JP3579852B2 - 机等におけるコンセントボックスの取付装置 - Google Patents

机等におけるコンセントボックスの取付装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、机等におけるコンセントボックスの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の机におけるコンセントボックスの代表的なものは、本願と同一出願人による、例えば特開平7−79822号(特願平5−225584号)公報に記載のものがある。
【0003】
これは、図7〜図9に示すように、支持枠(01)と、それに嵌合させる内側板(02)との金属板製の2部品を組合わせているが、各部品の製作に当たっては、板金加工によるため、複数個のプレス金型を必要とし、加工回数が多くコスト高を招いていた。
【0004】
また、支持枠(01)は、机(00)等の天板の開口部(04)の内方に設けた突部(06)(07)に、それぞれ、両端(08)(09)を係止することにより、嵌合状態を保持するようになっているが、開口部(04)に嵌合した支持枠(01)の内側板(02)は、内方へ撓み易いため、天板の開口部(04)から脱落し易かった。
【0005】
また、支持枠(01)と内側板(02)とは、簡単に係合されているため、内側板(02)が支持枠(01)から脱落し易かった。
【0006】
さらに、図9に示すように、コンセントボックス(03)を嵌着した状態で、プラグの挿脱により支持枠(01)が上方へ引かれた場合に、内側板(02)の下端係合部(05)は樋状の断面をなしているため、内側板(02)が内方へ撓んで、支持枠(01)が天板より脱落することがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のコンセントボックス(03)の支持枠(01)と内側板(02)とを、合成樹脂により一体に成型することにより、加工と組立との容易化を図り、かつ、取付枠の開口にコンセントボックスが嵌合したとき、その側面に当接して、両係合部の内向き移動を阻止するようにしたリブ状補強部を一体に形成した、コンセントボックスの取付装置を得ることを目的としている。
【0008】
また、本発明は、前記のように構成されたリブ状補強部を取付枠の内面と直交させて設けることにより、プラグの挿脱時に、コンセントボックスと取付枠との間に強大な力が掛かっても、変形したり脱落したりしないようにした、コンセントボックスの取付装置を得ることを目的としている。
【0009】
さらに、本発明は、前記リブ状補強部を、取付枠の一部として一体に成型したことにより、工程が簡略化されている、コンセントボックスの取付装置を得ることを目的としている。
【0010】
さらに、本発明は、何らかの理由により、コンセントボックスと取付枠との間に過大な力が掛かった場合には、天板に設けた開口部の内側の突部と係合すべき係合端を有する係合片が、破損を回避する方向に撓んで、係合が外れるようにした、コンセントボックスを得ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 机の天板等に設けた開口の内面上方部に上方を向く突片を設け、この突片に、コンセントボックス嵌合用の嵌合孔を有する取付枠の両端部を係止するとともに、取付枠の開口縁下方に垂設した係合片の外向き係合端を、前記突片の下面に係合し、かつ取付枠の開口にコンセントボックスを嵌合したとき、その側面に当接して、両係合片の内向き移動を阻止するリブ状補強部を設ける。
【0012】
(2) 前項において、前記リブ状補強部を、取付枠の内面と直交させて複数個設ける。
【0013】
(3) 前(2)項のいずれかにおいて、前記リブ状補強部を、取付枠の一部として合成樹脂により一体成型する。
【0014】
(4) 机の天板等に設けた開口の内面上方部に上方を向く突片を設け、この突片に、コンセントボックス嵌合用の嵌合孔を有する取付枠の両端部を係止するとともに、取付枠の開口縁下方に垂設した係合片における外向き係合端を、前記突片の下面に係合し、かつ取付枠の開口にコンセントボックスを嵌合したとき、その側面に当接して、両係合片の内向き移動を阻止するリブ状補強部を設け、さらに前記係合片の断面積を、中間において小さくすることにより、係合片の可撓性を増すようにする。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例を備える机の斜視図、図2は、図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【0016】
机(10)の天板(11)には、必要数の開口部(12)が設けられ、そこには、図3〜図6にも示した取付枠(14)が嵌着されている。
【0017】
図3は、取付枠(14)の平面図で、中央の空所(16)に、コンセントボックス(15)が取付けられる。
【0018】
図4は、図3に示す取付枠(14)の手前側だけを示す正面図、図5は、同じく背面側だけを示す背面図である。図6は、取付枠(14)の右端面図である。
【0019】
取付枠(14)は、強靭なやや硬質の合成樹脂から一体に成型されている。(17)は、図2〜図6に示すように取付枠(14)から垂下した幅広の垂下片、(18)は、その下端外側に全幅に亙って形成された係合で、図2に示すように、机(10)等の開口部(12)に上から嵌着したとき、開口部(12)の内方において上方を向く突片(19)の下面に、自己の弾性によって係合する。
【0020】
(20)は、垂下片(17)の可撓性を増すために設けた横長孔である。前記の垂下片(17)を挾むように設けられている1対の上下方向の切込み(21)も、同様の効果を持っている。
【0021】
背面図である図5にも示されているように、左右1対の幅の狭い垂下片(22)が、取付枠(14)から下方へ延びており、その下端の外向鈎(23)は、図2に示すように、机等の開口部(12)に上から嵌着したとき、開口部(12)の内側に設けた係合端(24)の下面に、自己の弾性によって係合する。
この垂下片(22)の左右にも、上下方向の切込み(25)を設けて、垂下片(22)の可撓性を増すようにしている。
【0022】
図2および図5において、垂下片(17)の両端部(26)と中間部(27)、ならびに垂下片(22)の端部(28)には、共に取付枠(14)の内面と直交し張出すリブ状補強部(29)が設けられている。そのため、図2に示すように、コンセントボックス(15)を嵌着した状態では、リブ状補強部(29)の段部(30)にコンセントボックス(15)の両端の係止部(31)が密接した状態で係合するので、プラグの挿脱の際に、コンセントボックス(15)と取付枠(14)との間に大きな力が掛かっても、リブ状補強部(29)は変形することがなく、脱落することはない。
【0023】
しかし、プラグの挿脱の際に、コンセントボックス(15)と取付枠(14)との間に過大な力が掛かった場合には、各垂下片(17)は、破損を避けるように内方へ湾曲して、コンセントボックス(15)の取付枠(14)からの離脱を許容する。
【0024】
【発明の効果】
(a) 従来はコンセントボックスの支持枠と内側板とが金属板により別個に製作されて組立てられていたものを、合成樹脂により一体成型することにより、加工と組立との容易化を図り、かつ、取付枠の開口にコンセントボックスが嵌合したとき、その側面に当接して、両係合部の内向き移動を阻止するリブ状補強部を一体に形成してあるので、係合部が外れることがない。
【0025】
(b) リブ状補強部を取付枠の内面と直交させて設けることにより、プラグの挿脱時に、コンセントボックスと支持体との間に大きな力が掛かっても、変形脱落することはない。
【0026】
(c) 前記リブ状補強部が取付枠の一部として一体に成型されており、工程が簡略化される。
【0027】
(d) 各垂下片に長孔を設けたり、切込を設けることにより、係合片の可撓性を増してあるので、過大な力が一時に掛かった場合には、係合片は相手係合部から逃げて破損を免れる。そのためには、係合片の途中の断面積を小さくすればよいのであるから、切込を設ける代りに、肉厚を僅かに薄くしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の机等のコンセントボックスの取付装置の一実施例を備える机の斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿って切断した拡大断面図であり、したがって、本発明の机等のコンセントボックス取付装置の組立状態の断面図である。
【図3】本発明の机等のコンセントボックスの取付装置の一実施例におけるコンセントボックスの取付枠の平面図である。
【図4】本発明の一実施例における取付枠の正面図である。
【図5】本発明の一実施例における取付枠の背面図である。
【図6】本発明の一実施例における取付枠の右端面図である。
【図7】従来の机等のコンセントボックス取付装置の支持枠と内側板との分解横断面図である。
【図8】従来の机等のコンセントボックス取付装置の要部の分解断面図である
【図9】従来の机等のコンセントボックス取付装置の一部を切除した組立図である。
【符号の説明】
(00)机
(01)支持枠
(02)内側板
(03)コンセントボックス
(04)開口部
(05)下端係合部
(06)開口部内突部
(07)開口部内突部
(10)机
(11)天板
(12)開口部
(13)垂下片
(14)取付枠
(15)コンセントボックス
(16)空所
(17)垂下片
(18)係合片
(19)係合端
(20)長孔
(21)切込
(22)垂下片
(23)外向鈎
(24)係合端
(25)切込
(26)両端部
(27)中間部
(28)端部
(29)リブ状補強部
(30)段部
(31)コンセントボックスの両端係止部

Claims (4)

  1. 机の天板等に設けた開口の内面上方部に上方を向く突片を設け、この突片に、コンセントボックス嵌合用の嵌合孔を有する取付枠の両端部を係止するとともに、取付枠の開口縁下方に垂設した係合片の外向き係合端を、前記突片の下面に係合し、かつ取付枠の開口にコンセントボックスを嵌合したとき、その側面に当接して、両係合片の内向き移動を阻止するリブ状補強部を設けたことを特徴とする机等におけるコンセントボックスの取付装置。
  2. 前記リブ状補強部を、取付枠の内面と直交させて複数個設けた、前記請求項1記載の机等におけるコンセントボックスの取付装置。
  3. 前記リブ状補強部を、取付枠の一部として合成樹脂により一体成型してなる前記請求項1または2記載の机等におけるコンセントボックスの取付装置。
  4. 机の天板等に設けた開口の内面上方部に上方を向く突片を設け、この突片に、コンセントボックス嵌合用の嵌合孔を有する取付枠の両端部を係止するとともに、取付枠の開口縁下方に垂設した係合片における外向き係合端を、前記突片の下面に係合し、かつ取付枠の開口にコンセントボックスを嵌合したとき、その側面に当接して、両係合片の内向き移動を阻止するリブ状補強部を設け、さらに前記係合片の断面積を、中間において小さくすることにより、係合片の可撓性を増すようにしたことを特徴とする机等におけるコンセントボックスの取付装置。
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