JP3659515B2 - 車両用サンルーフのフレーム構造及びその製造方法 - Google Patents

車両用サンルーフのフレーム構造及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両用サンルーフのフレーム構造及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用サンルーフのフレームは、従来は図7の(A)に示すように、前後の枠部aとb,左右の枠部cとd及び前方部分に開口部e′をもった底面eを一体に形成した一体型フレームが用いられ、左右の枠部の内側に沿って左右のガイドレールf,fを取付ける構造となっているのが普通であった。
【0003】
この一体型フレームの代りに、図7の(B)に示すように、左右のガイドレールf,fを大型化し、フロントとリヤの各フレームg,hとセンタフレームiとを別々に形成して、フロントフレームgとリヤフレームhの各左右端部を上記左右のガイドレールf,fの前部と後部に結合すると共に、センタフレームiの左右端部を左右のガイドレールf,fの中間部に結合して構成した分割型フレームが最近用いられるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記分割型フレームは、左右のガイドレールf,fにサイドフレームの機能を兼用させたことにより、一体型フレームに比べて、大幅な軽量化及び製造コストの低減をはかることができ、極めて効果的であるが、車種によってサンルーフの大きさ(特に車幅方向寸法)が異なると、フロント,リヤ及びセンタの各フレームを新規に設定しなければならず、その度毎に各フレームのそれぞれの成形型の新設が必要となり、型費が嵩んでより一層のコストダウンをはかることができない、という課題を有している。
【0005】
本発明は上記のような従来の課題を解決することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図7(B)に示すようなサンルーフの分割型フレームにおいて、フロント,リヤ及びセンタの各フレームのうちの何れか1つ又は2つ又はすべてのフレームを、左側フレーム部材と右側フレーム部材とに2分割するか又は左端フレーム部材と右端フレーム部材と中央フレーム部材とに3分割し、これらの各フレーム部材をその分割部分にて重ね合わせ溶接固着してフレームを構成したことを特徴とするものである。又、上記各フレーム部材のキャンバー部を要求されるキャンバーより小又は大なるキャンバーに形成しておき、分割部分にて重ね合わせ溶接固着する際、溶接と同時に又は溶接固着後に、要求されるキャンバーに追加補正加工することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記のように構成したことにより、各フレーム部材を分割部分にて重ね合わせ溶接固着するとき、その重ね量を変えることでサンルーフの車幅方向寸法の違いに対応することができ、複数車種のサンルーフ用フレームとして適用することが可能となり、成形型費の節減及び量産効果に基づく大幅なコストダウンをはかることができる。又、フレームのキャンバー部を溶接と同時に又は溶接固着後に追加補正加工することにより、サンルーフの車幅方向寸法の違いによって生ずるキャンバーの微妙な変化に的確に且つ簡単容易に対応することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】
本発明は、図7(B)に例示したように左右のガイドレールを前側と後側と中間部とでそれぞれ連結するフロントフレームとリヤフレームとセンタフレームとからなるサンルーフの分割型フレームを対象とするものであるが、図1〜図6の実施例では、上記フロントフレーム,リヤフレーム及びセンタフレームの3つのフレームのうちセンタフレームについて例示している。
【0010】
図1は本発明の第1の実施例を示すもので、1はセンタフレームであり、該センタフレーム1は、左側フレーム部材2と右側フレーム部材3との2部品よりなり、該左側フレーム部材2と右側フレーム部材3とをサンルーフのセンタラインCL上にて重ね合わせて溶接(通常スポット溶接)固着することによりセンタフレーム1を構成するものである。
【0011】
左側フレーム部材2は、図2に示すように、長手方向(車幅方向)に複数のビード2aが並列に形成されて所定の強度及び剛性が確保され、左端部の所定範囲を左側ガイドレール(図示省略)に接合固着するためのガイドレール取付部21とし、始点部22から右端部にかけては、サンルーフの車幅方向湾曲の左側部分にほぼ合致した形状に湾曲する左側キャンバー部23に形成され、その右端はセンタラインCLを所定範囲右側に越えた位置となり、右端からセンタラインCLの左側に至る所定範囲の部分には、後述する右側フレーム部材3の左端部分を接合固着するための段差部24が形成された構造となっている。
【0012】
右側フレーム部材3は、図3に示すように、複数のビード3aが並列に形成され、右端部の所定範囲を右側ガイドレール(図示省略)に接合固着するためのガイドレール取付部31とし、始点部32から左端部にかけては、サンルーフの車幅方向湾曲の右側部分にほぼ合致した形状に湾曲する右側キャンバー部33に形成され、左端がセンタラインCLを所定範囲左側に越えた位置としたもので、基本的構造において右側フレーム部材2と左右対称構造で、段差部を有しない点でのみ右側フレーム部材2と相違する構造となっている。
【0013】
上記のように構成された左側フレーム部材2の段差部24に右側フレーム部材3の左端部分を重ね合わせ、その重なり部を溶接(スポット溶接)固着することにより、左右にガイドレール取付部を有しその間に所定のキャンバーを有するセンタフレーム1が構成されるものであり、このように構成したことにより、左側フレーム部材2と右側フレーム部材3との重ね量Dを変えることでセンタフレーム1の車幅方向寸法が調整でき、車種によるサンルーフの幅違いに容易に対応できる。尚、左側フレーム部材2のビード2aは、段差部24において他の部分より大きな断面とし、その大きな断面のビード2a′に右側フレーム部材3のビード3aを重ね合せて溶接固着することにより、左端から右端にかけて連続するビードが複数条並設されたセンタフレーム1が得られるようになっている。
【0014】
上記において、車種によってサンルーフの車幅方向寸法が異なると、フレームのキャンバーも幾分異なってくる。そこで、上記左右の各フレーム部材2及び3のキャンバー部23及び33を、標準的に必要とされるキャンバーより小又は大なるキャンバーに加工しておき、両者を重ね合わせて溶接するとき、溶接装置を組み込んだ成形型を用い溶接と同時にキャンバーの追加補正加工して、要求されるキャンバーを有するセンタフレーム1を構成する。或は、フレーム部材2及び3の重なり部を溶接固着した後にキャンバー追加補正加工して、要求されるキャンバーを有するセンタフレーム1を構成してもよい。このように溶接と同時に又は溶接固着後に、キャンバーの追加補正加工を行なう場合、各フレーム部材2,3にキャンバーの始点部22,32が予め明確に形成されていることが大切であり、この始点部22,32が形成されていることによってキャンバーの追加補正加工を簡単容易に行なうことができるものである。
【0015】
図4は本発明の第2実施例を示すもので、この例では左側フレーム部材2と右側フレーム部材3の各キャンバー部23,33の車体中央側端部の所定範囲を平坦部23a,33aに形成し、左側フレーム部材2の段差部24に右側フレーム部材3の端部を重ね合わせ溶接する場合、その重ね合わせ部分が平坦面23a,33aに形成されていることによって、重ね量Dを変化させてもキャンバーが変化しないようにしたものである。
【0016】
この実施例では、左右のフレーム部材2,3の形成時、各キャンバー部23,33を標準的なキャンバーに形成しておき、左右のフレーム部材2,3の中央側端部を重ね合わせ溶接(通常スポット溶接)固着することにより、標準的に必要とされるキャンバーをもったセンタフレーム1が構成されるものであり、従ってサンルーフの幅寸法の違いによって生ずるキャンバーの幾分かの差異への正確な対応はできないが、キャンバーの追加補正加工を一切必要としないので、センタフレーム成形が非常に簡単となり、より一層のコストダウンをはかることができる、という利点を有するものである。
【0017】
図5は本発明の第3実施例を示すもので、上記第1と第2の実施例ではセンタフレーム1を左側フレーム部材2と右側フレーム部材3とに2分割しこの左右のフレーム部材2,3を中央部で重ね合わせ溶接固着してセンタフレーム1を構成した例を示しているのに対し、この図5の第3実施例ではセンタフレーム1を左端フレーム部材4と右端フレーム部材5と中央フレーム部材6とに3分割し、左端フレーム部材4と中央フレーム部材6の左端部分とを重ね合わせ溶接固着すると共に、右端フレーム部材5と中央フレーム部材6の右端部分とを重ね合わせ溶接固着することによってセンタフレーム1を構成するものであり、車種によって異なるサンルーフの車幅方向寸法の違いを、左端フレーム部材4及び右端フレーム部材5への中央フレーム部材6の重ね量Dを変えることにより吸収して対応させるようにしたものである。
【0018】
更に詳しく説明すると、左端フレーム部材4と右端フレーム部材5とは、センタフレーム1の左側と右側のガイドレール取付部21と31とに相当する構造をなす。中央フレーム部材6は、左右部に左端フレーム部材4及び右端フレーム部材5にそれぞれ接合される左側接合部61と右側接合部62とを有し左側接合部61の右端及び右側接合部62の左端を左右の始点部63,64としてその間をキャンバー部65とした構造に形成される。
【0019】
そして、中央フレーム部材6の左側接合部61と右側接合部62を左端フレーム部材4と右端フレーム部材5にそれぞれ重ね合わせ溶接(通常スポット溶接)にて固着してセンタフレーム1を構成するものであり、上記中央フレーム61の左側接合部61と右側接合部62の左端フレーム部材4,右端フレーム部材5へのそれぞれの重ね量Dを変えることにより、車種毎に異なるサンルーフの車幅方法寸法の違いに対応したセンタフレーム1を得ることができるものである。
【0020】
上記において、中央フレーム部材6のキャンバー部65を標準的に必要とされるキャンバーより小又は大なるキャンバーに加工しておき、左右の接合部61,62と左端フレーム部材4,右端フレーム部材5とをそれぞれ重ね合せて溶接する際、溶接装置を組み込んだ成形型を用い溶接と同時にキャンバー部65のキャンバー追加補正加工を行ない、要求されるキャンバーをもったセンタフレーム1を構成する。或は、上記重ね合わせ部を溶接固着した後にキャンバー部65のキャンバー追加補正加工を行なってもよい。
【0021】
この図5の実施例の場合も、図1の実施例と同様、キャンバー部65の左右の始点部63,64を予め明確に形成しておくことにより、キャンバーの追加補正加工を簡単容易に行なうことができる。
【0022】
図6は本発明の第4の実施例を示すもので、センタフレーム1を左端フレーム部材4と右端フレーム部材5と中央フレーム部材6とに3分割し、これらを繋ぎ合せてセンタフレーム1を構成する点においては上記図5の第3実施例と同じであるが、この例では中央フレーム部材6のキャンバー部65の中央部分の所定範囲に平坦部65aを形成し、該キャンバー部のキャンバー追加補正加工は行なわず、中央フレーム部材6の左側接合部61,右側接合部62と左端フレーム部材4,右端フレーム部材5との重ね合わせ固着部の重ね量Dを変えてもキャンバーは変わらず一定のキャンバーをもったセンタフレーム1を構成するようにした点が図5の第3実施例と異なる。
【0023】
上記図4〜図6の各実施例において、センタフレーム1の各構成フレーム部材の詳細な断面形状については図示を省略しているが、図1〜図3の実施例と同様に、各構成フレーム部材には長手方向(車幅方向)に複数のビードが並列に形成され、各構成フレーム部材を重ね合わせ溶接固着するとき、各構成フレーム部材に形成した複数のビード同士が重ね合わされ固着されることによって、左端から右端にかけて連続した複数条のビードで補強,補剛されたセンタフレーム1が構成されるものである。
【0024】
尚、上記図1〜図6の各実施例では、フロントフレーム,リヤフレーム,センタフレームの3つのフレームのうちのセンタフレームに本発明を適用した例を示しているが、センタフレームとリヤフレームとの2つのフレームに本発明を適用してもよく、或はフロントフレーム,リヤフレーム及びセンタフレームの3つのフレームすべてに本発明を適用してもよい。この場合、リヤフレーム及びフロントフレームは、その断面形状がセンタフレームとは異なるが、リヤフレーム,フロントフレームを左側と右側のフレーム部材に2分割し、又は左端フレーム部材と右端フレーム部材と中央フレーム部材とに3分割し、2分割又は3分割したフレーム部材を分割部分で重ね合わせ溶接固着してリヤフレーム,フロントフレームを構成し、その溶接固着部の重ね量Dを変えることでサンルーフの幅方向寸法の違いに対応することは、上記センタフレームの場合と同じである。又、キャンバーの追加補正加工については上記第1及び第3の実施例と同じであり、キャンバー部に平坦部を形成して、車幅方向寸法が変化してもキャンバーの追加補正加工を行なわず、常に一定のキャンバーとすることについては、上記第2及び第4の実施例と同じである。尚、フロントフレーム又はリヤフレームに排水路が構成される場合は、各構成フレーム部材の重ね合わせ部にシール材を介在させて溶接固着するものとする。
【0025】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、左右のガイドレールに左右両端部を接合固着されるフロントフレームとリヤフレームとセンタフレームとの3つのフレームで構成される車両用サンルーフの分割型フレームにおいて、該3つのフレームのうちの何れか1つ又は2つ又はすべてのフレームを、左側フレーム部材と右側フレーム部材とに2分割するか又は左端フレーム部材と右端フレーム部材と中央フレーム部材とに3分割し、この2分割又は3分割した各フレーム部材の分割部分を重ね合わせ溶接固着して、左右部に左右のガイドレールに接合固着するためのガイドレール取付部を有し該左右のガイドレール取付部の中央側端部を左右の始点部とする所定のキャンバーをもったフレームを構成するようにしたことによって、上記各フレーム部材の重ね合わせ溶接固着部の重ね量を変えることで、車幅方向寸法の異なるサンルーフに的確に対応することができ、複数車種のサンルーフ用フレームとして適用できることにより、成形型費の節減及び各フレーム部材の量産効果に基づく大幅なコストダウンをはかることができるもので、実用上多大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、(A)は平面図、(B)は後面図である。
【図2】図1の左側フレーム部材を拡大して示すもので、(A)は平面図、(B)は後面図、(C)は(A)のC−C断面図である。
【図3】図1の右側フレーム部材を拡大して示すもので、(A)は平面図、(B)は後面図、(C)は(A)のC−C断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す後面概略図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す後面概略図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す後面概略図である。
【図7】従来の車両用サンルーフのフレーム構造例を示す分解斜視図であり、(A)は一体型フレーム構造,(B)は分割型フレーム構造をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 センタフレーム
2 左側フレーム部材
3 右側フレーム部材
4 左端フレーム部材
5 右端フレーム部材
6 中央フレーム部材
21 左側ガイドレール取付部
22 始点部
23 キャンバー部
23a 平坦部
24 段差部
31 右側ガイドレール取付部
32 始点部
33 キャンバー部
33a 平坦部
61 左側接合部
62 右側接合部
63 始点部
64 始点部
65 キャンバー部
65a 平坦部

Claims (4)

  1. 左右のガイドレールを前側と後側と中間部とでそれぞれ連結するフロントフレームとリヤフレームとセンタフレームとからなるサンルーフの分割型フレームにおいて、上記フロントフレーム,リヤフレーム及びセンタフレームの3つのフレームのうちの何れか1つ又は2つ又はすべてのフレームを、左端部の所定範囲を左側ガイドレールに固着するためのガイドレール取付部とし該ガイドレール取付部の右側端を始点部とし該始点部から右端にかけてはサンルーフの車幅方向湾曲の左側部分にほぼ合致した形状に湾曲する左側キャンバー部とした左側フレーム部材と、右端部の所定範囲を右側ガイドレールに固着するためのガイドレール取付部とし該ガイドレール取付部の左側端を始点部とし該始点部から左端にかけてはサンルーフの車幅方向湾曲の右側部分にほぼ合致した形状に湾曲する右側キャンバー部とした右側フレーム部材とからなり、該左側フレーム部材の左側キャンバー部の右端部の所定範囲と、前記右側フレーム部材の右側キャンバー部の左端部の所定範囲とに、平坦部をそれぞれ形成し、該平坦部にて左側フレーム部材と右側フレーム部材とを重ね合わせ溶接固着するように構成したことを特徴とする車両用サンルーフのフレーム構造。
  2. 左右のガイドレールを前側と後側と中間部とでそれぞれ連結するフロントフレームとリヤフレームとセンタフレームとからなるサンルーフの分割型フレームにおいて、上記フロントフレーム,リヤフレーム及びセンタフレームの3つのフレームのうちの何れか1つ又は2つ又はすべてのフレームを、左側ガイドレールへの取付部となる左端フレーム部材と、右側ガイドレールへの取付部となる右端フレーム部材と、左右部に左端フレーム部材及び右端フレーム部材にそれぞれ接合される左側接合部と右側接合部とを有し左側接合部の右端及び右側接合部の左端を左右の始点部としてその間をキャンバー部とした中央フレーム部材とからなり、該中央フレーム部材の左側接合部と右側接合部を左端フレーム部材と右端フレーム部材にそれぞれ重ね合わせ溶接固着した構成としたことを特徴とする車両用サンルーフのフレーム構造。
  3. 請求項2に記載した車両用サンルーフのフレーム構造において、中央フレーム部材のキャンバー部は、要求されるキャンバーより小又は大なるキャンバーに形成され、該中央フレーム部材の左側及び右側の接合部を左端フレーム部材及び右端フレーム部材に重ね合わせ溶接固着する際、溶接と同時に又は溶接固着後に、要求されるキャンバーに追加補正加工することを特徴とする車両用サンルーフのフレーム製造方法。
  4. 請求項に記載した車両用サンルーフのフレーム構造において、中央フレーム部材のキャンバー部の中央部分の所定範囲に、平坦部を形成したことを特徴とする車両用サンルーフのフレーム構造。
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