JPH04136567A - 回転型弁 - Google Patents

回転型弁

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JPH04136567A
JPH04136567A JP25672890A JP25672890A JPH04136567A JP H04136567 A JPH04136567 A JP H04136567A JP 25672890 A JP25672890 A JP 25672890A JP 25672890 A JP25672890 A JP 25672890A JP H04136567 A JPH04136567 A JP H04136567A
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JP
Japan
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valve
seat ring
valve plug
diameter
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP25672890A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hiuga
日向 晃
Shigehiro Kawai
茂弘 川合
Susumu Sakata
進 坂田
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Publication of JPH04136567A publication Critical patent/JPH04136567A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転型弁に関するものである。
[従来の技術] 例えば、空調用の冷温媒体を制御するために使用される
弁としては、圧力、温度、腐食等の条件については比較
的狭く、且つさほど厳格(耐圧:10kg−一程度、温
度:常温〜200°C)を要しない範囲に限定される等
の条件を満たし、また特に量産に適するものとして回転
型弁が知られている。この種の回転型弁は、球面着座部
を有する半球状のバルブプラグを弁本体内に組み込み、
これを弁軸によって外部から回動させることで、流路を
開閉し、その回動角度に応じた流量制御を行うように構
成したものである。第7図はこのような回転型弁の従来
例を示すもので、この回転型弁1は、弁本体2内の流路
3中に貫通孔5を有する#状のバルブプラグ4を内装し
、これを弁本体2の中心線と直交する弁軸6によって回
動させることにより、シートリング7の開口面積を変化
させ、流量制御を行うようにしたものである。バルブプ
ラグ4の外周面は、球心をプラグ中心と一致させた球面
とされ、シートリング7の一端fl!開口端面、すなわ
ち着座面8に密接されることにより、球面着座部4Aを
形成している。
この場合、シートリング7は、通常バルブプラグ4に位
置的に柔軟性を持たせるため弁軸6の内端を遊嵌状態で
バルブ1ラグ4に嵌合しているため、弁本体2の内壁に
割りと確りと取り付けられ、リテーナ9によって抜けを
防止されている。
+i!!!−噛 [4j−gi!−が解決しようとする課題]しかしなが
ら、場合によってはシートリング7側に運動体としての
遊びがないと、着座面8と球面着座部4Aとの間に隙間
が生じた場合、これを吸収できず液漏れを惹起する。特
に、シートリング7の組付けのための弁本体2の孔加工
の精度が悪く、流路孔10の中心とバルブプラグ4の球
心とが一致していない場合は、明らかな漏洩欠陥を招来
すると云う問題があった。
したがって、本発明は上記したような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、シート
リングに運動吸収体としての柔軟性を持たせることによ
り、バルブ構成部品の加工ないし組み付けに条件を与え
ず、また締切効果に優れ液漏れを確実に防止し得るよう
にした回転型弁を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、そ
の第1の目的は、シートリングを両開口端部が段違いの
内外径を有する円筒状に形成して弁本体内に進退移動可
能に且つ弁軸の回転中心と略直交するよう嵌挿し、この
シートリングの大径側開口端面を着座面としてバルブプ
ラグの球面着座部に密接し、小径側外周をシール部材に
よってシールすると共に軸回動可能に軸支し、また付勢
手段によって前記シートリングの着座面を前記バルブプ
ラグの球面着座部に圧接し、前記着座面の外径を前記小
径側外周径より小さく設定したものである。
第2の発明は、上記第1の発明において、着座面の外径
を小径側外周径より僅かに小さく設定したものである。
[作用] 本発明において、シール部材はシートリングの外周をシ
ールすると共に、軸回動可能に軸支する。
シートスプリングは、シートリングをバルブプラグ方向
に付勢し、着座面をバルブプラグの球面着座部に圧接す
る。シートリングは段違いの内外径を有し、着座面の外
径を小径側外周径より小さく設定することで、その面積
差にかかる一次側流体圧を自緊的に付勢手段の付勢力に
加える。
[実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る回転型弁の一実施例を示す断面図
、第2図はバルブプラグ、弁軸およびスタッドの斜視図
、第3図はシートリングの要部拡大断面図、第4図はシ
ート状ガイドの断面図、第5[g(a)、(b)はバル
ブプラグの全rrR状態と全閉状態を示す図である。こ
れらの図において、回転型弁20は、流路22を形成す
る流路孔23が貫通形成された弁本体21と、この弁本
体21の内部中央に配置され流路22を開閉制御する回
転自在なバルブプラグ24と、このバルブプラグ24を
外部から回転操作する弁軸25を備えている。
前記バルブプラグ24は、略半球状で内側がくりぬかれ
た殻構造体からなる弁体26と、弁体26の上下面にそ
れぞれ一体に設けられた円筒状の軸受部27.28とで
構成され、弁体26の外周面には弁軸25の回転方向に
長い帯状の球面着座部29がバルブ7ラグ24の球心O
(第1図)と一致するよう突出形成されると共に、流量
特性部(例:イコールバーセント特性)を形成する開口
部30が前記球面着座部29の一端部と重なるように形
成されている6球面着座部29は、前記弁本体21の上
流側開口部31内に嵌合されたシートリング32の内側
開口端面、すなわち着座面33の上縁に第3図に示すよ
うに線接触されており、その幅りは、着座面33の内径
Aよりやや大きく(D>A>設定されている。また、バ
ルブプラグ24の上側軸受部27には前記弁軸25の内
端25aが同軸に嵌合されて溶接等により一体的に接合
され、下側軸受部28は弁本体21の内底面中央部の着
座部34に突設したスタッド35の上端部35a(第2
図)に回転自在に嵌合軸支されている。
前記シートリング32は、第1図および第3図に示すよ
うに両開口端を段違いに内外径を形成した筒状体に形成
されるもので、バルブプラグ側端部の外径りが反バルブ
プラグ側端部の外径D1より太きく (DADI) 、
外径り、が着座面33の外径D!より太きく (DI 
>D2 ) 、バルブプラグ側端部の内径り、が着座面
33の内径Aと等しく反バルブプラグ側端部の内径D4
より大きく(D3=A>D斗)設定されている。また、
シートリング32の外周面中央部分には環状のばね受は
用突起37が一体に突設されている。このような構成か
らなるシートリング32は、前記弁本体21の流路孔2
3内に摺動自在に且つ回転自在に嵌挿され、その小径側
端部の外周面がOリング36によって軸回動自在に軸支
されている。したがって、シートリング32は、0リン
グ36を支点としてバルブプラグ24の球面着座部29
にならって上下、左右方向に流路孔23との微小な隙間
の範囲内で回動可能とされ、これによって常時バルブプ
ラグ24の球心方向に指向される。また、シートリング
32の外周面で前記ばね受は用段部37とリテーナ38
との間にはシートスプリング39が介在されており、そ
の弾発力によってシートリング32を弁本体21の内方
に付勢し、着座面33をバルブプラグ24の球面着座部
29に所定圧にて圧接している。
この場合、本実施例においてはシートスプリング39と
して、リング状台形に形成したばね座金を数枚表裏交互
に積層して重ねたものを使用したが、これに限らずコイ
ルスプリングのようなものであってもよいことは勿論で
ある。
前記シートリング32の抜けを防止する前記リテーナ3
8は、前記流路孔23に螺合されて、その挿入端部がシ
ートリング32の小径側外周面に相対摺動可能に嵌合し
、また内周面には前記Oリング36が嵌着される環状溝
41が形成されている。
前記スタッド35は円柱状に形成され、その外周面中間
部には第2図に示すように鍔部35bが一体に突設され
、これより下方部分35cが前記弁本体21の内底面中
央部の着座部34に凹設した凹部46(第1図)に嵌合
されている。スタッド35の前記鍔部35bより上方部
分35aは、その外径RPが下側部分35cの外径R1
1より小径(Rp < Rs )とされ、上述した通り
前記バルブプラグ24の下面に設けられた軸受g28の
中心孔47に嵌合されている。
前記弁軸25は、バルブ1ラグ24と共に回転型弁20
の駆動系を形成するもので、弁本体21の上面開口部5
0にガスケット51を介して嵌合され、不図示のボルト
によって締結固定された上蓋52の弁軸挿通孔53およ
びグランド孔54を貫通して上蓋52の上方へ突出して
いる。そして、弁軸25の突出端部にはテーバ面55と
、角頭部56が設けられている。角頭部56は、自動調
整弁として使用される場合、前記上M52の上方にヨー
クを介して設置されるアクチュエータ(図示せず)に連
結され、手動操作される場合にはハンドル(図示せず)
が取り付けられる。
前記弁軸挿通孔53にはシート状ガイド57とOリング
58がそれぞれ嵌挿されている。前記シート状ガイド5
7は、弁軸25の回転軸受を形成するもので、第4図に
示すようにフッ素樹脂を基材とし、カーボン等をコンバ
インしたライニング材60でステンレス製多孔板61の
内側をライニングしたもので、一部分が切欠かれて開放
するC字状とされ、内径が前記弁軸挿通孔53より若干
小さく設定されている。
第1図において、上蓋52の下面とバルブプラグ24の
上面との間には弁軸25のスラスト軸受を形成するワッ
シャ状軟質金属製(黄銅、アルミニウム等)の薄板62
が弁軸25に嵌挿されて介在されている。
前記グランド孔54は、上蓋52の上面側に前記弁軸挿
通孔53と同軸に連通して形成された大径孔からなり、
この孔54と前記弁軸25の隙間にグランド部品64が
嵌挿されており、またグランド孔54の上側開口端部内
周面には溝65が形成され、この溝65にはグランド部
品64の抜けを防止するばね状抜は止めビン66が嵌着
されている。
前記グランド部品64は、複数個のばね座金67、成形
パツキン68、パツキンリング69.0リング70.7
1を備えたグランドホロア72およびパツキンリング7
3とで構成されている。ばね座金67は、表裏を交互に
反転させて前記グランド孔54に嵌挿されている。成形
パツキン68は、ヤーン状のもので、切り口の位置を変
えて前記ばね座金67上に3層程度積層される。グラン
ドホロア72の下端部外径側と、上端側内径側には前記
Oリング70.71がそれぞれ嵌着される環状の嵌合?
ll74.75が形成されている。パツキンリング69
と73は金属ワッシャ状のもので、前記0リング70.
71を押さえるためのものである。
さらに前記弁本体21の内底面で前記スタッド35の下
流側には前記バルブ7ラグ24を第5図(a)に示す全
開位置と、同(b)図に示す全閉位置に停止させるスト
ッパ77が上方に向かって一体に突設されている。スト
ッパ77は、バルブプラグ24の半球割面の開放端面7
8.79に当接する高さを有するものであればよい。
このような構成において、バルブプラグ24は、弁軸2
5によって第5図(a)時計方向に最大角度回動されて
開口部30がシートリング32の内側開口部と正対一致
すると、半球割面の反開口部側開放端面78がストッパ
77の一側面に当接して全開位置に停止され、第5図(
b)反時計方向に最大角度回動されてシートリング32
を球面着座部29が完全に閉じると、開口部側開放端面
79がストッパ77の他側面に当接して全閉位置に停止
する。
かくしてこのような構成からなる回転型弁20にあって
は、シートリング32を弁本体21内に軸線方向に移動
可能に嵌挿すると共に○リング36によって軸回動自在
に軸支し、シートスプリング39によりバルブプラグ2
4の球面着座部29に圧接したので、シートリング32
に運動吸収体としての柔軟性を持たせることができる。
したがって、加工誤差等によりバルブプラグ24の球心
と流路孔23の中心とが多少ずれていても、シートリン
グ32をバルブプラグ24の球心と一致させることがで
き、着座面33をその全周に互って球面着座部29に整
一に密接させることができる。
この結果、全閉時における漏洩を著しく少なくすること
ができる。
ここで、シートリング32の最も合理的な寸法は、バル
ブプラグ24への圧接力を与える主たる手段であるシー
トスプリング39の力に被制御流体の一次側流体圧P、
がロスを与えないこと、且つまたある程度流体圧に比例
した圧力が加わるように設定されることにより締切効果
がよい9そこで、本発明にあってはDl、DlをDl〉
Dlに設定し、その面積差にかかる一次側流体圧P1が
自緊的にシートスプリング39の弾発力に加わるように
した。
その場合、シートリング32が薄肉筒状体となるので、
長手状にしてそのバルブプラグ側端部を大径に、0リン
グ36によって軸支される反バルブプラグ側端部を小径
とした。
第6図は本発明の他の実施例を示すシートリング32の
要部断面図である。この実施例は着座面33の外径D2
を小径側端部の外径D1より極僅かに小さく設定したも
のであり、その他の構成は上記実施例と同様である。
回転型弁20をバッチプロセス用または空調用に用いた
場合など、その弁開時に2次側流体圧P2が高くなるこ
とがある。この二次側流体圧P2もやはり前述の面積差
分に作用し、この場合は逆にシートリング32を開ける
方向に作用する。したがって、この二次側流体圧P2に
よる弁開作用が大きくシートスプリングの弾発力に加わ
ると、とうとう弁閉状態を維持できず、不用意に逆流さ
せてしまうことがある。したがって、単にシートリング
32の面積差をり、>Dlになるように求めるのではな
く、その差は極小に留める配慮が必要となるわけである
0本実施例において、その差は直径で1.0厘1〜2.
0mmとした。なお、この場合は上記実施例のような一
次圧比例の自緊圧の効果は無視する。
シートリング32のバルブプラグ24に対する圧接力は
、 P、(π(1/2D1)2−π(1/2D2 )2)+
Fsである。
但し、Fsはシートスプリング39のばね力である。
なお、上記実施例はシートスプリング39をシートリン
グ32の外周面に設けたばね受は用突起37とリテーナ
38との間に介在させたが、本発明はこれに特定される
ものではなく、何処にあってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る回転型弁は、シートリ
ングに運動吸収体としての柔軟性を持たせてバルブプラ
グの球面着座部に付勢手段により圧接すると共に、シー
トリングを両開口端を段違いに内外径を異ならせた筒状
体とし、その着座面の外径を小径側外周径より小さく設
定して構成したので、弾性部材の圧力に一次側流体圧が
ロスを与えず、弁の締切特性を向上させ、全閉時の漏洩
を確実に防止することができる。また、弁本体ないしバ
ルブプラグの加工、組付けに特別な条件を与えず、合理
性にかなった回転型弁を捉供することができ、その効果
は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る回転型弁の一実施例を示す断面図
、第2図はバルブプラグ、弁軸およびスタッドの斜視図
、第3図はシートリングの要部断面図、第4図はシート
状ガイドの断面図、第5図(a>、(b)はバルブプラ
グの全開状態と全閉状態を示す図、第6図は本発明の他
の実施例を示すシートリングの要部断面図、第7図は回
転型弁の従来例を示す断面図である。 21・・−弁本体、24−・・バルブプラグ、25・・
・弁軸、29・・・球面着座部、30・−・開口部、3
2・・・シートリング、33・・・着座面、36・−・
0リング、37・・・ばね受は用段部、38・・・リテ
ーナ、39・・・シートスプリング、52・・・上蓋、
53・・・弁軸挿通孔。 特許出願人 山武ハネウェル株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シートリングを両開口端部が段違いの内外径を有
    する円筒状に形成して弁本体内に進退移動可能に且つ弁
    軸の回転中心と略直交するよう嵌挿し、このシートリン
    グの大径側開口端面を着座面としてバルブプラグの球面
    着座部に密接し、小径側外周をシール部材によってシー
    ルすると共に軸回動可能に軸支し、また付勢手段によつ
    て前記シートリングの着座面を前記バルブプラグの球面
    着座部に圧接し、前記着座面の外径を前記小径側外周径
    より小さく設定したことを特徴とする回転型弁。
  2. (2)請求項(1)記載の回転型弁において、着座面の
    外径が前記小径側外周径より僅かに小さく設定されてい
    ることを特徴とする回転型弁。
JP25672890A 1990-09-25 1990-09-25 回転型弁 Pending JPH04136567A (ja)

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JP25672890A JPH04136567A (ja) 1990-09-25 1990-09-25 回転型弁

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JP25672890A Pending JPH04136567A (ja) 1990-09-25 1990-09-25 回転型弁

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232260A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Yamatake Corp バルブ
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