JP2008052391A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにとって使い心地のよい画像画像形成装置を提供する。
【解決手段】検知部21が所定の状態を検知した場合には、選択部41が、該状態に関連付けられている出力状態及びガイダンス情報を記憶部22から選択し、出力ガイダンス情報410及び出力状態411として生成する。出力制御部42は、出力状態411に基づいて出力ガイダンス情報410を出力するように音声出力部13を制御する。出力ガイダンス情報410が音声出力部13から出力され始めてから所定時間内に操作部11を操作することによって、該ガイダンス情報に関する出力状態を変更する指示を受け付け、記憶部22に記憶されている出力状態を更新する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ガイダンス機能を有する画像形成装置に関するものである。
従来より、ファクシミリ装置やコピー機等の画像形成装置に於いて、予め定められた状態となったことを検知してガイダンス情報をユーザに教示する、いわゆるガイダンス機能が公知となっている。
ガイダンス機能では、例えば、画像形成装置にエラーが発生したときの、エラーメッセージや復旧手順のほか、正常な状態にあることをユーザに対して音声情報及び/または画像情報で教示する。特に、音声情報で教示する場合には、初心者であっても容易に画像形成装置を使用することが可能となるという利点がある。また、使用頻度が低い機能については、ユーザが初心者ではなくともガイダンス情報を教示することによって容易に使用することが可能となる利点もある。このようなガイダンス機能に関する技術が、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1で示されているガイダンス機能では、トラブルが発生し、そのトラブルを復旧するためにユーザが複数のステップを行わなければならない場合に、各ステップでのガイダンス情報を出力するまでの設定時間が変更可能となっている。具体例を挙げれば、画像形成装置に紙詰まりのトラブルが発生した場合に、「カバーを開放してください。」、「詰まっている用紙を取り除いてください。」、「カバーを閉じてください。」等の音声ガイダンス情報が出力されるまでの設定時間が変更可能となっている。
特開2005−064883号公報
しかしながら、ユーザが初心者ではない場合や、ユーザが使用頻度の高い機能を使用する場合については、ガイダンス情報の出力は不要であるばかりでなく、煩わしく感じるという問題がある。即ち、ガイダンス機能は、ユーザの習熟度によって、使い心地が低下するという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ユーザにとって使い心地のよい画像画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、第1の発明は、画像形成装置であって、所定の状態を検知する検知部と、前記検知部によって検知される所定の状態、ガイダンス情報及び前記ガイダンス情報を出力する際の状態を示す出力状態を互いに関連付けて記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている出力状態をガイダンス情報ごとに個別に変更する指示を受け付ける操作部と、前記操作部が受け付けた指示に基づいて前記ガイダンス情報に関連付けられている出力状態を更新する更新部と、前記記憶部に記憶されている複数のガイダンス情報から前記検知部により検知された画像形成装置の状態に関連付けられているガイダンス情報を出力ガイダンス情報として選択する選択部と、前記選択部により選択された出力ガイダンス情報を出力する出力部と、前記選択部により選択された出力ガイダンス情報に関連付けられている出力状態に基づいて前記出力部を制御する制御部とを備えるものである。
第2の発明は、第1の発明であって、前記ガイダンス情報は、音声情報を有し、前記操作部が受け付ける指示により変更される出力状態は、前記音声情報の出力音量であるものである。
第3の発明は、第1または第2の発明であって、前記ガイダンス情報は、画像情報を有し、前記操作部が受け付ける指示により変更される出力状態は、前記画像情報の要否であるものである。
第4の発明は、第1乃至第3の何れかの発明であって、前記操作部は、前記出力部がガイダンス情報の出力を開始してから所定時間内に、前記ガイダンス情報に関する出力状態を変更するための指示を受け付けるものである。
第5の発明は、第1乃至第4の何れかの発明であって、前記記憶部は、予め定められたユーザを識別する識別情報と、前記ユーザに固有の前記出力状態とを互いに関連付けて記憶するものである。
第1の発明に因れば、出力状態をガイダンス情報ごとに個別に変更する指示を受け付け、前記指示に基づいて前記ガイダンス情報に関連付けられている出力状態を更新する操作部を備えることにより、ガイダンス情報ごとに当該ガイダンスの出力状態を設定することが可能となる。したがって、ユーザが快適に画像形成装置を使用することが可能となる。
第2の発明に因れば、第1の発明であって、ガイダンス情報は、音声情報を有し、操作部が受け付ける指示により変更される出力状態は、音声情報の出力音量であるので、ユーザは音声情報で提供されるガイダンス情報の出力音量を設定することが可能となる。したがって、ユーザが快適に画像形成装置を使用することが可能となる。
第3の発明に因れば、第1または第2の発明であって、ガイダンス情報は、画像情報を有し、操作部が受け付ける指示により変更される出力状態は、画像情報の要否であるので、ユーザが快適に画像形成装置を使用することが可能である。
第4の発明に因れば、第1乃至第3の何れかの発明であって、操作部は、出力部がガイダンス情報の出力を開始してから所定時間内に、前記ガイダンス情報に関する出力状態を変更するための指示を受け付けるので、出力状態を変更するガイダンス情報を選択する必要がなく、出力状態の変更を簡単に行うことが可能となる。
第5の発明に因れば、第1乃至第4の何れかの発明であって、記憶部は、予め定められたユーザを識別する識別情報と、ユーザに固有の出力状態とを互いに関連付けて記憶するので、ユーザの習熟度に応じて出力状態を設定することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例としてスキャナ、プリンタ、ファクシミリ等の複数の機能を搭載した複合機(MFP;Multi Function Peripheral)について、図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
<複合機10の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る複合機10の外部構成の一例を示す斜視図である。複合機10は、操作部11と、表示部12と、音声出力部13と、画像読取部14と、記録部15とを備えている。
操作部11は、複合機10を操作するために必要なテンキー、文字キー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチキー、各種ファンクションキー等のメカニカルスイッチを備えている。操作部11は、ユーザによってこれらのキーが操作されることにより、原稿のスキャン及びコピー等の各種コマンドの実行命令や、ファクシミリ送信を行う相手先のFAX番号やメイルアドレス等のデータ入力等を受け付ける。尚、操作部11は、出力状態223(図3参照)を変更する指示も受け付けるが、これについては後述する。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)等の表示デバイスによって構成された一般的なディスプレイであって、各種情報を画像として画面に表示する。尚、表示部12にタッチパネルディスプレイを適用して、操作部11の一部または全部の機能を兼ね備えるようにしても良い。
音声出力部13は、一般的なスピーカが適用されて、音声データに基づいて電気信号を生成し、該電気信号に応じて発振器を発振させることによって音声を出力する。また、音声出力部13は、アンプを有して、後述する出力制御部42(図4参照)からの制御により、出力音量を可変とすることが可能である。尚、本実施形態では、出力音量がゼロから5までの6段階であるものとする。
画像読取部14は、原稿を載置する原稿給紙トレイ140と、原稿給紙トレイ140に載置された原稿を1枚ずつ光学的に読み取った後に排出する原稿排出トレイ141とを有している。画像読取部14は、図示は省略するが、CCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)等を利用したスキャナで原稿上に形成されている画像を光学的に読み取り、CODEC(COder-DECoder;符号器・復号器)等により、例えば白黒2値に変換して符号化されたイメージデータを生成する。生成されたイメージデータは、DRAM(Dynamic RAM)等により構成される画像メモリに記憶される。
尚、原稿読取時のスキャニング方式としてはADF(Automatic Document Feeder)方式やFBS(Flat Bed Scanner)方式があるが何れの方式であっても構わない。また、画像データの符号化方式としては、MH(Modified Huffman)、MR(Modified Relative-element-address-designate)、MMR(Modified MR)等がファクシミリ通信のプロトコルとして定められている。ここで、画像読取部14とは別に符号化部(図示省略)を更に備えて、符号化部がCODEC等により符号化を行うようにしても構わない。
記録部15は、記録紙カセット150と、記録紙排出トレイ151とを有している。記録部15は、電子写真方式等のプリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータや、通信ネットワークにより受信したイメージデータ、または画像読取部14によって生成されたイメージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記録する。図示は省略するが、具体的には、まず、トナーカセットから供給されるトナーを、イメージデータに基づいて感光ドラムに付着させる。それを記録紙搬送部によって記録紙カセット150から搬送された記録紙に転写し、転写された記録紙を記録紙排出トレイ151へ排出する。尚、記録部15は、必ずしも電子写真方式によってプリントアウトする必要はなく、サーマルヘッド方式によって感熱紙上にプリントアウトしても良い。
図2は、複合機10の構成例を示すブロック図である。複合機10は、検知部21と、記憶部22と、通信部23と、MPU24と、ROM25と、RAM26とを備えている。
検知部21は、複合機10の所定の状態を検知するものであり、例えば、想定される状態を検知できるように複数種類のセンサを備えている。検知部21が検知する所定の状態とは、複合機10がコピー可能な状態や、記録紙カセット150内の記録紙がない状態、記録紙が複合機10の内部に詰まっている状態、トナーがなくなった状態等である。検知部21は、複合機10の状態を監視しつつ、これら所定の状態を検知すると、検知した状態を示す状態検知情報210(図4参照)を送出する。尚、検知部21は、いったん状態検知情報210を送出すると、他の状態を検知するまで(状態が変化するまで)新たな状態検知情報210を送出することはない。
記憶部22は、不揮発性メモリ等が適用され、書き換え可能な記憶装置である。特に、本実施の形態に於ける記憶部22は、システム情報220を記憶する。
図3は、システム情報220の構造を例示する図である。システム情報220は、予め初期設定に於いて記憶部22に記憶される情報である。即ち、システム情報220の初期値は予め設定されている。また、図3から明らかなように、システム情報220は、複数のレコードによって構成されるテーブル構造を有している。
システム情報220の各レコードには、それぞれのレコードを個別に識別するためのレコードID221、複合機10の状態を示す状態222、ガイダンス情報を出力する際の状態を示す出力状態223及びガイダンス情報224という項目が設けられている。即ち、レコードに設けられた各項目に、それぞれ該当する情報が格納されることにより、格納された情報は1つのレコードを構成し互いに関連付けられる。
尚、第1実施形態では、システム情報220のレコードはガイダンス情報224に対応して設けられているため、レコードID221はガイダンス情報224を識別する情報としても使用できる。また、本実施形態では、ガイダンス情報224及びこれに関連付けられる状態222は変更されることはないが、もちろん変更可能であってもよい。
このように記憶部22は、上記の構造のレコードをシステム情報220として記憶することにより、複合機10の所定の状態222、ガイダンス情報224及びガイダンス情報224の出力状態223を互いに関連付けて記憶する。
第1実施形態に於けるガイダンス情報224は、「コピーできます。」や、「A4用紙を補充してください。」等の音声出力部13から出力される音声情報を有している。尚、図3では、簡略的にガイダンス情報224として格納されるデータをテキストデータのように図示しているが、該当する音声ファイルのファイル名であってもよい。ただし、複合機10の音声出力部13が、いわゆる「テキスト読み上げ機能」を備えている場合には、テキストデータであってもよい。
また、第1実施形態に於ける出力状態223は、音声情報であるガイダンス情報224を音声出力部13が出力する際の出力音量を示す情報である。図3に示すように、出力音量は、数値で示される情報であり、音量ゼロで出力する(即ち、音声情報を出力しない)場合を含む。
出力状態223を変更する指示は、ガイダンス情報224が出力され始めてから所定時間内(即ち、ガイダンス情報224の出力中、或いは出力後所定時間内)に操作部11が操作されることによって受け付ける。具体的には、例えば、操作部11に音量調節を受け付けるスイッチ(図示省略)を設けて、ガイダンス情報224が出力され始めてから所定時間内にユーザが該スイッチを操作することにより、複合機10は、該ガイダンス情報224の以後の出力音量を変更する指示を受け付ける。
より具体的には、例えば、複合機10がコピー可能な状態となったときに「コピーできます。」といったガイダンス情報224を出力している最中に、ユーザが、音量調節を受け付けるスイッチを操作して音量をゼロとする指示を受け付ける。これにより、複合機10は、「コピーできます。」といったガイダンス情報224の以後の出力音量をゼロに変更(即ち、ガイダンス情報224を出力しないよう設定)する指示を受け付ける。
尚、本実施形態では、初期設定として、全てのガイダンス情報224が所定の音量「3」で出力されるように予め出力状態223が設定されている。また、いったんガイダンス情報224を出力しないよう設定されている場合であっても、音量調節を受け付けるスイッチを再度操作することにより、再びガイダンス情報224を出力するように変更する指示を受け付けることも可能である。更に、操作部11に出力状態223のリセットを受け付けるスイッチを設けて、該スイッチが操作されることによって出力状態223を初期設定値にリセットする指示を受け付けるようにしても良い。
通信部23は、例えば、NCU(Network Control Unit;網制御装置)やMODEM(MOdulator DEModulator;モデム)、CODEC等を有し、PSTN(Public Switched Telephone Network;公衆電話網)を介して遠隔地にあるファクシミリ装置等との間で画像データの送受信を実現する。尚、複合機10と他のファクシミリ装置等とを接続するネットワークは公衆電話網に限定されるものではない。例えば、LAN(Local Area Network)やインターネット等であっても良い。即ち、データ通信が可能な接続形態であれば良い。
MPU24は、バス配線を介して、上述した操作部11、表示部12、音声出力部13、画像読取部14、記録部15、検知部21、記憶部22、通信部23、ROM25及びRAM26等の複合機10の各部に電気的に接続されている。これにより、MPU24は、操作部11からの入力信号や、該入力信号に基づくデータ演算、出力信号の生成、表示部12への表示内容の制御及び、音声出力部13への音声出力の制御等を行う。即ち、MPU24は、複合機10の各構成を制御する。尚、MPU24が複合機10の各構成を制御する機能については後に詳述する。
ROM25は、MPU24によって実行されるプログラムや制御に必要なデータを格納し、RAM26は、MPU24による統括制御に必要なデータを一時記憶する。これにより、複合機10の各種機能が実現される。
<複合機10の機能>
図4は、複合機10の機能ブロック図である。複合機10は、選択部41と、出力制御部42と、計時部43と、更新部44とを備えている。これらは、MPU24がRAM26を一時的なワーキングエリアとして使用しつつ、ROM25に格納されているプログラムに従って動作することにより実現される機能ブロックである。
選択部41は、状態検知情報210に基づいて、記憶部22に記憶されている複数のガイダンス情報224から出力すべきガイダンス情報224を出力ガイダンス情報410として選択し、RAM26に生成する機能を有している。言い換えれば、状態検知情報210を検索キーとして、システム情報220の状態222を順次検索し、ヒットしたレコードのガイダンス情報224を出力ガイダンス情報410としてRAM26に転送する。
例えば、状態検知情報210に「コピー可」という状態が示されている場合に於いて、選択部41がシステム情報220の状態222を順次検索すれば、図3に示す例ではレコードID221が「0001」のレコードがヒットする。そこで選択部41は、当該レコードのガイダンス情報224(「コピーできます。」)を選択し、出力ガイダンス情報410を生成する。
ここで、システム情報220には複数のレコードが含まれ、個々のレコードには必ずガイダンス情報224が含まれる。したがって、記憶部22は、システム情報220を記憶することにより、複数のガイダンス情報224を記憶している。即ち、選択部41は、記憶部22に記憶された複数のガイダンス情報224から、状態検知情報210に示される状態に関連付けられたガイダンス情報224を選択し、これに基づいて出力ガイダンス情報410を生成する。
尚、選択部41は、システム情報220に於いて選択したガイダンス情報224に関連付けられている出力状態223を、出力状態411としてRAM26に生成する機能も有している。具体的には、例えば、選択部41により選択された出力ガイダンス情報410が「A4用紙を補充してください。」というガイダンス情報224である場合に、該ガイダンス情報224に関連付けられている出力状態223(出力音量「3」)が、出力状態411として生成される。
出力制御部42は、出力状態411に基づいて音声出力部13を制御する。具体的には、例えば、出力状態411が、出力音量として「3」となっていれば、出力音量「3」で該出力ガイダンス情報410を出力するよう音声出力部13を制御する。また、出力制御部42は、出力ガイダンス情報410が出力され始めたことを示す出力開始通知420を生成する。
計時部43は、出力制御部42により生成された出力開始通知420に基づいて、出力ガイダンス情報410が出力され始めてからの所定時間を計時する。計時部43は、出力開始通知420が生成されてから所定時間が経過すると、その旨を示す信号(以下、「タイムアウト信号」と称する)を更新部44に伝達する。尚、計時部43が計時する時間は初期設定で予め定められていても良いし、ユーザによって任意の時間に設定されても良い。
更新部44は、操作部11が受け付けた指示に基づいてガイダンス情報224に関連付けられている出力状態223を更新する。第1実施形態では、計時部43からのタイムアウト信号が伝達されるまでに操作部11が受け付けた指示に基づいて出力状態223を更新する。即ち、タイムアウト信号が伝達された場合には、以後に操作部11が指示を受け付けても出力状態223の更新は行わない。尚、本実施形態に於ける更新部44が更新する出力状態223は、出力ガイダンス情報410として選択されたガイダンス情報224に、システム情報220に於いて関連付けられている出力状態223である。
<複合機10の動作>
図5は、出力状態223の設定手順を示すフローチャートである。まず、複合機10の電源が投入されて所定の初期設定を実行した後の状態(以下、「待機状態」と称する)で、検知部21が所定の状態を検知するまで待機する。尚、説明の都合上、上記の状態を待機状態と称するが、待機状態に於いて複合機10は、他の処理を並行して行っても構わないのは勿論である。
検知部21が所定の状態を検知すると、検知部21が状態検知情報210を送出してステップS501に於いてYesと判定する。そして、選択部41が状態検知情報210に示される状態に関連付けられているガイダンス情報224及び出力状態223を記憶部22から選択し、出力ガイダンス情報410及び出力状態411を生成する(ステップS502)。
そして、出力制御部42が、該出力状態411に基づいて出力ガイダンス情報410を出力するように音声出力部13を制御する(ステップS503)。また、出力制御部42は、出力開始通知420を生成する(ステップS504)。
出力開始通知420が生成されると、計時部43が計時を開始し(ステップS505)、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS506)。尚、ステップS506に於ける判定は、更新部44が計時部43からタイムアウト信号を受け取ったか否かによって判定する。
所定時間が経過していない場合(ステップS506に於いてNo)、操作部11が出力状態223を変更するための指示を受け付けたか否かを更に判定する(ステップS508)。操作部11が当該指示を受け付けていない場合は計時部43による計時を継続しつつステップS506に戻り、操作部11が当該指示を受け付けた場合は、更新部44が当該指示に基づいて出力状態223を更新し(ステップS509)、その後ステップS506の処理に戻る。
尚、出力状態223を変更するための指示があったか否かは、例えば、専用のボタン(図示省略)が操作されたか否かで判定することができる。また、このとき更新される出力状態223は、出力ガイダンス情報410として選択されたガイダンス情報224に関連付けられている出力状態223(即ち、出力状態411として選択された出力状態223)のみである。
図6は、図3に示すシステム情報220に於いて、出力状態223がガイダンス情報224ごとに更新された例を示す図である。図3と図6とを比較すれば明らかなように、「コピーできます。」というガイダンス情報224に関連付けられている「3」という出力状態223のみが「0」に更新されている。このように、複合機10は、ユーザの好みに応じて、個々のガイダンス情報224ごとに出力状態223を変更することができる。
一方、所定時間が経過した場合(ステップS506に於いてYes)、計時部43は、タイムアウト信号を更新部44に伝達するとともに、計時を終了する(ステップS507)。これにより、複合機10は、出力状態223の設定を終了する。
以上のように、操作部11が出力状態223をガイダンス情報224ごとに個別に変更する指示を受け付け、前記指示に基づいて前記ガイダンス情報224に関連付けられている出力状態223を更新する更新部44を備えることにより、ガイダンス情報224ごとに出力状態223を設定することが可能となる。したがって、ユーザが快適に画像形成装置(複合機10)を使用することが可能となる。
また、ガイダンス情報224は、音声情報を有し、操作部11が受け付ける指示により変更される出力状態223は、音声情報の出力音量であるので、ユーザは音声情報で提供されるガイダンス情報224の出力音量を設定することが可能となる。したがって、ユーザが快適に複合機10を使用することが可能となる。
また、操作部11は、出力部(音声出力部13)がガイダンス情報224の出力を開始してから所定時間内に、前記ガイダンス情報224に関する出力状態223を変更するための指示を受け付けるので、出力状態223を変更するガイダンス情報224を選択する必要がなく、出力状態223の変更を簡単に行うことが可能となる。
<第2実施形態>
上記実施形態に於いては、ガイダンス情報224が音声情報のみの場合を説明したが、ガイダンス情報224は音声情報に限定されるものではない。また、出力状態223を更新する手法として、ガイダンス情報224の出力開始後所定時間内に操作部11から受け付ける場合を説明したが、これに限定されるものではない。ここでは、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の他の一例として、ガイダンス情報224が画像情報を有し、待機状態に於いても出力状態223の更新が可能な複合機について、図面に基づいて説明する。尚、上記実施形態と互いに対応する部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
<複合機70の構成>
図7は、本発明の第2実施形態に係る複合機70の構成例を示すブロック図であり、図8は、システム情報220Aの構造を例示する図であり、図9は、複合機70の機能ブロック図である。
複合機70は、上記実施形態の複合機10と略同様の構成であって、記憶部22に、音声情報のみならず画像情報も含むガイダンス情報224Aとガイダンス情報224Aの出力に関する情報である出力状態223Aとを有するシステム情報220Aを記憶している。ここで、第1実施形態の出力状態223は、出力ガイダンス情報410の出力開始後所定時間内に操作部11が受け付けた指示に基づいて、更新部44によって設定が更新されたが、第2実施形態に於ける出力状態223Aは、待機状態に於いて、操作部11が受け付けた指示に基づいて、更新部44Aによって設定が更新される。更に、複合機70は、第1実施形態の複合機10に加えて、ネットワークI/F71を備えている。
本実施形態に於ける操作部11は、上記実施形態と同様に、ユーザからの指示を受け付ける機能を有している。
特に、操作部11は、出力状態223Aを含むシステム情報220Aを一覧表示させるための指示(操作)を受け付けて、当該指示に基づいて一覧表示情報111を生成する。言い換えれば、操作部11は、一覧表示情報111を入力するためにユーザによって使用される。尚、一覧表示情報111が生成されると、複合機70は、記憶部22に記憶されているユーザシステム情報220Aを読み出して、その一覧を図8に示すように表示部12に表示する。尚、表示部12に表示するシステム情報220Aは、視認性を確保するために、表示部12の大きさに合わせてシステム情報220Aの一部を適宜表示する。
ガイダンス情報224Aは、音声情報であるガイダンス情報224に加えて、ガイダンス情報224に関連付けられた画像情報を含む。具体的には、「コピーできます。」というガイダンス情報224に対して、「コピーできます。」という画像情報(文字情報)を記憶したり、「A4用紙を補充してください。」というガイダンス情報224に対して、記録紙カセット150を開けて記録紙を補充している様子を示すアニメーション(動画像情報)を記憶したりしている。
出力状態223Aは、ガイダンス情報224Aを出力する際の状態、具体的には、画像情報の要否や音声情報を出力する際の出力音量を示す情報である。この出力状態223Aは、待機状態でシステム情報220Aを表示部12に表示しユーザによって操作部11が操作されることによって更新される。ここで、操作部11は、上記第1実施形態のように音量調節を受け付けるだけでなく、画像情報の要否の選択も受け付ける。
出力状態223Aの更新は、待機状態に於いて操作部11が所定の操作が行われることにより変更の指示を受け付け、操作部11が受け付けた指示に基づいて、ガイダンス情報224Aごとに画像情報の要否や音声情報の出力音量が個別に更新部44Aにより更新される。
尚、本実施形態では、初期設定として、全てのガイダンス情報224Aの音声情報が所定の音量「3」で出力され、画像情報も表示部12に表示されるように予め出力状態223Aが設定されている。また、操作部11に出力状態223Aのリセットを受け付けるスイッチを設けて、該スイッチが操作されることによって出力状態223Aを初期設定値にリセットする指示を受け付けるようにしても良い。ここで、図8は、初期設定ではなく既にユーザによって出力状態223Aが更新された場合を例示している。
ネットワークI/F71は、複合機70と他の装置とのインタフェイスであって、例えば、LAN700を介して外部装置710に接続されている。尚、複合機70と外部装置710とを接続するネットワークはLANに限定されるものではない。例えば、PSTNやインターネット等であっても良いし、無線通信であっても良い。即ち、複合機70と外部装置710との間でデータ通信が可能な接続形態であれば良い。
外部装置710は、一般的なPCであって、複合機70から送信されるデータを画像としてディスプレイに表示したり、複合機70が受信可能なデータの作成及び送信が可能なコンピュータである。ここで、複合機70から送信されるデータとは、例えば、図8に示すような、出力状態223Aのテーブルである。外部装置710は、該テーブルを編集して、複合機70に送信する。
複合機70は、ネットワークI/F71を介して受信した出力状態223Aを読み取って更新部44Aに送出する。そして更新部44Aが送出された出力状態223Aに基づいて記憶部22を更新する。ここで、出力状態223Aのテーブルを、既に外部装置710にインストールされている一般的なソフトウェアで編集可能な規格とすれば、外部装置710での設定を簡単に行うことが可能となる。ただし、その場合には、複合機70が、該ソフトウェアで編集されたテーブルを読取可能であることは勿論である。尚、ネットワークI/F71を有する複合機70と外部装置710とを備える画像形成システムとしても良い。
<複合機70の機能>
複合機70は、選択部41Aと出力制御部42Aと更新部44Aとを備えている。一方、第1実施形態に於ける計時部43に相当する構成を備えていない。
選択部41Aは、状態検知情報210に基づいて、記憶部22に記憶されている複数のガイダンス情報224Aから出力すべきガイダンス情報224Aを出力ガイダンス情報410Aとして選択し、RAM26に生成する機能を有している。言い換えれば、状態検知情報210を検索キーとして、システム情報220Aの状態222を順次検索し、ヒットしたレコードのガイダンス情報224Aを出力ガイダンス情報410AとしてRAM26に生成する。
尚、選択部41Aは、システム情報220Aに於いて選択したガイダンス情報224Aに関連付けられている出力状態223Aを、出力状態411AとしてRAM26に生成する機能も有している。具体的には、例えば、選択部41により選択された出力ガイダンス情報410Aが「A4用紙を補充してください。」というガイダンス情報224Aである場合に、図8に示すように、該ガイダンス情報224Aに関連付けられている出力状態223A(画像情報有り、出力音量「5」)が出力状態411Aとして生成される。
出力制御部42Aは、選択部41Aにより選択された出力ガイダンス情報410Aに関連付けられている出力状態411Aに基づいて表示部12及び音声出力部13を制御する。具体的には、例えば、出力状態411Aが、画像情報有り、出力音量「5」となっていれば、出力ガイダンス情報410Aの画像情報を表示部12に表示し、音声情報を出力音量「5」で出力するよう音声出力部13を制御する。
更新部44Aは、待機状態に於いて操作部11からかまたはネットワークI/F71から受け付けた指示に基づいてガイダンス情報224Aに関連付けられている出力状態223Aを更新する。
<複合機70の動作>
図10は、複合機70の動作を示すフローチャートである。まず、複合機70の待機状態で、出力状態223Aを受け付けるか、または検知部21が所定の状態を検知するまで待機する。ユーザの操作によって、操作部11からか、または外部装置710からネットワークI/F71を介してガイダンス情報224Aごとの出力状態223Aを変更する指示を受け付けると、ステップS1001に於いてYesと判定する。そして、受け付けた指示に基づいて出力状態223Aを更新する(ステップS1002)。そして、検知部21が所定の状態を検知するまで再び待機する。
検知部21が所定の状態を検知すると、検知部21が状態検知情報210を送出してステップS1003に於いてYesと判定する。そして、選択部41Aが状態検知情報210に示される状態に関連付けられている出力状態223A及びガイダンス情報224Aを記憶部22から選択し、出力ガイダンス情報410A及び出力状態411Aを生成する(ステップS1004)。
そして、出力制御部42Aが、該出力状態411Aに基づいて画像情報を表示部12に表示するか否かの判断を行う(ステップS1005)。
ステップS1005に於いてYesの判断がなされた(即ち、画像情報を表示部12に表示する)場合には、出力制御部42Aが表示部12を制御して画像情報を表示する(ステップS1006)。一方、ステップS1005に於いてNoの判断がなされた(即ち、画像情報を表示部12に表示しない)場合には、ステップS1006をスキップする。
次に、出力制御部42Aが、該出力状態411Aに基づいて音声出力部13を制御する(ステップS1007)。
その後、一連の処理を終了するか否かの判断を行い、ユーザの操作によって終了が選択された場合には、ステップS1008に於いてYesを選択して処理を終了する。一方、ユーザが終了を選択しない場合には、ステップS1008に於いてNoを選択し、以降ユーザが終了を選択するまで上述の処理を繰り返す。
以上のように、ガイダンス情報224Aは、画像情報を有し、操作部11が受け付ける指示により変更される出力状態223Aは、画像情報の要否であるので、ユーザが快適に画像形成装置(複合機70)を使用することが可能である。
<第3実施形態>
上記実施形態に於いては、ガイダンス情報224,224Aを出力する際の条件は、1つの出力状態223,223Aによって決定されていた。即ち、上記実施形態では、ガイダンス情報224,224Aの出力に関して、全てのユーザに対して共通の設定が用いられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。ここでは、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の他の例として、ユーザごとに出力状態の設定を行うことが可能な複合機について、図面に基づいて説明する。尚、上記実施形態と互いに対応する部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
<複合機110の構成>
図11は、本発明の第3実施形態に係る複合機110の構成例を示すブロック図であり、図12は、出力状態223Bの設定画面を示す図である。
複合機110は、例えば、上記第1実施形態に係る複合機10と略同様の構成である。ただし、複合機110の記憶部22は、システム情報220に代えて、予め定められたユーザを識別する識別情報(例えばユーザ名)と、該ユーザに固有のシステム情報とが互いに関連付けられたユーザシステム情報220Bを記憶している。
即ち、ユーザシステム情報220Bとは、予め定められたユーザに固有の出力状態であり、複合機10に複数のユーザが登録されている場合には、登録されている複数のユーザのぞれぞれに対して出力状態223Bが記憶されている。尚、各出力状態223Bは、第2実施形態に於ける出力状態223Aと同様に、それぞれがガイダンス情報224Aと関連付けられている。
本実施形態に於ける操作部11は、上記実施形態と同様に、ユーザからの指示を受け付ける機能を有している。
特に、操作部11は、出力状態223Bを含むユーザシステム情報220Bを一覧表示させるための指示(操作)を受け付けて、当該指示に基づいて一覧表示情報111(図13参照)を生成する。言い換えれば、操作部11は、一覧表示情報111を入力するためにユーザによって使用される。尚、一覧表示情報111が生成されると、複合機110は、記憶部22に記憶されているユーザシステム情報220Bを読み出して、その一覧を図12に示すようにユーザごとのテーブルとして表示する。
また、操作部11は、複合機110に登録されている複数のユーザから特定のユーザを選択するための指示を受け付ける機能も有しており、当該指示に基づいてユーザ選択情報112(図13参照)を生成する。尚、記憶部22は、生成されたユーザ選択情報112に示される識別情報(登録されているユーザを識別する情報)に関連付けられている出力状態223Bを、記憶されている複数の出力状態223Bの中から選択して、選択部41Bが参照する出力状態とする。これにより、複数のユーザそれぞれの習熟度に応じた出力状態223Bに基づいてガイダンス情報224Aを出力することが可能となる。
一覧表示情報111及びユーザ選択情報112を共に受け付けた場合には、ユーザ選択情報112によって選択された出力状態223Bについて、各ガイダンス情報224Aの出力に関する指示、具体的には、画像情報の要否や音声情報の出力音量の設定を受け付ける。尚、一覧表示情報111及びユーザ選択情報112を共に受け付けた場合に、選択された出力状態223Bの編集操作を行うユーザを認証する認証部を更に備え、該認証部によって認証されたユーザのみが出力状態223Bの設定を受け付けるようにしても良い。その場合、該認証部は、ユーザをパスワードによって認証しても良いし、バイオメトリクス情報によって認証しても良い。
<複合機110の機能>
図13は、複合機110の機能ブロック図である。複合機110は、上記第2実施形態の複合機70と略同様な構成であり、選択部41Bと出力制御部42Aと、更新部44Bとを備えている。
選択部41Bは、ユーザ選択情報112に関連付けられたユーザシステム情報220Bを選択する。そして、状態検知情報210に基づいて、該ユーザシステム情報220Bが有する複数のガイダンス情報224Aから出力すべきガイダンス情報224Aを出力ガイダンス情報410Bとして選択して、RAM26に生成する機能を有している。また、該ユーザシステム情報220Bに於いて選択したガイダンス情報224Aに関連付けられている出力状態223Bを、出力状態411Bとして選択して、RAM26に生成する機能も有している。
具体的には、例えば、ユーザ選択情報112が「ユーザA」である場合には、「ユーザA」に関連付けられたユーザシステム情報220Bを選択する。そして、状態検知情報210がA4用紙切れの状態222を示している場合には、「ユーザA」に関連付けられたユーザシステム情報220Bが有する複数のガイダンス情報224Aから「A4用紙を補充してください。」というガイダンス情報224Aを出力ガイダンス情報410Bとして選択して、RAM26に生成する。また、「ユーザA」に関連付けられたユーザシステム情報220Bに於いて選択したガイダンス情報224Aに関連付けられている出力状態223B(画像情報有り、出力音量「5」)を、出力状態411Bとして選択して、RAM26に生成する。
更新部44Bは、待機状態に於いて操作部11で生成された一覧表示情報111及びユーザ選択情報112と、操作部11が受け付けた指示とに基づいて、ユーザ選択情報112に示される識別情報に関連付けられている出力状態223Bを更新する。
<複合機110の動作>
図14及び図15は、複合機110の動作を示すフローチャートである。まず、複合機110の電源が投入されて所定の初期設定が行われた後の待機状態で、一覧表示情報111あるいはユーザ選択情報112の何れかを受け付けるか、または検知部21が所定の状態を検知するまで待機する。即ち、操作部11からの一覧表示情報111あるいはユーザ選択情報112の何れかを受け付けるか、または検知部21からの状態検知情報210の送出がなされない場合には、各ステップS1401,S1403,S1407でNoを選択して一連の処理を繰り返す。
ユーザの操作によって、操作部11から一覧表示情報111を受け付けると、ステップS1401に於いてYesと判定する。そして、図12に示すような記憶部22に記憶されているユーザシステム情報220Bの一覧を表示部12に表示する(ステップS1402)。
その後、ユーザの操作によって、操作部11からユーザ選択情報112を受け付けると、ステップS1403に於いてYesと判定する。そして、該ユーザ選択情報112に示される識別情報(登録されているユーザを識別する情報)に関連付けられているユーザシステム情報220Bを表示部12に表示する(ステップS1404)。
ステップS1404での表示に対して、出力状態223Bの編集を受け付けるまで待機し、ユーザの操作によって、ガイダンス情報224Aごとの出力状態223Bを変更する指示を受け付けると、ステップS1405に於いてYesを選択して、受け付けた指示に基づいて出力状態223Bを更新する(ステップS1406)。
また、検知部21が所定の状態を検知すると、検知部21が状態検知情報210を送出してステップS1407に於いてYesと判定する。そして、選択部41Bが該状態に関連付けられているガイダンス情報224Aを選択し、出力ガイダンス情報410A及び出力状態411Aを生成する(ステップS1408)。
尚、ここで選択部41Bが選択するガイダンス情報224Aは、ステップS1403で受け付けたユーザ選択情報112に関連付けられたユーザシステム情報220Bが有する複数のガイダンス情報224Aから選択する。または、複合機110の電源投入後に行われた初期設定時に選択されているユーザシステム情報220Bが有する複数のガイダンス情報224Aから選択する。
そして、出力制御部42Aが、該出力状態411Aに基づいて画像情報を表示部12に表示するか否かの判断を行う(ステップS1409)。
ステップS1409に於いてYesの判断がなされた(即ち、画像情報を表示部12に表示する)場合には、出力制御部42Aが表示部12を制御して画像情報を表示する(ステップS1410)。一方、ステップS1409に於いてNoの判断がなされた(即ち、画像情報を表示部12に表示しない)場合には、ステップS1410をスキップする。
次に、出力制御部42Aが、該出力状態411Aに基づいて音声出力部13を制御する(ステップS1411)。
その後、一連の処理を終了するか否かの判断を行い、ユーザの操作によって終了が選択された場合には、ステップS1412に於いてYesを選択して処理を終了する。一方、ユーザが終了を選択しない場合には、図14に示すG2に戻って、以降ユーザが終了を選択するまで上述の処理を繰り返す。
以上のように、記憶部22は、予め定められたユーザを識別する識別情報と、ユーザに固有の出力状態223Bとを互いに関連付けて記憶するので、ユーザの習熟度に応じて出力状態223Bを設定することが可能となる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。例えば、上記実施形態の画像形成装置である複合機10は、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ等の機能を複合した複合機10,70,110としたが、何れかの機能のみを有する画像形成装置であっても良い。また、上述した各実施形態を適宜組み合わせても良い。
また、記憶部22に記憶されているガイダンス情報224,224Aにまとまりを設けて、出力状態223A,223Bを変更する際に、各まとまりごとに出力に関する指示の設定が可能となるようにしても良い。例えば、複合機70,110の各種機能のうち、コピー機能に関するものや、ファクシミリ機能に関するものをそれぞれ1つのまとまりとして、コピー機能に関するガイダンス情報224Aを一括して出力音量ゼロと設定するようにしても良い。
尚、本発明は、上述の処理を行うことが可能な回路構成であっても良い。また、上述のフローチャートに示した各工程に限定されるものでもない。
本発明の第1実施形態に係る複合機の外部構成の一例を示す斜視図である。 複合機の構成例を示すブロック図である。 システム情報の構造を例示する図である。 複合機の機能ブロック図である。 出力状態の設定手順を示すフローチャートである。 出力状態がガイダンス情報ごとに更新された例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る複合機の構成例を示すブロック図である。 システム情報の構造を例示する図である。 複合機の機能ブロック図である。 複合機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る複合機の構成例を示すブロック図である。 出力状態の設定画面を示す図である。 複合機の機能ブロック図である。 複合機の動作を示すフローチャートである。 複合機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10,70,110 複合機
11 操作部
112 ユーザ選択情報
12 表示部
13 音声出力部
21 検知部
22 記憶部
220,220A システム情報
220B ユーザシステム情報
223,223A,223B 出力状態
224,224A ガイダンス情報
41,41A 選択部
410,410A 出力ガイダンス情報
411,411A,411B 出力状態
42,42A 出力制御部
43 計時部
44,44A,44B 更新部

Claims (5)

  1. 画像形成装置であって、
    所定の状態を検知する検知部と、
    前記検知部によって検知される所定の状態、ガイダンス情報及び前記ガイダンス情報を出力する際の状態を示す出力状態を互いに関連付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている出力状態をガイダンス情報ごとに個別に変更する指示を受け付ける操作部と、
    前記操作部が受け付けた指示に基づいて前記ガイダンス情報に関連付けられている出力状態を更新する更新部と、
    前記記憶部に記憶されている複数のガイダンス情報から前記検知部により検知された画像形成装置の状態に関連付けられているガイダンス情報を出力ガイダンス情報として選択する選択部と、
    前記選択部により選択された出力ガイダンス情報を出力する出力部と、
    前記選択部により選択された出力ガイダンス情報に関連付けられている出力状態に基づいて前記出力部を制御する制御部と
    を備える、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記ガイダンス情報は、音声情報を有し、
    前記操作部が受け付ける指示により変更される出力状態は、前記音声情報の出力音量である、画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の画像形成装置であって、
    前記ガイダンス情報は、画像情報を有し、
    前記操作部が受け付ける指示により変更される出力状態は、前記画像情報の要否である、画像形成装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか記載の画像形成装置であって、
    前記操作部は、前記出力部がガイダンス情報の出力を開始してから所定時間内に、前記ガイダンス情報に関する出力状態を変更するための指示を受け付ける、画像形成装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか記載の画像形成装置であって、
    前記記憶部は、予め定められたユーザを識別する識別情報と、前記ユーザに固有の前記出力状態とを互いに関連付けて記憶する、画像形成装置。
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JP2022153407A (ja) * 2018-08-10 2022-10-12 シャープ株式会社 画像形成装置および制御方法

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