JP6243259B2 - プログラマブルコントローラのシーケンスプログラム置き換え方法 - Google Patents
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Description
又、シーケンスプログラムを特定する識別情報をシーケンスプログラムのハッシュ値とすることによって、バージョンアップで新たなシーケンスプログラムが編集される毎に識別情報の履歴を自動的に作成できるので、人為的ミスを防止でき、誤りなくバージョンアップしたシーケンスプログラムに置き換えることができる。さらに、識別情報と共にバージョンアップで修正した修正量を記憶することによって、プログラマブルコントローラのシーケンスプログラムをバージョンアップしたシーケンスプログラム置き換えるとき、置き換え前後のシーケンスプログラムの修正量を考慮することができる。
図1は、本発明のシーケンスプログラム置き換え方法を適用するシステムの一例の概要ブロック図である。
このシステムでは、一台のシーケンスプログラム編集装置1に1以上のプログラマブルコントローラが接続されており、図1に示す例では、複数のプログラマブルコントローラ2・・・が、RS−232C接続、Ethernet(登録商標)接続、USB接続等の通信経路3で接続されている例を示している。
シーケンスプログラム編集装置1は、プロセッサ11に、バス17を介して、メモリ12、キーボード等の入力装置13、表示装置14、外部記憶媒体を接続するインタフェース15、通信インタフェース16が接続されている。メモリ12は、システムプログラムを記憶するROM、編集されたシーケンスプログラムや設定データ等を記憶する不揮発性メモリ、演算等に使用されるRAM等で構成されている。インタフェース15はメモリカード、USBメモリ等の記憶媒体と接続するためのものであり、通信インタフェース16は、プログラマブルコントローラ2・・・と接続する通信経路3と接続するためのものである。
シーケンスプログラム編集装置1で、新たなシーケンスプログラムを編集、作成すると、該シーケンスプログラムに対して置き換え可能なシーケンスプログラムの識別情報V1、V2、・・・V8を設定登録する。
プログラマブルコントローラ2で実行しているシーケンスプログラム(図2では更新前のシーケンスプログラムと記している)を、編集した新しいシーケンスプログラムに置き換えようとする場合、プログラマブルコントローラ2のシーケンスプログラムに設定されている識別情報を読み出し、該識別情報が、シーケンスプログラム編集装置1で新たに編集されたシーケンスプログラムに設定登録されている識別情報の中のいずれかに一致するか比較し、一致するものがあれば、置き換え可能であることから、プログラマブルコントローラ2のシーケンスプログラムをこの新しいシーケンスプログラムに置き換える。なお、一致する識別情報がないときには、オペレータが置き換えをするか否かを選択できるようにする。これは、プログラマブルコントローラ2に新規にシーケンスプログラムを格納する場合や、プログラマブルコントローラ2に記憶されているシーケンスプログラムとは全く異なるシーケンスプログラムを、プログラマブルコントローラに格納できるようにしたものである。
この例では、新しいシーケンスプログラムは、バージョンアップして編集作成される例を示している。又、識別情報としては、シーケンスプログラムが持つ固有の値を用いるものとしている。シーケンスプログラムの固有の値には、ハッシュ関数をシーケンスプログラム自身に適用して得られるハッシュ値を利用することができる。一般的なハッシュ関数の例としては、MD5やSHA1やCRCなどがある。この実施形態ではシーケンスプログラムのハッシュ値として、巡回冗長検査(CRC)の値を用いる。さらに、この実施形態では、前バージョンからの修正量も記憶し、修正量の大きさによってシーケンスプログラムの置き換えを行うか否かの選択をもできるようにしている。また、この修正量として変更ネット数等を用いる。
CRCの値を求め、このCRCの値を当該シーケンスプログラムの識別情報として、バージョンアップして得られた識別情報の履歴に追加する。図4で示す例では、4回のバージョンアップが行われ、新規に作成されシーケンスプログラムに対する識別情報(CRCの値)「0x00112233」(1番目)から、当該4回目のバージョンアップでのシーケンスプログラムの識別情報(CRCの値)「0x23F653D8」(5番目)までの識別情報の履歴が、この新たに編集されたシーケンスプログラムに対応して記憶されている。
2 プログラマブルコントローラ
3 通信経路
Claims (4)
- シーケンスプログラムを特定する識別情報をハッシュ関数によるシーケンスプログラムのハッシュ値とし、シーケンスプログラム編集装置でシーケンスプログラムを新規に作成及びバージョンアップする毎に、この新しいシーケンスプログラムと共に識別情報の履歴に当該シーケンスプログラムの識別情報を追加して記憶しておき、
プログラマブルコントローラに記憶するシーケンスプログラムのハッシュ値を識別情報として検出し、前記新しいシーケンスプログラムと共に記憶された識別情報の履歴を検索し、検出した識別情報と一致するものがあるとき、前記プログラマブルコントローラのシーケンスプログラムを前記新しいシーケンスプログラムに置き換えるようにしたプログラマブルコントローラのシーケンスプログラム置き換え方法。 - 前記ハッシュ値の識別情報と共に、バージョンアップでのシーケンスプログラムの修正量を記憶しておき、識別情報の履歴の中からプログラマブルコントローラに記憶するシーケンスプログラムの識別情報と一致する識別情報が検索されたとき、一致した識別情報に対応して記憶されている修正量を抽出し、該修正量が設定値以下のとき、前記プログラマブルコントローラのシーケンスプログラムを前記新しいシーケンスプログラムに置き換えるようにした請求項1に記載のプログラマブルコントローラのシーケンスプログラム置き換え方法。
- 前記修正量が設定値を超えているとき、シーケンスプログラムの置き換えを行うか否かを表示し、オペレータにより置き換えを実行するか否かを選択できるようにした請求項2に記載のプログラマブルコントローラのシーケンスプログラム置き換え方法。
- シーケンスプログラム編集装置で編集した新たなシーケンスプログラムと共に記憶する識別情報を検索し、プログラマブルコントローラに記憶するシーケンスプログラムの識別情報と一致するものがない場合、シーケンスプログラムの置き換えを行うか否かを表示し、オペレータにより置き換えを実行するか否かを選択できるようにした請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプログラマブルコントローラのシーケンスプログラム置き換え方法。
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