JP2000350758A - マッサージ機用の背受けクッション及び椅子型マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機用の背受けクッション及び椅子型マッサージ機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子型のマッサージ機では、背凭れ部にモミ
玉が内蔵され、このモミ玉が前方へ突出した状態で待機
されている。そのため、使用者は、着座した時点でいき
なりモミ玉が背中に当接し、不快感を覚えることがあっ
た。 【解決手段】 椅子型のマッサージ機2の背凭れ部4へ
立て掛けるようにして用いるクッションを提案する。こ
のクッションは、モミ玉を具備したマッサージ動作部1
0,11に対し、それらの左右両脇部と上部とを囲むよ
うなかたちで門型に形成された内装材17を内蔵してい
る。従って、使用者の背中は、マッサージ動作部10,
11より先に、これら内装材17によって支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、マッサージ機用の
背受けクッション及び椅子型マッサージ機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】最近では、座部と背凭れ部とを有して椅
子形体を呈した装置本体に対してその背凭れ部に使用者
の背中をマッサージするマッサージ動作部が内蔵された
椅子型マッサージ機が多く提案されるところとなってい
る(例えば特願平9−50615号公報、特願平9−2
82306号公報等参照)。この種のマッサージ機にお
いて、マッサージ動作部は、半球型やローラ型等をした
モミ玉を具備しており、電動モータや流体圧シリンダ等
を駆動源とする機械駆動式、又はエアセルによる膨張、
収縮を駆動源とするエア駆動式により、このモミ玉に上
下方向又は左右方向のすりこぎ運動をさせたり、前後方
向の出退運動をさせたり、或いはバイブレーションを起
こさせたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマッサージ機に
おいて、背凭れ部では、この背凭れ部を覆うカバーに対
して内装されたものであるか又は外部に露出したもので
あるかは別として、マッサージ動作部のモミ玉が前方へ
突き出した状態で待機されている。そのために、マッサ
ージ機の使用者がこのマッサージ機に対して腰掛けた場
合、いきなり背中へモミ玉が当接することになり、座り
心地があまりよくないということがあった。
【0004】なお、マッサージ機には、椅子型をしたも
のの他にマット型をしたものもあり、このマット型のマ
ッサージ機を用いるときや、椅子型マッサージ機をリク
ライニングさせたとき(背凭れ部を寝かせ状態にしたと
き)等に、背中へ当接するモミ玉により、特に顕著に不
快感を覚えるということがあった。本発明は、上記事情
に鑑みてなされたものであって、マッサージ機の使用者
がこのマッサージ機を使い始める段階(マッサージ動作
部を作動させる前の段階)等にあって、このマッサージ
動作部(モミ玉)が使用者の背中へ当接することによる
不快感を払拭できるようにしたマッサージ機用の背受け
クッションと、椅子型マッサージ機とを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るマッサージ機用の背受けクッションでは、背中
をマッサージするマッサージ動作部が内蔵されたマッサ
ージ機に対して設けられるものであって、上記マッサー
ジ動作部の少なくとも左右両脇部に、マッサージ動作部
より先に使用者の背中を支持可能になったクッション部
を具備している。このような構成であるため、マッサー
ジ機の使用者がこのマッサージ機を使い始める段階で、
いきなり背中へマッサージ動作部(モミ玉)が当接する
ことはなくなり、使用者がこれに伴う不快感を覚えるの
を防止できる。
【0006】このことは、マッサージ機側において、そ
の不使用時に対応させるためのマッサージ動作部(モミ
玉)用退避機構を付加させるといった措置を回避できる
ので、構造の複雑化や装置の大形化等を防止できる利点
につながる。そしてまた、例えば椅子型マッサージ機の
場合であれば、これを不使用時において単なる椅子とし
て活用できるといった利点をも招来することになる。な
お、各クッション部は、使用者の背中を支持する(体重
を受ける)ことによってある程度の圧縮(へたり)を起
こし、これによって使用者の背中がマッサージ動作部に
対して次第に当接圧を高めてゆくようになり、最終的
に、適度な必要面圧をもって当接するようになる。従っ
て言うまでもなく、マッサージ機を使い始めれば、使用
者はマッサージ動作部による有効なマッサージを受けら
れるものである。
【0007】クッション部は、上記のように少なくとも
マッサージ動作部の左右両脇部へ配されて背部用とされ
る左右一対のものを有していることになるが、この他、
マッサージ動作部の上部へ配される頭部用のものをも有
したものとするとよい。従ってこの場合は、これら背部
用の左右一対のクッション部と頭部用のクッション部と
で全体が門型を呈するようになる。これであると、頭部
用のクッション部が、背部用のクッション部を設けたこ
とによる厚みの差を吸収でき、もって使用者の頭部の落
ち込みを防止できるため、使用者に対する首部への負担
を軽減できる利点がある。
【0008】また、マッサージ機を使い始める段階にお
いて、いきなり使用者の首部や肩部等に対してマッサー
ジ動作部が当接するのを防止できる利点もある。各クッ
ション部は、いずれも内装材と、この内装材を被覆する
外装カバーとを有した構造とするのがよい。この場合、
背部用の一対のクッション部と頭部用のクッション部の
外装カバーとは、各クッション部相互による門型配置の
内方で張り渡されるかたちのものとして、この張り渡し
部分で、マッサージ機のマッサージ動作部を覆うことの
できる正面カバー部を形成させればよい。
【0009】各外装カバーによる上記のような張り渡し
(正面カバー部の形成)は、各クッション部の外装カバ
ーを延長させ、互いに突き合わせた状態にして接合する
方法をはじめ、全クッション部の外装カバーを、正面カ
バー部をも含めた一体のかたちとしてはじめから共用形
成させる方法や、正面カバー部専用の別部材を追加して
これを各クッション部の外装カバーへ接合する方法等が
ある。いずれにしても、上記の張り渡し(正面カバー部
の形成)を行えば、この背受けクッションとしての全体
構造、形体を保持させるうえでの補強になり、取り扱い
が容易となる。また、正面カバー部によって全体の一体
感が得られ、見栄えが良好となる。
【0010】外装カバーに対し、使用者の頭部を支持す
る部分に枕収納部を設けて、この枕収納部に枕を出し入
れ自在なようにしておくと、枕における硬さや大きさ、
又は枕の有無等に関して、使用者の好みに応じた選択が
できるようになる。また、枕の洗濯、虫干し等が簡単に
行える利点もある。場合によっては、枕収納部に対し、
枕の代わりに、保温機材や振動型マッサージ機、アロマ
テラピー用の香り発生機材や音響機材等を入れることも
できるようになる。
【0011】なお、上記したような各種構成を具備した
背受けクッションは、マッサージ機に対して一体的に組
み込むこともできるが、マッサージ機に対して着脱自在
とすることもできる。このように着脱自在とすること
で、使用者の好みに応じた使用の有無選択が可能になる
ことは勿論、マッサージ機から外した状態で、外装カバ
ーや内装材の洗濯、虫干し、或いは内装材の交換等が簡
単に行える利点がある。一方、本発明に係る椅子型マッ
サージ機では、座部と背凭れ部とを有して椅子形体を呈
した装置本体に対してその背凭れ部に着座者の背中をマ
ッサージするマッサージ動作部が内蔵されたものであっ
て、このうち背凭れ部に対して、マッサージ動作部の少
なくとも左右両脇部でマッサージ動作部より先に着座者
の背中を支持可能になったクッション部が設けられてい
るものである。
【0012】すなわち、椅子型マッサージ機として、そ
の背凭れ部に本発明に係る背受けクッションを一体的に
組み込んだものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る背受けクッ
ション1の一実施形態を椅子型マッサージ機2へ装着す
る様子を示している。なお、予め椅子型マッサージ機2
について概説しておくと、この椅子型マッサージ機2
は、座部3と背凭れ部4とを有することで椅子形体を呈
した装置本体5を具備しており、座部3の左右両側には
アームレスト6が設けられ、座部3の前部にはフットレ
スト7が上下揺動可能に設けられている。
【0014】背凭れ部4は、所望操作に応じて電動、流
体圧シリンダ等を駆動源(図示略)とする自動方式又は
適宜リンク機構等による手動方式で、リクライニング動
作可能になっており、またフットレスト7は、このリク
ライニング動作に同調するか又は所望操作に応じて単独
で上下揺動可能になっている。そして、背凭れ部4に
は、肩からその下方の所定領域(即ち、背中のおおよそ
上半部領域)用とされる第1マッサージ動作部10と、
これより更に下方の腰へかけた領域(即ち、背中のおお
よそ下半部領域)用とされる第2マッサージ動作部11
とが設けられている。
【0015】また、座部3には尻乃至大腿用とされる第
3マッサージ動作部12が設けられ、フットレスト7に
は下腿用とされる第4マッサージ動作部13が設けられ
ている。背凭れ部4に設けられた第1マッサージ動作部
10や第2マッサージ動作部11は、昇降手段15によ
り、それぞれ各別又は連動的に使用者(着座者)の体型
に応じた上下位置調節ができるように、昇降可能になっ
ている。この昇降手段15には、例えば電動ボールネジ
機構や流体圧シリンダによるもの、或いはその他のリン
ク機構によるもの等が使用されている。
【0016】このような椅子型マッサージ機2に対し、
背受けクッション1は、背凭れ部4の正面へ立てかける
ようにして装着する。この背受けクッション1は、門型
を呈する内装材17(図4参照)と、この内装材17を
全体的に被覆する外装カバー18(図1及び図5参照)
とを有している。内装材17は、その門型の内方部分
で、椅子型マッサージ機2における第1マッサージ動作
部10及び第2マッサージ動作部11(これらの上下動
領域を含む)のまわりを取り囲むことができるように、
全体的大きさが決められている。
【0017】内装材17は、例えばウレタンフォーム、
スポンジ、発泡スチロール等によって形成され、外装カ
バー18は、例えば合成皮革、天然皮革、化繊や布帛等
の織布材、合成樹脂シート等によって形成されている。
内装材17は、門型形体を成すうち、左右両側の縦方向
部分がそれぞれ背部用内装材20とされ、これら背部用
内装材20の上端部を連結するかたちで横方向に設けら
れる部分が頭部用内装材21とされている。なお、図4
から明らかなように、実際の部品形状としては背部用内
装材20がその上端寄りで分断されており、このうち上
側の短い部分20aは頭部用内装材21に結合されてい
る。また、背部用内装材20における下側の長い部分2
0bには、その長手方向中央部あたりに、それより下側
を左右方向の内方へ幅詰めさせるための腰折れ部22が
設けられている。
【0018】そして、この腰折れ部22を境とした下半
部が、椅子型マッサージ機2のアームレスト6間へ差し
込む差込領域23とされている。一方、腰折れ部22を
境とした上半部には、左右方向の内側へ張り出す板状の
張出部24が設けられている。この張出部24は、腰折
れ部22の構造的補強になっていると共に、使用状態の
安定化に寄与するものとなっている。外装カバー18
は、上記した門型をした全体としての内装材17を被覆
するため、外観上は四角形の盤体状をした袋となってい
るが、細部の構造は、図2及び図3に示すように、左右
の背部用内装材20及び頭部用内装材21を各別に収容
するために複数に区画された背部用外装カバー26や、
頭部用外装カバー27を有したものとなっている。
【0019】言うまでもなく、これら背部用外装カバー
26及び頭部用外装カバー27も門型に配置されてい
る。そして更に、この外装カバー18は、背部用外装カ
バー26及び頭部用外装カバー27をそれらの門型配置
の内方へ向けて延長させ、互いに突き合わせた状態にし
て接合されている。これにより、門型配置の内方部分に
おいて、椅子型マッサージ機2の第1マッサージ動作部
10や第2マッサージ動作部11を覆うことのできる正
面カバー部28を形成させている。
【0020】図5に示すように、背部用外装カバー26
及び頭部用外装カバー27には、その裏面側において、
互いに連続してn字状を呈するようになる開口部30,
31が設けられ、これら開口部30,31が、例えば一
連のジッパ等より成る開閉手段32によって開閉可能に
なっている。図2及び図3に示すように、正面カバー部
28は、表地28aと裏地28bとの二重生地構造にな
っている。以上の説明から明らかなように、この背受け
クッション1は、内装材17と外装カバー18との組み
合わせ下において、左右の背部用内装材20と左右の背
部用外装カバー26とによって、それぞれ左右の背部用
クッション部35を構成しているものであり、また頭部
用内装材21と頭部用外装カバー27とによって頭部用
クッション部36を構成しているものである。
【0021】そして、この背受けクッション1を椅子型
マッサージ機2の背凭れ部4へ立てかけるように装着さ
せれば、左右の背部用クッション部35が第1マッサー
ジ動作部10及び第2マッサージ動作部11の左右両脇
部に配され、頭部用クッション部36が第1マッサージ
動作部10の上部に配される状態となる。従って、この
状態にした椅子型マッサージ機2に対して使用者が腰掛
けた場合、主として左右の背部用クッション部35が、
第1マッサージ動作部10や第2マッサージ動作部11
より先に使用者の背中を支持可能になっている。そのた
め、使用者が背中に傷み等の不快感を覚えることは防止
される。
【0022】ところで、上記外装カバー18には、頭部
用外装カバー27の下部あたりに枕収納部38が設けら
れている。この枕収納部38は、図2及び図5に示すよ
うに、外装カバー18の裏面側において開口部39が設
けられており、この開口部39を介して枕40の出し入
れが行えるようになっている。なお、この開口部39
は、面ファスナ(マジックテープ)等の開閉手段41に
よって開閉可能になっている。また、図1及び図5に示
すように、外装カバー18には、左右両側の適所や上端
部等に、椅子型マッサージ機2の背凭れ部4へ装着する
のに用いる面ファスナやベルト、連結紐等の適宜取付手
段42,43,44が設けられている。
【0023】このような構成の背受けクッション1で
は、使用者の所望するところに応じて上記のように椅子
型マッサージ機2の背凭れ部4へ立てかけるように装着
し、そのうえで椅子型マッサージ機2の第1マッサージ
動作部10や第2マッサージ動作部11等を適宜、作動
させればよいものである。勿論、この背受けクッション
1を装着しないまま、第1マッサージ動作部10や第2
マッサージ動作部11等を作動させるということも、任
意に選択できるものである。本発明は、上記した各実施
形態以外にも、各種の変更等が可能である。
【0024】例えば、内装材17には、前記したもの以
外にも、エアバッグやウォータバッグを用いたり、そば
殻や小豆、綿、合成綿、小型の木製又は樹脂製ピース等
を充填した袋詰め物を用いたり、軟質樹脂や軟質ゴムで
形成した弾性変形可能なハニカム構造体等の立体物を用
いたりすることができる。なお、椅子型マッサージ機2
の構成が、背中をマッサージ可能である点を除き、本発
明にとって何ら限定事項にならないことは言うまでもな
い。従って、椅子型であること自体、限定されるもので
はない(例えばマット型のようなものでもよい)。
【0025】本発明の背受けクッション1は、椅子型マ
ッサージ機2の背凭れ部4等に対して一体的に設けるこ
とも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る本発明に係るマッサージ機用の背受けクッション
及び椅子型マッサージ機では、マッサージ動作部(モミ
玉)より先に使用者の背中を支持可能になったクッショ
ン部を具備しているので、使用者がこのマッサージ機を
使い始める段階で、いきなり背中へマッサージ動作部が
当接することはなくなり、使用者がこれに伴う不快感を
覚えるのを防止できる。この背受けクッションをマッサ
ージ機に対して着脱自在にすると、使用者の好みに応じ
た使用の有無選択が可能になることは勿論、マッサージ
機から外した状態で、外装カバーや内装材の洗濯、虫干
し、或いは内装材の交換等が簡単に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る背受けクッションの一実施形態を
椅子型マッサージ機へ装着する様子として示した斜視図
である。
【図2】本発明に係る背受けクッションの使用状態を示
す側断面図である。
【図3】図2のA−A線に相当させて示した断面図であ
る。
【図4】内装材を一部断面して示す斜視図である。
【図5】本発明に係る背受けクッションの背面図であ
る。
【符号の説明】
1 背受けクッション 2 椅子型マッサージ機 3 座部 4 背凭れ部 5 装置本体 10 第1マッサージ動作部 11 第2マッサージ動作部 17 内装材 18 外装カバー 20 背部用内装材 21 頭部用内装材 26 背部用外装カバー 27 頭部用外装カバー 28 正面カバー部 35 背部用クッション部 36 頭部用クッション部 38 枕収納部 40 枕
フロントページの続き Fターム(参考) 4C100 AA00 AD00 AD11 AD31 AE00 AE11 AF00 BB03 BC00 CA03 CA06 CA07 CA08 DA04 DA05 DA08 DA10 EB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背中をマッサージするマッサージ動作部
    (10)(11)が内蔵されたマッサージ機(2)に対
    して設けられる背受けクッションであって、上記マッサ
    ージ動作部(10)(11)の少なくとも左右両脇部で
    マッサージ動作部(10)(11)より先に使用者の背
    中を支持可能になったクッション部(35)(36)を
    具備していることを特徴とするマッサージ機用の背受け
    クッション。
  2. 【請求項2】 前記クッション部(35)(36)は、
    マッサージ動作部(10)(11)の左右両脇部へ配さ
    れて対を成す背部用のもの(35)と、マッサージ動作
    部(10)(11)の上部へ配される頭部用のもの(3
    6)とを有して門型に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載のマッサージ機用の背受けクッション。
  3. 【請求項3】 前記各クッション部(35)(36)は
    いずれも内装材(17)と該内装材(17)を被覆する
    外装カバー(18)とを有しており、背部用の一対のク
    ッション部(35)と頭部用のクッション部(36)の
    外装カバー(18)とが、各クッション部(35)(3
    6)相互による門型配置の内側で張り渡されるかたちと
    なってマッサージ機(2)のマッサージ動作部(10)
    (11)を覆う正面カバー部(28)を形成しているこ
    とを特徴とする請求項2記載のマッサージ機用の背受け
    クッション。
  4. 【請求項4】 前記外装カバー(18)には、使用者の
    頭部を支持する部分に枕収納部(38)が設けられ、該
    枕収納部(38)に対して枕(40)が出し入れ自在に
    なされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載のマッサージ機用の背受けクッション。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    された背受けクッションであって、マッサージ機(2)
    に対して着脱自在とされていることを特徴とするマッサ
    ージ機用の背受けクッション。
  6. 【請求項6】 座部(3)と背凭れ部(4)とを有して
    椅子形体を呈した装置本体(5)に対してその背凭れ部
    (4)に使用者の背中をマッサージするマッサージ動作
    部(10)(11)が内蔵された椅子型マッサージ機に
    おいて、上記背凭れ部(4)には、マッサージ動作部
    (10)(11)の少なくとも左右両脇部でマッサージ
    動作部(10)(11)より先に使用者の背中を支持可
    能になったクッション部(35)(36)が設けられて
    いることを特徴とする椅子型マッサージ機。
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