JP3664462B2 - X線診断装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はX線診断装置に関し、特に第1のC型アームの内周に沿って第2のC型アームを設け、各アームを独立してスライド制御することにより、1台の装置で様々なポジショニングを可能とすると共に、X線CT装置的な使い方をも可能としたX線診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すような据置型のX線診断装置(据置型保持装置)が知られている。
【0003】
この据置型保持装置は、天井に取り付けられる天井取り付け部50と、一端が天井取り付け部50により支柱回転可能なように保持された保持アーム51と、保持アーム51の他端側に主軸回転可能なように設けられ、略Cの字形状のC型アーム53をスライド可能に保持するためのC型アームホルダ52と、C型アーム53の両端にそれぞれ相対向するように設けられたイメージ・インテンシファイヤ55(I.I.)及びX線発生部54とを有している。
【0004】
アーム形状は大きく分けて、前記C型アーム53のアーム形状であるC型、Uの字形状のU型、或いはΩの字形状のΩ型等が知られているが、今日においては、症例に応じたX線発生/検出系の様々なポジショニングを可能とする3次元的ポジショニングの観点から前記C型が主流となってきている。
【0005】
C型アーム53にはレールが設けられており、C型アームホルダ52に設けられた保持ローラでこのC型アーム53のレールを挟み込むことでC型アーム53を保持し、スライド動を可能としている。
【0006】
また、C型アーム53には、I.I.55を上下(X線発生部54側及び反X線発生部54側)に移動制御する移動駆動部56が設けられており、この移動駆動部56による移動制御により、C型アーム53に設けられた開口部を介してI.I.55が上下動するようになっている。
【0007】
このような据置型保持装置は、支柱回転,主軸回転,スライド動等によりC型アーム53を所望のポジショニングに設定し、透視時にはX線発生部54から少量のX線を曝射し、撮影時にはX線発生部54から多量のX線を曝射する。I.I.55は、被検者を透過したX線情報を光学情報に変換し、この光学情報を光学レンズで集光してTVカメラで取り込む。これにより、透視画像或いは撮影画像をモニタ装置等に表示することができる。
【0008】
ここで、このような据置型保持装置は、カーディアックポジショナ(Cardiac)或いはジェネラルポジショナ(Genaral)として用いられるようになっており、カーディアックポジショナとして用いる場合は、主軸方向(RAO/LAO)に深い角度付けが必要となるため、被検者を頭入れにより撮像(透視或いは撮影)を行うようになっている。
【0009】
すなわち、カーディアックポジショナの臨床に必要な角度付けは、RAO/LAOが120°/120°、CRA/CAUが45°/45°程度であり、また、通常の据置型保持装置の回転可能範囲はその構造上、頭入れの場合でRAO/LAOが180°/180°、CRA/CAUが45°/90°で限界となる。仮に、被検者の左横方向からアクセスする場合を考えてみると、回転可能範囲はRAO/LAOが90°/45°、CRA/CAUが180°/180°となり、カーディアックポジショナに必要なLAOが45°〜120°、RAOが90°〜120°の角度付けができないことになる。
【0010】
また、カーディアックポジショナとして、オフセットレス仕様のものを用いると、寝台の天板を被検者の頭側にスライドさせたときにC型アーム天板が干渉し、被検者の鼠頚部までのスライドストロークが得られない。心血管造影検査を行う場合、カテーテルは鼠頚部からの穿刺が一般的であり、この鼠頚部透視はカーディアックポジショナには不可欠な機能である。さらに、麻酔医は、通常、被検者の頭側に立つようになる。
【0011】
このため、据置型保持装置をカーディアックポジショナとして用いる場合は、鼠頚部透視(深い角度付け)、麻酔医の作業スペースの観点からオフセットのあるものが用いられ、被検者を頭入れのかたちで撮像するようになっている。
【0012】
また、据置型保持装置をジェネラルポジショナとして用いる場合は、被検者の頭から足先まで自由にアクセスする必要があるため、オフセットレスのものが用いられ、被検者を横入れのかたちで撮像するようになっている。
【0013】
そして、被検者の正確な診断,治療を行うには、オフセットのあるカーディアックポジショナと、オフセットレスのジェネラルポジショナの両方が必要であることから、従来は、この各ポジショナを1つの部屋に設置して複合システムを構成し、各ポジショナを併用することにより診断,治療を行っていた。
【0014】
一方、このような据置型保持装置を含むX線診断装置を用いたIVR(Interventional Radiology)においては、通常の血管造影撮影像だけではなく、X線CT装置による横断像を用いた併用検査の有用性が認識されるに至っている。
【0015】
このX線CT装置の併用を行う場合、通常はX線診断装置が設けられたアンギオ室とX線CT装置が設けられたCT室とは別の部屋であることから、この併用検査においては、被検者をストレッチャに乗せて前記各部屋に移送する必要があるが、被検者の移送は面倒であり、また、移送中にカテーテルが逸脱する等の虞がある。
【0016】
このため、前記併用検査を可能とするために、一つの部屋にX線診断装置とX線CT装置とを設置し、X線診断装置を用いて撮像を行う場合は寝台をX線診断装置側にスライドさせ、X線CT装置を用いて撮像を行う場合は寝台をX線CT装置側にスライドさせることで、一つの寝台を各装置で共用して併用検査を行うようになっている。
【0017】
これにより、X線診断装置が設けられている部屋とX線CT装置が設けられている部屋との間を被検者を移動させることなく、一つの寝台を共用して併用検査を行うことができ、面倒な被検者の移送を省略することができ、また、被検者の移送中にカテーテルが逸脱する不都合を防止することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のX線診断装置は、図5中斜線で示すようにI.I.55がC型アーム53の外側に突出するようになっているため、C型アーム53をCAU方向或いはCRA方向にスライド制御した場合には、I.I.55とC型アームホルダ52とが干渉し、X線発生部54を天井側に位置させるポジショニングであるオーバーチューブのポジショニングをとった場合にはI.I.55と床57が干渉する。このため、ポジショニングが制約される問題があった。
【0019】
また、カーディアックポジショナとしてはオフセットのあるものが必要となり、ジェネラルポジショナとしてはオフセットレスのものが必要となるため、被検者の正確な診断等を行うためには、この両方のポジショナをそれぞれ用意する必要があり、病院側の設置場所の負担及び経済的負担が大きくなる問題があった。
【0020】
また、血管の複雑な走行等を立体的にイメージ化し、診断治療に役立てる3次元技術が様々なモダリティにより試みられているが、X線診断装置では、上述のポジショニングの制約により、X線CT装置やMR装置のような3次元画像を得ることはできない問題があった。
【0021】
すなわち、今日におけるX線診断装置としては、回転DSAにより起動停止時のデータをも取り込み、より広い角度範囲の画像情報が得られるものも知られているが、画像の3次元画像を形成するのに必要十分な情報を得るには至らない。このため、複雑な血管の走行を立体的にイメージ化することはできなかった。
【0022】
また、この回転DSAでは、起動停止時のデータをも取り込み、より広い角度範囲の画像情報を得ているが、X線の曝射タイミングが複雑であるうえ、起動停止時の再構成画像には、速度変動によりアーチファクトが生じ再現性が悪い等の問題がある。
【0023】
一方、X線CT装置を併用するIVRの場合、X線診断装置とX線CT装置との間を被検者を乗せた寝台を移動させて撮像の切替を行うのであるが、この寝台の移動に時間を要するため、迅速な撮像の切替を行うことができない問題がある。そして、この寝台の移動によりカテーテルが逸脱する虞があった。
【0024】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、一つの装置で所望かつ自由なポジショニングで撮像を行うことができ、また、必要十分な画像情報を得て高画質の3次元画像を形成することができるようなX線診断装置の提供を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るX線診断装置は、弧状の第1のアームと、前記第1のアームを少なくともスライド可能に保持する保持部材と、前記第1のアームの内側に設けられ、該第1のアームの内周に沿ってスライド可能に設けられた弧状の第2のアームと、前記第2のアームの両端部近傍にそれぞれ相対向するように設けられたX線発生部及びX線検出部と、前記第1のアームに設けられ、前記第1のアームに沿ってスライドして該第1のアームの一端及び他端を接続可能にする弧状の安全カバーを備え、前記第2のアームは、前記安全カバーに沿ってスライド可能であることを特徴とするものである。
【0027】
このようなX線診断装置は、第1のアームの内周に沿って第2のアームがスライド可能となっている。このため、被検者を頭入れのかたちで撮像(透視,撮影)を行うことが基本のカーディアックポジショナとして当該X線診断装置を用いた場合でも、被検者を横入れのかたちで深い角度付けにより撮像を行うことができ、当該X線診断装置をゼネラルポジショナ的に使用することができる。
【0028】
また、第1のアームの内周に沿って第2のアームを360度回転させ、所定回転角毎にX線情報を取り込み、この各X線情報に基づいて3次元再構成を行うことで、当該X線診断装置をX線CT装置的に使用することができる。
【0029】
従って、当該X線診断装置1台で、カーディアックポジショナ,ゼネラルポジショナ,X線CT装置の3通りの使い方をすることができ、様々なポジショニング及び撮像を行うことができ、例えばX線診断装置による撮像からX線CT装置による撮像に切り替える場合でも、被検者を移動することなく該切り替え可能とすることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るX線診断装置の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0031】
まず、本発明に係るX線診断装置は、図1に示すような据置型保持装置に適用することができる。この第1の実施の形態の据置型保持装置は、天井に取り付けられる天井取り付け部1と、一端が天井取り付け部1により支柱回転可能なように保持された保持アーム2と、保持アーム2の他端側に主軸回転可能なように設けられたC型アームホルダ3と、このC型アームホルダ3によりスライド可能に保持された略Cの字状の第1のC型アーム4とを有している。
【0032】
第1のC型アーム4には、その内周に沿ってスライド可能とされた、該内周長と同じ長さの外周長を有する略Cの字状の第2のC型アーム5が設けられている。この第2のC型アーム5の両端部には、それぞれ相対向するようにX線発生部6及び固体撮像素子を2次元的に配列して構成された固体検出器8(平面検出器)が設けられている。
【0033】
この平面検出器8は、X線像を可視光学像に変換するシート状のX線−可視光変換部材(例えば蛍光膜)と、この可視光に応じた電荷を発生するように2次元的に配置された複数の電荷発生素子と、この電荷を蓄積するように電荷発生素子にそれぞれ接続された電荷蓄積素子と、前記電荷蓄積素子に蓄積された電荷情報を読み出す読み出し手段を備えている。また、読み出し手段は、電荷蓄積手段に蓄積された電荷情報を読み出すことができるように電荷蓄積手段にそれぞれ接続されたスイッチング素子(例えば薄膜トランジスタ:TFT)と、このスイッチング素子を行単位でオンオフ制御するスイッチング素子制御手段と、同一列のスイッチング素子の出力を電気的に接続する信号線と、各信号線の出力を選択して出力する選択手段(例えばマルチプレクサ)とを備えている。
【0034】
なお、平面検出器8の電荷発生素子としては、X線を直接的に電荷に変換するものを使用してもよい。この場合、前記X線−可視光変換部材を不要とすることができる。また、この平面検出器8は、後に説明するCTモード時における3次元再構成に都合の良い曲面形状としてもよい。
【0035】
この平面検出器8は、移動駆動部7により、X線発生部6側及び反X線発生部6側に上下に移動制御されるようになっている。なお、平面検出器8は、イメージ・インテンシファイヤのような突起がなく平板状であるため、各C型アーム4,5には、この移動駆動部7により上下動される平面検出器8をC型アーム4,5の外部に逃がすための開口部は設けられていない。このため、平面検出器8には、移動駆動部7の上下動制御によりこの開口部を介して突出する部分はなく、該突出した部分が床10と干渉することがないようになっている。
【0036】
次に、C型アームホルダ3と各C型アーム4,5との接続部分の横断面は、図2(a)に示すようになっており、C型アームホルダ3に設けられた保持ローラ6により、第1のC型アーム4のレールを挟み込むことで、C型アームホルダ3により第1のC型アーム4がスライド可能に保持されている。第1のC型アーム4の駆動系は図示はしないが、一般にモータ,減速機,ベルト等でスライド動作が可能となっている。
【0037】
この第1のC型アーム4内には、図2(a)中斜線で示すような安全カバー9が設けられている。この安全カバー9は、第1のC型アーム4内の内周の沿って設けられており、後に説明するが当該据置型保持装置をX線CT装置的に使用する場合に、図1に示すように第1のC型アーム4の一端側から他端側に送出されるようになっている。そして、この安全カバー9の先端部が第1のC型アーム4の他端側に接続された際には、第1のC型アーム4が円形状となり、その内周に沿って第2のC型アーム5を360°回転可能とする構成となっている。
【0038】
第1のC型アーム4と第2のC型アーム5は、図2(a)に示すように第2のC型アーム5のレール部が保持ベアリング15により保持されており、第2のC型アーム5が、第1のC型アーム4に対してスライド可能となっている。この保持ベアリング15は、第1のC型アーム4に組み込まれたボール循環型のベアリングであり、第1のC型アーム4の全域、或いは複数箇所に分割して設けられている。
【0039】
このような保持ベアリング15は、複数個のボールからなるため、荷重を分散することができ、各C型アーム4,5の接続のための大きな面積をとることがなく、各C型アーム4,5をいわばコンパクトに保持することができる。
【0040】
なお、図2(a)の例では、各C型アーム4,5の両端の計2箇所に保持ベアリング15を設けることとしたが、これは、3箇所,4箇所或いは8箇所等のように所望の数分設ければよい。
【0041】
次に、第2のC型アーム5の駆動は、回転機を平板上に展開したタイプのリニアモータ17で行うようになっている。具体的には、リニアモータの固定子を第1のC型アーム4側に設けると共に、移動子を第2のC型アーム5側に設け、スライド駆動するようになっている。なお、第1のC型アーム4側に移動子を設け、第2のC型アーム5側に固定子を設けるようにしてもよい。
【0042】
リニアモータは非接触的かつ直接的に動力を伝達することができるため、第2のC型アーム5を高速でスライドさせることができ、当該据置型保持装置を後に説明するX線CT装置的に使用する際に第2のC型アーム5の高速回転を可能とすることができる。また、通常のモータのように、減速機や動力伝達系を必要としないため、設置面積をとることはない。
【0043】
次に、この第2のC型アーム5のスライド動によるケーブルの吸収は、弛ませて外部で捌いたり、或いは内部で巻き取ったりしてもよいが、当該据置型保持装置では、図2(a)に示すようにスリップリング16を用いている。
【0044】
このスリップリング16は、図2(b)に示すように第1のC型アーム4に必要なチャンネル数の導電リング21を横断面が凹形状の絶縁体20の凹部に沿って設け、この導電リング21に接触するように板バネ等の弾性部材23を介してブラシ22を第2のC型アーム5側に設けることで構成されている。
【0045】
このスリップリング16の各チャンネルを介して、別途設けられた高圧発生装置(図示せず)で発生された高電圧がX線発生部6に供給され、また、平面検出器8からの画像信号が別途設けられた画像処理装置(図示せず)に供給されるように構成されている。また、平面検出器8の制御信号及び電源、X線管の陽極回転モータ用の電源及び制御信号等がこのスリップリングを介して伝達されるように構成されている。
【0046】
このようなスリップリング16を用いることにより、第2のC型アーム5を360°以上スライド回転させることを可能とすることができる。
【0047】
なお、このような構成とすると、第2のC型アーム5がスライドすることにより、第1のC型アーム4の内側面、又は第2のC型アーム5の外側面が露出することが懸念されるが、前述のスリップリング16は内部に配置されているため、オペレータの指等が直接スリップリング16に触れることはない。
【0048】
次にこのような構成を有する当該実施の形態の据置型保持装置の動作説明をする。
【0049】
まず、当該据置型保持装置をジェネラルポジショナとして使用する場合は、第2のC型アーム5をスライドさせず、第1のC型アーム4をイニシャルポジションに固定する。これにより、C型アームを一つのみ有する従来の据置型保持装置と同様に主軸回転(RAO/LAO),支柱回転及びスライド回転(CAU/CRA)等により被検者へのアクセスを行うことができ、当該据置型保持装置をジェネラルポジショナとして使用可能とすることができる。
【0050】
第1のC型アーム4が所望のポジショニングに設定されると、X線発生部6を介して透視時には少量のX線が、撮影時には多量のX線が曝射される。平面検出器8は、その前面に設けられた蛍光体によりこのX線を可視光に変換して受光し、この受光光量に応じた電荷を撮像信号としてモニタ装置等に供給する。これにより、透視画像或いは撮影画像をモニタ装置に表示することができ、通常の診断,治療を行うことができる。
【0051】
次に、当該据置型保持装置を深い角度付けが必要なカーディアックポジショナとして使用する場合は、リニアモータ17を駆動して、図1に2点鎖線で示すように第1のC型アーム4に対して第2のC型アーム5をスライド制御する。
【0052】
これにより、第2のC型アーム5が第1のC型アーム4の内周に沿ってスライドし、第1のC型アーム4の両端部以上にX線発生部6及び平面検出器8をスライド制御することができる。
【0053】
このため、深い角度付けを可能とすることができ、当該据置型保持装置をカーディアックポジショナとして使用することができる。
【0054】
このように当該据置型保持装置は、第2のC型アーム5をスライド制御することにより、スライドストロークを大きくとることができる。このため、被検者を横入れのかたちで撮像を行う場合であっても、深い角度付けをすることができ、当該据置型保持装置をカーディアックポジショナとして使用することができる。また、第2のC型アーム5をスライド制御するだけで深い角度付けをすることができるため、対象部位に応じてアクセス方向を変える面倒な作業を省略することができる。また、被検者の頭側に麻酔医の作業スペースを形成することができるため、当該据置型保持装置をオフセットレスの据置型保持装置として使用可能とすることができる。
【0055】
また、当該据置型保持装置は、X線検出部として平面検出器8を用いるようにしているため、移動制御部7により平面検出器8を上下動しても、イメージ・インテンシファイヤのように第1のC型アーム4の外周部以上に突出する部分がない。このため、この外周部以上に突出した部分が、床10等に干渉することがなく、ポジション的な制約をなくして自由なポジショニングを可能とすることができる。
【0056】
次に、当該据置型保持装置は、X線診断装置でありながらX線CT装置的な使い方(CTモード)もできるようになっている。
【0057】
この場合、オペレータが、当該据置型保持装置に対してこのCTモードの指定を行うと、図示しないコントローラが、図1に示すように第1のC型アーム4内に収納されている安全カバー9を第1のC型アーム4の一端を介して送出し、安全カバー9の先端部を第1のC型アーム4の他端側に接続制御する。これにより、第1のC型アーム4は略円形状となる。
【0058】
この安全カバー9は、以下に説明するが第2のC型アーム5が高速で回転するときに、オペレータや被検者が第2のC型アーム5と接触することがないよう、安全性確保のために送出されるものである。コントローラは、安全カバー9を送出制御した際に安全カバー9の先端部と第1のC型アーム4の他端側との電気的な接続関係を検出し、この接続関係が検出されない場合は、安全カバー9が正規の位置にないものと判断し、オペレータに対して警告メッセージや警告音を発し、これが改善されない限りCTモードを実行しないセンシング機能を有している。
【0059】
なお、この安全カバー9は、当該据置型保持装置をX線CT装置的に使用する際に、オペレータが手動で取り付けるようにしてもよい。
【0060】
また、この安全カバー9が送出される際には、警告音やランプ点滅等により現在、CTモードであることを術者に警告するようにしてもよい。
【0061】
次にコントローラは、第1のC型アーム4の内周に沿って第2のC型アーム5を、CAU方向或いはCRA方向にスライド制御する。これにより、第2のC型アーム5は、図3(a),(b)に示すように第1のC型アーム4内を360°に亘って回転することとなる。
【0062】
第2のC型アーム5の両端部内には所定のウエイト(おもり)が設けられており、第2のC型アーム5が、高速スライド回転した際に当該装置全体が振動しないように回転のバランスがとられるようになっている。そして、これと共に、第2のC型アーム5の回転位置によって発生する、第1のC型アーム4のスライド動や主軸回転のトルク変動も抑制するようになっている。
【0063】
コントローラは、このような第2のC型アーム5の回転制御を連続して行い、所定の回転角度毎或いは連続的にX線を曝射するようにX線発生部6を制御すると共に、この曝射により平面検出器8で得られた画像情報を角度情報と共に取り込む。そして、各角度毎の画像情報をコーンビーム3次元再構成することにより、3次元的な透視画像或いは撮影画像を形成する。
【0064】
これにより、当該据置型保持装置をX線CT装置的に使用することができ、第2のC型アーム5が360°回転することにより収集された必要十分な画像情報に基づいて、3次元的な透視画像或いは撮影画像を得ることができる。
【0065】
また、第2のC型アーム5を360°回転させながらX線情報を取り込むことができるため、より広い角度のX線情報を得るために起動停止時の再現性の低い速度変動時のX線情報までも収集する必要がなく、煩雑な曝射タイミング制御も必要がなくなるため、装置速度変動による3次元再構成画像のアーチファクトの発生を防止することができ高画質の3次元再構成画像を得ることができる。
【0066】
また、このCTモードを指定するだけで3次元的な透視画像或いは撮影画像を得ることができるため、X線診断装置とX線CT装置とを併用した併用検査を簡単に行うことができる。また、この併用検査において、被検者を乗せた寝台を移動することなくアンギオ画像とCT画像を得ることができるため、移送中にカテーテルが逸脱する不都合を防止することができる。
【0067】
なお、このCTモード時には、X線発生部6内に設けられたX線絞りを連動させ、X線発生部6からのX線をファンビーム化するようにしてもよい。
【0068】
また、第2のC型アーム5を回転制御するのみならず、被検者の寝台をスライドさせるようにしてもよい。これにより、いわゆるヘリカルスキャンを可能とすることができ、寝台の移動量に応じたスライス厚の透視画像等を得ることができる。
【0069】
以上の説明から明らかなように、当該第1の実施の形態の据置型保持装置は、1台の装置で、ジェネラルポジショナ,カーディアックポジショナ及びX線CT装置の3通りの使い方をすることができる。このため、診断部位や治療部位に応じた各装置を用意する必要がなく、当該据置型保持装置1台で様々な臨床アプリケーションに対応することができる。従って、病院側の装置設置面での負担及び経済面での負担を大幅に軽減することができる。
【0070】
次に、本発明に係るX線診断装置の第2の実施の形態の説明をする。
【0071】
上述の第1の実施の形態の据置型保持装置は、第1,第2のC型アーム4,5を有するものであったが、この第2の実施の形態の据置型保持装置は、図4に示すように第1,第2のΩ型アーム23,24を有し、第2のΩ型アーム24の両端部に移動制御部25に接続された平面検出器26及びX線発生部27が設けられている。
【0072】
この第2の実施の形態の据置型保持装置は、第1の実施の形態の据置型保持装置に対してC型形状のアームがΩ型形状に変わった以外は同様の構成を有するため、以下その動作は概略的に説明する。
【0073】
すなわち、この第2の実施の形態の据置型保持装置をジェネラルポジショナとして使用する場合は、第2のΩ型アーム24をスライドさせず、第1のΩ型アーム23をイニシャルポジションに固定する。これにより、Ω型アームを一つのみ有する従来の据置型保持装置と同様に主軸回転(RAO/LAO),天井取り付け部21に取り付けられたアームホルダ22を中心とした支柱回転及びスライド回転(CAU/CRA)等により被検者へのアクセスを行うことができ、当該据置型保持装置をジェネラルポジショナとして使用可能とすることができる。
【0074】
次に、この第2の実施の形態の据置型保持装置をカーディアックポジショナとして使用する場合は、図4中2点鎖線で示すように第1のΩ型アーム23の内周に沿って第2のΩ型アーム24をスライドさせる。これにより、深い角度付けが可能となり、当該据置型保持装置をカーディアックポジショナとして使用することができる。
【0075】
次に、この第2の実施の形態の据置型保持装置をX線CT装置的に使用する場合は、上述のCTモードを指定する。これにより、第1のΩ型アーム23内に収納されている安全カバー28が第1のΩ型アーム23の一端部から送出され、安全カバー28の先端部と第1のΩアーム23の他端部との接続が図られる。これにより、第1のΩ型アーム23の形状が円形状となる。
【0076】
コントローラは、この安全カバー28が正確に装着されたことを確認した後に、第2のΩ型アーム24を360°回転制御しながらX線発生部27を曝射制御する。これにより、当該据置型保持装置をX線CT装置的に使用することができる。
【0077】
以上の説明から明らかなように、当該第2の実施の形態に係る据置型保持装置は、ジェネラルポジショナ,カーディアックポジショナ及びX線CT装置の3通りの使用を可能とすることができる。このため、病院側の装置設置面での負担及び経済面での負担を大幅に軽減することができる等、上述の第1の実施の形態の据置型保持装置と同じ効果を得ることができる。
【0078】
なお、上述の各実施の形態の説明では、本発明に係るX線診断装置をC型アーム或いはΩ型アームを有する据置型保持装置に適用することとしたが、これは、床置型の可搬型保持装置に適用してもよく、この他、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【0079】
【発明の効果】
本発明に係るX線診断装置は、所望かつ自由なポジショニングで撮像を行うことができる。また、第2のアームを360度回転制御することで、必要十分な画像情報を取り込むことができ、高画質な3次元再構成画像を形成することができる。従って、当該X線診断装置は1台で、ジェネラルポジショナ,カーディアックポジショナ及びX線CT装置の3通りの使用を可能とすることができ、病院側の装置設置面での負担及び経済面での負担を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るX線診断装置を適用した第1の実施の形態の据置型保持装置の外観を示す図である。
【図2】前記第1の実施の形態の据置型保持装置に設けられている第1,第2のC型アームの接続部の横断面図である。
【図3】前記第1の実施の形態の据置型保持装置のCTモード時の動作を示す図である。
【図4】本発明に係るX線診断装置を適用した第2の実施の形態の据置型保持装置の外観を示す図である。
【図5】従来の据置型保持装置の外観を示す図である。
【符号の説明】
1…天井取り付け部,2…保持アーム,3…C型アームホルダ
4…第1のC型アーム,5…第2のC型アーム,6…X線発生部
7…移動制御部,8…平面検出器,9…安全カバー,10…床
23…第1のΩ型アーム,24…第2のΩ型アーム,28…安全カバー
Claims (3)
- 弧状の第1のアームと、
前記第1のアームを少なくともスライド可能に保持する保持部材と、
前記第1のアームの内側に設けられ、該第1のアームの内周に沿ってスライド可能に設けられた弧状の第2のアームと、
前記第2のアームの両端部近傍にそれぞれ相対向するように設けられたX線発生部及びX線検出部と、
前記第1のアームに設けられ、前記第1のアームに沿ってスライドして該第1のアームの一端及び他端を接続可能にする弧状の安全カバーを備え、
前記第2のアームは、前記安全カバーに沿ってスライド可能であることを特徴とするX線診断装置。 - 前記第1のアームの一端及び他端と前記安全カバーの接続状態を検出する検出手段と、
前記検出手段が接続状態を検出後に前記第2のアームを前記安全カバーに沿ってスライドするように制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。 - 前記安全カバーのスライドを指示する指示手段と、
指示手段による指示を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
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