JP2007034913A - 電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、ファームウェアアップデートの必要性が高いもののみに対してアップデートを行なうことができるようになる電気機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 メインコントローラは、予め設定されたファームウェアアップデート開始時刻になったときに、各モジュール毎に、そのモジュールのファームウェアの前回のアップデートからのエラーの発生状況に基づいて、そのモジュールのファームウェアをアップデート対象とするか否かを判別する第1手段、ならびに第1手段によってアップデート対象とすると判別されたファームウェアそれぞれについて、使用中のものより新しいバージョンのファームウェアがサーバ側にあるか否かを調べ、新しいバージョンのファームウェアがサーバ側にあるものについては、その新しいバージョンのファームウェアをサーバからダウンロードしてアップデートする第2手段を備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、たとえば、複写機、複合機等のように書き換え可能なファームウェアを備えた電気機器に関する。
例えば、複写機能の他にFAX機能を備えた複合機では、メインコントローラ、自動原稿読取装置、給紙ユニット、印字エンジン、FAXボードのそれぞれに、ファームウェアが不揮発性メモリに格納されている。この明細書では、書き換え可能なファームウェアを備えた個々の機器をモジュールということにする。
これらのファームウェアの書き換えは、サービスマンによって行なわれたり、管理会社やサービス会社などが管理ソフトを利用することにより行なわれている。しかしながら、各モジュールのエラーの発生状況、例えば、各モジュールのエラーの発生頻度等に応じて、各モジュールのファームウェアを書き換えるといったことは行なわれていない。
特開2004−234056号公報
この発明は、電気機器内の各モジュールのエラーの発生状況に応じて、ファームウェアアップデートの対象となるモジュールを決定することができ、ファームウェアアップデートの必要性が高いもののみに対してアップデートを行なうことができるようになる電気機器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、CPUおよびそのプログラムであるファームウェアを記憶した書き換え可能な記憶手段をそれぞれ有する複数のモジュールを備えており、1つのモジュールがメインコントローラであり、メインコントローラは他のモジュールと接続されている電気機器であって、メインコントローラにネットワークを介して接続されたサーバからファームウェアをダウンロードして書き換える機能を備えた電気機器において、メインコントローラは、予め設定されたファームウェアアップデート開始時刻になったときに、各モジュール毎に、そのモジュールのファームウェアの前回のアップデートからのエラーの発生状況に基づいて、そのモジュールのファームウェアをアップデート対象とするか否かを判別する第1手段、ならびに第1手段によってアップデート対象とすると判別されたファームウェアそれぞれについて、使用中のものより新しいバージョンのファームウェアがサーバ側にあるか否かを調べ、新しいバージョンのファームウェアがサーバ側にあるものについては、その新しいバージョンのファームウェアをサーバからダウンロードしてアップデートする第2手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1手段は、予め設定されたファームウェアアップデート開始時刻になったときに、各モジュール毎に、そのモジュールのファームウェアの前回のアップデートからの利用回数に対するエラーの発生回数の割合に基づいて、そのモジュールのファームウェアをアップデート対象とするか否かを判別するものであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、第1手段は、そのモジュールのファームウェアの前回のアップデートからの利用回数に対するエラーの発生回数の割合が、そのモジュールに対して予め設定されている閾値を超えている場合に、そのモジュールのファームウェアをアップデート対象とするものであることを特徴とする。
この発明によれば、電気機器内の各モジュールのエラーの発生状況に応じて、ファームウェアアップデートの対象となるモジュールを決定することができ、ファームウェアアップデートの必要性が高いもののみに対してアップデートを行なうことができるようになる。
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明する。
図1は、システム構成を示している。
100は、複写機能の他にFAX機能を備えた複合機である。200は、複合機100にファームウェアを提供するためのサーバ(ダウンロードサイト)である。複合機100は、ネットワーク300を介してサーバ200に接続されている。
複合機100は、メインコントローラ10、自動原稿読取装置20、給紙ユニット30、印字エンジン40およびFAXボード50を備えている。これらの各機器をモジュールと呼ぶことにする。複合機100は、上記複数のCPUが連携して稼働することにより、各種機能を実現している。複合機100の中核をなすメインコントローラのCPUは、I/F経由で各モジュールのCPUに接続されており、各CPUが処理すべき内容を記述したファームウェアがそれぞれのモジュール内の書き換え可能な不揮発性メモリに格納されている。
メインコントローラ10は、CPU11、そのプログラム(ファームウェア)等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ12、その他必要なデータを記憶する揮発性メモリ13、I/F14、15、16、17およびNW−IF18を備えている。メインコントローラ10のCPU11は、NW−IF18およびネッワーク300を介してサーバ200に接続されている。
自動原稿読取装置20は、CPU21、そのプログラム(ファームウェア)等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ22およびI/F23を備えている。自動原稿読取装置20内のI/F23は、メインコントローラ10内のI/F14に接続されている。
給紙ユニット30は、CPU31、そのプログラム(ファームウェア)等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ32およびI/F33を備えている。給紙ユニット30内のI/F33は、メインコントローラ10内のI/F15に接続されている。
印字エンジン40は、CPU41、そのプログラム(ファームウェア)等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ42およびI/F43を備えている。印字エンジン40内のI/F43は、メインコントローラ10内のI/F16に接続されている。
FAXボード50は、CPU51、そのプログラム(ファームウェア)等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ52およびI/F53を備えている。FAXボード50内のI/F53は、メインコントローラ10内のI/F17に接続されている。
この実施例では、ファームウェアの更新モードとして、大きく分けて、手動アップデートモードと、自動アップデートモードとがある。手動アップデートモードとは、複合機100の図示しない操作部に設けられた手動アップデートキーがユーザによって押下げられることに基づいて、ファームウェアのアップデートを行なうモードである。自動アップデートモードとは、予め設定された時刻および頻度(毎日、週に1回、月に1回等)によって規定されるアップデート開始時刻になったときに、ファームウェアのアップデートを行なったり、サーバ200に書き換えるべきファームウェアがある場合にそのことを単に通知したりするモードである。
自動アップデートモードには、複合機内の全てのモジュールのファームウェアをアップデート対象とするフルモードと、複合機内の各モジュールの状態に応じてアップデート対象を決定する最適化モードと、書き換えるべきファームウェアがダウンロードサイト200に保持されているか否かを判別し、書き換えるべきファームウェアがダウンロードサイト200に保持されてる場合にその旨をユーザに単に通知する通知モードとがある。これらの3つのモードのうちの1つのモードが、初期設定において、自動アップデートモードとしてユーザにより設定されている。
自動アップデートモードとして最適化モードを設定した場合には、複合機内の各モジュールのエラーの発生状況に応じて、ファームウェアアップデートの対象となるモジュールを決定することができ、ファームウェアアップデートの必要性が高いもののみに対してアップデートを行なうことができるようになるという利点がある。
なお、手動アップデートモードによるアップデートの場合も、自動アップデートモードのフルモードと同様に複合機内の全てのモジュールのファームウェアがアップデート対象とされる。
図2および図3は、メインコントローラ10のCPU11によって実行されるファームウェアの更新処理の全体的な手順を示している。
まず、メインコントローラ10のCPU11は、手動アップデートキーが押下げられたか否かを判別する(ステップS1)。手動アップデートキーが押下げられてないと判別した場合には、CPU11は、自動アップデートモードでのアップデート開始時刻になったか否かを判別する(ステップS2)。自動アップデートモードでのアップデート開始時刻になっていない場合には、ステップS1に戻る。
上記ステップS1で手動アップデートキーが押下げられたと判別した場合または上記ステップS2において自動アップデートモードでのアップデート開始時刻になったと判別した場合には、CPU11は、複合機本体の状態がファームウェア(FW)をアップデートすることが可能な状態であるか否かを判別する(ステップS3)。ファームウェアをアップデートすることが可能な状態でなければステップS1に戻る。
上記ステップS3において、ファームウェアをアップデートすることが可能な状態であると判別した場合には、CPU11は、ファームウェアアップデート候補リストを作成する(ステップS4)。
具体的には、CPU11は、各ファームウェアのバージョン情報等を収集し、図8に示すような、ファームウェアアップデート候補リストを作成する。ファームウェアアップデート候補リストは、各モジュール毎に、アップデートを実行するか否かの情報、ファームウェア名、バージョンおよびチェックサムの情報から構成される。ファームウェアアップデート候補リストを作成した段階では、アップデートを実行するか否かの情報としては、「アップデートを実行する」という情報が入れられる。
次に、CPU11は、今回実行しようとするアップデートモードは自動アップデートモード内の最適化モードであるか否かを判別する(ステップS5)。今回実行しようとするアップデートモードが自動アップデートモードであり(上記ステップS2でYESとなった場合)、かつ自動アップデートモードとして最適化モードが設定されている場合には、ステップS5でYESとなり、ステップS6に移行する。今回実行するアップデートモードが手動アップデートモードである場合(上記ステップS1でYESとなった場合)、若しくは今回実行するアップデートモードが自動アップデートモードであってもフルモードまたは通知モードである場合には、ステップS8に移行する。
ステップS6では、CPU11は、アップデート用の本体状態リストを読み込む。アップデート用の本体状態リストは、図9に示すように、各モジュール毎に、前回のアップデートからのエラーコード別のエラー回数、エラーコードおよび前回のアップデートからの利用回数の情報からなる。FAXボードの利用回数とは、送受信回数をいう。メインコントローラの利用回数とは、各種機能1JOBを1回として計数した回数をいう。印字エンジンの利用回数とは、印字枚数をいう。給紙ユニットの利用回数とは、給紙枚数をいう。自動原稿読み取り装置の利用回数とは、原稿読み取り枚数をいう。
これらの情報は、複合機本体を管理するための管理情報記憶テーブルとは別のアップデート用の本体状態記憶テーブルとして、メインコントローラ10の不揮発性メモリ12に保持されている。ステップS6では、これらの情報がメインコントローラ10の揮発性メモリ13に読み込まれる。なお、後述するように、不揮発性メモリ12に保持されているアップデート用の本体状態記憶テーブル内の各モジュール毎の情報は、そのモジュールのファームウェアが書き換えられたときに、リセットされる。
CPU11は、アップデート用の本体状態リストを読み込んだ後、ファームウェアアップデート候補の絞り込み処理を行なう(ステップS7)。そして、ステップS8に移行する。ファームウェアアップデート候補の絞り込み処理では、アップデート用の本体状態リストに基づいて、上記ステップS4で作成したファームウェアアップデート候補リストから、アップデート候補が絞り込まれる。ファームウェアアップデート候補の絞り込み処理の詳細については後述する。
ステップS8では、CPU11は、ファームウェアダウンロードサイト200に接続する。そして、ファームウェアアップデート候補リストと、ファームウェアダウンロードサイト200から取得した情報とに基づいて、ダウンロードすべきファームウェアのリスト(ダウンロードファームウェアリスト)の作成処理を行なう(ステップS9)。
ダウンロードファームウェアリストは、図10に示すように、ダウンロードすべきファームウェア毎に、その名称(ファームウェア名)、バージョン、チェックサム、依存関係の有無および依存関係がある場合には依存関係のあるファームウェア名、依存関係のあるファームウェアのバーションならびに変更内容の情報からなる。なお、互いに依存関係にある複数のファームウェアは、同時に書き換える必要がある。ダウンロードファームウェアリストの作成処理の詳細については後述する。
次に、CPU11は、ファームウェアの依存関係に基づくエラーが発生しているか否かを判別する(ステップS10)。具体的には、上記ステップS9の処理において制御されるフラグFがセットされているか否かを判別する。ファームウェアの依存関係に基づくエラーが発生している場合(F=1)には、CPU11は、ダウンロードをできないエラーが発生したことを示すダウンロードエラー通知メール(電子メール)をユーザ宛に出す(ステップS11)。そして、今回の処理を終了する。つまり、ステップS1に戻る。
ファームウェアの依存関係に基づくエラーが発生していない場合(F=0)には、CPU11は、ダウンロードファームウェアリストに基づいて、ダウンロードすべきファームウェアがあるか否かを判別する(ステップS12)。ダウンロードすべきファームウェアがない場合には、今回の処理を終了する。つまり、ステップS1に戻る。
ダウンロードすべきファームウェアがある場合には、CPU11は、今回実行しようとするアップデートモードは自動アップデートモード内の通知モードであるか否かを判別する(ステップS13)。今回実行しようとするアップデートモードが自動アップデートモードであり、かつ自動アップデートモードとして通知モードが設定されている場合には、ステップS14に移行する。今回実行しようとするアップデートモードが手動アップデートモードである場合、若しくは今回実行するアップデートモードが自動アップデートモードであってもフルモードまたは最適化モードである場合には、ステップS15に移行する。
ステップS14では、CPU11は、アップデートが可能であることを示すメール(電子メール)をユーザ宛に出す。この電子メールには、ダウンロードファームウェアリストが添付される。そして、今回の処理を終了する。つまり、ステップS1に戻る。
ステップS15では、CPU11は、ダウンロードファームウェアリスト(図10参照)からファームウェア情報を1つ取り出す。そして、取り出したファームウェア情報に基づいて、対応するファームウェアをファームウェアダウンロードサイト200からダウンロードする(ステップS16)。そして、ダウンロード後に、チェックサムを算出し、算出したチェックサムとファームウェアダウンロードサイト200から送られてきた当該ファームウェアに対するチェックサムとが一致するか否かを判別する(ステップS17)。両チェックサムが一致した場合には、ダウンロードファームウェアリスト内の全てのファームウェアをダウンロードしたか否かを判別する(ステップS18)。ダウンロードファームウェアリスト内の全てのファームウェアをダウンロードしていない場合には、ステップS15に戻って、ダウンロードファームウェアリストから次のファームウェア情報を取り出し、ステップS15以降の処理を行なう。
上記ステップS17において、算出したチェックサムとファームウェアダウンロードサイト200から送られてきたチェックサムとが一致しなかった場合には、CPU11は、ダウンロードをできないエラーが発生したことを示すダウンロードエラー通知メール(電子メール)をユーザ宛に出す(ステップS19)。そして、今回の処理を終了する。つまり、ステップS1に戻る。
ダウンロードファームウェアリスト内の全てのファームウェアがダウンロードされた場合には(ステップS18でYES)、CPU11は、ダウンロードしたファームウェアを用いて、対応するファームウェアを書き換える(アップデートする)。そして、アップデートが完了したことを示すメール(電子メール)をユーザ宛に出す(ステップS21)。そして、今回の処理を終了する。つまり、ステップS1に戻る。
図4は、図2のステップS7の処理(ファームウェアアップデート候補の絞り込み処理)の詳細な手順を示している。
まず、アップデート用の本体状態リストから、1つのモジュールに対する情報を読み出す(ステップS31)。そして、情報を読み出したモジュールについて、利用回数に対するエラー発生回数の割合(エラー発生回数/利用回数)がそのモジュールに対して予め設定されている閾値を超えているか否かを判別する(ステップS32)。例えば、図9のFAXボードの例では、利用回数に対するエラー発生回数の割合は、2/100=1/50となる。
上記ステップS32において、利用回数に対するエラー発生回数の割合が閾値未満であると判別した場合には、ファームウェアアップデート候補リストの対応するモジュールについては、「アップデートを実行する」の情報を「アップデートを実行しない」の情報に変更する(ステップS33)。そして、ステップS34に移行する。
上記ステップS32において、利用回数に対するエラー発生回数の割合が閾値を超えていると判別した場合には、ファームウェアアップデート候補リストの対応するモジュールの情報を変更することなく、ステップS34に移行する。
ステップS34では、アップデート用の本体状態リストの全てのモジュールに対する処理が終了したか否かを判別する。アップデート用の本体状態リストの全てのモジュールに対する処理が終了していない場合には、ステップS31に戻り、次のモジュールに対する処理が行なわれる。
ステップS34において、アップデート用の本体状態リストの全てのモジュールに対する処理が終了したと判別した場合には、図3のステップS8に移行する。
図5は、図3のステップS9の処理(ダウンロードファームウェアリストの作成処理)の詳細な手順を示している。
まず、ファームウェアアップデート候補リストにおいて「アップデートを実行する」という情報が入れられているファームウェアリストから1つのファームウェア情報を読み出す(ステップS41)。そして、情報を読み出した対象ファームウェアは、ダウンロードファームウェアリストに既に登録済であるか否かを判別する(ステップS42)。対象ファームウェアがダウンロードファームウェアリストに登録済である場合には、ステップS48に移行する。
対象ファームウェアがダウンロードファームウェアリストに登録済でない場合には、ダウンロードサイト200から対象ファームウェアの最新情報を取得する(ステップS43)。この最新情報には、対象ファームウェアの最新バージョン、チェックサム、依存関係に関する情報等が含まれている。そして、対象ファームウェアに関して、最新バージョンは、複合機で使用中のバージョンより新しいか否かを判別する(ステップS44)。最新バージョンが使用中のバージョンより新しくない場合には、ステップS48に移行する。
最新バージョンが使用中のバージョンより新しい場合には、ダウンロードファームウェアリストに対象ファームウェアの名称とともにその最新情報を登録する(ステップS45)。次に、対象ファームウェアの最新情報に基づいて、対象ファームウェアに対して依存関係のあるファームウェアがあるか否かを判別する(ステップS46)。対象ファームウェアに対して依存関係のあるファームウェアがない場合には、ステップS48に移行する。
対象ファームウェアに対して依存関係のあるファームウェアがある場合には、依存関係のあるファームウェアのみを記述したリスト(依存関係のあるファームウェアリスト)の作成処理を行なう(ステップS47)。図11に依存関係のあるファームウェアリストの一例を示す。この処理の詳細については、後述する。この処理の後に、ステップS48に移行する。
ステップS48では、ファームウェアアップデート候補リストにおいて「アップデートを実行する」という情報が入れられているファームウェアリストの全てに対する処理が終了したか否かを判別する。ファームウェアアップデート候補リストにおいて「アップデートを実行する」という情報が入れられているファームウェアリストの全てに対する処理が終了してない場合には、ステップS41に戻り、ファームウェアアップデート候補リストにおいて「アップデートを実行する」という情報が入れられているファームウェアリスト内の次のファームウェア情報を対象ファームウェア情報として読み出して、ステップS41以降の処理を行なう。
上記ステップS48において、ファームウェアアップデート候補リストにおいて「アップデートを実行する」という情報が入れられているファームウェアリストの全てに対する処理が終了したと判別した場合には、依存関係のあるファームウェアリスト(図11参照)にファームウェアが登録されているか否かを判別する(ステップS49)。依存関係のあるファームウェアリストにファームウェアが登録されていない場合には、図3のステップS10に移行する。
依存関係のあるファームウェアリストにファームウェアが登録されている場合には、依存関係のあるファームウェアリストに基づくダウンロードファームウェアリストの更新処理を行なった後(ステップS50)、図3のステップS10に移行する。ステップS50の処理の詳細については、後述する。
図6は、図5のステップS47の処理(依存関係のあるファームウェアリストの作成処理)の詳細な手順を示している。
まず、対象ファームウェアの最新情報に含まれている依存関係のあるファームウェア情報をダウンロードファームウェアリストから取り出す(ステップS61)。そして、依存関係のあるファームウェアは、自機に関係があるか否かを判別する(ステップS62)。つまり、依存関係のあるファームウェアは、自機のいずれかのモジュールのファームウェアであるか否かを判別する。
依存関係のあるファームウェアが、自機に関係がない場合には、ステップS66に移行する。依存関係のあるファームウェアが、自機に関係がある場合には、最新情報に含まれている依存関係のあるファームウェアのバージョンが、自機で使用中のバージョンより新しいか否かを判別する(ステップS63)。
最新情報に含まれている依存関係のあるファームウェアのバージョンが、自機で使用中のバージョンより新しくない場合には、ステップS66に移行する。最新情報に含まれている依存関係のあるファームウェアのバージョンが、自機で使用中のバージョンより新しい場合には、依存関係のあるファームウェアがダウンロードファームウェアリストに既に登録されているか否かを判別する(ステップS64)。
依存関係のあるファームウェアがダウンロードファームウェアリストに既に登録されている場合には、ステップS66に移行する。依存関係のあるファームウェアがダウンロードファームウェアリストに既に登録されていない場合には、依存関係のあるファームウェアの名称を、依存関係のあるファームウェアリスト(図11参照)に登録する(ステップS65)。
この後、対象ファームウェアに対して依存関係のあるファームウェアの全てに対する処理が終了したか否かを判別する(ステップS66)。対象ファームウェアに対して依存関係のあるファームウェアの全てに対する処理が終了していない場合には、ステップS61に戻り、対象ファームウェアに対して依存関係のある次のファームウェア情報を読み出して、ステップS61以降の処理を行なう。
上記ステップS66において、対象ファームウェアに対して依存関係のあるファームウェアの全てに対する処理が終了していると判別した場合には、図5のステップS48に移行する。
図7は、図5のステップS50の処理(依存関係のあるファームウェアリストに基づくダウンロードファームウェアリストの更新処理)の詳細な手順を示している。
依存関係のあるファームウェアリストに基づくダウンロードファームウェアリストの更新処理では、まず、ファームウェア依存関係エラーであることを示すフラグFをリセット(F=0)する(ステップS71)。この後、依存関係のあるファームウェアリストからファームウェア名を1つ読み出す(ステップS72)。そして、読み出した依存関係のあるファームウェアは、ダウンロードファームウェアリストに既に登録されているか否かを判別する(ステップS73)。
読み出した依存関係のあるファームウェアが、ダウンロードファームウェアリストに既に登録されている場合には、ステップS78に移行する。読み出した依存関係のあるファームウェアが、ダウンロードファームウェアリストに登録されていない場合には、ダウンロードサイト200から当該依存関係のあるファームウェアの最新情報を取得する(ステップS74)。
そして、当該依存関係のあるファームウェアの最新バージョンが複合機で使用中のバージョンより新しいか否かを判別する(ステップS75)。当該依存関係のあるファームウェアの最新バージョンが複合機で使用中のバージョンより新しくなければ、ファームウェア依存関係エラーであることを示すフラグFをセット(F=1)した後、ステップS78に移行する。
上記ステップS75において、当該依存関係のあるファームウェアの最新バージョンが複合機で使用中のバージョンより新しいと判別した場合には、ダウンロードファームウェアリストに当該依存関係のあるファームウェアの名称とともにその最新情報を登録する(ステップS76)。そして、ステップS78に移行する。
ステップS78では、依存関係のあるファームウェアリスト内の全てのファームウェアに対する処理が終了したか否かを判別する。依存関係のあるファームウェアリスト内の全てのファームウェアに対する処理が終了していない場合には、ステップS72に戻り、依存関係のあるファームウェアリストから次のファームウェア名を読み出し、ステップS72以降の処理を行なう。
上記ステップS78において、依存関係のあるファームウェアリスト内の全てのファームウェアに対する処理が終了したと判別した場合には、図3のステップS10に移行する。
システム構成を示すブロック図である。 メインコントローラ10のCPU11によって実行されるファームウェアの更新処理の全体的な手順の一部を示すフローチャートである。 メインコントローラ10のCPU11によって実行されるファームウェアの更新処理の全体的な手順の一部を示すフローチャートである。 図2のステップS7の処理(ファームウェアアップデート候補の絞り込み処理)の詳細な手順を示すフローチャートである。 図3のステップS9の処理(ダウンロードファームウェアリストの作成処理)の詳細な手順を示すフローチャートである。 図5のステップS47の処理(依存関係のあるファームウェアリストの作成処理)の詳細な手順を示すフローチャートである。 図5のステップS50の処理(依存関係のあるファームウェアリストに基づくダウンロードファームウェアリストの更新処理)の詳細な手順を示すフローチャートである。 ファームウェアアップデート候補リストの一例を示す模式図である。 アップデート用の本体状態リストの一例を示す模式図である。 ダウンロードファームウェアリストの一例を示す模式図である。 依存関係のあるファームウェアリストの一例を示す模式図である。
符号の説明
100 複合機
200 サーバ(ダウンロードサイト)
10 メインコントローラ
20 自動原稿読取装置
30 給紙ユニット
40 印字エンジン
50 FAXボード
11、21、31、41、51 CPU
12、22、32、42、52 不揮発性メモリ

Claims (3)

  1. CPUおよびそのプログラムであるファームウェアを記憶した書き換え可能な記憶手段をそれぞれ有する複数のモジュールを備えており、1つのモジュールがメインコントローラであり、メインコントローラは他のモジュールと接続されている電気機器であって、メインコントローラにネットワークを介して接続されたサーバからファームウェアをダウンロードして書き換える機能を備えた電気機器において、
    メインコントローラは、
    予め設定されたファームウェアアップデート開始時刻になったときに、各モジュール毎に、そのモジュールのファームウェアの前回のアップデートからのエラーの発生状況に基づいて、そのモジュールのファームウェアをアップデート対象とするか否かを判別する第1手段、ならびに
    第1手段によってアップデート対象とすると判別されたファームウェアそれぞれについて、使用中のものより新しいバージョンのファームウェアがサーバ側にあるか否かを調べ、新しいバージョンのファームウェアがサーバ側にあるものについては、その新しいバージョンのファームウェアをサーバからダウンロードしてアップデートする第2手段、
    を備えていることを特徴とする電気機器。
  2. 第1手段は、予め設定されたファームウェアアップデート開始時刻になったときに、各モジュール毎に、そのモジュールのファームウェアの前回のアップデートからの利用回数に対するエラーの発生回数の割合に基づいて、そのモジュールのファームウェアをアップデート対象とするか否かを判別するものであることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 第1手段は、そのモジュールのファームウェアの前回のアップデートからの利用回数に対するエラーの発生回数の割合が、そのモジュールに対して予め設定されている閾値を超えている場合に、そのモジュールのファームウェアをアップデート対象とするものであることを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
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