JP2001000493A - エアーマッサージ機 - Google Patents

エアーマッサージ機

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JP2001000493A
JP2001000493A JP11172792A JP17279299A JP2001000493A JP 2001000493 A JP2001000493 A JP 2001000493A JP 11172792 A JP11172792 A JP 11172792A JP 17279299 A JP17279299 A JP 17279299A JP 2001000493 A JP2001000493 A JP 2001000493A
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leg
airbag
airbags
massage
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Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、凹凸形状をなしている身体を良
好にマッサージできるエアーマッサージ機を提供するこ
とにある。 【解決手段】 身体を支持する支持部(脚載置台20)
に複数のエアーバッグ(脚用エアーバッグ31〜33を
脚部(身体)の側部凹凸形状に対応させて対向して配設
するとともに、前記凹部(足首側の部位、膝側の部位)
に対応したエアーバッグ(脚用エアーバッグ31、3
3)の内容積を大きく、凸部(脹脛)に対応したエアー
バッグ(脚用エアーバッグ32)の内容積を小さくし前
記凹凸部位(足首側の部位、膝側の部位、脹脛)に対す
る押圧力を略同じ大きさとして良好なマッサージができ
るようにしたエアーマッサージ機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアーバッグに
エアー給排気装置からエアーを給排気して膨縮させて身
体の各部位(被施療部位)をマッサージするエアーマッ
サージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エアーバッグにエアー給排気装置
からエアーを給排気して膨縮させて身体の各部位(被施
療部位)をマッサージするエアーマッサージ機は、椅子
式エアーマッサージ機あるいはマット式エアーマッサー
ジ機などとして広く知られている。
【0003】そして、椅子式マッサージ機の中には、椅
子本体の座部の前部に設けた軸を回動支点として上下方
向に回動可能にオットマンと呼ばれている脚載置台が設
けられているものも多く使用されている。
【0004】この脚載置台は、使用者が椅子の座部に尻
部を載せて座った際に、膝から足首に亘る部位(以下脚
部という)を載置する一対の脚収容溝が形成された台部
と、前記一対の脚収容溝のそれぞれの互いに対向する対
向側壁に配設した一対のエアーバッグとから構成されて
おり、そして、前記台部の一端側つまり座部側を軸によ
って回動可能にして取り付けられているものである。
【0005】そして、脚部をマッサージするときは、座
部に座り脚部を前記脚収納溝に入れ、前記一対のエアー
バッグに同時にエアーを給排気して膨縮させて脚部を両
側から挟み付けるように押圧してマッサージをするもの
である。
【0006】このように脚収容溝に入れられた脚部は互
いに対向するエアーバッグによって両側から挟み付けら
れるように押圧されることから、一応良好なマッサージ
ができるように思われる。
【0007】しかし、脚部の形状は、一般に足首近傍部
(以下足首側の部位という)は最も細く、ついで膝部の
近傍部(以下膝側の部位という)が細く、足首側の部位
と膝側の部位の中間に当たる部位(以下脹脛という)は
最も太いものである。つまり、脚部の側部つまり側面は
その太さに応じた凹凸形状となっている。
【0008】そして、このように側面が凹凸となってい
る脚部を一対のエアーバッグつまり脚部の両側に対向さ
せて一つずづ配設されたエアーバッグを膨縮させてマッ
サージをするものであることから、エアーバッグを膨張
させた時は脚部の太さが異なるつまり側面は凹凸面とな
っているため脚部全体を満足のいく押圧力によってマッ
サージをすることができないこととなる。つまり、押圧
力を最も太い部位つまり脹脛(側面から外方への凸量が
最も大きい部位)に合わせて設定すると足首側および膝
側の細い部位(凹んでいる部位)の押圧力は弱くつまり
小さくなり、また、押圧力を前記細い部位に合わせて設
定すると太い部分の押圧力は強過ぎるつまり大き過ぎる
ことになる。
【0009】このように従来のエアーマッサージ機にお
いては、太さの異なる脚部の両側にそれぞれ互いに対向
させて一つずつエアーバッグを配設し、これら一対のエ
アーバッグを膨縮させて脚部を押圧する構成であること
から、上述のように必ずしも満足のいく押圧力が得られ
ず良好なマッサージができないものである。
【0010】このことは、脚部だけではなく例えば椅子
の背もたれ部あるいはマット部に身体つまり上半身を入
れるつまり位置させる凹所を形成し、この凹所の側壁に
上半身の側面に対向させてエアーバッグを配設して身体
を両側面から押圧するような構成とした場合も、上半身
の側面は凹凸形状となっていることからエアーバッグを
凹凸形状にまたがって配設するように構成したときは上
記と同様に良好なマッサージができないことになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように凹凸形状
を有する身体の側部つまり側面に互いに対向してエアー
バッグを配設し、このエアーバッグを膨縮させてマッサ
ージをする従来エアーマッサージ機は、同一のエアーバ
ッグが身体の凹凸形状にまたがる構成となっているた
め、全体に亘って良好な押圧力を付与できないことか
ら、満足のいくマッサージができないという問題があ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、請求項1記載の発明は、身体を支
持する支持部にエアーの給排気によって膨縮する複数の
エアーバッグを配設するとともに、これらエアーバッグ
にエアー給排気装置によってエアーを給排気して身体を
マッサージするエアーマッサージ機において、前記複数
のエアーバッグを身体の側部の凹凸形状に対応させて配
設するとともに、身体の凹部に対応したエアーバッグの
内容積を大きく、凸部に対応したエアーバッグの内容積
を小さくし前記身体の凹凸部位に対する押圧力を略同じ
大きさとしたエアーマッサージ機としたものである。こ
のように請求項1記載の発明は、複数のエアーバッグを
身体の側部の凹凸形状に対応させて配設するとともに、
身体の凹部に対応したエアーバッグの内容積を大きく、
凸部に対応したエアーバッグの内容積を小さくし前記身
体の凹凸部位に対する押圧力を略同じ大きさとしたこと
から、身体の側面が凹凸形状であっても各エアーバッグ
によって略同じ大きさの押圧力が付与されることから良
好なマッサージができるという作用を有するものであ
る。また、請求項2記載の発明は、身体を支持する支持
部にエアーの給排気によって膨縮する複数のエアーバッ
グを配設するとともに、これらエアーバッグにエアー給
排気装置によってエアーを給排気して身体をマッサージ
するエアーマッサージ機において、前記複数のエアーバ
ッグを身体の側部の凹凸形状に対応させて配設するとと
もに、身体の凹部に対応したエアーバッグへのエアーの
供給量を多くし、凸部に対応したエアーバッグへのエア
ーの供給量を少なくし前記身体の凹凸部位に対する押圧
力を略同じ大きさとしたエアーマッサージ機としたもの
である。このように請求項2記載の発明は、複数のエア
ーバッグを身体の側部の凹凸形状に対応させて配設する
とともに、身体の凹部に対応したエアーバッグへのエア
ーの供給量を多くし、凸部に対応したエアーバッグへの
エアーの供給量を少なくし前記身体の凹凸部位に対する
押圧力を略同じ大きさとしたことから、身体の側面が凹
凸形状であっても各エアーバッグによって略同じ大きさ
の押圧力が付与されることから良好なマッサージができ
るという作用を有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を椅子式エアー
マッサージ機の脚載置台に適用した場合の実施の形態を
図1ないし図3に基いて説明する。図1は椅子式エアー
マッサージ機(以下単にエアーマッサージ機という)1
の斜視図であり、このエアーマッサージ機1は、同図に
示すように上部に肘掛部4を有する一対の側枠5、この
側枠5に橋架されて取り付けられた座板(不図示)とか
らなる本体枠3、この本体枠3の後部に設けられた背も
たれ部6、前記座板の上に設けられた座部7からなる椅
子本体2、この椅子本体2の前記側枠5に軸24(図2
参照)によって回動可能に支持され前記座部7の前方に
取り付けられた脚載置台20、前記図示しない座板の下
部に設けられたエアー給排気装置50(図1では不図
示)などから構成されている。なお、前記側枠5の下面
には後方に延出した支持脚5aが設けられており、この
支持脚5aによって後方への倒れが防止されるようにな
っている。
【0014】なお、前記背もたれ部6、座部7および脚
載置台20は身体を支持する支持部を構成しているもの
である。
【0015】そして、前記背もたれ部6の上部には上下
方向に移動可能に、また、任意位置に位置決め可能にし
て枕部10が設けられおり、この枕部10の内部には首
部をマッサージする首部用エアーバッグ11が配設され
ている。また、背もたれ部6には、背中部をマッサージ
する背中用エアーバッグ12および腰部をマッサージす
る一対の腰用エアーバッグ13が配設されている。ま
た、前記背もたれ部6は全体をカバー6a(図1に一部
を断面して図示)によってカバーされており、このカバ
ー6aによって前記背中用エアーバッグ12および腰用
エアーバッグ13はカバーされている。
【0016】また、前記座部7には尻部をマッサージす
る尻用エアーバッグ14と腿部をマッサージする腿用エ
アーバッグ15が配設され、また、尻用エアーバッグ1
4および腿用エアーバッグ15は座部6をカバーするカ
バー7a(図1に一部を断面して図示)によって覆われ
ている。
【0017】そして、図3に示すように前記首部用エア
ーバッグ11、11は後述する分配器52に一端が接続
されたホース11aを分岐したホース11bによって接
続されており、また、背中用エアーバッグ12は分配器
52に一端が接続されたホース12aによって接続され
ており、また、腰用エアーバッグ13、13は分配器5
2に一端が接続されたホース13aを分岐したホース1
3bによって接続されており、また、尻用エアーバッグ
14は分配器52に一端が接続されたホース14aによ
って接続されており、また、腿用エアーバッグ15は分
配器52に一端が接続されたホース15aによって接続
されている。
【0018】また、前記側枠5の一方には電源スイッチ
8が設けられており、この電源スイッチ8には電源コー
ド8aが接続されている。
【0019】つぎに、前記脚載置台20について説明す
る。この脚載置台20は、図に示すように一対の脚収容
溝22が形成された台部21と、前記一対の脚収容溝2
2のそれぞれの互いに対向する対向側壁23(一方側の
み図示)の一方側にそれぞれ対をなして対向して配設し
た脚用エアーバッグ31ないし33(一方側のみ図示)
とから構成されており、そして、前記台部21の一端側
つまり座部側を軸24(一方側のみ図示)によって回動
可能に取り付けられているものである。
【0020】つぎに、前記各脚収容溝22の両対向壁2
3にそれぞれ配設されている脚用エアーバッグ31ない
し33について説明する。なお、両脚収容溝22の構成
は同一であり、また、これら両脚収容溝22に配設され
る対をなす脚用エアーバッグ31同志は同一に構成され
ており、また、脚用エアーバッグ32同志も同一に構成
されており、また、エアーバッグ33同志も同一に構成
されているものである。
【0021】そして、これら脚用エアーバッグ31ない
し33のうち、対をなす脚用エアーバッグ31は、脚収
容溝22の先端側つまり脚部の足首側の部位に対応させ
て互いに対向させて配設されているものであり、また、
脚用エアーバッグ33は後端側つまり膝側の部位に対応
させて互いに対向させて配設されているものであり、ま
た、脚用エアーバッグ32は脚部の脹脛に対応させて互
いに対向させて配設されているものである。
【0022】また、前記台部21および脚用エアーバッ
グ31ないし33は、カバー20aによって覆われてお
り、そして、図2は脚載置台20のカバー20aを取り
除いた状態を示した図である。
【0023】そして、前記脚用エアーバッグ31は足首
側の部位すなわち脚部の最も細い部分(側面が最も凹ん
だ部位)に対応するものであることから、その内容積つ
まり膨張容積は最も大きく設定されており、また、脚用
エアーバッグ32は脹脛すなわち脚部のうちの最も太い
部分(側面が最も大きく凸となった部分)に対応するも
のであることから、その内容積つまり膨張容積は最も小
さく設定されており、また、前記脚用エアーバッグ33
は膝側の部位すなわち前記脹脛の太さと足首側の部位と
の太さとの略中間の太さの部位に対応するものであるこ
とから、その内容積つまり膨張容積は前記両脚用エアー
バッグ31と32の略中間に設定されてものである。
【0024】つまり、互いに対をなす各脚用エアーバッ
グ31ないし33の膨張容積は、各脚用エアーバッグ3
1ないし33にエアーが供給されて、最も大きく膨張し
たときに両脚用エアーバッグ31、両脚用エアーバッグ
32および両脚用エアーバッグ33がそれぞれ足首側の
部位、脹脛および膝側の部位を挟み付けるように押圧す
る押圧力を略同じ大きさとなるように設定されているも
のである。
【0025】したがって、従来のように互いに対向する
一つのエアーバッグによって押圧する場合のように、脹
脛の部位の押圧力は大きいつまり強いが足首側の部位の
押圧力は小さいつまり弱いというようなことはないもの
である。
【0026】そして、図3に示すように前記対をなす脚
用エアーバッグ31、31は、前記分配器52に一端が
接続されたホース41から分岐されたホース42、43
を更に分岐したホース42a、42bおよび43a、4
3bによって接続されており、対をなす脚用エアーバッ
グ32、32は、同様に分配器52に一端が接続された
ホース44から分岐されたホース45、46を更に分岐
したホース45a、45bおよび46a、46bによっ
て接続されており、また、対をなす脚用エアーバッグ3
3、33は、同様に分配器52に一端が接続されたホー
ス47から分岐されたホース48、49を更に分岐した
ホース48a、48bおよび49a、49bによって接
続されている。
【0027】したがって、前記それぞれの脚収納溝22
に配設されたそれぞれ対をなす脚用エアーバッグ31つ
まり四つの脚用エアーバッグ31には同時にエアーの給
排気がされて同時に膨縮するものであり、同様に、それ
ぞれ対をなす脚用エアーバッグ32つまり四つの脚用エ
アーバッグ32には同時にエアーの給排気がされて同時
に膨縮するものであり、また、それぞれ対をなす脚用エ
アーバッグ33つまり四つの脚用エアーバッグ33には
同時にエアーの給排気がされて同時に膨縮するものであ
る。
【0028】また、各脚用エアーバッグ31ないし33
を膨張させる順序は、まず、各脚用エアーバッグ31を
膨張させ、ついで脚用エアーバッグ32を膨張させ、つ
いで脚用エアーバッグ33を膨張させるようになってい
る。また、脚用エアーバッグ33を膨張させた後に、腿
用エアーバッグ15を膨張させ、ついで、尻用エアーバ
ッグ14、腰用エアーバッグ13、背中用エアーバッグ
12、首部用エアーバッグ11の順に膨張させるように
なっている。
【0029】つまり、各脚用エアーバッグ31ないし首
部用エアーバッグ11は、後述する制御装置52によっ
て心臓から離れた部位から順に心臓に近い部位を押圧す
るよう制御されるようになっている。
【0030】つぎに、前記エアー給排気装置50は、図
3に示すようにエアーポンプからなるエアー生成手段5
1、このエアー生成手段51にホース53を介して接続
されたロータリー弁などからなる分配器52、前記エア
ー生成手段51および分配器52を制御するマイクロコ
ンピュータなどからなる制御手段54とから構成されて
いる。
【0031】また、前記制御手段54には、リモートコ
ントロール装置などからなる入力手段55(図3参照)
からの始動・停止信号、マッサージ時間、各種マッサー
ジモードを設定する信号が入力されるようになってい
る。
【0032】なお、前記各種マッサージモードとして
は、脚用エアーバッグ31から順に首部用エアーバッグ
11に膨縮させて全身をマッサージをする全身マッサー
ジモード、腰用エアーバッグ13ないし首部用エアーバ
ッグ11を膨縮させて上半身をマッサージする上半身マ
ッサージモード、脚用エアーバッグ31ないし尻用エア
ーバッグ14を膨縮させて下半身をマッサージをする下
半身マッサージモード、および脚用エアーバッグ31な
いし33、腿用エアーバッグ15ないし首部用エアーバ
ッグ11を個別に膨縮させて身体の各部位を個別にマッ
サージする部分マッサージモードなどである。
【0033】そして、前記制御手段54は、全身マッサ
ージモード、上半身用マッサージモード、および下半身
マッサージモードを実効する場合は、心臓から離れた部
位にあるエアーバッグから順に膨張させるように制御す
るようになっているものであり、このように心臓にから
離れた部位にあるエアーバッグから順に膨張させること
によって血行を促進させることができマッサージ効果を
高めることができるものである。
【0034】つぎに、上記マッサージ機のマッサージを
する際の動作について説明する。使用者はマッサージを
する場合に、座部7に腰掛け背中部を背もたれ部6に支
持させ、また、脚載置台20を脚収容溝22が略水平と
なる位置まで回動させて位置決めして脚収容溝22内に
脚部を載置し、ついで所望のマッサージモード例えば全
身マッサージモードおよびマッサージ時間を前記リモコ
ン装置55から設定し、ついで、始動スイッチ(不図
示)を閉成する。するとこの始動スイッチから始動信号
が前記制御手段54に送られ、制御手段54は前記設定
された全身マッサージモードを実効する。
【0035】つまり、制御手段54は、前記エアー生成
手段51および分配器52を制御して、まず、四つの脚
用エアーバッグ31にエアーを供給して膨張させ、これ
ら四つの脚用エアーバッグ31が最大膨張に達すると、
ついで四つの脚用エアーバッグ32にエアーの供給を開
始するとともに各脚用エアーバッグ31のエアーの排気
を開始する。そして、これら四つの脚用エアーバッグ3
2が最大膨張に達すると、ついで、、四つの脚用エアー
バッグ33にエアーの供給を開始するとともに各脚用エ
アーバッグ32のエアーの排気を開始する。
【0036】同様に、これら四つの脚用エアーバッグ3
3が最大膨張に達すると、ついで腿用エアーバッグ15
にエアーの供給を開始すするとともに各脚用エアーバッ
グ33のエアーの排気を開始する。同様にして、この動
作を尻用エアーバッグ14、腰用エアーバッグ13、背
中用エアーバッグ12および首部用エアーバッグ11の
順に行い、首部用エアーバッグ11が最大膨張に達する
と、再び前記四つの脚用エアーバッグ32にエアーの供
給を開始すするとともに各首部用エアーバッグ11のエ
アーを排気させ、そして、この動作が繰り返されるもの
である。この各脚用エアーバッグ31ないし首部用エア
ーバッグ11の膨縮により、身体の各部位は繰り返され
る押圧・弛緩によってマッサージされるものである。
【0037】そして、脚部は太さの異なる足首側の部
位、脹脛、膝側の部位によって両側側面は凹凸形状とな
っているが、最も細い部位(最も凹んでいる部位(足首
側の部位))は、最も膨張容積の大きい脚用エアーバッ
グ31によって、また、最も太い(最も凸となっている
部位(脹脛))は、最も膨張容積の小さい脚用エアーバ
ッグ32によって、また、中間の太さ(膝側の部位)は
中間の膨張容積のエアーバッグ33によって押圧される
ことから、その押圧力は略同じ大きさであり良好なマッ
サージができるものである。
【0038】そして、前記設定した時間が経過すると制
御手段54は前記エアー生成手段51および分配器52
を停止させてマッサージは終了する。
【0039】また、下半身マッサージモードを設定した
場合は、制御手段51は脚用エアーバッグ31ないし尻
用エアーバッグ14を順次膨縮させるようにエアー生成
手段51および分配器52を制御する。そして、この場
合も脚部は太さの異なる足首側の部位、脹脛および膝側
の部位は、それぞれ最も膨張容積の大きい脚用エアーバ
ッグ31、最も膨張容積の小さい脚用エアーバッグ32
および中間の膨張容積のエアーバッグ33によって押圧
され、その押圧力は略同じ大きさとなることから良好な
マッサージができるものである。
【0040】また、上半身マッサージモード、個別マッ
サージモードが設定された場合は、制御手段51は、こ
れらマッサージモードによって定められた各エアーバッ
グを膨縮させるようにエアー生成手段51および分配器
52を制御し、このことによって身体の各部のマッサー
ジがなされるものである。
【0041】上述したように上記マッサージ機1は、身
体つまり脚部の側面に互いに対向して配設する脚用エア
ーバッグ31ないし33の内容積つまり膨張容積を脚部
の両側の凹凸形状に合わせたことから、脚部の側部つま
り側面が凹凸形状であっても各凹凸部に応じた内容積の
エアーバッグによって良好な押圧力が付与されることか
ら良好なマッサージがなされるものである。
【0042】なお、上記実施の形態においては、脚部を
マッサージする脚用エアーバッグ31ないし33を順次
膨縮させる構成としたが、これは、例えば、図3におけ
る分配器52に接続されているホース41、44および
47を一本のホースに纏め、このホースの端部を分配器
52に接続する構成として、脚用エアーバッグ31ない
し33を同時に膨縮させるように膨縮させて、脚部全体
つまり脚首側の部位、脹脛および膝側を同時に押圧・弛
緩させるようにしてもよく、この場合においては、脚用
エアーバッグ31ないし33は同時に膨張したときは脚
首側の部位、脹脛および膝側の部位は、脚用エアーバッ
グ31、脚用エアーバッグ32および脚用エアーバッグ
33によって同時に押圧されるが、上記したように脚用
エアーバッグ31ないし33はそれぞれ最大膨張容積を
その凹凸形状に合わせてつまり脚首側の部位、脹脛およ
び膝側の部位の押圧力が略同じくなるように設定されて
いることから同時に押圧された場合も脚首側の部位、脹
脛および膝側の部位は略同一の押圧力によって押圧され
るものであり、同様に良好なマッサージ効果を得ること
ができるものである。
【0043】しかし、上記実施の形態のように脚用エア
ーバッグ31、脚用エアーバッグ32および脚用エアー
バッグ33の膨張順序を脚用エアーバッグ31、脚用エ
アーバッグ32、脚用エアーバッグ33の順とした場合
は、上述したように脚部の血行を促進させることができ
るものである。
【0044】また、上記実施の形態では、脚部の凹凸形
状に合わせて、脚用エアーバッグ31ないし33の最大
膨張容積を変えて、押圧力を略同じ大きさに設定するよ
うに構成したが、これは、各エアーバッグに供給する供
給量を変えることによって押圧力を略同一に設定すよう
に構成もよいものであり、こようにした場合も脚首側の
部位、脹脛および膝側の部位の押圧力を略同じにできる
ことから、同様に良好なマッサージ効果を得ることがで
きるものである。また、このように供給量を変えること
により押圧力を略同じ大きさに設定するようにした場合
は、各エアーバッグの内容積を同じにすることができ
る、つまり、同一構成のエアーバッグを用いることがで
きるという利点がある。
【0045】また、上記実施の形態においては、身体の
側面の凹凸形状を脚部とした場合について説明したが、
身体の他の部分例えば尻ないし胸部の両側の凹凸面にも
適用できるものである。つまり、エアーマッサージ機1
の背もたれ部6または座部7に、身体つまり尻ないし胸
部を入り込ませる凹部を形成し、尻ないし胸部の両側の
凹凸形状に対応させて、内容積またはエアー供給量を変
えて身体の側面に略同じ押圧力を付与する構成としても
よいものである。
【0046】また、上記実施の形態においては、エアー
バッグを身体の凹凸形状に合わせてて対向させて配設す
ることとしたが、これは一方側のみに配設するようにし
てもよいものである。
【0047】また、上記実施の形態では、この発明を椅
子式エアーマッサージ機に適用した場合について説明し
たが、これは身体を入り込ませる凹部を形成したもので
あればマット式エアーマッサージ機など他の形式のマッ
サージきにも適用できるものである。
【0048】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明は、複
数のエアーバッグを身体の側部の凹凸形状に対応させて
配設するとともに、身体の凹部に対応したエアーバッグ
の内容積を大きく、凸部に対応したエアーバッグの内容
積を小さくし前記身体の凹凸部位に対する押圧力を略同
じ大きさとしたことから、身体の側面が凹凸形状であっ
ても各エアーバッグによって略同じ大きさの押圧力が付
与されることから良好なマッサージができるという効果
を有するものである。また、請求項2記載の発明は、複
数のエアーバッグを身体の側部の凹凸形状に対応させて
配設するとともに、身体の凹部に対応したエアーバッグ
へのエアーの供給量を多くし、凸部に対応したエアーバ
ッグへのエアーの供給量を少なくし前記身体の凹凸部位
に対する押圧力を略同じ大きさとしたことから、身体の
側面が凹凸形状であっても各エアーバッグによって略同
じ大きさの押圧力が付与されることから良好なマッサー
ジができるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した椅子式エアーマッサージ機の
斜視図。
【図2】上記椅子式エアーマッサージ機の脚載置台のカ
バーを外した状態の斜視図。
【図3】上記椅子式エアーマッサージ機の制御ブロック
図。
【符号の説明】
1 椅子式エアーマッサージ機(エアーマッ
サージ機) 2 椅子本体 6 背もたれ部(支持部の一部) 7 座部(支持部の一部) 11 首部用エアーバッグ(エアーバッグ) 12 背中用エアーバッグ(エアーバッグ) 13 腰用エアーバッグ(エアーバッグ) 14 尻用エアーバッグ(エアーバッグ) 15 腿用エアーバッグ(エアーバッグ) 20 脚載置台(支持部の一部) 31〜33 脚用エアーバッグ(エアーバッグ) 50 エアー給排気装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体を支持する支持部にエアーの給排気
    によって膨縮する複数のエアーバッグを配設するととも
    に、これらエアーバッグにエアー給排気装置によってエ
    アーを給排気して身体をマッサージするエアーマッサー
    ジ機において、前記複数のエアーバッグを身体の側部の
    凹凸形状に対応させて配設するとともに、身体の凹部に
    対応したエアーバッグの内容積を大きく、凸部に対応し
    たエアーバッグの内容積を小さくし前記身体の凹凸部位
    に対する押圧力を略同じ大きさとしたことを特徴とする
    エアーマッサージ機。
  2. 【請求項2】 身体を支持する支持部にエアーの給排気
    によって膨縮する複数のエアーバッグを配設するととも
    に、これらエアーバッグにエアー給排気装置によってエ
    アーを給排気して身体をマッサージするエアーマッサー
    ジ機において、前記複数のエアーバッグを身体の側部の
    凹凸形状に対応させて配設するとともに、身体の凹部に
    対応したエアーバッグへのエアーの供給量を多くし、凸
    部に対応したエアーバッグへのエアーの供給量を少なく
    し前記身体の凹凸部位に対する押圧力を略同じ大きさと
    したことを特徴とするエアーマッサージ機。
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