JP3642792B2 - 容器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は容器に係り、特に優れたガスバリアー性備え、かつ外部光を有効に遮断して内容物の変質等を防止することのできる容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
果汁類、酒類、ヨーグルト、調味料等の液状食品等を内填する容器として、紙層を中心に各種樹脂層を積層した基材により形成された容器がある。基材としては、容器形成性を考慮して熱融着性を有するポリオレフィン系樹脂層を最外面および最内面に具備したものが使用されていた。また、内容物が酸化されて劣化するのを防止するために、基材中にバリアー層としてアルミニウム箔層が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
アルミニウム箔層を備えた基材を用いて形成される容器においては、充填機によるシール時の熱によってアルミニウム箔層のガスバリアー性は劣化することがなく、したがって、安定したガスバリアー性が得られる。
【0004】
しかしながら、このような容器は焼却適性が劣るため、使用済みの容器の廃棄処理が困難になるという問題があった。
これに対処するために、樹脂フィルムにケイ素酸化物の薄膜を形成したバリアー層を備える容器が開発されている(特開昭63−281838号等)。このような容器は、優れたバリアー性を有し、かつ焼却適性を備えている。
【0005】
しかし、上記のバリアー層は遮光性においてアルミニウム箔層に劣り、特に紫外線が容器内部に到達して、内容物の変質・劣化等を来すという問題があった。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、高いガスバリアー性と焼却適性を備えるとともに、外部光を有効に遮断して内容物の変質等を防止することのできる容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、以下に記載する第一、第二、第三の容器、及び、それらの製造方法を提供する。
本発明により提供される第一の容器は、紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層と、前記紙層の内側に形成された遮光層と、該遮光層の内側に形成され無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、前記遮光層が、カ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂からなると共に前記紙層に対しポリサンド層を介して積層され、更に、前記遮光層とバリア−層とが、遮光層の面とバリア−層を構成する樹脂フィルムの面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層され、かつ、前記バリア−層とシ−ル層とが、バリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とシ−ル層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層されている基材を、前記ポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函してなり、液体を収納するために用いられることを特徴とする容器である。
また、本発明は、この第一の容器を製造する好適な方法として、紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層とを備えている第一積層体を用意し、
無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の外側にカ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂により形成された遮光層と、前記バリア−層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、更に、前記バリア−層と遮光層とが、バリア−層を構成する樹脂フィルムの面と遮光層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層され、かつ、前記バリア−層とシ−ル層とが、バリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とシ−ル層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層されている第二積層体を用意し、
前記第一積層体の紙層と前記第二積層体の遮光層との間に、溶融した接着性ポリオレフィン系樹脂を押出しながらポリサンド層を介してサンドラミネ−ションを行って基材を作成し、
得られた基材を、前記第一積層体のポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函することを特徴とする容器製造方法を提供する。
本発明により提供される第二の容器は、紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層と、前記紙層の内側に形成され無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側に形成された遮光層と、該遮光層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、前記遮光層とシ−ル層とが、カ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂と、ポリオレフィン系樹脂とを共押出した共押出フィルムからなると共に該共押出フィルムを構成する遮光層と前記バリア−層とが、遮光層の面とバリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層され、かつ、前記バリア−層が前記紙層に対しポリサンド層と接着性ポリオレフィン系樹脂層とを介して積層されている基材を、前記ポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函してなり、液体を収納するために用いられることを特徴とする容器である。
また、本発明は、この第二の容器を製造する好適な方法として、紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層とを備えている第一積層体を用意し、
無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側にカ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂により形成された遮光層と、前記遮光層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、更に、前記遮光層とシ−ル層とが、カ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂と、ポリオレフィン系樹脂とを共押出して共押出フィルムを形成すると共に該共押出フィルムを構成する遮光層と前記バリア−層とが、遮光層の面とバリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層され、ている第二積層体を用意し、
前記第一積層体の紙層と前記第二積層体のバリア−層との間に、溶融した接着性ポリオレフィン系樹脂を押出しながらポリサンド層と該接着性ポリオレフィン系樹脂層とを介してサンドラミネ−ションを行って基材を作成し、
得られた基材を、前記第一積層体のポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函することを特徴とする容器製造方法を提供する。
本発明により提供される第三の容器は、紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層と、前記紙層の内側に形成された遮光層と、該遮光層の内側に形成され無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、前記遮光層が、金属酸化物微粉末を含有するインキ、金属酸化物微粉末を含有する接着剤、金属微粉末を含有するインキ、黒色インキ、および紫色インキのいずれかを用いて紙基材の内側に印刷されたインキ層であると共に前記バリア−層に対しポリサンド層と接着性ポリオレフィン系樹脂層とを介して積層され、更に、前記バリア−層とシ−ル層とが、バリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とシ−ル層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションされている基材を、前記ポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函してなり、液体を収納するために用いられることを特徴とする容器である。
また、本発明は、この第三の容器を製造する好適な方法として、紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層と、前記紙層の内側に金属酸化物微粉末を含有するインキ、金属酸化物微粉末を含有する接着剤、金属微粉末を含有するインキ、黒色インキ、および紫色インキのいずれかを用いて印刷により形成された遮光層とを備えている第一積層体を用意し、
無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、かつ、前記バリア−層とシ−ル層とが、バリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とシ−ル層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションされている第二積層体を用意し、
前記第一積層体の遮光層と前記第二積層体のバリア−層との間に、溶融した接着性ポリオレフィン系樹脂を押出しながらポリサンド層と該接着性ポリオレフィン系樹脂層とを介してサンドラミネ−ションを行って基材を作成し、
得られた基材を、前記第一積層体のポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函することを特徴とする容器製造方法を提供する。
【0007】
【作用】
容器を構成する基材が積層構造を有し、シール層と紙層との間に位置するバリアー層は無機酸化物の薄膜を有するため、優れたガスバリアー性が得られ、また、基材中に遮光層が設けられているため、外部光が基材を透過して容器内に達し内容物の変質等を生じることが有効に防止される。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の容器の一例を示す斜視図である。図1において、容器1は基材11を用いて製函されたカートン形式の容器であり、有底の胴部2と、この胴部2に連設された頂部3とを有している。
【0009】
図2は容器1を構成する基材11の概略断面図である。図2において、基材11は紙層12と、この紙層12の一方の面に形成されたポリオレフィン系樹脂層13、紙層12の他の面に形成されたポリサンド層14、遮光層15、バリアー層16、シール層17とからなる積層構造を有している。そして、ポリオレフィン系樹脂層13が容器1の外面を構成し、シール層17が容器1の内面を構成している。
【0010】
基材11を構成する紙層12は、坪量100〜500g/m2 程度が好ましい。この紙層12に積層されるポリオレフィン系樹脂層13は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、特に低密度ポリエチレンにより形成することができ、その厚さは10〜50μm程度が好ましい。
【0011】
ポリサンド層14は紙層12と遮光層15とを熱融着するための層であり、後述するバリアー層16の樹脂フィルム16A側に形成された遮光層15上に、接着性ポリオレフィン系樹脂を押し出しながら、紙層12を熱融着させることにより形成される。
【0012】
ここで、接着性ポリオレフィン系樹脂は、例えばポリエチレン、エチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブチレン等のポリα−オレフィン、ポリブタジエン、ポリイソプレン等のポリジオレフィン、あるいは、これらの共重合体等を用いることができる。また、エチレンと、カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、カルボン酸エステル、カルボン酸アミドまたはカルボン酸イミド、アルデヒド、ケトン等に基づくカルボニル基を単独で、あるいはシアノ基、ヒドロキシ基、エーテル基、オキシラン環等との組み合わせで有するエチレン系不飽和単量体の1種または2種以上との共重合体等を用いることができる。より具体的には、
A.エチレン系不飽和カルボン酸:
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、シトラコン酸、5−ノルボルネン2,3−ジカルボン酸等、
B.エチレン系不飽和無水カルボン酸:
無水マレイン酸、無水シトラコン酸、5−ノルボルネン2,3−ジカルボン酸無水物、テトラヒドロ無水フタル酸等、
C.エチレン系不飽和エステル:
アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、マレイン酸モノまたはジエチル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、γ−ヒドロキシメタクリル酸プロピル、βーヒドロキシアクリル酸エチル、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、β−N−エチルアミノエチルアクリレート等、
D.エチレン系不飽和アミドまたはイミド:
アクリルアミド、メタクリルアミド、マレインイミド等、
E.エチレン系不飽和アルデヒドまたはケトン:
アクロレイン、メタクロレイン、ビニルメチルケトン、ビニルブチルケトン等、
のエチレン系不飽和単量体が用いられ、好ましくはエチレン系不飽和カルボン酸、あるいはエチレン系不飽和無水カルボン酸が用いられる。また、エチレンとエチレン系不飽和カルボン酸との共重合体の金属中和物も使用される。
【0013】
上述のような接着性ポリオレフィン系樹脂により形成されるポリサンド層14の厚さは5〜50μm程度が好ましい。
遮光層15は、容器外部の光、特に紫外線を遮断して内容物の変質・劣化を防止するためのものであり、カーボンブラックを0.5〜30重量%、好ましくは1〜20重量%の範囲で含有したポリオレフィン系樹脂により形成することができる。ポリオレフィン系樹脂としては低密度ポリエチレン樹脂等が使用でき、遮光層15の厚さは5〜50μm程度が好ましい。
【0014】
バリアー層16は、樹脂フィルム16Aの一方の面に形成した無機酸化物薄膜16Bとの2層積層構造をなし、上述のように樹脂フィルム16A側に遮光層15がドライラミネーションされている。
【0015】
樹脂フィルム16Aとしては、ポリエステル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂等のフィルムを用いることができる。また、これらの樹脂フィルムは、一軸または二軸延伸処理を施したもの、コロナ放電処理、低温プラズマ処理等の放電処理を施したもの、シランカップリング剤塗布、プライマー塗布、サンドプラスト処理等の表面処理を施し無機酸化物薄膜16Bとの接着性を向上させたものであってもよい。この樹脂フィルム16Aの厚さは5〜30μm程度が好ましい。
【0016】
樹脂フィルム16Aに形成される無機酸化物薄膜16Bは、例えばケイ素酸化物(SiOx )、酸化アルミニウム(Al2 O3 )等の薄膜で構成される。無機酸化物薄膜16Bを形成する方法としては、特に制限はなく、イオンビーム法、電子ビーム法等の真空蒸着法、スパッタリング法等がある。
【0017】
このような無機酸化物薄膜16Bの厚さは、十分なバリアー性を得るために、通常、10nm以上であり、特に20〜150nmの範囲が好ましい。無機酸化物薄膜16Bの厚さが150nmを越えると、無機酸化物薄膜16Bにクラックが入り易くなり、ガスバリアー性が低下する危険性があるとともに、材料コストが割高となり好ましくない。
【0018】
尚、無機酸化物薄膜16Bは、例えば一酸化ケイ素と二酸化ケイ素との混合物、ケイ素酸化物と酸化アルミニウムとの混合物等であってもよい。
シール層17は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、特に低密度ポリエチレンにより形成することができ、その厚さは30〜150μm程度が好ましい。このようなシール層17とバリアー層16の無機酸化物薄膜16Bとの積層は、イソシアネート系接着剤を用いたドライラミネーションにより行うことができる。イソシアネート系接着剤としては、例えばポリエステルポリウレタン系接着剤、ポリエーテルポリウレタン系接着剤を主剤とし、この主剤にトリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート等の硬化剤を添加させる二液硬化タイプの接着剤が挙げられる。
【0019】
本発明の容器に用いる基材は、図2に示した基材に限定されるものではない。図3は本発明の容器に用いる基材の他の態様を示す概略断面図である。図3において、基材21は紙層22と、この紙層22の一方の面に形成されたポリオレフィン系樹脂層23、紙層22の他の面に形成されたポリサンド層24、接着性ポリオレフィン系樹脂層25、バリアー層26、遮光層27、シール層28とからなる積層構造を有している。このように、基材21は遮光層がバリアー層とシール層との間に設けられている例である。そして、ポリオレフィン系樹脂層23が容器の外面を構成し、シール層28が容器の内面を構成するように製函されて容器が形成される。
【0020】
基材21を構成する各層は、接着性ポリオレフィン系樹脂層25を除いて上述の基材11の該当する層と同様にして形成することができる。
ここで、ポリサンド層24は紙層22と接着性ポリオレフィン系樹脂層25とを熱融着するための層であり、バリアー層26の樹脂フィルム26A側に形成された接着性ポリオレフィン系樹脂層25上に、接着性ポリオレフィン系樹脂を押し出しながら、紙層22を熱融着させることにより形成される。そして、接着性ポリオレフィン系樹脂層25は、上述の基材11の説明において挙げた接着性ポリオレフィン系樹脂を用いて形成することができ、厚さは5〜50μm程度が好ましい。
【0021】
図4は本発明の容器に用いる基材の他の態様を示す概略断面図である。図4において、基材31は紙層32と、この紙層32の一方の面に形成されたポリオレフィン系樹脂層33、紙層32の他の面に形成された遮光層34、ポリサンド層35、接着性ポリオレフィン系樹脂層36、バリアー層37、シール層38とからなる積層構造を有している。そして、ポリオレフィン系樹脂層33が容器の外面を構成し、シール層38が容器の内面を構成するように製函されて容器が形成される。
【0022】
このように、基材31は遮光層34が紙層32の内側に設けられている例である。この場合、遮光層34は、金属酸化物微粉末を含有するインキ、金属酸化物微粉末を含有する接着剤、金属微粉末を含有するインキ、黒色インキ、あるいは紫色インキを用いて紙層32に印刷により形成される。使用する金属酸化物微粉末としては、酸化亜鉛微粉末、酸化スズ微粉末等が挙げられ、金属微粉末としては、アルミニウム微粉末等が挙げられ、これらの微粉末の粒径は0.01〜5μm程度が好ましい。また、使用する接着剤は、ドライラミネーションに用いられている公知の接着剤でよい。黒色インキ、紫色インキとしては、公知のオフセットインキ、グラビアインキ等を用いることができる。このような遮光層34の厚さは0.1〜10μm程度が好ましい。
【0023】
上記の基材31を構成する遮光層34を除く各層は、上述の基材11、21と同様に形成することができる。
尚、図4に示される例では、遮光層34は紙層32の内側に印刷により形成されているが、紙層32の外側に形成したり、ポリオレフィン系樹脂層33の内側に形成して、紙層32とポリオレフィン系樹脂層33との間に設けてもよい。
【0024】
このような基材11を用いた容器1の形成は、ヒートシール法、超音波シール法等の公知の手段を用いて行うことができる。
次に、実験例を示して本発明を更に詳細に説明する。
(実験例)
・試料1の作成
先ず、坪量340g/m2 の紙の片面に、低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出しラミネートしてポリエチレン樹脂層(厚さ30μm)を形成して2層構成の基材シートを作成した。
【0025】
一方、片面にケイ素酸化物(SiO2 )の蒸着薄膜(厚さ50nm)を有する二軸延伸ポリエステルフィルム(三菱化成ポリテックス(株)製テックバリヤー、厚さ12μm)をバリアー層を構成する樹脂フィルムとして使用し、この樹脂フィルムのケイ素酸化物薄膜側に、低密度ポリエチレン樹脂フィルム(SKL 大日本樹脂(株)製、厚さ60μm)をドライラミネーションしてシール層とした。また、上記の二軸延伸ポリエステルフィルムのケイ素酸化物薄膜非形成側に、カーボンブラックを7.5重量%含有する低密度ポリエチレン樹脂フィルム(大日本樹脂(株)製 遮光フィルム、厚さ40μm)をドライラミネーションして遮光層とした。
【0026】
次に、上記の遮光層上に、低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出しながら上述の基材シートの紙層を熱融着(サンドラミネーション)して、図2に示される積層構造の基材を得た。この基材を用いて1.0l容量のゲーベルトップカートン形式の容器(試料1)を作成した。
・試料2の作成
先ず、坪量340g/m2 の紙の片面に、低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出しラミネートしてポリエチレン樹脂層(厚さ30μm)を形成して2層構成の基材シートを作成した。
【0027】
一方、低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)と、この低密度ポリエチレン樹脂にカーボンブラックを3.0重量%含有させたものとを共押出して、シール層(厚さ40μm)と遮光層(厚さ40μm)とを有する共押出フィルムを作成した。そして、片面にケイ素酸化物(SiO2 )の蒸着薄膜(厚さ50nm)を有する二軸延伸ポリエステルフィルム(三菱化成ポリテックス(株)製テックバリヤー、厚さ12μm)をバリアー層を構成する樹脂フィルムとして使用し、この樹脂フィルムのケイ素酸化物薄膜側に、上記の共押出フィルムの遮光層側をドライラミネーションした。
【0028】
次に、上記の二軸延伸ポリエステルフィルムのケイ素酸化物薄膜非形成側に、低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出して低密度ポリエチレン樹脂層を形成し、この低密度ポリエチレン樹脂層上に低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出しながら上述の基材シートの紙層を熱融着(サンドラミネーション)して、図3に示される積層構造の基材を得た。この基材を用いて試料1と同様にしてカートン形式の容器(試料2)を作成した。
・試料3の作成
先ず、アルミニウム微粉末(平均粒径0.05μm)とウレタン樹脂とを2:1(重量比)の割合で混合してインキを調製した。そして、坪量340g/m2 の紙の片面に、上記のインキをグラビア印刷法により塗布して遮光層(厚さ3μm)を形成した。また、上記の紙の遮光層非形成側に低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出しラミネートしてポリエチレン樹脂層(厚さ30μm)を形成して3層構成の基材シートを作成した。
【0029】
一方、ケイ素酸化物(SiO2 )の蒸着薄膜(厚さ50nm)を有する二軸延伸ポリエステルフィルム(三菱化成ポリテックス(株)製テックバリヤー、厚さ12μm)をバリアー層を構成する樹脂フィルムとして使用し、この樹脂フィルムのケイ素酸化物薄膜側に、低密度ポリエチレン樹脂フィルム(大日本樹脂(株)製SKL、厚さ60μm)をドライラミネーションしてシール層とした。また、上記の二軸延伸ポリエステルフィルムのケイ素酸化物薄膜非形成側に、イソシアネート系アンカーコート剤を塗布しながら低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出しラミネートしてポリエチレン樹脂層(厚さ15μm)を形成した。
【0030】
次に、上記の3層構成の基材シートの遮光層上にイソシアネート系アンカーコート剤を塗布しながら低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出し、上述のポリエチレン樹脂層(厚さ15μm)を熱融着(サンドラミネーション)して、図4に示される積層構造の基材を得た。この基材を用いて試料1と同様にしてカートン形式の容器(試料3)を作成した。
・比較試料の作成
先ず、坪量340g/m2 の紙の片面に、低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出しラミネートしてポリエチレン樹脂層(厚さ30μm)を形成して2層構成の基材シートを作成した。
【0031】
一方、片面にケイ素酸化物(SiO2 )の蒸着薄膜(厚さ50nm)を有する二軸延伸ポリエステルフィルム(三菱化成ポリテックス(株)製テックバリヤー、厚さ12μm)をバリアー層を構成する樹脂フィルムとして使用し、この樹脂フィルムのケイ素酸化物薄膜側に、低密度ポリエチレン樹脂フィルム(大日本樹脂(株)製SKL、厚さ60μm)をドライラミネーションしてシール層とした。また、上記の二軸延伸ポリエステルフィルムのケイ素酸化物薄膜非形成側に、イソシアネート系アンカーコート剤を塗布しながら低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出してポリエチレン樹脂層(厚さ15μm)を形成した。
【0032】
次に、このポリエチレン樹脂層上に、低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学工業(株)製 ミラソン16sp)を押出しながら上述の基材シートの紙層を熱融着(サンドラミネーション)して基材を得た。この基材を用い試料1と同様にしてカートン形式の容器(比較試料)を作成した。
【0033】
上述のようにして作成した各容器(試料1〜3および比較試料)について、先ず、基材の全光線透過率を測定し、更に、外部光による内容物の変質、劣化の有無を評価した。この結果を表1に示した。
(全光線透過率の測定)
スガ試験機(株)製 カラーコンピューターSM−5を使用して測定した。
(内容物の品質評価)
食用油を充填し1500LUXの蛍光灯を照射した状態で40℃、80%RHの雰囲気中に120日間保管し、その後、開封して官能テストにより評価した。また、紫外線照射を行わず、40℃、80%RHの雰囲気中に120日間保管した後、開封して過酸化物価を測定し評価した。
【0034】
【表1】
表1に示されるように本発明の容器は、優れた遮光性とガスバリアー性とを兼ね備えているが、比較試料は、良好なガスバリアー性を有しているものの、遮光性は不十分であり、紫外線による内容物の変質が認められた。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば容器を構成する基材中に遮光層が設けられているため、外部光が基材を透過して容器内に達することが有効に防止され、また、シール層と紙層との間に位置するバリアー層は無機酸化物の薄膜を有するため、優れたガスバリアー性が得られ、容器は焼却適性と安定したガスバリアー性と高い遮光性を有し、内容物の変質等が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の容器を構成する基材の概略断面図である。
【図3】本発明の容器を構成する基材の他の態様を示す概略断面図である。
【図4】本発明の容器を構成する基材の他の態様を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…容器
2…胴部
3…頂部
11,21,31…基材
12,22,32…紙層
13,23,33…ポリオレフィン樹脂層
14,24,35…ポリサンド層
15,27,34…遮光層
16,26,37…バリアー層
16A,26A,37A…樹脂フィルム層
16B,26B,37B…無機酸化物薄膜
17,28,38…シール層
Claims (6)
- 紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層と、前記紙層の内側に形成された遮光層と、該遮光層の内側に形成され無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、前記遮光層が、カ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂からなると共に前記紙層に対しポリサンド層を介して積層され、更に、前記遮光層とバリア−層とが、遮光層の面とバリア−層を構成する樹脂フィルムの面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層され、かつ、前記バリア−層とシ−ル層とが、バリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とシ−ル層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層されている基材を、前記ポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函してなり、液体を収納するために用いられることを特徴とする容器。
- 紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層と、前記紙層の内側に形成され無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側に形成された遮光層と、該遮光層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、前記遮光層とシ−ル層とが、カ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂と、ポリオレフィン系樹脂とを共押出した共押出フィルムからなると共に該共押出フィルムを構成する遮光層と前記バリア−層とが、遮光層の面とバリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層され、かつ、前記バリア−層が前記紙層に対しポリサンド層と接着性ポリオレフィン系樹脂層とを介して積層されている基材を、前記ポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函してなり、液体を収納するために用いられることを特徴とする容器。
- 紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層と、前記紙層の内側に形成された遮光層と、該遮光層の内側に形成され無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、前記遮光層が、金属酸化物微粉末を含有するインキ、金属酸化物微粉末を含有する接着剤、金属微粉末を含有するインキ、黒色インキ、および紫色インキのいずれかを用いて紙基材の内側に印刷されたインキ層であると共に前記バリア−層に対しポリサンド層と接着性ポリオレフィン系樹脂層とを介して積層され、更に、前記バリア−層とシ−ル層とが、バリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とシ−ル層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションされている基材を、前記ポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函してなり、液体を収納するために用いられることを特徴とする容器。
- 紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層とを備えている第一積層体を用意し、
無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の外側にカ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂により形成された遮光層と、前記バリア−層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、更に、前記バリア−層と遮光層とが、バリア−層を構成する樹脂フィルムの面と遮光層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層され、かつ、前記バリア−層とシ−ル層とが、バリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とシ−ル層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層されている第二積層体を用意し、
前記第一積層体の紙層と前記第二積層体の遮光層との間に、溶融した接着性ポリオレフィン系樹脂を押出しながらポリサンド層を介してサンドラミネ−ションを行って基材を作成し、
得られた基材を、前記第一積層体のポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函することを特徴とする容器製造方法。 - 紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層とを備えている第一積層体を用意し、
無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側にカ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂により形成された遮光層と、前記遮光層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、更に、前記遮光層とシ−ル層とが、カ−ボンブラックを0.5〜30重量%の範囲で含有するポリオレフィン系樹脂と、ポリオレフィン系樹脂とを共押出して共押出フィルムを形成すると共に該共押出フィルムを構成する遮光層と前記バリア−層とが、遮光層の面とバリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションにより積層され、ている第二積層体を用意し、
前記第一積層体の紙層と前記第二積層体のバリア−層との間に、溶融した接着性ポリオレフィン系樹脂を押出しながらポリサンド層と該接着性ポリオレフィン系樹脂層とを介してサンドラミネ−ションを行って基材を作成し、
得られた基材を、前記第一積層体のポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函することを特徴とする容器製造方法。 - 紙層と、該紙層の外側に形成されたポリオレフィン系樹脂層と、前記紙層の内側に金属酸化物微粉末を含有するインキ、金属酸化物微粉末を含有する接着剤、金属微粉末を含有するインキ、黒色インキ、および紫色インキのいずれかを用いて印刷により形成された遮光層とを備えている第一積層体を用意し、
無機酸化物の薄膜を有するバリア−層と、該バリア−層の内側にポリオレフィン系樹脂により形成されたシ−ル層とを備え、かつ、前記バリア−層とシ−ル層とが、バリア−層を構成する無機酸化物の薄膜の面とシ−ル層の面とを対向させイソシアネ−ト系接着剤を介してドライラミネ−ションされている第二積層体を用意し、
前記第一積層体の遮光層と前記第二積層体のバリア−層との間に、溶融した接着性ポリオレフィン系樹脂を押出しながらポリサンド層と該接着性ポリオレフィン系樹脂層とを介してサンドラミネ−ションを行って基材を作成し、
得られた基材を、前記第一積層体のポリオレフィン系樹脂層が外表面となるようにして製函することを特徴とする容器製造方法。
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