JP2010213248A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作中にトラブルが発生した場合に無駄な読取及び印刷を行うことを防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、画像データの読取動作の開始指示を受けた後に原稿がセットされたか否かを検出し、原稿がセットされたことが検出されてから所定の読取開始時間が経過してから読取動作を開始する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像読取手段により原稿を読み取り、読み取った画像データを印刷する画像形成装置に関する。
従来の電子写真方式の画像形成装置において、本等のブック原稿からコピーをとる際、原稿の中央部等を両手で押さえることが一般的である。この場合、コピーを開始するために原稿から手を離して画像形成装置のスタートボタンを押下する必要があり、スタートボタンの押下後に急いで原稿を押さえると原稿の位置がずれてしまうことがあった。また、ブック原稿のページをめくりコピーをとる場合も、原稿の位置ずれが発生する場合がある。とくにページをめくりながらコピーをとる場合は、原稿の固定とスタートボタンの押下とを繰り返すため、位置ずれが連続で生じることがある。
そこで従来の画像形成装置では、タイマ手段を設け一定時間間隔で自動的に原稿の読み取りを行う技術(特許文献1)や、タイマ動作中に所定のキー入力によって読み取り間隔の時間変更を行うことができる技術(特許文献2)が用いられている。タイマ手段を用いた画像形成装置では、原稿がブック形式の原稿であれば、ページをめくるペースを早くすることで原稿を読み取る時間間隔を短縮することができる。
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、自動的に読取が行われるため、例えば読取動作中や印刷中にトラブルが発生した場合は無駄な読取及び印刷が行われてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題点を鑑みてこれを解決すべくなされたものであり、動作中にトラブルが発生した場合に無駄な読取及び印刷を行うことを防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成すべく、以下の如き構成を採用した。
本発明は、画像読取手段により原稿を読み取ることにより入力された画像データを印刷する画像形成装置であって、前記原稿が前記画像読取手段に配置されたことを検出する原稿検出手段と、前記画像読取手段による前記原稿の読取開始指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記読取開始指示を受け付け、且つ前記原稿検出手段により前記原稿が前記画像読取手段に配置されたことが検出されたとき、前記画像読取手段に前記原稿の読み取りを実行させる制御手段と、を有する構成とした。
また本発明の画像形成装置は、前記原稿検出手段により前記原稿が配置されたことが検出されてから、前記画像読取手段による前記原稿の読み取りが開始されるまでの読取開始時間を設定する時間設定手段を有し、前記制御手段は、設定された前記読取開始時間が経過した後に前記読取手段に前記原稿の読み取りを実行させる構成としてもよい。
また本発明の画像形成装置は、前記画像読取手段により読み取られた前記画像データを記憶する記憶手段と、前記画像データを表示させる表示手段と、を有し、前記画像データは、前記表示手段に表示された後に印刷される構成としてもよい。
また本発明の画像形成装置は、前記画像データを編集する編集手段を有し、前記制御手段は、前記画像読取手段に、前記原稿において前記編集手段により設定された領域の読み取りを実行させ、前記編集手段は、前記画像読取手段により読み取られた領域以外の領域を白ベタの画像データに置き換える構成としてもよい。
また本発明の画像形成装置において、前記編集手段は、前記画像データの印刷順序を設定する構成としてもよい。
また本発明の画像形成装置は、前記画像データの印刷条件を設定する印刷条件設定手段を有する構成としてもよい。
また本発明の画像形成装置は、ユーザ情報を取得する取得手段と、ユーザ情報が格納されたデータベースを参照して前記取得手段により入力されたユーザ情報の認証を行う認証手段と、を有する構成としてもよい。
また本発明の画像形成装置は、前記データベースおいて、前記ユーザ情報はユーザ毎に予め設定された前記読取開始時間を示すデータと対応付けられており、前記時間設定手段は、前記認証手段により認証された前記ユーザ情報と対応した前記読取開始時間を示すデータに基づき前記読取開始時間を設定する構成としてもよい。
また本発明の画像形成装置は、前記原稿を固定するための圧板により前記原稿が固定されたとき前記画像読取手段による前記原稿の読み取りが可能な状態となり、前記圧板が前記原稿から離されたとき前記原稿の読み取りを停止させる構成としてもよい。
本発明によれば、動作中にトラブルが発生した場合に無駄な読取及び印刷を行うことを防止することができる。
第一の実施形態の画像形成装置100の機能構成を説明するための図である。 第一の実施形態の原稿検出センサ111を説明するための図である。 第一の実施形態のシステム制御部200による制御を説明する第一のフローチャートである。 第一の実施形態のシステム制御部200による制御を説明する第二のフローチャートである。 第一の実施形態のシステム制御部200における編集部240の処理を説明するフローチャートである。 第二の実施形態の画像形成装置100Aの機能構成を説明するための図である。 第二の実施形態のシステム制御部200Aによる制御を説明するフローチャートである。 第三の実施形態の画像形成装置100Bの機能構成を説明するための図である。 第三の実施形態のシステム制御部200Bによる制御について説明するフローチャートである。
本発明は、画像データの読取動作の開始指示を受けた後に原稿がセットされたか否かを検出し、原稿がセットされたことを検出した後に所定時間が経過してから読取動作を開始する。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の画像形成装置100の機能構成を説明するための図である。
本実施形態の画像形成装置100は、システム制御部200、画像読取部110、書込部120、操作・表示部130、画像メモリ140、計時部150、メモリ160、パラメータメモリ170、I/O(インプット/アウトプット)制御部180、電装I/F(インターフェイス)部190、周辺機I/F部192を有する。
本実施形態のシステム制御部200は、CPU(Central Processing Unit)及びデジタルIC(Integrated Circuit)の回路から構成されており、画像形成装置100全体の制御を行う。システム制御部200は、画像読取部110、書込部120、操作・表示部130の制御を行い、主に画像読取部110による原稿の読み取りの実行を制御する。システム制御部200は、I/O制御部180と電装I/F部190を介して画像形成装置100の電装品の制御を行う。システム制御部200は、I/O制御部180と周辺機I/F部192を介して画像形成装置100の周辺機の制御を行う。システム制御部200の詳細は後述する。
画像読取部110は、画像読取手段として機能する例えばスキャナとスキャナの動作を制御する制御部等により実現される。また画像読取部110は、所定の解像度で原稿を読み取って画像データを入力する。本実施形態の画像読取部110は、セットされた原稿を検出するための原稿検出センサ111を有する。原稿検出センサ111の詳細は後述する。
書込部120は、画像データを書き出して出力する。書込部120は、例えばプロッタとプロッタの動作を制御する制御部等により実現され、所定の解像度で画像を記録出力(印刷)する。
操作・表示部130は、例えば表示機能を有するタッチパネル等により実現される。操作・表示部130は、使用者からのキー入力が行われる。操作・表示部130がモード選択部として機能する場合、使用者は、通常読取モード、通常モードとは異なる連続読取モード等の各種読取モードを操作・表示部130を介して選択することができる。ここで通常読取モードとは、後述するスタート受付部210が操作・表示部130から画像読取部110による原稿20の読取動作の開始指示を受け付けると、読取制御部220が画像読取部110による原稿20の読取動作をスタートさせるモードである。一方、連続読取モードとは、スタート受付部210が操作・表示部130から画像読取部110による原稿の読取動作の開始指示を受け付け後であって、所定の読取開始時間が経過した後に、読取制御部220が画像読取部110による原稿20の読取動作をスタートさせるモードである。つまり、通常読取モードが、一般の画像形成装置の動作により原稿を読み取るためのモードであり、連続読取モードが、本実施形態で説明する画像形成装置100の特有の処理により原稿を読み取るためのモードといえる。
また操作・表示部130は、コピー条件の設定画面、読み取った画像データ、設定された各種情報等を表示することができる。
画像メモリ140は、画像読取部110により読み取られた画像データが一時的に保存される。計時部150は、時計回路等で構成されており、現在の時刻情報を出力する。また計時部150は、画像形成装置100内で使用されるタイマ用の時計としても用いられる。
メモリ160は、システム制御部200により実行される制御プログラム及び処理プログラムを実行する際に必要となる各種データ等が記憶されており、ワークエリアとしても使用される。パラメータメモリ170は、画像形成装置100の機器に固有の各種情報が記憶されている。I/O制御部180は、電装I/F部190や周辺機I/F部192を介してセンサやモーター等の電装品の制御や、本機器と接続される周辺機器との通信の制御を行う。
以下に本実施形態のシステム制御部200の機能について説明する。本実施形態では、システム制御部200がメモリ160に記憶された読取制御プログラムを読み出して実行することにより、以下に説明する各部の機能が実現される。
本実施形態のシステム制御部200は、スタート受付部210、読取制御部220、時間設定部230、編集部240を有する。
スタート受付部210は、操作・表示部130から画像読取部110による原稿の読取動作の開始指示を受け付ける。読取制御部220は、画像読取部110による原稿の読取動作の制御を行う。時間設定部230は、原稿検出センサ111が原稿を検出してから画像読取部110による原稿の読取動作を開始するのまでの時間(以下、読取開始時間)を設定する。編集部240は、読み取った画像データを印刷する際に画像データの編集を行う。
以下に、図2を参照して本実施形態の原稿検出センサ111について説明する。図2は、第一の実施形態の原稿検出センサ111を説明するための図である。
本実施形態の原稿検出センサ111は、原稿が画像読取部110に配置されたことを検出する原稿検出手段として機能し、原稿検出センサ111に原稿20を突き当てられると原稿20を検出する。画像読取部110に含まれるコンタクトガラス30を支持する筐体40に設けられている。本実施形態の画像読取部110では、コンタクトガラス30上に原稿20を配置し、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等により構成される図示しない読取ユニットを移動させて原稿20を読み取っても良い。
本実施形態の原稿検出センサ111は、例えば原稿20のサイズを判定する基準位置毎に複数設けられ、原稿のサイズ検知機能をもたせても良い。この場合、原稿検出センサ111は、複数の原稿検出センサ111に同時に原稿20が突き当てられることにより、原稿20のサイズを検出する。図2の例では、原稿がA5サイズであることを判定する基準位置と、原稿がA4サイズであることを判定する基準位置とに原稿検出センサ111が設けられている。
また本実施形態では、原稿検出センサ111をコンタクトガラス30の中央部一箇所としても良い。この場合には、原稿検出センサ111で原稿20のセットを検出したことをトリガとし、画像形成装置100に設けられた原稿サイズ検知センサ(図示せず)を用いて原稿20のサイズを検出しても良い。
次に、図3を参照して本実施形態のシステム制御部200による制御について説明する。図3は、第一の実施形態のシステム制御部200による制御を説明する第一のフローチャートである。
本実施形態のシステム制御原稿カバー又は自動原稿送り装置200は、画像形成装置100が連続読取モードへ、メインルーチン状態または他の読取モードから移行すると(ステップS301)、読取開始時間が入力された否かを判断する(ステップS302)。
ステップS302において読取開始時間が入力されていない場合、システム制御部200は一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS303)。尚一定時間は、予め設定されている時間である。ステップS303において一定時間が経過しても読取開始時間が入力されない場合、各種設定をクリアし(ステップS304)、処理を終了する。ステップS303において所定時間経過していない場合、ステップS302へ戻る。
ステップS302において読取開始時間が入力された場合、システム制御部200は、時間設定部230から入力された読取開始時間を設定する(ステップS305)。次にシステム制御部200は、スタート受付部210が原稿の読取開始指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS306)。すなわちシステム制御部200は、操作・表示部130において原稿の読取スタートボタンが押下されたか否かを判断する。
ステップS306において読取開始指示を受け付けつけていない場合、システム制御部200は一定時間経過したか否かを判断する(ステップS307)。一定時間経過しても読取開始指示がない場合、システム制御部200はステップS304へ進み処理を終了する。ステップS307において一定時間経過していない場合はステップS306へ戻る。
ステップS306において読取開始指示を受け付けた場合、システム制御部200は、原稿検出センサ111の検出結果から、原稿20の配置(セット)が完了したか否かを判断する(ステップS308)。すなわちシステム制御部200は、原稿検出センサ111から原稿20を検出したことを示す信号を受けたか否かを判断する。尚本実施形態では、このとき原稿20のサイズを検出しても良い。
ステップS308で原稿20のセットが完了していない場合、システム制御部200は一定時間経過したか否かを判断する(ステップS309)。一定時間経過しても原稿20のセットの完了が検出されない場合、システム制御部200はステップS304へ進み処理を終了する。ステップS309において一定時間経過していない場合はステップS308へ戻る。
ステップS308で原稿20のセットの完了が検出された場合、システム制御部200は、読取制御部220により、ステップS305で設定された読取開始時間が経過した後に原稿20の読取を開始させる(ステップS310)。原稿20の読み取りが完了すると、システム制御部200は、書込部120により画像データの印刷を行う(ステップS311)。
次にシステム制御部200は、読取動作の停止指示を受けたか否かを判断する(ステップS312)。尚本実施形態のシステム制御部200は、例えば操作・表示部130のストップキーが押下された場合や原稿カバー又は自動原稿送り装置が上げられて原稿20から離された場合に、読取動作の停止指示を受けたものとする。
ステップS312で停止指示を受けた場合、システム制御部200は処理を終了する。ステップS312で停止指示を受けていない場合、システム制御部200はステップS308以降の処理を繰り返す。
以上に説明したように、本実施形態では、原稿20がセットされてから読取開始時間が経過した後に原稿20の読取動作を開始する。よって本実施形態では、読取開始時間を利用してセットされた原稿20を的確に固定させることができる。
また本実施形態では、原稿検出センサ111により原稿20のサイズを検出することができるため、セットされた原稿20のサイズを確認した上で読取動作及び印刷が実行される。よって本実施形態では、意図しないサイズで原稿20が印刷されることを防ぐことができる。
また本実施形態では、スタート受付部210により読取動作開始指示を受け付けてから、読取動作を開始するため、原稿20の動作中又は読み取った画像データの印刷中にトラブルが発生した場合に無駄な読み取り及び印刷を行うことを防止できる。
次に図4を参照して、複数の原稿を読み取って印刷する処理について説明する。図4は、第一の実施形態のシステム制御部200による制御を説明する第二のフローチャートである。
図4のステップS401からステップS412までの処理は、図3のステップS301からステップS312までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS412において停止指示を受けた場合、システム制御部200は処理を終了する。ステップS412において停止指示を受けていない場合、システム制御部200は、一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS413)。ステップS413において一定時間が経過した場合、システム制御部200は、次の原稿の読み取りは行わないものと判断し、処理を終了する。ステップS413において一定時間が経過していない場合、ステップS408へ戻り、ステップS408以降の処理を繰り返す。
すなわち図4の例では、最初の原稿20が読み取られて印刷された後に、続けて次の原稿の読取動作へ移行することができる。
次に図5を参照して本実施形態のシステム制御部200の編集部240の処理について説明する。図5は、第一の実施形態のシステム制御部200における編集部240の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の画像形成装置100では、編集部240により、原稿20の読取動作が完了した後に、読み取った画像データを操作・表示部130に表示させることができる。つまり、読取動作により画像メモリ140に格納された画像データを、操作・表示部130に表示させることができる。
操作・表示部130に画像データが表示されると、システム制御部200は、編集部240により編集可能な画面が表示される(ステップS501)。例えば操作・表示部130には、画像データの編集画面が表示される。ステップS501において表示された編集画面において、編集内容を設定する操作がなされると、編集部240は編集内容を設定する(ステップS502)。
尚ステップS502における編集内容とは、例えば印刷に関する内容である。具体的には例えば、印刷予定の画像データの削除である。また読み取った画像データを印刷する画像データに追加することである。また印刷される画像データが複数である場合は、編集内容は、画像データの並べ替えであっても良い。画像データが並べ替えられた場合には、システム制御部200は、編集部240により並べられた順番に書込部120に画像データを印刷させる。
また本実施形態の画像形成装置100は、図2に示すように、コンタクトガラス30を支持する筐体にスケール51、52が印刷されていても良い。この場合編集内容は、スケール51、52のメモリに基づいて設定された読取領域であっても良い。例えば原稿20において領域60に印刷された画像のみを読み取りたい場合、スケール51、52のメモリに基づき、編集画面で領域60を指定する内容を設定すれば良い。本実施形態のシステム制御部200では、読取領域が指定されると、指定された領域以外の領域は白ベタの画像データに置き換える。よって、原稿20の不要な領域を読み取って印刷することがなくなり、トナーの使用量の削減することができる。
編集内容の設定が完了すると(ステップS503)、システム制御部200は、書込部120により編集内容に沿って画像データの印刷を実行させて(ステップS504)、処理を終了する。
ステップS503において編集内容の設定が完了していない場合、システム制御部200は一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS505)。ステップS505において一定時間が経過した場合、システム制御部200は編集内容を全てクリアし、無効とする(ステップS506)。ステップS505において一定時間経過していない場合はステップS502へ戻り、ステップS502以降の処理を繰り返す。
編集内容を全てクリアすると、システム制御部200は一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS507)。ステップS507において一定時間が経過した場合、システム制御部200は画像データを消去し(ステップS508)、処理を終了する。ステップS507において一定時間経過していない場合はステップS502へ戻り、ステップS502以降の処理を繰り返す。
以上に説明したように、本実施形態では、画像データの読取動作の開始指示を受けた後に原稿20がセットされたか否かを検出し、原稿20がセットされたことが検出されてから所定時間経過してから読取動作を開始する。
よって本実施形態では原稿20がセットされてから読取動作が開始されるまでの間に使用者が原稿20を確実に固定することができる。また本実施形態では、読取動作開始指示を受け付けてから、読取動作を開始するため、原稿20の動作中又は読み取った画像データの印刷中にトラブルが発生した場合に無駄な読み取り及び印刷を行うことを防止できる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。本発明の第二の実施形態は、画像データの印刷条件の設定が可能な点が第一の実施形態と相違する。よって以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図6は、第二の実施形態の画像形成装置100Aの機能構成を説明するための図である。本実施形態の画像形成装置100Aの有するシステム制御部200Aは、スタート受付部210、読取制御部220、時間設定部230、編集部240、印刷条件設定部250を有する。
本実施形態の印刷条件設定部250は、画像データを印刷する際の印刷条件を設定する。本実施形態の印刷条件設定部250により設定される印刷条件とは、例えば両面印刷、印刷用紙のステプラー止め、印刷用紙にパンチ穴をあける、製本状態とする等である。
本実施形態のシステム制御部200Aは、印刷条件設定部250により印刷条件を設定する場合には、画像データを一時的に保存してから印刷条件の設定を行う。
以下に図7を参照して本実施形態のシステム制御部200Aによる制御について説明する。図7は、第二の実施形態のシステム制御部200Aによる制御を説明するフローチャートである。
本実施形態のシステム制御部200Aは、画像形成装置100Aがメインルーチン状態から原稿読取モードへ移行すると(ステップS701)、読み込んだ画像データを一時的に保存するか否かを設定する(ステップS702)。
ステップS702において画像データを一時的に保存しない設定とされた場合、システム制御部200Aは図3のステップS302以降の処理を行う。
ステップS702において画像データを一時的に保存する設定された場合、システム制御部200Aは入力された読取開始時間を設定する(ステップS703)。尚本実施形態では、読取開始時間は予め設定されているものとしたが、図3で説明したように、読取開始時間の入力を待って読取開始時間の設定を行っても良い。
ステップS704からステップS708までの処理は、図3のステップS306からステップS310までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS708において画像読取部110により原稿20が読み取られると、システム制御部200Aは読み取った画像データを一時的に保存する(ステップS709)。本実施形態では、画像データは例えば、揮発性の画像メモリ140に保存されても良いし、画像形成装置100Aの有するハードディスク等の外部記憶装置に保存されても良い。
ステップS710の処理は、図3のステップS312の処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS710において停止指示を受けると、システム制御部200Aは、操作・表示部130に読み取った画像データを表示させる(ステップS711)。尚ここで表示される画像データはステップS709において一時的に保存された画像データである。
画像データを表示させると、システム制御部200Aは、印刷条件の入力が有ったか否かを判断する(ステップS712)。ステップS712において印刷条件の入力がない場合、システム制御部200Aは一定時間が経過したか否かを判断する(ステップS713)。ステップS713において一定時間が経過した場合、システム制御部200Aは画像データを消去する(ステップS714)。そしてシステム制御部200Aは、各種設定をクリアして無効とし(ステップS715)、処理を終了する。ステップS713において一定時間経過していない場合はステップS712へ戻る。
ステップS712において印刷条件の入力があった場合、システム制御部200Aは印刷条件設定部250により入力された印刷条件を設定し、書込部120により設定された印刷条件に沿って画像データを印刷して(ステップS716)、処理を終了する。
以上に説明したように、本実施形態では、画像データの印刷条件を設定することができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第三の実施形態について説明する。本発明の第三の実施形態は、ユーザ認証を行う点が第二の実施形態と相違する。よって以下の第三の実施形態の説明では、第二の実施形態との相違点についてのみ説明し、第二の実施形態と同様の機能構成を有するものには第二の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図8は、第三の実施形態の画像形成装置100Bの機能構成を説明するための図である。本実施形態の画像形成装置100Bの有するシステム制御部200Bは、スタート受付部210、読取制御部220、時間設定部230、編集部240、印刷条件設定部250、認証部260を有する。
また本実施形態の画像形成装置100Bは、周辺機I/F部192を介して接続されたカードリーダ194、ユーザ認証に用いるユーザ情報が記憶されているユーザ情報データベース196を有する。本実施形態のカードリーダ194は、ユーザ情報が記憶されたICカードからユーザ情報を読み取る。尚ICカードに記憶されたユーザ情報とは、例えばユーザ名とパスワード等である。本実施形態のカードリーダ194は、ICカードを接触させてユーザ情報を読み取る接触型のカードリーダであっても良いし、ICカードを接触させずにユーザ情報を読み取る非接触型のカードリーダであっても良い。
本実施形態のユーザ情報データベース196は、例えば画像形成装置100の有するハードディスクに形成されていても良い。本実施形態のユーザ情報データベース196には、例えばユーザ名とパスワードとユーザ毎に設定された各種情報とが対応付けられて記憶されている。尚本実施形態では、ユーザ毎に設定された各種情報に読取開始時間が含まれる。
本実施形態の認証部260は、カードリーダ194が読み取ったユーザ情報の認証を行う。例えば本実施形態の認証部260は、カードリーダ194が読み取ったユーザ情報と同一のユーザ情報がユーザ情報データベース196内に存在するか否かを判断し、該当するユーザ情報がユーザ情報データベース196内に存在する場合に読み取ったユーザ情報を認証する。
尚本実施形態において、認証対象となるユーザ情報は、操作・表示部130から入力されても良い。この場合認証部260は、入力されたユーザ情報と同一のユーザ情報がユーザ情報データベース196内に存在した場合に入力されたユーザ情報を認証する。
以下に図9を参照して本実施形態のシステム制御部200Bによる制御について説明する。図9は、第三の実施形態のシステム制御部200Bによる制御について説明するフローチャートである。
本実施形態のシステム制御部200Bは、画像形成装置100Bがメインルーチン状態から原稿読取モードへ移行すると(ステップS901)、システム制御部200Bは、認証部260によるユーザ認証が行われたか否かを判断する(ステップS902)。すなわちシステム制御部200Bは、カードリーダ194又は操作・表示部130からユーザ情報が入力されたか否かを判断し、ユーザ情報が入力された場合は認証部260によりユーザ認証を行う。
認証部260によりユーザ情報が認証されると、システム制御部200Bは、ユーザ情報データベース196を参照して認証されたユーザ情報と対応付けられた読取開始時間を示すデータ(以下、読取開始時間データ)を取得する。そしてシステム制御部200Bは、時間設定部230により、取得した読取開始時間データを設定する(ステップS903)。
ステップS902においてユーザ認証が行われなかった場合、システム制御部200Bは、後述するステップS904へ進む。尚ユーザ認証が行われなかった場合とは、例えば原稿読取モードに移行してから一定時間以内にユーザ情報が入力されなかった場合や、入力されたユーザ情報が認証されなかった場合である。
ステップS904からステップS912までの処理は、図3のステップS302からステップS310までの処理と同様であるから説明を省略する。
ステップS912において画像読取部110により原稿20が読み取られると、システム制御部200Bは読み取った画像データを一時的に保存する(ステップS913)。次にシステム制御部200Bは、読取動作の停止指示を受けたか否かを判断する(ステップS914)。
ステップS914で停止指示を受けていない場合、システム制御部200BはステップS910以降の処理を繰り返す。
ステップS914で停止指示を受けた場合、システム制御部200Bは、ステップS907で設定された読取開始時間を示す読取開始時間データを、ステップS902で認証されたユーザ情報と対応付けてユーザ情報データベース196へ記憶する(ステップS915)。尚ステップS902においてユーザ情報が認証されなかった場合には、読取開始時間データは記憶されなくても良い。
ステップS916からステップS918までの処理は、図7のステップS711からステップS713までの処理と同様であり、ステップS919とステップS920の処理は、図7のステップS714とステップS716の処理と同様であるから説明を省略する。
以上に説明したように、本実施形態では、ユーザ毎に読取開始時間を設定することができるので、原稿20を的確に固定するのにかかる時間をユーザ毎に設定することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100、100A、100B 画像形成装置
110 画像読取部
120 書込部
130 操作・表示部
140 画像メモリ
200、200A、200B システム制御部
210 スタート受付部
220 読取制御部
230 時間設定部
240 編集部
250 印刷条件設定部
260 認証部
特開平5−333639号公報 特開昭62−294264号公報

Claims (9)

  1. 画像読取手段により原稿を読み取ることにより入力された画像データを印刷する画像形成装置であって、
    前記原稿が前記画像読取手段に配置されたことを検出する原稿検出手段と、
    前記画像読取手段による前記原稿の読取開始指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により前記読取開始指示を受け付け、且つ前記原稿検出手段により前記原稿が前記画像読取手段に配置されたことが検出されたとき、前記画像読取手段に前記原稿の読み取りを実行させる制御手段と、を有する画像形成装置。
  2. 前記原稿検出手段により前記原稿が配置されたことが検出されてから、前記画像読取手段による前記原稿の読み取りが開始されるまでの読取開始時間を設定する時間設定手段を有し、
    前記制御手段は、設定された前記読取開始時間が経過した後に前記読取手段に前記原稿の読み取りを実行させる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像読取手段により読み取られた前記画像データを記憶する記憶手段と、
    前記画像データを表示させる表示手段と、を有し、
    前記画像データは、前記表示手段に表示された後に印刷される請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記画像データを編集する編集手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記画像読取手段に、前記原稿において前記編集手段により設定された領域の読み取りを実行させ、
    前記編集手段は、
    前記画像読取手段により読み取られた領域以外の領域を白ベタの画像データに置き換える請求項1ないし3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記編集手段は、
    前記画像データの印刷順序を設定する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像データの印刷条件を設定する印刷条件設定手段を有する請求項1ないし5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. ユーザ情報を取得する取得手段と、
    ユーザ情報が格納されたデータベースを参照して前記取得手段により入力されたユーザ情報の認証を行う認証手段と、を有する請求項1ないし6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記データベースおいて、前記ユーザ情報はユーザ毎に予め設定された前記読取開始時間を示すデータと対応付けられており、
    前記時間設定手段は、
    前記認証手段により認証された前記ユーザ情報と対応した前記読取開始時間を示すデータに基づき前記読取開始時間を設定する請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記原稿を固定するための圧板により前記原稿が固定されたとき前記画像読取手段による前記原稿の読み取りが可能な状態となり、
    前記圧板が前記原稿から離されたとき前記原稿の読み取りを停止させる請求項1ないし8の何れか一項に記載の画像形成装置。
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