JP3642594B2 - 開発支援装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複数台のデータ処理装置によって構築されたネットワーク上の任意のデータ処理装置と接続され、各データ処理装置へ作成したプログラムを転送する開発支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プログラマブルコントローラ等のデータ処理装置のシステムでは、ネットワーク化による大規模システム化が進められており、一台の開発支援装置で複数のデータ処理装置を遠隔地から管理する必要性が高まっている。
【0003】
このように大規模システム化したネットワーク上にある複数のデータ処理装置に開発支援装置からプログラムを転送する場合には、次の2つの方法が考えられる。
【0004】
一つは、作業者が各データ処理装置の場所まで逐一移動して各データ処理装置に開発支援装置を接続してプログラムの転送処理を行い、終了すると別のデータ処理装置の場所に移動して同じ作業を繰り替えす方法である。
【0005】
他の一つは、ネットワーク上の1つのデータ処理装置に開発支援装置を接続したままで、その開発支援装置が各データ処理装置の持つノード番号等のID番号を指定することで各データ処理装置毎に通信経路を確立して、対象とするデータ処理装置にプログラムを転送し、終了するとノード番号を変更して、別のデータ処理装置と通信経路を確立し、プログラムを転送するという方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年のこのような大規模システム化したネットワーク上では、データ処理装置の台数が数十台、数百台と増大して複雑化しているため、上記第1の方法では、データ処理装置間を移動するのに労力と時間を要する一方、上記第2の方法では、データ処理装置間の移動の労力はいらないものの全データ処理装置にプログラムを転送するまで開発支援装置から離れることができないと共に、システムを熟知していないオペレータにとってはデータ処理装置と転送すべきプログラムとの関連付けが困難となり、転送先データ処理装置を間違える等して、プログラムを誤って上書きしてしまう、等の問題があった。
【0007】
本発明はこのような問題に着目してなされたもので、転送先データ処理装置を間違えることなくプログラム転送可能な開発支援装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明では、複数台のプログラマブルコントローラによって構築されたネットワーク上の任意のプログラマブルコントローラと接続され、各プログラマブルコントローラへ作成したユーザプログラムを転送する開発支援装置において、作成したユーザプログラムを各プログラマブルコントローラに転送する際、転送先プログラマブルコントローラに格納されたユーザプログラム内に登録された当該ユーザプログラムの識別番号を内包しているパスワード命令を読み出して、その読み出したパスワード命令に内包されている識別番号と上記転送すべきユーザプログラムに含まれている当該ユーザプログラムの識別番号とを照合し、上記プログラマブルコントローラに格納されたユーザプログラム内に登録されたパスワード命令に内包されている識別番号と上記転送すべきユーザプログラムに含まれている当該ユーザプログラムの識別番号とが対応している場合に、当該プログラマブルコントローラへ上記転送すべきユーザプログラムを転送することを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の開発支援装置において、上記データ処理装置は、プログラマブルコントローラであり、各プログラマブルコントローラに格納されたプログラム内に登録された識別番号登録回路のオペランドがパスワードとして使用できることを特徴とする。
【0016】
【実施例】
以下、本発明に係る開発支援装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】
尚、以下の実施例では、プログラマブルコントローラ(以下、「PC」という。)をデータ処理装置とし、その複数台のPCによって構築されたPCネットワークに本発明に係る開発支援装置が接続されたものとして説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る開発支援装置とPCネットワークとの接続を示している。
【0019】
このPCネットワークは、複数台(図1では、便宜上4台とする。)のPC1〜4が伝送線5を介し接続されて構築されている。各PC1〜4は、CPUユニット11,21,31,41や、通信ユニット12,22,32,42、I/Oユニット13、23、33、43等を有している。また、各PC1〜4には、識別番号として“001〜004”のノード番号が設定されている。
【0020】
そして、PC1には、本発明に係る開発支援装置6が接続ケーブル7を介して接続されている。
【0021】
図2は、本発明に係る開発支援装置6の第1実施例の具体的な構成を、PC1のCPUユニット11の構成と共に示している。
【0022】
この開発支援装置6は、ラダープログラム等のPCで実行されるユーザプログラムを作成して接続ケーブル7を介し各PC1〜4へ転送するもので、CPU61と、システムプログラムメモリ62と、外部記憶装置63と、ディスプレイ等の出力装置64と、キーボード等の入力装置65と、内部メモリ66と、インタフェース67とを有している。
【0023】
CPU61は、システムプログラムメモリ62に格納されたシステムプログラムを実行することによってプログラム作成手段およびプログラム転送手段として機能して、入力装置65によって入力したラダー回路等に基づきユーザプログラムを作成すると共に、プログラム転送手段として機能して後述の図4に示すプログラム転送処理を行うものである。なお、ユーザプログラムの作成時には、各ユーザプログラムに転送先PCのノード番号と一致したプログラムの識別番号を後述するラダー回路によって登録するように構成されている。
【0024】
外部記憶装置63は、CPU61によって作成された識別番号を有する上記ユーザプログラムを記憶しておくものである。
【0025】
また、PC1のCPUユニット11側は、一般的に構成されており、マイクロプロセッサ11aと、I/Oメモリ11bと、システムプログラムメモリ11cと、ワークメモリ11dと、ユーザプログラムメモリ11eと、インタフェース11fとをバス11gで接続して構成されている。
【0026】
そして、このワークメモリ11d内には、他のPC2〜4と同様に、このPC1の識別番号としてPCネットワークにおけるノード番号“001”が予め登録されている。
【0027】
図3は、開発支援装置における各PCへ転送すべきユーザプログラムの作成時にプログラムの識別番号を各ユーザプログラムに登録するための識別番号登録回路Rを示している。
【0028】
この識別番号登録回路Rは、CPU61がユーザプログラムの作成時にユーザプログラム内に組み込むもので、当該プログラムの識別番号の登録を示す命令語“PRTCT”と、当該プログラムの識別番号として各ユーザプログラムの転送先PCのノード番号が設定されるオペランド“000”とから構成されている。
【0029】
なお、識別番号登録回路Rによってユーザプログラム内に登録された識別番号は、後述するプログラム転送の際の各PC1〜4の識別番号との照合処理のときだけでなく、このユーザプログラムが各PC1〜4に転送されて各PC1〜4内のユーザプログラムメモリに格納された際に、当該ユーザプログラムを読出す際のパスワードとしても使用できる。
【0030】
次に、このように構成された第1実施例の開発支援装置におけるプログラム転送処理について説明する。
【0031】
図4は、このように構成された第1実施例の開発支援装置におけるプログラム転送処理を示している。
【0032】
プログラム転送処理が開始すると(ステップ100)、まず、開発支援装置6のCPU61は、上記のようにして作成したユーザプログラムの内、PCへ転送すべきユーザプログラムを外部記憶装置63から内部メモリ66にロードすると共に、転送先として指定された転送先PCのノード番号等に基づいて当該転送先PCとの間に接続先PC1を介し通信経路を確立する(ステップ110)。つまり、例えば、図1において、転送先PCとしてノード番号“003”のPC3が指定された場合、開発支援装置6は、接続先PC1を介して転送先PC3との間に通信経路を確立する。
【0033】
次に、開発支援装置6のCPU61は、その転送先PC3のCPUユニットのワークメモリにアクセスして、そのワークメモリに予め登録されている当該転送先PC3の識別番号であるノード番号を読出すと共に(ステップ120)、開発支援装置6の内部メモリ66にロードされた当該転送先PC3に転送すべきユーザプログラムに登録された識別番号を読出して(ステップ130)、その転送先PC3のノード番号と転送すべきユーザプログラムの識別番号とが一致しているか否かを照合する(ステップ140)。
【0034】
その結果、転送先PC3のノード番号と転送すべきプログラムの識別番号とが一致している場合には(ステップ140“Y”)、CPU61は、当該転送先PC3へそのノード番号と一致した識別番号を有するユーザプログラムを転送して(ステップ150)、その転送処理を終了する一方(ステップ170)、転送先PC3のノード番号と転送すべきプログラムの識別番号とが一致しない場合には(ステップ140“N”)、照合不一致のエラーメッセージを本装置6のディスプレイ等の出力装置64上に表示して(ステップ160)、その転送処理を終了する(ステップ170)。
【0035】
従って、この第1実施例によれば、転送先PCとの通信経路確立後、当該転送先PCへユーザプログラムを転送する前に、転送先PCのノード番号と転送すべきプログラムの識別番号とが一致しているか否かを判断して、一致している場合には当該転送先PCへユーザプログラムを転送するようにしたため、プログラム転送処理時におけるシステムを熟知していないオペレータのヒューマンエラーを排除して、設計者の意図した的確なプログラム転送処理を行うことができ、プログラムの誤転送や、上書きミス等を防止できる。
【0036】
尚、この第1実施例では、各PCの識別番号としてノード番号を採用し、しかも転送すべきユーザプログラムの識別番号として転送先PCのノード番号を登録して、転送先PCのノード番号と転送すべきプログラムの識別番号とが一致した場合にのみプログラムの転送を行うように説明したが、本発明では、これに限る必要はない。
【0037】
つまり、各PCの識別番号として各PCのノード番号以外の識別番号を採用するようにしても良く、また転送先PCの識別番号と転送すべきプログラムの識別番号とを一致させる必要もなく、何等か一定の関係や対応を付けるようにしても良い。
【0038】
また、この第1実施例では、各PCのワークメモリに登録されたノード番号を各PCの識別番号として説明したが、各PCの識別番号をワークメモリ内に登録できない場合等は、各PCのメモリに格納されたプログラム内に登録された当該プログラムのパスワード命令を各PCの識別番号として使用するようにしても良い。この場合、開発支援装置は、転送先PCとの通信経路確立後、当該メモリのプログラムにアクセスして、そのパスワード命令を本装置内に読出してきて、そのパスワード命令と転送すべきプログラムの識別番号とを照合し、対応している場合にはその転送先PCへ当該プログラムを転送するようにする。
【0039】
次に、本発明に係る開発支援装置の第2実施例を図面に基づいて説明する。
【0040】
この第2実施例の開発支援装置は、転送先PCとの通信経路確立後の通信処理に特徴のある上記第1実施例のものとは異なり、後述のリンクテーブルを使用した転送先PCとの通信経路確立までの処理に特徴のあるもので、ハード構成は図1および図2に示す上記第1実施例のものと同様であるため、上記第1実施例の図1および図2に基づいて、この第2実施例特有のリンクテーブルや本実施例の動作について説明する。
【0041】
図5は、この第2実施例特有のリンクテーブルを示している。
【0042】
このリンクテーブルTは、本装置で作成したユーザプログラムの内、今回の処理で転送対象とするPCに転送すべきユーザプログラムのファイル名と、そのユーザプログラムの転送先PCに予め登録されたノード番号等の識別(ID)番号とを予めリンクさせて登録したテーブルで、各PC1〜4に転送すべき各ユーザプログラムファイルが格納される外部記憶装置63等の同一ディレクトリ内に格納されるものである。
【0043】
尚、この外部記憶装置63のディレクトリ内には、本装置で作成したユーザプログラムがそのファイル名に対応して記憶されており、今回の転送対象以外のユーザプログラムも共に格納されている。
【0044】
次に、このように構成された第2実施例に係る開発支援装置等のプログラム転送処理を図面を参照して説明する。
【0045】
図6は、開発支援装置内のプログラム転送処理を示している。
【0046】
まず、ディレクトリ指定手段としての入力装置65等によって本装置で作成したユーザプログラムのファイルが格納された外部記憶装置63のディレクトリが指定され、そのディレクトリ名がこの開発支援装置6内に入力すると(ステップ200)、この開発支援装置6内では、CPU61がプログラム転送手段として機能して、そのディレクトリに格納されているプログラムファイル名を外部記憶装置63から読出し、そのファイル名が上記図5に示すリンクテーブルTに登録されているか否かに基づいて、指定された外部記憶装置63のディレクトリ内に転送すべきプログラムファイルが格納されているか否かを判断する(ステップ210)。
【0047】
そして、指定した外部記憶装置63のディレクトリ内に転送すべきプログラムファイルが格納されていないと判断した場合には(ステップ210の“N”)、このプログラム転送処理を終了する一方、転送すべきプログラムファイルが格納されていると判断した場合には(ステップ210“Y”)、そのプログラムファイルを外部記憶装置63から読み出すと共に(ステップ220)、読み出したプログラムファイルのファイル名を図5に示すリンクテーブルTを参照して転送先PCの識別(ID)番号に変換して取得する(ステップ230)。
【0048】
次いで、この開発支援装置6のCPU61は、接続ケーブル7を介して本装置が接続されている接続先PC1との接続処理を行って通信経路を確立し(ステップ240)、続いて転送元アドレスを開発支援装置の識別番号とし、かつ、転送先アドレスを転送先PCの識別番号として、読み出したプログラムファイルの転送依頼を当該接続先PC1へ送出する(ステップ250)。
【0049】
そして、その転送依頼が接続先PC1によって許可された場合には(ステップ260“Y”)、転送元識別番号を開発支援装置の識別番号とし、かつ、転送先識別番号を転送先PCの識別番号とした当該プログラムファイルを接続先PCへ転送し(ステップ270)、正常に転送できない場合には(ステップ280“N”)、再度転送を繰り返す一方(ステップ270)、正常に転送できた場合には(ステップ280“Y”)、上記ステップ210に戻ってディレクトリ内にまだ転送すべきプログラムファイルがあるか否かを判断して(ステップ210)、転送すべきプログラムファイルがある場合には上記と同様の処理を繰り返す。
【0050】
図7は、接続先PC1におけるプログラム転送処理を示している。
【0051】
接続先PC1では、まず、開発支援装置6から送られてきたプログラムファイル中の転送先識別番号をチェックして(ステップ300)、転送先識別番号が自ノード宛てのものであるか否かを判断する(ステップ310)。
【0052】
そして、自ノード宛てのものでない場合には(ステップ310“N”)、この転送先識別番号が示すPCに転送すべきプログラムファイルを転送し(ステップ320)、その後転送先PCから開発支援装置宛てに送られてくるレスポンスデータを受信して(ステップ330)、受信したレスポンスデータを開発支援装置6に転送し(ステップ340)、接続先PCでの処理を終了する。
【0053】
その一方、転送先識別番号が自ノード宛てのものである場合には(ステップ310“Y”)、他のPC2〜3と同様に、次の図8で詳細に説明する転送先PCでのプログラム受信処理を行う(ステップ350)。
【0054】
図8は、図7のステップ350で示した転送先PCにおけるプログラム受信処理を示している。
【0055】
転送先PCでは、まず、接続先PC1を介して開発支援装置6から送られてきたプログラム転送の許可依頼を受信して(ステップ351)、プログラム受信処理が可能か否かを判断する(ステップ352)。
【0056】
ここで、受信処理が可能でない場合には(ステップ352“N”)、「処理不可」のレスポンスを開発支援装置6宛てに転送して(ステップ358)、プログラム受信処理を終了する一方、受信処理が可能である場合には(ステップ352“Y”)、「処理可」のレスポンスを開発支援装置6宛てに転送して(ステップ353)、開発支援装置6から送られてきたプログラムを受信し(ステップ354)、このプログラム受信処理が正常に終了したか否かを判断する(ステップ355)。
【0057】
そして、このプログラム受信処理が正常に終了したと判断した場合には(ステップ355“Y”)、「正常終了」のレスポンスを開発支援装置6に転送する一方(ステップ356)、正常に終了していないと判断した場合には(ステップ355“N”)、「プログラム書込失敗」のレスポンスを開発支援装置6に転送して(ステップ357)、この転送先PCでの受信処理を終了する。
【0058】
従って、この第2実施例によれば、ユーザプログラムが格納されたディレクトリ名を入力すれば、リンクテーブルを参照して、そのディレクトリに格納されたプログラムファイルの内、このリンクテーブルに登録されているプログラムファイルについてのみ、そのファイル名に対応した転送先PCと通信経路の確立、プログラムの転送、通信経路の解放を繰返して、プログラム転送処理が行われるため、ユーザプログラムが格納されたディレクトリ名の入力という一度の処理だけで複数のPCに対応するプログラムを自動的に転送することができ、作業者はPC間を移動する必要もなくなり、また転送先PCの切り替え作業も自動で不必要となり、本装置動作中でも本装置から離れて別の作業を行うことが可能となる。
【0059】
尚、この第2実施例では、ディレクトリ名を指定することによって転送すべきユーザプログラム等が格納されたユーザプログラムのファイルを指定するようにして説明したが、本発明では、これに限らず、例えば、予め転送すべきユーザプログラムファイル等が格納されたディレクトリを決めておき、ディレクトリ名の指定なしに当該ディレクトリからリンクテーブルを参照して上記のようにユーザプログラムを転送するようにしても良い。
【0060】
また、この第2実施例では、上記第1実施例と同様、各PCの識別番号としてノード番号を採用し、しかも各PCのワークメモリに登録されたノード番号を各PCの識別番号として説明したが、本発明ではこれに限らず、各PCの識別番号として各PCのノード番号以外の識別番号を採用するようにしても良く、また各PCの識別番号をワークメモリ内に登録できない場合等は、各PCのメモリに格納されたプログラム内に登録された当該プログラムのパスワード命令等を各PCの識別番号として使用するようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明では、データ処理装置との通信経路確立後、当該データ処理装置へプログラムを転送する前に、データ処理装置に格納されたプログラム内に登録された識別番号登録回路と転送すべきプログラムの識別番号登録回路とが一致しているか否かを判断して、一致している場合には当該データ処理装置へプログラムを転送するようにしたため、プログラム転送処理時におけるシステムを熟知していないオペレータのヒューマンエラーを排除して、設計者の意図した的確なプログラム転送処理を行うことができ、プログラムの誤転送や、上書きミス等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開発支援装置とPCネットワークとの接続を示す説明図。
【図2】本発明に係る開発支援装置の第1実施例の具体的な構成を示す説明図。
【図3】ユーザプログラムに組み込まれる識別(ID)番号を登録するための識別番号登録回路Rを示す説明図。
【図4】第1実施例の開発支援装置によるプログラム転送処理を示すフローチャート。
【図5】第2実施例の開発支援装置の外部記憶装置内に格納されるリンクテーブルを示す説明図。
【図6】開発支援装置内のプログラム転送処理を示すフローチャート。
【図7】接続先PCにおけるプログラム転送処理を示すフローチャート。
【図8】転送先PCにおけるプログラム受信処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1〜4 PC
11〜41 CPUユニット
12〜42 通信ユニット
13〜43 I/Oユニット
5 PCネットワーク
6 開発支援装置
61 CPU(プログラム作成手段、プログラム転送手段)
63 外部記憶装置(プログラム格納手段、リンクテーブル記憶手段)
65 入力装置(ディレクトリ指定手段)
Claims (1)
- 複数台のプログラマブルコントローラによって構築されたネットワーク上の任意のプログラマブルコントローラと接続され、各プログラマブルコントローラへ作成したユーザプログラムを転送する開発支援装置において、
作成したユーザプログラムを各プログラマブルコントローラに転送する際、転送先プログラマブルコントローラに格納されたユーザプログラム内に登録された当該ユーザプログラムの識別番号を内包しているパスワード命令を読み出して、その読み出したパスワード命令に内包されている識別番号と上記転送すべきユーザプログラムに含まれている当該ユーザプログラムの識別番号とを照合し、上記プログラマブルコントローラに格納されたユーザプログラム内に登録されたパスワード命令に内包されている識別番号と上記転送すべきユーザプログラムに含まれている当該ユーザプログラムの識別番号とが対応している場合に、当該プログラマブルコントローラへ上記転送すべきユーザプログラムを転送する
ことを特徴とする開発支援装置。
Priority Applications (1)
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JP00198295A JP3642594B2 (ja) | 1995-01-10 | 1995-01-10 | 開発支援装置 |
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JP00198295A Expired - Lifetime JP3642594B2 (ja) | 1995-01-10 | 1995-01-10 | 開発支援装置 |
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