JP3647197B2 - プリンタ装置、ホストコンピュータ、及び情報処理方法 - Google Patents

プリンタ装置、ホストコンピュータ、及び情報処理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタ装置、ホストコンピュータ、及び情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリンタ装置では、そのコントローラに備えられた不揮発性メモリに制御プログラムや文字フォントを記憶しておき、必要に応じて作業用メモリにそのプログラムやフォントをロードして実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例では、プリンタ装置に実装されたコントローラの不揮発性メモリに制御プログラムやフォントデータが格納され、製品として供給されるため、製造後、或は、その出荷後に制御プログラムに不具合が発見されると、これに即座に対応することが難しいという問題があった。
【0004】
また、従来の装置構成では、すべての制御プログラムが不揮発メモリに格納されるため、使用頻度の少ない記録モードのために準備されたプログラムなどのそのメモリに格納される。このため、そのメモリへのアクセス頻度という点から考えると、その頻度の低いメモリ空間もやはりプログラムの格納のために必要であり、メモリ使用効率の点からは問題があった。
【0005】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、小さい容量のメモリを効率的に用いるとともに、制御プログラムに不具合が発生した場合にも迅速に対処することができるプリンタ装置、ホストコンピュータ、及び情報処理方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のプリンタ装置は、以下のような構成からなる。
【0007】
即ち、ホストコンピュータと通信可能なプリンタ装置であって、電源が投入されることに応じて、初期化処理を実行する初期化手段と、前記初期化処理が終了したことに応じて初期化処理の終了を前記ホストコンピュータに通知する通知手段と、前記初期化処理の終了が前記ホストコンピュータに通知された後、前記ホストコンピュータから送信される第1の制御プログラムを受信する第1の受信手段と、ユーザからのプリント処理の指示に対して、前記第1の制御プログラムを用いたプリント処理が実行不可能であると前記ホストコンピュータにおいて判定された場合、前記ホストコンピュータから送信される前記プリント処理を実行可能な第2の制御プログラムを受信する第2の受信手段とを有することを特徴とするプリンタ装置を備える。
【0009】
また他の発明によれば、プリンタ装置と通信可能なホストコンピュータであって、前記プリンタ装置の第1の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第1の送信手段と、ユーザから、前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段においてユーザから前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付けるのに応じて、前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行可能か否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行不可能であると判定された場合、前記プリント処理を実行可能な第2の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第2の送信手段とを有することを特徴とするホストコンピュータを備える。
【0010】
さらに他の発明によれば、プリンタ装置と通信可能なホストコンピュータにおける情報処理方法であって、前記プリンタ装置の第1の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第1の送信工程と、ユーザから、前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付ける受付工程と、前記受付工程においてユーザから前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付けるのに応じて、前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行可能か否かを判定する判定工程と、前記判定工程において前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行不可能であると判定された場合、前記プリント処理を実行可能な第2の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第2の送信工程とを有することを特徴とする情報処理方法を備える。
【0011】
またさらに他の発明によれば、プリンタ装置と通信可能なホストコンピュータにおいて読み取り可能な記憶媒体であって、前記プリンタ装置の第1の制御プログラムを前記ホストコンピュータから前記プリンタ装置に送信する第1の送信工程と、ユーザから、前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付けるのに応じて、前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行可能か否かを判定する判定工程と、前記判定工程において前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行不可能であると判定された場合、前記プリント処理を実行可能な第2の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第2の送信工程とを前記ホストコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体を備える。
【0012】
以上の構成により本発明は、プリンタ装置の第1の制御プログラムをホストコンピュータからプリンタ装置に送信し、ユーザからそのプリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付けるのに応じて、第1の制御プログラムを用いてそのプリント処理が実行可能か否かを判定し、第1の制御プログラムを用いてそのプリント処理が実行不可能であると判定された場合には、そのプリント処理を実行可能な第2の制御プログラムをプリンタ装置に送信する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0014】
<装置本体の概略説明>
図1は、本発明の代表的な実施の形態であるインクジェットプリンタ(以下、プリンタという)IJRAの構成の概要を示す外観斜視図である。図1において、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5009〜5011を介して回転するリードスクリュー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン(不図示)を有し、ガイドレール5003に支持されて矢印a,b方向を往復移動する。キャリッジHCには、記録ヘッドIJHとインクタンクITとを内蔵した一体型インクジェットカートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押え板であり、キャリッジHCの移動方向に亙って記録用紙Pをプラテン5000に対して押圧する。5007,5008はフォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え等を行うためのホームポジション検知器である。5016は記録ヘッドIJHの前面をキャップするキャップ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引器で、キャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニングブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本例に適用できることは言うまでもない。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切り換え等の公知の伝達機構で移動制御される。
【0015】
これらのキャッピング、クリーニング、吸引回復は、キャリッジがホームポジション側の領域に来た時にリードスクリュー5005の作用によってそれらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されているが、周知のタイミングで所望の動作を行うようにすれば、本例にはいずれも適用できる。
【0016】
<制御構成の説明>
次に、上述した装置の記録制御を実行するための制御構成について説明する。
【0017】
図2はプリンタIJRAの制御回路の構成を示すブロック図である。制御回路を示す同図において、1000はプリンタIJRAにプリンタの制御プログラムをダウンロードしたり、プリンタの記録モードを指示したり、プリントデータを転送するホストコンピュータ(以下、ホストという)、1001はホスト1000のCPU、1002はプリンタドライバやプリンタIJRAにダウンロードする制御プログラムなどを格納するハードディスク(HD)、1600はホスト1000から制御プログラム、記録モード、プリントデータを入力するインタフェース、1700はプリンタIJRAを制御して記録動作を実行するコントローラである。
【0018】
また、1701はMPU、1702はMPU1701が実行するプリンタの初期化プログラムとホスト1000との通信プログラムを格納するROM、1703はホスト1000からのプリントデータや記録ヘッドIJHに供給される記録信号等を一時的にを保存したり、或は、初期化プログラムをMPU1701が実行するために作業漁期として用いられるRAMである。さらに、1710は記録ヘッドIJHを搬送するためのキャリアモータ、1709は記録用紙の搬送のための搬送モータである。1705は記録ヘッドIJHを駆動するヘッドドライバ、1706,1707はそれぞれ搬送モータ1709、キャリアモータ1710を駆動するためのモータドライバである。
【0019】
上記構成の回路において、インタフェース1600にホスト1000からのプリントデータを受信すると、MPU1701はその受信プリントデータをプリント用の記録信号に変換する。そして、モータドライバ1706、1707を駆動すると共に、ヘッドドライバ1705に送られた記録信号に従って記録ヘッドIJHが駆動され、記録が行われる。
【0020】
次に、以上の構成のプリンタにおける初期化処理と記録動作について、図3〜図4に示すフローチャートを参照して説明する。なお、ホスト1000とプリンタIJRAとは双方向通信によって情報を交換できるものとする。
【0021】
(1)初期化処理(図3)
この処理は、プリンタに電源を投入した際にプリンタを記録動作可能にするための処理である。なお、ここでは、この処理の実行のために、ホスト1000は既に起動されており、プリンタIJRAと通信して種々の制御を行うプリンタドライバがCPU1001において実行されているとする。
【0022】
まず、ステップS100でプリンタIJRAに電源を投入すると、ステップS105ではROM1702に保存されているプリンタの初期化処理プログラムがRAM1703の作業領域であるにロードされ、MPU1701によるプリンタの初期化処理が実行される。これにより、RAM1703やインタフェース1600の初期化が行われる。
【0023】
次に、ステップS110ではその初期化処理終了後、MPU1701は初期化処理が終了した旨をホスト1000にインストールされ、CPU1001で動作しているプリンタドライバに通知する。これに応じて、ステップS115ではホスト1000は予めプリンタドライバに設定されているデフォルトの制御プログラム、即ち、最も頻繁に使われるであろう記録モードの制御プログラムをプリンタIJRAに転送する。
【0024】
ステップS120では、その転送された制御プログラムをインタフェース1600を介して受信し、これをRAM1703に格納する。一方、ステップS125では、ホスト1000のプリンタドライバが転送した制御プログラムの記録モードを示すフラグを、ホストの所定のレジスタにセットし、その記録モードを記憶する。これにより、ホスト1000は現在何の記録モードに相当する制御プログラムがプリンタIJRAのRAM1703にロードされているかを知ることができる。
【0025】
最後に、処理はステップS130に進み、プリンタIJRAはホスト1000からの指示待ちになる。
【0026】
以上がプリンタの起動時の初期化処理である。
【0027】
このようにこの実施形態では、プリンタIJRAのROMには電源が投入されたときにRAM1703やインタフェース1600の初期化を行なって、ホスト1000との通信を可能とするだけのプログラム(初期化プログラム)が格納されている。そして、ホスト1000から特定の記録モードにおける記録動作に必要な制御プログラムをダウンロードすることにより、実際の記録動作を行う。
【0028】
(2)記録動作(図4)
まず、ステップS200において、ユーザがホスト1000で実行されているアプリケーションプログラム(不図示)から記録モードの指示を含むプリント処理の指示をしたならば、その指示を受けたプリンタドライバはステップS205においてユーザの指示した記録モードが既にプリンタに転送された制御プログラムの記録モードに合致しているかどうかを調べる。プリンタドライバは、前述のように転送した制御プログラムの記録モードを示すフラグを所定のレジスタに格納して管理しているので、ユーザによって指示された記録モードに対応する制御プログラムがすでにプリンタにあるかどうかを知ることができる。これによって、この実施形態では重複して2度同じ制御プログラムをダウンロードすることがないようになっている。
【0029】
ここで、ユーザが指示した記録モードに対応する制御プログラムが既にプリンタIJRAに転送済であると判断された場合には、処理はステップS220に進み、そうでない場合には処理はステップS210に進む。
【0030】
ステップS210では、ホスト1000はユーザによって指定された記録モードに対応する制御プログラムをプリンタIJRAに転送する。これに応じて、プリンタIJRAは、その制御プログラムをインタフェース1600を介して受信し、RAM1703に格納する。ステップS215では、ホスト1000のプリンタドライバは、転送した制御プログラムの記録モードを示すフラグを、ホストの所定のレジスタにセットし、その記録モードを記憶する。そして、処理はステップS220へと進む。
【0031】
さて、処理はステップS220において、MPU1701は、転送された制御プログラムが格納されているRAM1703のプログラム保存領域の先頭アドレスをアドレスし、単にそのプログラムが格納されている状態からそのプログラムを実行可能な状態へと移す。一方、ホスト1000のプリンタドライバは、ユーザの指示した記録モードに従って、画像処理を実行し、プリントデータを生成する。つまり、この実施形態では、プリンタIJRAのコントローラ1700はプリントデータの生成処理、例えば、PDLデータを解釈してビットマップデータに変換するなどの処理はいっさいを行わなず、ビットマップデータをホスト1000から受信して記録動作を行うようになっている。
【0032】
さらに、ステップS225では、ホスト1000のプリンタドライバは、生成されたプリントデータをプリンタIJRAに転送し、一方、プリンタIJRAではステップS230において、インタフェース1600を介してこれを受信し、RAM1703の所定の領域に格納する。
【0033】
そして、ステップS230では、プリンタIJRAのコントローラ1700はRAM1703に一時的に格納されたプリントデータを記録ヘッドIJHにヘッドドライバ1705を介して転送し、例えば、記録紙などの記録媒体に画像を記録する。このような記録動作に従って、記録媒体を所定量搬送され、記録ヘッドIJHはその記録に必要な位置へと移動される。最後に、ステップS235では、記録動作が終了すると、プリンタは待機状態に移行し、ホスト1000から指示待ちとなる。
【0034】
以上がこの実施形態による記録動作である。
【0035】
従って、以上説明した実施形態に従えば、プリンタに電源が投入されたとき、プリンタのROMに格納された初期化プログラムが起動されて、ホストと交信して、記録動作に必要な制御プログラムをダウンロードし、そのダウンロードされたプログラムを実行して記録を行うので、プリンタのROMに多くの制御プログラムを格納しておく必要はなく、そのROMの容量を小さくすることができる。
【0036】
また、必要に応じてホストから制御プログラムをダウンロードするので、例えば、その制御プログラムに不具合やバージョンアップが生じたときには、ホストからのダウンロードによって対処することができる。これによって、たとえ、製造時に利用可能であった制御プログラムに不具合やバージョンアップが生じてもROMの交換などの必要はなく、ホストからのダウンロードによって迅速な対処が可能となる。
【0037】
なお、プリンタIJRAのコントローラの構成は図2に示したような構成に限定されるものではなく、例えば、図5に示すような構成でも良い。図5において、1704はROM1702を内蔵するカスタム制御回路となるゲートアレイ(G.A.)である。このような構成によれば、電源を投入するとゲートアレイ(G.A.)1704の内蔵ROM1702に保存されている初期化処理プログラムとホスト1000との通信プログラムがRAM1703にロードされ、MPU1701により初期化処理が実行される。
【0038】
また、以上の実施形態ではプリンタをインクジェット方式に従ったインクジェットプリンタとしたが本発明はこれによって限定されるものではなく、例えば、図6に示すような電子写真方式に従ったプリンタ装置でも良い。
【0039】
図6は電子写真方式を採用して記録を行なうレーザビームプリンタの内部構造を示す側断面図である。
【0040】
図6において、740はレーザビームプリンタ(LBP)であり、供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録紙上に像を形成する。700は操作のためのスイツチ及びLED表示器などが配されている操作パネル、701はLBP740全体の制御及び記録動作を制御するプリンタ制御ユニツトである。図2のプリンタIJRAの制御回路を示すブロック図では、インタフェース1600とコントローラ1700は、プリンタ制御ユニット701に含まれている。
【0041】
レーザドライバ702は半導体レーザ703を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光704をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム706周囲の現像ユニツト707により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用い、カツトシート記録紙はLBP740に装着した用紙カセツト708に収納され、給紙ローラ709及び搬送ローラ710と711とにより装置内に取込まれて、静電ドラム706に供給される。
【0042】
このようにして、与えられたプリントデータは用紙上に記録出力される。
【0043】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0044】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0045】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0046】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0047】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、プリンタ装置に常時格納しておくプログラムを少なくすることができ、無駄にメモリを使用することがなく、装置コストを削減できるという効果がある。
【0050】
また、ホストから制御プログラムをダウンロードするので、仮に、その制御プログラムを出荷後に不具合が発見された場合にも迅速な対応が可能になる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態であるインクジェットプリンタIJRAの構成の概要を示す外観斜視図である。
【図2】プリンタIJRAの制御回路の構成を示すブロック図である。
【図3】初期化処理を示すフローチャートである。
【図4】記録動作を示すフローチャートである。
【図5】プリンタIJRAの制御回路の別の構成を示すブロック図である。
【図6】レーザブームプリンタの構成を示す側断面図である。
【符号の説明】
700 操作パネル
701 プリンタ制御ユニツト
702 レーザドライバ
703 半導体レーザ
704 レーザ光
705 回転多面鏡
706 静電ドラム
707 現像ユニツト
708 用紙カセツト
709 給紙ローラ
710、711 搬送ローラ
740 レーザビームプリンタ(LBP)
1000 ホスト
1001 CPU
1002 ハードディスク(HD)
1600 インタフェース
1700 コントローラ
1701 MPU
1702 ROM
1703 RAM
1704 ゲートアレイ(G.A.)
1705 ヘッドドライバ
1706、1707 モータドライバ
1709 搬送モータ
1710 キャリアモータ
HC キャリッジ
IJC インクジェットカートリッジ
IJH 記録ヘッド
IJRA インクジェットプリンタ
IT インクタンク

Claims (9)

  1. プリンタ装置と通信可能なホストコンピュータであって、
    前記プリンタ装置の第1の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第1の送信手段と、
    ユーザから、前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段においてユーザから前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付けるのに応じて、前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行可能か否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行不可能であると判定された場合、前記プリント処理を実行可能な第2の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第2の送信手段とを有することを特徴とするホストコンピュータ。
  2. 前記プリンタ装置の初期化処理が終了したことを示す通知を受信する受信手段をさらに有し、
    前記第1の送信手段は、前記プリンタ装置の初期化処理の終了通知を受信するのに応じて、前記プリンタ装置の前記第1の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のホストコンピュータ。
  3. 前記ユーザからのプリント処理の指示は、前記ユーザが所望の記録モードを指定することを含み、
    前記判定手段は、前記第1の制御プログラムが前記記録モードに対応した制御プログラムであるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のホストコンピュータ。
  4. 前記第1の制御プログラムは、予め設定されているデフォルトの制御プログラムであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のホストコンピュータ。
  5. ホストコンピュータと通信可能なプリンタ装置であって、
    電源が投入されることに応じて、初期化処理を実行する初期化手段と、
    前記初期化処理が終了したことに応じて初期化処理の終了を前記ホストコンピュータに通知する通知手段と、
    前記初期化処理の終了が前記ホストコンピュータに通知された後、前記ホストコンピュータから送信される第1の制御プログラムを受信する第1の受信手段と、
    ユーザからのプリント処理の指示に対して、前記第1の制御プログラムを用いたプリント処理が実行不可能であると前記ホストコンピュータにおいて判定された場合、前記ホストコンピュータから送信される前記プリント処理を実行可能な第2の制御プログラムを受信する第2の受信手段とを有することを特徴とするプリンタ装置。
  6. 前記ホストコンピュータと通信を行うための通信プログラムと、前記初期化処理を実行するための初期化プログラムとを格納する第1記憶手段と、
    前記第1及び第2の制御プログラムを格納する、前記第1の記憶手段とは異なる、第2の記憶手段とをさらに有し、
    前記初期化手段は、電源が投入されることに応じて前記第1の記憶手段から前記初期化プログラムを読み出して初期化処理を行い、
    前記通知手段は、前記初期化処理が終了したことに応じて前記第1の記憶手段から前記通信プログラムを読み出して前記初期化処理の終了を前記ホストコンピュータに通知することを特徴とする請求項5に記載のプリンタ装置。
  7. 前記第1の制御プログラムは、予め設定されているディフォルトの制御プログラムであることを特徴とする請求項5又は6に記載のプリンタ装置。
  8. プリンタ装置と通信可能なホストコンピュータにおける情報処理方法であって、
    前記プリンタ装置の第1の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第1の送信工程と、
    ユーザから、前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程においてユーザから前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付けるのに応じて、前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行可能か否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行不可能であると判定された場合、前記プリント処理を実行可能な第2の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第2の送信工程とを有することを特徴とする情報処理方法。
  9. プリンタ装置と通信可能なホストコンピュータにおいて読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記プリンタ装置の第1の制御プログラムを前記ホストコンピュータから前記プリンタ装置に送信する第1の送信工程と、
    ユーザから、前記プリンタ装置を用いたプリント処理の指示を受け付けるのに応じて、前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行可能か否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において前記第1の制御プログラムを用いて前記プリント処理が実行不可能であると判定された場合、前記プリント処理を実行可能な第2の制御プログラムを前記プリンタ装置に送信する第2の送信工程とを前記ホストコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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