JP3665703B2 - マッサージ機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、マットあるいは布団に配設されたエアーバッグからなるマッサージ手段をエアー供給手段からなる駆動手段によって駆動して被施療部のマッサージをするマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のマットあるいは布団に配設された複数のエアーバッグにエアー供給装置からエアーを給排気して膨縮させて被施療部のマッサージをするエアーマッサージ機(以下マット式マッサージ機という)100は、図5に示すマット部101と、エアー供給装置120とから構成されている。そして、前記マット部101の上面側つまり使用者がマッサージをする際に身体を横たえた際に身体を支持する側の面に、その長手方向に沿って配設された複数のエアーバッグ111ないし118を配設し、また、前記マット部101の長手方向の一端側の側面にはコネクター102を設け、このコネクター102と前記エアーバッグ111ないし118とは図示しないがそれぞれエアーホースによって接続されている。
【0003】
また、前記エアー供給装置120には、図示しないが内部に電磁式ポンプ等からなるエアー生成手段、このエアー生成手段で生成されたエアーを前記各エアーバッグ111ないし118に給排気するロータリー弁からなるエアー分配器、前記エアー生成手段とエアー分配器とを制御する制御手段等が設けられるとともに、側壁には前記エアー分配器の各分配口に対応した複数の給排気口が設けられた接続口121が設けられている。
【0004】
そして、前記接続口121と前記マット部101に設けられたコネクター102とを、複数のエアーホースからなる接続ホース125によって接続し、この接続ホース125を介してエアーの給排気を行うようになっている。
【0005】
そして、マッサージをしようとする使用者は、マット部101身体を横たえて、エアー供給装置120に設けられた操作パネル122から所望のマッサージモードを設定すると、前記図示しない制御手段は前記エアー生成手段およびエアー分配器を制御して、前記設定されたマッサージモードによって定められた順序にしたがって前記各エアーバッグ111ないし118をそれらにエアーを給排気して膨縮させる。この膨縮によって被施療部は押圧・弛緩されてマッサージがなされるものである。
【0006】
しかし、従来のマット式マッサージ機100における脚部(ふくらはぎ部分)のマッサージは、単にマット部101に配設したエアーバッグの膨縮によって行う。この脚部のマッサージは、脚部の重さに抗してエアーバッグが膨脹する際に脚部を押圧する押圧力を利用するものであるため、強い押圧力を望む場合は十分な押圧力が得られないという問題がある。このことから、出願人は図9に示すようにマット部101とは別に形成した、一対の凹溝からなる脚載置溝132を形成した基台131と、この基台131の前記脚載置溝132の対向する両側壁に支持させて配設するとともに脚部を挟み込むように押圧する一対のエアーバッグ133とから脚部用マッサージ器つまり部分マッサージ器130を構成し、この部分マッサージ器130と前記エアー供給装置120とを接続ホース135によって接続して、使用時には、前記マット部101の上に置き、エアー供給装置120からエアーの給排気をして脚部のマッサージをするものをすでに開発した。
【0007】
ところで、このようにマット部101と別に構成した部分マッサージ器130は、一対のエアーバッグ133によって脚部を挟み込むようにして押圧する。このため、良好なマッサージ効果を得ることができるものの、この部分マッサージ器130を使用する場合はその都度、エアー供給装置120と部分マッサージ器130とを接続ホース135によって接続しなければならない。また、使用後はこれを取り外して所定の場所に収納しなければならない、つまり片付けなければならない。このことから使い勝手の点で必ずしも満足できるものではないことが判明した。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来のマット式マッサージ機100における脚部(ふくらはぎ部分)のマッサージは、単にマット部101に配設したエアーバッグの膨縮によって行うものであることから、強い押圧力が得られないものであり、この点を解決して図5に示すようにマット部101とは別に部分マッサージ器130を設け、この部分マッサージ器130と前記エアー供給装置120とを接続ホース135により接続し、エアーの給排気をしてマッサージをするようにしたものは良好なマッサージ効果を得ることができるものの、使い勝手の点では必ずしも満足できるものではない。
【0009】
このことは、部分マッサージ器が脚部用ではなく他の部分例えば腕部のマッサージをする腕部マッサージ器とした場合も同様であり、また、エアーマッサージ機ではなく、押圧子等からなるマッサージ手段を揺動あるいは振動させる形式のマッサージ機においても同様である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記事情に鑑みなされたものであり、請求項1記載の発明は、身体を支持する側に複数のマッサージ手段が配設されたマット部材からなるとともに上面に開口を有する収納凹部が形成された身体支持体と、部分マッサージ手段を有し前記収納凹部に出入可能に収納されるとともに収納状態では前記身体支持体の上面と略面一として収納される部分マッサージ器と、前記収納凹部に配設され前記部分マッサージ器を前記収納凹部の開口から出し入れするとともに前記部分マッサージ器を出す際にはこの部分マッサージ器を押圧して前記開口からの突出状態に維持する出入手段と、前記マッサージ手段および部分マッサージ手段を駆動する駆動装置を備えたマッサージ機としたものである。
【0011】
このように構成した請求項1記載の発明は、身体を支持する側に複数のマッサージ手段が配設されたマット部材からなる身体支持体に、上面に開口を有する収納凹部を形成し、この収納凹部に出し入れ可能に部分マッサージ器を収納するようにしたことから、部分マッサージ器を使用する際には、この部分マッサージ器を収納凹部から取り出して使用し、使用後は前記収納凹部に収納すればよくしたがって使い勝手をよくできる。また、収納状態では部分マッサージ器の上側部は前記身体支持体の上面と略面一として収納されていることから部分マッサージをすることなく身体支持体に配設したマッサージ手段により身体をマッサージをする際等に部分マッサージ器が邪魔になることがないという作用を有するものである。
【0012】
更に、請求項1記載の発明は、収納凹部に配設され部分マッサージ器を収納凹部の開口から出し入れするとともに部分マッサージ器を出す際にはこの部分マッサージ器を押圧して開口からの突出状態に維持する出入手段を設けたことから、部分マッサージ器の収納凹部からの出し入れが容易であるという作用を有するものである。
【0013】
請求項1記載の発明においては、請求項2記載の発明のように、前記複数のマッサージ手段、前記部分マッサージ手段、及び前記出入手段の夫々はエアーバッグからなり、これらエアーバッグと連通した前記駆動装置としてのエアー供給装置を設け、前記出入手段をなしたエアーバッグに接続されたエアーホースに、前記出入手段をなしたエアーバッグを略最大の膨張状態に維持する電磁弁を設けるとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の第一の実施の形態を図1ないし図4に基づいて説明する。
【0016】
図1において符号Aはマッサージ機であり、このマッサージ機Aは、身体支持体としてのマット部1、このマット部1内に埋設して配置された駆動装置としてのエアー供給装置20および前記マット部1の身体を支持する側に設けられた複数のエアーバッグつまり首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18、部分マッサージ器としての腕用マッサージ器40等から構成されている。
【0017】
そして、前記マット部1は、例えば通気性を有する発泡ウレタンフォーム等から構成され、上面からの投影が長方形状でかつ肉厚に形成されたマット部材2とこのマット部材2の外表面を覆った布等からなるカバー3とから構成されている。なお、前記マット部材2の肉厚寸法は、後に詳述する前記エアー供給装置20の下面および上面を所定の厚さの肉厚で覆うことができる寸法に設定されているものである。
【0018】
そして、前記マット部材2の身体を支持する側つまり上側には、図示しない長方形状の凹部が形成されており、この凹部の底壁面に図1に示すように首部をマッサージする首用エアーバッグ11、肩部をマッサージする肩用エアーバッグ12、背中部をマッサージする背中用エアーバッグ13および14、腰部をマッサージする腰用エアーバッグ15、尻部をマッサージする尻用エアーバッグ16、腿部をマッサージする腿用エアーバッグ17および脚部(ふくらはぎ部)をマッサージする脚用エアーバッグ18が長手方向に沿って配設されている。
【0019】
また、前記マット部1の前記脚用エアーバッグ18が配置されている側の端縁部の角部つまり使用者がマット部1の上面に身体を仰向け状態にして横たえた際に足が位置する側の角部には図1に示すように、エアー供給装置20がマット部材2に埋設して配置されている。
【0020】
そして、エアー供給装置20がマット部材2内に埋設された状態では、エアー供給装置20の上面は所定肉厚つまり使用者等がエアー供給装置20の上部に乗った時にマット部材2の緩衝作用によって足の裏等痛み等を感じることがない程度の肉厚によって覆われている。
【0021】
また、エアー供給装置20がマット部材2内に埋設された状態では、その下面つまりエアー供給装置20が取り付けられた支持台23の底面は、エアー供給装置20の動作時にエアー供給装置20から発生する振動を吸収して床面等に伝達されないような肉厚で覆われようになっている。
【0022】
また、前記エアー供給装置20のマット部1のマット部材2内への埋設は、図示してはいないが前記角部の一部を肉厚方向中間部で前記上面部と平行の面で上下に分割するとともに内部をくりぬいてエアー供給装置20を収納できる空間部を形成しておき、この空間部に収納し前記分割面を接合した後マット部材2を通気性のある前記カバー3で覆うようにするものである。
【0023】
そして、上記のようにエアー供給装置20はマット部材2に形成した空間部に収納して配置されているとともに、カバー3、マット部材2はそれぞれ通気性を有するものであることから、エアー供給装置20が駆動した際における給排気には支障がないものである。なお、給排気量の大きいエアー供給装置を使用する場合はマット部材2の側面に前記空間部と外部を連通させる径小な複数の貫通孔を設けるようにすればよく、この場合はエアー供給装置20からの騒音が外部に漏れないような直径の貫通孔とすることが望ましい。
【0024】
また、前記マット部1の側面には、図2に示すように雌プラグ4が設けられており、この雌プラグ4と前記エアー供給装置20内に設けられた電磁ポンプ、制御手段とは図示しないリード線によって接続されている。
【0025】
また、前記マット部1の首用エアーバッグ11が配設されている側の角部には、図1に示すように一端側を回動可能なヒンジによって取り付けた蓋6aによって開閉される方形状の収納凹部6が形成されており、この収納凹部6には操作部であるリモートコントロール装置(以下リモコン装置という)7が取り出し可能にして収納されている。このリモコン装置7には図示しにコードが接続されており、上記のように前記収納凹部6から取り出しても使用つまり各種マッサージモードを設定することもでき、また、収納した状態のままでも使用できるものである。したがって、リモコン装置7を取り出して使用する場合は、使用者はマット部1に身体を横たえた状態で所望のマッサージモードを設定できるものである。勿論収納凹部6は首部側に設けてあり、収納凹部6に収納したままでも操作できるものであることから同一マッサージモードのまま使用する場合等は予め設定すれば、設定し直すことを要しないことからこのような場合は収納凹部6に収納したまま使用することの方が便利である。
【0026】
なお、前記リモコン装置7は、図示しない信号線を介して図4に示すように後述する制御手段33に信号を送るようになっている。
【0027】
また、マット部1の使用者が身体を横たえた際に腕部が位置する部位に、上方を開口8aとした一対の収納凹部8が形成されており、この収納凹部8には部分マッサージ器としての腕用マッサージ器40が出没可能にして収納されている。
【0028】
つぎに、この腕用マッサージ器40について説明する。
【0029】
この腕用マッサージ器40は、図2および図3に示しように互いに対向する一対の側壁つまり収納状態で上側に位置する側壁(以下上方側壁という)41、収納状態で下側に位置する側壁(以下下方側壁という)42、および上方側壁41と下方側壁42と一体に形成された底壁43からなり、内側に一端側を開口45aとした溝状の腕収納部44を有するコ字状の枠体45と、前記上方側壁41および下方側壁42の互いに対向する面に配設された部分マッサージ手段としてのエアーバッグ46、46とから構成されている。なお、前記枠体45は保形性を有しているものである。
【0030】
また、前記枠体45は前記両エアーバッグ46が配設された状態で全体をカバー45bで覆われている。このカバー45bは少なくとも前記両エアーバッグ46を覆う領域部分伸縮性のある材料で形成されており、前記エアーバッグ46にエアーが供給されて膨脹する際にこの膨脹に追従して伸長するようになっている。
【0031】
また、前記収納凹部8の底壁8bは平坦面に形成され、また、前記枠体45の底壁43側の側壁8cは垂直に形成され、また、枠体45の開口45a側の側壁8dは上方に向かうにつれて拡開する円弧面に形成されている。また、前記枠体45の下方側壁42の開口45a側の先端面は上方側壁41の先端面よりも低く形成され両先端面を結ぶ面は図2、図3に一点鎖線で示すように前記収納凹部8の側面8dの円弧面半径よりも小さい半径に設定されている。このことにより後述するヒンジ47部分を中心として枠体45が図2、図3において時計方向に回動する際に下方側壁42の先端面は側壁8dに干渉することがないようになっている。
【0032】
また、前記枠体45を覆うカバー45bの上方側壁41でかつ底壁43側の近傍と前記マット部のカバー3の開口8aの縁部とは布等からなる帯状のヒンジ47によって結合されている。
【0033】
また、前記収納凹部8の前記側壁8cと枠体40の底壁43の外側との間には空間部が形成されており、この空間部には出入手段としての駆動用エアーバッグ48が一側面を前記収納凹部8の側壁8cに支持されて配設されている。そして、前記枠体45つまり腕用マッサージ器40は、前記駆動用エアーバッグ48が膨脹するにつれて底壁43の外側を駆動用エアーバッグ48によって押圧され、前記ヒンジ47を回動支点として図3において時計方向に回動し、駆動用エアーバッグ48が略最大に膨脹した際は図3に二点鎖線で示すように開口45aが略真上を向く位置まで回動して停止する。つまり駆動用エアーバッグ48の大きさおよび膨脹量は、略最大に膨脹した際に前記腕用マッサージ器40をその開口45aが略真上に向く位置となるまで回動させるように設定されているものである。
【0034】
また、駆動用エアーバッグ48が収縮するに連れて腕用マッサージ器40は、ヒンジ47を回動支点として反時計方向に回動し、略最小に収縮した際には収納凹部8内に収納される。このときは上方側壁41の外側面とマット部1の上面とは略面一となるようになっている。したがって、腕用マッサージ器40を使用することなく首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18によってマッサージをする場合においては、腕用マッサージ器40はマット部1の上面から突出しないためマット部1の上面は腕用マッサージ器40の上面を含め平坦面となっており腕用マッサージ器40が邪魔になることがないものである。
【0035】
つぎに、前記エアー供給装置20について説明する。
【0036】
このエアー供給装置20は、図4に示すように電磁式ポンプ等からなるエアー生成手段30、このエアー生成手段30にホース31を介して接続されたロータリー弁等からなるエアー分配器32、前記ホース31から分岐したホース31aに接続された電磁弁34、34およびエアー生成手段30、エアー分配器32および電磁弁34、34を制御するマイクロコンピュータからなる制御手段33等から構成されている。
【0037】
そして、前記エアー分配器32は図示しないが10個の供給口と1個の排気口が設けられており、前記10個の供給口のそれぞれにはエアーホース11aないし18aおよび一対のエアーホース46aの一端側が接続されており、このエアーホース11aないし18aの他端側はそれぞれ前記首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18にそれぞれ接続され、また、前記エアーホース46aは図2、図4に示すようにエアーホース46b、46bに分岐されて前記両腕用エアーバッグ46に接続されている。
【0038】
また、前記電磁弁34、34のそれぞれにはエアーホース48aの一端側が接続され、これらエアーホース48aの他端側はそれぞれ前記駆動用エアーバッグ48に接続されている。
【0039】
そして、前記制御手段33は前記リモコン装置7から所定のマッサージモードが設定されると、この設定されたマッサージモードによって定められた順序にしたがって、前記首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18および腕用エアーバッグ46にエアーの給排気をするように、エアー生成手段30、エアー分配器32および電磁弁34を制御するものである。
【0040】
なお、前記マッサージモードとは、首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18および腕用エアーバッグ46を所定の順序で膨縮させて全身をマッサージする全身マッサージモード、首用エアーバッグ11ないし腰エアーバッグ15を順次膨縮させる上半身マッサージモード、尻用エアーバッグ16ないし脚用エアーバッグ18を順次膨縮させる下半身マッサージモード、首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18および腕用エアーバッグ46をそれぞれ単独で膨縮させる部分マッサージモードである。
【0041】
つぎに、上記マッサージ機Aの動作について説明する。
【0042】
まず、腕用マッサージ器40を使用しない場合について説明する。この場合使用者は、マット部1の上面に身体を横たえた後、前記リモコン装置7から前記腕用マッサージ器40によるマッサージを含まないマッサージモードのなかから所望のマッサージモードを設定し、図示しないスタートスイッチを操作すると、制御手段33は前記設定されたマッサージモードによって定められた順序にしたがって、エアー生成装置30およびエアー分配器32を制御し前記首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18に順次エアーの給排気をする。この給排気に伴って前記各エアーバッグが膨縮し被施療部はマッサージされるものである。そして、設定された時間がリモコン装置7に設けたタイマーによって計時されるかまたはマッサージを終了させる図示しない終了釦を操作すると、制御手段33は前記エアー生成手段30を停止させるとともにエアー分配器32を制御して首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18のエアーを排気した後エアー分配器32を停止させる。
【0043】
また、腕用マッサージ器40によるマッサージを含まないマッサージモード、換言すれば腕用マッサージ器40を使用しないマッサージモードが設定されていることから、制御手段33は前記両電磁弁34を非動作状態つまり弁を閉じて駆動用エアーバッグ48にエアーの供給をしないように制御する。したがって、駆動用エアーバッグ48は収縮状態に維持されていることから、腕用マッサージ器40は収納凹部8内に収納つまり没入した状態となっている。また、上方側壁41の上面はマット部1の上面と略面一となっていることから、使用者がマット部1に身体を横たえる等の動作時に腕用マッサージ器40が邪魔になることはないものである。
【0044】
つぎに、首部、背中部等のマッサージととも腕用マッサージ器40を使用し腕部のマッサージをする場合について説明する。
【0045】
この場合使用者は、マット部1の上面に身体を横たえた後、前記リモコン装置7に設けられた腕用マッサージ器40の使用を設定する図示しない設定釦を操作する。この設定釦が操作されると前記制御手段33は前記両電磁弁34の弁を開くように制御し駆動用エアーバッグ48にエアーの供給を開始させる。このエアーの供給が開始されると駆動用エアーバッグ48は次第に膨脹し、この膨脹に伴って腕用マッサージ器40はヒンジ47を回動支点として回動し、収納凹部8から次第に突出する。そして、駆動用エアーバッグ48が略最大の膨脹に達すると制御手段33は両電磁弁34を閉じるように制御する。この結果駆動用エアーバッグ48は前記略最大の膨脹状態を維持し、腕用マッサージ器40はその開口45aが略真上を向く状態に維持される。
【0046】
また、前記駆動用エアーバッグ48が略最大の膨脹状態に達したか否かの判断は、最大の膨脹に達するまでに要する時間を予め求めこの時間をメモリーに記憶しておきエアー供給時間を計時することにより判断するようにしているものである。なお、この判断は駆動用エアーバッグ48の前記略最大の膨脹時の圧力を予め求め、この圧力値をメモリーに記憶しておき、駆動用エアーバッグ48の圧力を圧力センサーで検知し、上記メモリーに記憶された圧力値と比較するようにしてもよいものである。
【0047】
そして、腕用マッサージ器40を突出させた後、前記リモコン装置7から前記腕用マッサージ器40によるマッサージを含むマッサージモードのなかから所望のマッサージモードを選択して設定する。そして、図示しないスタート釦を操作するとともに、腕用マッサージ器40の腕収納部44に腕を挿入する。そして、前記スタート釦の操作により制御手段33は前記設定されたマッサージモードによって定められた順序にしたがって、エアー生成装置30、エアー分配器32および電磁弁34を制御し前記首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18および腕用エアーバッグに46に順次エアーを給排気する。この給排気伴って前記各エアーバッグが膨縮し腕部を含む各被施療部マッサージされるものである。
【0048】
そして、設定された時間がタイマーによって計時されるかまたはマッサージを終了させる図示しない終了釦を操作すると、制御手段33は前記エアー生成手段30を停止させるとともにエアー分配器32を制御して首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18および腕用エアーバッグ46のエアーを排気した後エアー分配器32を停止させる。また、電磁弁34を開くように制御して駆動用エアーバッグ48内のエアーを排気させる。この排気によって駆動用エアーバッグ48は略最小の状態に収縮し、この収縮によって腕用マッサージ器40は収納凹部8内に没入つまり収納されるものである。
【0049】
このように、身体を支持する側に首用エアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18が配設された肉厚のマット部1に、上面に開口8aを有する収納凹部8を形成し、この収納凹部8に出没可能つまり出し入れ可能に腕用マッサージ器40を収納するようにしたことから、腕用マッサージ器40を使用する際には、この腕用マッサージ器40を収納凹部8から突出させて使用し、使用後は収納凹部8に収納つまり没入させればよくしたがって使い勝手をよくでき、また、収納状態では腕用マッサージ器40の上側は前記マット部1の上面と略面一として収納されているため部分マッサージ40を使用することなくエアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18により身体をマッサージをする際においても腕用マッサージ器40が邪魔になることはないものである。
【0050】
また、前記収納凹部8に配設された駆動用エアーバッグ48によって腕用マッサージ器40を前記収納凹部8の開口から出没させるようにしたことから、腕用マッサージ器40の収納凹部8からの出し入れは容易になされるものである。
【0051】
なお、上記実施の形態においては、腕用マッサージ器40とマット部1とをヒンジ47で接続して、駆動用エアーバッグ48の膨縮によりヒンジ47を回動支点として収納凹部8から出没つまり出し入れさせる構成としたが、これは、例えば、ヒンジ47を設けることなく腕用マッサージ器40の底壁43を収納凹部8の底壁8cに対向させて収納凹部8内に上下方向に移動可能に収納するとともに、前記収納凹部8の底壁8cと腕用マッサージ器40の底壁43の外側との間に駆動用エアーバッグを配置し、この駆動用エアーバッグを膨縮させることにより腕用マッサージ器40上下方向に移動させて、腕用マッサージ器40を収納凹部8の開口8aつまりマット部1の上面より出没させて出し入れするように構成してもよいものである。
【0052】
また、駆動用エアーバッグ48およびヒンジ47を設けることなく収納状態で上面がマット部1の上面と略面一となるようにして収納凹部8に収納するように構成し、腕用マッサージ器40を使用する際はこれを収納凹部8から取り出して収納凹部8の開口8aを避けたマット部1の任意の位置に配置させるようにしてもよい。この場合は腕用マッサージ器40の収納凹部8からの取り出しおよび収納は使用者自身がしなければならないもの、腕用マッサージ器40を使用する際には、この腕用マッサージ器40を収納凹部8から取り出して使用し、使用後は収納凹部8に収納すればよいものであることから使い勝手がよい。また、収納状態では腕用マッサージ器40の上側は前記マット部1の上面と略面一として収納されていることから部分マッサージ40を使用することなく、マット部1に配設したエアーバッグ11ないし脚用エアーバッグ18により身体をマッサージをする際においても腕用マッサージ器40が邪魔になることはないものである。
【0053】
なお、上記実施の形態においては、部分マッサージ器40を腕部をマッサージする腕用マッサージ器40とした場合について説明したが、これは同様に構成して脚用マッサージ器としても良いものである。
【0081】
なお、上記第一実施の形態においては、マッサージ手段、部分マッサージ手段をエアーバッグによって構成し、また、駆動装置をエアー供給装置によって構成したが、これはマッサージ手段、部分マッサージ手段を押圧子によって構成するとともに、駆動装置を前記押圧子を振動させる電磁機構あるいは押圧子を揺動させる電動機と揺動機構によって構成してもよいものである。
【0082】
また、上記第一実施の形態においてマット部に配設するマッサージ手段をエアーバッグで構成したがこれは押圧子で構成してもよいものである。
【0083】
【発明の効果】
上記のように構成した請求項1記載の発明は、身体を支持する側に複数のマッサージ手段が配設されたマット部材からなる身体支持体に、上面に開口を有する収納凹部を形成し、この収納凹部に出し入れ可能に部分マッサージ器を収納するようにしたことから、部分マッサージ器を使用する際には、この部分マッサージ器を収納凹部から取り出して使用し、使用後は前記収納凹部に収納すればよくしたがって使い勝手をよくできる。また、収納状態では部分マッサージ器の上側部は前記身体支持体の上面と略面一として収納されていることから部分マッサージをすることなく身体支持体に配設したマッサージ手段により身体をマッサージする際等に部分マッサージ器が邪魔になることがないという効果を有するものである。
【0084】
更に、請求項1記載の発明は、前記収納凹部に配設され前記部分マッサージ器を前記収納凹部の開口から出し入れするとともに前記部分マッサージ器を出す際にはこの部分マッサージ器を押圧して前記開口からの突出状態に維持する出入手段を設けたことから、部分マッサージ器の収納凹部からの出し入れが容易であるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態のマッサージ機の斜視図。
【図2】 上記第一の実施の形態のマッサージ機の部分マッサージ器の断面斜視図(図1のX−X線での断面斜視図)
【図3】 上記第一の実施の形態のマッサージ機の部分マッサージ器の断面図(図1のX−X線での断面図)
【図4】 上記第一の実施の形態のマッサージ機の制御ブロック図。
【図5】 従来のエアーマッサージ機の斜視図。
【符号の説明】
A マッサージ機(エアーマッサージ機)
1 マット部(身体支持体)
2 マット状部材
8 収納凹部
8a 収納凹部の開口
11 首用エアーバッグ(マッサージ手段)
12 肩用エアーバッグ(マッサージ手段)
13 背中用エアーバッグ(マッサージ手段)
14 背中用エアーバッグ(マッサージ手段)
15 腰用エアーバッグ(マッサージ手段)
16 尻用エアーバッグ(マッサージ手段)
17 腿用エアーバッグ(マッサージ手段)
18 脚用エアーバッグ(マッサージ手段)
20 エアー供給装置(駆動装置)
40 腕用マッサージ器(部分マッサージ器)
46 腕用エアーバッグ(部分マッサージ手段)
31a エアーホース
34 電磁弁
45 腕用マッサージ器の枠体
41a 枠体の上方側壁
47 ヒンジ
48 駆動用エアーバッグ(出入手段)
48a エアーホース

Claims (2)

  1. 身体を支持する側に複数のマッサージ手段が配設されたマット部材からなるとともに上面に開口を有する収納凹部が形成された身体支持体と、部分マッサージ手段を有し前記収納凹部に出入可能に収納されるとともに収納状態では前記身体支持体の上面と略面一として収納される部分マッサージ器と、前記収納凹部に配設され前記部分マッサージ器を前記収納凹部の開口から出し入れするとともに前記部分マッサージ器を出す際にはこの部分マッサージ器を押圧して前記開口からの突出状態に維持する出入手段と、前記マッサージ手段および部分マッサージ手段を駆動する駆動装置を備えたことを特徴とするマッサージ機。
  2. 請求項1記載の発明において、前記複数のマッサージ手段、前記部分マッサージ手段、及び前記出入手段の夫々はエアーバッグからなり、これらエアーバッグと連通した前記駆動装置としてのエアー供給装置を設け、前記出入手段をなしたエアーバッグに接続されたエアーホースに、前記出入手段をなしたエアーバッグを略最大の膨張状態に維持する電磁弁を設けたことを特徴とするマッサージ機。
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