JP3686130B2 - 椅子式マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、座部または背もたれ部の少なくともいずれかにマッサージ手段を配設し、このマッサージ手段によって身体の被施療部をマッサージする椅子式マッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、椅子式マッサージ機は広く知られており、この種の従来の椅子式マッサージ機は一般的に図10に示すような構成となっている。すなわち、同図に示すように座部101とこの座部101の後方に設けた背もたれ部102からなる椅子本体100にマッサージ手段として例えば圧搾空気つまりエアーの給排気により膨縮する袋体103ないし107を配設し、この各袋体103ないし107に図示しないコンプレッサーとエアー分配器等からなるエアー給排気装置からエアーホースを介してエアーを給排気して、この袋体を膨縮してマッサージを行う構成となっているものである。また、前記座部101の両側には肘掛け部108、108が設けられている。
【0003】
そして、前記座部101はマッサージを行う際にゆったりと座れるようになっており、加えて座った際にいわゆるホールド感を増加させるために尻部等をすっぽりと包み込むような形状に構成されているととともに前方から後方つまり背もたれ部102側に向かうにしたがって下方に傾斜させた構成となっている。座部101をこのような構成とすることは、ホールド感を増加させるとともに身体の重みが座部101および背もたれ部102にかかることから前記袋体103ないし107が膨脹する際にこれら袋体103ないし107の押圧力が被施療部に強く加わることになり、良好なマッサージ効果が得られるという面からも望ましいものである。
【0004】
しかしながら、座部101に座りマッサージを行った後、椅子本体100から立ち上がろうとする際、尻部が前記後方に傾斜した座部101内にすっぽりと入り込んでいることから、容易に立ち上がることができないものであり、このことは使用者が老人あるいは非力な者であるときは特に立ち上がることが困難となるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように従来の椅子式マッサージ機においては、第一に使用者がマッサージ終了後に座部101から立ち上がろうとするときに立ち上がり難く、特に老人あるいは非力な使用者にとっては一層立ち上がることが困難であるという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、座部とこの座部の後部に設けた背もたれ部を備えた椅子本体と、前記座部の前部部位に配設された腿用袋体と、前記座部の後部部位に配設された尻用袋体と、
前記腿用袋体及び尻用袋体にエアーを給排気してこれらを膨縮させてマッサージするエアー給排気手段と、このエアー給排気手段を制御してマッサージを実行させるとともに昇降モードを実行させる制御手段と、前記マッサージ及び昇降モードを選択させて前記制御手段を制御するリモートコントロール装置と、を備え、前記後部部位を昇降させる昇降手段として前記尻用袋体を用いて、前記昇降モードの選択により前記腿用袋体を排気状態とし前記尻用袋体を給気し膨張させて、前記後部部位を前記前部部位に対して上昇させる椅子式マッサージ機としたものである。
【0010】
上記のように構成したことにより、請求項1記載の発明はマッサージ終了後に座部の後部部位を前部部位よりも上昇させて上方に位置させるようにしたことから使用者の尻部は上方に押し上げられ、したがって使用者の座部からの立ち上がりを容易にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態を図1ないし図9に基づいて説明する。まず、第1参考例を図1ないし図6に基づいて説明する。図において、1は椅子本体で、この椅子本体1はほぼ水平に設けられた座部2、この座部2の後側に配設され前記座部2に対して回動軸3aを中心として回動可能つまり起伏可能に設けられるとともに所定の傾斜角度に位置決めして身体の背中部を支持する背もたれ部3および前記座部2の両側に位置して設けられ内部に図示しないフレーム枠が配設されている肘掛け部4とから構成されている。また、前記座部2の前方に位置して上方を解放したU字状の一対の脚載部5aを有する脚部(ふくらはぎ部)を載置する脚載置台5が前記図示しないフレーム枠に設けた軸受に軸支された回動軸5bによって回動可能に設けられている。
【0015】
そして、前記座部2には気密性を有するとともに軟質部材からなり圧搾空気つまりエアーの給排気に伴い膨縮するマッサージ手段としての腿用袋体6および尻用袋体7が配設されている。また、前記背もたれ部3には、身体つまり背中を支持する図示しない枠部材が設けられ、この枠部材に支持されてエアーの給排気に伴い膨縮するマッサージ手段としての腰用袋体8、背筋用袋体9、背中用袋体10および支持部材12に取り付けられた首・肩用袋体11が配設されている。なお、この首・肩用袋体11が取り付けられた支持部材12は前記枠部材に長手方向を縦方向にして形成された長溝状の案内孔13内に図示しないばね等により枠部材に圧接されつつ上下方向に摺動可能にかつ任意位置に位置決め可能にして設けられている。また、前記袋体6ないし10は図示しない内袋に収納し、この内袋を前記座部2および背もたれ部3に配置して設けられ、この内袋は布等のカバー3bで覆われている。
【0016】
また、前記両肘掛け部4内に配設された図示しないフレーム枠には取付板14と断面L字状の支持板15が取り付けられている。そして、前記取付板14には図2ないし図4等に示すようにエアーコンプレッサー30とこのエアーコンプレッサー30内に組み込まれるとともにエアーホース31aで接続されたロータリー弁からなるエアー分配器31が取り付けられている。このエアーコンプレッサー30とエアー分配器31とでエアー給排気手段を構成しているものであり、このエアー給排気手段はまた前記マッサージ手段としての袋体6ないし11および後述する脚載置台5に配設されたマッサージ手段としての脚用袋体51〜54を膨縮つまり駆動する駆動手段として機能するものである。
【0017】
そして、前記エアー分配器31と前記各袋体6ないし11とはエアーホース6aないし11aによって接続されている。前記エアーコンプレッサー30およびエアー分配器31は図4に示すように制御手段35によって制御され前記各袋体6ないし11へのエアーの給排気がなされるようになっている。
【0018】
また、前記支持板15の水平部15aの上方位置には前記座部2が配置されている。この座部2の前部には回動手段としての回動軸2aが設けられており、この回動軸2aの両端部は前記図示しないフレーム枠に形成した軸受孔に軸支されており、この回動軸2aを回動中心として座部2は回動可能となっている。つまり座部2は回動軸2aを支点として後部部位は上下方向に移動つまり昇降する構成となっているものである。また、座部2の後部下側面は前記支持板15の水平面部15aの上面に配置した昇降手段としての昇降用袋体40に支持されている。この昇降用袋体40は前記エアー分配器31にエアーホース40aによって接続されており、前記エアーコンプレッサー30からのエアーが前記エアー分配器31を介して給排気され膨縮するようになっている。
【0019】
したがって、前記昇降用袋体40にエアーの供給が開始されるとこの昇降用袋体40は次第に膨脹し、この膨脹につれて前記座部2の後端側つまり後部部位は次第に上方に移動つまり上昇することになり、また、昇降用袋体40内のエアーの排気が開始されるとこの排気に伴って昇降用袋体40は次第に収縮し、この収縮につれて座部2の後部部位は次第に下方に移動つまり下降することになる。つまり、前記座部2は前記昇降用袋体40の膨脹収縮に伴って回動軸2aを回動中心として回動し、後部部位は前部部位に対して上下方向に移動つまり昇降することになる。
【0020】
また、前記脚載置台5の脚載部5a、5aのそれぞれの両側壁には互いに対向して配置された前記脚用袋体51ないし54が配設されている。これら脚用袋体51ないし54にはエアーホース5cを分岐して設けたエアーホース51aないし54aが接続され、これらエアーホース51aないし54aの他端つまり5cの他端側は前記エアー分配器31に接続され、このエアー分配器31を介してエアーコンプレッサー30から供給されるエアーの給排気によって膨縮するものである。
【0021】
また、前記支持板15の垂直部15bの前面と前記脚載置台5の下側面つまり脚載置部5aが設けられている側と反対側の面との間には回動手段としての回動用袋体21が配設されている。この回動用袋体21は図示しないがこの回動用袋体21に設けた取付片をねじによって前記支持板15の垂直部15bに取り付けられて脚載置台5と垂直部15bとの間に配設され、また、この回動用袋体21にはエアーホース21aが接続され、このエアーホース21aは前記エアー分配器31に接続されている。そして、エアー分配器31を介してエアーコンプレッサー30から供給されるエアーの給排気によって前記回動用袋体21は膨縮し、この膨縮に伴って前記脚載置台5は回動軸5bを中心として上下方向に回動するものである。
【0022】
すなわち、この回動用袋体21にエアー分配器31を介してエアーコンプレッサー30からエアーの供給が開始されると、このエアーの供給に伴って回動用袋体21は次第に膨脹し、回動用袋体21は前記脚載置台5をその裏面を介して上方に押し上げることになる。したがって、脚載置台5は回動軸5bを中心として図において時計方向に回動し所定の上方位置に位置決めされる。なお、回動用袋体21の回動動作中にエアー分配器31を制御してエアーの供給を停止すれば、回動用袋体21の膨脹は停止しその膨脹状態を維持することになり、脚載置台5は任意の高さ位置に位置決めすることができる。また、逆に、前記エアー分配器31を制御して回動用袋体21内のエアーの排気を開始すると、この排気に伴って回動用袋体21は次第に収縮しこの収縮に伴って脚載置台5は回動軸5bを中心として図において反時計方向に回動し所定の下方位置に位置決めされる。なお、この場合もエアー分配器31を制御してエアーの排気を停止することにより、脚載置台5は任意の高さ位置に位置決めすることができる。
【0023】
なお、前記回動用袋体21が最大に膨脹した状態では前記脚載置台5は座部2の座面と略同一面となり、また、最も収縮した状態では座部2の座面に対して略直角となるように前記回動用袋体21の内容積は設定されている。
【0024】
また、図1に示すように肘掛け部4の側壁には収納部37が設けられこの収納部37にはリード線36aが接続されたリモートコントロール装置36が収納されている。なお、このリモートコントロール装置36は無線方式のものを用いることとすることもできる。
【0025】
つぎに、上記椅子式エアーマッサージ機の制御について図4に示すブロック図に基づいて説明する。図に示すように前記エアーコンプレッサー30にはエアー分配器31がエアーホース31aを介して接続され、このエアー分配器31は上述したようにエアーホース6aないし11aを介して腿用袋体6ないし首・肩要袋体11が、またエアーホース5c、および51aないし54aを介して脚用袋体51ないし54がそれぞれ接続され、また、エアーホース21aを介して回動用袋体21が、エアーホース40aを介して昇降用袋体40がそれぞれ接続されている。そして、前記エアーコンプレッサー30およびエアー分配器31はマイクロコンピューターを含む制御手段35によって制御されるようになっている。この制御手段35はリモートコントロール装置36によって制御されるようになっている。
【0026】
そして、使用者は前記リモートコントロール装置36によって種々のマッサージモードの中から所望のマッサージモードを選択してマッサージを行うものである。このマッサージモードとしては例えば所定の順序と時間にしたがって各袋体を膨縮させて全身または上半身あるいは下半身をマッサージするコースモード、また、首・肩、腰あるいは脚等の各部を部分的にマッサージするポイントモード等従来の各種マッサージモードが備えられているものである。
【0027】
また、使用者は前記リモートコントロール装置36を操作して前記昇降用袋体40へのエアーの給排気および前記回動用袋体21へのエアーの給排気をなすことができるようになっている。つまり、マッサージをしようとする際に前記昇降用袋体40および回動用袋体21が膨脹状態となっているときはリモートコントロール装置36の操作により、昇降用袋体40および回動用袋体21のエアーを排気し収縮させて、前記座部2はその後部部位を降下させて略水平状態とし、前記脚載置台5は下方位置に位置決めした状態とした後座部2に座り、所望により前記回動用袋体21にエアーを供給して膨脹させ脚載置台5を上方位置に位置決めしマッサージを行う。そして、マッサージ終了後に座部2から立ち上がろうとする際に、回動用袋体21のエアーを排気して脚載置台5を下方位置に位置決めするとともに昇降用袋体40にエアーを供給して膨脹させ座部2の後部位置を前部位置に対して上昇させるものである。
【0028】
つぎに、上記椅子式エアーマッサージ機の動作について説明する。まず、使用者はリモートコントロール装置36を操作して回動用袋体21および昇降用袋体40のエアーを排気状態として、脚載置台5を下方位置に、また、座部2を略水平状態とした後座部2に座り脚載置台5の脚載部5aに脚を位置させ、また、背中を背もたれ部3によりかけ、ついで、リモートコントロール装置36を操作して、脚載置台5の高さ位置を所望の高さ位置に調節する。そして、前記リモートコントロール装置36を操作して所望のマッサージモードを選択して動作開始釦を操作して動作させる。そうすると前記エアーコンプレッサー30からエアー分配器31を介して前記選択されたマッサージモードに応じて前記各袋体6ないし11および脚用袋体51ないし54へのエアーの給排気がなされて被施療部のマッサージがなされる。なお、座部2に座る前に前記昇降用袋体40にエアーを供給して膨脹させ座部2の後部部位を昇降させた状態で座りその後排気して座部2を略水平状態とすることもできる。
【0029】
そして、マッサージを終了して椅子つまり座部2から立ち上がろうとする際、リモートコントロール装置36を操作して回動用袋体21のエアーの排気をし脚載置台5を下方に回動させるとともに昇降用袋体40にエアーを供給して膨脹させる。すると前記座部2は回動軸2aを支点として図において反時計方向に回動し後部部位は前部部位に対して上昇し、この後部部位の上昇に伴って尻部は上方に押し上げられることになり、使用者は座部2から容易に立ち上がることができることになる。このように座部2の後部部位を前部部位に対して上昇させることにより、例えば座部2が尻部をすっぽり包み込むように、また、後部部位が前部部位より下方に位置するように座部2が構成されていても座部2から立ち上がる際は何等困難ではなく老人あるいは非力な使用者であっても容易に立ち上がることができるものである。
【0030】
第1参考例においては昇降手段を支持板15の水平部15aの上面と座部2の下側面の間に配設したエアーの給排気により膨縮する昇降用袋体40によって構成したが、これは例えば歯車とラック等で昇降手段を構成しこの昇降手段を電動機によって駆動する構成とすることもできるものである。しかし、上記のように昇降手段をエアーの給排気により膨縮する昇降用袋体40とした場合は、構成が簡単となり故障しにくく、また、駆動手段としてエアーコンプレッサー30を共用できることから低価格化が図れるという点で利点がある。
【0031】
また、上記第1参考例においては、昇降手段は支持板15の水平部15aの上面と座部2の下側面の間に配設した昇降用袋体40で構成し、この昇降用袋体40にエアーを給排気することにより膨縮させて座部2の後部部位を前部部位に対して昇降させるようにしたが、これは図5および図6に示す本発明の一実施形態のように座部2内に配設されエアーの給排気によって膨縮する腿用袋体6と尻用袋体7のうち尻用袋体7を昇降手段として利用するようにすることもできる。なお、このように昇降手段として尻用袋体7を利用する場合は、腿用袋体6のエアーを排気し尻用袋体7のみにエアーを単独で給排気する昇降モードを設けて、この昇降モードを前記制御手段35によって実行するように構成する。また、座部2は回動させる必要がないことから回動軸2aは位置決めとして機能しているものである。なお、座部2を覆う表地は、腿用袋体6および尻用袋体7の膨縮を許容する余裕を有する構成となっており、この構成によって座部2の後部部位を前部部位に対して昇降可能な構成とされるものである。
【0032】
そして、このように尻用袋体7を昇降手段とした場合の動作はつぎのようになされる。すなわち、使用者はマッサージをしようとする際、昇降用袋体としての尻用袋体7が膨脹状態となっているときはリモートコントロール装置36を操作して昇降モードを選択して図5に示すように昇降用袋体40のエアーを排気状態として座部2を略水平状態とした後座部2に座り、ついで前記リモートコントロール装置36を操作して所望のマッサージモードを選択して動作開始釦を操作して所望のマッサージを行う。そして、マッサージが終了した後座部2から立ち上がろうとするとき、前記リモートコントロール装置36を操作して昇降モードを選択して前記腿用袋体6のエアーを排気し尻用袋体7にのみエアーを供給し、図6に示すように尻用袋体7を膨脹させて座部2の後部部位を前部部位に対して上昇させる。この状態では、尻用袋体7に位置する尻部は上方に押し上げられることになり、使用者は座部2から容易に立ち上がることができることになる。
【0033】
したがって、仮に座部2が尻部をすっぽり包み込むように、また、後部部位が前部部位より下方に位置するように座部2が構成されていても座部2から立ち上がる際は何等困難ではなく老人あるいは非力な使用者であっても容易に立ち上がることができるものである。しかも、昇降用袋体40を上記第1参考例のように専用とした場合は座部2の後部部位の昇降距離を大きくできる利点がある。
【0034】
このように、尻用袋体7を昇降手段とした場合はマッサージ手段としての袋体と昇降手段としての袋体を共用できることから、構成が簡単となるとともに低価格化が図れるという点で利点がある。
【0036】
なお、前記第1実施形態においては、昇降手段としての昇降用袋体40へのエアーの給排気はエアーホース40aを介してエアー分配器31によって行うようにしたが、これは例えばエアーコンプレッサー30にエアーホースを介して接続された電磁弁を設けこの電磁弁と前記昇降用袋体40とをエアーホースで接続し、この電磁弁を前記制御手段35で開閉制御して膨縮させる構成としてもよいものである。
【0037】
つぎに、第2参考例を図7ないし図9に基づいて説明する。なお、この第2参考例は背もたれ部3を起伏させる起伏手段およびこの起伏手段に関連する構成を除いては上記第1参考例の構成と同一であり、したがって上記第1参考例と同一部分については同一符号を用いることとしその説明は省略する。
【0038】
図7および図8に示すように背もたれ部3の前記回動軸3aが設けられた近傍位置に図に示すように肘掛け部4内に設けられた図示しないフレーム枠に取り付けられて支持板25が設けられており、この支持板25と背もたれ部3との間に位置して図示しないねじにより支持板25に取り付けられた起伏手段としての起伏用袋体50が配設されている。この起伏用袋体50にはエアーホース50aが接続され、このエアーホース50aの他端は前記エアー分配器31に接続されている。そして、エアー分配器31を介してエアーコンプレッサー30からのエアーの給排気によって前記起伏用袋体50は膨縮し、この膨縮に伴って背もたれ部3は図において上下方向に回動つまり起伏するものである。
【0039】
すなわち、この起伏用袋体50にエアー分配器31を介してエアーコンプレッサー30からエアーの供給が開始されると、このエアーの供給に伴って起伏用袋体50は次第に膨脹し、この起伏用袋体50の膨脹に伴って背もたれ部3は回動軸3aを中心として図7、図8において上方つまり反時計方向に回動し起立し、前記座部2に対して急勾配状態となる。なお、この回動中にリモートコントロール装置36により制御してエアーの供給を停止すれば所望の傾斜角に起立した状態で位置決めすることができる。逆に、リモートコントロール装置36により前記エアー分配器31を制御して駆動用袋体50内のエアーの排気を開始すると、この排気に伴って駆動用袋体50は次第に収縮し、この収縮に伴って背もたれ部3は回動軸3aを中心として図において時計方向に回動つまり伏すように下方に移動し前記座部2に対して緩勾配状態となる。なお、回動中にリモートコントロール装置36によりエアー分配器31を制御してエアーの排気を停止すれば、背もたれ部3は所望の傾斜角位置に位置決めできる。
【0040】
なお、前記起伏用袋体50が最大に膨脹した状態では前記背もたれ部3はあらかじめ定められた最小の傾斜角(図8では略90度)となり、また、最も収縮した状態では同様に定められた最大傾斜角となるように前記起伏用袋体50の内容積は設定されている。
【0041】
つぎに、上記椅子式エアーマッサージ機の制御について図9に示すブロック図に基づいて説明する。図に示すように前記エアーコンプレッサー30にはエアー分配器31がエアーホース31aを介して接続され、このエアー分配器31は上述したようにエアーホース6aないし11aを介して腿用袋体6ないし首・肩要袋体11が、またエアーホース5c、51aないし54aを介して脚用袋体51ないし54がそれぞれ接続され、また、エアーホース21aを介して回動用袋体21が、エアーホース40aを介して昇降用袋体40が、そしてエアーホース50aを介して起伏用袋体50がそれぞれ接続されている。そして、前記エアーコンプレッサー30およびエアー分配器31はマイクロコンピューターを含む制御手段35によって制御されるようになっている。この制御手段35はリモートコントロール装置36によって制御されるようになっている。
【0042】
そして、使用者は前記リモートコントロール装置36によって種々のマッサージモードの中から所望のマッサージモードを選択してマッサージを行うものである。このマッサージモードとしては例えば所定の順序と時間にしたがって各袋体を膨縮させて全身または上半身あるいは下半身をマッサージするコースモード、また、首・肩、腰あるいは脚等の各部を部分的にマッサージするポイントモード等従来の各種マッサージモードが備えられているものである。
【0043】
また、使用者は前記リモートコントロール装置36を操作して前記昇降用袋体40へのエアーの給排気、前記回動用袋体21へのエアーの給排気および起伏用袋体50へのエアーの給排気をなすことができるようになっている。つまり、マッサージをしようとする際はリモートコントロール装置36の操作により昇降用袋体40および回動用袋体21のエアーを排気とし収縮させて前記座部2はその後部部位を下降させて略水平状態とし、また、前記脚載置台5は下方位置に位置決めした状態とし、また、起伏用袋体50にエアーを供給して膨脹状態とし、前記背もたれ部3を起立状態として位置決めした状態として、ついで座部2に座り所望により前記回動用袋体21にエアーを供給して膨脹させ脚載置台5を上方位置に位置決めし、また、前記起伏用袋体50のエアーを排気して所望の傾斜角度後方に倒した伏状態とした後マッサージを行う。そして、マッサージ終了後に座部2から立ち上がろうとする際に、回動用袋体21のエアーを排気して脚載置台5を下方位置に位置決めし、起伏用袋体50にエアーを供給して背もたれ部3を起立状態とするとともに昇降用袋体40にエアーを供給して膨脹させ座部2の後部位置を前部位置に対して上昇させるものである。なお、前記回動用袋体21の排気、起伏用袋体50への給気および昇降用袋体40への給気は連動して行うように制御するようにすれば操作が容易とすることができるものである。
【0044】
つぎに、上記椅子式エアーマッサージ機の動作について説明する。なお、使用状態となっていないつまり不使用状態においては、前記脚載置台5は下方に回動した状態に、座部2は略水平状態に、また、背もたれ部3は起立状態に位置決めされているものである。まず、マッサージをするに当たって、使用者は座部2に座り脚載置台5の脚載部5aに脚を位置決めし、背中を背もたれ部3によりかけ、ついで、リモートコントロール装置36を操作して、脚載置台5の高さ位置を所望の位置に、また、背もたれ部3を所望の傾斜角度に調節する。ついで、前記リモートコントロール装置36を操作して所望のマッサージモードを選択して動作開始釦を操作して動作させる。そうすると前記エアーコンプレッサー30からエアー分配器31を介して前記選択されたマッサージモードに応じて前記各袋体6ないし11および脚用袋体51ないし54へのエアーの給排気がなされて被施療部のマッサージがなされる。
【0045】
そして、マッサージが終了し座部2から立ち上がろうとする際、回動用袋体21のエアーの排気、昇降用袋体40および起伏用袋体50へのエアーの供給をするようにリモートコントロール装置36を操作する。すると前記制御手段35は前記回動用袋体21のエアーの排気を、また、昇降用袋体40および起伏用袋体50へのエアーの供給をするように前記エアーコンプレッサー30およびエアー分配器31を制御する。この制御に伴って回動用袋体21は収縮して脚載置台5は下方位置に回動し、また、起伏用袋体50は膨脹し背もたれ部3は起立し、そしてまた昇降用袋体40が膨脹して前記座部2の後部部位を前部部位に対して上昇させる。そして、背もたれ部3が起立することに伴い上体は起こされ、また、座部2の後部部位の上昇に伴って尻部が押し上げられることから、使用者は座部2から容易に立ち上がることができるものである。
【0046】
したがって、上記第1参考例と同様に例えば座部2が尻部をすっぽり包み込むように、また、後部部位が前部部位より下方に位置するように座部2が構成されていても座部2から立ち上がる際は何等困難ではなく老人あるいは非力な使用者であっても容易に立ち上がることができるものである。
【0047】
なお、使用者が座部2から立ち上がる際の回動用袋体21のエアーの排気、昇降用袋体40および起伏用袋体50へのエアーの供給のタイミングは、回動用袋体21のエアーの排気と起伏用袋体50へのエアーの供給をした後、昇降用袋体40へのエアーの供給をすることが望ましい。何故ならばこのようなタイミングで回動用袋体21、起伏用袋体50および昇降用袋体40へのエアーの給排気がされた場合は、脚が下方にさげられることと上半身が背もたれ部3によって起こされることとが略同時になされ、その後座部2の後部部位によって尻部が押し上げられることになり、初めに立ち上がる姿勢ができた後尻部が押し上げられることになり自然な動きで立ち上がることができるためである。しかし、前記タイミングは任意に設定することができることはいうまでもないことである。
【0048】
なお、この第2参考例においても、昇降手段としての昇降用袋体40に代えて座部2内に配設された尻用袋体7を昇降手段とすることもできるものであり、また、例えば歯車とラック等で昇降手段を構成しこの昇降手段を電動機によって駆動する構成とすることもできるものである。
【0049】
また、前記起伏手段もエアーの給排気により膨縮する袋体50で構成することなく、例えば歯車とラック等で昇降手段を構成しこの昇降手段を電動機によって駆動する構成とすることもできるものである。
【0050】
なお、この第2参考例においては前記起伏用袋体50のエアーを排気した状態つまり背もたれ部3を後方に倒した伏状態とし、この状態で前記昇降用袋体40への給排気を連続して行うこともできるように構成されているもので、このように背もたれ部3を後方に倒した伏状態で前記昇降用袋体40を膨縮させて座部2の後部部位を昇降させることができることから、尻部とともに腰部を上下運動させることができ腰部の筋肉のストレッチを行うことができ、マッサージ効果を高めることができるようになっている。なお、このように腰部の筋肉のストレッチを行うようにする場合は、前記背もたれ部3は略水平状態まで倒す構成とすればさらにストレッチ効果を高めることができるものである。
【0051】
なお、上記各参考例及び一実施形態において、マッサージが終了した際に制御手段35によって少なくとも脚載置台5を下方位置に、また背もたれ部3を起立状態に位置決めすることが次に使用する上で望ましい。また、上記各参考例及び一実施形態においては、マッサージ手段をエアーの給排気により膨縮する袋体により構成したが、これは電動手段によって動作する球状面を有する押圧子によって構成するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】
上記のように構成した請求項1記載の発明は、座部の後部部位を前部部位よりも上昇させ上方に位置させるようにしたことから使用者の尻部は上方に押し上げられ、したがって使用者の座部から立ち上がりを容易にすることができるという効果を有するものであり、更に、マッサージ手段としての尻用袋体と昇降手段としての昇降用袋体とを共通の袋体としたことから、構成を簡単であるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1参考例に係る椅子式エアーマッサージ機の椅子本体を示す全体斜視図。
【図2】 上記椅子本体の一部を断面した側面図(座部の後部部位の下降状態を示す図)。
【図3】 上記椅子本体の一部を断面した側面図(座部の後部部位の上昇状態を示す図)。
【図4】 上記椅子式エアーマッサージ機の制御ブロック図。
【図5】 本発明の一実施形態の椅子式エアーマッサージ機の椅子本体をその一部を断面して示す側面図(座部の後部部位の下降状態を示す図)。
【図6】 図5に示した椅子本体の一部を断面した側面図(座部の後部部位の上昇状態を示す図)。
【図7】 第2参考例に係る椅子式エアーマッサージ機の椅子本体をその一部を断面して示す側面図(座部の後部部位の下降状態と背もたれ部の伏状態を示す図)。
【図8】 図7に示した椅子本体の一部を断面した側面図(座部の後部部位の上昇状態と背もたれ部の起立状態を示す図)。
【図9】 図7に示した椅子式エアーマッサージ機の制御ブロック図。
【図10】 従来の椅子式エアーマッサージ機の全体斜視図。
【符号の説明】
1 椅子本体
2 座部
3 背もたれ部
5 脚載置台
6 脚用袋体(マッサージ手段)
7 尻用袋体(マッサージ手段)
15 座部の支持板
30 エアーコンプレッサー(エアー給排気手段の一部
31 エアー分配器(エアー給排気手段の一部
35 制御手段
36 リモートロール装置

Claims (1)

  1. 座部とこの座部の後部に設けた背もたれ部を備えた椅子本体と、
    前記座部の前部部位に配設された腿用袋体と、
    前記座部の後部部位に配設された尻用袋体と、
    前記腿用袋体及び尻用袋体にエアーを給排気してこれらを膨縮させてマッサージするエアー給排気手段と、
    このエアー給排気手段を制御してマッサージを実行させるとともに昇降モードを実行させる制御手段と、
    前記マッサージ及び昇降モードを選択させて前記制御手段を制御するリモートコントロール装置と、を備え、
    前記後部部位を昇降させる昇降手段として前記尻用袋体を用いて、前記昇降モードの選択により前記腿用袋体を排気状態とするとともに前記尻用袋体を給気し膨張させて、前記後部部位を前記前部部位に対して上昇させることを特徴とする椅子式マッサージ機。
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