JP2002369847A - 脚用空気マッサージ機及び椅子型マッサージ装置 - Google Patents

脚用空気マッサージ機及び椅子型マッサージ装置

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JP2002369847A
JP2002369847A JP2001182538A JP2001182538A JP2002369847A JP 2002369847 A JP2002369847 A JP 2002369847A JP 2001182538 A JP2001182538 A JP 2001182538A JP 2001182538 A JP2001182538 A JP 2001182538A JP 2002369847 A JP2002369847 A JP 2002369847A
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leg
separation
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
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    • A61H2205/10Leg

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脚用空気マッサージ機の基本構成を簡素にし
つつ、分離丘を設けるための新たな技術を提案する。 【解決手段】 底面部11の左右両側から側壁部12
a,12bがそれぞれ立設された凹状脚収納部15を有
し、空気の給排により膨張収縮するエアセル8a,8b
が前記側壁部12a,12bに設けられた脚用空気マッ
サージ機において、前記底面部11には、左右方向中間
部が突出状に形成された分離丘31を有するマット体2
7が敷設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脚用空気マッサー
ジ機及び椅子型マッサージ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】脚用空気マッサージ機としては、特開平
10−295753号公報(以下、「従来技術」とい
う)に開示されているように、椅子型マッサージ機の一
部としてフットレストに採用されたものが知られてい
る。前記従来技術では、脚載せ部(フットレスト)の内
底面に左右両側に左右両側壁部が設けられ、脚載せ部の
左右方向中央部に分離丘が膨出状に設けられ、この分離
丘の両側で左右の脚を振り分けて保持できるようになっ
ている。そして、左右両側壁部の内側面と分離丘の左右
両側面には対向状にエアセルが設けられている。このエ
アセルは、空気の給排によって伸縮し、このエアセルの
伸縮動作によって両脚の両側面を挟持状に指圧すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、脚
載せ部に保持された両脚の間に分離丘が存在する。この
分離丘は、脚載せ部と一体的に形成されているため、脚
載せ部の形状が複雑化し、コスト高を招いていた。しか
し、分離丘が存在しないと、両脚を振り分け保持できな
い。特に、分離丘は、脚を分離丘と側壁との間で位置決
めして、側壁部のエアセルによる脚への押圧を効果的に
行うのに重要であるが、分離丘が存在しないと、効果的
な押圧ができない。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、脚用空気マッサージ機の基本構成を簡素にしつ
つ、分離丘を設けるための新たな技術を提案することを
目的とする。また、本発明の他の目的は、分離丘による
両脚の拘束感を減少させ、リラックス感を向上させるこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次の技術的手段を採用した。すなわち、本
発明の特徴は、底面部の左右両側から側壁部がそれぞれ
立設された凹状脚収納部を有し、空気の給排により膨張
収縮するエアセルが前記側壁部に設けられた脚用空気マ
ッサージ機において、前記底面部には、左右方向中間部
が突出状に形成された分離丘を有するマット体が敷設さ
れている点にある。かかる構成によれば、分離丘はマッ
ト体に形成されているので、凹状脚収納部に分離丘を設
ける必要がなく、凹状脚収納部の構成を簡素化できる。
しかも、凹状脚収納部に分離丘を備えていなくとも、凹
状脚収納部に敷設されたマット体によって、分離丘が形
成されるので、両脚を分離丘の左右に振り分けて置くこ
とができる。しかも、側壁部に設けられたエアセルで脚
の側部を押圧しても、押圧方向に脚が逃げようとするの
を分離丘が受け止めるので、効果的な押圧が行える。
【0006】さらに、前記マット体は、略平坦な左右両
側の平坦部と左右の平坦部の間に形成された分離丘とが
一体的に形成されたクッション材を備えているのが好適
である。この場合、分離丘の左右両側の平坦部の上に左
右の脚をそれぞれ載せることができる。この平坦部はク
ッション材からなるので、脚の載せ心地が良好であると
ともに、分離丘もクッション材であるから、従来技術の
ような硬い分離丘に比べて、分離丘が変形可能であるか
ら、脚の拘束感が低く、リラックス感が向上する。
【0007】また、前記マット体は、底面部に対して着
脱自在であるのが好適である。分離丘を備えたマット体
が、底面部に対して着脱自在であることにより、マット
体を底面部から取り外すと、分離丘もなくなる。分離丘
がなくなれば、分離丘による脚の拘束感がなくなる。し
たがって、マッサージをしないときには、マット体を取
り外して、リラックスした状態又は姿勢(例えば、脚を
組んだ状態)で凹状脚収納部に脚を載せることができ
る。さらにまた、前記底面部は、略平坦面又は凹曲面に
形成されているのが好適である。
【0008】また、本発明を他の観点からみた特徴は、
底面部の左右両側から側壁部がそれぞれ立設された凹状
脚収納部を有し、空気の給排により膨張収縮するエアセ
ルが左右の側壁部にそれぞれ設けられた脚用空気マッサ
ージ機において、前記底面部には、凹状脚収納部内を左
右に区分けする分離丘が設けられ、当該分離丘は、前記
底面部に対して着脱自在とされている点にある。かかる
構成によれば、分離丘が存在するので、両脚を分離丘の
左右に振り分けて置くことができる。しかも、側壁部に
設けられたエアセルで脚の側部を押圧しても、押圧方向
に脚が逃げようとするのを分離丘が受け止めるので、効
果的な押圧が確保される。
【0009】さらに、分離丘を底面部から取り外すこと
ができるので、マッサージをしないときなどに、分離丘
を底面部から取り外しておくことで、分離丘による脚の
拘束感がなくなり、リラックスした状態又は姿勢(例え
ば、脚を組んだ状態)で凹状脚収納部に脚を載せること
ができ、リラックス感を向上させることができる。ま
た、前記分離丘はクッション材により形成されているの
が好適である。従来技術のような硬い分離丘に比べて、
分離丘が変形可能であるから、脚の拘束感が低く、リラ
ックス感が向上する。
【0010】さらにまた、前記分離丘の高さは、側壁部
の高さの半分以下とされているのが好適である。分離丘
の高さが、側壁部の高さに比べて低いと、脚の拘束感が
低く、リラックス感が向上する。また、椅子型マッサー
ジ装置に関する本発明の特徴は、座部を有する椅子本体
と、前記座部の前部にフットレストとして備えられた前
記脚用空気マッサージ機と、を有している点にある。あ
るいは、椅子型マッサージ装置に関する本発明の他の特
徴は、座部を有する椅子本体と、前記座部の前部にフッ
トレストとして備えられたマット体付き前記脚用空気マ
ッサージ機と、を有している椅子型マッサージ装置であ
って、前記マット体は、座部から凹状脚収納部の底面部
にわたって敷設されている点にある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、椅子型マッサージ装置1を
示している。この椅子型マッサージ装置1は、背もたれ
部2及び座部3を有する椅子本体を具備し、座部3の前
部にはフットレスト(脚載部)4を備えている。背もた
れ部2は、座部3後部との連結部を支点として左右の軸
心まわりに回動自在に設けられており、図1の位置から
後方に倒すことができるようにリクライニング機構を備
えている。すなわち、背もたれ部2は、起伏自在に設け
られている。
【0012】また、フットレスト4は、座部3前部との
連結部を支点として左右の軸心まわりに回動自在に設け
られており、図1の位置から回動して上昇させることが
できる。フットレスト4の底面がほぼ水平状態になるま
で上昇させると、使用者は脚を伸ばした状態で座ること
ができる。これに加えて、背もたれ部2を後方に倒すと
使用者は横臥状態となることができる。前記背もたれ部
2、座部3、フットレスト4には、それぞれ、使用者に
マッサージを施すためのマッサージ手段が設けられてい
る。具体的には、背もたれ部2には、モータ駆動により
揉み玉を動作させて使用者の背中にマッサージを施すマ
ッサージユニット(図示省略)が設けられている。ま
た、座部3には、空気の給排により膨張収縮して、使用
者のお尻や太ももに押圧マッサージを施すためのエアセ
ル(図示省略)が設けられている。なお、座部3のエア
セルと、後述のフットレスト4のエアセルに対して給排
気を行うための給排気装置は、座部3の下方に備えられ
ている(図示省略)。
【0013】本発明の脚用空気マッサージ機は、本実施
形態においては、前記フットレスト4に採用されてい
る。脚用空気マッサージ機でもあるフットレスト4は、
両脚が載せられる底面部11と、底面部11の左右両側
端から立設された左右側壁部12a,12bによって構
成される1つの凹状脚収納部15を有している。図2に
示すように、凹状脚収納部15には、1つの溝状の凹部
内に両脚L1,L2を並べて置くことができるものであ
り、このため左右の側壁12a,12bの間隔は両脚L
1,L2を入れることができる程度に設定されている。
また、底面部11は略平坦に形成されている。あるい
は、底面部11を凹曲面状に形成してもよい。
【0014】底面部11及び側壁部12a,12bは、
合成樹脂などで一体的に形成されており、内部に後述の
エアセル8a,8bに接続される空気配管などが配置さ
れる。図2及び図3に示すように、側壁部12a,12
bの内面(他方の側壁との対向面)には、エアセル8
a,8bがそれぞれ設けられている。左右の側壁部内面
16,16に設けられたエアセル8a,8b(以下、
「側面エアセル」ともいう)は、図示しない給排気装置
と配管を介して接続されている。これらの側面エアセル
8a,8bは、空気が供給されることにより膨張収縮
し、側壁部内面16,16から突出状に膨張することに
よって凹状脚収納部15に収納された両脚L1,L2の
外側の部位を押圧する。つまり、一方の側壁部12a
(図2及び図3において左側の側壁部)の内面16に設
けられた第1側面エアセル8aは、他方の側壁部12b
側に突出状に膨張し、他方の側壁部12b(図2及び図
3において右側の側壁部12b)の内面16に設けられ
た第2側面エアセル8bは、一方の側壁部12a側に突
出状に膨張する。
【0015】なお、底面部11にはエアセルは設けられ
ていない。ただし、底面部11にエアセルを設けてもよ
い。第1及び第2側面エアセル8a,8bは合成樹脂製
のシート材を袋状に形成して構成されている。図2に示
すように、エアセル8a,8bはエアセル内部から空気
が排出されたときは収縮して平坦状であり、エアセル内
部に空気が供給されたときは膨張するように形成されて
いる。エアセル8a、8bは、大きな膨張を可能とする
ために、その周端縁はシート材が折り畳み状とされた蛇
腹構造となっている。エアセル8a,8bに空気が供給
されると周縁の蛇腹が伸びて大きく膨張することがで
き、エアセルから空気が排出されると蛇腹20が収縮し
て薄く平坦になるまで小さくなることができる。
【0016】ここで、エアセル8a、8bの底面部11
寄りは、蛇腹の伸長がある程度規制されており、エアセ
ル8a,a8が設けられている面16から真っ直ぐ突出
するように膨張するのではなく、図3のように底面部1
1に向かうようにカーブしながら突出膨張(以下、「カ
ーブ膨張」ともいう)する。すなわち、第1及び第2エ
アセル8a,8bの凹状脚収納部15の上部開口寄りの
部分24,24が大きく膨張して、側壁部12a,12
bからの突出量が大きくなる。これに比べ、第1及び第
2側面エアセル8a,8bの底面部11寄りの部分2
3,23は小さく膨張し、側壁部12a,12bからの
突出量は小さい。したがって、図3に示すように、第1
及び第2側面エアセル8a,8bは、脚L1,L2を底
面部11a側に押し付けつつ脚L1,L2の側部を押圧
することができる。
【0017】なお、エアセル8a,8bは、面16から
真っ直ぐ突出膨張するものであってもよい。底面部11
と側壁部12a,12bからなる凹状脚収納部15と、
エアセル8a、8bは、カバー体25によって被覆され
ている。このカバー体25は、凹状脚収納部15とエア
セル8a,8bが外部に露出しないように覆うためのも
のであり、エアセルの膨張を考慮して伸縮性の良い布が
採用されている。なお、図3ではカバー体25は省略し
て描かれている。
【0018】カバー体25によって覆われた凹状脚収納
部15の底面部11の上には、マット体27が敷設され
ている。このマット体27は、座部3の上にも載せられ
るものであり、座部用マット28と脚載用マット29と
が一体的に連結されて構成されている。座部用マット2
8は、ウレタン又は低反発ウレタン等のクッション材を
座部に合わせて平面視矩形状に形成してなる。また、脚
載用マット29もウレタン又は低反発ウレタン等のクッ
ション材を底面部11に合わせて平面視矩形状に形成し
てなる。脚載用マット29は、左右方向の断面形状が凸
状となるように、左右両側が略平坦な面とされた平坦部
30,30を有し、平坦部30,30が左右方向中央に
向かうに従って徐々に高くなった分離丘31が平坦部3
0と一体的に形成されている。
【0019】分離丘31は、凹状脚収納部15に収納さ
れる脚長手方向に長く形成されており、底面部11の脚
長手方向一端側から他端側までほぼ全長にわたって左右
の平坦部30を区切るように形成されている。座部用マ
ット28と脚載用マット29は、カバー体33によって
包み覆われて、一つのマット体27を構成している。カ
バー体33は、布又は革製であり、座部用マット28と
脚載用マット29を包むように縫製されている。なお、
座部用マット28と脚載せ用マット29とは離れて配置
されており、両マット28,29の間はクッション材が
非配置とされ、この部分35でマット体27を二つ折り
することができる折り畳み部とされている。
【0020】このマット体27を椅子型マッサージ装置
1に装着させると、図1のようになる。マット体27の
椅子型マッサージ装置1への装着は、面ファスナーやフ
ックなど適宜手段によって行われるが、面ファスナーの
ように着脱自在な手段を採用するのが好ましい。図1〜
図3のマット体27装着状態では、分離丘31は、凹状
脚収納部15の底面の左右中央部に位置して突出し、凹
状脚収納部15を左右方向に2つに区切っている。使用
者の両脚L1,L2は、分離丘31によって区分けされ
た左右の平坦部30,30の上にそれぞれ載せられる。
分離丘31が存在することにより、凹状脚収納部15内
で両脚L1,L2を振り分けした状態で位置決めが行え
る。
【0021】また、側壁部12a,12bに設けられた
エアセル8a,8bで脚L1,L2を側方向から押圧す
ると、その押圧力によって両脚L1,L2は近接するよ
うに移動して押圧に対して逃げようとするが、かかる移
動は分離丘31によって防止されているので、効果的な
押圧が行える。つまり、分離丘31が両脚L1,L2の
間に位置して外側方からのエアセル8a,8bの押圧に
よる力を受け止めているので、脚L1,L2が逃げるこ
となく効果的に押圧が行える。特に、本実施形態では、
エアセル8a、8bは、底面部11に向かうカーブ膨張
により脚L1,L2を底面部11に押さえつけながら脚
L1,L2側部を押圧することから、このカーブ膨張に
よる底面部11への押付力により、ある程度、脚が逃げ
るのを防止していることから、分離丘31の高さを大き
くしなくとも、脚L1,L2の近接を十分に防止でき
る。そこで、本実施形態では、分離丘31の底面部11
からの高さを側壁部12a,12bの半分以下としてい
る。従来は、分離丘31の高さは側壁部12a,12b
の高さと同一であったので、脚の規制感・拘束感が大き
かったが、本実施形態では、分離丘31の高さが低く抑
えられているので、規制感・拘束感が少ない。なお、本
実施形態では、分離丘31の高さは、側壁部12a,1
2bの高さの1/3程度としている。
【0022】なお、脚を底面部に押さえつけながら膨張
するエアセルとしては、図示の形態のものに限られな
い。例えば、側壁部12a,12b上部にエアセルを2
枚重ねにして側壁部12a,12b上部側が大きく膨張
するようにしたり、エアセルを側壁部12a,12b上
部よりにだけ設けることで脚を底面部に押さえ付けなが
ら膨張することができる。また、エアセル8a,8aと
しては、脚を底面部に押さえ付ける作用が少ないもの又
はその作用無いものであってもよい。分離丘31によっ
て両脚L1,L2の近接防止が図られているからであ
る。
【0023】さらに、分離丘31は、クッション材から
構成されているので、分離丘31は外力により変形可能
であり、突出状でなくなるように変形することも可能で
ある。しかも、分離丘31の高さは比較的低いことか
ら、分離丘31の上に脚L1,L2が載るような姿勢を
とることができる。例えば、椅子に座った使用者が、脚
L1,L2を組んだ状態で脚L1,L2をマット体27
(底面部11)に載せることもできる。このとき、分離
丘31は押しつぶされるように変形する。すなわち、分
離丘31による区分けを無視して脚を凹状脚収納部15
に載せることができる。
【0024】以上のように、本実施形態のフットレスト
4では、脚L1,L2を左右に振り分けて位置決めする
こともできるし、分離丘31に関係なく比較的自由に脚
L1,L2を載せることもできる。近年の椅子型マッサ
ージ基はリラックスチェアとしても用いることができる
ように、マッサージをしないときの座り心地も重視され
る傾向にあるため、本実施形態のように、分離丘31に
関係なく自由に脚L1,L2を載せることができるとい
うことは、拘束感が少なく、リラックスチェアとしても
座り心地のよいものとなっている。
【0025】前述のように、マット体27は、椅子型マ
ッサージ装置1に対して着脱自在である。このマット体
27は、椅子型マッサージ装置1の付加的な構成であ
り、マット体27が取り付けられていない状態でも、使
用者が座ることができるとともに、装置1の使用も行え
る。マット体27は、座部3に対して面ファスナなどで
着脱自在に取り付けられており、図5に示すように、折
り畳み部35を基点として、マット体27の脚載用マッ
ト29の部分をめくり上げて、フットレスト4とマット
体27を分離させることができる。
【0026】フットレスト4とマット体27を分離させ
ることで、底面部11と分離丘31を分離させることが
できる。底面部11から分離丘31を取り外すことで、
底面部11には一層自由に脚L1,L2を載せることが
できるのでリラックスチェアとして使用する場合に最適
である。なお、フットレスト4とマット体27の分離
は、マット体27を椅子型マッサージ装置1から完全に
取り外したり、めくり上げた脚載せ用マット29を座部
用マット28の上に重ねて二つ折りにした状態とするこ
とで行える。
【0027】図6は、マット体27の他の実施形態を示
している。ここでは、座用マット28と脚載用マット2
9とは別のカバー体33,33によって覆われて構成さ
れている。座用マット28前部と脚載用マット29の後
部は、面ファスナー38などによって着脱自在に連結さ
れており、椅子型マッサージ装置1に取り付けられた座
用マット28から分離丘31を有する脚用マット29を
分離させることで、分離丘31を底面部11から分離さ
せることができる。したがって、マッサージをしないと
きには、脚載用マット29を取り外して底面部11の上
に直接脚を載せることができる。この場合、分離丘31
がないので脚の拘束感が少なく、リラックス感が良好と
なる。
【0028】なお、座用マット28と脚載用マット29
を連結すれば図4のマット体27と同様に使用でき、両
脚の位置決めが行える。図7は、マット体27の更に他
の実施形態を示している。ここでは、分離丘31は、マ
ット体27とは別体とされているとともに、マット体2
7に着脱自在に設けられている。このマット体27は、
脚載用マット29が分離丘を有さず平坦に形成されてい
る点以外は、図4のマット体27と同様である。別体の
分離丘31は、クッション材が布などのカバー体によっ
て覆われて構成されており、底面40が平坦であり上面
41が円弧状の形状をなしている。この分離丘31は、
図4の分離丘31と同様に、マット体27上に置かれる
脚長手方向に長く形成されている。なお、分離丘31の
形状は特に限定されない。
【0029】分離丘31の底面40には、面ファスナー
45などの着脱自在な取付手段が設けられている。この
面ファスナー45によって別体の分離丘31をマット体
27に取り付けることができ、分離丘31がマット体2
7に取り付けられると、図4のマット体と同様に使用で
き、両脚の位置決めが行える。一方、分離丘31を取り
外すと、分離丘31がないので脚の拘束感が少なく、リ
ラックス感が良好になる。図8は、フットレスト4の他
の実施形態を示している。このフットレスト4は、図2
のフットレスト4と異なり、マット体27が敷設されて
いない。その代わりに、底面部11に対して着脱自在な
分離丘51が設けられている。分離丘51は、図7の分
離丘31と同様の構成であり、図示しない面ファスナな
どの着脱自在な取付手段によって底面部11に取り付け
られる。底面部11にこの分離丘51が敷設されている
と、図4のマット体27と同様に両脚の位置決めが行え
る。また、分離丘51を取り外すと、脚の拘束感が少な
く、リラックス感が良好になる。また、別の観点からみ
ると、この分離丘51は、左右に平坦部を有しないマッ
ト体といえる。
【0030】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲記載の発明の範囲内で
様々な変形が可能である。例えば、本発明の脚用空気マ
ッサージ機として椅子型マッサージ装置の一部を構成す
るフットレストに採用したものを例示したが、独立した
脚載せ台(オットマン)に採用してもよい。
【0031】
【発明の効果】底面部に左右方向中間部が突出状に形成
された分離丘を有するマット体が敷設されているという
構成を採用すると、分離丘はマット体に形成されている
ので、凹状脚収納部に分離丘を設ける必要がなく、凹状
脚収納部の構成を簡素化できる。しかも、凹状脚収納部
に分離丘を備えていなくとも、凹状脚収納部に敷設され
たマット体によって、分離丘が形成されるので、両脚を
分離丘の左右に振り分けて置くことができる。しかも、
側壁部に設けられたエアセルで脚の側部を押圧しても、
押圧方向に脚が逃げようとするのを分離丘が受け止める
ので、効果的な押圧が行える。
【0032】また、前記底面部には凹状脚収納部内を左
右に区分けする分離丘が設けられ、当該分離丘は、前記
底面部に対して着脱自在とされているという構成を採用
すると、分離丘を底面部から取り外すことができるの
で、マッサージをしないときなどに、分離丘を底面部か
ら取り外しておくことで、分離丘による脚の拘束感がな
くなり、リラックスした状態又は姿勢(例えば、脚を組
んだ状態)で凹状脚収納部に脚を載せることができ、リ
ラックス感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子型マッサージ装置の斜視図である。
【図2】フットレスト(脚用空気マッサージ機)の断面
図である。
【図3】エアセルが膨張したときのフットレスト断面図
である。
【図4】マット体の全体図である。
【図5】マット体をめくりあげたときの椅子型マッサー
ジ装置の斜視図である。
【図6】マット体の別実施形態を示す斜視図である。
【図7】マット体の別実施形態を示す斜視図である。
【図8】フットレストの別実施形態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 椅子型マッサージ機 2 座部 4 フットレスト(脚用空気マッサージ機) 11 底面部 12a 側壁部 12b 側壁部 15 凹状脚収納部 27 マット体 30 平坦部 31 分離丘

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面部(11)の左右両側から側壁部
    (12a,12b)がそれぞれ立設された凹状脚収納部
    (15)を有し、空気の給排により膨張収縮するエアセ
    ル(8a,8b)が前記側壁部(12a,12b)に設
    けられた脚用空気マッサージ機において、 前記底面部(11)には、左右方向中間部が突出状に形
    成された分離丘(31)を有するマット体(27)が敷
    設されていることを特徴とする脚用空気マッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記マット体(27)は、略平坦な左右
    両側の平坦部(30)と左右の平坦部(30)の間に形
    成された分離丘(31)とが一体的に形成されたクッシ
    ョン材を備えていることを特徴とする請求項1記載の脚
    用空気マッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記マット体(27)は、底面部(1
    1)に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の脚用空気マッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記底面部(11)は、略平坦面又は凹
    曲面に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の脚用空気マッサージ機。
  5. 【請求項5】 底面部(11)の左右両側から側壁部
    (12a,12b)がそれぞれ立設された凹状脚収納部
    (15)を有し、空気の給排により膨張収縮するエアセ
    ル(8a,8b)が左右の側壁部にそれぞれ設けられた
    脚用空気マッサージ機において、 前記底面部(11)には、凹状脚収納部(15)内を左
    右に区分けする分離丘(31)が設けられ、 当該分離丘(31)は、前記底面部(11)に対して着
    脱自在とされていることを特徴とする脚用空気マッサー
    ジ機。
  6. 【請求項6】 前記分離丘(31)はクッション材によ
    り形成されていることを特徴とする請求項5記載の脚用
    空気マッサージ機。
  7. 【請求項7】 前記分離丘(31)の高さは、側壁部
    (12a,12b)の高さの半分以下とされていること
    を特徴とする請求項5又は6記載の脚用空気マッサージ
    機。
  8. 【請求項8】 座部(3)を有する椅子本体と、前記座
    部(3)の前部にフットレスト(4)として備えられた
    請求項1〜7のいずれかに記載の脚用空気マッサージ機
    と、を有していることを特徴とする椅子型マッサージ装
    置。
  9. 【請求項9】 座部(3)を有する椅子本体と、前記座
    部(3)の前部にフットレスト(4)として備えられた
    請求項1〜4のいずれかに記載の脚用空気マッサージ機
    と、を有している椅子型マッサージ装置であって、 前記マット体(27)は、座部(3)から凹状脚収納部
    (15)の底面部(11)にわたって敷設されているこ
    とを特徴とする椅子型マッサージ装置。
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