JP3660265B2 - 画像形成機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成機、更に具体的には、大サイズの原稿、例えばJISのA0サイズ、あるいはそれ以上の長さを有する原稿を複写することが可能な静電複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】
大サイズの原稿、例えばJISのA0サイズの原稿を複写することが可能な静電複写機は、複写機本体の上端部に原稿搬送装置を備えている。この原稿搬送装置は、ほぼ水平に延在するよう配設された原稿搬送路と、原稿搬送路における原稿挿入部に配置された搬入ローラ対と、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側位置に配置された原稿押さえローラと、原稿押さえローラよりも下流側位置に配置された排出ローラ対と、搬入ローラ対、原稿押さえローラ及び排出ローラ対を駆動する電動モータとを備えている。原稿搬送路における、原稿押さえローラが配設された原稿読取位置には、密着型イメージセンサが配置されている。原稿挿入部の上流側には原稿載置テーブルが配設されている。複写機本体内には、電動モータを制御するコントローラが備えられ、複写機本体の上面にはコピー開始キー等を含む操作ボードが配設されている。上記複写機は、使用者による操作ボードのキー操作によって、原稿が原稿搬送路の下流側に排出される通常排出モードと、原稿が原稿搬送路の上流側の原稿載置テーブル側にリターンして排出されるリターンモードとを選択できるよう構成されている。上記複写機において、通常は、リターンモードが選択されない限り、通常排出モードが自動的に遂行されるようコピーモードが設定されている。
【0003】
通常排出モードの場合、原稿が原稿挿入部から手作業により所定位置に挿入された後、コピー開始キーがONされると、電動モータが正転駆動される。搬入ローラ対、排出ローラ対及び原稿押さえローラが正転駆動され、原稿が原稿搬送路を下流方向に搬送される。原稿搬送装置により搬送される原稿の画像は、原稿搬送路の途中に配設された画像読取位置を通過する過程において、密着型イメージセンサによって読み取られる。該センサによって読み取られた画像は、複写機の画像形成部に送られてトナー像化される。そして該トナー像は、複写機に配設された用紙収容部から搬送される用紙に転写、定着されることにより、原稿の画像のコピーが行なわれる。原稿は原稿搬送路の下流側に排出される。
【0004】
他方、リターンモードが選択された場合には、原稿が原稿搬送路の下流側に搬送され、密着型イメージセンサによる原稿の画像読み取りが終了した後、電動モータが逆転駆動される。搬入ローラ対、排出ローラ対及び原稿押さえローラが逆転駆動され、原稿は原稿搬送路の上流側に向けてリターン搬送され、原稿載置テーブル側に排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の複写機において、リターンモードが選択された場合には、コピー終了後の原稿が手前の原稿載置テーブル側に排出されるので、使用者にとっては、コピー終了後の原稿が取り易く便利である。しかしながら、原稿が、例えば、5mないし6mと非常に長い場合には、コピー終了後の原稿が手元の原稿載置テーブル側にリターンされるまでに要する時間が長く、したがって次の原稿をコピーするまでの待ち時間が長くなり、複写機における画像形成の効率が大幅に低下する。また、上記したように非常に長い原稿を原稿載置テーブル側にリターンさせる場合には、原稿をリターンさせる過程において原稿を損傷するおそれがあり、あるいはまた、原稿載置テーブルにリターンされた原稿が落下して原稿を損傷したり、コンパクトにまとめる作業が困難となるおそれがある。また上記したように非常に長い原稿ではないにしても、比較的長い原稿を原稿載置テーブル側にリターンさせた場合には、原稿載置テーブルにリターンされた原稿が落下して原稿を損傷するおそれがある。上記した従来の複写機においてはまた、通常は、リターンモードが選択されない限り、通常排出モードが自動的に遂行されるようコピーモードが設定されているので、例えば、原稿がJISのA3サイズ等の定型紙である場合、自動的に原稿搬送路の下流側に排出されてしまうので、次の原稿をコピーするまでの待ち時間は最短ではあるものの、使用者にとって、コピー終了後の原稿が取りにくい、との問題もある。
【0006】
本発明の目的は、非常に長い原稿をコピーする場合であっても、次の原稿をコピーするまでの待ち時間を自動的に最短にすることを可能にし、高い画像形成効率を確保する、新規な画像形成機を提供することである。
【0007】
本発明の他の目的は、非常に長い原稿をコピーする場合であっても、次の原稿をコピーするまでの待ち時間を自動的に最短にすると共に、原稿の損傷を防止することを可能にする、新規な画像形成機を提供することである。
【0008】
本発明の更に他の目的は、比較的長い原稿を原稿載置テーブル側にリターンさせた場合において、原稿載置テーブルにリターンされた原稿の落下を防止して原稿の損傷を防止することを可能にする、新規な画像形成機を提供することである。
【0009】
本発明の更に他の目的は、次の原稿をコピーするまでの待ち時間を短くしながら、使用者にとって、コピー終了後の原稿を取り易くすることを可能にする、新規な画像形成機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
発明の局面によれば、
原稿搬送路に配置された搬入ローラ対、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側に配置された排出ローラ対、及び、搬入ローラ対及び排出ローラ対を駆動する駆動源を備えた原稿搬送装置と、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、駆動源を制御するコントローラとを備えた画像形成機において、
コントローラは、搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ以上と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の下流側に排出されるよう駆動源を駆動し、原稿の長さが所定の長さ未満と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされるよう駆動源を駆動し、
コントローラはまた、原稿の長さが所定の長さ未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされて排出されるよう駆動源を駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ以上と判断した場合には、該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対のニップから開放されないように駆動源の駆動を停止する、
ことを特徴とする画像形成機、が提供される。
本発明の他の局面によれば、
原稿搬送路に配置された搬入ローラ対、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側に配置された排出ローラ対、及び、搬入ローラ対及び排出ローラ対を駆動する駆動源を備えた原稿搬送装置と、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、駆動源を制御するコントローラとを備えた画像形成機において、
原稿搬送装置は、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側の位置であって、画像読取手段よりも上流側の位置に配置された搬入原稿検出手段を備えており、
コントローラは、搬入原稿検出手段からの信号に基づいて搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ以上と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の下流側に排出されるよう駆動源を駆動し、原稿の長さが所定の長さ未満と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされるよう駆動源を駆動し
ントローラはまた、原稿の長さが所定の長さ未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされて排出されるよう駆動源を駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ以上と判断した場合には、搬入原稿検出手段からの信号に基づいて該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対のニップから開放されないように駆動源の駆動を停止する、
ことを特徴とする画像形成機、が提供される。
本発明の更に他の局面によれば、
原稿搬送路に配置された搬入ローラ対、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側に配置された排出ローラ対、及び、搬入ローラ対及び排出ローラ対を駆動する駆動源を備えた原稿搬送装置と、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、駆動源を制御するコントローラとを備えた画像形成機において、
コントローラは、搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ以上と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の下流側に排出されるよう駆動源を駆動し、原稿の長さが所定の長さ未満と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされるよう駆動源を駆動し、
コントローラはまた、原稿の長さが所定の長さ未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされて排出されるよう駆動源を駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ未満と判断した場合には、該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対のニップから開放されるように駆動源の駆動を停止する、
ことを特徴とする画像形成機、が提供される。
本発明の更に他の局面によれば、
原稿搬送路に配置された搬入ローラ対、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側に配置された排出ローラ対、及び、搬入ローラ対及び排出ローラ対を駆動する駆動源を備えた原稿搬送装置と、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、駆動源を制御するコントローラとを備えた画像形成機において、
原稿搬送装置は、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側の位置であって、画像読取手段よりも上流側の位置に配置された搬入原稿検出手段を備えており、
コントローラは、搬入原稿検出手段からの信号に基づいて搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ以上と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の下流側に排出されるよう駆動源を駆動し、原稿の長さが所定の長さ未満と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされるよう駆動源を駆動し
ントローラはまた、原稿の長さが所定の長さ未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされて排出されるよう駆動源を駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ未満と判断した場合には、搬入原稿検出手段からの信号に基づいて該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対のニップから開放されるように駆動源の駆動を停止する、
ことを特徴とする画像形成機、が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された画像形成機である静電複写機の好適実施形態を添付図面を参照して更に詳細に説明する。図1を参照して、全体を番号100で示す静電複写機は、ほぼ直方体をなす複写機本体102を備えている。複写機本体102の上端には、後に詳述する原稿搬送装置10が備えられている。原稿搬送装置10は、複写機本体102の上端をほぼ水平に延在するよう配設された原稿搬送路12を含んでいる。複写機本体102内の上端部であって、原稿搬送装置10の直下方位置には、原稿の画像を読み取る画像読取手段を構成する密着型イメージセンサ104が配設され、密着型イメージセンサ104の下方には、画像形成部106が配設されている。画像形成部106は、感光体ドラム108を備えている。感光体ドラム108は、図示しない駆動手段によって図1において反時計方向に回転駆動される。感光体ドラム108の周囲には、感光体ドラム108の表面を一様に帯電させるメインチャージャ110、密着型イメージセンサ104によって読み取られた原稿の画像を感光体ドラム108の表面に照射して静電潜像化するためのLEDプリントヘッド112、感光体ドラム108の表面に形成された静電潜像をトナー像に現像するための現像装置114、感光体ドラム108の表面に形成されたトナー像を普通紙等の用紙に転写するための転写装置116、感光体ドラム108の表面に残留するトナーを払拭して回収するためのクリーニング装置118等が配設されている。感光体ドラム108及び感光体ドラム108の周囲に配設された上記各装置類は、画像形成部106を構成する。
【0013】
複写機本体102内の下方位置には、給紙ローラ等を含む用紙収容部120、用紙収容部120に収容された用紙を画像形成部106の転写域に搬送するための用紙搬送路122が配設されている。用紙搬送路122には、給紙ローラに巻き掛けられた用紙を用紙搬送路122を通して搬送するための用紙搬送ローラ、該用紙を適宜の長さに切断するためのカッタ等が備えられている。転写装置116の下流側には、転写装置116によってトナー像が転写された用紙を搬送するための用紙搬送路124が備えられ、用紙搬送路124の下流位置には定着装置126、排出ローラ128が備えられている。複写機本体102の前面102a(図1において右端面)には、前カバー130が配設されている。前カバー130と複写機本体102の前面102aとの間には、排出ローラ128によって排出された用紙を収容するためのポケット132が形成されている。複写機本体102の上端に形成された原稿搬送路12の上流端部には、原稿載置テーブル134が複写機本体102から張り出すよう配設されている。複写機本体102の後面102bの上端部には、円弧状の反転案内部材136が配設されている。
【0014】
原稿搬送装置10によって後述するとおりにして原稿搬送路12を搬送される原稿の画像は、密着型イメージセンサ104によって読み取られる。密着型イメージセンサ104によって読み取られた画像は、画像形成部106においてトナー像化された後、用紙収容部120から搬送された用紙に転写される。用紙に転写されたトナー像は定着装置126において定着、記録され、排出ローラ128によってポケット132に排出される。なお、用紙収容部120から搬送される用紙はカッタにより適宜のタイミングで所定の長さに切断される。概ね以上のとおりにして複写機100による複写動作が遂行され、原稿の画像が記録された複写物が生成される。
【0015】
次に上記複写機100に備えられた原稿搬送装置10について説明する。図2を参照して、原稿搬送装置10は、先に述べた原稿搬送路12と、原稿搬送路12における原稿挿入部14に配置された搬入ローラ対16とを備えている。原稿搬送路12における、搬入ローラ対16の下流側には、原稿押さえローラ18及び排出ローラ対20が上流から下流に向かってその順に配置されている。搬入ローラ対16は、被駆動ローラ16aと、被駆動ローラ16aに圧接されて連れ回りさせられる従動ローラ16bとから構成されている。排出ローラ対20は、被駆動ローラ20aと、被駆動ローラ20aに圧接されて連れ回りさせられる従動ローラ20bとから構成されている。原稿押さえローラ18は従動ローラから構成されている。複写機本体102の上端部には、搬入ローラ対16、原稿押さえローラ18及び排出ローラ対20の駆動源である電動モータMが配設されている。電動モータMは、正転及び逆転可能な電動モータから構成されている。電動モータMの駆動軸、搬入ローラ対16の被駆動ローラ16a及び排出ローラ対20の被駆動ローラ20aの各々の回転軸には、それぞれ歯付きプーリが装着され、これらの歯付きプーリ間には、中間歯付きプーリを介して歯付きベルトが巻き掛けられている。排出ローラ対20の従動ローラ20b及び原稿押さえローラ18の各々の回転軸には歯付きプーリが装着され、これらの歯付きプーリ間には歯付きベルトが巻き掛けられている。以上のような構成により、電動モータMが回転駆動されると、搬入ローラ対16、原稿押さえローラ18及び排出ローラ対20は同時に回転駆動させられる。
【0016】
原稿搬送路12の、搬入ローラ対16と排出ローラ対20との間の位置に原稿読取位置が設けられ、原稿読取位置には水平上面を有する図示しないガラスが配置されている。ガラスは複写機本体102の上端に配置されている。複写機本体102の該ガラスの下側には、光源である蛍光灯104aを含む上記密着型イメージセンサ104が配置されている。原稿搬送路12における、搬入ローラ対16の直上流位置には、原稿挿入部14に挿入された原稿を検出しうる挿入原稿検出手段である挿入原稿検出スイッチSW1が配設されている。挿入原稿検出スイッチSW1は、マイクロスイッチから構成されている。また、原稿搬送路12における、搬入ローラ対16よりも下流側の位置であって上記密着型イメージセンサ104よりも上流側の位置には、搬入原稿検出手段である搬入原稿検出スイッチSW2が配設されている。原稿搬送路12の、搬入ローラ対16よりも下流側であって原稿読取位置よりも上流側の所定の位置に搬入された原稿の先端を検出することができる搬入原稿検出スイッチSW2は、マイクロスイッチから構成されている。
【0017】
図3を参照して、複写機100には、原稿搬送装置10に関連して、コントローラ30が備えられている。コントローラ30は、マイクロコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)、制御プログラムを格納するROM、演算結果等を格納する読み書き可能なRAM、タイマー、入力インターフェース及び出力インターフェース等を備えている。このように構成されたコントローラ30の入力インターフェースには、上記挿入原稿検出スイッチSW1、搬入原稿検出スイッチSW2、その他のセンサあるいはスイッチ等からの検出信号が入力され、出力インターフェースから、電動モータM等に制御信号を出力する。
【0018】
図示の原稿搬送装置10及び複写機100は以上のように構成されており、以下、主として原稿搬送装置10の作動について説明する。図2及び図4を参照して、原稿のコピーを行なうに際しては、図示しない原稿が、原稿載置テーブル134に載置され、その先端部が原稿挿入部14に、使用者の手作業により挿入される。原稿の先端は、搬入ローラ対16のニップ部に差し込まれるよう位置付けられ、原稿がセットされる。以上のとおりにして原稿の先端部が原稿挿入部14に挿入されると、挿入原稿検出スイッチSW1はONとなる。このON信号はコントローラ30に入力される(ステップS1)。複写機本体102の操作ボードに配設された図示しないコピー開始キーのON信号が入力されると(ステップS2)、コントローラ30は電動モータMを正転駆動させる(ステップS3)。搬入ローラ対16、原稿押さえローラ18及び排出ローラ対20は、同時に回転駆動される。搬入ローラ対16及び排出ローラ対20の被駆動ローラ16a及び20aは、図2において反時計方向に回転駆動させられ、搬入ローラ対16及び排出ローラ対20の従動ローラ16b及び20bと原稿押さえローラ18は、図2において時計方向に回転駆動させられる。
【0019】
原稿載置テーブル134にセットされた原稿は、搬入ローラ対16にニップされて原稿搬送路12を下流方向に搬送される。コントローラ30は、ステップS4において、搬入原稿検出スイッチSW2がONしたか否かをチェックする。コントローラ30は、搬入原稿検出スイッチSW2がONしていない場合には、原稿の先端が搬入ローラ対16により上記所定の位置まで搬入させられていないと判断して待ち、搬入原稿検出スイッチSW2がONした場合には、原稿が搬入ローラ対16により上記所定の位置まで搬入されたと判断して電動モータMを停止させる(ステップS5)。以上により原稿の一次給紙が終了する。密着型イメージセンサ104に含まれる光源、実施形態においては蛍光灯104aの光量は、雰囲気温度等の環境条件によって変化するので、原稿の画像を最適に読み取るためには、環境条件に応じて適宜に補正することが好ましい。上記電動モータMを一時停止させる理由の一つ具体例としては、上記光量の補正である。
【0020】
上記光量の補正が終了すると、コントローラ30には、電動モータMによる二次給紙開始許可信号が入力されるので、コントローラ30は、ステップS6において、該信号が入力されたか否かをチェックする。コントローラ30は、該信号が入力されていない場合は、上記光量の補正等が終了していないと判断して電動モータMの停止を継続し、該信号が入力された場合には、上記光量の補正等が終了したと判断して、ステップS7に進む。コントローラ30はステップS7において、電動モータMを再起動して正転させると同時に、原稿長さ読取タイマーの作動を開始させる。搬入ローラ対16にニップされた原稿は、原稿搬送路12に沿って下流方向に搬送され(原稿の二次給紙が開始され)、次いで原稿押さえローラ18及び排出ローラ20と協動して搬送される。原稿の画像は、原稿読取位置を通過する過程で密着型イメージセンサ104によって読み取られる。密着型イメージセンサ104によって読み取られた画像は、画像形成部106においてトナー像化される。そして該トナー像は、上記用紙収容部120から搬送される用紙に転写、定着されることにより、原稿の画像のコピーが行なわれる。以上の複写動作は先に述べたとおりであり、詳細な説明は省略する。原稿が画像読取位置の図示しないガラスを通過するに際しては、原稿押さえローラ18によりガラスの水平上面に密着させられ、画像の正確な読み取りが保証される。
【0021】
コントローラ30は、ステップS8に進んで、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしたか否かをチェックする。コントローラ30は、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしていない場合には、原稿の後端が搬入原稿検出スイッチSW2を通過していないと判断して待ち、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFした場合には、原稿の後端が搬入原稿検出スイッチSW2を通過したと判断して、原稿長さ読取タイマーの作動を停止させると共に、原稿の長さを算出する(ステップS9)。ここで、原稿の長さをLmmとすると、原稿の長さLmmは次の一次式で算出することができる。
Lmm=Xmm+Vmm/s×T(sec)
ただし、Xmmは、原稿の、一次給紙終了後の搬入原稿検出スイッチSW2からの突出長さ(搬入原稿検出スイッチSW2のON信号を検出してから搬入ローラ対16の回転が停止するまでのタイムラグに起因する突出長さ)、Vmm/sは、搬入ローラ対16の周速(原稿押さえローラ18及び排出ローラ対20の周速も実質的に同じであるとして)、T(sec)は、二次給紙を開始してから搬入原稿検出スイッチSW2がOFFするまでの時間(秒)である。
【0022】
次にコントローラ30は、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Aが経過したか否かをチェックする。搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Aが経過していない場合には、密着型イメージセンサ104による、原稿の画像読み取り動作が終了していないと判断してコントローラ30は待ち、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Aが経過した場合には、密着型イメージセンサ104による、原稿の画像読み取り動作が終了したと判断して、換言すれば、画像読み取り終了を検出して、コントローラ30は、ステップS11に進む。ステップS11においてコントローラ30は、ステップS9において算出された原稿の長さが、所定の長さ以上であるか否か、一つの実施形態においては、1,189mm以上であるか否かをチェックする。なお、1,189mmとは、JISのA0サイズの縦方向寸法であり、したがってこの実施形態においては、原稿の所定の長さをA0の縦方向寸法に設定している。このチェックは、予め設定されている上記所定の長さと、ステップS9において算出された原稿の長さとを比較することにより遂行される。
【0023】
コントローラ30は、原稿の長さが、所定の長さ1,189mm以上であると判断した場合には、ステップS12に進んで、原稿が原稿搬送路12の下流側に完全に排出されるまで電動モータMを正転させる。すなわち、コントローラ30は、ステップS12において、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Bが経過したか否かをチェックする。搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Bが経過していない場合には、原稿が排出ローラ20から完全に排出されていないと判断して待ち、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Bが経過した場合には、原稿が排出ローラ20から完全に排出されと判断して電動モータMを停止させる(ステップS13)。原稿は、原稿搬送路12の下流端に設けられた反転案内部材136に案内されて反転させられ、原稿搬送路12の下流端部上に丸められるようにして載置される。このようにして原稿は、原稿搬送路12の下流側に完全に排出され、複写機本体102から落下することなく、その上端に載置、保持される。原稿の長さが、所定の長さ1,189mm以上である場合の搬送排出動作は以上のとおりにして遂行され、終了する。
【0024】
上記したように、コントローラ30は、搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ1,189mm以上であると判断した場合には、密着型イメージセンサ104による、原稿の画像読み取り動作が終了した該原稿が原稿搬送路12の下流側に完全に排出されるよう電動モータMを駆動する。すなわち、上記複写機100により、非常に長い原稿(例えば5m、6mといった長い原稿)をコピーする場合には、原稿は、リターンされることなく、自動的に原稿搬送路12の下流側に完全に排出されるので、次の原稿をコピーするまでの待ち時間が自動的に最短に選択され、高い画像形成効率が確保される。また、非常に長い原稿は、自動的に、リターンされないよう搬送されるので、原稿が、リターンさせられる過程において損傷され、あるいはまた、原稿載置テーブルにリターンされた原稿が落下して損傷したり、コンパクトにまとめる作業が困難となる、等のおそれは解消され、実用上有用である。
【0025】
コントローラ30は、ステップS11において、原稿の長さが、所定の長さ1,189mm以上ではない、すなわち所定の長さ1,189mm未満であると判断した場合には、ステップS14に進んで、電動モータMを停止させる。原稿の、上記搬送方向における後端部が、排出ローラ対20にニップされた状態で、排出ローラ対20(及び、原稿押さえローラ18、搬入ローラ対16)の回転が停止させられる。次いでコントローラ30は、電動モータMを逆転させる(ステップS15)。搬入ローラ対16及び排出ローラ対20の被駆動ローラ16a及び20aは、図2において時計方向に回転駆動させられ、搬入ローラ対16及び排出ローラ対20の従動ローラ16b及び20bと原稿押さえローラ18は、図2において反時計方向に回転駆動させられる。原稿は、先ず、排出ローラ対20によって逆方向に、すなわち原稿搬送路12を上流に向かってリターンさせられ、次いで、原稿押さえローラ18及び搬入ローラ対16と協動してリターンさせられる。
【0026】
コントローラ30はステップS16において、リターンさせられた原稿の長さが、更に上記所定の長さ1,189mmとは別の所定の長さ以上であるか否か、一つの実施形態においては、297mm以上であるか否かをチェックする。なお、297mmとは、JISのA4サイズの縦方向寸法であり、したがってこの実施形態においては、原稿の、上記所定の長さ1,189mmとは別の所定の長さ297mmを、A4の縦方向寸法に設定している。このチェックは、予め設定されている、別の所定の長さ297mmと、ステップS9において算出された原稿の長さとを比較することにより遂行される。
【0027】
コントローラ30は、原稿の長さが、別の所定の長さ297mm以上ではない、すなわち別の所定の長さ297mm未満であると判断した場合には、ステップS17に進んで、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしたか否かをチェックする。搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしていない場合には、コントローラ30は、原稿のリターン方向の後端が搬入原稿検出スイッチSW2を通過していないと判断して待つ。搬入原稿検出スイッチSW2がOFFした場合には、コントローラ30は、原稿が原稿搬送路12の上流側に完全にリターン排出されるまで電動モータMを逆転させる。更に具体的に説明すると、コントローラ30は、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFした場合には、原稿のリターン方向の後端が搬入原稿検出スイッチSW2を通過したと判断して、ステップS18において、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Cが経過したか否かをチェックする。搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Cが経過していない場合には、原稿の上記後端部が搬入ローラ対16を通過中でニップから完全に開放されていないと判断して待つ。搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしてから所定の時間Cが経過した場合には、原稿の上記後端部が搬入ローラ対16を完全に通過してニップから完全に開放され、したがって原稿は、搬入ローラ対16によって原稿載置テーブル134上に完全に搬出されたと判断して電動モータMを停止させる。原稿の長さが、所定の長さ1,189mm未満であり、かつ別の所定の長さ297mm未満である場合のリターン搬送排出動作は以上のとおりにして遂行され、終了する。
【0028】
上記したように、コントローラ30は、原稿の長さが所定の長さ1,189mm未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路12の上流側にリターンされて排出されるよう電動モータMを駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ297mm未満と判断した場合には、搬入原稿検出スイッチSW2からの信号に基づいて該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対16のニップから開放されるように電動モータMの駆動を停止する。すなわち、所定の長さ1,189mm未満の長さを有する原稿は全て自動的にリターンされるので、使用者にとっては取りやすく、実用上便利である。また、リターンされる原稿には、過剰に長いものはないので、次の原稿をコピーするまでの待ち時間を短くしながら、使用者にとってコピー終了後の原稿を取り易くすることを可能にする。また自動的にリターンされたコピー終了後の原稿のうち、特に小サイズの原稿(例えば、JISのA5あるいはB5サイズ)は、搬入ローラ対16によって原稿載置テーブル134上に完全にリターン排出されても、原稿載置テーブル134から落下することはなく、損傷や汚れのおそれはない。
【0029】
他方、コントローラ30は、ステップS16において、原稿の長さが、別の所定の長さ297mm以上であると判断した場合には、原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対16のニップから開放されないように電動モータMの駆動を停止する。更に具体的に説明すると、コントローラ30は、原稿の長さが、別の所定の長さ297mm以上であると判断した場合には、ステップS20に進んで、搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしたか否かをチェックする。搬入原稿検出スイッチSW2がOFFしていない場合には、コントローラ30は、原稿のリターン方向の後端が搬入原稿検出スイッチSW2を通過していないと判断して待つ。搬入原稿検出スイッチSW2がOFFした場合には、コントローラ30は、原稿のリターン方向の後端が搬入原稿検出スイッチSW2を通過したと判断して、電動モータMを停止させる。原稿は、そのリターン方向の後端部が搬入ローラ対16にニップされた状態で原稿載置テーブル134上に保持されるので、比較的長いサイズ(実施形態においては、JISのA4〜A1サイズ、JISのB4〜B1サイズ)であっても、原稿載置テーブル134から落下することはなく、使用者にとっては取りやすく、便利である。原稿の長さが、所定の長さ1,189mm未満であり、かつ別の所定の長さ297mm以上である場合のリターン搬送排出動作は以上のとおりにして遂行され、終了する。
【0030】
上記したように、コントローラ30は、原稿の長さが所定の長さ1,189mm未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路12の上流側にリターンされて排出されるよう電動モータMを駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ297mm以上と判断した場合には、搬入原稿検出スイッチSW2からの信号に基づいて該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対16のニップから開放されないように電動モータMの駆動を停止する。すなわち、所定の長さ1,189mm未満の長さを有する原稿は全て自動的にリターンされるので、使用者にとっては取りやすく、実用上便利である。また、リターンされる原稿には、過剰に長いものはないので、次の原稿をコピーするまでの待ち時間を短くしながら、使用者にとってコピー終了後の原稿を取り易くすることを可能にする。また自動的にリターンされたコピー終了後の原稿のうち、比較的大きめのサイズの原稿(例えば、JISのA4〜A1サイズの原稿、JISのB4〜B1サイズの原稿)は、搬入ローラ対16によってリターン方向後端部がニップされた状態に保持されるので、原稿載置テーブル134から落下することはなく、損傷や汚れのおそれはない。またコンパクトにまとめる作業も容易となる。
【0031】
以上、本発明を実施形態に基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、更に他の種々の変形あるいは修正が可能である。例えば、上記実施形態において、原稿を、通常のとおりに原稿搬送路12の下流側に排出するか又はリターン排出するか、のいずれかに選択する分岐長さである上記所定の長さを、1,189mmに設定し、また、更に別の所定の長さを、297mmに設定したが、これらに限定される理由はなく、必要に応じて適宜に設定すればよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明による画像形成機によれば、非常に長い原稿をコピーする場合であっても、次の原稿をコピーするまでの待ち時間を自動的に最短にすることを可能にし、高い画像形成効率を確保する。また、非常に長い原稿をコピーする場合であっても、次の原稿をコピーするまでの待ち時間を自動的に最短にすると共に、原稿の損傷を防止することを可能にする。更にはまた、比較的長い原稿を原稿載置テーブル側にリターンさせた場合において、原稿載置テーブルにリターンされた原稿の落下を防止して原稿の損傷を防止することを可能にする。更にはまた、次の原稿をコピーするまでの待ち時間を短くしながら、使用者にとって、コピー終了後の原稿を取り易くすることを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による複写機の実施形態の構成を示す側面図。
【図2】図1に示す複写機本体の上端部の構成の一部を概略的に示す断面図。
【図3】図1に示す複写機本体に備えられたコントローラの要部を示す構成ブロック図。
【図4】図3に示すコントローラの要部の作動手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 原稿搬送装置
12 原稿搬送路
16 搬入ローラ対
16a 被駆動ローラ
16b 従動ローラ
18 原稿押さえローラ
20 排出ローラ対
20a 被駆動ローラ
20b 従動ローラ
30 コントローラ
100 複写機
102 複写機本体
104 密着型イメージセンサ
SW1 挿入原稿検出スイッチ
SW2 搬入原稿検出スイッチ

Claims (4)

  1. 原稿搬送路に配置された搬入ローラ対、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側に配置された排出ローラ対、及び、搬入ローラ対及び排出ローラ対を駆動する駆動源を備えた原稿搬送装置と、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、駆動源を制御するコントローラとを備えた画像形成機において、
    コントローラは、搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ以上と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の下流側に排出されるよう駆動源を駆動し、原稿の長さが所定の長さ未満と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされるよう駆動源を駆動し、
    コントローラはまた、原稿の長さが所定の長さ未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされて排出されるよう駆動源を駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ以上と判断した場合には、該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対のニップから開放されないように駆動源の駆動を停止する、
    ことを特徴とする画像形成機。
  2. 原稿搬送路に配置された搬入ローラ対、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側に配置された排出ローラ対、及び、搬入ローラ対及び排出ローラ対を駆動する駆動源を備えた原稿搬送装置と、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、駆動源を制御するコントローラとを備えた画像形成機において、
    原稿搬送装置は、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側の位置であって、画像読取手段よりも上流側の位置に配置された搬入原稿検出手段を備えており、
    コントローラは、搬入原稿検出手段からの信号に基づいて搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ以上と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の下流側に排出されるよう駆動源を駆動し、原稿の長さが所定の長さ未満と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされるよう駆動源を駆動し
    ントローラはまた、原稿の長さが所定の長さ未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされて排出されるよう駆動源を駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ以上と判断した場合には、搬入原稿検出手段からの信号に基づいて該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対のニップから開放されないように駆動源の駆動を停止する、
    ことを特徴とする画像形成機。
  3. 原稿搬送路に配置された搬入ローラ対、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側に配置された排出ローラ対、及び、搬入ローラ対及び排出ローラ対を駆動する駆動源を備えた原稿搬送装置と、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、駆動源を制御するコントローラとを備えた画像形成機において、
    コントローラは、搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ以上と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の下流側に排出されるよう駆動源を駆動し、原稿の長さが所定の長さ未満と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされるよう駆動源を駆動し、
    コントローラはまた、原稿の長さが所定の長さ未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされて排出されるよう駆動源を駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ未満と判断した場合には、該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対のニップから開放されるように駆動源の駆動を停止する、
    ことを特徴とする画像形成機。
  4. 原稿搬送路に配置された搬入ローラ対、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側に配置された排出ローラ対、及び、搬入ローラ対及び排出ローラ対を駆動する駆動源を備えた原稿搬送装置と、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、駆動源を制御するコントローラとを備えた画像形成機において、
    原稿搬送装置は、原稿搬送路の、搬入ローラ対よりも下流側の位置であって、画像読取手段よりも上流側の位置に配置された搬入原稿検出手段を備えており、
    コントローラは、搬入原稿検出手段からの信号に基づいて搬送される原稿の長さを検出し、原稿の長さが所定の長さ以上と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の下流側に排出されるよう駆動源を駆動し、原稿の長さが所定の長さ未満と判断した場合には、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされるよう駆動源を駆動し
    ントローラはまた、原稿の長さが所定の長さ未満と判断して、画像読み取りが終了した該原稿が原稿搬送路の上流側にリターンされて排出されるよう駆動源を駆動した場合において、該原稿の長さが更に別の所定の長さ未満と判断した場合には、搬入原稿検出手段からの信号に基づいて該原稿のリターン方向後端部が搬入ローラ対のニップから開放されるように駆動源の駆動を停止する、
    ことを特徴とする画像形成機。
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