JPH09266933A - 椅子式マッサージ機 - Google Patents

椅子式マッサージ機

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JPH09266933A
JPH09266933A JP8127696A JP8127696A JPH09266933A JP H09266933 A JPH09266933 A JP H09266933A JP 8127696 A JP8127696 A JP 8127696A JP 8127696 A JP8127696 A JP 8127696A JP H09266933 A JPH09266933 A JP H09266933A
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JP
Japan
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seat
leg
massage
seat portion
chair
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JP8127696A
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English (en)
Inventor
Koichi Abe
功一 阿部
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H2201/00Characteristics of apparatus not provided for in the preceding codes
    • A61H2201/01Constructive details
    • A61H2201/0119Support for the device
    • A61H2201/0138Support for the device incorporated in furniture
    • A61H2201/0149Seat or chair

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  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、脚載置台の収納時の誤操作を防止し
た椅子式マッサージ機の提供を目的とする。 【解決手段】駆動手段(エアーコンプレッサー21、分
配器22)によって駆動されるマッサージ体(袋体5〜
10)を有した座部2と背もたれ部3を有する椅子本体
1と、座部2に連結部材35で連結された脚載置台(脚
用マッサージ具30)とを備え、この脚載置台の使用時
に一側面側を上方に向けて座部2の前方に配置し、不使
用時に前記一側面側を座部2の座面に対向させて座部2
上に載置する椅子式マッサージ機において、前記椅子本
体1または脚載置台のいずれか一方に脚載置台の一側面
側が座部2の座面に対向位置したことを検知する検知手
段(スイッチ手段50)を設けこの検知手段の検知に基
づいて駆動手段を非駆動状態とした椅子式マッサージ
機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、座部および背も
たれ部にエアーバッグあるいは押圧体等からなるマッサ
ージ体が配設された椅子本体の前記座部に脚載置台を取
り付けた椅子式マッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】座部または背もたれ部に駆動手段によっ
て駆動されるマッサージ体を配設した椅子本体の前記座
部に、屈曲性を有する連結部材で連結されるとともに駆
動手段により駆動される脚用マッサージ体が配設された
脚用マッサージ具を設けた椅子式マッサージ機は従来か
ら知られている。そして、この種の脚用マッサージ具を
備えた椅子式マッサージ機は、使用時にはこの脚用マッ
サージ具を座部の前方に位置させて配置し、座部に座り
背中を背もたれ部にもたせかけるとともに足を前方に延
ばし、脚部つまりふくらはぎ部を脚用マッサージ体に対
応させて、駆動手段により前記各マッサージ体を駆動さ
せて、被施療部つまり腿、尻、背中、肩、首および脚部
のマッサージを行うものである。
【0003】また、脚部のマッサージは行わず単に脚部
を載せるだけの機能を有する脚載置台を連結部材を介し
て椅子本体に取り付けたものも知られている。
【0004】ところで、使用時には座部の前方位置に前
記脚用マッサージ具あるいは脚載置台(以下両者を総称
して脚載置台という)は配置されるものであるが、不使
用時にはこの脚載置台が広い配置スペースを占有するこ
とから邪魔になるという問題があり、この問題を解決す
る一つの方法として、脚載置台を前記座部に屈曲可能な
連結部材によって連結し、不使用時にこの脚載置台を裏
返しにして前記座部の座面に載置して収納するようにし
たものがある。
【0005】しかし、このように脚載置台を座部の座面
に載置して収納する場合は、収納スペースは小さくなる
ものの、前記座部の座面に裏返しにして載置されて脚載
置台の裏側には座るつまり腰掛けることができるもので
ある。そして、この裏返しにされた脚載置台に腰掛けて
背もたれ部に背中をあてた場合は、この脚載置台の厚み
によって背もたれ部に配設したマッサージ体は、背中等
のつぼ部に所定の状態で対応しないものである。、した
がって、このような状態でのマッサージは正常なマッサ
ージがされないつまりマッサージ効果が得られないこと
から好ましいものではないにも拘らず、上記のように腰
掛けることができることからこの状態で誤ってマッサー
ジをなすことが生じる。この場合は、上述のように正常
なマッサージができないばかりか、前記座部等に配設さ
れたマッサージ体が動作するために、脚載置台が上下左
右あるいは傾くように動き、場合によっては使用者が脚
載置台から滑り落ちるという事態が生じることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の脚
載置台を備え、この脚載置台を座部の座面に載置して収
納して収納時の省スペース化を計るようにしたマッサー
ジ機においては、この脚載置台の収納状態でマッサージ
機が誤って使用されることがあるとともに、この誤使用
によって座部の上に載置された脚載置台が座部等に配置
されたマッサージ体によって動かされ場合によっては使
用者が脚載置台から滑り落ちるという事態が生じるとい
う虞がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記事情に
鑑みなされたもので、請求項1記載の発明は、座部とこ
の座部の後部に設けられた背もたれ部を有するとともに
前記座部または背もたれ部の少なくともいずれか一方に
駆動手段によって駆動されるマッサージ体を配設した椅
子本体と、前記座部に連結部材で連結された脚載置台と
を備え、この脚載置台の使用時に一側面側を上方に向け
て前記座部の前方に位置させて配置し、不使用時に前記
一側面側を前記座部の座面に対向させて座部上に載置す
るようにした椅子式マッサージ機において、前記椅子本
体または脚載置台の少なくともいずれか一方に脚載置台
の前記一側面側が前記座部の座面に対向位置したことを
検知する検知手段を設け、この検知手段の検知に基づい
て前記駆動手段を非駆動状態とする椅子式マッサージ機
としたものである。
【0008】この請求項1の発明は、前記椅子本体また
は脚載置台の少なくともいずれか一方に脚載置台の一側
面側が前記座部の座面に対向位置したことを検知する検
知手段を設け、この検知手段の検知に基づいて前記駆動
手段を非駆動状態とするようにしたことから、座部の座
面に脚載置台を載置した場合は、この状態を検知手段で
検知するとともに、この検知手段の検知に基づいて駆動
手段を非駆動状態とすることから、脚載置台を座部に載
置した状態ではマッサージ体が動作することがなく、し
たがって、マッサージ機の誤った使用を防止できるとい
う作用を有するものである。また、脚載置台を座部に載
置した状態ではマッサージ体が動作しないため脚載置台
は動くことがないから使用者が脚載置台から滑り落ちる
という事態を確実に防止できるという作用を有するもの
である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載の発明における検知手段を、筐体内に移動自在に
設けられた錘とこの錘による押圧または押圧解除により
接離する接点とからなるスイッチ手段により構成し、脚
載置台の一側面側が前記座部の座面に対向位置したとき
前記接点が非接触となるようにして脚載置台に配設した
椅子式マッサージ機としたものである。
【0010】この請求項2の発明は、上記請求項1記載
の発明の作用に加えて、重力の作用により脚載置台の一
側面側が座部の座面に対向位置して載置されたことを確
実に検知するという作用を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を座椅子形式の
椅子式エアーマッサージ機に適用し、また、脚載置台と
して脚用マッサージ具を用いた場合の実施の形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。
【0012】図において、1は椅子本体で、この椅子本
体1はほぼ水平に設けられた座部2、この座部2の後側
に配置された背もたれ部3および前記座部2の両側に位
置して設けられた肘掛け部4とから構成されている。な
お、前記背もたれ部3は座部2に回動可能に取り付けら
れているとともに座部2に対して略垂直状態から水平状
態までの範囲内においてあらかじめ定められた所定位置
に位置決め可能に設けられている。
【0013】そして、前記座部2にはその前側および後
側にそれぞれ気密性を有するとともに軟質部材からな
り、圧搾空気つまりエアーの給排気に伴い膨縮する細長
かつ偏平状に形成された腿用袋体5および尻用袋体6
が、その長手方向を座部2の横方向つまり肘掛け部4と
直交する方向に向けて配設されている。そして、前記座
部2の前側に配設された腿用袋体5は大腿部を中心とし
た部分をマッサージするように機能し、また、後側に配
設された袋体6は尻部をマッサージするように機能する
ようになっている。
【0014】また、前記背もたれ部3には座部2の近傍
に腰部をマッサージするための一対の腰用袋体7が配設
され、この腰用袋体7の上方に位置して背中部をマッサ
ージする一対の背中用袋体8が配設され、この背中用袋
体8の上部に位置して一対の首部および肩部をマッサー
ジする首肩用袋体9が配設されている。また、前記袋体
7および袋体8との間に位置して背筋用袋体10が配設
されている。そして、前記袋体7ないし袋体10は前記
腿用袋体5および尻用袋体6と同様な材質からなり細長
かつ偏平状に形成され、また、袋体7ないし9はその長
手方向を背もたれ部3の横方向(図において左右方向)
に一致させて配設されている。なお、前記袋体5ないし
袋体10はマッサージ体を構成するものである。
【0015】そして、前記各袋体5ないし10には図示
しないが、この種の椅子式エアーマッサージ機において
は周知であるエアーを給排気するための給排気口が設け
られており、この給排気口にはエアーホース5aないし
10aが接続されている。なお、エアーホース7a・7
b、8a・8bおよび9a・9bは図1では図示しない
が一本のエアーホースに纏められて後述する分配器22
に接続されるようになっている。
【0016】また、前記肘掛け部4の側壁4aに収納部
20が設けられており、この収納部20には図3の制御
ブロック図に示すようにエアー供給装置であるエアーコ
ンプレッサー21、ロータリー弁からなる分配器22、
この分配器22を駆動するステッピングモータ23、前
記エアーコンプレッサー21およびステッピングモータ
23を介して分配器22を制御する制御手段24が収納
されている。この制御手段24はマイクロコンピュータ
ーおよび各種マッサージモードを記録するメモリー等か
ら構成されている。また、前記分配器22には前記各袋
体5ないし10に接続されたエアーホース5aないし1
0aの他端側が接続されている。そして、前記エアーコ
ンプレッサー21および分配器22とはマッサージ体で
ある前記各袋体5ないし10および後述する脚用マッサ
ージ具30の袋体41ないし44を膨縮つまり駆動させ
る駆動手段を構成するものである。なお、図3において
は一対の袋体7・7、8・8および9・9は、それぞれ
纏めて一個の袋体7、8および9として示してある。
【0017】そして、前記制御手段24は、使用者の操
作によってリモートコントロール装置等からなる操作部
25(図1では不図示)から各種マッサージモードの中
から所望のマッサージモードが選択されて設定される
と、このマッサージモードを実行つまりこのマッサージ
モードにしたがって前記エアーコンプレッサー21およ
びステッピングモータ23を介して分配器22を制御
し、前記各袋体5ないし10および袋体41ないし44
にエアーを給排気するものである。
【0018】そして、前記座部2の前部には屈曲性を有
する連結部材35によって連結されて脚用マッサージ具
30が設けられており、この連結部材35を屈曲させる
ことにより脚用マッサージ具30の一側面側つまり図1
において上面側を前記座部2の座面と対向させてこの座
面に載置して収納できるようになっている。また、前記
脚用マッサージ具30には溝状の脚載置部31および3
2が形成されており、この脚載置部31および32の互
いに対向する側壁31a、31bおよび32a、32b
にはそれぞれエアーの給排気によって膨縮してふくらは
ぎ部つまり脚部をマッサージするマッサージ体としての
脚用袋体41、42および43、44がそれぞれ対向し
て配設されている。これら、袋体41ないし44には図
1に示すように屈曲性のあるエアーホース41aおよび
44aの一端側が接続されその他端側(図1では不図
示)は図3、図4に示すように一本のエアーホース45
に接続されて前記分配器22に接続されている。そし
て、上述のように前記エアーホース45および41aな
いし44aを介してエアーコンプレッサー21からのエ
アーの給排気が分配器22によってなされるようになっ
ている。なお、前記エアーホース45は図4に示すよう
に座部2と脚用マッサージ具30の内部に収納されて外
部に露出させないように配設されている。
【0019】また、前記脚用マッサージ具30の前記脚
載置部31と32との間でかつ先端部には、検知手段と
してのスイッチ手段50が配設されている。このスイッ
チ手段50は、図2に示すように筐体51内に球状の錘
52を図において上下方向に移動自在に収納する収納室
53を形成するとともにこの収納室53に隔壁54を介
してスイッチ収納室55が形成されている。そして、前
記隔壁54には前記錘52の直径よりも僅かに小さな直
径とした貫通孔56が形成されている。このことによっ
て、前記錘52の略半分程度は前記貫通孔56から前記
スイッチ収納室55内に突出するようになっている。ま
た、前記隔壁54の前記収納室側は貫通孔56に前記錘
52を案内する案内面54aが形成されている。
【0020】そして、前記スイッチ収納室55にはマイ
クロスイッチ57が図示しない適宜な手段で固定されて
収納されている。このマイクロスイッチ57には弾性部
材からなる作用片57aが設けられ、また、マイクロス
イッチ57には前記作用片57aに対応して設けられた
出没自在な突起57bが設けられており、この作用片5
7aは図5に示すようにその弾性により自由状態では前
記突起57bから離反した位置に復帰するようになって
いる。このことによって突起57bは自由状態では突出
状態となるようになっている。また、マイクロスイッチ
57には前記突起57bが押圧されて没入つまり図にお
いて下方に移動した際に閉成つまり接触し、押圧が解除
されて上方に移動して突出した際に開成つまり非接触状
態となる図示しない接点が設けられている。つまり、図
2に示すようにスイッチ手段50がマイクロスイッチ5
7が下方に位置する状態となって、前記作用片57aに
前記錘52の重さが加わり作用片57aが下方に押圧さ
れた際は、前記突起57bは前記作用片57aによって
下方に押圧されて没入して図示しない前記接点を接触さ
せ、また、図5に示すようにマイクロスイッチ57が上
方に位置する状態となって、前記錘52は図5において
下方に移動し、前記作用片57aに加わっている錘52
の重さが取り除かれ自由状態となると、作用片57aは
弾性により図において下方に復帰し、その結果前記突起
57bの押圧が解除されるため突起57bは突出つまり
下方に移動し図示しない接点は非接触状態となるもので
ある。そして、前記マイクロスイッチ57には図示しな
い接点にそれぞれ接続されたリード線58a、58bが
設けられており、リード線58aは図2に示すように電
源27に接続され、またリード線58bは制御手段24
に接続されてる。このことによって、マイクロスイッチ
57の作用片57aが錘52によって押圧されて図示し
ない接点が接触状態となると制御手段24は電源27に
接続され、マッサージ機は動作可能状態となり後述する
操作部25の駆動操作によりマッサージ機は動作する。
また、錘52が作用片57aから離れる方向に移動して
作用片57aの押圧が解除されると前記図示しない接点
が非接触状態となり、制御手段24と電源27とは接続
されない状態となり駆動手段であるエアーコンプレッサ
ー21、分配器22は駆動されない状態となり、操作部
25の始動スイッチが操作されてもマッサージ機は動作
することはないものである。
【0021】そして、前記スイッチ手段50は前記脚用
マッサージ具30に前記一側面側つまり図1において上
面側に筐体51の収納室53が位置するようにして取り
付けられている。したがって、マッサージ器の使用時に
脚用マッサージ具30が図1に示すように前記座部2の
前方に位置するように配置されると、前記スイッチ手段
50は、前記錘52が下方つまりマイクロスイッチ57
側に移動し、作用片57aを押圧するため突起57bは
作用片57aに押圧されて没入し図示しない接点が接触
し制御手段24は電源27に接続され、この状態で操作
部25によりマッサージモードの設定と始動スイッチが
操作されると制御手段24の制御によりマッサージ機つ
まりエアーコンプレッサー21、分配器22は動作して
各袋体5ないし10および41ないし44にエアーの給
排気がされつまり駆動されてマッサージがなされる。
【0022】また、所望のマッサージをなした後等マッ
サージ機の不使用状態においては、収納スペースを小さ
くするために前記脚用マッサージ具30を座部2の座面
上に載置して収納するものであるが、この収納は図4に
示すように前記連結部材35を介して脚用マッサージ具
30をその一側面側を座部2の座面に対向させてつまり
裏返し状態として座面に載置して収納するものである。
この収納状態においては前記一側面側が下方に位置する
ことになることから、スイッチ手段50は筐体51の収
納室53が下方に位置することになり、錘52は下方に
移動つまり一側面側を前記座部の座面に対向させて位置
させたことが検知され、また、作用片57aは錘52に
よる押圧が解除され自由状態つまり突起57bから離反
する方向に復帰するため、突起57bは突出状態となり
マイクロスイッチ57の図示しない接点は非接触状態と
なる。この状態では制御手段24と電源27とは非接続
状態となり、操作部25が駆動操作されたとしてもマツ
サージ機つまりエアーコンプレッサー21、分配器22
は動作することはない。つまり、座部2の座面上に収納
された状態の脚用マッサージ具30に座り、そしてこの
状態で誤ってマッサージをしようとして操作部25の始
動スイッチを操作したとしても、制御手段24は電源2
7とは接続されていないことからマッサージ機つまりエ
アーコンプレッサー21、分配器22は動作することが
なく、したがって誤った状態でマッサージがされること
はなく、また、座っている脚用マッサージ具30が座部
2に配設された腿用袋体5および尻用袋体6が膨縮によ
り上下方向あるいは傾いて動くこともないものである。
【0023】つぎに、前記操作部25はリモートコント
ロール装置から構成されており、各種マッサージモード
の設定をするための図示しないモード設定釦およびマッ
サージ機の動作を開始させるための始動スイッチ釦が設
けられているものである。
【0024】また、図1において60は電源コードであ
り、また、椅子本体1には図示しないが電源スイッチが
設けられている。
【0025】つぎに、上記椅子式マッサージ機の制御に
ついて図2に示す制御ブロック図に基づいて説明する。
【0026】図2に示すように前記エアーコンプレッサ
ー21には分配器22が供給管26を介して接続され、
この分配器22は上述したようにエアーホース5aない
し10aを介して腿用袋体5ないし首・肩用袋体10
に、また、エアーホース45および41aないし44a
を介して脚用袋体41ないし44に接続されている。そ
して、前記エアーコンプレッサー21および分配器22
を動作させるステッピングモータ23は制御手段24に
よって制御されるようになっている。この制御手段24
は前記操作部25によって制御されるようになってい
る。
【0027】また、上述したように前記スイッチ手段5
0に設けた図示しない一方の接点はリード線58aを介
して電源27にまた、他方の接点はリード線58bを介
して制御手段24に接続されている。
【0028】そして、使用者は操作部25によって種々
のマッサージモードの中から所望のモードを選択してマ
ッサージを行うものである。このマッサージモードは例
えば所定の順序と時間にしたがって各袋体を膨縮させて
全身または上半身あるいは下半身をマッサージするコー
スモード、また、首・肩、腰あるいは脚等の各部を部分
的にマッサージするポイントモード等各種マッサージモ
ードである。
【0029】つぎに、上記のように構成された椅子式エ
アーマッサージ機の動作について説明する。
【0030】まず、背中等とともに脚部のマッサージを
所望する場合は、脚用マッサージ具30を図1に示すよ
うに座部2の前方に位置させて配置する。この配置によ
って制御手段24はスイッチ手段50によって電源27
に接続される。そして、使用者は座部2に座り背中を背
もたれ部3に当てるとともに脚部を脚用マッサージ具3
0の脚載置部31、32に載置する。ついで、操作部2
5を操作して各種マッサージモードの中から所望のマッ
サージモードを選択した後、図示しない始動スイッチを
閉成する。そうすると、前記制御手段24は前記選択さ
れたマッサージモードに従って前記各袋体5ないし10
および袋体41ないし44にエアーの給排気をするよう
にエアーコンプレッサー21、ステッピングモータ23
を介して分配器22を制御する。そしてエアーの給排気
により膨縮する袋体5ないし10および袋体41ないし
44によって、各被施療部のマッサージがなされる。
【0031】そして、マッサージが終了した後は、前記
脚用マッサージ具30を前記座部2の座面上に載置して
収納するものであるが、この収納の際に上述したように
脚用マッサージ具30を裏返して一側面側を座面に対向
させると、この対向したことが前記スイッチ手段50つ
まり錘52の移動により検知され、この錘52の移動に
伴ってマイクロスイッチ57の接点が非接触となり制御
手段24は電源27と非接続状態とされるものである。
【0032】したがって、上述したように脚用マッサー
ジ具30が座部2に重ねて収納されたときは、前記操作
部25の始動スイッチが操作されたとしてもコンプレッ
サー21、分配器22は動作つまり駆動することがな
く、各袋体5ないし10および袋体41ないし44は膨
縮つまり駆動することはないものである。
【0033】このように上記椅子式エアーマッサージ機
は、不使用時に脚用マッサージ具30を座部2の上に重
ねて収納するようにして収納スペースを小さくできると
ともに、脚用マッサージ具30が座部2上に収納する際
に、一側面側が座面に対向位置したことを検知手段つま
りスイッチ手段50によって検知するとともにこの検知
に基づいて駆動手段であるエアーコンプレッサー21、
分配器22を非駆動状態とするようにしたことから、座
部2上に脚用マッサージ具30が収納された状態でマッ
サージをするという誤操作がされることなく、したがっ
て、前記収納された脚用マッサージ具30に使用者が座
った状態では腿用袋体5、尻用袋体6は膨縮することは
なく、この膨縮により脚用マッサージ具30が動くこと
もないものである。
【0034】また、検知手段をマイクロスイッチ57と
脚用マッサージ具30の一側面側の位置によって移動し
前記マイクロスイッチ57の作用片57aを動作させる
錘52とからなるスイッチ手段50によって構成したこ
とから、錘52の重力の作用により脚用マッサージ具3
0の一側面側が座部2の座面に対向位置して載置された
ことを確実に検知できるものである。また、このスイッ
チ手段50は脚用マッサージ具30の先端部に設けられ
ていることから、このスイッチ手段50は前記連結部3
5を回転中心とする大きな半径で回転することから、前
記錘52は脚用マッサージ具30の一側面側の位置に対
応して確実に移動するため、マイクロスイッチ57を確
実に動作させることができるものである。
【0035】なお、上記実施の形態において検知手段と
してマイクロスイッチ57とこのマイクロスイッチ57
の作用片57aを押圧あるいは押圧を解除する移動自在
な錘52からなるスイッチ手段50により構成したが、
これは近接スイッチと脚用マッサージ具30の一側面側
の位置により前記近接スイッチに対して接近・離反し近
接スイッチを閉成または開成する磁性体とによって構成
しする等他のスイッチ手段によって構成するようにして
もよい。
【0036】また、上記実施の形態においてはスイッチ
手段50を脚用マッサージ具30に取り付けるようにし
たが、これはスイッチ手段を前記近接スイッチと磁性体
によって構成するようにした場合は、近接スイッチを常
閉形近接スイッチを用いこの常閉形近接スイッチあるい
は磁性体のいずれか一方を脚用マッサージ具30に他方
を座部2あるいは肘掛け部4の内側壁に設け、脚用マッ
サージ具30が座部2に重ねられた際つまり脚用マッサ
ージ具30の一側面側が座面と対向したことを検知する
ように構成してもよい。
【0037】また、上記実施の形態においては検知手段
としのスイッチ手段50を脚用マッサージ具30に設け
るようにしたが、これは検知手段を脚用マッサージ具3
0の一側面側によって押圧される突起を有するととも
に、この突起が押圧されたとき開成状態となるスイッチ
で構成し、このスイッチを前記座部2に配設するように
してもよいものである。なお、この場合は座部2に使用
者が座った状態では前記突起が押圧されないような部位
にスイッチを配設する必要があることはいうまでもな
い。
【0038】また、上記実施の形態においてはスイッチ
手段50のマイクロスイッチ57の一方のリード線58
aを電源27に他方のリード線58bを制御手段24に
接続し、マイクロスイッチ57によって直接電源27と
制御手段24との電気的接続あるいは非接続とするよう
に構成したが、これはマイクロスイッチ57の動作に応
じてリレー手段を動作させこのリレー手段によって電源
27と制御手段24との電気的接続あるいは非接続とす
るように構成してもよい。
【0039】また、駆動手段であるエアーコンプレッサ
ー21および分配器22の駆動を停止つまり非駆動状態
とする方法は、上記実施の形態のように電源27と制御
手段24とを非接続とする構成ではなく、検知手段の検
知信号に基づいて、制御手段24によってエアーコンプ
レッサー21および分配器22を停止させる構成として
もよい。
【0040】また、上記実施の形態ではこの発明をエア
ーの給排気によって膨縮する袋体をマッサージ体とした
エアーマッサージ機に適用した場合について説明した
が、これはマッサージ体を押圧体により構成し、この押
圧体を座部、背もたれ部、脚用マッサージ具に配設し、
これら押圧体を電動機等からなる駆動手段によって振動
あるいは押圧駆動するようにした機械的マッサージ機に
も適用できることは勿論である。
【0041】また、上記実施の形態では脚載置台はマッ
サージをする脚用袋体41ないし44を設ける構成とし
たが、これはこれら脚用袋体41ないし44を設けるこ
となく単に脚を載置する構成としてもよいものである。
【0042】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明は、前記椅子本体または脚載置台の少なくともいずれ
か一方に脚載置台をその一側面側を前記座部の座面に対
向させて位置させたことを検知する検知手段を設けると
ともにこの検知手段の検知に基づいて前記駆動手段を非
駆動状態とするようにしたことから、座部の座面に脚載
置台を載置した場合は、この状態を検知手段で検知する
とともに、この検知手段の検知に基づいて駆動手段を非
駆動状態とするようにしたことから、脚載置台を座部に
載置した状態ではマッサージ体が動作することがなく、
したがって、椅子式マッサージ機の誤った使用を防止で
きるという効果を有するものである。また、脚載置台を
座部に載置した状態ではマッサージ体が動作しないため
脚載置台は動くことがないから使用者が脚載置台から滑
り落ちるという事態を確実に防止できるという効果を有
するものである。
【0043】また、請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、検知手段を錘とこの錘に
よって動作するマイクロスイッチとで構成し、前記錘の
重力の作用により脚載置台の一側面側が座部の座面に対
向位置して載置されたこと検知するようにしたことから
前記一側面側が座部の座面に対向位置したことを確実に
検知できるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した椅子式エアーマッサージ機の
実施の形態の斜視図。
【図2】上記実施の形態における検知手段の断面図(閉
成状態における断面図)。
【図3】上記実施の形態における制御ブロック図。
【図4】上記実施の形態における脚載置台を座部に載置
した状態を示す斜視図。
【図5】上記実施の形態における検知手段の断面図(開
成状態における断面図)。
【符号の説明】
1 椅子本体 2 座部 3 背もたれ部 4 肘掛け部 5〜10 袋体(マッサージ体) 21 エアーコンプレッサー(駆動手段の一
部) 22 分配器(駆動手段の一部) 30 脚用マッサージ具(脚載置台) 35 連結部材 41〜44 脚用袋体(マッサージ体) 50 スイッチ手段(検知手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座部とこの座部の後部に設けられた背もた
    れ部を有するとともに前記座部または背もたれ部の少な
    くともいずれか一方に駆動手段によって駆動されるマッ
    サージ体を配設した椅子本体と、前記座部に連結部材で
    連結された脚載置台とを備え、この脚載置台の使用時に
    一側面側を上方に向けて前記座部の前方に位置させて配
    置し、不使用時に前記一側面側を前記座部の座面に対向
    させて座部上に載置するようにした椅子式マッサージ機
    において、前記椅子本体または脚載置台の少なくともい
    ずれか一方に脚載置台の前記一側面側が前記座部の座面
    に対向位置したことを検知する検知手段を設け、この検
    知手段の検知に基づいて前記駆動手段を非駆動状態とす
    ることを特徴とする椅子式マッサージ機。
  2. 【請求項2】前記検知手段を筐体内に移動自在に設けら
    れた錘とこの錘による押圧または押圧解除により接離す
    る接点とからなるスイッチ手段により構成し、脚載置台
    の一側面側が前記座部の座面に対向位置したとき前記接
    点が非接触となるようにして脚載置台に配設したことを
    特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
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