JP3659374B2 - 酒類の品質劣化防止方法及びその酒類 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、清酒の品質劣化防止方法及びその清酒に関し、更に詳細には、糖化・発酵を終了し、上槽後精製し清酒中の酸化作用を有する物質、例えば溶存酸素を除去・低減させ、清酒成分の酸化を抑制して品質劣化防止することを可能とした清酒の品質劣化防止方法及びその清酒に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、貯蔵酒類又は酒類製品中に酸化作用を有する物質、例えば溶存酸素が存在すると、酒類中の各種成分が酸化され、酸化臭や着色が発生し、品質が劣化することが知られている。これを解決するため、貯蔵酒類を活性炭処理して酸化及び着色物質を除去している。この時同時に有用な香味成分も減少することになる。一方では、酸化反応を遅らせるため酒類製品は低温下で保存したり、チルド流通、製品滞留月数の短縮など行っているが充分であるとは言えない。
【0003】
酒類の品質劣化防止に関する技術の試みの一つとして、酒類の製造ラインにおいて発酵原液を脱気する工程を設けることを特徴とする酒類の製造方法(特開平6−141840号)がある。すなわち、脱気処理(物理的な手法)で気体を除去するものであり、溶存酸素のみの除去で、そのほかの酸化作用を有する物質は残存する。 二つとして、清酒を充てんした貯蔵容器中の空隙部に脱酸素剤を保持し、溶存酸素を減少(特開昭61−289877号)させる。これは、充てん製品の製品ヘッドスペース中の酸素を除去することが主で、清酒液中自身の溶存酸素を減少させるには時間がかかり、結果として酒類中の酸化が進行する。酸素を主に除去するので酒類中の酸化作用を有する物質はそのまま残り、酸化を防止することにならない。
三つとして、ビール製品中に酵母を添加し、酸素によるビール中の酸化を抑制し、経時的香味変化の防止(特公平7−40911号)がある。ビールは炭酸ガスを過剰に含む酒類であり、元々溶存酸素濃度は低く抑えられており、生成してきた品質劣化成分を酵母により代謝させることも主眼としている。
更に四つとして、清酒に酵母あるいは固定化酵母を添加し、清酒本来の香味を変化させないに老香〔3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン{ 3-hydroxy-4,5-dimethyl-2(5H)-furanone}、以下、HDMFと略記する〕の除去(特開昭60−34175号)がある。これは、貯蔵後に酸化により発生した品質を劣化させる成分を除去するものである。このような状況にかんがみ、酒類の貯蔵中及び製品中の酸化作用を有する物質、例えば溶存酸素を除去・低減させ品質の劣化防止を図る技術が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、品質劣化の少ない、貯蔵前のフレッシュ感あふれる清酒製品を消費者に提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は、アルコール濃度が15v/v%以上の上槽後の清酒へ酵母を添加及び/又は酵母をアルコール濃度が15v/v%以上の上槽後の清酒(以下、場合により清酒と略記する)で希釈し、清酒中の酸化作用を有する物質を除去・低減させ、溶存酸素濃度を6ppm以下にすることを特徴とする清酒の品質劣化防止方法に関し、第2の発明は前記方法を用いて得られる清酒に関する。
【0006】
貯蔵前及び貯蔵中の清酒中及び出荷後の清酒中には、5ppm〜15ppm程度の溶存酸素が含まれており、またこれ以外にも酸化作用を有する物質により官能上好ましくない老香(HDMF)や酸化臭を発生させ、また着色も進行し、品質を著しく損ねている。そこで貯蔵前及び貯蔵中の清酒中あるいは出荷後の清酒中に含まれる溶存酸素やそのほかの酸化作用を有する物質を酵母により除去・低減し、品質劣化を防止する方法及びその清酒を本発明者らは鋭意検討した。
すなわち上槽後の清酒へ酵母を添加及び/又は酵母を上槽後の清酒で希釈することによってこれら清酒中で酸化作用を有する物質を除去・低減させることにより、溶存酸素濃度を6ppm以下にすることができ、酸化が抑制され清酒の品質が安定することを見出し、本発明を完成させた。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明に用いる清酒は原料処理、仕込み、糖化・発酵、上槽及び精製工程を経て製品となる
【0008】
本発明において、清酒への酵母の添加及び/又は酵母を清酒で希釈するのに使用する容器には、特に限定はなく、ガラス壜、カン、ペットボトル、ステンレス製タンク等通常の液体用に用いるものから適宜選択できる。
【0009】
本発明に用いる酵母は、特に限定はないが、好ましくは醸造や食品製造に用いられる酵母であればよくサッカロミセス(Saccharomyces)属、シゾサッカロミセス(Shizosaccharomyces) 属酵母があり、例えば、醸造分野で用いられる清酒用酵母、ワイン用酵母、ビール用酵母、醤油用酵母、味噌用酵母並びに食品分野で用いられるパン用酵母が挙げられる。
酵母の培養条件は、特に限定はなく、好気下、嫌気下いずれの条件下での培養でもよいが、短期間で酵母を収率よく菌体を得るためには、好気的培養が好ましい。また、酵母の使用は、活性を有しておれば特に限定はないが、培養後の生酵母、乾燥酵母が挙げられる。
【0010】
本発明の清酒への酵母の添加及び/又は酵母の清酒での希釈における菌濃度は、温度0℃超〜40℃の場合に清酒と酵母との接触時間にもよるが、102 〜108 個/mlである。好ましくは103 〜108 個/ml、更に好ましくは105 〜108 個/mlである。
【0011】
本発明の実施の形態としては清酒へ酵母を添加及び/又は酵母を清酒で希釈するが、例えば、一つとして、清酒貯蔵時に酵母を106 個/ml程度添加し、清酒中溶存酸素やそのほかの酸化作用を有する物質を除去しつつ、定法通りに数ヵ月間保存後、ろ過除菌を行う。二つとして、清酒貯蔵時に酵母を107 個/ml程度添加し、数時間かくはんし、溶存酸素やそのほかの酸化作用を有する物質を完全に除去し、ろ過除菌後、製品瓶詰を行う。三つとして、清酒製品中に106 個/ml程度添加し、低温流通を行って生酵母により溶存酸素やそのほかの酸化作用を有する物質を除去する等が挙げられる。溶存酸素濃度は6ppm以下までに除去・低減させることが、更に好ましくは2ppm以下までに除去・低減させることが品質の上から好ましい。また、本発明においては、酵母を2種以上用いてよいし、何回かに分けて添加及び/又は希釈してもよい。添加及び希釈は交互に行ってもよい。
【0012】
【実施例】
以下、実施例によって本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0013】
実施例1
まず、表1に示す17種の醸造酵母を用いYPD(酵母エキス、ペプトン、デキストロース)培地にて通気かくはん培養して菌体を得た。これら菌体を用い生酒製品中での増殖及び死滅の検討を行った。すなわち、容器入り清酒の生酒(アルコール濃度、15.3v/v%、清酒で火入殺菌処理を行っていないもの)に、酵母菌濃度が1×103 個/mlになるように添加し、5℃、10℃、20℃及び30℃の各温度で28日間保持した。経時的にサンプリングし、生菌数を通常のプレート(YPD培地使用)を用いる方法で測定した。その結果を図1〜図4に示した。縦軸には用いた17種の酵母を示し、横軸には保存日数を示した。
【0014】
【表1】
Figure 0003659374
【0015】
図1〜図4より、菌数は、生酒への接種1×103 個/mlをN0 とし、全菌数生存の場合を1、半菌数生存した場合を1/2、全菌数死滅の場合を0とした。経時的に変化する生菌数をNで示した。本試験に用いた17種の酵母のいずれもが、この条件では増殖して菌数を増加させることはなかった。30℃の条件では、用いた酵母いずれもが3日以内に死滅したが、5℃の条件ではほぼ菌の半数が生存した。
【0016】
したがって、低温と考えられる、0〜10℃においては、容器中酵母存在で酒類中の溶存酸素やそのほかの酸化作用を有する物質の低減・除去に酵母の作用が持続する。一方、常温と考えられる10℃超〜35℃では、酵母を添加及び/又は希釈して酒類中の酸化作用を有する物質、例えば溶存酸素を短期間で低減・除去した後、死滅する前に酵母を除去してもよい。酵母の酒類中での菌濃度は、低温では102 〜105 個/ml、常温では105 〜108 個/mlが好ましい。
【0017】
実施例2
次に清酒中のアルコールによる酵母増殖抑制効果を確認するため、通気条件(溶存酸素供給)、栄養豊富な条件(グルコース添加)での酵母培養試験を行った。まず、市販の清酒を常温減圧濃縮し、アルコール分を除去し、容量を減少させた。そして、アルコール終濃度が0、10、15、20v/v%になるように95v/v%アルコールを添加した。また、グルコース濃度が5w/v%になるように添加し、元の容量になるよう蒸留水で調整した。それぞれ調整した清酒へ、協会701号、協会5号、協会8号酵母を1×106 個/mlになるように接種した。接種した清酒は、通常の振とうフラスコを用いて25℃で48時間振とう培養し、10mmセルで波長660nmで濁度(OD660 10 )を測定し、濁度の増加及び減少で酵母菌の増殖及び死滅について評価した。その結果を表2に示した。
【0018】
【表2】
Figure 0003659374
【0019】
表2より、酵母の増殖は、増殖に都合のよい振とう培養でも、アルコール濃度が15v/v%以上では、種を接種したときと培養後、濁度が増加せず増殖しないことが確認できた。また、更に栄養源としてグルコースを5w/v%添加した場合も、アルコール濃度が15v/v%以上で増殖せず、グルコースの消費もほとんど認められなかった。これらの増殖しなかったサンプルと、植菌前のサンプルの官能検査で比較したが差異は認められなかった。
以上の結果、貯蔵清酒(アルコール濃度、20v/v%前後)、市販製品清酒(アルコール濃度、15v/v%前後)においては、添加された酵母及び/又はこれらの清酒に希釈された酵母は増殖せず、酒質そのものの味覚に関与する成分を変化させないことが明らかとなった。
【0020】
実施例3
協会701号酵母をYPD培地を用い通気培養した。この通気培養した酵母を滅菌水で無菌的に洗浄し、容器入り市販清酒(アルコール濃度、15v/v%前後)に、酵母菌濃度がそれぞれ106 個/ml、107 個/ml及び108 個/mlの水準になるように植菌し、5℃において密閉して静置保持し、清酒中の溶存酸素含量を経時的に測定した。その結果を図5に示した。なお、図5において、縦軸は溶存酸素(ppm)、横軸は時間(時)を意味する。
【0021】
図5より酵母菌濃度108 個/mlでは5℃で2時間で、107 個/mlでは7時間で、初発10ppmの溶存酸素が完全に除去できた。また、酵母菌濃度106 個/mlでは、60時間で約60%となり、清酒中溶存酸素の40%が除去できた。
以上の結果より、目的に応じて、例えば、5℃で数時間で溶存酸素を除去したい場合は、酵母菌濃度107 個/ml以上であればよく、長期保存(3日以上)では106 個/ml程度で溶存酸素が低減・除去できる。また、このように107 〜108 個/ml酵母を清酒中に浸した後、溶存酸素を除去したのち酵母を清酒中から除いても、品質劣化防止の効果は保持される。
【0022】
実施例4
次に、火入れ清酒を用いて、酵母による品質劣化防止の効果を確認・評価した。すなわち、精製工程における活性炭処理後に火入れした清酒の原酒(アルコール濃度20.2v/v%、日本酒度+1.0)を容器に入れて用意した。一方協会701酵母を常法に従って通気培養し、集菌し、滅菌水で洗浄後、容器入り清酒中へ107 個/mlとなるように酵母を添加した。対照としては、酵母無添加のものを用意した。酵母を添加した清酒及び対照としての酵母無添加の清酒を15℃で7時間静置し、酵母により清酒中の溶存酸素及びそのほかの酸化作用を有する物質を除去した後、嫌気下でろ過して酵母を分離した。除酵母した清酒を再び嫌気下で褐色ガラス容器に充てん後密栓して、30℃で6ヵ月間保存した。
30℃で6ヵ月間保存後の清酒の一般成分の分析を行い表3に示した。
【0023】
【表3】
Figure 0003659374
【0024】
表3より、本発明品と対照品との成分を比較すると、アルコール、日本酒度、酸度、アミノ酸度は差異がなく、本発明品の溶存酸素は完全に除去されていたが、対照品は溶存酸素が9.8ppm残存していた。
【0025】
続いて、本発明品及び対照品の官能検査をパネラー18名で行い、5段階法(1:良−5:悪)で評価した。その結果を表4に示した。
【0026】
【表4】
Figure 0003659374
【0027】
表4より、官能評価の結果、本発明品の香りはしぼった状態に近く、新鮮な感じが保持された。対照は幾分老香があり、嗜好的に好ましくないと評され、味も本発明品は新酒の味が保持され、対照品はカラメル様の味がかすかに感じられ品質劣化しているとの評であった。
これは、酵母により清酒中の溶存酸素及びそのほかの酸化作用を有する物質が除去され、30℃6ヵ月間保存中にも清酒の品質劣化成分が生成せず、品質が保持できた結果である。
【0028】
実施例5
また、生酒を用いて、酵母による品質劣化防止の効果を確認・評価した。すなわち、精製工程において限外ろ過膜(UF)処理した生酒(アルコール濃度15.2v/v%、日本酒度+3.0)を褐色ガラス容器に入れて用意した。一方、協会701酵母を常法に従って通気培養し、集菌し、滅菌水で洗浄後、容器入り生酒中へ106 個/mlとなるように嫌気下で酵母を添加した。対照としては、酵母無添加のものを用意した。酵母を添加した清酒及び対照としての酵母無添加の生酒を5℃で6ヵ月間保存した。本発明品では酵母により生酒中の溶存酸素及びそのほかの酸化作用を有する物質が除去されているので、対照品との一般成分の分析を行い表5に示した。
【0029】
【表5】
Figure 0003659374
【0030】
表5より、本発明品と対照品との成分を比較するとアルコール、日本酒度、酸度、アミノ酸度は差異がなく、本発明品の溶存酸素は対照品の10.3ppmに対して1.8ppmと対照品の20%以下に低減していた。
【0031】
続いて、本発明品及び対照品の官能検査をパネラー18名で行い、5段階法(1:良−5:悪)で評価した。その結果を表6に示した。
【0032】
【表6】
Figure 0003659374
【0033】
表6より、本発明品は生酒のしぼり立てのフレッシュ感が残り、新鮮な風味が保持されていたが、対照品は酒質にフレッシュ感がなく経日変化により火入れ酒に似た風味に近づいているとの評価であった。
【0034】
【発明の効果】
本発明による清酒の品質劣化防止方法である酵母の添加及び/又は希釈を用いることにより、清酒品質はでき立ての新鮮な風味が貯蔵中や製品になってからも保持され、いつも品質劣化のないフレッシュ感のある酒質の清酒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各種酵母菌の5℃保存の生酒中での生存数を示す図である。
【図2】各種酵母菌の10℃保存の生酒中での生存数を示す図である。
【図3】各種酵母菌の20℃保存の生酒中での生存数を示す図である。
【図4】各種酵母菌の30℃保存の生酒中での生存数を示す図である。
【図5】酵母菌添加による清酒中溶存酸素の減少(5℃)割合を示す図である。

Claims (3)

  1. アルコール濃度が15v/v%以上の上槽後の清酒へ酵母を添加及び/又は酵母をアルコール濃度が15v/v%以上の上槽後の清酒で希釈し、清酒中の酸化作用を有する物質を除去・低減させ、溶存酸素濃度を6ppm以下にすることを特徴とする清酒の品質劣化防止方法。
  2. 添加及び/又は希釈した酵母を必要に応じて該清酒中から除去することを特徴とする請求項1記載の清酒の品質劣化防止方法。
  3. 清酒が請求項1又は2に記載の品質劣化防止方法を用いて得られるものであることを特徴とするアルコール濃度が15v/v%以上で、かつ、溶存酸素濃度が6ppm以下である清酒
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