JPH0761470A - ポリエステル系樹脂容器の蓋材 - Google Patents
ポリエステル系樹脂容器の蓋材Info
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- JPH0761470A JPH0761470A JP20670493A JP20670493A JPH0761470A JP H0761470 A JPH0761470 A JP H0761470A JP 20670493 A JP20670493 A JP 20670493A JP 20670493 A JP20670493 A JP 20670493A JP H0761470 A JPH0761470 A JP H0761470A
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- polyester resin
- layer
- heat
- container
- heat seal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 開封が容易にできると共に開封部に一様な痕
跡を残すことができるポリエステル系樹脂容器の蓋材を
提供する。 【構成】 基材2にポリエチレン系樹脂からなるフィル
ム層4、ウレタン系樹脂ラッカ−からなる下地層5、及
び、ポリエステル系樹脂ラッカ−からなるヒートシール
層6を順に積層してなる。このような層構成からなる蓋
材1をポリエステル系樹脂容器8にヒートシールしてか
ら開封した場合、上記下地層5とヒートシール層6との
間に層間剥離を生じ、蓋材1の開封が容易にできると共
に、容器8の開封部9にヒートシール層6の一様な痕跡
を残すことができる。
跡を残すことができるポリエステル系樹脂容器の蓋材を
提供する。 【構成】 基材2にポリエチレン系樹脂からなるフィル
ム層4、ウレタン系樹脂ラッカ−からなる下地層5、及
び、ポリエステル系樹脂ラッカ−からなるヒートシール
層6を順に積層してなる。このような層構成からなる蓋
材1をポリエステル系樹脂容器8にヒートシールしてか
ら開封した場合、上記下地層5とヒートシール層6との
間に層間剥離を生じ、蓋材1の開封が容易にできると共
に、容器8の開封部9にヒートシール層6の一様な痕跡
を残すことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注射器等の医療器具の
密封包装に適したポリエステル系樹脂容器の蓋材に係
り、特に、ヒートシールにより密封された蓋材の開封を
容易にしかつ開封部に開封の痕跡を残すようにしたポリ
エステル系樹脂容器の蓋材に関する。
密封包装に適したポリエステル系樹脂容器の蓋材に係
り、特に、ヒートシールにより密封された蓋材の開封を
容易にしかつ開封部に開封の痕跡を残すようにしたポリ
エステル系樹脂容器の蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエステル系樹脂容器の蓋材と
しては、主に食品の密封包装用として、衛生面、ヒート
シール性、イージーピール性(開封容易性)等に優れた
種々の蓋材が提案されている(特公平3−50704号
公報、特公平3−362547号公報、特開平3−29
770号公報等参照)。
しては、主に食品の密封包装用として、衛生面、ヒート
シール性、イージーピール性(開封容易性)等に優れた
種々の蓋材が提案されている(特公平3−50704号
公報、特公平3−362547号公報、特開平3−29
770号公報等参照)。
【0003】ところで、上記ポリエステル系樹脂容器の
蓋材は、例えば、注射器等の医療器具の密封包装用とし
ても利用可能であるが、特に医療器具の包装において
は、不正開封を防止し、安全性を保証する観点から、開
封した際に開封部に開封の痕跡が残ることが要請され
る。そこで、本発明者等は、開封した際に開封部に開封
の痕跡が残るようにしたポリエステル系樹脂容器の蓋材
を先に提案している(図3ないし図4参照)。
蓋材は、例えば、注射器等の医療器具の密封包装用とし
ても利用可能であるが、特に医療器具の包装において
は、不正開封を防止し、安全性を保証する観点から、開
封した際に開封部に開封の痕跡が残ることが要請され
る。そこで、本発明者等は、開封した際に開封部に開封
の痕跡が残るようにしたポリエステル系樹脂容器の蓋材
を先に提案している(図3ないし図4参照)。
【0004】この蓋材1は、図3に示すように基材2に
接着剤層3を介してポリエチレン系樹脂からなるフィル
ム層4を積層し、このフィルム層4の表面に所定の表面
処理を施し、ヒートシール層6を積層した多層構造にな
っている。この蓋材1は、図4に示すようにポリエステ
ル系樹脂製の容器8のフランジ8aにヒートシールによ
り密封接着され、この蓋材1を開封する場合には、蓋材
1を容器8のフランジ8aから引き剥がせばよい。この
場合、蓋材1のフィルム層4とヒートシール層6との間
に剥離(層間剥離)を生じさせ、そのヒートシール層6
が開封時の痕跡として容器8のフランジ8a面の開封部
9に一様に残るようにすることが望ましい。
接着剤層3を介してポリエチレン系樹脂からなるフィル
ム層4を積層し、このフィルム層4の表面に所定の表面
処理を施し、ヒートシール層6を積層した多層構造にな
っている。この蓋材1は、図4に示すようにポリエステ
ル系樹脂製の容器8のフランジ8aにヒートシールによ
り密封接着され、この蓋材1を開封する場合には、蓋材
1を容器8のフランジ8aから引き剥がせばよい。この
場合、蓋材1のフィルム層4とヒートシール層6との間
に剥離(層間剥離)を生じさせ、そのヒートシール層6
が開封時の痕跡として容器8のフランジ8a面の開封部
9に一様に残るようにすることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たポリエステル系樹脂容器の蓋材1においては、ヒート
シール層6の樹脂材料として、上記ポリエチレン系樹脂
からなるフィルム層4及びポリエステル系樹脂容器8の
双方への接着性を考慮する必要があることから、ヒート
シール層6の樹脂材料の選択範囲が狭く、具体的にはエ
チレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)系樹脂ベースに
限定されてしまう。
たポリエステル系樹脂容器の蓋材1においては、ヒート
シール層6の樹脂材料として、上記ポリエチレン系樹脂
からなるフィルム層4及びポリエステル系樹脂容器8の
双方への接着性を考慮する必要があることから、ヒート
シール層6の樹脂材料の選択範囲が狭く、具体的にはエ
チレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)系樹脂ベースに
限定されてしまう。
【0006】そのため、ヒートシール強度(HS強度)
の調整が難しく、ヒートシール強度が高いと、蓋材1の
開封が困難になり、ヒートシール強度が弱いと、開封時
にヒートシール層6が凝集破壊を生じ易くなって、容器
フランジ8a面の開封部9に一様な痕跡を残すことが困
難になる問題があった。
の調整が難しく、ヒートシール強度が高いと、蓋材1の
開封が困難になり、ヒートシール強度が弱いと、開封時
にヒートシール層6が凝集破壊を生じ易くなって、容器
フランジ8a面の開封部9に一様な痕跡を残すことが困
難になる問題があった。
【0007】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、その課題とするところは、開封が容易にで
きると共に開封部に一様な痕跡を残すことができるポリ
エステル系樹脂容器の蓋材を提供することにある。
れたもので、その課題とするところは、開封が容易にで
きると共に開封部に一様な痕跡を残すことができるポリ
エステル系樹脂容器の蓋材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、ヒ−トシ−ルにより接着されてポリエステル
系樹脂容器の開放部を密封するポリエステル系樹脂容器
の蓋材を前提とし、基材にポリエチレン系樹脂からなる
フィルム層、ウレタン系樹脂ラッカ−からなる下地層、
及び、ポリエステル系樹脂ラッカ−からなるヒートシー
ル層を順に積層してなることを特徴とするものである。
る発明は、ヒ−トシ−ルにより接着されてポリエステル
系樹脂容器の開放部を密封するポリエステル系樹脂容器
の蓋材を前提とし、基材にポリエチレン系樹脂からなる
フィルム層、ウレタン系樹脂ラッカ−からなる下地層、
及び、ポリエステル系樹脂ラッカ−からなるヒートシー
ル層を順に積層してなることを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2に係る発明は、ヒ−トシ−
ルにより接着されてポリエステル系樹脂容器の開放部を
密封するポリエステル系樹脂容器の蓋材を前提とし、基
材にポリエチレン系樹脂からなるフィルム層、ウレタン
系樹脂ラッカ−からなる下地層、及び、ポリエステル系
樹脂とウレタン系樹脂のラッカ−からなるヒートシール
層を順に積層してなることを特徴とするものである。
ルにより接着されてポリエステル系樹脂容器の開放部を
密封するポリエステル系樹脂容器の蓋材を前提とし、基
材にポリエチレン系樹脂からなるフィルム層、ウレタン
系樹脂ラッカ−からなる下地層、及び、ポリエステル系
樹脂とウレタン系樹脂のラッカ−からなるヒートシール
層を順に積層してなることを特徴とするものである。
【0010】更に、請求項3〜5に係る発明は請求項1
又は2記載の発明に係るポリエステル系樹脂容器の蓋材
を前提とし、請求項3に係る発明は、上記フィルム層の
表面がコロナ放電処理により濡れ指数34dyne/c
m以上に表面処理されていることを特徴とし、請求項4
に係る発明は、上記下地層が無機質粉末を含んでいるこ
とを特徴とし、 請求項5に係る発明は、上記ヒートシ
ール層が顔料を含んでいることを特徴とする。
又は2記載の発明に係るポリエステル系樹脂容器の蓋材
を前提とし、請求項3に係る発明は、上記フィルム層の
表面がコロナ放電処理により濡れ指数34dyne/c
m以上に表面処理されていることを特徴とし、請求項4
に係る発明は、上記下地層が無機質粉末を含んでいるこ
とを特徴とし、 請求項5に係る発明は、上記ヒートシ
ール層が顔料を含んでいることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明に係るポリエステル系樹脂
容器の蓋材によれば、ウレタン系樹脂ラッカーからなる
下地層が基材に積層したポリエチレン系樹脂からなるフ
ィルム層に対し高い接着強度で保持される一方、ポリエ
ステル系樹脂ラッカーからなるヒートシール層が同じポ
リエステル系樹脂からなる容器に対し高い接着強度でヒ
ートシールされるようになるため、開封時には上記下地
層とヒートシール層との間の層間剥離により蓋材を容易
に開封することが可能となり、しかも、開封部にはヒー
トシール層の一様な痕跡を残すことが可能となる。
容器の蓋材によれば、ウレタン系樹脂ラッカーからなる
下地層が基材に積層したポリエチレン系樹脂からなるフ
ィルム層に対し高い接着強度で保持される一方、ポリエ
ステル系樹脂ラッカーからなるヒートシール層が同じポ
リエステル系樹脂からなる容器に対し高い接着強度でヒ
ートシールされるようになるため、開封時には上記下地
層とヒートシール層との間の層間剥離により蓋材を容易
に開封することが可能となり、しかも、開封部にはヒー
トシール層の一様な痕跡を残すことが可能となる。
【0012】また、請求項2記載の発明に係るポリエス
テル系樹脂容器の蓋材によれば、ヒ−トシ−ル層として
ポリエステル系樹脂とウレタン系樹脂のラッカ−を使用
しているので、ポリエステル系樹脂ラッカ−を使用して
いる請求項1記載の発明に係るポリエステル系樹脂容器
の蓋材と同様、開封時に上記下地層とヒートシール層と
の間の層間剥離により蓋材を容易に開封することが可能
となり、かつ、開封部にはヒートシール層の一様な痕跡
を残すことが可能になると共に、請求項1記載の発明に
係るポリエステル系樹脂容器の蓋材よりもホットタック
性に優れている。
テル系樹脂容器の蓋材によれば、ヒ−トシ−ル層として
ポリエステル系樹脂とウレタン系樹脂のラッカ−を使用
しているので、ポリエステル系樹脂ラッカ−を使用して
いる請求項1記載の発明に係るポリエステル系樹脂容器
の蓋材と同様、開封時に上記下地層とヒートシール層と
の間の層間剥離により蓋材を容易に開封することが可能
となり、かつ、開封部にはヒートシール層の一様な痕跡
を残すことが可能になると共に、請求項1記載の発明に
係るポリエステル系樹脂容器の蓋材よりもホットタック
性に優れている。
【0013】他方、請求項3記載の発明に係るポリエス
テル系樹脂容器の蓋材によれば、フィルム層の表面がコ
ロナ放電処理により濡れ指数34dyne/cm以上に
表面処理されているため、上記フィルム層に対する下地
層の接着強度を更に向上させることが可能となる。
テル系樹脂容器の蓋材によれば、フィルム層の表面がコ
ロナ放電処理により濡れ指数34dyne/cm以上に
表面処理されているため、上記フィルム層に対する下地
層の接着強度を更に向上させることが可能となる。
【0014】また、請求項4記載の発明に係るポリエス
テル系樹脂容器の蓋材によれば、下地層が無機質粉末を
含んでいるため、上記下地層とヒートシール層との間の
層間剥離が容易になり、蓋材を更に容易に開封すること
が可能になると共に、上記無機質粉末の添加量によって
ヒートシール強度を任意に調整することが可能となる。
テル系樹脂容器の蓋材によれば、下地層が無機質粉末を
含んでいるため、上記下地層とヒートシール層との間の
層間剥離が容易になり、蓋材を更に容易に開封すること
が可能になると共に、上記無機質粉末の添加量によって
ヒートシール強度を任意に調整することが可能となる。
【0015】また、請求項5記載の発明に係るポリエス
テル系樹脂容器の蓋材によれば、上記ヒートシール層
が、顔料を含んでいるため、開封時の痕跡を更に明確に
させることが可能となる。
テル系樹脂容器の蓋材によれば、上記ヒートシール層
が、顔料を含んでいるため、開封時の痕跡を更に明確に
させることが可能となる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基いて
詳述する。
詳述する。
【0017】図1ないし図2において、1はポリエステ
ル系樹脂容器8の蓋材で、この蓋材1は、基材2に、接
着剤層3、ポリエチレン系樹脂からなるフィルム層4、
ウレタン系樹脂ラッカ−からなる下地層5、及び、ポリ
エステル系樹脂ラッカ−からなるヒートシール層6を順
に積層してその主要部が構成されている。
ル系樹脂容器8の蓋材で、この蓋材1は、基材2に、接
着剤層3、ポリエチレン系樹脂からなるフィルム層4、
ウレタン系樹脂ラッカ−からなる下地層5、及び、ポリ
エステル系樹脂ラッカ−からなるヒートシール層6を順
に積層してその主要部が構成されている。
【0018】上記基材2としては、例えば、紙、延伸ポ
リプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、その他のフィルム状のものが適用できる。
また、基材の厚さとしては、例えば、10〜30μm程
度が開封適正の点から好ましい。
リプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、その他のフィルム状のものが適用できる。
また、基材の厚さとしては、例えば、10〜30μm程
度が開封適正の点から好ましい。
【0019】次に、上記接着剤層3は、基材2に上記フ
ィルム層4を積層接着するためのもので、基材2とフィ
ルム層4は接着剤層3を介したドライラミネーティング
若しくは押出しラミネーティングによって積層されてい
る。積層がドライラミネ−ティングによる場合のこの接
着剤層3としては、ポリエステル系接着剤、ウレタン系
接着剤、その他周知のドライラミネ−ト用接着剤が使用
でき、その塗布量は、0.5〜5g/m2 であることが
好ましい。また、積層が押出しラミネ−ティングによる
場合の接着剤層3としては、ポリエチレン(PE)、ポ
リプロポレン(PP)等が適用でき、その厚さとして
は、例えば10〜30μmであることが好ましい。
ィルム層4を積層接着するためのもので、基材2とフィ
ルム層4は接着剤層3を介したドライラミネーティング
若しくは押出しラミネーティングによって積層されてい
る。積層がドライラミネ−ティングによる場合のこの接
着剤層3としては、ポリエステル系接着剤、ウレタン系
接着剤、その他周知のドライラミネ−ト用接着剤が使用
でき、その塗布量は、0.5〜5g/m2 であることが
好ましい。また、積層が押出しラミネ−ティングによる
場合の接着剤層3としては、ポリエチレン(PE)、ポ
リプロポレン(PP)等が適用でき、その厚さとして
は、例えば10〜30μmであることが好ましい。
【0020】また、上記フィルム層4は、上記下地層5
を基材2に積層する場合の媒体となるもので、このフィ
ルム層4としては、高密度ポリエチレン(HDPE)、
低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチ
レン(LLDPE)が適用できる。特に、上記容器8及
び蓋材1が医療器具の密封包装用として用いられる場合
には、密封後にγ線による殺菌処理がなされるため、上
記フィルム層4としては、γ線による異臭の問題のない
極性基の少ない線状低密度ポリエチレン(LLDPE)
が好適である。また、基材2、接着剤層3、及びフィル
ム層4の合計の厚さは、90〜150μmとすること
が、開封機能上、好ましい。
を基材2に積層する場合の媒体となるもので、このフィ
ルム層4としては、高密度ポリエチレン(HDPE)、
低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチ
レン(LLDPE)が適用できる。特に、上記容器8及
び蓋材1が医療器具の密封包装用として用いられる場合
には、密封後にγ線による殺菌処理がなされるため、上
記フィルム層4としては、γ線による異臭の問題のない
極性基の少ない線状低密度ポリエチレン(LLDPE)
が好適である。また、基材2、接着剤層3、及びフィル
ム層4の合計の厚さは、90〜150μmとすること
が、開封機能上、好ましい。
【0021】このフィルム層4の表面には、上記下地層
5の接着強度を高めるために、コロナ放電処理により濡
れ指数34dyne/cm以上に表面処理されているこ
とが望ましい。ここで、濡れ指数34dyne/cm以
上としたのは、濡れ指数34dyne/cm未満である
と、フィルム層4の表面がそれ程緻密にならず、接着強
度の向上が期待できないからである。
5の接着強度を高めるために、コロナ放電処理により濡
れ指数34dyne/cm以上に表面処理されているこ
とが望ましい。ここで、濡れ指数34dyne/cm以
上としたのは、濡れ指数34dyne/cm未満である
と、フィルム層4の表面がそれ程緻密にならず、接着強
度の向上が期待できないからである。
【0022】また、上記下地層5は、上記ヒートシール
層6との間で層間剥離を生じさせるためのもので、その
層間剥離を容易にするためにこの下地層5には無機質粉
末、例えばシリカの微粉末7が添加されていることが好
ましい。この下地層5としては、例えば、シリカの微粉
末7を3重量%含んだウレタン系樹脂ラッカー(商品
名;Q105T白、東洋インキ製造株式会社製)、シリ
カの微粉末7を5重量%含んだウレタン系樹脂ラッカー
(商品名;Q105TS白、東洋インキ製造株式会社
製)が適用できる。
層6との間で層間剥離を生じさせるためのもので、その
層間剥離を容易にするためにこの下地層5には無機質粉
末、例えばシリカの微粉末7が添加されていることが好
ましい。この下地層5としては、例えば、シリカの微粉
末7を3重量%含んだウレタン系樹脂ラッカー(商品
名;Q105T白、東洋インキ製造株式会社製)、シリ
カの微粉末7を5重量%含んだウレタン系樹脂ラッカー
(商品名;Q105TS白、東洋インキ製造株式会社
製)が適用できる。
【0023】次に、上記ヒートシール層6は、蓋材1を
容器8にヒートシールするためのもので、このヒートシ
ール層6としては、ポリエステル系樹脂ラッカ−(商品
名;Q106THSワニス、東洋インキ製造株式会社
製)等が適用できる。また、蓋材1の開封時に、開封部
9に開封の痕跡を明確に残すために、このヒートシール
層9には、チタンホワイト(TiO2 )等の顔料が添加
されていることが好ましい。
容器8にヒートシールするためのもので、このヒートシ
ール層6としては、ポリエステル系樹脂ラッカ−(商品
名;Q106THSワニス、東洋インキ製造株式会社
製)等が適用できる。また、蓋材1の開封時に、開封部
9に開封の痕跡を明確に残すために、このヒートシール
層9には、チタンホワイト(TiO2 )等の顔料が添加
されていることが好ましい。
【0024】一方、上記容器8の開口周縁部には、上述
のように構成された蓋材1をヒートシールするためのフ
ランジ8aが形成されている。この容器8は、ポリエス
テル系樹脂からなるフィルムによって一体形成されてい
るが、ポリエステル系樹脂からなるシート或いはブリス
ターによって一体形成されていてもよい。また、この容
器8の材料であるポリエステル系樹脂としては、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、非晶質性ポリエチレ
ンテレフタレート(APET)、結晶質性ポリエチレン
テレフタレート(CPET)が適用できる。
のように構成された蓋材1をヒートシールするためのフ
ランジ8aが形成されている。この容器8は、ポリエス
テル系樹脂からなるフィルムによって一体形成されてい
るが、ポリエステル系樹脂からなるシート或いはブリス
ターによって一体形成されていてもよい。また、この容
器8の材料であるポリエステル系樹脂としては、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、非晶質性ポリエチレ
ンテレフタレート(APET)、結晶質性ポリエチレン
テレフタレート(CPET)が適用できる。
【0025】また、上述のように構成された蓋材1の製
造方法としては、先ず、基材2に接着剤層3を介してフ
ィルム層4を積層した後、このフィルム層4の表面にコ
ロナ放電により濡れ指数が34dyne/cm以上にな
るように表面処理を施す。
造方法としては、先ず、基材2に接着剤層3を介してフ
ィルム層4を積層した後、このフィルム層4の表面にコ
ロナ放電により濡れ指数が34dyne/cm以上にな
るように表面処理を施す。
【0026】次いで、上記フィルム層4の表面に、酢酸
エチル系溶剤で溶かした下地層5用の樹脂塗料とヒート
シール層6用の樹脂塗料とをグラビアコートにより順次
コーディングして下地層5とヒートシール層6を積層す
ればよく、これにより蓋材1が容易に得られる。
エチル系溶剤で溶かした下地層5用の樹脂塗料とヒート
シール層6用の樹脂塗料とをグラビアコートにより順次
コーディングして下地層5とヒートシール層6を積層す
ればよく、これにより蓋材1が容易に得られる。
【0027】そして、上記蓋材1は、容器8内に例えば
注射器等の医療器具を入れた後、容器8の上部にこれを
覆うように載置され、容器8のフランジ8aにヒートシ
ールにより密封接着される。
注射器等の医療器具を入れた後、容器8の上部にこれを
覆うように載置され、容器8のフランジ8aにヒートシ
ールにより密封接着される。
【0028】上述のように構成された蓋材1において
は、基材2にポリエチレン系樹脂からなるフィルム層
4、ウレタン系樹脂ラッカ−からなる下地層5及びポリ
エステル系樹脂ラッカ−からなるヒートシール層6を順
に積層してなるため、上記下地層5が基材1に積層した
フィルム層4に対して高い接着強度で保持される一方、
ヒートシール層6が容器8に対して高い接着強度でヒー
トシールされるようになる。このため、開封時には、上
記下地層5とヒートシール層6との間の層間剥離により
蓋材1を容易に開封することができ、しかも、開封部9
にヒートシール層6の一様な痕跡を残すことができる。
は、基材2にポリエチレン系樹脂からなるフィルム層
4、ウレタン系樹脂ラッカ−からなる下地層5及びポリ
エステル系樹脂ラッカ−からなるヒートシール層6を順
に積層してなるため、上記下地層5が基材1に積層した
フィルム層4に対して高い接着強度で保持される一方、
ヒートシール層6が容器8に対して高い接着強度でヒー
トシールされるようになる。このため、開封時には、上
記下地層5とヒートシール層6との間の層間剥離により
蓋材1を容易に開封することができ、しかも、開封部9
にヒートシール層6の一様な痕跡を残すことができる。
【0029】特に、上記フィルム層4の表面がコロナ放
電処理により濡れ指数34dyne/cm以上に表面処
理されているため、上記フィルム層4に対する下地層5
の接着強度を面内均一で高くでき、蓋材1の開封時に下
地層5とフィルム層4との間に層間剥離を生じる虞れが
ほとんどない。また、上記下地層5に無機質粉末を添加
することにより、下地層5とヒートシール層6との間の
層間剥離が容易になり、蓋材1の開封が更に容易にな
る。また、上記無機質粉末の添加量によってヒートシー
ル強度を任意に容易に調整することが可能である。更
に、上記ヒートシール層6に顔料を添加することにより
開封時の痕跡を明確に残すことができる。
電処理により濡れ指数34dyne/cm以上に表面処
理されているため、上記フィルム層4に対する下地層5
の接着強度を面内均一で高くでき、蓋材1の開封時に下
地層5とフィルム層4との間に層間剥離を生じる虞れが
ほとんどない。また、上記下地層5に無機質粉末を添加
することにより、下地層5とヒートシール層6との間の
層間剥離が容易になり、蓋材1の開封が更に容易にな
る。また、上記無機質粉末の添加量によってヒートシー
ル強度を任意に容易に調整することが可能である。更
に、上記ヒートシール層6に顔料を添加することにより
開封時の痕跡を明確に残すことができる。
【0030】なお、上記実施例では基材2に接着剤層3
を介してフィルム層4が積層されているが、このフィル
ム層4は押出しラミネーティングにより基材2に直接積
層されていもよい。この場合、上記接着剤層3を省略す
ることができる。また、上記実施例では容器8及び蓋材
1を医療機具の密封包装用として使用する場合について
説明されているが、本発明の蓋材は食品の密封包装用と
しても勿論使用することが可能である。
を介してフィルム層4が積層されているが、このフィル
ム層4は押出しラミネーティングにより基材2に直接積
層されていもよい。この場合、上記接着剤層3を省略す
ることができる。また、上記実施例では容器8及び蓋材
1を医療機具の密封包装用として使用する場合について
説明されているが、本発明の蓋材は食品の密封包装用と
しても勿論使用することが可能である。
【0031】また、上記実施例ではヒ−トシ−ル層とし
てポリエステル系樹脂ラッカ−が使用されているが、ヒ
−トシ−ル層としてはポリエステル系樹脂とウレタン系
樹脂のラッカ−を使用してもよく、これによりホットタ
ック性に優れたポリエステル系樹脂容器の蓋材を得るこ
とが可能となる。
てポリエステル系樹脂ラッカ−が使用されているが、ヒ
−トシ−ル層としてはポリエステル系樹脂とウレタン系
樹脂のラッカ−を使用してもよく、これによりホットタ
ック性に優れたポリエステル系樹脂容器の蓋材を得るこ
とが可能となる。
【0032】[実施例1]以下の層構成からなる蓋材1
を作成した。
を作成した。
【0033】 基材;ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム 12μm 接着剤層;ポリエチレン(PE) 20μm フィルム層;線状低密度ポリエチレン(LLDPE) 90μm 下地層;シリカの微粉末を3重量%含んだウレタン系樹脂ラッカ−(商品名; Q105T白、東洋インキ製造株式会社製) 35μm ヒートシール層;ポリエステル系樹脂ラッカー(商品名;Q106THSワニ ス、東洋インキ製造株式会社製) 35μm [実施例2]実施例1の下地層を、シリカの微粉末を5
重量%含んだウレタン系樹脂(商品名;Q105TS
白、東洋インキ製造株式会社製)に変えた。それ以外
は、実施例1と同様とした。
重量%含んだウレタン系樹脂(商品名;Q105TS
白、東洋インキ製造株式会社製)に変えた。それ以外
は、実施例1と同様とした。
【0034】[実施例3]実施例1のヒ−トシ−ル層の
ポリエステル系樹脂ラッカ−に代えて、ポリエステル系
樹脂とウレタン系樹脂のラッカ−(商品名;N−LPス
−パ−63白、東洋インキ製造株式会社製)を用いた。
それ以外は、実施例1と同様とした。
ポリエステル系樹脂ラッカ−に代えて、ポリエステル系
樹脂とウレタン系樹脂のラッカ−(商品名;N−LPス
−パ−63白、東洋インキ製造株式会社製)を用いた。
それ以外は、実施例1と同様とした。
【0035】以上の3種の蓋材を用いて非晶質性のポリ
エチレンテレフタレート(APET)容器8のフランジ
8aに、140℃、1Kg/cm2 、4秒の条件で、ヒ
ートシールにより密封接着し、ヒートシール強度試験を
行った。このヒートシール強度試験は、蓋材1の一端を
容器8のフランジ8a面から直角上方向、すなわち90
度の方向へ引き剥がす90度剥離と、180度の方向へ
引き剥がす180度剥離とについて、幅15mm,引っ
張り速度300mm/分の条件で行われた。
エチレンテレフタレート(APET)容器8のフランジ
8aに、140℃、1Kg/cm2 、4秒の条件で、ヒ
ートシールにより密封接着し、ヒートシール強度試験を
行った。このヒートシール強度試験は、蓋材1の一端を
容器8のフランジ8a面から直角上方向、すなわち90
度の方向へ引き剥がす90度剥離と、180度の方向へ
引き剥がす180度剥離とについて、幅15mm,引っ
張り速度300mm/分の条件で行われた。
【0036】その結果、実施例1のヒートシール強度
は、180度剥離で1030g、90度剥離で380g
であった。また、実施例2のヒートシール強度は、18
0度剥離で660g、90度剥離で160gであり、実
施例1よりも開封し易いという結果が得られた。更に、
実施例3のヒートシール強度は、180度剥離で600
g、90度剥離で400gであった。また、それぞれの
容器8のフランジ8a面における開封部9の痕跡を目視
により評価した結果、フランジ8a面にはヒートシール
層6が一様に綺麗に残り、良好であった。なお、ヒート
シール温度の条件を130℃と150℃に変えて上記と
同様のサンプルを作成してヒートシール強度試験を行っ
たところ、ほぼ同じ結果が得られた。
は、180度剥離で1030g、90度剥離で380g
であった。また、実施例2のヒートシール強度は、18
0度剥離で660g、90度剥離で160gであり、実
施例1よりも開封し易いという結果が得られた。更に、
実施例3のヒートシール強度は、180度剥離で600
g、90度剥離で400gであった。また、それぞれの
容器8のフランジ8a面における開封部9の痕跡を目視
により評価した結果、フランジ8a面にはヒートシール
層6が一様に綺麗に残り、良好であった。なお、ヒート
シール温度の条件を130℃と150℃に変えて上記と
同様のサンプルを作成してヒートシール強度試験を行っ
たところ、ほぼ同じ結果が得られた。
【0037】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
な優れた効果が得られる。
【0038】1)請求項1に係る発明によれば、ポリエ
ステル系樹脂容器の蓋材が、基材にポリエチレン系樹脂
からなるフィルム層、ウレタン系樹脂ラッカ−からなる
下地層、及び、ポリエステル系樹脂ラッカ−からなるヒ
ートシール層を順に積層してなるため、上記下地層が基
材に積層したフィルム層に対して高い接着強度で保持さ
れる一方、ヒートシール層が容器に対して高い接着強度
でヒートシールされるようになり、開封時には上記下地
層とヒートシール層との間の層間剥離により蓋材を容易
に開封することができると共に、開封部にヒートシール
層の一様な痕跡を残すことができる。
ステル系樹脂容器の蓋材が、基材にポリエチレン系樹脂
からなるフィルム層、ウレタン系樹脂ラッカ−からなる
下地層、及び、ポリエステル系樹脂ラッカ−からなるヒ
ートシール層を順に積層してなるため、上記下地層が基
材に積層したフィルム層に対して高い接着強度で保持さ
れる一方、ヒートシール層が容器に対して高い接着強度
でヒートシールされるようになり、開封時には上記下地
層とヒートシール層との間の層間剥離により蓋材を容易
に開封することができると共に、開封部にヒートシール
層の一様な痕跡を残すことができる。
【0039】2)請求項2に係る発明によれば、ヒ−ト
シ−ル層としてポリエステル系樹脂とウレタン系樹脂の
ラッカ−を使用しているので、ポリエステル系樹脂ラッ
カ−を使用している請求項1記載の発明に係るポリエス
テル系樹脂容器の蓋材と同様、開封時に上記下地層とヒ
ートシール層との間の層間剥離により蓋材を容易に開封
することが可能となり、かつ、開封部にはヒートシール
層の一様な痕跡を残すことが可能になると共に、請求項
1記載の発明に係るポリエステル系樹脂容器の蓋材より
もホットタック性に優れたポリエステル系樹脂容器の蓋
材が得られる。
シ−ル層としてポリエステル系樹脂とウレタン系樹脂の
ラッカ−を使用しているので、ポリエステル系樹脂ラッ
カ−を使用している請求項1記載の発明に係るポリエス
テル系樹脂容器の蓋材と同様、開封時に上記下地層とヒ
ートシール層との間の層間剥離により蓋材を容易に開封
することが可能となり、かつ、開封部にはヒートシール
層の一様な痕跡を残すことが可能になると共に、請求項
1記載の発明に係るポリエステル系樹脂容器の蓋材より
もホットタック性に優れたポリエステル系樹脂容器の蓋
材が得られる。
【0040】3)請求項3に係る発明によれば、上記フ
ィルム層の表面がコロナ放電処理により濡れ指数34d
yne/cm以上に表面処理されているため、上記フィ
ルム層に対する下地層の接着強度が更に向上する。
ィルム層の表面がコロナ放電処理により濡れ指数34d
yne/cm以上に表面処理されているため、上記フィ
ルム層に対する下地層の接着強度が更に向上する。
【0041】4)請求項4に係る発明によれば、上記下
地層が無機質粉末を含んでいるため、下地層とヒートシ
ール層との間の層間剥離が容易になり、蓋材を更に容易
に開封することができると共に、上記無機質粉末の添加
量によってヒートシール強度を任意に容易に調整するこ
とができる。
地層が無機質粉末を含んでいるため、下地層とヒートシ
ール層との間の層間剥離が容易になり、蓋材を更に容易
に開封することができると共に、上記無機質粉末の添加
量によってヒートシール強度を任意に容易に調整するこ
とができる。
【0042】5)請求項5に係る発明によれば、上記ヒ
ートシール層が顔料を含んでいるため、開封時の痕跡が
更に明確になる。
ートシール層が顔料を含んでいるため、開封時の痕跡が
更に明確になる。
【図1】本発明の一実施例であるポリエステル系樹脂容
器の蓋材の断面図である。
器の蓋材の断面図である。
【図2】容器にヒ−トシ−ルされた蓋材の一部を開封し
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
【図3】従来の一例であるポリエステル系樹脂容器の蓋
材の断面図である。
材の断面図である。
【図4】容器にヒ−トシ−ルされた蓋材の一部を開封し
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
1 蓋材 2 基材 4 フィルム層 5 下地層 6 ヒートシール層 7 シリカの微粉末(無機質粉末) 8 容器 9 開封部
Claims (5)
- 【請求項1】ヒ−トシ−ルにより接着されてポリエステ
ル系樹脂容器の開放部を密封するポリエステル系樹脂容
器の蓋材において、 基材にポリエチレン系樹脂からなるフィルム層、ウレタ
ン系樹脂ラッカ−からなる下地層、及び、ポリエステル
系樹脂ラッカ−からなるヒートシール層を順に積層して
なることを特徴とするポリエステル系樹脂容器の蓋材。 - 【請求項2】ヒ−トシ−ルにより接着されてポリエステ
ル系樹脂容器の開放部を密封するポリエステル系樹脂容
器の蓋材において、 基材にポリエチレン系樹脂からなるフィルム層、ウレタ
ン系樹脂ラッカ−からなる下地層、及び、ポリエステル
系樹脂とウレタン系樹脂のラッカ−からなるヒートシー
ル層を順に積層してなることを特徴とするポリエステル
系樹脂容器の蓋材。 - 【請求項3】上記フィルム層の表面がコロナ放電処理に
より濡れ指数34dyne/cm以上に表面処理されて
いることを特徴とする請求項1又は2記載のポリエステ
ル系樹脂容器の蓋材。 - 【請求項4】上記下地層が無機質粉末を含んでいること
を特徴とする請求項1又は2記載のポリエステル系樹脂
容器の蓋材。 - 【請求項5】上記ヒートシール層が顔料を含んでいるこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のポリエステル系樹
脂容器の蓋材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20670493A JP2936969B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ポリエステル系樹脂容器の蓋材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20670493A JP2936969B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ポリエステル系樹脂容器の蓋材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761470A true JPH0761470A (ja) | 1995-03-07 |
JP2936969B2 JP2936969B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=16527740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20670493A Expired - Fee Related JP2936969B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ポリエステル系樹脂容器の蓋材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2936969B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005239219A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 蓋付きカップ状容器 |
JP2008007146A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Toppan Printing Co Ltd | ポリエステル系樹脂容器の透明蓋材 |
JP2009232332A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Rinnai Corp | デジタル放送用テレビ装置 |
JPWO2019054397A1 (ja) * | 2017-09-12 | 2020-10-15 | 出光ユニテック株式会社 | 積層体、成形体及び成形体の製造方法 |
JP2023093245A (ja) * | 2021-12-22 | 2023-07-04 | 株式会社エフピコ | 包装容器 |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP20670493A patent/JP2936969B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005239219A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 蓋付きカップ状容器 |
JP2008007146A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Toppan Printing Co Ltd | ポリエステル系樹脂容器の透明蓋材 |
JP2009232332A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Rinnai Corp | デジタル放送用テレビ装置 |
JPWO2019054397A1 (ja) * | 2017-09-12 | 2020-10-15 | 出光ユニテック株式会社 | 積層体、成形体及び成形体の製造方法 |
JP2023093245A (ja) * | 2021-12-22 | 2023-07-04 | 株式会社エフピコ | 包装容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2936969B2 (ja) | 1999-08-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |