JP2002265094A - 原稿搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置および画像形成装置

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JP2002265094A
JP2002265094A JP2001066818A JP2001066818A JP2002265094A JP 2002265094 A JP2002265094 A JP 2002265094A JP 2001066818 A JP2001066818 A JP 2001066818A JP 2001066818 A JP2001066818 A JP 2001066818A JP 2002265094 A JP2002265094 A JP 2002265094A
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JP2001066818A
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English (en)
Inventor
Kenji Takayama
健司 高山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿が斜めに挿入され、スキュー状態で搬送
されるのを回避することが可能な原稿搬送装置および画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 マニュアルで原稿突き当て動作を行う広
幅複写機に、原稿先端センサ11と、前駆動ローラ5お
よび前従動ローラ6と、原稿が挿入されてからの経過時
間を計測する原稿挿入処理タイマ(図示せず)と、原稿
挿入から搬送開始までの待機時間と前記経過時間の差を
示す数値を表示する表示器(図示せず)とを設け、原稿
先端センサ11が原稿挿入を検知すると、前記原稿挿入
処理タイマによって原稿挿入後の経過時間を計測し、こ
の経過時間をもとに、原稿挿入から搬送開始までの待機
時間と前記経過時間の差を示す数値を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、スキャナ
などに設けた原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】間接静電転写方式の広幅複写機において
は、原稿の挿入可能状態を示すメッセージを表示してい
た。例えば、原稿の挿入が可能であれば、「コピーでき
ます。」の表示を点灯し、原稿の挿入が不可の場合は
「お待ちください。」の表示を点灯している。
【0003】また、前記複写機の原稿搬送部では、操作
者が手動で挿入した原稿の先端を駆動ローラと従動ロー
ラのニップ部、すなわち接線上に突き当てることで、原
稿が斜行して挿入されることを防ぎ、さらに挿入された
原稿先端が原稿先端センサに到達してから一定時間後
に、駆動ローラが回転を開始して原稿を読み取り部に搬
送している。
【0004】なお、この種の装置として関連するものに
は、特開平5−4761号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術では操作者が不慣れだと、原稿先端が原稿先端
センサに到達してから駆動ローラと従動ローラのニップ
部に突き当たる前に、前記一定時間が経過してしまい、
前記駆動ローラが回転を開始することとなる。その結
果、原稿が斜めに挿入され、スキュー状態で搬送されて
しまう。
【0006】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、原稿が斜めに挿入され、スキュー状態で搬送される
のを回避することが可能な原稿搬送装置および画像形成
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、原稿が挿入されたことを検知する挿入検知手段と、
挿入された原稿を読取位置へ搬送する搬送ローラと、原
稿が挿入されてからの経過時間を計測する計時手段と、
原稿が挿入されてから前記搬送ローラが回転を開始する
までの時間情報を出力する出力手段と、前記挿入検知手
段が原稿挿入を検知すると、前記計時手段によって原稿
挿入後の経過時間を計測し、この経過時間をもとにし
て、原稿が挿入されてから前記搬送ローラが回転を開始
するまでの時間情報を前記出力手段により出力するよう
に制御する制御手段とを設けたことに特徴がある。
【0008】原稿を挿入すると、原稿先端センサにより
原稿先端を検知し、原稿先端センサの検知信号にもとづ
いて搬送ローラ(前駆動ローラを含む)が回転を開始す
るまでの時間情報を出力するので、操作者に突き当て動
作を行うことができる時間を認識させることとなる。
【0009】請求項2に記載の発明は、原稿が挿入され
たことを検知する挿入検知手段と、挿入された原稿を読
取位置へ搬送する搬送ローラと、原稿が挿入されてから
の経過時間を計測する計時手段と、原稿挿入から前記搬
送ローラの回転開始までの待機時間と、前記経過時間の
差を示す数値を表示する数値表示手段と、前記挿入検知
手段が原稿挿入を検知すると、前記計時手段によって原
稿挿入後の経過時間を計測し、この経過時間をもとにし
て、原稿挿入から前記搬送ローラの回転開始までの待機
時間と前記経過時間の差を示す数値を前記数値表示手段
で表示するように制御する制御手段とを設けたことに特
徴がある。
【0010】原稿を挿入すると、原稿先端センサの検知
信号により駆動ローラが回転を開始するまでの残り時間
を7セグLEDなどの表示器によって秒数表示するの
で、操作者は残り時間を視覚的に把握でき、規定時間内
に確実に突き当て動作を終えることとなる。
【0011】請求項3に記載の発明は、原稿が挿入され
たことを検知する挿入検知手段と、挿入された原稿を読
取位置へ搬送する搬送ローラと、原稿が挿入されてから
の経過時間を計測する計時手段と、原稿挿入から前記搬
送ローラの回転開始までの待機時間と、前記経過時間の
差を点滅表示する点滅表示手段と、前記挿入検知手段が
原稿挿入を検知すると、前記計時手段によって原稿挿入
後の経過時間を計測し、この経過時間をもとにして、原
稿挿入から前記搬送ローラの回転開始までの待機時間と
前記経過時間の差を前記点滅表示手段で点滅表示するよ
うに制御する制御手段とを設けたことに特徴がある。
【0012】原稿を挿入すると、原稿先端センサの検知
信号により搬送ローラ(前駆動ローラを含む)が回転を
開始するまでの時間を、例えば複数個のLEDの点滅で
表示するので、操作者は残り時間の減少を視覚的に把握
でき、規定時間内に確実に突き当て動作を終えることと
なる。
【0013】請求項4に記載の発明は、原稿が挿入され
たことを検知する挿入検知手段と、挿入された原稿を読
取位置へ搬送する搬送ローラと、原稿が挿入されてから
の経過時間を計測する計時手段と、前記経過時間をもと
に、原稿挿入から前記搬送ローラの回転開始までの待機
時間が終了するまで鳴動する鳴動手段と、前記挿入検知
手段が原稿挿入を検知すると、前記計時手段によって原
稿挿入後の経過時間を計測し、この経過時間をもとにし
て、原稿挿入から前記搬送ローラの回転開始までの待機
時間が終了するまで前記鳴動手段が鳴動するように制御
する制御手段とを設けたことに特徴がある。
【0014】原稿を挿入すると、原稿先端センサの検知
信号により駆動ローラが回転を開始するまでの時間を、
例えばブザー音で報知するので、操作者は残り時間の減
少を聴覚的に把握でき、規定時間内に確実に突き当て動
作を終えることとなる。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかにおいて、前記制御手段は、前記計時手段が経
過時間の計測を開始した後、挿入原稿が前記原稿搬送装
置から除去された場合は、前記計時手段をリセットする
ことに特徴がある。
【0016】例えば、操作者が不慣れで原稿の突き当て
動作が規定時間(待機時間)内に終わらず、前記原稿を
引き抜いた場合にはタイマをリセットするので、再度、
前記原稿を挿入してスキュー状態を回避できることとな
る。
【0017】請求項6に記載の発明は、画像形成装置に
おいて、請求項1〜5のいずれかに記載の原稿搬送装置
を設けたことに特徴がある。
【0018】前述のように、操作者は残り時間の減少を
視覚的あるいは聴覚的に把握でき、規定時間内に確実に
突き当て動作を終えられるので、操作者の原稿セット作
業を容易にし、操作性を向上させることが可能な画像形
成装置を実現できることとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】以下、本発明の実施の一形態を図面を用い
て説明するが、本発明は原稿搬送装置を搭載した複写機
に限定されるものではなく、ファクシミリ装置などの画
像形成装置、あるいはスキャナ装置などの画像読取装置
の広範囲な応用を含むものである。
【0021】[第1の実施の形態]図1〜図6に、本発
明の第1の実施の形態に係るディジタル複写機(画像形
成装置)の構成を示す。
【0022】図1に示すように、本実施形態の複写機
は、前面に原稿挿入用の原稿テーブル1および操作表示
パネル31を設け、操作者が原稿テーブル1と対面して
原稿挿入作業を行いながら、右手方向に配置された操作
表示パネル31を目視しながら必要なキー操作などを行
うように構成されている。ここで、操作者は原稿テーブ
ル1に大型シート(例えば、A0縦サイズ、A1横サイ
ズなど)の原稿Pを載置して、この原稿Pを手動で挿入
し(図中、原稿操作方向を矢印で示す)、所定の突き当
て動作を行った後、原稿Pは読取位置へ搬送されて画像
面を読み取られる。
【0023】また、操作表示パネル31には、図2に示
すように、スタートキー31a-2、クリア/ストップ
キー31a-1などのキー群を有する操作部31aと、
装置状態を表示するための7セグLED31b-1、用
紙のカット長さを表示するための7セグLED31b-
2、挿入された原稿Pが搬送開始するまでの時間を表示
するための7セグLED31b-3などの表示器31b
とを設けている。なお、7セグLED31b-3には、
通常(原稿挿入時以外)、コピー枚数、リピートコピー
枚数などが表示されるが、原稿挿入時に限り、前記搬送
開始するまでの時間が表示されるように切り替わる。ま
た、本実施形態に限らず、表示器31bを液晶表示器で
構成してもよい。
【0024】また、図3に示すように、本実施形態の複
写機には、操作者が手動で装置前側(図1中の左側)か
ら挿入した原稿Pを露光・排紙方向に搬送する搬送部
(原稿搬送装置)40と、突き当て動作の後に搬送され
てきた原稿Pの画像面を読み取る読取部50と、図示し
ないロール紙供給手段から原稿Pの搬送方向長さに応じ
て切断・給紙された記録紙を前記原稿Pの読み取りに合
わせて画像形成部(感光体10を含む)へを搬送する記
録紙搬送部(図示せず)と、この記録紙搬送部から搬送
された記録紙に原稿Pの画像情報を記録する前記画像形
成部とを備え、複写機の上面にはコンタクトガラス14
が設けられている。
【0025】また、搬送部40には、前述した大型サイ
ズの原稿Pを載置するための原稿テーブル(原稿載置
台)1と、原稿Pを前駆動ローラ5と前従動ローラ6の
ニップ部へガイドする下ガイド板(前)3と、原稿テー
ブル1に載置された原稿Pが操作者によって挿入され、
その先端がニップ部に突き当たると、その原稿Pを挟持
してコンタクトガラス14に向かって正転搬送する前駆
動ローラ5および前従動ローラ6と、コンタクトガラス
14の上方で原稿Pをガイドする白色ガイド板(露光ガ
イド板)13と、コンタクトガラス14の後方で読み取
り後の原稿Pをガイドする下ガイド板(後)4と、読み
取り後の原稿Pを排紙搬送する後駆動ローラ7および後
従動ローラ8と、挿入原稿を装置前側で検知する原稿先
端センサ11と、突き当て動作後の原稿Pの先端を検知
するレジストセンサ12とを備える。
【0026】ここで、原稿先端センサ11は、図4に示
すように原稿テーブル1および下ガイド板(前)3の下
方で前駆動ローラ5よりも前側(挿入入口側)にあり、
かつ原稿Pの幅方向(挿入・搬送方向と直交する方向)
の中心にあるように配置されている。なお、レジストセ
ンサ12も同様に原稿Pの幅方向中心にあるように配置
されている。また、原稿先端センサ11は、図5に示す
ように、投光素子11bと受光素子11aからなる反射
型フォトセンサであって、原稿Pが原稿先端センサ11
に到達しない場合は、投光素子11bの光は下ガイド板
(前)3および上ガイドユニット2に穿たれた穴30を
通過する。一方、原稿Pが原稿先端センサ11に到達す
ると、投光素子11bの光を原稿Pが遮断することによ
り、受光素子11aに投光素子11bからの光(反射
光)が入光してON信号を出力することとなる。
【0027】また、前駆動ローラ5は、硬質ゴム等から
なり、フェイスダウンカールの原稿Pを跳ねあげるだけ
の十分な摩擦抵抗を有する。なお、前従動ローラ6は前
駆動ローラ5と同一の摩擦係数を有する。
【0028】また、前駆動ローラ5および後駆動ローラ
7のローラ軸と、駆動モータ43(図6に示す)の軸に
は、図示しないタイミングベルトが架け渡されており、
駆動モータ43の駆動力によって原稿Pがタイミングを
合わせて搬送される。この駆動モータ43は、図6に示
すコントローラ41からの出力信号によって駆動される
ようになっている。
【0029】また、読取部9は、コンタクトガラス14
の下方に配設され、公知の露光ランプ(蛍光灯)、ミラ
ー、レンズ(等倍レンズアレイ)などからなり、所定の
読取位置で原稿Pの画像面を読み取るようになってい
る。
【0030】また、前記記録紙搬送部は、詳細に図示し
ていないが、記録紙の有無を検知する記録紙センサ、記
録紙を感光ドラム10へ所定タイミングで搬送するため
の幅方向に並列配置されたローラ対、現像・転写処理後
にその画像を記録紙に定着させるための定着装置、画像
定着後の記録紙を図示しない排紙トレイに排出するため
のローラ対などからなる。そして、前記ローラ対は図示
しない記録紙モータの駆動で正逆回転し、この記録紙モ
ータは図6に示すコントローラ31からの出力信号によ
って駆動されるようになっている。
【0031】また、前記画像形成部は、感光体ドラム1
1を含み、この感光体ドラム11の周囲には、図示しな
い帯電装置、現像装置、転写・分離装置、クリーニング
装置、除電装置などが設けられている。
【0032】なお、本実施形態の複写機の制御部の構成
は、図6にしめすとおりである。コントローラ41は、
少なくとも、CPUおよびメモリ(RAM42、RO
M、NVRAMなど)を備え、操作部31a(操作表示
パネル31に含まれる)からのモード設定信号や原稿先
端センサ11、レジストセンサ12の検出信号などを入
力し、入力した情報を基に、駆動モータ43、前記露光
ランプ、前記記録紙モータ、表示器31bなどをON/
OFFする切替信号やクロック信号を出力することによ
り、予め設定された速度で原稿の搬送動作、読み取り動
作、画像形成動作を含む各動作を行うように制御するも
のである。
【0033】また、コントローラ41内のRAM42の
所定領域には、原稿挿入検知から前駆動ローラ5の駆動
開始までの時間(待機時間)を示す値を記憶しており、
コントローラ41は原稿挿入処理タイマを制御する。こ
の原稿挿入処理タイマは、原稿先端センサ11がONし
てから原稿搬送開始までの時間を規定するもので、本実
施形態ではN=約5秒(s)としている。前記原稿挿入
処理タイマは、操作者に原稿セット時間の余裕を持たせ
るために設けられており、例えば、原稿先端センサ11
が検知した直後は原稿が十分挿入されていない場合があ
り、また、操作に不慣れだと斜めに挿入してしまう場合
があるので、このような場合に柔軟に対応するため、操
作者が原稿を十分挿入するのに要する時間、あるいは操
作者が適切な再セットを行うのに要する時間を想定して
約5sを設定している。なお、本実施形態では原稿挿入
処理タイマを約5sとしているが、操作者の習熟度や原
稿サイズなどにより、時間を短く設定したり長く設定し
たりすることが望ましく、本実施形態は操作部31aの
操作で調整可能にしている。
【0034】そして、原稿先端センサ11がONとなっ
て原稿挿入を検知し、RAM41の所定領域に前駆動ロ
ーラ5の駆動開始までの時間を示す設定値が記憶されて
いる場合は、原稿挿入処理タイマをスタートさせて所定
時間、原稿挿入処理を行った後、駆動モータ43を正転
駆動し、レジストセンサ12がONとなると、駆動モー
タ43を一旦停止した後、さらに駆動モータ43の駆動
に合わせて、前記記録紙モータを駆動すると共に前記露
光ランプを点灯して画像面を読み取ることとなる。
【0035】次に、図7を参照しながら、本実施形態の
原稿挿入処理を説明する。
【0036】操作者が原稿Pを原稿テーブル1に載置し
て原稿挿入方向に挿入し、原稿先端が原稿先端センサ1
1に到達すると(s101、s102)、前述のように
センサONとなり、検知信号がコントローラ41に送ら
れる。
【0037】次いで、コントローラ41は、原稿先端セ
ンサ11からの検知信号を入力すると、感光体10を回
転させる一方で、原稿読み取りのための前記露光ランプ
を点灯させる。また、コントローラ41は、原稿先端セ
ンサ11からの検知信号を入力すると、駆動モータ43
の駆動で前駆動ローラ5および後駆動ローラ7を規定時
間後に回転させるよう、駆動モータ43に対してコマン
ドを出力する。さらに、コントローラ41は、原稿先端
センサ11がONしてから駆動モータ43を駆動して前
駆動ローラ5と後駆動ローラ7を回転させるまでの残り
時間を表示器31b-3に表示開始する(s103)。
【0038】例えば、残り時間を「5秒→4秒→3秒→
2秒→1秒→0」というように段階的に表示し、「0」
となった時点で前駆動ローラ5と後駆動ローラ7を回転
させるようにしてもよい。
【0039】一方、操作者は挿入した原稿Pの先端を前
駆動ローラ5と前従動ローラ6のニップ部に突き当てて
原稿Pの曲がりを矯正し、この原稿Pの左右先端が駆動
ローラ5および前従動ローラ6と平行になった状態で原
稿Pを支持する。
【0040】次いで、予め設定した規定時間が経過する
と(s104、s108)、駆動モータ43の駆動で前
駆動ローラ5および後駆動ローラ7が回転を開始し(s
105)、読取位置へと原稿Pを搬送する。この後、原
稿Pの先端がレジストセンサ12に到達すると(s10
6)、センサONとなり、検知信号がコントローラ41
に送られる。コントローラ41は、レジストセンサ12
の検知信号を入力すると、駆動モータ43の駆動を停止
させる(s107)。これにより、前駆動ローラ5およ
び後駆動ローラ7が回転停止し、原稿Pはレジスト位置
で一旦停止することとなる。
【0041】なお、操作者が原稿Pを挿入して原稿先端
センサ11に検知された後(s101〜s103)、突
き当て動作のやり直しなどで、駆動モータ43の駆動前
に前記原稿Pが引き抜かれた場合(s103、s10
4、s108)には、原稿挿入処理タイマをリセットす
る(s109)。
【0042】前述のように原稿Pがレジスト位置に停止
した状態で、前記記録紙搬送部によって記録紙が搬送さ
れ、この記録紙の先端と停止している原稿Pの先端が合
致する位置にくると、駆動モータ43が再び駆動され、
前駆動ローラ5および後駆動ローラ7が回転を再開す
る。これにより、原稿Pは読取位置で画像を読み取ら
れ、読み取られた画像は感光体10を通して記録紙に転
写・記録され、前記定着装置で定着処理が施された後、
下ガイド板(後)4に案内されながら後駆動ローラ7お
よび後従動ローラ8によって装置後側に排出される。
【0043】以上のように、本実施形態では、複写機の
搬送部40に、原稿が挿入されたことを検知する原稿先
端センサ11と、挿入された原稿を読取位置へ搬送する
前駆動ローラ5および前従動ローラ6と、原稿が挿入さ
れてからの経過時間を計測する前記原稿挿入処理タイマ
と、原稿挿入から前駆動ローラ5の回転開始までの待機
時間と、前記経過時間の差を示す数値を表示する7セグ
LED31b-3とを設け、原稿先端センサ11が原稿
挿入を検知すると、前記原稿挿入処理タイマによって原
稿挿入後の経過時間を計測し、この経過時間をもとにし
て、原稿挿入から前駆動ローラ5の回転開始までの待機
時間と、前記経過時間の差を示す数値を7セグLED3
1b-3で表示するように制御するので、操作者は残り
時間を視覚的に把握でき、規定時間内に確実に突き当て
動作を終えることができる。
【0044】[第2の実施の形態]図8に本発明の第2
の実施の形態に係る複写機の外観を示し、図9に本発明
の第2の実施の形態に係る原稿挿入処理を示す。なお、
全体構成についてはLED素子35を除き、第1の実施
の形態と概ね同様であるため、図2〜図6を用いるとと
もに同一構成には同一名称を付与して説明を省略する。
【0045】本実施形態は、第1の実施の形態とは、搬
送部(原稿搬送装置)40に、原稿先端センサ11がO
Nしてから駆動モータ43を駆動して前駆動ローラ5と
後駆動ローラ7を回転させるまでの残り時間を表示する
ためのLED素子35を設けた点が相違している。この
構成により、操作者は残り時間を目視しながら、規定時
間内に原稿先端を前駆動ローラ5と前従動ローラ6との
接線(ニップ部)に確実に突き当てることができるとい
う効果が得られる。
【0046】図8に示すように、上ガイドユニット2上
面中央には、操作者と対向するように5個のLED素子
35が設けられている。この5個のLED素子35は、
原稿先端センサ11がONしてから駆動モータ43を駆
動して前駆動ローラ5と後駆動ローラ7を回転させるま
での間、コントローラ41によって点滅制御されるもの
である。
【0047】次に、図9を参照しながら、本実施形態の
原稿挿入処理を説明する。
【0048】第1の実施の形態に準じ、操作者が原稿P
を挿入し、原稿先端が原稿先端センサ11に到達すると
(s101、s102)、コントローラ41は、感光体
10を回転させる一方で、原稿読み取りのための前記露
光ランプを点灯させる。また、コントローラ41は、原
稿先端センサ11からの検知信号を入力すると、規定時
間後に前駆動ローラ5および後駆動ローラ7を回転させ
るよう、駆動モータ43に対してコマンドを出力する。
【0049】次いで、コントローラ41は、原稿先端セ
ンサ11がONしてから前駆動ローラ5と後駆動ローラ
7が駆動回転するまで(前記規定時間が経過するまで)
の残り時間を5個のLED素子35の点滅によって表示
開始する(s201)。
【0050】例えば、「残り時間5秒の場合は5個点
灯」→「残り時間4秒の場合は4個点灯」→「残り時間
3秒の場合は3個点灯」→「残り時間2秒の場合は2個
点灯」→「残り時間1秒の場合は1個点灯」→「残り時
間がない場合は全て消灯」というように段階的に表示
し、「全て消灯」となった時点で前駆動ローラ5と後駆
動ローラ7を回転させるようにしてもよい。あるいは、
「残り時間5秒の場合は1個点灯」→「残り時間4秒の
場合は2個点灯」→「残り時間3秒の場合は3個点灯」
→「残り時間2秒の場合は4個点灯」→「残り時間1秒
の場合は5個点灯」→「残り時間がない場合は全て点
灯」というように段階的に表示し、「全て点灯」となっ
た時点で前駆動ローラ5と後駆動ローラ7を回転させる
ようにしてもよい。さらに、点灯する色を段階的に変化
させてもよい。
【0051】一方、操作者は挿入した原稿Pの先端を前
駆動ローラ5と前従動ローラ6のニップ部に突き当てて
原稿Pの曲がりを矯正し、この原稿Pの左右先端が駆動
ローラ5および前従動ローラ6と平行になった状態で原
稿Pを支持する。
【0052】次いで、予め設定した規定時間が経過する
と(s104、s108)、前駆動ローラ5および後駆
動ローラ7が回転を開始し(s105)、読取位置へと
原稿Pを搬送する。この後、原稿Pの先端がレジストセ
ンサ12に到達すると(s106)、コントローラ41
は駆動モータ43の駆動を停止させる(s107)。こ
れにより、原稿Pはレジスト位置で一旦停止する。
【0053】なお、操作者が原稿Pを挿入して原稿先端
センサ11に検知された後(s101〜s103)、何
らかの理由で駆動モータ43の駆動前に前記原稿Pが引
き抜かれると(s103、s104、s108)、原稿
挿入処理タイマをリセットする(s109)。
【0054】前述のように原稿Pがレジスト位置に停止
した状態で、前記記録紙搬送部によって記録紙が搬送さ
れ、この記録紙の先端と停止している原稿Pの先端が合
致する位置にくると、前駆動ローラ5および後駆動ロー
ラ7が回転を再開する。これにより、原稿Pは読取位置
で画像を読み取られ、読み取られた画像は感光体10を
通して記録紙に転写・記録され、前記定着装置で定着処
理が施された後、下ガイド板(後)4に案内されながら
後駆動ローラ7および後従動ローラ8によって装置後側
に排出される。
【0055】[第3の実施の形態]図10に本発明の第
3の実施の形態に係る原稿挿入処理を示す。なお、全体
構成についてはブザー(図示せず)を除き、第1の実施
の形態と概ね同様であるため、図2〜図6を用いるとと
もに同一構成には同一名称を付与して説明を省略する。
【0056】本実施形態は、第1の実施の形態とは、搬
送部(原稿搬送装置)40に、原稿先端センサ11がO
Nしてから駆動モータ43を駆動して前駆動ローラ5と
後駆動ローラ7を回転させるまでの残り時間を音で通知
するためのブザーを設けた点が相違している。この構成
により、操作者は残り時間を聴覚的に認識しながら、規
定時間内に原稿先端を前駆動ローラ5と前従動ローラ6
との接線(ニップ部)に確実に突き当てることができる
という効果が得られる。
【0057】本実施形態では、図示しないブザーを設
け、原稿先端センサ11がONしてから駆動モータ43
を駆動して前駆動ローラ5と後駆動ローラ7を回転させ
るまでの間、コントローラ41によって鳴動制御するよ
うになっている。
【0058】次に、図10を参照しながら、本実施形態
の原稿挿入処理を説明する。
【0059】第1の実施の形態に準じ、操作者が原稿P
を挿入し、原稿先端が原稿先端センサ11に到達すると
(s101、s102)、コントローラ41は、感光体
10を回転させる一方で、原稿読み取りのための前記露
光ランプを点灯させる。また、コントローラ41は、原
稿先端センサ11からの検知信号を入力すると、規定時
間後に前駆動ローラ5および後駆動ローラ7を回転させ
るよう、駆動モータ43に対してコマンドを出力する。
【0060】次いで、コントローラ41は、原稿先端セ
ンサ11がONしてから前駆動ローラ5と後駆動ローラ
7が駆動回転するまで(前記規定時間が経過するま
で)、ブザー音の回数および長さで残り時間を報知する
(s301)。
【0061】例えば、残り時間がある場合は「ピッ、ピ
ッ、ピッ、ピッ、・・・」と断続的に鳴動させ、残り時
間がなくなると「ピー」と連続鳴動させてもよい。この
場合、「ピー」という音で前駆動ローラ5と後駆動ロー
ラ7が駆動回転することとなる。
【0062】一方、操作者は挿入した原稿Pの先端を前
駆動ローラ5と前従動ローラ6のニップ部に突き当てて
原稿Pの曲がりを矯正し、この原稿Pの左右先端が駆動
ローラ5および前従動ローラ6と平行になった状態で原
稿Pを支持する。
【0063】次いで、予め設定した規定時間が経過する
と(s104、s108)、前駆動ローラ5および後駆
動ローラ7が回転を開始し(s105)、読取位置へと
原稿Pを搬送する。この後、原稿Pの先端がレジストセ
ンサ12に到達すると(s106)、コントローラ41
は駆動モータ43の駆動を停止させる(s107)。こ
れにより、原稿Pはレジスト位置で一旦停止する。
【0064】なお、操作者が原稿Pを挿入して原稿先端
センサ11に検知された後(s101〜s103)、何
らかの理由で駆動モータ43の駆動前に前記原稿Pが引
き抜かれると(s103、s104、s108)、原稿
挿入処理タイマをリセットする(s109)。
【0065】前述のように原稿Pがレジスト位置に停止
した状態で、前記記録紙搬送部によって記録紙が搬送さ
れ、この記録紙の先端と停止している原稿Pの先端が合
致する位置にくると、前駆動ローラ5および後駆動ロー
ラ7が回転を再開する。これにより、原稿Pは読取位置
で画像を読み取られ、読み取られた画像は感光体10を
通して記録紙に転写・記録され、前記定着装置で定着処
理が施された後、下ガイド板(後)4に案内されながら
後駆動ローラ7および後従動ローラ8によって装置後側
に排出される。
【0066】なお、本実施形態に限らず、搬送部(原稿
搬送装置)40に音声出力装置を設け、例えば「残り時
間5秒、4秒、3秒、2秒、1秒、搬送開始」というよ
うに音声で報知するように構成してもよい。この構成に
より、操作者に対し、前駆動ローラ5および後駆動ロー
ラ7の駆動開始時点を音声で明確に報知できる。
【0067】また、前述の各実施形態では、複写機のコ
ントローラ41で各実施形態の原稿挿入処理を制御して
いるが、これに限らず、搬送部(原稿搬送装置)40の
DFコントローラ(図示せず)で各実施形態の原稿挿入
処理を制御してもよい。この場合、前記DFコントロー
ラは、コントローラ41と必要データをやり取りしなが
ら、前述のように原稿先端センサ11の検知情報に基づ
き、原稿挿入処理タイマをセットさせ、前駆動ローラ5
および後駆動ローラ7が回転開始するまで、7セグLE
D31b-3に残り時間を表示する動作、複数のLED
素子35を点滅させる動作、前記ブザーを鳴動する動
作、あるいは前記音声報知する動作を制御することとな
る。
【0068】また、前述の各実施形態を相互に適用し、
視覚的な表示(7セグLED31b-3や複数のLED
素子35による表示)と聴覚的な報知(ブザーや音声出
力装置による報知)とを組み合わせてもよい。
【0069】なお、原稿先端センサ11などが前記挿入
検知手段を構成し、前駆動ローラ5および前従動ローラ
6などが前記搬送ローラを構成し、前記原稿挿入処理タ
イマなどが前記計時手段を構成し、7セグLED31b
-3、LED素子35、前記ブザー、前記音声入力装置
などが前記出力手段を構成し、前記DFコントローラ、
コントローラ41などが前記制御手段を構成し、7セグ
LED31b-3などが前記数値表示手段を構成し、L
ED素子35などが前記点滅表示手段を構成し、前記ブ
ザーなどが前記鳴動手段を構成する。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、原稿先
端センサなどで挿入原稿の先端が検知されると、原稿先
端センサなどの電気信号(検知信号)により前駆動ロー
ラが回転開始するまでの時間を操作者が識別できるの
で、操作者は規定時間内に原稿先端を前駆動ローラと前
従動ローラとの接線に確実に突き当てることができる。
【0071】請求項2に記載の発明によれば、原稿先端
センサなどで挿入原稿の先端が検知されると、原稿先端
センサなどの電気信号(検知信号)により前駆動ローラ
が回転開始するまでの時間を表示器(7セグLEDな
ど)に秒数表示するので、操作者は規定時間内に原稿先
端を前駆動ローラと前従動ローラとの接線に確実に突き
当てることができる。
【0072】請求項3に記載の発明によれば、原稿先端
センサなどで挿入原稿の先端が検知されると、原稿先端
センサなどの電気信号(検知信号)により前駆動ローラ
が回転開始するまでの時間を複数のLEDの点滅などで
表示するので、操作者は規定時間内に原稿先端を前駆動
ローラと前従動ローラとの接線に確実に突き当てること
ができる。
【0073】請求項4に記載の発明によれば、原稿先端
センサなどで挿入原稿の先端が検知されると、原稿先端
センサなどの電気信号(検知信号)により前駆動ローラ
が回転開始するまでの時間をブザー音などで報知するの
で、操作者は規定時間内に原稿先端を前駆動ローラと前
従動ローラとの接線に確実に突き当てることができる。
【0074】請求項5に記載の発明によれば、挿入した
原稿の突き当て動作が確実にできない場合は、原稿を引
き抜くことにより、原稿が斜行して搬送されることを防
止できる。
【0075】請求項6に記載の発明によれば、前述のよ
うに、操作者は規定時間内に原稿先端を前駆動ローラと
前従動ローラとの接線に確実に突き当てることができる
ので、操作者の原稿セット作業を容易にし、操作性を向
上させることが可能な画像形成装置を実現できる。
【0076】以上説明したように、本発明によれば、原
稿が斜めに挿入され、スキュー状態で搬送されるのを回
避することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る間接静電転写
方式の複写機(画像形成装置)の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る操作表示パネ
ルを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る間接静電転写
方式の複写機の概略構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る間接静電転写
方式の複写機の読み取り部付近の構成を示す平面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る原稿先端セン
サの構成を示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る間接静電転写
方式の複写機の機能構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る駆動開始時間
表示方法を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る間接静電転写
方式の複写機(画像形成装置)の斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る駆動開始時間
表示方法を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る駆動開始時
間通知方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿テーブル 2 上ガイドユニット 3 下ガイド板(前) 4 下ガイド板(後) 5 前駆動ローラ 6 前従動ローラ 7 後駆動ローラ 8 後従動ローラ 9 読取部 10 感光体 11 原稿先端センサ 11a 受光素子 11b 投光素子 12 レジストセンサ 13 白色板 14 コンタクトガラス 16 前駆動/従動ローラのニップ部 30 穴 31 操作表示パネル 31a 操作部 31a-1 クリア/ストップキー 31a-2 スタートキー 31b-1〜31b-3 7セグLED(表示器) 31b 表示器 35 LED素子 41 コントローラ 42 RAM 43 駆動モータ P 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DA38 DB03 DE07 ED04 EE04 GA12 GA23 GA24 GA30 GA48 GA49 GA60 GB17 2H076 AA04 BA16 BA24 BA41 BB02 BB10 3F048 AA01 AA02 AB02 BA05 BA21 BA24 BB02 BC08 BD07 CA09 CB03 DA02 DB12 DC00 EB02 5C062 AA05 AB17 AB23 AB26 AB29 AC58 AC66 AE15 BA00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿が挿入されたことを検知する挿入検知
    手段と、挿入された原稿を読取位置へ搬送する搬送ロー
    ラと、原稿が挿入されてからの経過時間を計測する計時
    手段と、原稿が挿入されてから前記搬送ローラが回転を
    開始するまでの時間情報を出力する出力手段と、前記挿
    入検知手段が原稿挿入を検知すると、前記計時手段によ
    って原稿挿入後の経過時間を計測し、この経過時間をも
    とにして、原稿が挿入されてから前記搬送ローラが回転
    を開始するまでの時間情報を前記出力手段により出力す
    るように制御する制御手段とを設けたことを特徴とする
    原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】原稿が挿入されたことを検知する挿入検知
    手段と、挿入された原稿を読取位置へ搬送する搬送ロー
    ラと、原稿が挿入されてからの経過時間を計測する計時
    手段と、原稿挿入から前記搬送ローラの回転開始までの
    待機時間と、前記経過時間の差を示す数値を表示する数
    値表示手段と、前記挿入検知手段が原稿挿入を検知する
    と、前記計時手段によって原稿挿入後の経過時間を計測
    し、この経過時間をもとにして、原稿挿入から前記搬送
    ローラの回転開始までの待機時間と前記経過時間の差を
    示す数値を前記数値表示手段で表示するように制御する
    制御手段とを設けたことを特徴とする原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】原稿が挿入されたことを検知する挿入検知
    手段と、挿入された原稿を読取位置へ搬送する搬送ロー
    ラと、原稿が挿入されてからの経過時間を計測する計時
    手段と、原稿挿入から前記搬送ローラの回転開始までの
    待機時間と、前記経過時間の差を点滅表示する点滅表示
    手段と、前記挿入検知手段が原稿挿入を検知すると、前
    記計時手段によって原稿挿入後の経過時間を計測し、こ
    の経過時間をもとにして、原稿挿入から前記搬送ローラ
    の回転開始までの待機時間と前記経過時間の差を前記点
    滅表示手段で点滅表示するように制御する制御手段とを
    設けたことを特徴とする原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】原稿が挿入されたことを検知する挿入検知
    手段と、挿入された原稿を読取位置へ搬送する搬送ロー
    ラと、原稿が挿入されてからの経過時間を計測する計時
    手段と、前記経過時間をもとに、原稿挿入から前記搬送
    ローラの回転開始までの待機時間が終了するまで鳴動す
    る鳴動手段と、前記挿入検知手段が原稿挿入を検知する
    と、前記計時手段によって原稿挿入後の経過時間を計測
    し、この経過時間をもとにして、原稿挿入から前記搬送
    ローラの回転開始までの待機時間が終了するまで前記鳴
    動手段が鳴動するように制御する制御手段とを設けたこ
    とを特徴とする原稿搬送装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記計時手段が経過時間
    の計測を開始した後、挿入原稿が前記原稿搬送装置から
    除去された場合は、前記計時手段をリセットすることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の原稿搬送装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の原稿搬送
    装置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2010213248A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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JP2016043501A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 三菱電機株式会社 プリンター
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JP2020071654A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 富士通フロンテック株式会社 媒体読取装置

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