JP3650248B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,プラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より,気密な真空処理容器内に配置された被処理体,例えば半導体ウェハ(以下,「ウェハ」と称する。)に対して,所定のプラズマ処理を施すプラズマ処理装置においては,ウェハを載置台上に保持する手段として静電チャックが用いられている。最近使用されている静電チャックは,導電性材料,例えばタングステンから成る導電性薄膜を,絶縁性材料,例えばセラミックスから成る絶縁性部材に内装した構成となっている。また,この静電チャックは,ウェハと略同径で一体形成されており,載置台の載置面に取り付けられている。そして,導電性薄膜に対して所定の直流高電圧に印加すると,この電荷に基づいたクーロン力及びジョンソン・ラーベック力が絶縁性部材に生じ,ウェハが静電チャックのチャック面に吸着,保持される構成となっている。
【0003】
なお,上記にようなセラミックス製の静電チャックは,例えばタングステンから成る導電性薄膜をセラミックスによって挟んだ後,高温状態下で加熱し,各部材を焼結させる工程を経て生産されている。その加熱処理の際,静電チャックは,大きく収縮すると共に,熱応力が生じて大きく歪むことがあり,一度歪みが生じると冷却後もその形状が維持されて,再び加熱処理前の形状に戻ることはない。従って,静電チャックに歪みが生じた場合には,加熱処理後にその表面が均一な平面となるように研磨処理を施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,最近,半導体デバイスの超微細加工技術が飛躍的に進歩し,例えば12インチ以上のウェハに対しても均一な処理を施すことが技術的に可能となっている。しかしながら,一体成形された静電チャックを,特に12インチ以上の大型ウェハに対応させて,単に大型化した場合には,例えば処理時に発生する熱により,静電チャックに熱応力が加わって歪みが生じることがある。従って,静電チャックの歪みによってウェハにも歪みが生じてしまい,ウェハに対して均一な処理を施すことができなくなる場合がある。また,熱応力に伴う静電チャックの歪みは,静電チャックの大型化と比例して一層顕著になる傾向がある。さらに,静電チャックの歪みの影響をあまり受けることがなかった12インチ未満のウェハでも,最近のプラズマ処理技術を用いて超微細加工を施す際に,その歪みによる影響を無視することができない場合がある。
【0005】
また,静電チャックの生産工程においても,静電チャックの大型化に比例して,加熱処理時に生じる熱応力が一層増加し,静電チャックに大きな歪みが生じることがある。この静電チャックの大きな歪みを除去するため,その表面を研磨した場合には,導電性薄膜と,チャック面の略中央又は外縁部との距離に大きな差が生じることがある。この場合には,静電チャックの中央部と外縁部とでウェハの吸着力に差が生じ,ウェハを均一に保持することが困難となる。また,さらに大きく歪んだ静電チャックに対して研磨処理を施すと,導電性薄膜が外部に露出してしまう場合もある。
【0006】
さらに,静電チャックの生産工程において,仮に静電チャックの熱応力による歪みの問題が解決した場合でも,例えば12インチ以上のウェハに対応し,一体成形された静電チャックを生産する場合には,非常に大きな生産設備が必要となり,最近の各種設備の省スペース化の要求に逆行することとなる。さらに,大型の静電チャックを生産するためには,大型の絶縁性部材又は導電性薄膜が必要となるが,これら絶縁性部材又は導電性薄膜を生産するためには大幅なコストの上昇を招き,またそれら絶縁性部材又は導電性薄膜の搬送も困難となる場合がある。
【0007】
また,一体成形された大型静電チャックを,例えば載置台に冷却手段を備え,かつその載置面に伝熱ガスを供給する手段を備えたプラズマ処理装置に適用する場合には,処理時にウェハに生じる熱を効率よく放熱させるように,伝熱ガス吹出孔を静電チャックに配置することは,製造コストの増大要因となる。
【0008】
本発明は,上記従来のプラズマ処理装置が有する問題点に鑑みて成されたものであり,静電チャックを温度変化に伴って生じる応力を吸収するように,相互に所定の間隔をもって配される2以上の部材から構成したことにより,例えば処理時に生じる熱に伴う静電チャックの歪みを防止し,被処理体を均一に保持することができると共に,間隔領域から伝熱ガスを供給して,被処理体と載置台との伝熱効率を向上させることが可能な,新規かつ改良されたプラズマ処理装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は,気密な処理室内に,導電性薄膜を絶縁性材料で挟持して成る静電チャックと,この静電チャックが固着される載置台とを備え,導電性薄膜に高電圧を印加することにより静電チャックのチャック面に載置された被処理体を吸着保持して,その被処理面に所定のプラズマ処理を施す如く構成されたプラズマ処理装置に適用されるものである。そして,上記課題を解決するため,静電チャックは,温度変化に伴って生じる応力を吸収するように,相互に所定の間隔を以て配される2以上の部材から成ることを特徴としている。
【0010】
かかる構成によれば,当該静電チャックは,2以上の部材に分割されていると共に,それら各部材は所定の間隔を以て配置されているため,処理時に生じた熱が静電チャックに加わって熱応力が生じた場合でも,間隔領域によってその熱応力を吸収することができる。従って,例えば12インチ以上の被処理体に対応する静電チャックにおいても処理時に歪みが生じることがないため,被処理体を均一な平面上で保持することができ,被処理体に対して所望の均一な処理を施すことができる。また,例えば載置台に温度調整手段を備え,被処理体を所望の温度に調整可能なプラズマ処理装置に当該発明を適用した場合には,被処理体と載置台との距離が被処理体の全面に渡って略同一であるため,被処理体全体を所望の温度に維持することができる。さらに,静電チャックを構成する各部材自体を,処理時に生じる熱応力によって歪みが生じない程度の大きさに形成することが可能であるため,さらに静電チャックの歪みの発生を防止することが可能である。
【0011】
また,各部材を,静電チャック生産時の加熱処理の際に生じる熱応力によって大きな歪みが生じない程度の大きさに形成することにより,各部材が研磨によって削られる割合を減少させることができる。従って,部材内の導電性薄膜と部材表面との距離が,部材の全面に渡って略同一となる。その結果,これら各部材を組み合わせることによって,被処理体に対して所望の均一な吸着力を持った静電チャックを生産することができると共に,その歩留りも向上させることができる。また,例えば12インチ以上の被処理体に対応する静電チャックを生産する場合でも,かかる静電チャックは2以上の部材から構成されるため,実質的に小さな生産設備で生産することができ,または既存の生産設備でも生産することができる。さらに,各部材を形成する導電性薄膜や絶縁性部材も実質的に小さくすることができ,各構成部材の生産コストを削減することができると共に,それら構成部材の搬送も容易となる。
【0012】
また,被処理体が静電チャックのチャック面に吸着される際に間隔領域に形成される通路が処理室内雰囲気から気密に隔離されるように,間隔領域の少なくとも処理室側端部に気密部材が配されることを特徴としている。従って,処理時においても,間隔領域内にプラズマが回り込むことがないため,静電チャックや載置台などが損傷したり,異常放電が生じることがない。
【0013】
また,間隔領域に相当する載置台の露出面に1又は2以上のガス吹出孔が備えられていることを特徴としている。従って,特に静電チャックを構成する各部材自体にガス吹出孔を備えなくても,被処理体とチャック面との間に均一に伝熱ガスを供給することができるため,被処理体と載置台との間の伝熱効率を向上させることができる。また,ガス吹出孔から,伝熱ガスに代えて冷却ガスを供給する構成としてもよい。さらに,各部材にガス吹出孔が備えられないため,各部材,すなわち静電チャックの強度を向上させることができる。さらにまた,間隔の処理室側端部には,気密部材が配置されているため,伝熱ガスが処理室内に漏れることがない。
【0014】
また,間隔領域には前記通路を隔てるように1又は2以上の隔壁が配されており,前記隔壁により隔てられた前記各通路内をそれぞれ異なる圧力雰囲気に保持することが可能であることを特徴としている。従って,被処理体の状態又は被処理体の処理時の状態に応じて,被処理体とチャック面との間の各部分に,それぞれ所望の圧力雰囲気の伝熱ガスを供給することができる。その結果,被処理体と載置台との伝熱効率が,被処理体全面に渡って実質的に同一となり,その被処理体全体を所望の温度を維持することができる。
【0015】
また,静電チャックは,略同一形状,略同一面積の部材に分割されていることを特徴としている。従って,静電チャックの生産設備を各部材の形状又は状態に対応させて複数備える必要がなく,略同一の生産設備を使用して静電チャックを生産することができる。その結果,例えば12インチ以上の被処理体に対応する静電チャックを生産した場合でも,静電チャックの生産コストを抑えることができる。
【0016】
また,静電チャックは,略円状の中央部材と,その中央部材の外周領域に略同心円状に略等間隔に配された外側部材とから成ることを特徴としている。従って,静電チャックの各部材を,均一な吸着力を維持しつつ,さらに分割することができるため,間隔領域が実質的に増加し,熱応力をより効率よく吸収することができる。また,間隔領域から伝熱ガスを供給する場合には,実質的に増加した間隔領域からさらに所望の状態で伝熱ガスを被処理体裏面に供給することができ,被処理体と載置面との伝熱効率をより一層向上させることができる。
【0017】
また,静電チャックの絶縁性材料は,セラミックスであることを特徴としている。従って,静電チャックの放熱効率が向上するため,被処理体と載置台との伝熱効率が向上し,処理時に被処理体に生じた熱を効率よく放熱させ,被処理体を所望の温度に維持することができる。また,処理時に静電チャックに,仮にプラズマが回り込んでしまった場合でも,セラミックスは耐プラズマ性材料であるため,そのプラズマによる損傷を最小限に抑えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に,添付図面を参照しながら,本発明にかかるプラズマ処理装置をエッチング装置に適用した,実施の形態について詳細に説明する。なお,以下の説明において,略同一の機能及び構成を有する構成要素については,同一符号を付することにより,重複説明を省略することとする。
【0019】
まず,第1の実施の形態について説明する。図1は,本実施の形態にかかるエッチング装置100の概略的な断面を示している。このエッチング装置100の処理室102は,気密に閉塞自在な,例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムから成る略円筒形状の処理容器104内に形成され,この処理容器104は,接地線106を介して接地されている。また,処理室102内の底部には,例えばセラミックなどの絶縁支持板108が設けられている。さらに,この絶縁支持板108の上部には,例えば12インチのウェハWを載置するための下部電極を構成する略円筒形状のサセプタ110が配置されている。
【0020】
このサセプタ110は,絶縁支持板108及び処理容器104の底部を遊貫する昇降軸112によって支持されており,この昇降軸112は,処理容器104外部に設置されている不図示の駆動機構に接続されている。従って,この駆動機構の作動によりサセプタ110は,図1中の往復矢印に示したように,上下移動自在となっている。なお,処理室102の気密性を確保するため,サセプタ110と絶縁支持板108との間には,昇降軸112の外方を囲むように伸縮自在な気密部材,例えばベローズ114が設けられている。
【0021】
また,サセプタ110は,例えば表面が陽極酸化処理されたアルミニウムから成り,その内部には冷媒循環路116が設けられている。この冷媒循環路116は,冷媒導入管116a及び冷媒排出管116bを介して,外部に設けられた不図示の冷媒源に接続されており,冷媒循環路116と冷媒源との間で冷媒,例えばエチレングリコールが循環する構成となっている。さらに,サセプタ110の内部には,不図示の加熱機構,例えばセラミックヒータ及び不図示の温度センサが設けられており,冷媒循環路116と併せて,ウェハWの温度を自動的に所望の温度に維持可能な構成となっている。
【0022】
また,サセプタ110の載置面には,ウェハWを吸着保持するための本実施の形態に係る静電チャック118が設けられている。この静電チャック118は,ウェハWと略同径であり,例えば図2に示したように,略円盤状の中央部材120と,この中央部材120の外周領域に略同心円状に略等間隔に配置された,例えば4つの略扇状の外側部材122(122a,122b,122c,122d)とから構成されている。また,中央部材120と,外側部材122a,122b,122c,122dとは,それぞれ温度変化に伴って生じる応力を吸収するように,相互に所定の間隔を以てサセプタ110の載置面に取り付けられる構成となっている。従って,中央部材120と外側部材122との間には,間隔領域124が形成され,また外側部材122a,122b,122c,122dの間には,それぞれに対応する略同形の間隔領域126(126a,126b,126c,126d)が形成されている。
【0023】
また,中央部材120及び外側部材122は,図3に示したように,それぞれに対応する導電性材料,例えばタングステンから成り,例えば数μmの厚さの薄膜128及び130(130a,130b,130c,130d)を,それぞれに対応する絶縁性材料,例えばセラミックスから成り,例えば数百μmの厚さの絶縁部材132及び134(134a,134b,134c,134d)によって上下から挟持した構成となっている。そして,薄膜128及び130に対して,可変直流電源136から所定の直流高電圧,例えば1.0〜2.5kVの高電圧を印加すると,この電荷に基づいたクーロン力及びジョンソン・ラーベック力が絶縁部材132及び134に生じるように構成されている。従って,それらクーロン力及びジョンソン・ラーベック力により,サセプタ110上に載置されたウェハWが,静電チャック118のチャック面に所望の状態で吸着され,保持される構成となっている。なお,チャック面にウェハWが保持された際,間隔領域124及び126には,それぞれに対応する通路が形成されるが,本発明の詳細な説明中では各間隔領域124及び126と同一番号を付することとする。
【0024】
また,間隔領域124及び126が形成されているサセプタ110の載置面には,伝熱ガス吹出孔138が所定の間隔を以て略等間隔に複数配置されており,この伝熱ガス吹出孔138は,図1に示したように,伝熱ガス導入管138aを介して,外部に設けられた不図示のガス供給源に接続されている。
【0025】
さらに,各通路126の処理室102側端部には,図2に示したように,各通路126内と処理室102内雰囲気とを気密に隔離するための絶縁性材料,例えばセラミックス又はポリイミド系樹脂から成る気密部材140(140a,140b,140c,140d)がそれぞれに対応して取り付けられている。また,各通路126の通路124側端部には,これら各通路124及び126内に伝熱ガスが導入された際に,各通路124及び126内をそれぞれ異なる圧力雰囲気に維持するための絶縁性材料,例えばセラミックス又はポリイミド系樹脂から成る隔壁142(142a,142b,142c,142d)がそれぞれに対応して配置されている。
【0026】
従って,静電チャック118のチャック面にウェハWが載置された後,ガス供給源から伝熱ガス,例えばHeが伝熱ガス吹出孔138から通路124及び126内に供給されることにより,ウェハWとチャック面との間に形成される微小空間に所望の状態で伝熱ガスを供給することができる。その結果,処理時にウェハWに生じた熱を効率よくサセプタ110に放熱させることができる。
【0027】
本実施の形態に係る静電チャック118は,以上のように構成されているため,処理時においても静電チャック118に歪みが生じることがないため,ウェハWを均一な平面上に保持することができ,ウェハWに対して均一な処理を施すことができる。また,静電チャック118は,複数の部材,すなわち中央部材120と外側部材122とから構成されているため,静電チャック118の生産を容易に行うことができる。
【0028】
なお,静電チャック118には,不図示の貫通口が設けられていると共に,この貫通口内には,上下動自在に構成された不図示のリフターピンが挿設されている。また,このリフターピンは,静電チャック118のチャック面に対して出没可能なように構成されている。従って,このリフターピンの作動により,不図示の搬送アームとチャック面との間で,ウェハWを所望の状態で受け渡すことができる。
【0029】
再び図1に戻り,サセプタ110の載置面の外縁部には,絶縁性材料,例えば石英から成る略環状のフォーカスリング144が設けられていると共に,このフォーカスリング144は,静電チャック118を囲うようにして配置されている。従って,このフォーカスリング144により,プラズマがウェハWに効果的に入射し,ウェハWに対して均一な処理を施すことができる。
【0030】
また,サセプタ110の載置面と対向する位置には,導電性材料,例えばアルミニウムから成る略円盤状の上部電極146が配置されている。さらに,上部電極146は,絶縁性材料,例えばセラミックスから成る略環状の絶縁リング148を介して,処理容器104の天井部104aに取り付けられている。また,上部電極146内には,空間部150が形成されていると共に,この空間部150内と処理室102内とを連通する複数のガス吐出孔146aが設けられている。さらに,空間部150の上部略中央には,ガス導入管152が接続されていると共に,このガス導入管152は,バルブ154及び流量調節器MFC156を介して,ガス供給源158に接続されている。従って,処理時には,このガス供給源158から所定の処理ガス,例えばシリコン酸化膜処理の場合にはCF4+O2の混合ガスが,一旦空間部150に導入された後,ガス吐出孔146aからウェハWの被処理面に向かって,均一に吐出される構成となっている。
【0031】
一方,処理容器104の下部側壁には,排気管160が接続されており,この排気管160は,真空引き機構,例えばターボ分子ポンプから成る真空ポンプP162に接続されている。従って,この真空ポンプP162の作動により,処理室102内を所定の減圧雰囲気,例えば数mTorr〜数100mTorrまでの任意の真空度にまで真空引きし,これを維持することが可能なように構成されている。
【0032】
そして,エッチング装置100の高周波電力の供給系について説明すると,上部電極146には,整合回路から成る第1整合器166を介して第1高周波電源168が接続されている。一方,サセプタ110には,整合回路から成る第2整合器170を介して第2高周波電源172が接続されている。そして,処理時には,上部電極146に対して,第1高周波電源168から所定のプラズマ生成用高周波電力,例えば13.56MHzの高周波電力が印加されることにより,処理室102内に導入された処理ガスが解離し,プラズマが励起される。また同時に,サセプタ110に対して,第2高周波電源172から所定のバイアス用高周波電力,例えば380kHzの高周波電力が印加されることにより,励起されたプラズマがウェハWの被処理面に効果的に引き込まれる構成となっている。
【0033】
次に,第2の実施の形態に係る静電チャック200について,図4を参照しながら説明する。静電チャック200は,ウェハWと略同径であり,略円盤状の中央部材202と,この中央部材202の外周領域に略同心円状に略等間隔に配置された,例えば4つの略扇状の中間部材204(204a,204b,204c,204d)と,さらにこれら各中間部材204の外側領域に略同心円状に略等間隔に配置された,例えば4つの略扇状の外側部材206(206a,206b,206c,206d)とから構成されている。
【0034】
また,中央部材202と各中間部材204と各外側部材206とは,温度変化に伴って生じる応力を吸収するように,相互に所定の間隔を以てサセプタ110の載置面に取り付けられる構成となっている。従って,中央部材202と各中間部材204との間には,間隔領域208が形成され,各中間部材204と各外側部材206との間には,間隔領域210が形成される。また,各中間部材204の間には,それぞれに対応する間隔領域212(212a,212b,212c,212d)が形成され,各外側部材206の間には,それぞれに対応する間隔領域214(214a,214b,214c,214d)が形成される。なお,中央部材202,各中間部材204及び各外側部材206の構成材料及び吸着機構は,第1の実施の形態に係る静電チャック118と略同一である。また,各間隔領域212と214とは,略同一直線上に配置される構成となっている。さらに,静電チャック200のチャック面にウェハWが保持された際,各間隔領域208,210,212及び214には,それぞれに対応する通路が形成されるが,本発明の詳細な説明中では各間隔領域208,210,212及び214と同一番号を付することとする。
【0035】
また,各間隔領域208,210,212及び214が形成されているサセプタ110の載置面には,伝熱ガス吹出孔138が所定の間隔を以て略等間隔に複数配置されている。また,各通路214の処理室102側端部には,気密部材216(216a,216b,216c,216d)がそれぞれに対応して取り付けられている。さらに,各通路212の通路208側端部には,隔壁218(218a,218b,218c,218d)がそれぞれに対応して配置されている。なお,気密部材216又は隔壁218は,第1の実施の形態に係る気密部材140又は隔壁142と略同一の構成となっている。
【0036】
第2の実施の形態に係る静電チャック200は,以上のように構成されており,静電チャック118よりもさらに複数の部材から構成されているため,それら各部材に熱応力による歪みが非常に生じ難くなり,さらに被処理体を均一に保持することができる。また,実質的に小さな生産設備で静電チャック200を生産することができため,例えば12インチを超えるウェハWに対応した静電チャックを生産する場合でも,その設備を拡張する必要がない。さらに,静電チャック200は,静電チャック118よりも間隔領域が実質的に多いため,ウェハWとチャック面との間にさらに均一に伝熱ガスを供給することができる。
【0037】
次に,第3の実施の形態に係る静電チャック300について,図5を参照しながら説明する。静電チャック300は,ウェハWと略同径であり,略同一形状及び略同一面積の略扇状の部材302(302a,302b,302c,302d)から構成されている。なお,各部材302の構成材料及び吸着機構は,第1の実施の形態に係る静電チャック118と略同一である。また,各部材302は,温度変化に伴って生じる応力を吸収するように,相互に所定の間隔を以てサセプタ110の載置面に取り付けられる構成となっている。従って,各部材302の間には,略十字状の間隔領域304(304a,304b,304c,304d)が形成される構成となっている。
【0038】
また,間隔領域304内には,応力吸収に影響を与えない耐プラズマ性の弾性体,例えば樹脂306が充填されており,静電チャック300のチャック面の表面には,実質的に溝部が形成されないように構成されている。さらに,部材302には,複数の伝熱ガス吹出孔308が設けられており,不図示のガス供給源から供給される伝熱ガスを,ウェハWと静電チャック300との間に所望の状態で供給可能なように構成されている。
【0039】
以上述べたように,第3の実施の形態に係る静電チャック300は,略同一の部材302から構成されているため,形状が異なる複数の部材に応じた生産設備を備えなくても,大型のウェハWに対応した静電チャックを生産することができる。また,静電チャックを大型化した場合でも,その生産コストの上昇を抑えることができる。
【0040】
以上,本発明の好適な実施の形態について,添付図面を参照しながら説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇において,当業者であれば,各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり,それら変更例及び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0041】
例えば,上記実施の形態において,各静電チャックの各構成部材を特定の形状及び配置構成とした例を挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,静電チャックに加わる熱応力を吸収可能なように,2以上の部材を所定の間隔をもって配置した構成とすれば,本発明の効果を得ることができる。
【0042】
また,上記実施の形態において,各隔壁をそれぞれに対応する通路の特定の位置に設けた構成を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,処理時の被処理体の冷却状態に応じて,隔壁を適宜通路内の所望の位置に備えた構成としても良い。
【0043】
さらに,上記実施の形態において,通路内に気密部材及び隔壁を取り付けた構成を例に挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,それら気密部材又は隔壁を取り付けた位置に対応するサセプタの載置面に,気密部材又は隔壁と実質的に同じ効果を奏するような凸部を形成した構成としても良い。また,通路内に気密部材又は隔壁のいずれか一方,または気密部材及び隔壁の両方を備えない構成としても,本発明は実施可能である。
【0044】
さらにまた,上記実施の形態において,本発明をいわゆる単極型静電チャックに適用した例を挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,いわゆる双極型静電チャックに対しても本発明は適用可能である。
【0045】
そして,上記実施の形態において,静電チャックをエッチング装置に適用した例を挙げて説明したが,本発明はかかる構成に限定されるものではなく,静電チャックを使用する各種プラズマ処理装置にも適用することが可能である。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば,静電チャックを所定の2以上の部材から構成したことにより,特に大型の被処理体に対応した静電チャックであっても処理時の熱により歪みが生じることがない。従って,被処理体を均一な平面であるチャック面上に常時保持することができるため,被処理体に対して均一な処理を施すことができる。また,各部材を生産時の加熱処理の際に歪みが生じない程度の大きさに形成することにより,所望の品質の静電チャックを生産することができる。さらに,上記構成により,特に大型の静電チャックの生産に伴って生産設備を大型化する必要がなく,また既存の設備でも大型静電チャックを生産することができる。
【0047】
また,通路の処理室側端部に気密部材が備えられるため,その通路内にプラズマが回り込むことがない。さらに,空間領域に相当する載置台の露出面に伝熱ガス吹出孔が備えられ,また通路内に隔壁が取り付けられているため,被処理体とチャック面との間に所望の状態で伝熱ガスを供給することができ,被処理体を常時所望の温度に維持することができる。また,静電チャックを,略同一形状,略同一面積の部材に分割することにより,生産設備の単一化を図ることができる。さらに,静電チャックを中央部材と外側部材とから構成したことにより,均一な被処理体の吸着力を確保しつつ,各部材を一層細分化することができ,特に大型の静電チャックの生産が容易となる。また,通路が実質的に増加するため,被処理体とチャック面との間にさらに均一に伝熱ガスを供給することができる。そして,静電チャックの絶縁性材料は,セラミックスから構成されているため,被処理体と載置台との熱伝導率が向上し,被処理体に生じた熱を効率よく放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なエッチング装置の概略的な断面図である。
【図2】図1に示したエッチング装置のサセプタを表した概略的な斜視図である。
【図3】図1に示したエッチング装置に適用される静電チャックを説明するための概略的な説明図である。
【図4】他の実施の形態に係る静電チャックを適用したサセプタの概略的な斜視図である。
【図5】他の実施の形態に係る静電チャックを適用したサセプタの概略的な斜視図である。
【符号の説明】
100 エッチング装置
102 処理室
110 サセプタ
118 静電チャック
120 中央部材
122 外側部材
124,126 間隔領域(通路)
128,130 薄膜
132,134 絶縁部材
136 可変直流電源
138 伝熱ガス吹出孔
140 気密部材
142 隔壁
Claims (4)
- 気密な処理室内に,導電性薄膜を絶縁性材料で挟持して成る静電チャックと,前記静電チャックが固着される載置台とを備え,前記導電性薄膜に高電圧を印加することにより前記静電チャックのチャック面に載置された被処理体を吸着保持して,その被処理面に所定のプラズマ処理を施す如く構成されたプラズマ処理装置において:
前記静電チャックは,温度変化に伴って生じる応力を吸収するように,相互に所定の間隔を以て配される2以上の部材から成り,
前記被処理体が前記静電チャックのチャック面に吸着される際に前記間隔領域に形成される通路が前記処理室内雰囲気から気密に隔離されるように,前記間隔領域の少なくとも前記処理室側端部に気密部材が配され,
前記間隔領域に相当する前記載置台の露出面に1又は2以上のガス吹出孔が備えられており,
前記間隔領域には前記通路を隔てるように1又は2以上の隔壁が配されており,前記隔壁により隔てられた前記各通路内をそれぞれ異なる圧力雰囲気に保持することが可能である,
ことを特徴とする,プラズマ処理装置。 - 前記静電チャックは,略同一形状,略同一面積の部材に分割されていることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマ処理装置。
- 前記静電チャックは,略円状の中央部材と,その中央部材の外周領域に略同心円状に略等間隔配された外側部材とから成ることを特徴とする,請求項1又は2のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
- 前記静電チャックの前記絶縁性材料は,セラミックスであることを特徴とする,請求項1,2又は3のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
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