JP3655094B2 - 椅子式エアーマッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脚用マッサージ具を備える椅子式エアーマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の椅子式エアーマッサージ機は、図11に示されるように椅子本体1の座部2及び背凭れ3に施療袋4〜8を内蔵しているとともに、椅子本体1の前側にこの本体1から取外せないように脚用マッサージ具9が回動可能に取付けられている。この脚用マッサージ具9は、使用者の下肢を収容可能な一対の下肢セット溝10を有しているとともに、これらの下肢セット溝10の相対向する溝壁部の夫々に脚用施療袋11を内蔵している。そして、ハンドル12の操作に基づいて脚用マッサージ具9は、図11に示すように座部2の前縁から下方に折れ曲がるように連なって下肢セット溝10が上下方向に延びるように立てた縦置き姿勢と、図示しないが座部2の前縁から前方に突出するように連なって下肢セット溝10が前後方向に延びるように横になった横置き姿勢とのいずれかを選択して配置されるようになっている。
【0003】
この椅子式エアーマッサージ機は、通常、横置き姿勢にした脚用マッサージ具9の下肢セット溝10に椅子本体1に座った使用者の下肢を通して使用される。その際には、座部2の下側等に配置された図示しないエアー給排気装置による圧縮空気の給排気に伴って、前記各施療袋4〜8及び11のうち必要とする施療袋が膨張・収縮されて、エアーマッサージがなされる。また、このマッサージ機において脚用マッサージ具9を使用しない時には、この脚用マッサージ具9は、図11に示される縦置き姿勢に配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように脚用マッサージ具9は下肢セット溝10を作るために相対向する壁部を有している。そのため、椅子式エアーマッサージ機を通常の椅子として使用したり、椅子本体1の施療袋4〜8のみを用いてマッサージする場合などに、非使用状態の脚用マッサージ具9を縦置き姿勢にした状態では、前方に張り出すように突出する前記壁部が座部2の下側前方に位置される使用者の下肢に当って邪魔になり易いという問題がある。又、脚用マッサージ具9は既述のように椅子本体1にこれから取外せないように連結されているから、椅子本体1に座ることなく脚用マッサージ具9を取外して単独で使用することは不可能であり、必ず椅子本体1に座って使用しなければならないという制約がある。しかも、椅子本体1から取外すことができない脚用マッサージ具に対しては、エアー給排気装置も分離できないから、例えば、前記エアー給排気装置を共用してエアーマット等のアタッチメントを椅子本体と併用する等の使用態様を得ることができないという問題がある。
【0005】
また、脚用マッサージ具9に設けた下肢セット溝10と座部2の前部との距離は一定であることから脚用施療袋11の距離も一定であり、したがって、使用者が座部2に座り下肢を下肢セット溝10にセットしたときは、脚用施療袋11は常に下肢の同じ位置と対応することになり、前記対応する位置以外の部分つまり膝部寄りあるいは足首寄りの部分のマッサージができないという問題がある。
【0006】
したがって、本発明が解決しようとする第1の課題は、脚用マッサージ具を邪魔にならないように配置できるとともに、椅子本体に座ることに制約されずに脚用マッサージ具を使用できる椅子式エアーマッサージ機を得ることにある。
【0009】
本発明が解決しようとする第2の課題は、脚用マッサージ具を邪魔にならないようにすることができるとともに、下肢施療袋を下肢の所望の位置に対応させるように脚用マッサージ具を配置できるようにした椅子式エアーマッサージ機を得ることにある。
【0010】
本発明が解決しようとする第3の課題は、前記第2の課題を解決しつつ脚用マッサージ具の脚載せ台からの取外しを容易にできるエアーマッサージ機を得ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記第1の課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の主施療袋が内蔵された椅子本体と、この椅子本体に設けられた座部の前方に回動可能に設けられ少なくとも略水平状態に位置決め可能に設けられた支持部材と、この支持部材に取り付けられるとともに案内面を有する連結部が形成された脚載せ台と、使用者の下肢を収容可能な一対の下肢セット溝及びこの一対の下肢セット溝内にセットされ前記下肢を施療する複数の脚用施療袋を有するとともに、前記案内面に案内される被案内面を有し前記脚載せ台の連結部に係合する係合部を有し、この係合部を前記連結部に係合させて前記脚載せ台に着脱可能に取り付けられ、前記座部の前方に配置された前記脚載せ台上の第1位置と前記脚載せ台から取り外され前記第1位置以外の第2位置とに選択的に配置される脚用マッサージ具と、前記主施療袋及び前記脚用施療袋に対して圧縮空気を給排気するエアー給排気装置とを具備したものである。
【0020】
この請求項1記載の発明においては、椅子本体に対して回動可能な支持部材に取り付けた脚載せ台に、脚用マッサージ具を着脱可能に取り付けたことから、通常の椅子として使用する場合など必要に応じて脚用マッサージ具を座部の前側第1位置から取外して椅子本体に座った使用者の下肢に当たることがない第2位置に配置できるという作用を有するものである。また、脚用マッサージ具の脚載せ台への取付は連結部の被係合部の案内面と係合部の被案内面とによって容易であるという作用を有するものである。
【0021】
また、第2の課題を解決するために、請求項1に従属する請求項2の発明は、前記脚載せ台を前記座部との距離を調節できるように前記支持部材に移動可能に取り付けたことを特徴とするものである。
【0022】
この請求項2の発明においては、請求項1の発明の作用に加えて、支持部材に移動可能に取り付けられた脚載せ台を介して脚用マッサージ具を、座部との距離を調節できるように移動させて、脚用施療袋を下肢の所望の位置に対応させることができるという作用を有するものである。
【0023】
また、前記第3の課題を解決するために、請求項1または請求項2に従属する請求項3の発明は、前記脚用マッサージ具に形成された係合部を、脚用マッサージ具の前後方向中央部から前後方向いずれかの方向に偏位させた位置に形成するとともに、前記係合部が形成されている側の前記脚用マッサージ具の端縁を前記脚載せ台に当接させ、この端縁を回動支点として前記脚用マッサージ具を回動させて、前記係合部を前記連結部から離脱させるようにしたことを特徴とするものである。
【0024】
この請求項3の発明は請求項1または請求項2に従属するので、前記請求項1または請求項2の発明の作用に加えて、脚載せ台に脚用マッサージ具の端縁を当接させ、この端縁を回動支点として回動させることにより、脚用マッサージ具の係合部を連結部から離脱できるから、脚用マッサージ具の脚載せ台からの取り外しが容易であるという作用を有するものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5を参照して本発明の参考例を説明する。
【0026】
各図中21は椅子本体であって、これは、本体フレーム22に取付けられた座部23と、この座部23の後側に連なるように配置された背凭れ24とを備えている。背凭れ24は、図示しないリクライニング機構を介して起倒可能に設けられているが、動かないように固定して設けてもよい。又、椅子本体21は本体フレーム22の左右両側に夫々取付けられ上縁部が肘掛けを兼ねる側板部21aを備えている。
【0027】
座部23には、その左右方向に延びて主施療袋としての腿用施療袋25と尻用施療袋26とが夫々内蔵されている。背凭れ23にも複数の主施療袋が内蔵されている。図示の例では、背凭れ23の幅方向中央部に上下方向に延びて配置される背筋用施療袋27と、この両側に夫々位置して背凭れ23の下部に配置される一対の腰用施療袋28と、同じく背筋用施療袋27の両側に夫々位置して背凭れ23の上部側に配置される一対の肩用施療袋29とが内蔵されている。
【0028】
座部23で上方を覆われるとともに左右両側を側板部21aで覆われた前記本体フレーム22の内側には、図2に示されるようにエアー給排気装置31が設置されている。この装置31は、エアーコンプレッサー、このコンプレッサーから吐出される圧縮空気の脈動を吸収するサージタンク、このタンク内の圧縮空気を前記各施療袋25〜29等に同時又は順に分配して、これらの施療袋25〜29に対して可撓性のチューブ30を介して個別に圧縮空気を給排気するロータリー式給排気弁等を備えているとともに、前記コンプレッサー及び給排気弁等の動作を制御する主コントローラを備えている。この装置31による圧縮空気の給排気に従い各施療袋25〜29は指定された順序にしたがって膨張・収縮を繰り返すから、椅子本体21に座った使用者の前記各施療袋25〜29に対応する位置の被施療部が圧迫・弛緩されて、被施療部がエアーマッサージされるようになっている。
【0029】
本体フレーム22の前部には脚載せ台32が枢軸33(図2参照)を介して回動可能に取付けられている。脚載せ台32は、図1中2点線鎖線及び図3〜図5に示されるように座部23の前縁から前方に連続し略水平な姿勢で突出する使用位置と、図1中実線及び図2に示されるように座部23の前縁から下方に折れ曲がるように連続し略垂直な姿勢で両側板部21a間に格納される非使用位置とにわたって回動されるとともに、その位置を夫々保持できるようになっている。この脚載せ台32は一方の側板部21aの外面から突出された操作ハンドル34を操作することにより回動される。
【0030】
椅子本体21の脚載せ台32には図2〜図4に示される脚用マッサージ具41が着脱可能に取付けられるようになっている。マッサージ具41は、マッサージ具本体42と、これに接続された可撓性の空気チューブ43とを備えている。マッサージ具本体42は、ベース部44の上面に一対の側壁45と中央壁46とを設けるとともに、これら側壁45と中央壁46との間に上方及び前後が夫々開放された下肢セット溝47を形成し、かつ、これら一対のセット溝47に臨んだ各壁45、46の溝壁部に夫々脚用施療袋48を取付けている。各施療袋48は前記溝壁部に内蔵しても或いは外側に露出して設けてもよい。各施療袋48は、前記ベース部44内に配管された図示しないチューブを介して前記空気チューブ43に夫々連通されていて、同時に膨張・収縮される。
【0031】
空気チューブ43はその先端部に接続口体49を有している。この接続口体49は前記椅子本体22の例えば一方の側板部21aの外面に露出して配置された接続部50に着脱可能に接続されている。接続部50には前記エアー給排気装置31から導かれた一本のエアー配管51(図2参照)が接続されている。したがって、エアー給排気装置31の動作に伴って、エアー配管51、接続部50、空気チューブ43、及びベース部44内の図示しないチューブを介して各脚用施療袋48に圧縮空気が給排気される。前記空気チューブ43は、接続部50に接続された状態でマッサージ具本体42を、第1位置すなわち図3に示されるように座部23の前方に配置された脚載せ台32上、又は、第2位置、すなわち、図2に示されるように座部23の下方空間、或いは図4に示されるように椅子本体21の周囲に配置するのに十分な長さを有している。
【0032】
図4に示されるようにマッサージ具本体42の底面には、前記脚載せ台32への取付け手段として例えば2本の締結用ベルト52が取付けられている。これらベルト52はその先端部に平面ファスナ53、54を有している。マッサージ具本体42を脚載せ台32上に取付けるとき、ベルト52は脚載せ台32の裏面側に回されてその平面ファスナ53、54を互いに重ね合わせて結合することにより図3に示されるように脚載せ台32上に取付け保持される。前記結合は平面ファスナ53、54を互いに引き剥がすことで行われ、それにより、脚載せ台32上からマッサージ具本体42を取外すことができる。したがって、これらベルト52と脚載せ台32とは、座部23の前側に脚用マッサージ具41のマッサージ具本体42を配置するための取付け手段をなしている。
【0033】
座部23で上方を覆われるとともに左右両側を側板部21aで覆われた前記本体フレーム22の内側には、前記エアー給排気装置31の前側に設定される保管スペースS(図2参照)が確保されている。このスペースSは脚用マッサージ具41のうち少なくともマッサージ具本体42を収容できる大きさである。保管スペースSに対して脚用マッサージ具41は、脚載せ台32を前記使用位置に配置した状態で、椅子本体21の前側から出し入れされる。
【0034】
図2以外の各図において符号56はエアー給排気装置31に接続された電源コード、57はリモートコントローラである。リモートコントローラ57は図3及び図4に示す使用形態でも手元に置けるだけの長さのコントロールケーブル57aを介してエアー給排気装置31に接続され、このコントローラ57により使用者が所望とするマッサージモードが指定されるようになっている。
【0035】
又、図5中58は必要に応じて使用されるアタッチメントとしてのエアーマットであり、これは、使用者の身体を支える椅子本体21の身体支持面(座部23、背凭れ24、及び脚載せ台32の各表面)上に重ねて使用されるマット本体59と、この本体59に接続された可撓性の空気チューブ60とから形成されている。空気チューブ60はその先端に前記接続部50に着脱可能な接続口体61を有している。
【0036】
前記椅子式エアーマッサージ機の標準的な使用形態(第1使用形態)は図3に示されている。この使用形態では、前記使用位置に配置された脚載せ台32上にベルト52を介して脚用マッサージ具41が取付けられるとともにその空気チューブ43が椅子本体21の接続部50に接続された状態で、このマッサージ具41の一対の下肢セット溝47の夫々に椅子本体21に座った使用者の下肢をセットした状態でリモートコントローラ57によるマッサージモードの指定に従い、各施療袋25〜29及び48の内の少なくとも一つが膨張・収縮されて、エアーマッサージが行われる。
【0037】
図4は第2使用形態を示しており、この形態において脚用マッサージ具41は、椅子本体21が有した脚載せ台32から取外され、その空気チューブ43が椅子本体21の接続部50に接続された状態のままで椅子本体21の近くの床面上に置いて使用される。つまり、床面上に座った若しくは仰臥した使用者は、自らの下肢を前記床面上に設置された脚用マッサージ具41の下肢セット溝47にセットした状態で、リモートコントローラ57で下肢マッサージモードを指定することにより、下肢に対するエアーマッサージを受けることができる。
【0038】
この場合、椅子本体21に他の使用者が座ることができる。そのため、前記リモートコントローラ57で椅子本体21内の各施療袋25〜29の内の少なくとも一つを膨張・収縮させるとともに、前記脚用施療袋48を膨張収縮させるマッサージモードを指定する場合には、同時に二人に対するエアーマッサージができる。なお、この場合、脚載せ台32は前記非使用位置に配置してもよい。
【0039】
以上のように図3に示す使用形態と図4に示す使用形態とを得るので、この椅子式エアーマッサージ機の使用形態を多様化でき、使い勝手を向上できる。
【0040】
しかも、図5に示されるようにエアーマット58を用意する場合には、これを脚用マッサージ具41に代えて椅子本体21に取付けて使用できるので、更に使用形態の多様化を図ることができる点で優れている。このエアーマット58を使用する場合には、このマット58に対する圧縮空気の給排気が繰り返されるマッサージモードのみが指定される。このモードでは図示しない前記主コントローラにより圧縮空気の給排気間隔が長く設定されて、ゆっくりとしたリズムで給排気が繰り返される。したがって、それに伴うエアーマット58のゆっくりとした膨張・収縮に伴い、使用者の身体は柔らかく包まれたようになるので、リラックスさせることができる。もちろん、エアーマット58を使用する場合に、これを椅子本体21外に置いて使用することも可能であるから、その際にもエアーマット58と椅子本体21とを同時に二人で使用することが可能である。
【0041】
又、前記椅子式エアーマッサージ機の非使用時、又は脚用マッサージ具41の非使用時において、脚用マッサージ具41は図2のように配置される。つまり、座部23の下側に設けた保管スペースSに脚用マッサージ具41を収容して保管できる。そのため、前記マッサージ機を図1に示すように通常の椅子として使用する場合や、椅子本体21の各施療袋25〜29だけを膨張・収縮させてエアーマッサージをする場合等に、使用者の下肢と脚用マッサージ具41とが接触して、このマッサージ具41が邪魔になることがない。したがって、脚用マッサージ具41の保管場所に苦慮することがなくなり、このマッサージ機の使い勝手を向上できる。しかも、保管スペースSの出し入れ口は脚載せ台32で閉じられるから、体裁がよい。
【0043】
なお、前記参考例において、例えば、脚用マッサージ具41及びアタッチメント(エアーマット58等)の空気チューブを省略する代りに、このチューブを椅子本体に設けて、その先端に設けた接続口体49を、脚用マッサージ具41及びアタッチメント(エアーマット58等)に設けた接続部50に着脱可能に接続するようにして実施することもできる。
【0044】
つぎに、この発明の第1の実施の形態を図6ないし図10を参照して説明する。なお、この第2の実施の形態が前記参考例と相違する構成は、脚載せ台130と脚用マッサージ具140との着脱に関する構成および脚載せ台130の椅子本体21への取付けに関する構成であり、他の構成は同じであることから、参考例と同一構成部分には同一符号を用いることとし、各構成の詳細については説明を省略する。
【0045】
図6に示すように、本体フレーム22の前方上部には支持部材100が、枢軸106を介して回動可能に取り付けられている。この支持部材100は一対の支持軸101とこれら支持軸101の基部側を連結部材102によって連結固定されており、また、両支持軸101の基部側端部には軸孔を有する軸受部103が固着されている。
【0046】
そして、前記軸受部103の軸孔に前記本体フレーム22に設けた前記枢軸106を嵌合することにより、上述したように支持部材100は本体フレーム22に回動可能に取り付けられているものである。
【0047】
また、この支持部材100は、時計方向に最も回動させたときは図6に実線で示すように座部23の前方に略水平状態に突出した使用位置に位置し、また、反時計方向に最も回動させたときは、同図に2点鎖線で示すように座部23の前縁から下方に折れ曲がるように垂下し略垂直な非使用位置に位置するようになっている。
【0048】
そして、この支持部材100は、参考例の場合と同様に操作ハンドル34を操作することにより、前記使用位置と非使用位置とにわたって回動されるとともにその位置を夫々保持できるようになっている。
【0049】
つぎに、前記支持部材100に移動可能に取り付けられる脚載せ台130について説明する。なお、以降の説明において脚載せ台130および脚用マッサージ具140の座部23側に位置する側を後部または後部側と、この後部側と反対側を前部または前部側ということとする。
【0050】
この脚載せ台130は、図7及び図8に示すように基板131とこの基板131に取り付けられる連結部としての連結部材135および摺動軸受139などから構成されている。
【0051】
そして、前記基板131は、上面方からの投影が略長方形状に形成され、その周縁部には上方に向けて突出した周壁132が形成されている。この周壁132には図7において下方側に開口した連続溝133が形成されている。
【0052】
また、前記基板131の長辺方向(以下左右方向という)の両端側にそれぞれ、前後方向中央部よりも後部側に偏位した位置に、前後方向に沿って上方に突出させるとともに上面を平坦面とした取付部134が形成されている。また、この取付部134の前後方向両端部には貫通孔134aが設けられている。
【0053】
つぎに、前記連結部材135は、図6ないし図9に示すように、断面円形状の結合部135a(図8、図9参照)、この結合部135aの両側に直角に折り曲げて形成された脚部135bとからなるコ字状に形成されている。そして、前記脚部135bにはねじ孔135cが形成されており、このねじ孔135cを前記取付部134の貫通孔134aに対応させ、ねじ136を貫通孔134aに挿通しこのねじ136を前記ねじ孔135cに螺合することによって、連結部材135は前記取付部134に取り付けられるものである。
【0054】
なお、断面円形状の前記係合部135aの円弧面は案内面を形成しているものである。
【0055】
また、前記脚部135bのうち前側(図7において左側)の脚部135bは、図7に示すように後述する脚用マッサージ具140の後端部つまり周壁142の下側の外周縁142aが脚載せ台130に当接する部位つまり回動支点Pと前側の脚部135bの基部との長さを半径Rとした軌跡(図7に一点鎖線で示した曲線)とする円弧より僅かに小さい円弧に形成されている。
【0056】
また、前記基板131の下面つまり裏面には前記摺動軸受139が一体的に取り付けられており、この摺動軸受139は図8に示すようにU字の第一の軸受部材139aとこの第一の軸受部材139aの内部に設けられた第二の軸受部材139bとから構成され、両軸受部材139a、139bによって前記支持部材100の支持軸101が摺動自在に挿入されている。このことによって、脚載せ台130は支持部材100に座部23の前方に前後方向に移動可能となっており、座部23との距離を調節できるようになっているものである。
【0057】
なお、脚載せ台130を、摺動軸受139に支持軸101を挿通して取り付けた後は、支持軸101の先端部に取り付けられた図示しない抜止部材によって抜け止めされるとともに、前後方向に摺動させて移動し任意の位置に位置決めされるようになっている。
【0058】
また、前記基板131の上面部には例えばウレタンフォームなどからなるクッション部材137が配置され、このクッション部材137を覆ってカバー138が設けられている。このカバー138の外周縁部は前記周壁132に設けた連続溝133に折り込まれるとともに、その外周縁部は弾性紐138aによって弾性的に絞り込まれて取り付けられている。
【0059】
また、脚載せ台130は、前記クッション部材137が設けられていることから、後述する脚用マッサージ具140を取り外した状態で、椅子本体21に座った際に使用者は脚載せ台130に下肢を気持よく載せておくことができるものである。
【0060】
つぎに、脚用マッサージ具140について説明する。
【0061】
この脚用マッサージ具140は、図7に示すように参考例で説明したベース部44を形成する長方形状の底板141、この底板141の周縁部に形成した周壁142にねじ143によって取り付けられ、長辺方向(以下左右方向という)両側に設けられた両側壁45、この両側壁45の間に設けられた中央壁46を形成する壁枠部材148(図7では一方の側壁45を形成する壁枠部材のみを示してある)等から構成されている。また、前記底板141の周縁部に形成された周壁142の下側の外周縁142aは脚載せ台130の上面つまり周壁132の上面にカバー138を介して当接している。
【0062】
そして、前記底板141の左右方向両端側には、前後方向中央部よりも後部側に偏位した位置に、前後方向に沿って上方に膨出させた膨出部144が形成されている。この膨出部144の内部は下端側を開口した凹部145となっており、この凹部145の前後方向の長さ寸法は前記脚載せ台130に設けた連結部材135の両脚部135bの基部の前後方向に嵌合する寸法に設定されている。
【0063】
そして、前記凹部145が連結部材135の両脚部135bに嵌合することによって脚用マッサージ具140は脚載せ台130の前後方向の移動が規制されるようになっている。
【0064】
また、前側の脚部135bは前記半径Rとした円弧より僅かに小さい円弧に形成されているため、脚用マッサージ具140の後端つまり周壁142の下側の外周縁142aを前記脚載せ台130つまり周壁132に当接させ、この当接部を回動支点Pとして図7において、時計方向に回動させた際には前記凹部145の前側の壁面は前記前側の脚部135bに干渉することがないようになっている。また、前記膨出部144の上面には貫通孔144aが形成されている。
【0065】
つぎに、前記脚用マッサージ具140の底板141の膨出部144に取り付けられる係合部としての係合部材150について説明する。
【0066】
この係合部材150は図7ないし図9に示すように、略正方形に形成された基板151、この基板151の上面に設けた嵌合軸152および前記基板151の下面から下方に向けて突出し下方側を開口したパイプ状に形成され弾性変形をする一対の係合片155とから構成されている。
【0067】
そして、前記嵌合軸152は、膨出部144に設けた貫通孔144aに嵌合する寸法に形成されており、また、その周面には前記基板151との間に前記底板141に形成した膨出部144の肉厚の寸法の間隙Gを形成して一対の係合突起153が設けられている。この係合突起153は弾性変形するものであり、通常つまり自由状態では、前記膨出部144に設けた貫通孔144aを通過できないように設定されている。
【0068】
また、前記一対の係合片155の互いに対向するそれぞれの面は、前記連結部材135の結合部135aに嵌合挟持する円弧面に形成されているとともに、その先端側には前記開口によって前記結合部135aを通過させる通路156が形成されている。また、前記一対の係合片155の先端部には外方に拡開した被案内面157が形成されている。また、前記通路156の開口幅寸法Lは図9に示すように、前記結合部135aの直径R1よりも小さい寸法に設定されている。
【0069】
そして、係合部材150を前記連結部材135に取り付ける場合、つまり両係合片155を前記結合部135aに係合させる場合は、前記両係合片155によって形成されている前記通路156を前記連結部材135の結合部135aに対応させた後、この結合部135aを通路156を通過させるように係合部材150を連結部材135側に押し付ける方向(図9の矢印で示す方向)に移動させる。すると結合部135aの案内面である円周面によって、前記被案内面157は案内されることから、通路156は結合部135aに対応するように案内され、さらに下方に押し付けられると前記両係合片155は結合部135aによって外方に押し広げられつつ下方に移動する。そして、結合部135aが通路156を通過すると、前記両係合片155が自己の弾性力によって元の状態に復元することから、両係合片155は前記円弧面によって結合部135aを弾性的に挟持して結合部135aに係合するものである。
【0070】
そして、両係合片155が結合部135aを挟持して係合した際は、両係合片155は自己の弾勢力によって抜け止めされて結合部135aに取り付けられるものである。
【0071】
このように、係合部材150の係合片155はその被案内面157を、前記結合部135aの案内面である円周面によって案内されつつ通路156は結合部135aに対応するとともに、両係合片155は結合部135aによって外方に押し広げられ、通路156が結合部135aを乗り越えて通過すると、自己の弾性力によって結合部135aに係合することから、係合部材150の連結部材135への取付は容易にできるものである。また、取り外す場合も係合部材150を上方に移動させる際には前記円弧面が結合部135aの円周面つまり案内面によって両係合片155は外方に押し広げられることになることから滑らかに移動するため、両係合片155の弾性力以上の力で上方に移動させることによって取外すことができるものである。
【0072】
そして、前記係合部材150の脚用マッサージ具140つまり底板141への取付は、係合部材150の嵌合軸152を膨出部144に設けた貫通孔144aに、係合突起153の下端部が貫通孔144aを通過つまり貫通孔144aの孔縁部を乗り越えるまで挿入することによってなされるものである。そして、この状態では図7、図8に示すように嵌合軸152は貫通孔144aに嵌合するとともに、基板151の上面は膨出部144の下側の面に当接し、また、係合突起153の先端部は前記貫通孔144aの孔縁部つまり膨出部144の上面に係合することから、係合部材150は底板141に抜け止めされて確実に取り付けられるものである。
【0073】
また、上記脚載せ台130および脚用マッサージ具140の椅子本体21への取付はつぎのようにしてなされる。
【0074】
まず、支持部材100を枢軸106を介して本体フレーム22に取り付ける。ついで、支持部材100の一対の支持軸101を脚載せ台130に設けた摺動軸受139に挿通する。挿通した後支持軸101の先端部に図示しない抜止部材を取り付ける。この状態では脚載せ台130は支持軸101に抜け止めされつつ軸方向つまり座部23の前後方向に移動可能となっているものである。
【0075】
つぎに、係合部材150が取り付けられた脚用マッサージ具140を、膨出部144の内側の凹部145を、脚載せ台130の連結部材135に対応させて脚載せ台130側に向けて押し付けるように移動させる。この移動によって、係合部材150は連結部材135に係合する。つまり、係合部材150の両係合片155は連結部材135の結合部135aに係合し、このことによって脚用マッサージ具140は脚載せ台130に取り付けられる。
【0076】
そして、前記脚用マッサージ具140を脚載せ台130に取り付ける際には、上述したように連結部材135の結合部135aの案内面である円周面によって係合部材150の両係合片155の被案内面157が案内されることから、単に脚用マッサージ具140を脚載せ台130に向けて押し付けるという簡単な操作によって取り付けることができるものである。
【0077】
また、脚載せ台130に取り付けられた脚用マッサージ具140は、脚載せ台130が支持部材100に対して座部23の前側で前後方向に移動可能となっていることから、脚載せ台130とともに座部23の前側で前後方向に移動可能となっている。したがって、使用者は座部に座って下肢セット溝47に下肢を収容した際に、脚用施療袋48が下肢の所望の位置に対応していないときは、脚用マッサージ具140を前後方向に移動させることにより前記所望の位置に対応させるつまり調節することができるものである。
【0078】
つぎに、脚用マッサージ具140を脚載せ台130から取り外す場合について説明する。この取り外しは、上記した取り付ける場合と逆に、脚用マッサージ具140を脚載せ台130から引き離す方向に移動させる操作つまり引離操作によって、連結部材135に係合している係合部材150の係合を外すことによってもなされるものであるが、この引離操作による取り外しよりもさらに容易に取り外すことができる操作を説明する。
【0079】
上述したように、脚載せ台130の左右方向両端側に取り付けられた連結部材135は、脚載せ台130つまり基板131の前後方向中央部よりも後部側に偏位した位置に設けられており、また、脚用マッサージ具140の取り付けられた係合部材150は、脚用マッサージ具140の前後方向中央部よりも後部側に取り付けられており、さらに、脚用マッサージ具140の後端側つまり周壁142の下側の外周縁142aは脚載せ台130の上面に当接していることから、図10に示すように、脚用マッサージ具140を、その前側部分に手を掛けて脚用マッサージ具140の脚載せ台130の上面に当接している外周縁142aを回動支点Pとして時計方向(図10の矢印方向)に回動させることによって、連結部材135に係合している係合部材150の係合を容易に外すことができるものである。
【0080】
つまり、脚用マッサージ具140の前側に手を掛けて、後端部を回動支点として回動させると梃子作用によって、前記前側部に手によって加えられる力よりも大きな力が係合部材150を連結部材135から外す力として作用することから容易に取り外すことができるものである。
【0081】
そして、この第1の実施の形態における椅子式エアーマッサージ機においても、上記参考例の場合と同様、リモートコントローラ57により使用者は所望のマッサージモードを指定してマッサージをすることができるものであり、また、脚用マッサージ具140は椅子本体21つまり脚載せ台130に対して着脱可能に形成されていることから、参考例における第1使用形態、第2使用形態などと同様な使用形態で使用できるものである。
【0082】
また、脚用マッサージ具140の不使用時は、参考例と同様座部23の下方に設けた保管スペースSに保管できるものである。
【0085】
また、上記第1の実施の形態においては、脚用マッサージ具140に設ける係合部材155の位置を、脚用マッサージ具140の前後方向中央部より後端側としたが、これは、前後方向中央部より前端側としてもよいものである。しかし、後端側とした場合は脚用マッサージ具140を回動する際に、支持部材100を本体フレーム22に取り付けている枢軸106に加わる力を軽減できることから枢軸106の損傷などを防止できるという利点がある。
【0086】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0091】
請求項1に記載の発明によれば、椅子本体に回動可能な支持部材に取り付けた脚載せ台に、脚用マッサージ具を着脱可能に取り付けたことから、通常の椅子として使用する場合など必要に応じて脚用マッサージ具を座部の前側から取外すことができる。また、脚用マッサージ具の脚載せ台への取付は連結部の被係合部の案内面と係合部の被案内面とによって容易にできる。
【0092】
請求項1の発明に従属する請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、支持部材に移動可能に取り付けられた脚載せ台に脚用マッサージ具を着脱可能に取り付けたことから、脚用施療袋を下肢の所望の位置に対応させることができる。
【0093】
請求項1又は請求項2の発明に従属する請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加えて、脚用マッサージ具の脚載せ台からの取り外しが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例に係る椅子式エアーマッサージ機の構成を示す斜視図。
【図2】図1に示された椅子式エアーマッサージ機の構成を一部切欠いて示す側面図。
【図3】図1に示された椅子式エアーマッサージ機の第1使用形態を示す斜視図。
【図4】図1に示された椅子式エアーマッサージ機の第2使用形態を示す斜視図。
【図5】図1に示された椅子式エアーマッサージ機の第3使用形態を示す斜視図。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係る椅子式エアーマッサージ機の構成を示す分解斜視図。
【図7】図6に示された椅子式エアーマッサージ機の脚用マッサージ具を脚載せ台に取り付けた状態を示す部分断面図(図6のX−X線での断面図)。
【図8】図6に示された椅子式エアーマッサージ機の脚用マッサージ具脚載せ台に取り付けた状態を示す部分断面図(図7のY−Y線での断面図)。
【図9】上記椅子式エアーマッサージ機の連結部と係合部の関係を示す図。
【図10】上記椅子式エアーマッサージ機の脚用マッサージ具の取り外し動作を示す図。
【図11】従来例に係る椅子式エアーマッサージ機の構成を示す斜視図。
【符号の説明】
21 椅子本体
23 座部
25 腿用施療袋(主施療袋)
26 尻用施療袋(主施療袋)
27 背筋用施療袋(主施療袋)
28 腰用施療袋(主施療袋)
29 肩用施療袋(主施療袋)
31 エアー給排気装置
32 脚載せ台
140 脚用マッサージ具
42 マッサージ具本体
43 空気チューブ
47 下肢セット溝
48 脚用施療袋
49 接続口体
50 接続部
100 支持部材
130 脚載せ台
135 連結部材(連結部)
135a 係合部(案内面)
140 脚用マッサージ具
142a 脚用マッサージ具の外周縁
150 係合部材(係合部)
157 被案内面

Claims (3)

  1. 複数の主施療袋が内蔵された椅子本体と、この椅子本体に設けられた座部の前方に回動可能に設けられ少なくとも略水平状態に位置決め可能に設けられた支持部材と、この支持部材に取り付けられるとともに案内面を有する連結部が形成された脚載せ台と、使用者の下肢を収容可能な一対の下肢セット溝及びこの一対の下肢セット溝内にセットされ前記下肢施療する複数の脚用施療袋を有するとともに、前記案内面に案内される被案内面を有し前記脚載せ台の連結部に係合する係合部を有し、この係合部を前記連結部に係合させて前記脚載せ台に着脱可能に取り付けられ、前記座部の前方に配置された前記脚載せ台上の第1位置と前記脚載せ台から取り外され前記第1位置以外の第2位置とに選択的に配置される脚用マッサージ具と、前記主施療袋及び前記脚用施療袋に対して圧縮空気を給排気するエアー給排気装置とを具備した椅子式エアーマッサージ機。
  2. 前記脚載せ台を前記座部との距離を調節できるように前記支持部材に移動可能に取り付けた請求項1に記載の椅子式エアーマッサージ機。
  3. 前記脚用マッサージ具に形成された係合部を、脚用マッサージ具の前後方向中央部から前後方向いずれかの方向に偏位させた位置に形成するとともに、前記係合部が形成されている側の前記脚用マッサージ具の端縁を前記脚載せ台に当接させ、この端縁を回動支点として前記脚用マッサージ具を回動させて、前記係合部を前記連結部から離脱させるようにした請求項1または請求項2に記載の椅子式エアーマッサージ機。
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