器内に積層された複数枚の被処理体を同時に中継位置にまで移送する際や,その中継位置において搬送手段に被処理体を受け渡す際などに,被処理体のずれあるいは落下を防止することができる。また,被処理体を載置している移送手段および搬送手段が,お互いに干渉することなく,被処理体の受け渡しを正確かつ効率よく行うことができる。さらに,各バーは,略水平方向に移動可能であるため,移送手段および搬送手段上に載置されている被処理体の移動軌跡を適宜修正および変更することができ,最適な状態で被処理体の受け渡しを行うことができる。さらにまた,移送手段には,その最上段に積層される被処理体位置よりも上方に天板を備えているため,移送手段により被処理体収納容器内に積層された複数枚の被処理体を同時に中継位置にまで移送する際や,その中継位置で被処理体を待機させておく際に,被処理体の被処理面に不純物が付着することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能ないわゆるクラスタ装置化されたマルチチャンバ方式の処理装置の実施の一形態を示した概略的な断面図である。
【図2】図1に示した処理装置における複数枚の被処理体積層した状態の被処理体収納容器を表した概略的な斜視図である。
【図3】図1に示した処理装置における被処理体の移載構成を説明するための概略的な斜視図である。
【図4】図1に示した処理装置における被処理体の移載構成を説明するための概略的な斜視図である。
【図5】図1に示した処理装置における被処理体の移載および搬送構成を説明するための概略的な断面図である。
【図6】図1に示した処理装置における被処理体を載置した状態の移送手段および搬送手段の移動軌跡の外郭を概略的に表した説明図である。
【図7】本発明を適用可能な他の処理装置を説明するための概略的な説明図である。
【図8】図1及び図7に示した処理装置に適用可能なバーを説明するための概略的な説明図である。
【符号の説明】
102 共通移載室
104 真空処理室
106 真空予備室
108 中継室
114 カセット
122 第1搬送アーム
124 天板
126 バー
127 光学センサ
128 溝
130 第2搬送アーム
134 位置決め装置

Claims (10)

  1. 複数枚の被処理体を載置可能な載置部を有し,被処理体収納容器内に積層された複数枚の被処理体を同時に取り出して中継位置にまで移送するとともに,前記中継位置において被処理体搬送手段に前記被処理体を直接受け渡すことが可能な被処理体移送手段と;
    前記中継位置に移動可能に設けられ,前記被処理体移送手段により同時に移送される前記複数枚の被処理体の水平方向へのずれを防止するためのストッパ手段と;
    前記中継位置において前記載置部に載置された前記被処理体の載置状態を検知する検知手段と;
    検知された前記被処理体の載置状態に基づいて,前記中継位置において,前記載置部に載置された前記被処理体の水平方向へのずれを補正する制御手段と;
    を備えることを特徴とする,被処理体中継装置。
  2. 前記ストッパ手段は,前記被処理体を載置した状態の前記移送手段の移動軌跡の外郭および前記被処理体を載置した状態の前記搬送手段の移動軌跡の外郭に重ならない位置に配置されることを特徴とする,請求項1に記載の被処理体中継装置。
  3. 前記移送手段の移動軌跡と前記搬送手段の移動軌跡とは有角で交差することを特徴とする,請求項2に記載の被処理体中継装置。
  4. 前記ストッパ手段は,略水平方向に移動可能であることを特徴とする,請求項1,2または3のいずれかに記載の被処理体中継装置。
  5. 前記ストッパ手段は,略垂直方向に延伸する2または3以上のバーであることを特徴とする,請求項1,2,3または4のいずれかに記載の被処理体中継装置。
  6. 前記載置部は,最上部に載置される前記被処理体の被処理面を覆うようにして設けられた天板を備えていることを特徴とする,請求項1,2,3,4または5のいずれかに記載の被処理体中継装置。
  7. 前記ストッパ手段は,略垂直方向に延伸する2または3以上のバーであり,該バーには,ダミーウェハを保持するダミーウェハの載置部が設けられていることを特徴とする,請求項1に記載の被処理体中継装置。
  8. 前記ダミーウェハは前記2または3以上のバーにより保持されることを特徴とする,請求項7に記載の被処理体中継装置。
  9. 前記被処理体移送手段および前記2または3以上のバーは、一体で昇降することを特徴とする,請求項8に記載の被処理体中継装置。
  10. 前記ダミーウェハの載置部の上部には天板が設けられていることを特徴とする,請求項7,8,または9のいずれかに記載の被処理体中継装置。
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