JP3649613B2 - 圧縮天然ガス用レギュレータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は圧縮天然ガス用レギュレータ(以下CNGレギュレータという)に関するもので、より詳しくは、該レギュレータにおける調圧バルブとこれに対応するシートとの調芯構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧縮天然ガス(以下CNGという)を自動車のエンジンの燃料として使用するために、自動車に搭載されたボンベ内のCNGを所定圧に減圧するCNGレギュレータとして図3に示す構造のCNGレギュレータが特開平6−249076号公報に開示されている。
【0003】
この図3に示すCNGレギュレータは、ボデー100の入口101から流入した高圧のCNGが、調圧バルブ102の開口状態において、該調圧バルブ102とシート103間の隙間を通じて減圧室104内に流入して減圧され、通路105を通じて出口106からエンジンへ供給されるようになっている。また、減圧室104内におけるCNGの燃圧が所定圧以上になると、その燃圧によって調圧スプリング107の付勢力に抗してダイアフラム108を図3の上方へ押し上げ、該ダイアフラム108部に連結された前記調圧バルブ102を持ち上げてシート103部を閉じ、また、減圧室104内におけるCNGの燃圧が所定以下になると、調圧スプリング107の付勢力によってダイアフラム108が下降して調圧バルブ102がシート103から離間し、燃圧と調圧スプリング107とのバランスにより減圧室104内の燃圧を所定値に維持するようになっている。
【0004】
そして、前記シート103はボデー100側に、そのシート103の半径方向に移動できる余裕がなく固着されている。更に、前記調圧バルブ102の連結ロッド109はダイアフラム108のホルダ110に螺着して不動に連結され、また、調圧バルブ102の案内ロッド111の下端部がボデー100に固着した部材112に嵌合支持されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の構造のように、調整バルブ102の下端部が半径方向に移動しないように支持されている構造においては、調圧スプリング107やダイアフラム108が傾いて調圧バルブ109の連結ロッド109に、その半径方向への力が作用すると、案内ロッド111の下端部を支点として調圧バルブ102が傾き、閉弁時において、調圧バルブ102のシール面とシート103のシール面との同芯状態が崩れて該両シール面間に隙間が生じ、該隙間からCNGが減圧室104へ洩れ、減圧室104内の燃圧を所定値に維持できなくなる問題がある。
【0006】
そこで本発明は前記の問題を解決する圧縮天然ガス用レギュレータを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の第1の発明は、圧縮天然ガスを減圧する減圧室と大気室とを区画するダイアフラムと、該ダイアフラム部に連結されてダイアフラムとともに昇降する調圧バルブと、該調圧バルブの弁部に対向して配置したシートを有して、調圧バルブの昇降によるシートとの接離により圧縮天然ガスの減圧室への通路を開閉するものにおいて、
調圧バルブの弁部に、ダイアフラム側が縮径するテーパ状の調圧バルブ側シール面を形成し、該弁部の先部に連結ロッドを突設して該連結ロッドの先部をダイアフラム部に自在継手機構で連結し、シートを、その中央部に前記連結ロッドが挿通する流通口を形成するとともに該流通口の端部をシート側シール面にして該シート側シール面が前記調圧バルブ側シール面に対向するように配置し、前記調圧バルブの弁部における前記連結ロッドと反対側には案内ロッドを突設し、該案内ロッドをその半径方向に移動可能に支承し、更に、前記案内ロッドをその半径方向に移動可能に支承する手段として、該案内ロッドの外周に設けた固定の部材間に、案内ロッドの上側と下側に位置して弾性部材を介在したことを特徴とするものである。
【0008】
本発明において、ダイアフラムの作動時に、ダイアフラムが傾斜して作動すると、該ダイアフラム部に連結された調圧バルブの自在継手機構部に調圧バルブの半径方向への荷重が作用する。このとき、調圧バルブの案内ロッドがその半径方向に移動可能に支承されているため、前記の荷重によって、調圧バルブは、その調圧バルブシール面とシート側シール面との接触部を支点として回転し、両シール面の全周が接触して同軸状態が保持され、該シール部の閉塞時におけるCNGの洩れが防止される。
【0009】
請求項2記載の第2の発明は、圧縮天然ガスを減圧する減圧室と大気室とを区画するダイアフラムと、該ダイアフラム部に連結されてダイアフラムとともに昇降する調圧バルブと、該調圧バルブの弁部に対向して配置したシートを有して、調圧バルブの昇降によるシートとの接離により圧縮天然ガスの減圧室への通路を開閉するものにおいて、
調圧バルブの弁部に、ダイアフラム側が縮径するテーパ状の調圧バルブ側シール面を形成し、該弁部の先部に連結ロッドを突設して該連結ロッドの先部をダイアフラム部に自在継手機構で連結し、シートを、その中央部に前記連結ロッドが挿通する流通口を形成するとともに該流通口の端部をシート側シール面にして該シート側シール面が前記調圧バルブ側シール面に対向するように配置し、更に、前記シートを該シートの半径方向に移動可能に設け、前記調圧バルブの弁部における前記連結ロッドと反対側には案内ロッドを突設し、該案内ロッドをその半径方向に移動可能に支承したことを特徴とするものである。
請求項3記載の第3の発明は、前記第2の発明において、前記案内ロッドをその半径方向に移動可能に支承する手段として、該案内ロッドの外周に設けた固定の部材間に、案内ロッドの上側と下側に位置して弾性部材を介在したことを特徴とするものである。
本発明においては、弾性部材により、前記案内ロッドの半径方向の移動を許容するとともに、前記の荷重が解除された場合には案内ロッドを復帰させる。
【0010】
請求項4記載の第4の発明は、前記第1又は3の発明において、前記上側の弾性部材を、調圧バルブの軸芯を正常位置へ復帰させる芯出し専用のOリングとし、前記下側の弾性部材を、前記と同様の芯出しとシールを兼用するOリングとしたことを特徴とするものである。
【0011】
そして、請求項5記載の第5の発明は、前記第1又は3の発明において、前記上側の弾性部材と下側の弾性部材にシール機能をもたせ、かつ、該両弾性部材をシール温度特性が異なる部材としたことを特徴とするものである。
【0012】
本発明においては、温度変化があった場合でも、両弾性部材のいずれかがシール機能を十分に発揮し、案内ロッド部でのシール性を確保できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示す実施例に基いて本発明の実施の形態について説明する。
図1において、ボデー1にはCNGの入口2が形成され、CNGはフィルタ3、通路4、遮断弁5の弁部6、通路7を通じて部屋8内に流入するようになっている。前記部屋8内にはハウジング9が収納され、該ハウジング9内に調圧バルブ10が昇降可能に収納されている。更に、前記ハウジング9にはポート11が形成されている。
【0014】
前記調圧バルブ10は前記部屋8の上部に配置したシート12と接離可能に対向しており、該調圧バルブ10が下動してシート12より離間すると部屋8内の高圧のCNGが環状隙間13を通じて減圧室14内へ供給され、また、調圧バルブ10が上動してシート12に当接すると部屋8内のCNGが減圧室14内へ供給されないようになっている。
【0015】
ボデー1の上部にはカバー15が固着され、ボデー1とカバー15間にダイアフラム16の周縁部16aが介在されて、該周縁部16aがボデー1とカバー15により挟持されている。そして、このダイアフラム16により前記減圧室14と大気室17とに区画されている。ダイアフラム16の中央部はダイアフラムホルダ18とシェル19とで挟持されているとともにそのダイアフラムホルダ18の下部に前記調圧バルブ10の上端が嵌合状態で連結され、ダイアフラム16の上昇により調圧バルブ10が上動してシート12部を閉塞し、ダイアフラム16の下降により調圧バルブ10が下動してシート12部を開口するようになっている。
【0016】
前記シェル19と前記カバー15に設けた調整ねじ20間にはダイアフラム16を下方へ付勢する調圧スプリング21が介在され、該調圧スプリング21の付勢力と前記減圧室14内のCNGの燃圧とのバランスによりダイアフラム16が昇降して、すなわち調圧バルブ10が開閉作動して減圧室14内のCNGの燃圧を所定の低圧に維持するようになっている。
【0017】
前記減圧室14内の減圧されたCNGは、ボデー1に形成した出口22より自動車のエンジンへ供給される。
前記ハウジング9と調圧バルブ10とシート12との関係について図2により詳述する。
【0018】
前記ボデー1の部屋8は、円筒状に形成されているとともにその下端がボデー1の下端に開口されている。前記部屋8内の上部、すなわちダイアフラム側にはシート12が収納され、該シート12は、その外周形状を円形とし、かつその外径を部屋8の内径よりも小さくして形成され、図2に示すように、シート12の外周面12aと部屋8の内周面8a間に所定長の隙間Dを形成して、シート12が、前記調圧バルブ10の軸芯と直交する方向、すなわちシート12の半径方向に移動できるようになっている。
【0019】
前記シート12の中央部には流通口12bが貫通形成され、該流通口12bと、該流通口12bから下方へ向って開いたテーパ面12eとの間でシート側シール面12cが形成されている。更に、シート12の上面にはOリング嵌合溝12dが形成され、該溝12dにOリング23が備えられている。
【0020】
前記ハウジング9は、部屋8の下部に形成したねじ1aに螺着したプラグ24(図1参照)により図の上方へ押圧された状態で収納されており、該ハウジング9の上端により、平ワッシャ25を介して前記シート12を図1の上方へ押圧して保持している。
【0021】
前記平ワッシャ25はその外径が部屋8の内径と略同径で部屋8内に回転可能に嵌入され、またその内径はシート12のテーパ面12eの下端径より若干大径に形成されている。
【0022】
前記ハウジング9の上部外周は小径に形成され、該小径部の外周部に前記通路7と連通する流通室26が形成されている。更に、ハウジング9の上部には周方向に適宜間隔を有して通路27が形成され、前記流通室26内のCNGが通路27を通じて前記シート側シール面12c部に流入するようになっている。そして、前記通路27以外のハウジング上面によって前記のように平ワッシャ25を押圧している。
【0023】
ハウジング9内にはバルブ収納室28が形成され、該バルブ収納室28に前記の調圧バルブ10が昇降可能に収納されている。該調圧バルブ10は、先部が縮径するテーパ状の調圧バルブ側シール面10aを形成した弁部10bと、該弁部10bの上端に突設して前記シート12の流通口12bに挿通した連結ロッド10cと、該連結ロッド10cの上端に形成され、かつ前記流通口12bを通過できる外径に形成した継手部10dと、弁部10bの下端に設けた案内ロッド10eとからなる。
【0024】
前記調圧バルブ10の継手部10dの上面10fは弁部10側に中心をもつ球面に形成され、より詳しくは、調圧バルブ10が前記シート側シール面12cに接した状態において、その環状のシート側シール面12cの中央に中心Oを有する球面の一部に形成されている。また、継手部10dの下面10gも略球面の一部で形成されている。
【0025】
そして、該継手部10dは、前記ダイアフラム16のホルダ18に形成した継手穴18aに、調圧バルブ10の軸方向には移動せず、その他の方向には移動するように嵌合され、該継手部10dが自在継手機能を有する(図1参照)。
【0026】
前記調圧バルブ10の弁部10bの外径は前記ハウジング9におけるバルブ収納室28の内径より若干小径に形成されて、弁部10bとバルブ収納室28の内面とにわずかな隙間を形成している。この隙間は、調圧バルブ10が後述するように揺動できる寸法で、最大として50μmまでとすることが好ましい。
【0027】
調圧バルブ10における弁部10bの下部に突設した案内ロッド10eの外周面とハウジング9におけるバルブ収納室28の内周面間には、弾性部材からなる調芯部材30,31が介在されており、案内ロッド10eがその半径方向に揺動できるように支承されている。前記調芯部材のうちの上側の部材30は、調圧バルブ10の案内ロッド10eを、その軸芯がバルブ収納室28の軸芯と同芯になるように常時付勢するための芯出し専用のOリングで形成され、下側の部材31は、前記のような芯出しとシール機能を兼用するOリングで形成されている。
【0028】
前記弾性部材からなる調芯部材30,31の他の態様として、上側の調芯部材(弾性部材)30と、下側の調芯部材(弾性部材)31の一方をフロロシリコンゴム(FVMQ)からなる低温時に優れたシール性を発揮する低温用のシール材(Oリング)とし、他方をニトリルゴム(NBR)からなる高温時に優れたシール性を発揮する高温用のシール材(Oリング)としてもよい。例えば、前記FVMQは−40〜100℃でのシール性に適し、前記NBRは−10〜120℃でのシール性に適する。
【0029】
前記バルブ収納室28内にはストッパ29がハウジング9側に固着して設けられており、該ストッパ29と前記弁部10b間にスプリングからなる付勢部材36が圧縮介在されて調圧バルブ10の弁部10bを常時シート12方向へ付勢している。図中、32,33はバックアップリングである。なお、前記ストッパ29、バックアップリング32,33と前記案内ロッド10e間は、案内ロッド10eの所定の揺動に支障とならないような隙間が形成されている。
【0030】
前記ハウジング9の外周にはOリング34とバックアップリング35が設けられている。また、ハウジング9の下部にはストッパ37が嵌入固着されている。
以上の構造であるから、調圧バルブ10とシート12が図1,2に示すように組み付けられた後におけるレギュレータの作動時に、調圧スプリング21やダイアフラム16が傾いて作動し、ホルダ18の軸芯が、調圧バルブ10の軸芯Xに対して傾斜した場合、調圧バルブ10における継手部10dに半径方向Yへの荷重が作用する。このように継手部10dに半径方向Yへの荷重が作用すると、調圧バルブ10には、その調圧バルブ側シール面10aとシート側シール面12cの接触点を支点として半径方向へ回転する力が作用する。このとき、前記接触点を境として前記継手部10dと反対側の案内ロッド10e部がOリングからなる弾性部材30,31で支承されているため、その案内ロッド10eがその半径方向へ移動する。
【0031】
そのため、調圧バルブ10は、前記調圧バルブ側シール面10aとシート側シール面12cが全周に亙って接触した状態で回転し、これら両シール面10aと12cの接触部における同軸状態が保持され、閉弁時におけるCNGの洩れが防止される。
【0032】
また、調圧バルブ10に対する前記の回転力が除かれると、弾性部材30により案内ロッド10eが正常な位置に復帰されて芯出しが行われ、調圧バルブ10が傾いて洩れが発生することを防止する。
【0033】
また、前記のように案内ロッド10eを支承する調芯部材(弾性部材)30と31を、低温用と高温用の材質にした場合には、低温から高温までの広い温度範囲での使用条件下でも案内ロッド10e部でのシール性を確保できる。
【0034】
なお、前記案内ロッド10eを支承する弾性部材からなる調芯部材は、案内ロッド10eの軸方向に2個以上設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上のようであるから本発明によれば、調圧スプリングやダイアフラムが傾いて作動し、調圧バルブにその半径方向の荷重が作用しても、閉弁時におけるシール部のシール性が確保され、CNGが減圧室へ洩れることを確実に防止し、減圧室内の燃圧を所定値に維持することができる。
【0036】
更に、請求項5の発明によれば、低温から高温までの広い使用条件下でも案内ロッド部でのシール性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCNGレギュレータの実施例を示す縦断面図。
【図2】図1における要部の拡大断面図。
【図3】従来のCNGレギュレータを示す縦断面図。
【符号の説明】
10 調圧バルブ
10a 調圧バルブ側シール面
10c 連結ロッド
10e 案内ロッド
12 シート
12b 流通口
12c シート側シール面
14 減圧室
16 ダイアフラム
17 大気室
30,31 弾性部材であるOリング
Claims (5)
- 圧縮天然ガスを減圧する減圧室と大気室とを区画するダイアフラムと、該ダイアフラム部に連結されてダイアフラムとともに昇降する調圧バルブと、該調圧バルブの弁部に対向して配置したシートを有して、調圧バルブの昇降によるシートとの接離により圧縮天然ガスの減圧室への通路を開閉するものにおいて、
調圧バルブの弁部に、ダイアフラム側が縮径するテーパ状の調圧バルブ側シール面を形成し、該弁部の先部に連結ロッドを突設して該連結ロッドの先部をダイアフラム部に自在継手機構で連結し、シートを、その中央部に前記連結ロッドが挿通する流通口を形成するとともに該流通口の端部をシート側シール面にして該シート側シール面が前記調圧バルブ側シール面に対向するように配置し、前記調圧バルブの弁部における前記連結ロッドと反対側には案内ロッドを突設し、該案内ロッドをその半径方向に移動可能に支承し、更に、前記案内ロッドをその半径方向に移動可能に支承する手段として、該案内ロッドの外周に設けた固定の部材間に、案内ロッドの上側と下側に位置して弾性部材を介在したことを特徴とする圧縮天然ガス用レギュレータ。 - 圧縮天然ガスを減圧する減圧室と大気室とを区画するダイアフラムと、該ダイアフラム部に連結されてダイアフラムとともに昇降する調圧バルブと、該調圧バルブの弁部に対向して配置したシートを有して、調圧バルブの昇降によるシートとの接離により圧縮天然ガスの減圧室への通路を開閉するものにおいて、
調圧バルブの弁部に、ダイアフラム側が縮径するテーパ状の調圧バルブ側シール面を形成し、該弁部の先部に連結ロッドを突設して該連結ロッドの先部をダイアフラム部に自在継手機構で連結し、シートを、その中央部に前記連結ロッドが挿通する流通口を形成するとともに該流通口の端部をシート側シール面にして該シート側シール面が前記調圧バルブ側シール面に対向するように配置し、更に、前記シートを該シートの半径方向に移動可能に設け、前記調圧バルブの弁部における前記連結ロッドと反対側には案内ロッドを突設し、該案内ロッドをその半径方向に移動可能に支承したことを特徴とする圧縮天然ガス用レギュレータ。 - 前記案内ロッドをその半径方向に移動可能に支承する手段として、該案内ロッドの外周に設けた固定の部材間に、案内ロッドの上側と下側に位置して弾性部材を介在したことを特徴とする請求項2記載の圧縮天然ガス用レギュレータ。
- 前記上側の弾性部材を、調圧バルブの軸芯を正常位置へ復帰させる芯出し専用のOリングとし、前記下側の弾性部材を、前記と同様の芯出しとシールを兼用するOリングとしたことを特徴とする請求項1又は3記載の圧縮天然ガス用レギュレータ。
- 前記上側の弾性部材と下側の弾性部材にシール機能をもたせ、かつ、該両弾性部材をシール温度特性が異なる部材としたことを特徴とする請求項1又は3記載の圧縮天然ガス用レギュレータ。
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