JPH05319513A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH05319513A
JPH05319513A JP15280892A JP15280892A JPH05319513A JP H05319513 A JPH05319513 A JP H05319513A JP 15280892 A JP15280892 A JP 15280892A JP 15280892 A JP15280892 A JP 15280892A JP H05319513 A JPH05319513 A JP H05319513A
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JP
Japan
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wafer
transport
transfer
chamber
holding arm
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Application number
JP15280892A
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English (en)
Inventor
Hirotsugu Shiraiwa
裕嗣 白岩
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Tohoku Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Tohoku Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送手段の進退自在な保持アームを回転させ
て熱処理部のウエハボートやカセット室内のカセットと
の間でウエハの搬送を行う場合に、簡単な構成の搬送手
段にして正確な搬送を行うこと。 【構成】 搬送室1内に、進退自在な保持アーム23を
備えた搬送基台21とこの搬送基台21を保持アーム2
3の進退方向と直交する方向に移動させる移動機構6と
この移動機構6を点aを中心として回転させる回転基台
24とからなる搬送手段2を設け、この搬送手段2によ
り周囲のカセット室3A、3Bや熱処理4A、4Bなど
との間でウエハの搬送を行うようにする。例えばウエハ
ボート5の間口の向きが搬送手段2の回転中心aの方向
からずれていても保持アーム23を移動機構6により横
に移動することで、ウエハの受け渡しを正確に行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハの製造プロセスにおいて
は、処理ステーション内に外部からウエハを搬入、搬出
する場合、あるいは処理ステーション内における複数の
処理部間でウエハを搬送する場合に、スペース効率など
の点から、外部から運ばれたウエハカセットやバッファ
カセットあるいはロードロック室内の載置ステージなど
の間で保持アームを備えた共通の搬送手段によりウエハ
を搬送することがある。例えば熱処理ステーションで
は、搬入搬出用のカセット室と熱処理部との間にロボッ
ト室を設けてこの搬送室内に、各部の搬送に対して共通
な搬送手段を設け、この搬送手段を回転させてカセット
室と熱処理部との間でウエハの受け渡しを行うと共に、
ウエハの表面の自然酸化膜の成長を抑えた状態で熱処理
を行うために全体をロードロック室として構成すること
が検討されている。
【0003】一方カセットや、熱処理部内にロード、ア
ンロードするためのウエハボートに対して搬送手段によ
りウエハを確実に搬送するためには、カセットやウエハ
ボートが保持アームの進退方向に正確に向いていること
が必要である。例えばウエハボートの向きが保持アーム
の進退方向から外れている場合、保持アームがウエハボ
ート内に進入するときにウエハボートの支柱に対するク
リアランスが保持アームの左右で異なってしまい、保持
アームをウエハボートに載せそこなって落下させたり、
保持アームが前記支柱に接触するといったことが起こっ
てしまう。
【0004】ところでウエハボートやカセットの載置台
あるいは搬送手段などの各部分の寸法には製作誤差が含
まれているし、また各部を組立てるときに組立て誤差が
生じる。例えば搬送室1をロードロック室として構成す
る場合には、真空時にも変形しないように例えば15ミ
リ〜20ミリもの肉厚の大きいステンレス鋼板を溶接し
て作られるが、特にこのような構造においては組立て誤
差を小さくすることが困難であり、各部分の製作誤差も
加わってウエハボートなどのウエハ収納部の向きが保持
アームの進退方向から外れることが多い。従って直線的
に進退する単純な保持アームを用いる搬送手段は、組立
て誤差が小さい、狭いエリアの中で搬送する場合に限ら
れていたし、またストロークの大きい広いエリアの中で
搬送する場合には、各関節に駆動軸を有する多関節保持
アームによって搬送するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら直線的に
進退する単純な保持アームを用いる場合には、ストロー
クの大きい大型のシステムに対応できないし、また前記
多関節保持アームを用いる場合には、搬送手段の構造が
非常に複雑になり高価なものになるという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、このような事情のもとになされ
たものであり、その目的は、簡単な構造の搬送手段によ
り被処理体の搬送を正確に行うことのできる搬送装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直線
に沿って進退自在でかつ回転自在な保持部材を備えた搬
送手段により、保持部材の回転方向に沿って配置された
複数の被処理体収納部の間で被処理体の搬送を行う搬送
装置において、前記保持部材を進退方向と交差する方向
に移動させる移動機構を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、被処理体収納部を被処
理体処理部に対して搬入または搬出するための搬出入部
と、この搬出入部に保持された被処理体収納部に対して
被処理体の搬送を行う搬送手段と、を備えた搬送装置に
おいて、前記被処理体収納部を搬出入部から離して搬送
手段側に接近した位置に移動させる移動機構を設けたこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】保持部材を一の被処理体収納部内に進入させて
被処理体を受け取り、保持部材を後退させると共に他の
被処理体収納部に向き合うように回転させる。このとき
他の被処理体収納部の向きが保持部材の軸線方向から外
れている場合には、保持部材を、他の被処理体収納部内
に進入させる前に、進退方向と交差するように移動さ
せ、例えば更に回転させて当該他の被処理体収納部に対
して被処理体の所定の受け渡しが行える位置に設定す
る。従って簡単な構造の搬送手段にして正確な搬送を行
うことができる。
【0010】また被処理体処理部に被処理体を搬出入す
るための搬出入部から被処理体を離して搬送手段側に接
近させるようにすれば、搬送手段の保持アームのストロ
ークがその分短くなるので搬送手段を小型化できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の搬送装置を半導体ウエハの熱
処理ステーションに適用した実施例を示す平面図であ
る。図1中1は搬送手段2が配設された搬送室であり、
この搬送室1には、夫々ゲートバルブG1、G2を介し
て2つのカセット室3A、3Bが接続されると共に、夫
々ゲートバルブG3、G4を介して熱処理部4A、4B
が接続され、更にゲートバルブG5を介して中間受け渡
し室11が接続されており、搬送室1からカセット室3
A、3B、熱処理部4A、4B及び中間受け渡し室11
に対して放射状に搬送路が伸びている。
【0012】前記カセット室3A、(3B)は、外部
(大気雰囲気)との間を開閉するゲートバルブG6(G
7)と、図示しない昇降機構により昇降し、例えば5個
のウエハカセット30を周方向に等間隔に載置するため
のターンテーブル31とを備えている。また前記カセッ
ト室3Aには、真空ポンプ32が介設された排気管33
と、一端側が例えば図示しないN(窒素)ガス供給源
に接続されたガス供給管34と、一端側が工場排気管に
接続された通気管35とが接続されている。このカセッ
ト室3Aは先ず真空ポンプ32により所定の真空度まで
減圧した後、ガス供給管34からNガスを供給しなが
ら通気管35よりNガスを排気して常時新たなN
スを通流させ、それによりカセット室3A内にて発生し
たパーティクルを排出してウエハへのパーティクルの付
着を抑えるようにしている。このようにカセット室3A
はロードロック室として構成されているが、他方のカセ
ット室3B、搬送室1、及び熱処理部4A、4Bにおけ
る後述の移載室、中間受け渡し室11についても同様に
排気管33、ガス供給管34、通気管35が接続され、
常時Nガス雰囲気が通気されるロードロック室として
構成されている。またこれらロードロック室は減圧時に
変形しないように例えば内厚が15mm〜20mmのス
テンレス鋼板で作られている。
【0013】前記熱処理部4A、4Bはヒータ41に囲
まれたプロセスチューブ42と、図2に示すようにプロ
セスチューブ42内とその下方側の移載室との間を昇降
台51により昇降するウエハボート5とを備えている。
このウエハボート5は、例えば4本の支柱52〜55に
形成された溝(図示せず)に各ウエハWを支持して上下
に多数枚収納できるように構成されている。
【0014】前記中間受け渡し室11は、例えば多数枚
のウエハを上下に重ねて載置できる載置台12を備える
と共に、ゲートバルブG8を介して、例えばフッ酸によ
りウエハW表面の自然酸化膜を除去するための洗浄部1
3が連結されている。
【0015】前記搬送手段2は、図3に示すように搬送
基台21に長さ方向に沿って移動自在に設けられた支持
部22と、この支持部22に基端側が取り付けられ、例
えば5枚のウエハを一括して搬送するように上下に配列
された5枚の保持部材例えば舌片状の保持アーム23
と、前記搬送基台21を支持部22の移動方向と交差す
る例えば直交する方向に微少に移動させるように、当該
搬送基台21の下面側に螺合したボールネジ61やこの
ボールネジ61の取り付け枠62にガイドされる搬送基
台21の下面側のガイド部63などからなる移動機構6
と、前記取り付け枠62に固定され、図示しないモータ
により鉛直軸のまわりに回転する回転基台24とから構
成されている。従って、この搬送手段2の保持アーム2
3は、搬送基台21の長さ方向に沿って進退すると共に
その進退方向と直交する方向に微動することができ、更
に回転することができる。
【0016】なお搬送手段2の回転基台24の回転中心
a(図1参照)からカセット室2A、2B内の各ターン
テーブル31までの距離は互いに等距離に設定されてお
り、また熱処理部4A、4Bの移載室プロセスチューブ
42の下方側の領域における各ウエハボート5から前記
回転中心までの距離についても互いに等距離に設定され
ている。
【0017】次に上述実施例の作用について説明する。
先ずカセット室3A、3B内に、未処理のウエハWを例
えば25枚収納した複数のカセット30を搬入してター
ンテーブル31上に載置し、ゲートバルブG6、G7を
閉じた後、当該カセット室3A、3B内を先述したよう
に所定の圧力まで減圧した後Nガスを通流してN
ス雰囲気としておく。また予め搬送室1、熱処理部4
A、4B及び中間受け渡し室11内についても同様にN
ガス雰囲気としておく。
【0018】次いでゲートバルブG1、G3、G5を開
き、搬送手段2の保持アーム23をカセット室3Aと対
向させ、この保持アーム23をカセット30内に進入さ
せて例えば5枚のウエハWを同時に下方側からすくい上
げて保持し、保持アーム23を後退させてウエハを搬送
室1内に取り込む。続いて保持アーム23を中間受け渡
し部11と対向する位置まで回動させてから中間受け渡
し部11内に進入させて載置部12上に5枚のウエハW
を受け渡し、しかる後ゲートバルブG5を閉じ、ゲート
バルブG8を開いてから、ウエハWは洗浄部13内に図
示しない搬送手段により搬入され、ここで洗浄された後
逆の経路で搬送室1内の搬送手段2に受け渡される。
【0019】次いで搬送手段2を一方の熱処理部4A側
に回動させた後保持アーム23を前進させ、ウエハボー
ト5の支柱52、55間を通ってウエハボート5内に進
入させ、ウエハボート5を若干上昇させてウエハWを支
柱51〜54の図示しない溝に係合保持させて5枚同時
に受け渡しを行い、その後保持アーム23を後退させて
から、カセット室3A内の次のウエハWを取り出しに行
く。このようにしてカセット室3A内の未処理のウエハ
を所定枚数ウエハボート5に移載するが、ウエハWの移
載については、例えば中間受け渡し室11に25枚の未
処理のウエハWが受け渡されてから、順次洗浄部13に
搬入するなど種々のモードを採用することができる。
【0020】そしてウエハボート5に所定枚数のウエハ
Wが搭載された後、ゲートバルブG3を閉じ、当該ウエ
ハボート5を上昇させてプロセスチューブ42内にロ−
ドし、ウエハWに対して所定の熱処理例えばCVDを行
う。しかる後ウエハボート5を下降させてプロセスチュ
ーブ42からアンロ−ドし、上述と逆の操作で保持アー
ム23によりウエハボート5上の処理済みのウエハWを
取り出して、カセット室3A内の元のカセット30に戻
す。この場合処理済みのウエハWを、処理モードに応じ
て、他方の熱処理部4B内に搬入して別の熱処理を行っ
たり、あるいは一方側のカセット室3Aから取り出した
ウエハWを熱処理後に他方側のカセット室3B内のカセ
ット30に受け渡すなど、種々のフローを採用すること
ができる。
【0021】ここでカセット室3Aのターンテーブル3
1上のカセットガイド部(図示せず)あるいはウエハボ
ート5やその昇降機構などの各部分の設計誤差によっ
て、更にはまた各部分の組立誤差によって、搬送室1に
対向して静止しているカセット30やウエハボート5が
搬送手段2の回動中心aに対して正確に向かい合ってい
ない場合、例えば図4に示すようにウエハボート5の間
口(支柱52、55間の面)が前記回転中心aの方向に
対してθだけ傾いている場合には、搬送手段2の搬送基
台21を、当該搬送基台21の軸線(保持アーム23の
軸線)kが前記支柱52、55間を結ぶ線mと直交する
ように回転基台21と共に回転させ、更にボールネジ6
1を駆動して、前記軸線kがウエハボート5の間口の中
間を通る位置まで搬送基台21を横方向に移動させる。
【0022】このように保持アーム23の位置を設定し
た後保持アーム23をウエハボート5内に進入してウエ
ハWの受け渡しを行う。またウエハボート5の間口が設
計通りに前記回動中心aに対して正確に向かい合ってい
るときには、保持アーム23を基準位置(図4の実線で
示す位置)に設定したまま前進させる。
【0023】従ってウエハボート5が設計通りの方向に
向いているかいないかにかかわらず、保持アーム23は
常にウエハボート5の間口の中央を通るので、左右の支
柱(52、53)、(55、54)とのクリアランスが
揃い、ウエハWの搬送即ち受け取り、受け渡しを確実に
行うことができる。そしてウエハボート5に限らずカセ
ット室3A、3B内のカセット30や中間受け渡し室1
1内の載置部12との間で保持アーム23がウエハWを
搬送する場合にも同様の効果がある。
【0024】以上において搬送手段2は、回転基台24
上に搬送基台21を固定し、回転基台24を横方向に移
動させるようにしてもよいし、更には昇降機構を組み合
わせて保持アーム23を昇降させるようにしてもよく、
また保持アーム23の数は5枚に限られず例えば1枚で
あってもよい。
【0025】更に熱処理部4A、4Bにおいては図5及
び図6に示すように構成することが得策である。即ち図
5及び図6に示す実施例では、被処理体収納部をなすウ
エハボート5を、ウエハWの移し替え時にプロセスチュ
ーブ42の中心よりも搬送室1側に接近した位置に前記
昇降台51と同一構造の昇降台7が設置されると共に、
2つの昇降台51、7の間で被処理体収納部をなすウエ
ハボート5を移し替えるための移し替え機構8が設けら
れている。
【0026】この移し替え機構8は、ウエハボート5の
下部側の筒状部分を挟み込んでフランジ部56の下面側
に係合する保持アーム81と、この保持アーム81を昇
降させる昇降機構82とこの昇降機構を水平方向(矢印
方向)に移動させる水平方向駆動機構83とを有してな
る。
【0027】図5に示す実施例では、プロセスチューブ
42からアンロードされたウエハボート5を移し替え機
構8により昇降台51から取り外して隣の昇降台7に移
し替え、搬送手段2によりウエハボート5上のウエハW
を取り出すと共に、未処理のウエハWを当該ウエハボー
ト5内に受け渡し、その後ウエハボート5を移し替え機
構8により昇降台51に移し替えてプロセスチューブ4
2内にロードする。
【0028】ロード、アンロード用の昇降台51上のウ
エハボート5は、プロセスチューブ42の中心に位置し
ているため、搬送手段2の保持アーム23のストローク
はプロセスチューブ42の位置により決まってしまう
が、上述のようにウエハボート5の移し替えを行えば、
ウエハボート5を搬送手段2に接近させることができる
ため保持アーム23のストロークが短くて済み、従って
搬送手段2を小型化できる上、搬送室1も小型化でき、
搬送室1はロードロック室であるため強度上有利にな
り、しかも前記ストロークが短くなる分、ウエハWの搬
送にあたって搬送手段1の回転機構などの各部分の設計
誤差の影響が少なくなる。
【0029】この場合別途昇降台7を設けなくとも、移
し替え機構8によりウエハボート5を保持した状態で搬
送手段2によりウエハWの移載を行うようにしてもよ
い。またこのような移し替えを行う装置は、横型の熱処
理部に対しても適用することもできるし、先の実施例の
ような横方向の移動機構を持たない搬送手段を用いても
よい。
【0030】更にまた前記搬送手段2においては、搬送
すべきウエハに対して保持アーム23を使い分けるよう
にしてもよく、例えば図7に示すように保持アーム23
の先端部分25を回動自在に構成すると共に、その両端
部にウエハWの保持部25a、25bを形成し、先端部
分25を反転させて保持部25a、25bを使い分ける
ようにしてもよい。このようにすれば、例えば図1に示
すシステムにおいて一方の熱処理部4Aでウエハ表面に
窒化シリコン膜を形成し、次いで他方の熱処理部4Bで
リンドープポリシリコン膜を形成する場合、熱処理部4
A、4Bに対して保持アーム23の保持部25a、25
bを夫々専用化することによって、リンがウエハの下地
膜に拡散して汚染するといったコンタミネーションを避
けることができる。このような保持部の使い分けについ
ては、複数の専用の保持アームを独立して進退させた
り、保持アームの表面、裏面を用いるようにしてもよ
い。
【0031】なお本発明は、熱処理ステーションにてウ
エハの搬送を行う場合に限定されることなく、イオン注
入やアッシングの処理ステーションにおいても適用する
ことができ、また大気中において搬送する場合や半導体
ウエハ以外のガラス基板や他の被処理体を搬送する場合
にも適用することができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、搬送手段の進
退自在な保持部材を回転させて各被処理体収納部との間
で被処理体を搬送させる場合に、保持部材を進退方向と
交差する方向に移動させるようにしているため、保持部
材の進退方向や被処理体収納部の向きなどに対して高い
精度を要求することなく、簡単な構成の搬送手段にして
正確な搬送を行うことができる。
【0033】請求項2の発明によれば、被処理体処理部
に対して被処理体収納部を搬入または搬出する搬出入部
から当該被処理体収納部を取り外して搬送手段側に移動
するようにしているため、搬送手段により被処理体収納
部との間で被処理体の搬送を行う場合に搬送手段のスト
ロークが短くなるので、搬送手段を小型化できると共
に、搬送手段の進退方向の精度が緩和されるなどの効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す平面図であ
る。
【図2】ウエハボートと搬送手段(搬送手段)の保持ア
ームとの位置関係を示す斜視図である。
【図3】搬送手段の一例を示す斜視図である。
【図4】ウエハボートと搬送手段の保持アームとの位置
関係を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図7】搬送手段の他の例の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 搬送室 2 搬送手段 21 搬送基台 23 保持アーム 3A、3B カセット室 30 カセット 4A、4B 熱処理部 5 ウエハボート 6 移動機構 51、7 昇降台 8 移し替え機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線に沿って進退自在でかつ回転自在な
    保持部材を備えた搬送手段により、保持部材の回転方向
    に沿って配置された複数の被処理体収納部の間で被処理
    体の搬送を行う搬送装置において、 前記保持部材を進退方向と交差する方向に移動させる移
    動機構を設けたことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 被処理体収納部を被処理体処理部に対し
    て搬入または搬出するための搬出入部と、この搬出入部
    に保持された被処理体収納部に対して被処理体の搬送を
    行う搬送手段とを備えた搬送装置において、 前記被処理体収納部を搬出入部から離して搬送手段側に
    接近した位置に移動させる移動機構を設けたことを特徴
    とする搬送装置。
JP15280892A 1992-05-20 1992-05-20 搬送装置 Pending JPH05319513A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15280892A JPH05319513A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 搬送装置
US08/062,611 US5404894A (en) 1992-05-20 1993-05-18 Conveyor apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049683A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Renesas Technology Corp 半導体集積回路装置の製造方法
KR100803726B1 (ko) * 2005-08-12 2008-02-15 주식회사 아이피에스 반송챔버의 구조
KR101527901B1 (ko) * 2013-10-10 2015-06-10 피에스케이 주식회사 기판 처리 장치 및 기판 반송 방법

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