JP7216675B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、複数のハウジングを有するコネクタがある。特許文献1には、一対のコネクタハウジングと、一方のコネクタハウジングに設けられた嵌合部と、他方のコネクタハウジングに設けられた被嵌合部とを備えたコネクタが開示されている。
特開2016-85897号公報
コネクタがアウタハウジングとインナハウジングとを有する場合、アウタハウジングとインナハウジングとが完全に係合したか否かを目視によって容易に判定できることが望ましい。
本発明の目的は、アウタハウジングとインナハウジングとが完全に係合したか否かを目視によって容易に判定できるコネクタを提供することである。
本発明のコネクタは、筒状の挿入部を有し、壁部の孔部に対して前記挿入部が挿入された状態で前記壁部の第一面に対して固定されるアウタハウジングと、前記孔部に対して第二面の側から挿入されて前記アウタハウジングと係合する本体と、前記本体から突出している突出部と、を有するインナハウジングと、を備え、前記突出部は、前記孔部に対する挿入方向の後方に向けて前記本体から突出しており、かつ前記本体が前記アウタハウジングに対して完全係合したときに前記突出部の後端面が前記第二面と同一面上に位置するように構成されていることを特徴とする。
本発明に係るコネクタにおいて、インナハウジングは、壁部の孔部に対して第二面の側から挿入されてアウタハウジングと係合する本体と、突出部と、を有する。突出部は、孔部に対する挿入方向の後方に向けて本体から突出しており、かつ本体がアウタハウジングに対して完全係合したときに突出部の後端面が第二面と同一面上に位置するように構成されている。本発明に係るコネクタによれば、アウタハウジングとインナハウジングとが完全に係合したか否かを目視によって容易に判定できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図2は、アウタハウジングに対して挿入されるインナハウジングを示す図である。 図3は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 図4は、実施形態に係るアウタハウジングの正面図である。 図5は、実施形態に係るアウタハウジングの斜視図である。 図6は、実施形態に係るアウタハウジングの側面図である。 図7は、実施形態に係るシール部材の斜視図である。 図8は、実施形態に係るシール部材の側面図である。 図9は、実施形態に係るホルダの斜視図である。 図10は、実施形態に係るホルダの側面図である。 図11は、実施形態に係るインナハウジングの外殻部の斜視図である。 図12は、実施形態に係るインナハウジングの保持体の斜視図である。 図13は、実施形態に係る保持体の平面図である。 図14は、実施形態に係る保持体の側面図である。 図15は、実施形態に係るインナハウジングの平面図である。 図16は、孔部に挿入されるアウタハウジングを示す斜視図である。 図17は、壁部に対するボルトの締結を示す斜視図である。 図18は、壁部に固定されたコネクタを示す背面図である。 図19は、本実施形態のコネクタに対して接続される相手方コネクタを示す斜視図である。 図20は、壁部に固定されたコネクタの斜視図である。 図21は、完全係合状態にあるコネクタおよび壁部の断面図である。 図22は、完全係合していないコネクタおよび壁部の断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係るコネクタにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図22を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、コネクタに関する。図1は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図、図2は、アウタハウジングに対して挿入されるインナハウジングを示す図、図3は、実施形態に係るコネクタの分解斜視図、図4は、実施形態に係るアウタハウジングの正面図、図5は、実施形態に係るアウタハウジングの斜視図、図6は、実施形態に係るアウタハウジングの側面図、図7は、実施形態に係るシール部材の斜視図、図8は、実施形態に係るシール部材の側面図、図9は、実施形態に係るホルダの斜視図、図10は、実施形態に係るホルダの側面図である。
図11は、実施形態に係るインナハウジングの外殻部の斜視図、図12は、実施形態に係るインナハウジングの保持体の斜視図、図13は、実施形態に係る保持体の平面図、図14は、実施形態に係る保持体の平面図、図15は、実施形態に係るインナハウジングの平面図、図16は、孔部に挿入されるアウタハウジングを示す斜視図、図17は、壁部に対するボルトの締結を示す斜視図、図18は、壁部に固定されたコネクタを示す背面図、図19は、本実施形態のコネクタに対して接続される相手方コネクタを示す斜視図である。
図20は、壁部に固定されたコネクタの斜視図、図21は、完全係合状態にあるコネクタおよび壁部の断面図、図22は、完全係合していないコネクタおよび壁部の断面図である。図21には、図18のXXI-XXI断面が示されている。
図1および図2に示すように、本実施形態のコネクタ1は、壁部100に対して固定される。壁部100は、例えば、車両に搭載される装置の筐体の一部である。壁部100は、インバータやモータの筐体を構成する壁部であってもよい。壁部100は、第一面100aおよび第二面100bを有する。第一面100aは、例えば、筐体の外側面である。第二面100bは、例えば、筐体の内側面である。図2に示すように、壁部100は、孔部101を有する。孔部101は、壁部100を貫通しており、第一面100aおよび第二面100bのそれぞれにおいて開口している。本実施形態の孔部101の形状は、四隅が円弧状に丸められた矩形である。
図3に示すように、コネクタ1は、アウタハウジング2、ボルト3、シール部材4、ホルダ5、およびインナハウジング6を有する。アウタハウジング2は、本体20と、フランジ部21と、挿入部22と、一対の対向壁部23,23と、を有する。本体20、フランジ部21、挿入部22、および対向壁部23は、例えば、絶縁性の合成樹脂によって一体に成型される。本体20は、両端が開放している筒形状を有し、インナハウジング6を収容する。本体20の断面形状は、四隅が円弧状に丸められた矩形である。
以下の説明において、本体20の断面における長手方向を「第一方向X」と称し、本体20の断面における短手方向を「第二方向Y」と称する。第一方向Xと第二方向Yとは互いに直交している。また、本体20の中心軸線C1の方向を「軸方向Z」と称する。第一方向Xおよび第二方向Yは、軸方向Zに対して直交している。インナハウジング6は、軸方向Zに沿ってアウタハウジング2に挿入される。従って、第一方向Xおよび第二方向Yは、アウタハウジング2に対するインナハウジング6の挿入方向Zinに対して直交している。
フランジ部21は、本体20における軸方向Zの一端につながっている。フランジ部21は、本体20の外側面から軸方向Zと直交する方向に突出している。フランジ部21は、本体20の外側面を取り巻くように環状に形成されている。
挿入部22は、壁部100の孔部101に対して挿入される部分である。挿入部22は、フランジ部21から本体20の側とは反対側に向けて突出している。挿入部22の形状は、筒形状である。例示された挿入部22において、軸方向Zと直交する断面における断面形状は、四隅が円弧状に丸められた矩形である。挿入部22の外側面22aは、平滑な面である。挿入部22の内側面には、一対の係合部25が設けられている。一対の係合部25は、第一方向Xにおいて互いに対向している。係合部25は、ホルダ5と係合してホルダ5を保持する。
図5に示すように、挿入部22の内側面には、ホルダ5を位置決めするガイド27が設けられている。ガイド27は、第一方向Xに沿った面である第一内側面22cに配置されている。第一内側面22cには、二つのガイド27が設けられている。二つのガイド27は、第一内側面22cにおける第一方向Xの両端部に配置されている。
ガイド27は、一対のガイド壁26,26を有する。ガイド壁26は、基部26aと、対向部26bと、を有する。基部26aは、第一内側面22cから第二方向Yに向けて突出している。対向部26bは、一方の基部26aの先端から、他方の基部26aに向けて、第一方向Xに沿って突出している。二つの対向部26bの先端は、第一方向Xにおいて互いに対向している。対向部26bは、第二方向Yにおいて第一内側面22cと対向している。ガイド27は、ホルダ5の突出部53(図9参照)をガイドする。ガイド27は、挿入部22に対する突出部53の相対移動を規制する。
アウタハウジング2は、一対の固定部21aを有する。固定部21aは、フランジ部21における第一方向Xの両端の部分である。つまり、一対の固定部21aは、挿入部22を挟んで第一方向Xの両側に位置している。固定部21aは、壁部100の第一面100aに対して固定される部分である。固定部21aには、ボルト3が挿通される貫通孔21bが設けられている。固定部21aには、それぞれ一つの貫通孔21bが設けられている。
本実施形態の貫通孔21bは、カラー24を貫通している。カラー24は、円筒形状の部材であり、例えば、金属によって形成されている。カラー24は、インサート成型等によりフランジ部21と一体化されている。つまり、カラー24は、周囲の樹脂と共に固定部21aを構成している。貫通孔21bは、軸方向Zに沿ってカラー24を貫通している。貫通孔21bの断面形状は、円形である。
二つの貫通孔21bは、第一方向Xの同一線上に位置していてもよい。例えば、一方の固定部21aの貫通孔21bと、他方の固定部21aの貫通孔21bとが第一方向Xに沿った仮想線L1上に位置していてもよい。
一対の対向壁部23,23は、フランジ部21から軸方向Zに沿って突出している。フランジ部21に対する対向壁部23の突出方向は、フランジ部21に対する本体20の突出方向と同じである。一対の対向壁部23,23は、本体20を挟んで第二方向Yにおいて互いに対向している。対向壁部23と本体20との間には、相手方コネクタ200(図19参照)のハウジング201が差し込まれる。対向壁部23は、円柱形状の突起23aを有する。突起23aは、本体20に向けて第二方向Yに沿って突出している。
シール部材4は、挿入部22の外側面22aに装着され、挿入部22と壁部100との間をシールする。シール部材4は、ゴム等の弾性を有する樹脂によって成型される。図7等に示すように、シール部材4の形状は、環形状である。シール部材4は、第一シール部40および第二シール部41を有する。第一シール部40は、軸シールとして機能する部分である。第二シール部41は、面シールとして機能する部分である。
第一シール部40の形状は、軸方向Zに沿った中心軸線を有する筒形状である。第一シール部40は、挿入部22の外側面22aに装着される。つまり、挿入部22は、第一シール部40に挿入される。第一シール部40の外側面には、リップ40aが形成されている。リップ40aは、第一シール部40の外側面に全周にわたって設けられている。第一シール部40は、挿入部22の外側面22aと孔部101の壁面101aとの間をシールする。
第二シール部41は、第一シール部40の外側面から軸方向Zと直交する方向に向けて突出している。第二シール部41の形状は、環形状である。すなわち、第二シール部41は、第一シール部40の外側面に全周にわたって設けられている。第二シール部41は、アウタハウジング2のフランジ部21と壁部100の第一面100aとの間をシールする。
ホルダ5は、挿入部22の先端部に固定される部材である。ホルダ5は、シール部材4を保持する機能、シール部材4を保護する機能、および孔部101に対する挿入部22の偏心を抑制する機能を有する。図9および図10に示すように、ホルダ5は、当接部50、環状部51、係合部52、および突出部53を有する。当接部50、環状部51、係合部52、および突出部53は、例えば、絶縁性の合成樹脂によって一体に成型される。
当接部50は、孔部101の壁面101aに当接することにより孔部101に対する挿入部22の相対移動を規制する部分である。例示された当接部50は、筒形状を有しており、挿入部22の外側面22aを覆うように構成されている。軸方向Zから見た場合の当接部50の形状は、四隅が丸められた矩形である。当接部50は、第一当接面50aおよび第二当接面50bを有する。
第一当接面50aは、ホルダ5が挿入部22に固定された状態において第一方向Xを向く面である。従って、第一当接面50aは、第一方向Xにおいて孔部101の壁面101aと対向する。第一当接面50aは、例えば、平面である。
第二当接面50bは、ホルダ5が挿入部22に固定された状態において第二方向Yを向く面である。従って、第二当接面50bは、第二方向Yにおいて孔部101の壁面101aと対向する。第二当接面50bは、例えば、外側に向けてわずかに湾曲した湾曲面である。第二当接面50bは、実質的に平坦な面であってもよい。
当接部50は、第一当接面50aと第二当接面50bとをつなぐ湾曲面50cを有する。湾曲面50cは、当接部50の四つの角部に設けられている。湾曲面50cは、外側に向けて湾曲しており、例えば、略円弧状である。
環状部51は、挿入部22の先端面22bと対向する部分である。軸方向Zから見た場合の環状部51の形状は、四隅が丸められた矩形である。環状部51は、先端面22bを覆い隠すように形成されている。当接部50は、環状部51の対向面51aから軸方向Zに沿って突出している。対向面51aは、環状部51において先端面22bと対向する側の面である。当接部50は、対向面51aの外縁から軸方向Zに向けて突出している。
係合部52は、環状部51の対向面51aから軸方向Zに向けて突出している。係合部52は、環状部51が有する二つの短辺部分にそれぞれ配置されている。係合部52は、一対の可撓性のアーム52aを有する。一対のアーム52aは、第二方向Yに沿って並んでいる。アーム52aの先端部には、爪52bが形成されている。爪52bは、挿入部22の係合部25と係合し、係合部25によって係止される。
突出部53は、環状部51の対向面51aから軸方向Zに向けて突出している。突出部53は、環状部51が有する二つの長辺部分にそれぞれ配置されている。一つの長辺部分には、一対の突出部53が配置されている。一対の突出部53は、長辺部分の両端に配置されている。突出部53は、主部53aと、突部53bと、を有する。主部53aの形状は、矩形の平板状である。主部53aの主面は、第二方向Yを向いている。つまり、主部53aは、第二方向Yと直交する方向に延在している。
主部53aは、第一面53cおよび第二面53dを有する。第一面53cは、主部53aが有する二つの主面のうち、ホルダ5の内方を向く面である。第二面53dは、ホルダ5の外方を向く面である。突部53bは、主部53aの第一面53cから突出している。突部53bは、主部53aの基端から先端まで軸方向Zに沿って延在している。第一面53cおよび第二面53dには、軸方向Zに沿って延在する潰しリブ53eが設けられている。潰しリブ53eは、突出部53がガイド27に挿入されるときに塑性変形することができる。潰しリブ53eは、突出部53とガイド27との間のガタを抑制する。
本実施形態のインナハウジング6は、図11に示す外殻部7、および図12から図14に示す保持体8を有する。図11に示すように、外殻部7は、筒形状の外壁部70と、仕切壁71と、を有する。外壁部70および仕切壁71は、例えば、絶縁性の合成樹脂によって一体に成型されている。軸方向Zと直交する断面における外壁部70の断面形状は、四隅が丸められた矩形である。外壁部70は、一対の第一壁部70a,70aおよび一対の第二壁部70b,70bを有する。一対の第一壁部70a,70aは、第一方向Xに沿って延在しており、第二方向Yにおいて対向している。一対の第二壁部70b,70bは、第二方向Yに沿って延在しており、第一方向Xにおいて対向している。
仕切壁71は、軸方向Zと直交しており、外壁部70によって囲まれる空間部を仕切っている。仕切壁71は、一対の第一壁部70a,70aおよび一対の第二壁部70b,70bとつながっている。仕切壁71は、複数の貫通孔71aを有する。コネクタ1の端子は、貫通孔71aに挿通される。コネクタ1が保持する端子は、例えば、オス端子である。
第一壁部70aには、軸方向Zに沿って延在するスリット73が形成されている。スリット73は、第一壁部70aにおける挿入方向Zinの後端から、挿入方向Zinに向けて延在している。一つの第一壁部70aには二つのスリット73が配置されている。第二壁部70bには、挿入方向Zinの後方に向けて開口している切り欠き74が形成されている。
外壁部70における挿入方向Zinの後端には、係合部72が設けられている。係合部72は、外壁部70における第一方向Xの両端に配置されている。係合部72は、アーチ部72aおよび突部72bを有する。アーチ部72aは、切り欠き74を跨ぐようにして一対の第一壁部70a,70aをつないでいる。突部72bは、アーチ部72aの中央部から挿入方向Zinに向けて突出している。
図12に示すように、インナハウジング6の保持体8は、本体80と、突出部81と、を有する。本体80および突出部81は、例えば、絶縁性の合成樹脂によって一体に成型されている。本体80は、外殻部7と嵌合する部分である。例示された本体80の形状は、略直方体形状である。本体80は、複数のキャビティ80dを有する。キャビティ80dは、本体80を軸方向Zに沿って貫通している。コネクタ1の端子は、キャビティ80dに挿入され、キャビティ80dによって保持される。
本体80の外壁面は、一対の第一壁面80a,80aおよび一対の第二壁面80b,80bを有する。第一壁面80aは、第一方向Xに沿って延在する壁面であり、第二方向Yを向いている。第二壁面80bは、第二方向Yに沿って延在する壁面であり、第一方向Xを向いている。本体80における挿入方向Zinの後端には、板状部82が設けられている。板状部82は、第一壁面80aから第二方向Yに向けて突出している。第一壁面80aには、リブ83が形成されている。リブ83は、板状部82とつながっており、軸方向Zに沿って延在している。各第一壁面80aには二本のリブ83が設けられている。リブ83は、外殻部7のスリット73に挿入される。
各第二壁面80bには、可撓性のアーム84が設けられている。アーム84は、第二壁面80bにおける挿入方向Zinの前側部分につながっている。アーム84は、挿入方向Zinの後方に向けて軸方向Zに沿って延在している。アーム84は、インナハウジング6がアウタハウジング2に対して挿入されるときに、アウタハウジング2の係合部25(図5参照)と係合する。インナハウジング6とアウタハウジング2とが完全係合すると、アーム84が係合部25によって係止される。係合部25は、インナハウジング6がアウタハウジング2から抜け出る方向へ移動することを規制する。
突出部81は、本体80から挿入方向Zinの後方に向けて突出している。突出部81は、本体80に対して第一方向Xの両端に一つずつ設けられている。突出部81は、一対の基部85,85および操作部86を有する。基部85は、本体80の後端80cから挿入方向Zinの後方に向けて突出している。基部85は、第二壁面80bにつながっており、かつ第二壁面80bに対して傾斜した方向に延在している。すなわち、基部85は、挿入方向Zinの後方へ向かうに従って第二壁面80bから遠ざかるように傾斜している。
操作部86は、一対の基部85,85を第二方向Yに沿ってつないでいる。第二方向Yにおける操作部86の両端は、基部85の端部とつながっている。操作部86の形状は、平板状または角柱状である。操作部86は、基部85における挿入方向Zinの後端85aから第一方向Xに向けて延出している。操作部86の延出方向は、第一方向Xに沿って本体80から遠ざかる方向である。図13等に示すように、操作部86は、挿入方向Zinの後方を向く後端面86aと、側面86bと、を有する。側面86bは、第一方向Xにおいて本体80の中心軸線C2の側とは反対側を向いている。
操作部86は、作業者によって保持されやすいように形成されている。例えば、作業者は、インナハウジング6をアウタハウジング2に対して組み付ける際に、一対の操作部86を保持する。作業者は、一対の操作部86を片手で挟むようにして持ってもよいし、二つの操作部86を異なる手で持ってもよい。また、作業者は、アウタハウジング2に対してインナハウジング6を挿入するときに、後端面86aを押圧することができる。後端面86aが平面であることから、作業者が後端面86aを容易に押し込むことができる。また、一対の操作部86は、本体80における長手方向の両端に位置している。従って、作業者は、二つの後端面86aを介してインナハウジング6に対して均等に押圧力を作用させることができる。
図15には、外殻部7と保持体8とが組み付けられた状態のインナハウジング6が示されている。外殻部7の外壁部70および保持体8の本体80は、インナハウジング6の本体60を構成している。端子に接続された電線Wは、保持体8の後端80cから外部に突出している。操作部86は、本体60に対して挿入方向Zinの後方に向けて突出している。また、操作部86は、本体60に対して第一方向Xに沿って突出している。従って、操作部86は、電線Wと干渉しにくい。また、作業者は、操作部86を保持しながらインナハウジング6を容易にアウタハウジング2に組み付けることができる。
本実施形態のコネクタ1の組み付け方法について説明する。まず、図16に示すように、アウタハウジング2が壁部100に対して取り付けられる。アウタハウジング2の挿入部22には、シール部材4およびホルダ5が取り付けられている。作業者は、挿入部22を孔部101に挿入する。作業者は、例えば、固定部21aが第一面100aに当接する位置まで挿入部22を孔部101に挿入する。
次に、図17に示すように、ボルト3によってアウタハウジング2が壁部100に対して固定される。ボルト3は、アウタハウジング2の貫通孔21bに挿通され、壁部100のネジ穴102に螺合される。アウタハウジング2の固定部21aは、二本のボルト3によって壁部100に対して締結される。
次に、図2に示すように、インナハウジング6がアウタハウジング2に対して挿入される。インナハウジング6は、第二面100bの側から孔部101およびアウタハウジング2に対して挿入される。インナハウジング6がアウタハウジング2に対して完全係合位置まで挿入されると、可撓性のアーム84が係合部25と係合する。インナハウジング6がアウタハウジング2に対して完全係合することで実施形態のコネクタ1の組み立てが完了する。図18には、インナハウジング6がアウタハウジング2に対して組み付けられた後のコネクタ1が示されている。図18には、壁部100の第二面100bの側から見たコネクタ1が示されている。軸方向Zから見た場合のインナハウジング6の本体60の形状は、第一方向Xが長手方向である扁平な形状である。
図19には、本実施形態のコネクタ1に対応する相手方コネクタ200が示されている。図19に示すように、壁部100に固定されたコネクタ1に対して、相手方コネクタ200が接続される。相手方コネクタ200は、所謂レバー式コネクタであり、ハウジング201およびレバー202を有する。ハウジング201は、端子を保持しており、インナハウジング6の外殻部7と嵌合する。ハウジング201とインナハウジング6とが嵌合することで、ハウジング201が保持している端子と、保持体8が保持している端子とが物理的および電気的に接続される。レバー202は、ハウジング201に対して連結されており、かつハウジング201によって回転自在に支持されている。レバー202は、ガイド溝203を有する。
ハウジング201がインナハウジング6と嵌合するときに、突起23aがガイド溝203に挿入される。その後にレバー202が回転されることで、ガイド溝203が突起23aを引きつけてハウジング201をインナハウジング6と完全嵌合させる。相手方コネクタ200は、梃子の原理によって、小さな力でハウジング201をインナハウジング6と完全嵌合させることができる。
本実施形態に係るコネクタ1は、以下に説明するように、インナハウジング6がアウタハウジング2に対して完全係合したか否かを目視によって確認できるように構成されている。図20および図21には、アウタハウジング2に対して完全係合したインナハウジング6が示されている。以下の説明では、コネクタ1において、アウタハウジング2とインナハウジング6とが完全係合した状態を単に「完全係合状態」と称する。
完全係合状態は、例えば、図21に示すように、インナハウジング6のアーム84がアウタハウジング2の係合部25と係合した状態である。インナハウジング6がアウタハウジング2に挿入されるときに、アーム84は、撓み変形しながら係合部25の突部25aを乗り越える。完全係合状態では、軸方向Zにおいて突部25aがアーム84の先端面と対向する。突部25aは、インナハウジング6が完全係合位置から抜け出る方向へ移動しようとすると、アーム84を係止してインナハウジング6の移動を規制する。また、インナハウジング6がアウタハウジング2と完全係合すると、インナハウジング6の板状部82がアウタハウジング2の挿入部22と当接する。つまり、挿入部22は、軸方向Zにおいて板状部82を係止するストッパとしての機能を有する。
本実施形態の突出部81は、図21に示すように、完全係合状態において、突出部81の後端面86aが壁部100の第二面100bと同一面上に位置するように構成されている。突出部81の形状は、例えば、壁部100の板厚t1に応じて定められている。突出部81は、保持体8の後端80cに対して挿入方向Zinの後方に向けて突出している。後端80cに対する突出部81の突出量Zpは、完全係合状態において後端面86aが第二面100bと同一面上に位置するように定められている。
従って、作業者は、インナハウジング6をアウタハウジング2に対して係合させるときに、後端面86aが第二面100bと同一面上に位置していれば、完全係合状態であると判定することができる。本実施形態のコネクタ1によれば、インナハウジング6がアウタハウジング2に対して完全係合しているか否かを目視によって容易に判定可能である。
図22には、インナハウジング6がアウタハウジング2に対して完全係合していない不完全係合の状態が示されている。図22に示すコネクタ1では、インナハウジング6のアーム84がアウタハウジング2の突部25aを乗り越えていない。インナハウジング6がアウタハウジング2に対して完全係合する前は、図22に示すように、インナハウジング6の突出部81が孔部101から軸方向Zに向けて突出している。突出部81の後端面86aは、壁部100の第二面100bに対して挿入方向Zinの後方に位置している。つまり、後端面86aと第二面100bとの間には、目視によって識別できる段差が存在する。作業者は、後端面86aが孔部101から突出していることで、インナハウジング6がアウタハウジング2に対して完全係合していないことを知ることができる。
このように、本実施形態のコネクタ1によれば、インナハウジング6とアウタハウジング2とが完全係合しているか否かを作業者や検査者が目視によって容易に判定できる。よって、本実施形態のコネクタ1は、インナハウジング6とアウタハウジング2とを係合させる作業の作業性を向上させることができる。また、本実施形態のコネクタ1は、係合作業の確実性を向上させ、コネクタ1の品質向上を実現させることができる。
なお、インナハウジング6は、インナハウジング6の各部の寸法が設計通りの寸法である場合に後端面86aが第二面100bと同一面上に位置するように設計される。従って、完全係合状態であっても、製造上のばらつきに起因して後端面86aが第二面100bと同一面上に位置しないこともある。例えば、後端面86aが第二面100bに対してわずかに挿入方向Zinの前方に位置することや、挿入方向Zinの後方に位置することもある。このような場合も、軸方向Zにおける後端面86aと第二面100bとのずれが公差の範囲内であれば、後端面86aが第二面100bと実質的に同一面上にあるといえる。つまり、公差の範囲で後端面86aの位置が第二面100bの位置に対してずれていたとしても「突出部81は、完全係合状態において後端面86aが第二面100bと同一面上に位置するように構成されている」といえる。
以上説明したように、本実施形態のコネクタ1は、アウタハウジング2と、インナハウジング6と、を有する。アウタハウジング2は、筒状の挿入部22を有する。アウタハウジング2は、壁部100の孔部101に対して挿入部22が挿入された状態で壁部100の第一面100aに対して固定される。インナハウジング6は、本体60と、本体60から突出している突出部81と、を有する。本体60は、孔部101に対して第二面100bの側から挿入されてアウタハウジング2と係合する。
突出部81は、孔部101に対する挿入方向Zinの後方に向けて本体60から突出している。突出部81は、本体60がアウタハウジング2に対して完全係合したときに突出部81の後端面86aが第二面100bと同一面上に位置するように構成されている。本実施形態のコネクタ1によれば、インナハウジング6がアウタハウジング2に対して完全係合したか否かを作業者が目視によって容易に確認できる。
本実施形態のインナハウジング6は、一対の突出部81,81を有する。一対の突出部81,81は、挿入方向Zinと直交する第一方向Xにおける本体60の両端に配置されている。本体60の両端のそれぞれに突出部81が配置されていることで、インナハウジング6をアウタハウジング2に対して係合させる作業の作業性が向上する。
本実施形態において、挿入方向Zinから見た場合の本体60の形状は、第一方向Xが長手方向の扁平な形状である。本体60の長手方向の両端に突出部81が配置されていることで、係合作業の作業性が向上する。
本実施形態の突出部81は、基部85と、操作部86と、を有する。基部85は、本体60から挿入方向Zinの後方に向けて突出している。操作部86は、基部85における挿入方向Zinの後端から第一方向Xに向けて延出している。操作部86は、挿入方向Zinの後方を向く後端面86aと、第一方向Xにおいて本体60の中心軸線C2の側とは反対側を向く側面86bと、を有する。突出部81がこのような後端面86aおよび側面86bを有することで、係合作業の作業性が向上する。
本実施形態において、それぞれの突出部81は、一対の基部85,85を有する。一対の基部85,85は、第一方向Xと直交する第二方向Yにおいて互いに対向している。操作部86は、一対の基部85,85を第二方向Yに沿ってつないでいる。突出部81がこのような形状を有することで、係合作業の作業性が向上する。
なお、突出部81の配置や形状は、実施形態において例示された配置や形状には限定されない。例えば、インナハウジング6が有する突出部81の個数は、一つであっても、三つ以上であってもよい。突出部81が有する基部85の個数は、一つであっても、三つ以上であってもよい。
インナハウジング6において、外殻部7と保持体8とが一体であってもよい。すなわち、外殻部7の外壁部70と保持体8の本体80とが一体となってインナハウジング6の本体60を構成していてもよい。
壁部100の第二面100bは、凹凸を有していてもよい。言い換えると、第二面100bの全ての領域がインナハウジング6の後端面86aと同一面上に位置していなくてもよい。この場合、完全係合状態において、第二面100bにおける孔部101に隣接する縁部が後端面86aと同一面上に位置していればよい。完全係合状態であるかを判定する場合、作業者は、第二面100bの縁部とインナハウジング6の後端面86aとが同一面上に位置するかを目視すればよい。
上記の実施形態に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 コネクタ
2 アウタハウジング
3 ボルト
4 シール部材
5 ホルダ
6 インナハウジング
7 外殻部
8 保持体
20 本体
21 フランジ部
21a:固定部、 21b:貫通孔
22 挿入部
22a:外側面、 22b:先端面、 22c:第一内側面
23 対向壁部
23a:突起
24 カラー
25 係合部
26 ガイド壁
26a:基部、 26b:対向部
27 ガイド
40 第一シール部
40a:リップ、 40b:端面
41 第二シール部
50 当接部
50a:第一当接面、 50b:第二当接面、 50c:湾曲面
51 環状部
51a:対向面
52 係合部
52a:アーム、 52b:爪
53 突出部
53a:主部、 53b:突部、 53c:第一面、 53d:第二面、
53e:潰しリブ
60 本体
70 外壁部
70a:第一壁部、 70b:第二壁部
71 仕切壁
71a:貫通孔
72 係合部
73 スリット
74 切り欠き
80 本体
80a:第一壁面、 80b:第二壁面、 80c:後端、 80d:キャビティ
81 突出部
82 板状部
83 リブ
84 アーム
85 基部
86 操作部
86a:後端面、 86b:側面
100 壁部
100a:第一面、 100b:第二面
101 孔部
102 ネジ孔
200:相手方コネクタ、 201:ハウジング、 202:レバー
X 第一方向
Y 第二方向
Z 軸方向
Zin 挿入方向

Claims (6)

  1. 壁部の孔部に対して前記壁部の第一面の側から挿入される筒状の挿入部を有し、前記孔部に対して前記挿入部が挿入された状態で前記第一面に対して固定されるアウタハウジングと、
    前記孔部に対して第二面の側から挿入されて前記アウタハウジングと係合する本体と、前記本体から突出している突出部と、を有するインナハウジングと、
    を備え、
    前記突出部は、前記本体における前記孔部に対する挿入方向の後端の面から前記挿入方向の後方に向けて突出しており、かつ前記本体が前記アウタハウジングに対して完全係合したときに前記突出部の後端面が前記第二面と同一面上に位置するように構成されており、
    前記突出部の前記後端面は、前記インナハウジングにおける前記突出部を除く部分よりも前記挿入方向の後方に位置し、
    前記本体が前記アウタハウジングに対して完全係合した状態において、前記本体における前記挿入方向の後端の面が前記第二面と前記第一面との間に位置する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記インナハウジングは、一対の前記突出部を有し、
    一対の前記突出部は、前記挿入方向と直交する第一方向における前記本体の両端に配置されている
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記挿入方向から見た場合の前記本体の形状は、前記第一方向が長手方向の扁平な形状である
    請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記突出部は、前記本体における前記挿入方向の後端の面から前記挿入方向の後方に向けて突出している基部と、前記基部における前記挿入方向の後端から前記第一方向に向けて延出している操作部と、を有し、
    前記操作部は、前記挿入方向の後方を向く前記後端面と、前記第一方向において前記本体の中心軸線の側とは反対側を向く側面と、を有する
    請求項2または3に記載のコネクタ。
  5. それぞれの前記突出部は、一対の前記基部を有し、
    一対の前記基部は、前記第一方向と直交する第二方向において互いに対向しており、
    前記操作部は、一対の前記基部を前記第二方向に沿ってつないでいる
    請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記インナハウジングは、相手方コネクタに対して嵌合する外殻部と、端子を収容するキャビティを有し、かつ前記外殻部と係合する保持体と、を有し、
    前記保持体は、前記挿入方向に沿って前記外殻部に挿入されて前記外殻部と係合し、
    前記突出部は、前記保持体に設けられている
    請求項1から5の何れか1項に記載のコネクタ。
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