JP3652130B2 - 冷蔵庫等の扉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、断熱箱体の開口部を第1及び第2の扉により開閉する構成とすると共に、一方の扉に開閉動作に伴って回動する仕切体を設けた構成の冷蔵庫等の扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷蔵庫等の扉装置の構造としては、例えば特開平4−288470号公報に示されるものがあり、以下図面を参照しながら説明する。
【0003】
図5、図6において、断熱箱体1における開口部の前面に、夫々の一端側が支持された観音開き式の第1及び第2の扉2,3が設けられ、これら両扉の内面の周縁部には夫々ガスケット4が設けられている。そして、一方の第1の扉1の反支持側の内面には、上下方向に延びる柱状の仕切体5が支持ア−ム6を介して回動可能に支持され、この仕切体5の上下端部にはそれぞれ同一形状の円弧状のガイド溝7が形成されている。
【0004】
また、断熱箱体1側開口部の上縁部の左右方向における中間部には、上記ガイド溝7に対して相対的に出入りするガイドピン8が設けられている上記構成のものの場合第1及び第2の扉2,3が共に閉鎖された状態では、ガイドピン8がガイド溝7に侵入して仕切体5が横向きの状態となっており、第1及び第2の扉2,3の各ガスケット4が開口部の周縁部及び仕切体5の金属製の前面板9に吸着して気密にシ−ルしている。
【0005】
この状態から、第1の扉2を開放動作させると、ガイドピン8がガイド溝7に沿って相対的に摺動することに伴い、二点鎖線で示されているように仕切体5が、ガスケット4を離間しながら後ろ向きに回動され、ガイドピン8がガイド溝7から退出した状態となる。
【0006】
また、開放状態の第1の扉2を閉する場合には、開放動作の時とは逆に、ガイド溝7の開口端がガイドピン8に勘合してガイドピン8がガイド溝7に沿って相対的に摺動することに伴い、仕切体5が横向きとなるように回動されて閉鎖状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成では、第1及び第2の扉2,3が閉鎖状態時、第1及び第2の扉2,3との間からガスケット4を介し、仕切体5と前記第1及び第2の扉2,3の扉内板との隙間、或いは仕切体5の金属製前面板9を介し、外気の熱が断熱箱体1に侵入し庫内温度が高くなり、冷蔵庫運転効率が悪くなることで電気代が高くなる。
【0008】
熱伝導を少なくする為、仕切体5の金属製前面板9の内側折曲部を短くすると前面板9の強度が低下し、仕切体5の前面板9を組立時及びサ−ビス交換時に、変形等が起こるという課題があった。
【0009】
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、冷蔵庫運転冷却時、熱侵入が少なく、断熱効果が向上することで、消費電力量の低減ができ、また、仕切体の強度の低下を起こさず変形が無い冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の冷蔵庫等の扉装置は、開口部を有した断熱箱体と、この断熱箱体に前記開口部を開閉するように設けられた第1及び第2の扉と、前記第1及び第2の扉の内周縁に装着されたガスケットと、前記第1の扉に回動自在に取り付けられ前記第1及び第2の扉を閉じた時前記ガスケットが当接する仕切板とを有し、前記仕切体の前記ガスケットの当接面が、熱伝導性の低い材料にて形成するものであり、これによって冷蔵庫冷却運転時、仕切体より庫外からの熱が庫内へ伝わる熱伝導量が少なくなり、断熱効果が向上できるものである。
【0011】
また、断面略コ字状の熱伝導性の低い前面板と筐体状に形成した仕切体を扉に回動自在に取り付けるもので、仕切体のガスケット当接面側内部とガスケットの仕切体当接面側内部に、互いに極性の異なる磁性体を相対させ配置するか、または、仕切体のガスケット当接面側内部或いは、ガスケットの仕切体当接面側内部のどちらか一方に磁性体を設け、他方に金属体を設けた構造とするものであり、これによって冷蔵庫冷却運転時、仕切体より庫外からの熱が庫内へ伝わる熱伝導量及び、ガスケットと仕切体との密着性を高めることにより熱侵入が少なくなり、断熱効果が向上できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、開口部を有した断熱箱体と、この断熱箱体に前記開口部を開閉するように設けられた第1及び第2の扉と、前記第1及び第2の扉の内周縁に装着されたガスケットと、前記第1の扉に回動自在に取り付けられ前記第1及び第2の扉を閉じた時前記ガスケットが当接する仕切体とを有し、前記仕切体内部と前記ガスケットの内部とに、互いに極性の異なる磁性体を相対させて配置し、前記仕切体は、前記ガスケットの当接面となる前面板を熱伝導性の低い材料にて形成し、前記前面板に嵌合される後面板を金属製で形成するとともに前記前面板を前記後面板より外側に配置し、前記前面板の、前記磁性体の取り付け部に位置決め用の薄肉の凹陥溝を設けたことにより、冷蔵庫冷却運転時、仕切体より庫外からの熱が庫内へ伝わる熱伝導量及び、熱侵入が少なくなり、断熱効果が向上する。また、仕切体の強度の低下を起こさず変形が無いうえに、庫内よりの低温度帯を前面板の表面まで伝えにくくすることで、前面板の表面温度が高くなり、前面板の結露防止を図るとともに、磁性体同志の吸着する磁力向上を図り、磁性体設置時の位置決めができるという作用を有する。
【0013】
また、請求項2に記載の発明は、開口部を有した断熱箱体と、この断熱箱体に前記開口部を開閉するように設けられた第1及び第2の扉と、前記第1及び第2の扉の内周縁に装着されたガスケットと、前記第1の扉に回動自在に取り付けられ前記第1及び第2の扉を閉じた時前記ガスケットが当接する仕切体とを有し、前記仕切体内部の前記ガスケット当接面側内部或いは、前記ガスケットの前記仕切体当接面側内部のどちらか一方に磁性体を設け、他方に金属体を設け、前記仕切体は、前記ガスケットの当接面となる前面板を熱伝導性の低い材料にて形成し、前記前面板に嵌合される後面板を金属製で形成するとともに前記前面板を前記後面板より外側に配置し、前記前面板の、前記磁性体の取り付け部に位置決め用の薄肉の凹陥溝を設けたことにより、冷蔵庫冷却運転時、仕切体より庫外からの熱が庫内へ伝わる熱伝導量及び、熱侵入が少なくなり、断熱効果が向上する。また、仕切体の強度の低下を起こさず変形が無いうえに、庫内よりの低温度帯を前面板の表面まで伝えにくくすることで、前面板の表面温度が高くなり、前面板の結露防止を図るとともに、磁性体と金属体との吸着力向上を図り、磁性体或いは金属体設置時の位置決めができるという作用を有する。
【0017】
請求項3に記載の発明は、仕切体の内部に、発泡スチロ−ル等の断熱材を配すると共に、断熱材で磁性体或いは、金属体を固定するものであり、冷蔵庫冷却運転時、断熱効果が向上すると共に、磁性体の前面板からの剥離による吸着不足を防止する作用を有する。
【0018】
請求項4に記載の発明は、仕切体のガスケット当接面側内部に加熱体を熱伝導的に配したものであり、前面板を熱伝導性の低いもので、形成することで、発汗防止用の加熱体の容量が小さくてすみ、電気代が安くなるという作用を有する。
【0021】
請求項5に記載の発明は、仕切体を前面板と後面板を嵌合する際、嵌合部間隙に断熱テ−プを配したものであり、前面板と後面板の嵌合部の隙間よりの冷気侵入等による、仕切体の断熱効果の低下を防止するという作用を有する。
【0022】
請求項6に記載の発明は、仕切体の後面板に第1の扉開閉時、扉内板と当接する緩衝体を配したものであり、後面板と扉内板の当接による音を低減すると共に、仕切体の保護を行うという作用を有する。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について、図1から図4を用いて説明する。
【0024】
尚、従来と同一の構成については同一の番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0025】
(実施例1)
10は冷蔵庫本体であり、開口部を有した断熱箱体11と、この断熱箱体11に前記開口部を開閉するように設けられた、内側に扉内板12を有した第1及び第2の扉13、14を設け、前記第1及び第2の扉13、14の内周縁に装着されたガスケット15と、第1の扉13の扉内面側に断面略コ字状の熱伝導性の低い前面板16と、断面略コ字状の後面板17を嵌合して筐体状に形成した仕切体18を第1の扉13に回動自在に取り付けるもので、前記仕切体18のガスケット15当接面側内部と前記ガスケット15の仕切体18当接面側内部に、互いに極性の異なる磁性体19を相対させて配置するよう構成されている。仕切体18の前面板16を熱伝導性の低いものにすることで、仕切体18より庫外からの熱が庫内へ伝わる熱伝導量が少なくなり、且つ、仕切体18のガスケット15当接面側内部とガスケット15の仕切体18当接面側内部に、互いに極性の異なる磁性体19を相対させることで、ガスケット15のシ−ル性を向上させ熱侵入が少なくなる。よって、断熱効果が向上し消費電力量の低減を図ることができる。
【0026】
開口部を有した断熱箱体11と、この断熱箱体11に前記開口部を開閉するように設けられた、内側に扉内板12を有した第1及び第2の扉13,14を設け、前記第1及び第2の扉13、14の内周面に装着されたガスケット15と、第1の扉13の扉内面側に断面略コ字状の熱伝導性の低い前面板16と、断面略コ字状の後面板17を嵌合して筐体状に形成した仕切体18を第1の扉13に回動自在に取り付けるもので、仕切体18のガスケット15当接面側内部、或いは、ガスケット15の仕切体18当接面側内部のどちらか一方に磁性体19を設け、他方に金属体20を設けた構成とする。仕切体18の前面板16を熱伝導性の低いものにすることで、仕切体18より庫外からの熱が庫内へ伝わる熱伝導量が少なくなり、且つ、仕切体18のガスケット15当接面側内部或いは、ガスケット15の仕切体18当接面側内部のどちらか一方に磁性体19を設け、他方に金属体20を設けることで、ガスケット15のシ−ル性を向上させ熱侵入が少なくなる。よって、断熱効果が向上し消費電力量の低減を図ることができる。
【0027】
仕切体18の前面板16内部の、磁性体19或いは、金属体20取り付け部に薄肉の凹陥溝21を設けることで、仕切体18内部の磁性体19或いは金属体20と、ガスケット15内部の金属体20或いは、磁性体19とが、吸着する磁力の向上を図ると共に磁性体19或いは、金属体20設置時の位置決めができるという作用を有する。
【0028】
仕切体18の内部に、発泡スチロ−ル等の断熱材22を配すると共に、断熱材22で磁性体19或いは、金属体20を固定するよう構成することで、冷蔵庫冷却運転時、断熱効果が向上すると共に、磁性体19の前面板16からの剥離による吸着不足を防止する作用を有する。
【0029】
仕切体18の前面板16を熱伝導性の低いものにし、内部ガスケット15当接面側内部に加熱体23を熱伝導的に配するよう構成することで、発汗防止用の加熱体23の容量が小さくてすみ、消費電力量の低減を図ることができという作用を有する。
【0030】
仕切体18の後面板17を金属製とすることで、仕切体18の強度の低下を起こさず変形が無いという作用を有する。
【0031】
前面板16と後面板17を嵌合して形成した筐体仕切体18に於いて、熱伝導性の低い前面板16が熱伝導性の高い後面板17より外側にくる様にする構成とすることで、庫内よりの低温度帯を前面板16の表面まで伝えにくくなり前面板の表面温度が高くなる。よって、前面板の結露防止を図るという作用を有する。
【0032】
前面板16と後面板17を嵌合して形成した筐体仕切体18に於いて、嵌合部間隙に、断熱テ−プ25を配した構成とすることで、前面板16と後面板17の隙間よりの冷気侵入等による、仕切体18の断熱効果の低下を防止するという作用を有する。
【0033】
前面板16と後面板17を嵌合して形成した筐体仕切体18に於いて、前記後面板17に第1の扉13開閉時、扉内板12と当接する緩衝体26を配した構成とすることで、後面板17と扉内板12の当接による音を低減すると共に仕切体18の保護を行うという作用を有する。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明の冷蔵庫等の扉装置は、開口部を有した断熱箱体と、この断熱箱体に前記開口部を開閉するように設けられた第1及び第2の扉と、前記第1及び第2の扉の内周縁に装着されたガスケットと、前記第1の扉に回動自在に取り付けられ前記第1及び第2の扉を閉じた時前記ガスケットが当接する仕切板とを有し、前記仕切体の前記ガスケットの当接面が、熱伝導性の低い材料にて形成することにより、冷蔵庫冷却運転時、仕切体より庫外からの熱が庫内へ伝わる熱伝導量が少なくなり、断熱効果が向上できる。
【0035】
また、仕切体内部とガスケット内部とに、互いに極性の異なる磁性体を相対させて配置することにより、冷蔵庫冷却運転時、仕切体より庫外からの熱が庫内へ伝わる熱伝導量及び、ガスケットと仕切体との密着性を高めることにより熱侵入が少なくなり、断熱効果が向上できるものである。
【0036】
また、上記した構成に仕切体の前面板を熱伝導性の低いものにし、且つ仕切体のガスケット当接面側内部とガスケットの仕切体当接面側内部に、互いに極性の異なる磁性体を相対させることによって、ガスケットのシ−ル性を向上させ、冷蔵庫冷却運転時熱侵入が少なく断熱効果が向上し消費電力量の低減を図ることができる冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0037】
また、仕切体の前面板を熱伝導性の低いものにし、且つ仕切体のガスケット当接面側内部或いは、ガスケットの仕切体当接面側内部のどちらか一方に磁性体を設け、他方に金属体を設けることによって、ガスケットのシ−ル性を向上させ、冷蔵庫冷却運転時熱侵入が少なく断熱効果が向上し消費電力量の低減を図ることができる冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0038】
また、仕切体の前面板の、磁性体或いは、金属体取り付け部に薄肉の凹陥溝を設けることによって、仕切体内部の磁性体或いは金属体と、ガスケット内部の金属体或いは、磁性体とが、吸着する磁力の向上を図ると共に、磁性体或いは、金属体設置時の位置決めができる、冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0039】
また、仕切体の内部に、発泡スチロ−ル等の断熱材を配すると共に、断熱材で磁性体或いは、金属体を固定することによって、冷庫冷却運転時、断熱効果が向上すると共に、磁性体の前面板からの剥離による吸着不足を防止することができる、冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0040】
また、仕切体のガスケット当接面側内部に加熱体を熱伝導的に配することによって、発汗防止用の加熱体の容量が小さくてすみ、消費電力量の低減を図ることができる、冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0041】
また、仕切体の後面板を金属製とすることによって、仕切体の強度の低下を起こさず変形が無い冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0042】
また、前面板と後面板を嵌合して筐体状に形成した仕切体に於いて、熱伝導性の低い前面板が金属製の後面板より外側にくる様にすることによって、庫内よりの低温度帯を前面板の表面まで伝えにくくなり、前面板の表面温度が高くなる。よって、前面板の結露防止を図ことができる、冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0043】
また、前面板と後面板を嵌合して筐体状に形成した仕切体に於いて、嵌合部間隙に断熱テ−プを配することによって、前面板と後面板の隙間よりの冷気侵入等による、仕切体の断熱効果の低下を防止することができる、冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【0044】
また、前面板と後面板を嵌合して筐体状に形成した仕切体に於いて、前記後面板に第1の扉開閉時、扉内板と当接する緩衝体を配することによって、後面板と扉内板の当接による音を低減すると共に仕切体の保護を行うことができる、冷蔵庫等の扉装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の要部横断面図
【図2】本発明の実施例1の部分分解縦断面図
【図3】本発明の実施例1の部分縦断面図
【図4】本発明の実施例1の冷蔵庫の斜視図
【図5】従来例の要部横断面図
【図6】従来例の仕切本体の部分縦断面図
【符号の説明】
11 断熱箱体
12 扉内板
13 第1の扉
14 第2の扉
15 ガスケット
16 前面板
17 後面板
18 仕切本体
19 磁性体
20 金属体
21 凹薄肉形状
22 断熱材
23 加熱体
24 断熱テ−プ
25 緩衝体

Claims (6)

  1. 開口部を有した断熱箱体と、この断熱箱体に前記開口部を開閉するように設けられた第1及び第2の扉と、前記第1及び第2の扉の内周縁に装着されたガスケットと、前記第1の扉に回動自在に取り付けられ前記第1及び第2の扉を閉じた時前記ガスケットが当接する仕切体とを有し、前記仕切体内部と前記ガスケットの内部とに、互いに極性の異なる磁性体を相対させて配置し、前記仕切体は、前記ガスケットの当接面となる前面板を熱伝導性の低い材料にて形成し、前記前面板に嵌合される後面板を金属製で形成するとともに前記前面板を前記後面板より外側に配置し、前記前面板の、前記磁性体の取り付け部に位置決め用の薄肉の凹陥溝を設けたことを特徴とする冷蔵庫等の扉装置。
  2. 開口部を有した断熱箱体と、この断熱箱体に前記開口部を開閉するように設けられた第1及び第2の扉と、前記第1及び第2の扉の内周縁に装着されたガスケットと、前記第1の扉に回動自在に取り付けられ前記第1及び第2の扉を閉じた時前記ガスケットが当接する仕切体とを有し、前記仕切体内部の前記ガスケット当接面側内部或いは、前記ガスケットの前記仕切体当接面側内部のどちらか一方に磁性体を設け、他方に金属体を設け、前記仕切体は、前記ガスケットの当接面となる前面板を熱伝導性の低い材料にて形成し、前記前面板に嵌合される後面板を金属製で形成するとともに前記前面板を前記後面板より外側に配置し、前記前面板の、前記磁性体の取り付け部に位置決め用の薄肉の凹陥溝を設けたことを特徴とする冷蔵庫等の扉装置。
  3. 仕切体の内部に、発泡スチロ−ル等の断熱材を配すると共に、断熱材で磁性体或いは、金属体を固定することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の冷蔵庫等の扉装置。
  4. 仕切体のガスケット当接面側内部に加熱体を熱伝導的に配したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫等の扉装置。
  5. 前面板と後面板を嵌合して形成した筐体仕切体において、嵌合部間隙に、断熱テ−プを配したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫等の扉装置。
  6. 前面板と後面板を嵌合して形成した筐体仕切体において、前記後面板に第1の扉開閉時、扉内板と当接する緩衝体を配したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫等の扉装置。
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