JP2004062371A - プログラマブルコントローラのデータ管理方法及び装置 - Google Patents
プログラマブルコントローラのデータ管理方法及び装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】プログラマブルコントローラ1に対してプログラム等のデータを転送する際に、誤操作等を防止して、作業を確実かつ迅速に行うことのできる開発環境を提供する。
【解決手段】パーソナルコンピュータ2の管理支援ツールにおいて、各プログラマブルコントローラ1に対応する各ホルダを作成しておく。ホルダには固有のホルダ名を付ける。ホルダ、プログラムデータ、対応するプログラマブルコントローラ1に、これらの組に対応する固有の識別コードを付与する。プログラマブルコントローラにプログラムデータを転送する前に、識別コードの一致/不一致を検出する。一致したら転送し、一致しなければ警告のメッセージと転送履歴の情報を表示する。警告の後に、強制転送/中止を選択できるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】パーソナルコンピュータ2の管理支援ツールにおいて、各プログラマブルコントローラ1に対応する各ホルダを作成しておく。ホルダには固有のホルダ名を付ける。ホルダ、プログラムデータ、対応するプログラマブルコントローラ1に、これらの組に対応する固有の識別コードを付与する。プログラマブルコントローラにプログラムデータを転送する前に、識別コードの一致/不一致を検出する。一致したら転送し、一致しなければ警告のメッセージと転送履歴の情報を表示する。警告の後に、強制転送/中止を選択できるようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調設備、電力設備、その他ファクトリーオートメーション設備等に用いるプログラマブルコントローラにおけるプログラムデータ(プログラムや設定値などのデータ)を作成したり管理するためのプログラマブルコントローラのデータ管理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プログラマブルコントローラとそのプログラムデータの開発を行う支援ツール(パーソナルコンピュータ等のアプリケーションソフト)において、そのデータを作成する過程は、データの作成、動作確認、データの編集の繰り返し作業となる。また、データが確定した後においても、必要に応じてデータの変更が随時行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こららのデータは、一般に、異なる設備の各プログラマブルコントローラ毎に異なっているので、複数のコントローラに対してそれぞれ個別のプログラムデータを管理する必要がある。このため、コントローラの台数(管理する設備の数)が増えてくると、コントローラとそのプログラムデータとの組み合わせを人為的に管理するのは困難となる。
【0004】
また、時にその対象となるコントローラとの組み合わせが不明確なために、誤操作をして作業効率の低下を招いたり、設備の制御機器を破損するなどの障害が生じることもある。
【0005】
また、コントローラのプログラムデータを変更する際に、保存しておいた該当するプログラムデータを探すのに手間がかかるという問題もある。
【0006】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、プログラマブルコントローラのプログラムデータを、開発支援ツールを利用して作成及び変更する際、作業を確実かつ迅速に行うことのできる開発環境を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1のプログラマブルコントローラのデータ管理方法は、複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する方法であって、プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、開発支援ツールにおける該プログラムデータのデータ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードを、互いに対応するプログラマブルコントローラとプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与し、前記開発支援ツールのプログラムデータをプログラマブルコントローラに転送する前に、該プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致した場合に該プログラムデータを該プログラマブルコントローラに転送することを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項1のプログラマブルコントローラのデータ管理方法によれば、識別コードにより、コントローラとそのプログラムデータとの組み合わせが自動的に管理されるので、コントローラの台数が増えても容易に管理することができる。また、プログラムデータの転送時に誤操作を防止することができ、作業効率が上がり、設備の制御機器を破損することもない。また、プログラマブルコントローラに、対応するプログラムデータが保存されているデータ保管場所を特定する情報(識別コード中の情報)が付与されているので、プログラマブルコントローラのプログラムデータを変更する際に、保存しておいた該当するプログラムデータを探すのが容易になる。したがって、プログラマブルコントローラのプログラムデータを、開発支援ツールを利用して作成及び変更する際、作業を確実かつ迅速に行うことができる。
【0009】
本発明の請求項2のプログラマブルコントローラのデータ管理方法は、請求項1の構成を備え、前記プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致しない場合はメッセージと該識別コードの情報を表示して強制転送または転送中止を選択できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項2のプログラマブルコントローラのデータ管理方法によれば、請求項1と同様な作用効果が得られるとともに、識別コードが一致しない場合に、警告のメッセージを確認した上で転送を選択できるので、強制的に転送することもでき、汎用性も高くなる。さらに、前回の転送日時等の情報をオペレータが参照できるので、複数のオペレータによるプログラムデータの変更も確実に作業を行うことができる。
【0011】
本発明の請求項3のプログラマブルコントローラのデータ管理方法は、複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する方法であって、プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、開発支援ツールにおける該プログラムデータのデータ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードを、互いに対応するプログラマブルコントローラとプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与し、プログラマブルコントローラから識別コードを読み出して、該識別コードの該プログラマブルコントローラに対応するデータ保管場所の情報に基づいて、前記開発支援ツールのプログラムデータを検索することを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項3のプログラマブルコントローラのデータ管理方法によれば、複数のプログラマブルコントローラの任意のプログラマブルコントローラについて、それぞれに対応するプログラムデータを容易に見つけて表示等を行うことができるので、プログラムデータの転送等を確実に行うことができる。
【0013】
本発明の請求項4のプログラマブルコントローラのデータ管理装置は、複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する装置であって、前記各プログラマブルコントローラの各プログラムデータに対応するデータ保管場所を備え、プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、前記データ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードが、互いに対応するプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与され、前記プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送する前に、該プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致した場合に該プログラムデータを該プログラマブルコントローラに転送することを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項4のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、請求項1と同様な作用効果が得られる。
【0015】
本発明の請求項5のプログラマブルコントローラのデータ管理装置は、請求項4の構成を備え、前記プログラマブルコントローラに識別コードが付与されていないことを検出して該プログラマブルコントローラに識別コードを付与する機能を有し、プログラマブルコントローラに識別コードが付与されていない場合に、該プログラマブルコントローラに識別コードを付与した後、前記識別コードの照合を行うことを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項5のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、プログラマブルコントローラに対して識別コードを付与することができ、この識別コードが付与されたプログラマブルコントローラに対して、請求項1(または請求項4)と同様な作用効果が得られる。
【0017】
本発明の請求項6のプログラマブルコントローラのデータ管理装置は、請求項4または5の構成を備え、前記プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致しない場合はメッセージと該識別コードの情報を表示して強制転送または転送中止を選択できるようにしたことを特徴とする。
【0018】
本発明の請求項6のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、請求項2と同様な作用効果が得られる。
【0019】
本発明の請求項7のプログラマブルコントローラのデータ管理装置は、複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する装置であって、前記各プログラマブルコントローラの各プログラムデータに対応するデータ保管場所を備え、プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、前記データ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードが、互いに対応するプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与され、接続されたプログラマブルコントローラから識別コードを読み出して、該識別コードの該プログラマブルコントローラに対応するデータ保管場所の情報に基づいて、前記データ保管場所からプログラムデータを検索することを特徴とする。
【0020】
本発明の請求項7のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、請求項3と同様な作用効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は実施形態における開発支援ツールの構成とプログラマブルコントローラ1との関係を概念的に示す図である。なお、この明細書において「プログラマブルコンピュータ」を「PC」とも表す。また、複数のプログラマブルコントローラ、複数のホルダを区別するときは、半角文字のハイフンと数字(数字を一般表現するアルファベットを含む)を付記して区別する。
【0022】
複数のプログラマブルコントローラ1(PC−1、PC−2、…、PC−n)は、例えば異なる施設(異なるクライアント)や異なる設備などの各々において、例えば空調設備を制御するものである。そして、携帯型のパーソナルコンピュータ2をプログラマブルコントローラ1に接続し、パーソナルコンピュータで開発支援ツール(アプリケーションソフト)より、コントローラ1に対してプログラムデータの編集操作を行う。
【0023】
図1(A) に示したように開発支援ツールはデータ保存プログラム、データ転送プログラム、データ検索プログラムを備えており、後述の各フローチャートに示した処理を行う。また、開発支援ツールは、データ保管場所として、各プログラマブルコントローラ1(PC−1、PC−2、…、PC−n)に対応する複数のホルダ(ホルダ−1、ホルダ−2、…、ホルダ−n)を備えている。
【0024】
図1(B) に示したように、各ホルダには、表示用のホルダ名のデータと識別コードが予め設定されている。このホルダ名のデータは、該ホルダに対応するプログラマブルコントローラ1を特定するためのユニークな文字列のデータであり、例えばプログラマブルコントローラ1の型番や対応する設備の名前、あるいは設置場所等とすることができる。そして、開発支援ツールの起動時には、パーソナルコンピュータ2の画面上の初期画面等において、各ホルダのアイコンとともに各ホルダ名がそれぞれ表示される。これにより、操作者は各ホルダがどのプログラマブルコントローラ1に対応しているかを容易に確認できる。
【0025】
識別コードは、ID番号、ホルダ番号、転送回数、転送日時の各データで構成されている。ID番号はそのホルダに対応するプログラマブルコントローラ1とそのプログラムデータとを特定するために設定されるデータである。ホルダ番号は、そのホルダに設定された固有の番号であり、例えば、ホルダ−1、ホルダ−2、…、ホルダ−nに対して番号“01”,“02”,…,“0n”が設定されている。転送回数は、該ホルダのプログラムデータをプログラマブルコントローラ1に転送した回数を示すデータである。転送日時は、該ホルダのプログラムデータをプログラマブルコントローラ1に転送した日時を示すデータである。
【0026】
プログラムデータはこのホルダにおいて作成されたものであり、このプログラムデータにも該ホルダの識別コードと同じ識別コードが付与される。また、プログラマブルコントローラ1はEEPROMを備えており、このEEPROMには対応するホルダの識別コードと同じ識別コードが記憶されるとともに、プログラムデータ及びこのプログラムデータに付与された識別コードが記憶される。
【0027】
図2〜図4は実施形態におけるパーソナルコンピュータ2で実行される開発支援ツールのプログラムのフローチャートである。図2はデータ保存プログラムのフローチャート、図3はデータ転送プログラムのフローチャート、図4はデータ検索プログラムのフローチャートであり、各プログラムは図示しないメイン処理でモードを選択したとき起動される。
【0028】
図2のデータ保存処理ではステップS1でホルダ指定処理を行う。このホルダ指定処理においては、初期画面に各ホルダのアイコンとホルダ名がそれぞれ表示されるので、作成したプログラムデータを保存しておくためのホルダ(保存先ホルダ)を指定する。すなわち、ホルダ名から、プログラムデータの作成あるいは変更の対象とするプログラマブルコントローラ1を確認できるので、そのホルダ名を選択する。そして、ステップS2でデータ作成処理を行う。
【0029】
ステップS2のデータ作成処理では、新たにプログラムデータを作成したり、既に作成されたプログラムデータの変更や更新等を行う。また、新たにプログラムデータを作成する場合でも、選択したホルダ以外のホルダ(別ホルダ)のプログラムデータを読み出し、この既に作成されたプログラムデータを利用してデータの編集等を行って新たなプログラムデータとする場合もある。
【0030】
プログラムデータの作成/編集が終了すると、ステップS3の保存操作処理により、所定の画面スイッチ(保存スイッチ)の保存操作等を検出し、保存が指示されると、ステップS4でデータの識別コードを作成する。新規にプログラムデータを作成した場合にはこのデータの識別コードがないので、その保存先ホルダ(ステップS1で指定したホルダ)の識別コードをデータの識別コードとする。一方、別ホルダのプログラムデータを利用した場合は、その利用したプログラムデータに既にデータの識別コードが付加されているので、この時点ではその識別コードをプログラムデータの識別コードとする。
【0031】
次に、ステップS5で保存先ホルダの識別コードを参照し、ステップS6で、作成したデータの識別コードのID番号とホルダの識別コードのID番号とが一致するか否かを判定する。一致すれば後述のステップS9に進み、一致しなければ、ステップS7で、例えば「他のプログラムデータを利用している」等の警告のメッセージと、データの識別コード中の転送回数及び転送日時の情報(転送履歴情報)とを表示し、ステップS8で保存の指示があるか否かを判定する。
【0032】
そして、ステップS8で保存の指示がなければそのまま処理を終了し、保存の指示があれば、ステップS9に進む。ステップS9では、作成したプログラムデータを保存先ホルダに保存するとともに、保存先ホルダの識別コードをデータの識別コードとして、該プログラムデータに付加し、処理を終了する。
【0033】
以上の処理により、新規に作成したプログラムデータが指定した保存先ホルダと同じ識別コードが付加されて該保存先ホルダに保存される。また、別ホルダのプログラムデータを利用した場合は、保存する前に警告のメッセージと転送履歴情報が表示されるので、これらの内容を確認して保存するかしないかを選択することができる。
【0034】
図3のデータ転送処理は、当該パーソナルコンピュータ2をプログラマブルコントローラ1に接続して実行される。まず、ステップS11でホルダ指定処理を行い、前記同様に初期画面に表示される各ホルダのアイコンとホルダ名から、プログラムデータを転送するプログラマブルコントローラ1に対応するホルダを指定する。すなわち、ホルダ名から、プログラマブルコントローラ1に転送すべきプログラムデータが保存されているホルダを確認できるので、そのホルダ名を選択する。そして、ステップS12でデータ読み込み処理で、選択されたホルダに保存されているプログラムデータとその識別コードを読み出す。
【0035】
次に、ステップS13で、所定の画面スイッチ(保存スイッチ)の転送操作等を検出し、転送が指示されると、ステップS14でデータの識別コードを参照し、ステップS15でプログラマブルコントローラ1の識別コードを参照する。次に、ステップS16でプログラマブルコントローラ1の識別コードがあるか否かを判定し、識別コードが無ければプログラムデータを記憶していない新規なプログラマブルコントローラであるので、ステップS17で転送回数を“0”にリセットして後述のステップS24に進む。
【0036】
プログラマブルコントローラ1に識別コードが既にあれば、ステップS18で、データの識別コード(ステップS14で参照した識別コード)のID番号と、プログラマブルコントローラ1の識別コードのID番号とが一致するか否かを判定する。一致すれば後述のステップS21に進み、一致しなければ、ステップS19で、例えば「他のプログラムデータである」等の警告のメッセージと、データの識別コード中の転送回数及び転送日時の情報(転送履歴情報)とを表示し、ステップS20で転送の指示があるか否かを判定する。
【0037】
そして、ステップS20で転送の指示がなければそのまま処理を終了し、転送の指示があれば、プログラマブルコントローラ1のプログラムデータを強制的に書き換えたい場合であり、後述のステップS24に進む。ステップS21では、データの識別コード(ステップS14で参照した識別コード)の転送回数と、プログラマブルコントローラ1の識別コードの転送回数とが一致するか否かを判定する。一致すればステップS24に進み、一致しなければ、ステップS22で、例えば「他の開発支援ツールでの転送履歴あり」等の警告のメッセージと、プログラマブルコントローラの識別コード中の転送回数及び転送日時の情報(転送履歴情報)とを表示し、ステップS23で転送の指示があるか否かを判定する。
【0038】
そして、ステップS23で転送の指示がなければそのまま処理を終了し、転送の指示があれば、プログラマブルコントローラ1のプログラムデータを強制的に書き換えたい場合であり、後述のステップS24に進む。なお、通常は一つの当該パーソナルコンピュータ2で複数のプログラマブルコントローラ1に対してプログラムデータの転送等を行うが、一つのプログラマブルコントローラ1に対して当該パーソナルコンピュータ2と他のパーソナルコンピュータのように複数の開発支援ツールでプログラムデータを転送する場合があり、この場合、ステップS21からステップS22に進む処理となる。
【0039】
ステップS24では、データとホルダの識別コードの転送回数をインクリメントし、ステップS25でプログラムデータを該プログラマブルコントローラ1に転送する。そして、ステップS26で、転送したプログラムデータの識別コード(転送回数も含む)をプログラマブルコントローラ1の識別コードとして、該プログラマブルコントローラ1に設定(転送)し、処理を終了する。
【0040】
なお、この実施形態では、それぞれ対応するホルダのホルダ番号と、プログラムデータのID番号及びプログラマブルコントローラのID番号は、対応するもの同士の間で同一データとなるので、識別コードの一致/不一致を検出するときに各データの一致/不一致をそのまま比較すればよいので処理が容易になる。ただし、これらのホルダ、プログラムデータ及びプログラマブルコントローラの対応関係が一義的に設定されるものであれば識別コードの種類はどのようなものでもよい。
【0041】
以上の処理により、各ホルダにより操作者は各ホルダがどのプログラマブルコントローラ1に対応しているかを容易に確認でき、また、各ホルダには対応するプログラマブルコントローラ1のプログラムデータが保存されているので、プログラマブルコントローラ1に対応するプログラムデータを転送する際に誤操作を極力防止することができる。また、仮にホルダの選択を誤っても、ホルダ(あるいはプログラムデータ)の識別コード(ID番号)とプログラマブルコントローラ1の識別コード(ID番号)とが一致しないと警告のメッセージを表示するので、誤転送を防止できる。さらに、一致しない場合にそのまま処理を終了することなく、この警告のメッセージに応答して、転送/非転送を選択できるので、強制的に転送することもでき、汎用性も高くなる。さらに、前回転送した時刻(転送日時)等の情報をオペレータが参照することにより、複数のオペレータがプログラムデータ変更を行う場合においても、確実に作業を行うことができる。
【0042】
図4のデータ検索処理では、ステップS31で、接続したプログラマブルコントローラ1に記憶されている識別コード(当該プログラマブルコントローラの識別コード)を参照し、ステップS32でプログラマブルコントローラ1の識別コードのホルダ番号により、該当するホルダを検索する。そして、ステップS33で、該当するホルダがあったか否かを判定し、なければステップS34で「データ無し」等の警告のメッセージを表示して処理を終了する。該当するホルダがあれば、ステップS35で該当するホルダからプログラムデータを読み込んで表示する。
【0043】
このように、対象のプログラマブルコントローラ1に対応するホルダが自動検索されるので、このプログラマブルコントローラ1に対応するプログラムデータを容易に検索でき、プログラマブルコントローラ1のプログラムデータを変更する際に、保存しておいた該当するプログラムデータを探すのが容易になる。
【0044】
以上の実施形態では、異なる施設や設備のプログラマブルコントローラを対象として、パーソナルコンピュータ2をそれぞれ対象とするプログラマブルコントローラ1に接続してプログラムデータの転送やプログラムデータの検索を行うようにしているが、ネットワーク接続されたプログラマブルコントローラを対象とすることもできる。
【0045】
図5はこのようなネットワークシステムを概念的に示す図であり、複数のプログラマブルコントローラ1(PC−1、PC−2、…、PC−n)はネットワーク3を介して接続されており、各プログラマブルコントローラ1はそれぞれが例えば空調設備を制御する。そして、パーソナルコンピュータ2をプログラマブルコントローラ1に接続し、パーソナルコンピュータ2で開発支援ツールより、コントローラ1に対してプログラムデータの編集操作を行う。また、パーソナルコンピュータ2を一つのプログラマブルコントローラ1に接続し、ネットワーク3を介してパーソナルコンピュータ2と他のプログラマブルコントローラ1との間でプログラムデータの転送、そのプログラマブルコントローラ1に対応するプログラムデータの検索を行うようにしてもよい。
【0046】
また、以上の実施形態では携帯型のパーソナルコンピュータ2と開発支援ツールでプログラマブルコントローラのデータ管理装置を構成しているが、プログラマブルコントローラ1に各々他のパーソナルコンピュータを接続しておき、このパーソナルコンピュータに上記同様な開発支援ツールをインストールしてこのパーソナルコンピュータでプログラマブルコントローラのデータ管理装置を構成するようにしてもよい。この場合、開発支援ツールとその中のホルダの情報、プログラムデータの情報は、例えばフロッピィディスク、CD−ROM、DVD、MO等の可搬記録媒体でパーソナルコンピュータに供給すればよい。
【0047】
【発明の効果】
本発明の請求項1のプログラマブルコントローラのデータ管理方法または請求項4のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、プログラマブルコントローラのプログラムデータを、開発支援ツールを利用して作成及び変更する際、作業を確実かつ迅速に行うことができる。
【0048】
本発明の請求項2のプログラマブルコントローラのデータ管理方法または請求項6のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、請求項1と同様な作用効果が得られるとともに、識別コードが一致しない場合に、強制的に転送することもでき、汎用性も高くなり、さらに、前回の転送日時等を参照できるので、複数のオペレータによるプログラムデータの変更も確実に作業を行うことができる。
【0049】
本発明の請求項3のプログラマブルコントローラのデータ管理方法または請求項7のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、複数のプログラマブルコントローラの任意のプログラマブルコントローラについて、それぞれに対応するプログラムデータを容易に見つけて表示等を行うことができるので、プログラムデータの転送等を確実に行うことができる。
【0050】
本発明の請求項5のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、プログラマブルコントローラに対して識別コードを付与することができ、この識別コードが付与されたプログラマブルコントローラに対して、請求項1(または請求項4)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における開発支援ツールの構成とプログラマブルコントローラとの関係を概念的に示す図である。
【図2】本発明の実施形態におけるデータ保存プログラムのフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態におけるデータ転送プログラムのフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態におけるデータ検索プログラムのフローチャートである。
【図5】本発明を適用したプログラマブルコントローラのネットワークシステムを概念的に示す図である。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ
2 パーソナルコンピュータ
3 ネットワーク
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調設備、電力設備、その他ファクトリーオートメーション設備等に用いるプログラマブルコントローラにおけるプログラムデータ(プログラムや設定値などのデータ)を作成したり管理するためのプログラマブルコントローラのデータ管理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プログラマブルコントローラとそのプログラムデータの開発を行う支援ツール(パーソナルコンピュータ等のアプリケーションソフト)において、そのデータを作成する過程は、データの作成、動作確認、データの編集の繰り返し作業となる。また、データが確定した後においても、必要に応じてデータの変更が随時行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こららのデータは、一般に、異なる設備の各プログラマブルコントローラ毎に異なっているので、複数のコントローラに対してそれぞれ個別のプログラムデータを管理する必要がある。このため、コントローラの台数(管理する設備の数)が増えてくると、コントローラとそのプログラムデータとの組み合わせを人為的に管理するのは困難となる。
【0004】
また、時にその対象となるコントローラとの組み合わせが不明確なために、誤操作をして作業効率の低下を招いたり、設備の制御機器を破損するなどの障害が生じることもある。
【0005】
また、コントローラのプログラムデータを変更する際に、保存しておいた該当するプログラムデータを探すのに手間がかかるという問題もある。
【0006】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、プログラマブルコントローラのプログラムデータを、開発支援ツールを利用して作成及び変更する際、作業を確実かつ迅速に行うことのできる開発環境を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1のプログラマブルコントローラのデータ管理方法は、複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する方法であって、プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、開発支援ツールにおける該プログラムデータのデータ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードを、互いに対応するプログラマブルコントローラとプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与し、前記開発支援ツールのプログラムデータをプログラマブルコントローラに転送する前に、該プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致した場合に該プログラムデータを該プログラマブルコントローラに転送することを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項1のプログラマブルコントローラのデータ管理方法によれば、識別コードにより、コントローラとそのプログラムデータとの組み合わせが自動的に管理されるので、コントローラの台数が増えても容易に管理することができる。また、プログラムデータの転送時に誤操作を防止することができ、作業効率が上がり、設備の制御機器を破損することもない。また、プログラマブルコントローラに、対応するプログラムデータが保存されているデータ保管場所を特定する情報(識別コード中の情報)が付与されているので、プログラマブルコントローラのプログラムデータを変更する際に、保存しておいた該当するプログラムデータを探すのが容易になる。したがって、プログラマブルコントローラのプログラムデータを、開発支援ツールを利用して作成及び変更する際、作業を確実かつ迅速に行うことができる。
【0009】
本発明の請求項2のプログラマブルコントローラのデータ管理方法は、請求項1の構成を備え、前記プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致しない場合はメッセージと該識別コードの情報を表示して強制転送または転送中止を選択できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項2のプログラマブルコントローラのデータ管理方法によれば、請求項1と同様な作用効果が得られるとともに、識別コードが一致しない場合に、警告のメッセージを確認した上で転送を選択できるので、強制的に転送することもでき、汎用性も高くなる。さらに、前回の転送日時等の情報をオペレータが参照できるので、複数のオペレータによるプログラムデータの変更も確実に作業を行うことができる。
【0011】
本発明の請求項3のプログラマブルコントローラのデータ管理方法は、複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する方法であって、プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、開発支援ツールにおける該プログラムデータのデータ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードを、互いに対応するプログラマブルコントローラとプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与し、プログラマブルコントローラから識別コードを読み出して、該識別コードの該プログラマブルコントローラに対応するデータ保管場所の情報に基づいて、前記開発支援ツールのプログラムデータを検索することを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項3のプログラマブルコントローラのデータ管理方法によれば、複数のプログラマブルコントローラの任意のプログラマブルコントローラについて、それぞれに対応するプログラムデータを容易に見つけて表示等を行うことができるので、プログラムデータの転送等を確実に行うことができる。
【0013】
本発明の請求項4のプログラマブルコントローラのデータ管理装置は、複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する装置であって、前記各プログラマブルコントローラの各プログラムデータに対応するデータ保管場所を備え、プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、前記データ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードが、互いに対応するプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与され、前記プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送する前に、該プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致した場合に該プログラムデータを該プログラマブルコントローラに転送することを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項4のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、請求項1と同様な作用効果が得られる。
【0015】
本発明の請求項5のプログラマブルコントローラのデータ管理装置は、請求項4の構成を備え、前記プログラマブルコントローラに識別コードが付与されていないことを検出して該プログラマブルコントローラに識別コードを付与する機能を有し、プログラマブルコントローラに識別コードが付与されていない場合に、該プログラマブルコントローラに識別コードを付与した後、前記識別コードの照合を行うことを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項5のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、プログラマブルコントローラに対して識別コードを付与することができ、この識別コードが付与されたプログラマブルコントローラに対して、請求項1(または請求項4)と同様な作用効果が得られる。
【0017】
本発明の請求項6のプログラマブルコントローラのデータ管理装置は、請求項4または5の構成を備え、前記プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致しない場合はメッセージと該識別コードの情報を表示して強制転送または転送中止を選択できるようにしたことを特徴とする。
【0018】
本発明の請求項6のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、請求項2と同様な作用効果が得られる。
【0019】
本発明の請求項7のプログラマブルコントローラのデータ管理装置は、複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する装置であって、前記各プログラマブルコントローラの各プログラムデータに対応するデータ保管場所を備え、プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、前記データ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードが、互いに対応するプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与され、接続されたプログラマブルコントローラから識別コードを読み出して、該識別コードの該プログラマブルコントローラに対応するデータ保管場所の情報に基づいて、前記データ保管場所からプログラムデータを検索することを特徴とする。
【0020】
本発明の請求項7のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、請求項3と同様な作用効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は実施形態における開発支援ツールの構成とプログラマブルコントローラ1との関係を概念的に示す図である。なお、この明細書において「プログラマブルコンピュータ」を「PC」とも表す。また、複数のプログラマブルコントローラ、複数のホルダを区別するときは、半角文字のハイフンと数字(数字を一般表現するアルファベットを含む)を付記して区別する。
【0022】
複数のプログラマブルコントローラ1(PC−1、PC−2、…、PC−n)は、例えば異なる施設(異なるクライアント)や異なる設備などの各々において、例えば空調設備を制御するものである。そして、携帯型のパーソナルコンピュータ2をプログラマブルコントローラ1に接続し、パーソナルコンピュータで開発支援ツール(アプリケーションソフト)より、コントローラ1に対してプログラムデータの編集操作を行う。
【0023】
図1(A) に示したように開発支援ツールはデータ保存プログラム、データ転送プログラム、データ検索プログラムを備えており、後述の各フローチャートに示した処理を行う。また、開発支援ツールは、データ保管場所として、各プログラマブルコントローラ1(PC−1、PC−2、…、PC−n)に対応する複数のホルダ(ホルダ−1、ホルダ−2、…、ホルダ−n)を備えている。
【0024】
図1(B) に示したように、各ホルダには、表示用のホルダ名のデータと識別コードが予め設定されている。このホルダ名のデータは、該ホルダに対応するプログラマブルコントローラ1を特定するためのユニークな文字列のデータであり、例えばプログラマブルコントローラ1の型番や対応する設備の名前、あるいは設置場所等とすることができる。そして、開発支援ツールの起動時には、パーソナルコンピュータ2の画面上の初期画面等において、各ホルダのアイコンとともに各ホルダ名がそれぞれ表示される。これにより、操作者は各ホルダがどのプログラマブルコントローラ1に対応しているかを容易に確認できる。
【0025】
識別コードは、ID番号、ホルダ番号、転送回数、転送日時の各データで構成されている。ID番号はそのホルダに対応するプログラマブルコントローラ1とそのプログラムデータとを特定するために設定されるデータである。ホルダ番号は、そのホルダに設定された固有の番号であり、例えば、ホルダ−1、ホルダ−2、…、ホルダ−nに対して番号“01”,“02”,…,“0n”が設定されている。転送回数は、該ホルダのプログラムデータをプログラマブルコントローラ1に転送した回数を示すデータである。転送日時は、該ホルダのプログラムデータをプログラマブルコントローラ1に転送した日時を示すデータである。
【0026】
プログラムデータはこのホルダにおいて作成されたものであり、このプログラムデータにも該ホルダの識別コードと同じ識別コードが付与される。また、プログラマブルコントローラ1はEEPROMを備えており、このEEPROMには対応するホルダの識別コードと同じ識別コードが記憶されるとともに、プログラムデータ及びこのプログラムデータに付与された識別コードが記憶される。
【0027】
図2〜図4は実施形態におけるパーソナルコンピュータ2で実行される開発支援ツールのプログラムのフローチャートである。図2はデータ保存プログラムのフローチャート、図3はデータ転送プログラムのフローチャート、図4はデータ検索プログラムのフローチャートであり、各プログラムは図示しないメイン処理でモードを選択したとき起動される。
【0028】
図2のデータ保存処理ではステップS1でホルダ指定処理を行う。このホルダ指定処理においては、初期画面に各ホルダのアイコンとホルダ名がそれぞれ表示されるので、作成したプログラムデータを保存しておくためのホルダ(保存先ホルダ)を指定する。すなわち、ホルダ名から、プログラムデータの作成あるいは変更の対象とするプログラマブルコントローラ1を確認できるので、そのホルダ名を選択する。そして、ステップS2でデータ作成処理を行う。
【0029】
ステップS2のデータ作成処理では、新たにプログラムデータを作成したり、既に作成されたプログラムデータの変更や更新等を行う。また、新たにプログラムデータを作成する場合でも、選択したホルダ以外のホルダ(別ホルダ)のプログラムデータを読み出し、この既に作成されたプログラムデータを利用してデータの編集等を行って新たなプログラムデータとする場合もある。
【0030】
プログラムデータの作成/編集が終了すると、ステップS3の保存操作処理により、所定の画面スイッチ(保存スイッチ)の保存操作等を検出し、保存が指示されると、ステップS4でデータの識別コードを作成する。新規にプログラムデータを作成した場合にはこのデータの識別コードがないので、その保存先ホルダ(ステップS1で指定したホルダ)の識別コードをデータの識別コードとする。一方、別ホルダのプログラムデータを利用した場合は、その利用したプログラムデータに既にデータの識別コードが付加されているので、この時点ではその識別コードをプログラムデータの識別コードとする。
【0031】
次に、ステップS5で保存先ホルダの識別コードを参照し、ステップS6で、作成したデータの識別コードのID番号とホルダの識別コードのID番号とが一致するか否かを判定する。一致すれば後述のステップS9に進み、一致しなければ、ステップS7で、例えば「他のプログラムデータを利用している」等の警告のメッセージと、データの識別コード中の転送回数及び転送日時の情報(転送履歴情報)とを表示し、ステップS8で保存の指示があるか否かを判定する。
【0032】
そして、ステップS8で保存の指示がなければそのまま処理を終了し、保存の指示があれば、ステップS9に進む。ステップS9では、作成したプログラムデータを保存先ホルダに保存するとともに、保存先ホルダの識別コードをデータの識別コードとして、該プログラムデータに付加し、処理を終了する。
【0033】
以上の処理により、新規に作成したプログラムデータが指定した保存先ホルダと同じ識別コードが付加されて該保存先ホルダに保存される。また、別ホルダのプログラムデータを利用した場合は、保存する前に警告のメッセージと転送履歴情報が表示されるので、これらの内容を確認して保存するかしないかを選択することができる。
【0034】
図3のデータ転送処理は、当該パーソナルコンピュータ2をプログラマブルコントローラ1に接続して実行される。まず、ステップS11でホルダ指定処理を行い、前記同様に初期画面に表示される各ホルダのアイコンとホルダ名から、プログラムデータを転送するプログラマブルコントローラ1に対応するホルダを指定する。すなわち、ホルダ名から、プログラマブルコントローラ1に転送すべきプログラムデータが保存されているホルダを確認できるので、そのホルダ名を選択する。そして、ステップS12でデータ読み込み処理で、選択されたホルダに保存されているプログラムデータとその識別コードを読み出す。
【0035】
次に、ステップS13で、所定の画面スイッチ(保存スイッチ)の転送操作等を検出し、転送が指示されると、ステップS14でデータの識別コードを参照し、ステップS15でプログラマブルコントローラ1の識別コードを参照する。次に、ステップS16でプログラマブルコントローラ1の識別コードがあるか否かを判定し、識別コードが無ければプログラムデータを記憶していない新規なプログラマブルコントローラであるので、ステップS17で転送回数を“0”にリセットして後述のステップS24に進む。
【0036】
プログラマブルコントローラ1に識別コードが既にあれば、ステップS18で、データの識別コード(ステップS14で参照した識別コード)のID番号と、プログラマブルコントローラ1の識別コードのID番号とが一致するか否かを判定する。一致すれば後述のステップS21に進み、一致しなければ、ステップS19で、例えば「他のプログラムデータである」等の警告のメッセージと、データの識別コード中の転送回数及び転送日時の情報(転送履歴情報)とを表示し、ステップS20で転送の指示があるか否かを判定する。
【0037】
そして、ステップS20で転送の指示がなければそのまま処理を終了し、転送の指示があれば、プログラマブルコントローラ1のプログラムデータを強制的に書き換えたい場合であり、後述のステップS24に進む。ステップS21では、データの識別コード(ステップS14で参照した識別コード)の転送回数と、プログラマブルコントローラ1の識別コードの転送回数とが一致するか否かを判定する。一致すればステップS24に進み、一致しなければ、ステップS22で、例えば「他の開発支援ツールでの転送履歴あり」等の警告のメッセージと、プログラマブルコントローラの識別コード中の転送回数及び転送日時の情報(転送履歴情報)とを表示し、ステップS23で転送の指示があるか否かを判定する。
【0038】
そして、ステップS23で転送の指示がなければそのまま処理を終了し、転送の指示があれば、プログラマブルコントローラ1のプログラムデータを強制的に書き換えたい場合であり、後述のステップS24に進む。なお、通常は一つの当該パーソナルコンピュータ2で複数のプログラマブルコントローラ1に対してプログラムデータの転送等を行うが、一つのプログラマブルコントローラ1に対して当該パーソナルコンピュータ2と他のパーソナルコンピュータのように複数の開発支援ツールでプログラムデータを転送する場合があり、この場合、ステップS21からステップS22に進む処理となる。
【0039】
ステップS24では、データとホルダの識別コードの転送回数をインクリメントし、ステップS25でプログラムデータを該プログラマブルコントローラ1に転送する。そして、ステップS26で、転送したプログラムデータの識別コード(転送回数も含む)をプログラマブルコントローラ1の識別コードとして、該プログラマブルコントローラ1に設定(転送)し、処理を終了する。
【0040】
なお、この実施形態では、それぞれ対応するホルダのホルダ番号と、プログラムデータのID番号及びプログラマブルコントローラのID番号は、対応するもの同士の間で同一データとなるので、識別コードの一致/不一致を検出するときに各データの一致/不一致をそのまま比較すればよいので処理が容易になる。ただし、これらのホルダ、プログラムデータ及びプログラマブルコントローラの対応関係が一義的に設定されるものであれば識別コードの種類はどのようなものでもよい。
【0041】
以上の処理により、各ホルダにより操作者は各ホルダがどのプログラマブルコントローラ1に対応しているかを容易に確認でき、また、各ホルダには対応するプログラマブルコントローラ1のプログラムデータが保存されているので、プログラマブルコントローラ1に対応するプログラムデータを転送する際に誤操作を極力防止することができる。また、仮にホルダの選択を誤っても、ホルダ(あるいはプログラムデータ)の識別コード(ID番号)とプログラマブルコントローラ1の識別コード(ID番号)とが一致しないと警告のメッセージを表示するので、誤転送を防止できる。さらに、一致しない場合にそのまま処理を終了することなく、この警告のメッセージに応答して、転送/非転送を選択できるので、強制的に転送することもでき、汎用性も高くなる。さらに、前回転送した時刻(転送日時)等の情報をオペレータが参照することにより、複数のオペレータがプログラムデータ変更を行う場合においても、確実に作業を行うことができる。
【0042】
図4のデータ検索処理では、ステップS31で、接続したプログラマブルコントローラ1に記憶されている識別コード(当該プログラマブルコントローラの識別コード)を参照し、ステップS32でプログラマブルコントローラ1の識別コードのホルダ番号により、該当するホルダを検索する。そして、ステップS33で、該当するホルダがあったか否かを判定し、なければステップS34で「データ無し」等の警告のメッセージを表示して処理を終了する。該当するホルダがあれば、ステップS35で該当するホルダからプログラムデータを読み込んで表示する。
【0043】
このように、対象のプログラマブルコントローラ1に対応するホルダが自動検索されるので、このプログラマブルコントローラ1に対応するプログラムデータを容易に検索でき、プログラマブルコントローラ1のプログラムデータを変更する際に、保存しておいた該当するプログラムデータを探すのが容易になる。
【0044】
以上の実施形態では、異なる施設や設備のプログラマブルコントローラを対象として、パーソナルコンピュータ2をそれぞれ対象とするプログラマブルコントローラ1に接続してプログラムデータの転送やプログラムデータの検索を行うようにしているが、ネットワーク接続されたプログラマブルコントローラを対象とすることもできる。
【0045】
図5はこのようなネットワークシステムを概念的に示す図であり、複数のプログラマブルコントローラ1(PC−1、PC−2、…、PC−n)はネットワーク3を介して接続されており、各プログラマブルコントローラ1はそれぞれが例えば空調設備を制御する。そして、パーソナルコンピュータ2をプログラマブルコントローラ1に接続し、パーソナルコンピュータ2で開発支援ツールより、コントローラ1に対してプログラムデータの編集操作を行う。また、パーソナルコンピュータ2を一つのプログラマブルコントローラ1に接続し、ネットワーク3を介してパーソナルコンピュータ2と他のプログラマブルコントローラ1との間でプログラムデータの転送、そのプログラマブルコントローラ1に対応するプログラムデータの検索を行うようにしてもよい。
【0046】
また、以上の実施形態では携帯型のパーソナルコンピュータ2と開発支援ツールでプログラマブルコントローラのデータ管理装置を構成しているが、プログラマブルコントローラ1に各々他のパーソナルコンピュータを接続しておき、このパーソナルコンピュータに上記同様な開発支援ツールをインストールしてこのパーソナルコンピュータでプログラマブルコントローラのデータ管理装置を構成するようにしてもよい。この場合、開発支援ツールとその中のホルダの情報、プログラムデータの情報は、例えばフロッピィディスク、CD−ROM、DVD、MO等の可搬記録媒体でパーソナルコンピュータに供給すればよい。
【0047】
【発明の効果】
本発明の請求項1のプログラマブルコントローラのデータ管理方法または請求項4のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、プログラマブルコントローラのプログラムデータを、開発支援ツールを利用して作成及び変更する際、作業を確実かつ迅速に行うことができる。
【0048】
本発明の請求項2のプログラマブルコントローラのデータ管理方法または請求項6のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、請求項1と同様な作用効果が得られるとともに、識別コードが一致しない場合に、強制的に転送することもでき、汎用性も高くなり、さらに、前回の転送日時等を参照できるので、複数のオペレータによるプログラムデータの変更も確実に作業を行うことができる。
【0049】
本発明の請求項3のプログラマブルコントローラのデータ管理方法または請求項7のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、複数のプログラマブルコントローラの任意のプログラマブルコントローラについて、それぞれに対応するプログラムデータを容易に見つけて表示等を行うことができるので、プログラムデータの転送等を確実に行うことができる。
【0050】
本発明の請求項5のプログラマブルコントローラのデータ管理装置によれば、プログラマブルコントローラに対して識別コードを付与することができ、この識別コードが付与されたプログラマブルコントローラに対して、請求項1(または請求項4)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における開発支援ツールの構成とプログラマブルコントローラとの関係を概念的に示す図である。
【図2】本発明の実施形態におけるデータ保存プログラムのフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態におけるデータ転送プログラムのフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態におけるデータ検索プログラムのフローチャートである。
【図5】本発明を適用したプログラマブルコントローラのネットワークシステムを概念的に示す図である。
【符号の説明】
1 プログラマブルコントローラ
2 パーソナルコンピュータ
3 ネットワーク
Claims (7)
- 複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する方法であって、
プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、開発支援ツールにおける該プログラムデータのデータ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードを、互いに対応するプログラマブルコントローラとプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与し、
前記開発支援ツールのプログラムデータをプログラマブルコントローラに転送する前に、該プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致した場合に該プログラムデータを該プログラマブルコントローラに転送することを特徴とするプログラマブルコントローラのデータ管理方法。 - 前記プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致しない場合はメッセージと該識別コードの情報を表示して強制転送または転送中止を選択できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラのデータ管理方法。
- 複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する方法であって、
プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、開発支援ツールにおける該プログラムデータのデータ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードを、互いに対応するプログラマブルコントローラとプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与し、
プログラマブルコントローラから識別コードを読み出して、該識別コードの該プログラマブルコントローラに対応するデータ保管場所の情報に基づいて、前記開発支援ツールのプログラムデータを検索することを特徴とするプログラマブルコントローラのデータ管理方法。 - 複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する装置であって、
前記各プログラマブルコントローラの各プログラムデータに対応するデータ保管場所を備え、
プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、前記データ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードが、互いに対応するプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与され、
前記プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送する前に、該プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致した場合に該プログラムデータを該プログラマブルコントローラに転送することを特徴とするプログラマブルコントローラのデータ管理装置。 - 前記プログラマブルコントローラに識別コードが付与されていないことを検出して該プログラマブルコントローラに識別コードを付与する機能を有し、
プログラマブルコントローラに識別コードが付与されていない場合に、該プログラマブルコントローラに識別コードを付与した後、前記識別コードの照合を行うことを特徴とする請求項4記載のプログラマブルコントローラのデータ管理装置。 - 前記プログラムデータの識別コードとプログラマブルコントローラの識別コードとを照合し、一致しない場合はメッセージと該識別コードの情報を表示して強制転送または転送中止を選択できるようにしたことを特徴とする請求項4または5記載のプログラマブルコントローラのデータ管理装置。
- 複数のプログラマブルコントローラについて、各プログラマブルコントローラのプログラムデータを管理する装置であって、
前記各プログラマブルコントローラの各プログラムデータに対応するデータ保管場所を備え、
プログラマブルコントローラと該プログラマブルコントローラに対応するプログラムデータとを特定する情報と、前記データ保管場所を特定する情報と、該プログラムデータをプログラマブルコントローラに転送した履歴を示す転送履歴情報とを含む識別コードが、互いに対応するプログラムデータとデータ保管場所とにそれぞれ付与され、
接続されたプログラマブルコントローラから識別コードを読み出して、該識別コードの該プログラマブルコントローラに対応するデータ保管場所の情報に基づいて、前記データ保管場所からプログラムデータを検索することを特徴とするプログラマブルコントローラのデータ管理装置。
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