JP3664983B2 - ガス漏れ警報器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス検出素子を複数の温度に切り替え加熱し、各温度に加熱された際のガス検出素子の出力に基づいてガス漏れの有無を判定等するガス漏れ警報器に関し、特に、ガス検出素子の異常を監視等することのできるガス漏れ警報器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般住宅等において、ガス漏れを検出して警報を発するガス漏れ警報器が広く利用されている。一般的に、このガス漏れ警報器は、ガス検出素子を備えており、このガス検出素子の出力変化に基づいて、ガス漏れの有無を判定するように構成されている。
特に、近年では、機器のコスト低減等のため、複数種類のガスのガス漏れを、1つのガス検出素子で検出できるようにしたガス漏れ警報器も提案されている。このようなガス漏れ警報器においては、ガス検出素子を、各種類のガスの検出に適した複数の温度に切り替え加熱し、各温度に加熱されたガス検出素子の出力変化に基づいて、ガス漏れの有無を判定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、ガス漏れ警報器は、一般住宅等の安全性を監視するという極めて重要な役割を担うものであるため、その機能に異常が生じた場合には、これを検出してユーザ等に報知することが必要になる。特に、ガス検出素子は、上述のようにガス漏れ検出機能の中核をなしており、その断線、短絡、抵抗値異常等の異常を監視することが好ましい。
しかしながら、従来のガス漏れ警報器には、ガス検出素子の上記異常を監視する機能がなかったので、ガス検出素子の異常を発見等することが困難であった。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、ガス検出素子の異常を監視等することのできる、ガス漏れ警報器を提供することを目的としている。
【0005】
このような目的を達成するため、請求項1に記載のガス漏れ警報器は、ガス検出素子と、当該ガス検出素子を少なくとも第1の検出温度と、当該第1の検出温度より高い第2の検出温度とに周期的に切り替え加熱制御する加熱制御手段と、当該ガス検出素子の出力に基づいてガス漏れの有無を判定するガス漏れ判定手段とを備えて構成されるガス漏れ警報器において、上記加熱制御手段にて上記第1の検出温度に加熱された上記ガス検出素子の電圧値を、所定の短絡閾値と比較することにより、上記ガス検出素子の短絡または抵抗値異常の有無を判定する短絡判定手段と、上記加熱制御手段にて上記第2の検出温度に加熱された上記ガス検出素子の電圧値を、所定の断線閾値と比較することにより、上記ガス検出素子の断線または抵抗値異常の有無を判定する断線判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
この警報器によれば、加熱制御手段はガス検出素子を第1の検出温度と、第1の検出温度より高い第2の検出温度とに周期的に切り替える。そして、第1の検出温度に加熱されたガス検出素子の電圧値が短絡閾値と比較されて、ガス検出素子の短絡または抵抗値異常の有無が判定される。すなわち、短絡判定は、厳密にはガス検出素子を第1の検出温度と第2の検出温度のいずれに加熱した場合においても行なうことができるが、第1の検出温度に加熱した場合に行なうことにより、比較的低電圧の環境下でガス検出素子の短絡監視を行なうことができ、一層安定した監視を行なうことができる。また、第2の検出温度に加熱されたガス検出素子の電圧値が断線閾値と比較されて、ガス検出素子の断線または抵抗値異常の有無が判定される。すなわち、断線判定は、厳密にはガス検出素子を第1の検出温度と第2の検出温度のいずれに加熱した場合においても行なうことができるが、第1の検出温度に加熱した場合には正常時と断線時の電圧差が小さいために実際にはその検出を行なうことが難しいのに対して、第2の検出温度に加熱した場合には正常時と断線時の電圧差が比較的大きいために容易かつ正確にその検出を行なうことができる。したがって、ガス漏れ検出機能の中核をなすガス検出素子の断線、短絡、抵抗値異常等の異常を監視することができ、ガス漏れ警報器の信頼性を一層向上させることができる。
【0007】
また、請求項2に記載のガス漏れ警報器は、請求項1に記載のガス漏れ警報器において、上記短絡判定手段による上記ガス検出素子の電圧値と所定の短絡閾値との比較は、上記第1の検出温度が安定した後に行い、上記断線判定手段による上記ガス検出素子の電圧値と所定の断線閾値との比較は、上記第2の検出温度が安定した後に行なうことを特徴とする。
【0008】
この警報器によれば、ガス検出素子の短絡、抵抗値異常の有無についての短絡判定は、ガス検出素子の検出温度が第1の検出温度に安定した後に行い、ガス検出素子の断線、抵抗値異常の有無についての断線判定は、ガス検出素子の検出温度が第2の検出温度に安定した後に行なう。このため、ガス検出素子の動作が安定した後に短絡判定または断線判定を行なうことができ、一層確実な判定を行なうことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかるガス漏れ警報器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0012】
(警報器の構成)
まず、警報器の構成について説明する。図1は警報器の全体斜視図、図2は警報器の要部構成を示すブロック図である。
この警報器1は、火災発生およびガス漏れを検出して警報を行う、火災ガス漏れ警報器である。この警報器1によって検出されるガスは、COガスおよび炭化水素ガスである。この警報器1では、概略的に、後述するガス検出素子16の温度を、COガス検出用の第1の検出温度T1と、炭化水素ガス検出用の第2の検出温度T2(>T1)とに、周期的に自動で切り替える。そして、第1の検出温度T1に切り替えた状態において、COガスを監視すると共にガス検出素子16の短絡および抵抗値異常を監視し、第2の検出温度T2に切り替えた状態において、炭化水素ガスを監視すると共にガス検出素子16の断線および抵抗値異常を監視する。
【0013】
次に、警報器1の外観構成を説明する。
図1に示すように、警報器1は、略方形の筐体2に、火災検出部3、ガス検出部4、スピーカ5、電源ランプ6、火災警報ランプ7、CO警報ランプ8、および、炭化水素ガス警報ランプ9を備えて構成されている。
このうち、火災検出部3は、例えば、サーミスタ式あるいは散乱光式の火災検出手段である。また、ガス検出部4は、ガス検出素子16により、COガスまたは炭化水素ガスを検出するガス検出手段である。また、スピーカ5は、後述する音声メッセージ等を出力する出力手段である。また、電源ランプ6、火災警報ランプ7、CO警報ランプ8、および、炭化水素ガス警報ランプ9は、所定時に点灯または点滅されることにより、警報器1の機能状態または検出状態をユーザ等に報知する報知手段である。
【0014】
次に、警報器1の電気的構成を説明する。
図2に示すように、警報器1は、検出回路部10、CPU(Central Processing Unit)11、記憶部12、表示部13、および、音声出力部14を備えて構成されている(なお、図2においては、火災検出機能のみに関する構成要素を省略する)。
【0015】
このうち、検出回路部10は、ガスセンサ15、検出抵抗RL、RH、トランジスタTR1、TR2、および、その他の回路要素を図示の如く接続して構成されている。
このうち、ガスセンサ15は、COガスまたは炭化水素ガスを検出するもので、ガス検出素子16およびヒータ17を備える。このヒータ17は、ガス検出素子16を、第1の検出温度T1または第2の検出温度T2に加熱する加熱手段である。また、検出抵抗RLはCOガス検出、検出抵抗RHは炭化水素ガス検出に応じた抵抗値をそれぞれ有し、ガス検出素子16に対して上記温度の切り替えに伴って切り替え接続される。また、トランジスタTR1は、ヒータ17をONまたはOFFに切り替えてガス検出素子16の加熱状態を調整し、トランジスタTR2は、検出抵抗RL、RHを選択的にガス検出素子16に接続する。
【0016】
また、CPU11は、警報器1の機能を制御する制御手段である。このCPU11は、機能概念的に、ガス信号処理部18、ヒータコントロール部19、タイマー20、演算部21、短絡判定部22、および、断線判定部23を備えて構成されている。
このうち、ガス信号処理部18は、ガス検出素子16の出力を受け、これを所定の閾値と比較することにより、ガス漏れの有無を判定するガス漏れ判定手段である。また、ヒータコントロール部19は、トランジスタTR1をスイッチング制御することによってヒータ17を制御する。また、タイマー20は、ガス検出等の各種処理のタイミングを制御する。また、演算部21は、ガス検出等の各種処理の演算を行なう。
【0017】
また、短絡判定部22は、第1の検出温度T1に加熱されたガス検出素子16の電圧値を、所定の短絡閾値と比較することにより、ガス検出素子16の短絡の有無を判定する短絡判定手段である。また、断線判定部23は、第2の検出温度T2に加熱されたガス検出素子16の電圧値を、所定の断線閾値と比較することにより、ガス検出素子16の断線の有無を判定する断線判定手段である。
【0018】
また、記憶部12は、ガス検出等の各種処理に必要なプログラムやパラメータ等を記憶する記憶手段であり、特に、本実施の形態においては、ガス検出素子16の短絡の有無を判定するための短絡閾値と、ガス検出素子16の断線の有無を判定する断線閾値とを不揮発的に記憶する。
【0019】
また、表示部13は、図1の電源ランプ6、火災警報ランプ7、CO警報ランプ8、および、炭化水素ガス警報ランプ9に接続され、これら各ランプ6〜9を点灯または点滅させる。
また、音声出力部14は、スピーカ5に接続され、スピーカ5から音声メッセージ等を出力させる。
なお、これら各部において行われる具体的な処理の内容については、後述する。
【0020】
(処理の内容)
次に、このように構成された警報器1の処理の内容について説明する。図3は、この処理のフローチャートである(なお、図3においては、火災検出機能のみに関する処理を省略する)。
【0021】
まず、図3に示すように、ガス検出素子16の温度を検出温度T1または第2の検出温度T2の所定の一方に切り替え(ステップS−1)、COガスまたは炭化水素ガスの一方の検出を行なう。
すなわち、ヒータコントロール部19によってトランジスタTR1を制御することにより、ヒータ17をON/OFFし、ガス検出素子16を加熱して温度切り替えを行なう。例えば、COガス検出用の第1の温度T1は約80℃、炭化水素ガス検出用の第2の温度T2は約420℃である。また、この時、トランジスタTR2を制御することによって、ガス検出素子16に直列接続する検出抵抗を切り替える。ここでは、例えば、COガス検出時には検出抵抗RLを用い、炭化水素ガス検出時には検出抵抗RHを用いる。
【0022】
このように切り替えられた第1の検出温度T1または第2の検出温度T2を、所定時間維持して、温度状態の安定化を図る(ステップS−2)。例えば、第1の検出温度T1は15秒間程度、第2の検出温度T2は5秒間程度維持する。この時間経過は、タイマー20を用いて計時する。
そして、この温度状態が安定した後、ガス検出素子16からの出力をガス信号処理部18に取り込み、この出力を所定の閾値と比較して、ガス漏れ発生の有無を判定する(ステップS−3)。
【0023】
ここで、ガス漏れの発生がある場合には、ガス信号処理部18から表示部13および音声出力部14に制御信号を出力し、ガス警報表示を行う(ステップS−4)。例えば、COガス検出時にはCO警報ランプ8を点灯し、炭化水素ガス検出時には炭化水素ガス警報ランプ9を点灯し、また、スピーカ5から音声警報を出力する。
一方、ガス漏れの発生がない場合には、後述するステップS−5を経て、ステップS−1に戻り、ガス検出素子16の温度を検出温度T1または検出温度T2の他方に切り替えて、COガスまたは炭化水素ガスの他方のガス検出を上記と同様に行なう。
以降、このような温度切り替えとガス検出とを連続的に行なう。
【0024】
次に、ステップS−5におけるガス検出素子16の異常の有無の判定について説明する。
ここでは、ステップS−1において、ガス検出素子16の温度が第1の検出温度T1に切り替えられている場合には、ガス検出素子16の短絡および抵抗値異常の有無を判定し、ガス検出素子16の温度が第2の検出温度に切り替えられている場合には、ガス検出素子16の断線および抵抗値異常の有無を判定する。
【0025】
具体的には、ガス検出素子16の温度が第1の検出温度T1に切り替えられている場合、図2のガス検出素子16の電圧V1を短絡判定部22に取り込む。また、記憶部12に記憶されている短絡閾値を短絡判定部22に取り込む。そして、この短絡判定部22において、電圧V1と短絡閾値とを相互に比較する。この短絡閾値としては、ガス検出素子16の通常時の電圧およびCOガス検出時の電圧(<通常時の電圧)に対して、充分に低い電圧が設定されており、電圧V1が短絡閾値を下回った場合には、ガス検出素子16に短絡または抵抗値異常があるものと判断することができる。
【0026】
あるいは、ガス検出素子16の温度が第2の検出温度T2に切り替えられている場合、電圧V1を断線判定部23に取り込む。また、記憶部12に記憶されている断線閾値を断線判定部23に取り込む。そして、この断線判定部23において、電圧V1と断線閾値とを相互に比較する。この断線閾値としては、ガス検出素子16の通常時の電圧よりも充分に高い電圧が設定されており、電圧V1が断線閾値を上回った場合には、ガス検出素子16に断線または抵抗値異常があるものと判断することができる。
【0027】
このような判定により、ガス検出素子16の短絡、断線、または、抵抗値異常が検出された場合、短絡判定部22または断線判定部23から表示部13および音声出力部14に制御信号を出力し、ガス検出素子16の異常表示を行う(ステップS−6)。例えば、火災警報ランプ7、CO警報ランプ8、および、炭化水素ガス警報ランプ9を全て点滅させると共に、スピーカ5から音声警報を出力する。
これにて、一連の処理が終了する。
【0028】
最後に、第1の検出温度T1または第2の検出温度T2と、ガス検出素子16の短絡または断線の監視とを、上記のように組み合わせた理由について説明する。ここでは、前提として、電源電圧V0=5v、検出抵抗RL=10kΩ、検出抵抗RH=1kΩ、第1の検出温度T1に加熱された際のガス検出素子16の抵抗RL=1MΩ、第2の検出温度T2に加熱された際のガス検出素子16の抵抗RH=10kΩとする。
【0029】
まず、断線時の電圧について検討する。
第1の検出温度T1下において、正常時でかつCOガスが存在しない場合、ガス検出素子16の電圧V1=V0×(RGL/(RGL+RL))=5v×(1MΩ/(10kΩ+1MΩ))=4.95vになり、断線時の電圧(電源電圧)5vとほとんど差異がなく、異常検出が難しい。
一方、第2の検出温度T2下においては、正常時でかつ炭化水素ガスが存在しない場合、ガス検出素子16の電圧V1=V0×(RGH/(RGH+RH))=5v×(10kΩ/(1kΩ+10kΩ))=4.55vになり、上記電圧5vと比較的大きな差異が生じる。
したがって、断線に関しては、電圧の閾値を4.55vと5vの間(例えば、4.7v〜4.8v)とすることで、第2の検出温度T2とした場合に検出を行うことができ、第1の検出温度T1とした場合に検出を行うよりも、容易かつ正確に異常監視を行うことができる。
【0030】
次に、短絡時の電圧について検討する。
この場合には、上記のような問題がないため、ガス検出素子16を第1の検出温度T1と第2の検出温度T2のいずれに加熱した場合においても検出を行なうことができる。
しかしながら、第1の検出温度T1とした場合の方が、比較的低電圧の環境下でガス検出素子の短絡監視を行なうことができ、一層安定した監視を行なうことができる。
これらのことから、本実施の形態においては、上記のように、第1の検出温度T1に切り替えた状態において、ガス検出素子16の短絡および抵抗値異常を監視し、第2の検出温度T2に切り替えた状態において、ガス検出素子16の断線および抵抗値異常を監視している。
【0031】
(他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
例えば、上記の実施の形態においては、本発明を火災ガス漏れ警報器に適用した例を示すが、ガス漏れの検出機能を有する任意の警報器について同様に適用することができる。また、ガス検出素子16の短絡と断線の任意の一方のみを監視してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、加熱されたガス検出素子の電圧値が短絡閾値と比較されて、ガス検出素子の短絡または抵抗値異常の有無が判定され、また、第2の検出温度に加熱されたガス検出素子の電圧値が断線閾値と比較されて、ガス検出素子の断線または抵抗値異常の有無が判定される。したがって、ガス漏れ検出機能の中核をなすガス検出素子の断線、短絡、抵抗値異常等の異常を監視することができ、ガス漏れ警報器の信頼性を一層向上させることができる。
【0033】
また、本発明によれば、比較的低電圧の環境下でガス検出素子の短絡監視を行なうことができ、一層安定した監視を行なうことができる。
【0034】
また、本発明によれば、第1の検出温度に加熱した場合には正常時と断線時の電圧差が小さいために実際にはその検出を行うことが難しいのに対して、第2の検出温度に加熱した場合には正常時と断線時の電圧差が比較的大きいために容易かつ正確にその検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における警報器の全体斜視図である。
【図2】警報器の要部構成を示すブロック図である。
【図3】警報機の処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 警報器
2 筐体
3 火災検出部
4 ガス検出部
5 スピーカ
6 電源ランプ
7 火災警報ランプ
8 CO警報ランプ
9 炭化水素ガス警報ランプ
10 検出回路部
11 CPU
12 記憶部
13 表示部
14 音声出力部
15 ガスセンサ
16 ガス検出素子
17 ヒータ

Claims (2)

  1. ガス検出素子と、当該ガス検出素子を少なくとも第1の検出温度と、当該第1の検出温度より高い第2の検出温度とに周期的に切り替え加熱制御する加熱制御手段と、当該ガス検出素子の出力に基づいてガス漏れの有無を判定するガス漏れ判定手段とを備えて構成されるガス漏れ警報器において、
    上記加熱制御手段にて上記第1の検出温度に加熱された上記ガス検出素子の電圧値を、所定の短絡閾値と比較することにより、上記ガス検出素子の短絡または抵抗値異常の有無を判定する短絡判定手段と、
    上記加熱制御手段にて上記第2の検出温度に加熱された上記ガス検出素子の電圧値を、所定の断線閾値と比較することにより、上記ガス検出素子の断線または抵抗値異常の有無を判定する断線判定手段と、
    を備えたことを特徴とするガス漏れ警報器。
  2. 上記短絡判定手段による上記ガス検出素子の電圧値と所定の短絡閾値との比較は、上記第1の検出温度が安定した後に行ない、
    上記断線判定手段による上記ガス検出素子の電圧値と所定の断線閾値との比較は、上記第2の検出温度が安定した後に行なうこと、
    を特徴とする請求項1に記載のガス漏れ警報器。
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