JP3661891B2 - ブラインドのヘッドレール内装部品固定機構 - Google Patents

ブラインドのヘッドレール内装部品固定機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はブラインドのヘッドレールに内装した部品をヘッドレールに固定する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ブラインドのヘッドレールに内装した部品をヘッドレールに固定する従来の機構は、図3に示すように、左右方向に延長し前後方向の横断面が上に開くコ字形であり、前後上縁部にフック部7、7を備えたヘッドレール4と、固定具1とから構成されていた。その固定具1は部品6の上面を左右に延長する上板部2とその上板部の左右両側から部品の左右両側にそって垂下する側板部3と、その側板部の前後下端部に形成されたフック部5、5からなり、そのフック部5、5をヘッドレール4のフック部7、7に掛けて部品6をヘッドレール4に固定する方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ヘッドレールを建物等に固定するブラケットもヘッドレールのフック部に爪を掛けるため、ヘッドレールの固定具を取り付けた位置にブラケットを装着することはできなかった。しかし、固定具には関係なく、ヘッドレールのどの位置にも自由にブラケットを装着可能とすることが要望されていた。
【0004】
本発明はこの要望に応えるためになされたものであり、その目的とするところは、ヘッドレールの部品を固定した位置に後からブラケットを取り付けることができるヘッドレールへの内装部品の固定機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明が採用する手段は、前後上縁部に断面において内側へ凹むカールを有し、かつ左右方向に延長するヘッドレールと、そのヘッドレールに内装した部品と、その部品をヘッドレールに固定する固定具とからなる固定機構において、その部品の左右両側に上半部が山形斜面を形成する側壁を設け、その側壁にチルターシャフトを軸受する左右方向の軸受部を設け、その側壁の長孔の下側を左右方向外側に突出させて下凸部を形成し、その下凸部の左右方向の外面に下側が外方に広がる凸部斜面を形成し、固定具を左右の側板部とその左右の側板部を連結する前後の板部からなる枠体とし、その枠体の左右方向内幅を部品の左右側壁の外幅に略等しく、前後方向外幅をヘッドレールの前後カールの内幅よりも狭く設定し、前後の板部の左右端部からブロックを前後に部分回動可能に垂下し、そのブロックに部品の側壁の山形斜面と係合する案内溝を形成し、側板部に側壁の軸受部に重なるかそれよりも上下に長い孔部を形成し、固定具を上から部品にかぶせて押し込むと、ブロックは側壁の山形斜面をすべってヘッドレールのカールの下側に入り込み、側板部は側壁の凸部斜面をすべって下凸部をのりこえ、側板部の孔部に下凸部がはまり込むようにしたことにある。
【0006】
ブロックには部品の側壁の山形斜面と係合を容易にする手段、例えば案内溝等を設けることが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】
ブラインドの左右に延長するヘッドレールの前後上縁部には内側へ凹むカール、例えば断面S字形カールを設ける。ヘッドレールに内装する部品はチルターホルダー、ドラムホルダー等の比較的硬質な合成樹脂成形品であり、左右両側に軸受部を備えた側壁を有する。側壁の軸受部の下側に左右方向外側に突出する下凸部を設け、その下凸部の突出端面を下側が外方に突出する凸部斜面に形成する。部品に上からかぶせる固定具は左右側板部とそれを連結する前後板部とからなる弾性に富む合成樹脂製の枠体である。前後板部の前後外幅はヘッドレールのカールの前後内幅よりも狭いから、ヘッドレールの前後カールの間に入ることができる。左右側板部の内幅は部品の左右側壁の外幅よりも広めであるから、固定具は上から部品にかぶせることができる。固定具を部品に上からかぶせて押し込むと、各ブロックの下面に形成した案内溝は側壁の山形斜面にはまり、ついで、前後のブロックは開くようにすべって、ヘッドレールの前後カールの下のもぐり込み、部品をヘッドレールの内底面に押圧して固定する。他方、左右側板部は下凸部の凸部斜面に沿って弾性的に開いてその下凸部をのりこえる。のりこえられた下凸部は側板部の孔部にはまり込み、固定具が抜け上がることを阻止する。その結果、部品のヘッドレールへの固定は安定する。
【0008】
このように、ヘッドレール内装部品をヘッドレールに固定するための操作は、上から固定具を部品にかぶせて押し込むだけであるから著しく容易である。固定を解除するときは、固定具の左右の側板部を手又はドライバーで側壁の下凸部から外すだけでよい。固定具はヘッドレールの前後上端部のカールのフック部とは全く係合しないから、ブラケットのヘッドレールへの着脱とは全く無関係であり、固定具と同位置にブラケットを取り付けることも可能である。
【0009】
【実施例】
本発明の固定機構を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1はブラインドのヘッドレール4と、そのヘッドレールに内装する部品のチルターホルダー20と、そのチルターホルダーをヘッドレール4に固定する固定具10の斜視図であり、ヘッドレール4は見やすくするために鎖線で示す。そのヘッドレール4は前後上端部にフック部7を備えたS字形のカール8、8を有する。チルターホルダー20は長方形の合成樹脂製箱体である。チルターホルダー20の左右側壁21、21の上半部は山形に突出し、その中央にはチルターシャフトを軸受けする軸受部22、22がある。左右側壁21、21の軸受部22、22を囲む上下の周壁は外方に突出して円弧状の上凸部23、23及び下凸部24、24を形成する。下凸部24、24は上凸部23、23よりも長く突出する。
【0010】
固定具10は弾性を有する合成樹脂成形品であり、左右の長円形状の側板部11、11と、その左右の側板部を連結する角柱状の前後板部13、13とからなる。側板部11、11の中央に孔部12、12があけられ、その孔部はチルターホルダー20の軸受部22、22よりも上下に長い。孔部12、12と軸受部22、22の上内縁を同レベルにすると、軸受部22、22の下周壁から突出する下凸部24、24は孔部12、12の中にすっぽりとはまる。前後板部13、13の各左右端部からブロック14、14、14、14が垂下する。前後板部13とブロック14の連結部に左右に延長する肉薄の屈曲部15があり、その屈曲部15を中心にブロック14は前後に部分的に回動することができる。固定具10の左右側板部11、11はチルターホルダー20の左右側壁21、21を挟むが、このとき、ブロック14はそれぞれ側壁21の山形斜面に上からかぶさる。ブロック14の前後の内面には側壁21の山形斜面25がはまる案内溝16が設けられる。
【0011】
次に、固定具10によってチルターホルダー20をヘッドレール4に固定する動作を説明する。
図2(a)に示すように、始めに、ヘッドレール4の所定位置にチルターホルダー20を組み込む。ついで、矢印で示すように、チルターホルダー20に上から固定具10をかぶせる。このとき、チルターホルダー20と固定具10の左右方向の中心は同一垂線上に位置する。チルターホルダー20と固定具10の左右方向はヘッドレール4の長手方向であるから、ヘッドレール4の長手方向に見ると、固定具10の孔部12はチルターホルダー20の軸受部22の真上に位置する。
【0012】
図2(b)に示すように、固定具10の前後板部13、13の前後外幅と、その前後柱部から垂下する前後のブロック14、14の前後外幅は、いずれもヘッドレール4のカール8の前後内幅よりも狭いから、固定具10はヘッドレール4の前後カール8、8の間を通ってチルターホルダー20にかぶせることができる。固定具10をチルターホルダー20にその側板部11がチルターホルダー20の下凸部24に当接するまで押し込むと、ブロック14、14はチルターホルダー20の側壁21の山形斜面25に当接し、その山形斜面25はブロック14、14の案内溝16にはまる。
【0013】
さらに、固定具10をチルターホルダー20に対して押し込むと、図2(c)に示すように、チルターホルダー20の下凸部24の外端面は下側が外方に広がる凸部斜面26を形成するから、固定具10の側板部11は下凸部24の外端面をすべって弾性的にのりこえ、下凸部24は固定具10の孔部12にはまる。このとき、ブロック14、14は、案内溝16、16を介して側壁21の山形斜面25をすべり、屈曲部15を中心に回動してヘッドレール4のS字形カールの下面と山形斜面25の間にはまり込む。前後のブロック14、14はチルターホルダー20の側壁21をヘッドレール4に固定し、チルターホルダー20の下凸部24は固定具10の側板部11が上へ抜けることを規制してブロック14、14の位置を保持する。したがって、チルターホルダー20をヘッドレール4に固定する固定具10は、人手で側板部11をチルターホルダー20の下凸部24から外さない限り、外れるおそれはない。
【0014】
ブラケット30の爪31はヘッドレール4のS字形カール8のフック部7に掛けるが、固定具10はヘッドレール4のフック部7には全く係合しないから、ブラケット30が固定具10の真上に位置しても、両者が衝突して相互に取付の妨げとなるおそれは全くない。
指又はドライバーで固定具10の側板部11をチルターホルダー20の下凸部24から外すと、固定具10は簡単に上へら引き上げることができるから、チルターホルダー20の固定を解除する操作も至極容易である。
【0015】
【発明の効果】
本発明の固定具はヘッドレールに収容したチルターホルダー等のブラインド部品に上からかぶせるように押し込むだけの簡単な操作で部品を確実かつ強固にヘッドレールに固定することが可能であり、又、本発明の固定具はヘッドレールの前後上端部のフック部には係合しないから、フックに爪を掛けてヘッドレールに取り付けるブラケットとは全く無関係であり、ブラケットのヘッドレールへの取付位置は全く制約されないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例の固定機構の固定具と、その固定具によってヘッドレールに固定されるチルターホルダーを示す斜視図、
【図2】は図1の固定具によりチルターホルダーをヘッドレールに固定する工程を示す側面図であり、(a)は固定具をチルターホルダーにかぶせる前の状態を、(b)は固定具をチルターホルダーにかぶせた状態を、(c)はチルターホルダーを固定具によってヘッドレールに固定した状態を、それぞれ示す。
【図3】は従来の固定機構の側面図、
【符号の説明】
1:固定具、2:カバープレート、3:サイドプレート、4:ヘッドレール、5:フック、6:部品、7:フック部、8:カール、10:固定具、11:側板部、12:孔部、13:前後板部、14:ブロック、15:屈曲部、16:案内溝、20:チルターホルダー(部品)、21:側壁、22:軸受部、23:上凸部、24:下凸部、25:山形斜面、26:凸部斜面、30:ブラケット、31:爪

Claims (1)

  1. ブラインドのヘッドレール(4)に内装した部品(20)と、前記部品をヘッドレール(4)に固定する固定具(10)とからなり、前記ヘッドレール(4)は前後方向の横断面は上に開くコ字形であって左右に延長し、かつ前後の上縁部に内側に凹むカール(8)を有し、前記部品(20)は箱状体であって左右両側の上半部に山形斜面(25)を備えた側壁(21)を有し、前記側壁は中央に左右方向に抜ける軸受部(22)と、前記軸受部(22)の下方に左右方向外側に突出する下凸部(24)を有し、前記下凸部(24)の左右方向外面は下側が外方へ出る凸部斜面(26)であり、前記固定具(10)は左右の側板部(11)と、左右の前記側板部を連結する前後の板部(13)よりなる枠体であり、左右の前記側板部(11)の左右方向内幅は前記部品(20)の左右側壁(21)の左右方向外幅に等しいかそれよりも少し広く、前記前後板部(13)の前後外幅は前記カール(8)の前後内幅よりもせまく、前記側板部(11)は前記部品(20)の前記軸受部(22)よりも上下に長い孔部(12)を有し、各前後板部(13)はその左右端部から垂下するブロック(14)を有し、前記ブロックは前後に回動可能であり、前記固定具(10)は上から前記ヘッドレール内に押し込まれて前記部品(2)にかぶせられると、前記ブロック(14)は前記山形斜面(25)をすべって前記カールの下に入り込み、前記側板部(11)は前記凸部斜面(26)をすべって前記下凸部(24)をのりこえ、前記孔部(12)に前記下凸部(24)がはまり込み、それらにより前記部品(20)を前記ヘッドレール(4)に固定することを特徴とするブラインドのヘッドレール内装部品固定機構。
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