JP3648869B2 - 防振ブッシュ及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、車両の防振ブッシュに係り、特に外筒金具とこれに接触する弾性体フランジ部との摩擦により発生するいわゆるスティックスリップ音を防止する防振ブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
自動車用の防振ブッシュとしては、例えば図6に示すように、内筒金具1の外周面に加硫接着された筒状のゴム弾性体層2を設けている。ゴム弾性体層2は、内筒金具10の両端近傍部分にリング状の切り欠き部2aを設けており、中央の弾性体本体2bと両端の弾性体フランジ部2cに分けられている。内筒金具1は、その弾性体本体2bを、図7に示すように、筒状の外筒金具3の内周面に圧入することにより、防振ブッシュが得られる。外筒金具3は、その内径は、弾性体フランジ部2cの外径より小さくなっており、両端面3aは、弾性体フランジ部2cの内側面2c1 に当接し、そのため、外筒金具3は、弾性体フランジ部2cにより軸方向の位置決めが容易になると共に、ゴム弾性体層2からの抜け落ちが防止される。ところが、この防振ブッシュの内筒金具1に捩り方向の力が加わると、外筒金具3の端面3aと弾性体フランジ部2cの内側面2c1 との摩擦によりいわゆるスティックスリップ音が発生し易く、そのため自動車の乗員に不快感を与えることになる。
【0003】
上記スティックスリップ音を防止するため、従来、例えば特公平7ー74658号公報に示すように、弾性体フランジ部2cの外筒金具3との接触部分2c1 を中心としてシリコン樹脂を塗布した防振ブッシュが知られている。しかし、この防振ブッシュの場合、シリコン樹脂の塗布層が摩擦によって除去されるため、長期にわたって安定してスティックスリップ音を防止することができないという問題がある。
【0004】
また、他の防振ブッシュとしては、実開平7ー34222号公報に示すように(図8参照)、弾性体フランジ部2cの外筒金具3の両端面3aと接触する内側面2c1 に、周方向に連続して多数の小突起2dを設けたものが知られている。しかし、この防振ブッシュについては、スティックスリップ音防止効果があまり大きくなく、また小突起2dが外筒金具3との接触によって摩耗するため、長期にわたって継続してスティックスリップ音を防止することができないという問題がある。
【0005】
これに対して、外筒金具を弾性体本体に圧入する代わりに、外筒金具を接着剤により弾性体本体に接着する外筒接着型ブッシュとすることにより、スティックスリップ音を防止することができる。しかし、アウタ接着型の防振ブッシュは、圧入型防振ブッシュに比べて高価になるという問題がある。
本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、スティックスリップ音の発生をを安価に防止できる圧入型の防振ブッシュ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するために、上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、円筒形の内筒金具と、内筒金具の一端側または両端側の外周面に環状に形成した自己潤滑ゴム材料からなる弾性体フランジ部と、内筒金具の外周面に弾性体フランジ部との間に隙間を設けて筒状に形成したゴム材料からなる弾性体本体と、弾性体本体の外周側に圧入され、端部が弾性体フランジ部の弾性体本体側端面に接触する外筒金具とを設け、外筒金具の端部と弾性体フランジ部との間の摩擦によるスティックスリップ音の発生が抑制されることにある。
【0007】
上記のように請求項1に係る発明を構成したことにより、内筒金具に振動による捩り力が加えられたとき、外筒金具の端部と弾性体フランジ部との間に摩擦が生じるが、弾性体フランジ部が低摩擦係数の自己潤滑ゴムにより形成されているため、両者間の摩擦を低く抑えることができる。そのため、外筒金具の端部と弾性体フランジ部との間の摩擦によるスティックスリップ音の発生を効果的に抑制することができる。
【0008】
また、上記請求項2に係る発明の構成上の特徴は、前記請求項1に記載の防振ブッシュにおいて、自己潤滑ゴムの摩擦係数を0.1〜0.5の範囲としたことにある。
上記のように請求項2に係る発明を構成したことにより、外筒金具の端部と弾性体フランジ部との間の摩擦を抑制することができ、上記請求項1に記載の発明の効果であるスティックスリップ音の発生を確実に抑えることができる。
【0009】
また、上記請求項3に係る発明の構成上の特徴は、前記請求項1または請求項2に記載の防振ブッシュにおいて、自己潤滑ゴムが脂肪酸アミドを含む配合とされていることにある。脂肪酸アミドの配合量は、2〜10phrの範囲が望ましい。ただし、phrはゴム分を100としたときの脂肪酸アミドの重量割合を示すものである。
上記のように請求項3に係る発明を構成したことにより、例えばシリコンを含む自己潤滑ゴムと比較し、金具との接着性が良好であり、また潤滑性の成分が弾性体本体のゴムの接触する金具面には付着し難いという効果が得られる。
【0010】
また、上記請求項4に係る発明の構成上の特徴は、二分割される金型であって、円筒形の内筒金具を装着する内筒金具装着空洞部と、内筒金具装着空洞部の軸線方向の一端側または両端側にて径方向に膨出した略環状の端空洞部と、金型の端面から端空洞部に連通する第1注入孔と、端空洞部との間に間隔を設けて内筒金具装着空洞部から径方向に膨出した筒状の中間空洞部と、金型の端面から中間空洞部に連通する第2注入孔とが、型割面を対称面として両割型に振り分けて配設された金型を用い、第1注入孔を通して端空洞部には自己潤滑ゴム材料を注入充填し、第2注入孔を通して中間空洞部にはゴム材料を注入充填するようにしたことにある。
【0011】
上記のように請求項4に係る発明を構成したことにより、金型の型締め後に、中間空洞部には第2注入孔を通して通常のゴム材料を注入充填でき、端空洞部には異なった材料である自己潤滑ゴム材料を第1注入孔を通して注入充填できる。そのため、異なった2種類の材料の成形を1回の金型の型締め中に行うことができるので、防振ブッシュ成形品の成形工程を従来と同程度に簡略化することができる。その結果、スティックスリップ音の発生を抑制できる防振ブッシュを、従来品と同等の製造コストにより製造することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面を用いて説明すると、図1及び図2は、同実施形態に係る自動車用の防振ブッシュの外筒金具装着前と装着後の完成品を断面図により概略的に示したものである。
防振ブッシュは、内筒金具10の外周面に加硫接着されたゴム弾性体層20を設けている。ゴム弾性体層20は、内筒金具10の両端近傍部分を除いた軸線方向の中央部分に筒状で両端近傍部分が先細になるように切り欠かれた弾性体本体21と、内筒金具10の両端近傍位置に、弾性体本体21との間に隙間wを隔てて配設されたリング状の一対の弾性体フランジ部22とにより構成されている。弾性体フランジ部22は、外周にかけて弾性体本体21側にわずかに傾斜している。弾性体本体21は、後述する外筒金具40との摺動抵抗の大きい摩擦係数が1.5〜2.0程度のゴム材料(以下、通常のゴム材料と記す)により形成されている。弾性体フランジ部22は、脂肪酸アミドを2〜10phrの範囲で含む自己潤滑ゴム製であり、摩擦係数が0.1〜0.5の範囲である。
【0013】
ゴム弾性体層20は、通常のゴム材料による弾性体本体21と、自己潤滑ゴム材料による弾性体フランジ部22という異なった材料の2部分を含んでいるが、本実施形態においては、これら2種類の材料を用いた防振ブッシュ成形品の成形を1回の型締め中に同時に行うようにしている。以下、その成形方法について説明する。
【0014】
上記成形用の金型30は、略対称形状の2つの割型30a,30bを型割面30a1 で重ね合わせることにより形成されている。割型30a、30bは、例えば図3に示すような構造になっており、以下割型30aについて説明する。割型30aは、型割面30a1 中央に空洞部31を設けている。空洞部31は、内筒金具10を装着する半円筒形の内筒金具装着部31aを設けており、内筒金具装着部31aの軸線方向の中間部分に径方向に筒状に膨出した中間空洞部31bと、内筒金具装着空洞部31aの軸線方向の両端近傍位置にて中間空洞部31bとの間に隙間を設けて径方向に略環状に膨出した一対の端空洞部31cとを設けている。端空洞部31cは、外周部に向けてわずかに中間空洞部31b側に傾斜している。
【0015】
型割面30a1 にて中央空洞部31bの外周部からは、中間で直角に折り曲げられて金型の一端面に延びた第1注入孔32aが設けられており、第1注入孔32aの金型端面側には漏斗形状の第1注入口32bが設けられている。また、両端空洞部31cの外周部からは、コ字状に延び中間で1本に合流して金型の他端面に延びた第2注入孔32cが設けられており、第2注入孔32cの金型端面側には漏斗形状の第2注入口32dが設けられている。
【0016】
上記金型による防振ブッシュの成形は、まず割型30aの中央空洞部31に内筒金具10を装着して、割型30aに割型30bを重ねて型締めを行う。つぎに、第1ゴム注入装置(図示しない)により、第1注入口32bから第1注入孔32aを通して中間空洞部31b内に通常のゴム材料を注入充填する。さらに、第2ゴム注入装置(図示しない)により、第2注入口32dから第2注入孔32cを通して一対の端空洞部31c内に自己潤滑ゴム材料を注入充填する。その後、金型30を型開きし、成形品を取り出して、第1注入孔32a及び第2注入孔32cにより形成されたゴム部分を除去することにより防振ブッシュ成形品が得られる。この成形方法により、異なった2種類のゴム材料の成形を1回の金型の型締め中に行うことができるので、防振ブッシュの成形工程を従来と同程度に簡略化することができ、製造コストの上昇を抑制できる。なお、両ゴム材料の注入順序は問わず、同時注入も可能である。
【0017】
以上のように形成されたゴム弾性体層20を有する防振ブッシュ成形品は、その弾性体本体21を、図2に示すように、筒状の外筒金具40の内周面に圧入することにより、防振ブッシュが得られる。外筒金具40は、通常は自動車のサスペンションアームのアームカラーが用いられている。外筒金具40は、金属製で表面に亜鉛等のメッキを施したもの、または鉄製で表面に電着塗装膜を設けたものが用いられ、その内径は、弾性体フランジ部22の外径より小さくなっている。そのため、外筒金具40への圧入により、弾性体本体21は縮径し、同時に軸線方向に広がり弾性体フランジ部22の内側端に接触する。外筒金具40の両端面40aは、弾性体フランジ部22の内側面22aに当接し、弾性体フランジ部22により外筒金具40のゴム弾性体層20からの抜け落ちが防止される。
【0018】
そして、防振ブッシュの内筒金具10に急激に捩り方向の力が加わると、弾性体フランジ部22の内側面22aと外筒金具40の両端面40a間に摩擦が生じるが、弾性体フランジ部22が低摩擦係数の自己潤滑ゴム材料により形成されているので、摩擦が抑制される。その結果、両者間の摩擦により発生するスティックスリップ音を効果的に抑制することができ、自動車の乗員に異音による不快感をもたせないようにすることができる。
【0019】
なお、上記実施形態においては、内筒金具10の両端側に弾性体フランジ部22を設けているが、変形例として、図4及び図5に示すように、内筒金具10の一端側にのみ低摩擦係数の自己潤滑ゴム材料により形成された弾性体フランジ部23を設け、他の部分に通常のゴム材料により形成された弾性体本体24を設け、弾性体本体24に外筒金具41を圧入させるようにすることができる。かかる構成の変形例においても、弾性体フランジ部23の内側面23aと外筒金具41の端面41a間に摩擦が生じても、弾性体フランジ部23により摩擦が抑制され、両者間の摩擦により発生するスティックスリップ音を効果的に抑制することができる。
【0020】
つぎに、上記実施形態の具体的実施例について説明する。
上記構成の試験品について下記条件により異音試験をおこなった。試験品の自己潤滑ゴム材料の摩擦係数は0.15であり、脂肪酸アミドの配合量は8phrである。また、比較例として、4種類の従来品を用意した。従来品1は、図7に示す構造で、ゴム硬度が高くなっており(軸直角方向バネ定数kR =22358N/mm、軸方向バネ定数kS =1820N/mm)従来品2は、これと同一構造で、ゴム硬度が低くなっている(kR =18131N/mm、kS =1476N/mm)。従来品3は、弾性体フランジの軸方向距離を広くし、かつ図8に示す突起を設けたものであり、従来品4は図8に示す突起を設けたものである。従来品3においては、弾性体フランジの軸方向距離を広くすることにより、フランジ部ゴムへの外筒金具側面からの押圧力を減らし、スティクスリップのエネルギを小さくし、音を小さくしようとするものである。
(1)試験条件
雰囲気温度:常温23℃及び−15℃
捩り角:±3〜±15°
(2)試験項目
官能評価:異音有り無しで判定し、異音有りの場合は、小(耳を近づけると聞こえる)、中(2m離れて聞こえる)、大(5m離れて聞こえる)の3段階に分けた。異音無しの場合でも、弾性体フランジ部と外筒金具間に相対的な動きがあるときは相対動き発生として示す。
振動加速度:加速度センサの測定値による。単位はg(重力加速度)である。
上記試験結果については、下記表1及び表2に示す。
【0021】
【表1】
Figure 0003648869
【0022】
【表2】
Figure 0003648869
【0023】
表1及び表2から、試験品は、常温及び−15℃のいずれにおいても、異音の発生が無かった。これに対し、従来品では、特に−15℃での異音の発生が認められた。この結果から、本発明品のスティップスリップ音抑制効果が明確にされた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る防振ブッシュの外筒金具圧入前の状態を概略的に示す断面図である。
【図2】同防振ブッシュの外筒金具圧入後を概略的に示す断面図である。
【図3】同防振ブッシュの成形用金型の型割面を示す平面図である。
【図4】変形例である防振ブッシュの外筒金具圧入前の状態を示す断面図である。
【図5】同防振ブッシュの外筒金具圧入後を示す断面図である。
【図6】従来例である防振ブッシュの外筒金具圧入前の状態を示す断面図である。
【図7】同防振ブッシュの外筒金具圧入後を示す断面図である。
【図8】他の従来例である防振ブッシュの外筒金具圧入前の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10…内筒金具、20…ゴム弾性体層、21…弾性体本体、22…弾性体フランジ部、22a…内側面、23…弾性体フランジ部、23a…内側面、24…弾性体本体、30…金型、30a,30b…割型、30a1 …型割面、31…空洞部、31a…内筒金具装着部、31b…中間空洞部、31c…端空洞部、32a…第1注入孔、32b…第1注入口、32c…第2注入孔、32d…第2注入口、40…外筒金具、40a…端面、41…外筒金具、41a…端面。

Claims (4)

  1. 円筒形の内筒金具と、該内筒金具の一端側または両端側の外周面に環状に形成した自己潤滑ゴム材料からなる弾性体フランジ部と、前記内筒金具の外周面に前記弾性体フランジ部との間に隙間を設けて筒状に形成したゴム材料からなる弾性体本体と、前記弾性体本体の外周側に圧入され、端部が前記弾性体フランジ部の該弾性体本体側端面に接触する外筒金具とを設け、該外筒金具の端部と前記弾性体フランジ部との間の摩擦によるスティックスリップ音の発生が抑制されることを特徴とする防振ブッシュ。
  2. 前記請求項1に記載の防振ブッシュにおいて、前記自己潤滑ゴムの摩擦係数を0.1〜0.5の範囲としたことを特徴とする防振ブッシュ。
  3. 前記請求項1または請求項2に記載の防振ブッシュにおいて、前記自己潤滑ゴムが脂肪酸アミドを含む配合とされていることを特徴とする防振ブッシュ。
  4. 二分割される金型であって、円筒形の内筒金具を装着する内筒金具装着空洞部と、該内筒金具装着空洞部の軸線方向の一端側または両端側にて径方向に膨出した略環状の端空洞部と、前記金型の端面から該端空洞部に連通する第1注入孔と、前記端空洞部との間に間隔を設けて前記内筒金具装着空洞部から径方向に膨出した筒状の中間空洞部と、前記金型の端面から該中間空洞部に連通する第2注入孔とが、型割面を対称面として両割型に振り分けて配設された金型を用い、前記第1注入孔を通して前記端空洞部には自己潤滑ゴム材料を注入充填し、前記第2注入孔を通して前記中間空洞部にはゴム材料を注入充填するようにしたことを特徴とする防振ブッシュの製造方法。
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