JP3643678B2 - 通行券発行装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、有料道路における通行券を発行する通行券発行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
有料道路における料金所無人化システムは、図3に示すように構成されている。図3は、料金所無人化システムの模式図を示したものである。同図において、21は通行車両22を1台ずつ分離する車両分離器で、料金所入口部分における道路23の両側に設けられる。また、上記道路23には、車両分離器21の間に位置するように踏板24が設けられ、この踏板24により通行車両22の軸数及び輪距を計測する。上記車両分離器21及び踏板24の検出信号は、車種判別回路へ送られる(図示せず)。この車種判別回路は、上記車両分離器21の検出信号により車両を1台ずつ分離し、踏板24により計測された通行車両22の軸数及び輪距に基づいて車種を判別する。
【0003】
また、料金所には、車両分離器21を通過した通行車両22に対して通行券を発行する通行券発行機25が道路23の側方に設けられる。この通行券発行機25は、通行車両22に対し、上記車種判別回路により判別された車種に応じて通行券を発行する。
【0004】
更に、料金所の出口部分には、通行車両22の発進を検知する発進検知装置26が設けられる。
上記通行券発行機25は、図4及び図5に示すように構成されている。図4は通行券発行機25の概略断面図、図5は各種センサの配置構成を示したものである。上記通行券発行機25は、大別してカセット収納部31、搬送部32、ソータ部33、発券口34、制御部35からなっており、カセット収納部31から繰り出された通行券41を搬送路42に一時待機させて、運用時における繰り出し時間を無視できるようにしている。上記一時待機している通行券41は、一時待機センサ43により検知される。
【0005】
そして、通行車両22が進入し、上位制御系から発券指令が与えられると、一時待機していた通行券41は、磁気記録・印字部に搬送され、必要情報の印字を行なった後に発券される。ここで一時待機位置での通行券41を検知するセンサを一時待機センサ43、記録、印字タイミングを得るセンサを書き込みスタートセンサ44といい、両センサ43、44とも通行券41の有無を検知する。また、図5において、45は磁気リードヘッド位置センサ、46は磁気ライナヘッド位置センサ、47はプリンタヘッド位置センサである。
【0006】
上記通行券発行機25は、従来では、磁気ストライプ付き通行券41を発行している。磁気有り通行券を発行する装置では、磁気情報を書き込んだ後に、同情報を読み取って、書き込み情報と一致するかをチェックしており、異方向にセットされた通行券はRAW(Read After Write)チェック(以下、RAWチェックと称する)により検知している。しかし、コスト低減の目的から磁気記録機能を排除する方が望ましく、上記RAWチェック以外の方法が必要となってきている。
【0007】
上記通行券発行機25の派生機器として、磁気無しストライプ付き通行券を発行する機器があるが、磁気無し、磁気有りのストライプ共に黒色である。上記の磁気無しストライプ付き通行券を黒ストライプ券と呼び、磁気ストライプ券に比較して低コストである。従って、有料道路入口で発券された通行券を出口で係員が受け取り、同券に印刷された情報を読み取って通行料金を収受するシステムは、ランニングコストの観点から上記黒ストライプ券が使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記通行券発行機は、通行券に磁気記録は行なわないが、発行時間、料金所などの情報が印刷されるため、印刷は正常な方向に印字される必要がある。
しかしながら、通行券発行機のカセット収納部への通行券のセットは、人手で行なわれるため、異方向にセットされる恐れがある。異方向にセットされた通行券は、裏面、すなわち黒ストライプ部に印字され、情報の判読が困難となり、利用者の混乱を招くことになる。
【0009】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、異方向にセットされた通行券を発券過程で検知し、その発券を中止させることができる通行券発行装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る通行券発行装置は、黒ストライプ付きの通行券がセットされるカセット収納部と、前記カセット収納部から搬送された通行券の黒ストライプを検知する一時待機センサと、前記一時待機センサ部分を通過した通行券を検知して印字タイミングを得る書込スタートセンサと、前記一時待機センサが通行券の黒ストライプを検知すると共に該一時待機センサ部分を通過した通行券を書込スタートセンサが検知したときは、通行券がカセット収納部に正常にセットされていると判断し、前記一時待機センサの検知無しに書込スタートセンサが通行券を検知したときは、通行券が異方向にセットされていると判断する判断手段と、前記判断手段により通行券が正常であると判断されたときに通行券を発行し、通行券が異方向にセットされていると判断されたときは通行券の発行を停止する手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る通行券発行装置のセンサ配置構成を示す側面図、図2は同平面図である。図1及び図2において、11は図3におけるカセット収納部31から繰り出される通行券(黒ストライプ券)、12はこの通行券11を搬送する搬送路である。
【0012】
上記搬送路12には、通行券11を一時待機させる位置の上方に一時待機センサ13を設けている。この一時待機センサ13は、通行券11の地色を区別可能な光ビームによるマークセンサで、正常な方向で走行している通行券11の黒ストライプ14に対向するように位置させている。この場合、例えば黒ストライプ14が走行方向左側上面に位置している状態を正常な方向とする。上記一時待機センサ13の検知能力を向上させるため、通行券11が通行していない時の検知用光ビームが当たる位置は、反射率の高い材料、例えばステンレス等を用いて充分な光量が得られるようにしている。
【0013】
また、搬送路12には、印字部の上方に通行券の有無を検知する書込スタートセンサ15が設けられる。更に、印字部には、プリントヘッド位置センサ16が搬送路12の下方に設けられる。
【0014】
そして、上記一時待機センサ13、書込スタートセンサ15及びプリントヘッド位置センサ16による検知信号は、図3に示した通行券発行機25の制御部35へ送られる。この制御部35は、上位制御系からの指令及び上記各センサの検知信号に従って搬送路12、印字部等を制御して通行券を発行する。
【0015】
また、通行券発行機25内には、異方向にセットされた通行券を回収するための券回収部(図示せず)が設けられている。
次に上記実施形態の動作を説明する。
【0016】
図3のカセット収納部31から繰り出された通行券11は、図1及び図2に示す搬送路12により搬送され、一時待機位置まで送られてくると、一時待機センサ13により検知される。通行券11が正常な方向で走行している時は、一時待機センサ13が発する光ビームが通行券11の黒ストライプ14に当たるので、その反射光量が少なく、一時待機センサ13はオフ状態となる。このため制御部35は、通行券11を一時待機位置に停止させる。
【0017】
そして、上位制御系から通行車両に対する車種判別信号が送られてくると、制御部35は、通行券11を一時待機位置から搬送させ、書込スタートセンサ15から通行券検知信号が送られてきた時に印字部を動作させて、通行券11の指定位置に車種判別結果に応じたデータを印字する。この印字処理した通行券11は、判別された車種に応じてソータ部33でソートされ、所定の発券口34へ送り出される。
【0018】
また、カセット収納部31から繰り出された通行券11が正常時とは異なる状態、例えば前後が逆で黒ストライプ14の位置が走行方向右側に位置している場合には、一時待機センサ13が発する光ビームが通行券11の地色部分に当たって反射光量が多くなり、一時待機センサ13はオン状態となる。制御部35は、一時待機センサ13がオン状態となっているときは、通行券11を一時待機位置で停止させずにそのまま走行させる。このため通行券11は、印字部まで搬送されて書込スタートセンサ15により検知される。
【0019】
このようにカセット収納部31から繰り出された通行券11が一時待機センサ13で検知されず、書込スタートセンサ15で検知された場合、制御部35はその通行券11は異方向にセットされたものであると判断し、搬送路12より券回収部に回収すると共に、別の通行券を発行する。また、一定回数以上異方向にセットされた通行券11が検知された場合は、制御部35がその状態を判断して発券を中止するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】
以上詳記したように、本発明の通行券発行装置は、通行券が異方向にセットされたか否かを発券前に検知するようにしているので、裏面や既に印刷した部分に必要情報が印字された通行券が発行されることを防止でき、通行券発行システムの信頼性を向上することができる。
【0021】
また、本発明では、磁気リードヘッド、磁気ライトヘッド、磁気書き込み、及び読取回路が不要になるので、安価に構成でき、RAWチェック方式に比較してコスト的に非常に有利である。
【0022】
更に、磁気ヘッド部が不要となるので、搬送路を短くし、装置全体の小型化に寄与することも可能となる。上記磁気ヘッドは、通行券と接触するため、摩耗による交換が必要となるが、本発明で使用する光センサの一種であるマークセンサは、非接触方式のため、摩耗による劣化の心配がなく、黒ストライプが磁気ストライプになっても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る通行券発行装置のセンサ配置構成を示す側面図。
【図2】図1に示すセンサ位置構成の同平面図。
【図3】本発明の対象とする有料道路における料金所無人化システムを示す概略模式図。
【図4】図3における通行券発行機の概略断面図。
【図5】従来の通行券発行機におけるセンサ配置構成を示す図。
【符号の説明】
11 通行券
12 搬送路
13 一時待機センサ
14 黒ストライプ
15 書込スタートセンサ
16 プリントヘッド位置センサ
21 車両分離器
22 通行車両
23 道路23
24 踏板
25 通行券発行機
26 発進検知装置
31 カセット収納部
32 搬送部
33 ソータ部
34 発券口
35 制御部

Claims (1)

  1. 黒ストライプ付きの通行券がセットされるカセット収納部と、
    前記カセット収納部から搬送された通行券の黒ストライプを検知する一時待機センサと、
    前記一時待機センサ部分を通過した通行券を検知して印字タイミングを得る書込スタートセンサと、
    前記一時待機センサが通行券の黒ストライプを検知すると共に該一時待機センサ部分を通過した通行券を書込スタートセンサが検知したときは、通行券がカセット収納部に正常にセットされていると判断し、前記一時待機センサの検知無しに書込スタートセンサが通行券を検知したときは、通行券が異方向にセットされていると判断する判断手段と、
    前記判断手段により通行券が正常であると判断されたときに通行券を発行し、通行券が異方向にセットされていると判断されたときは通行券の発行を停止する手段と
    を具備したことを特徴とする通行券発行装置。
JP21330897A 1997-08-07 1997-08-07 通行券発行装置 Expired - Lifetime JP3643678B2 (ja)

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