JP3640456B2 - フォトインタラプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ、プリンター、複写機、フロッピディスクドライブ、パソコンマウス、VTR、カメラ等に広く使用されており、非接触で物体の通過や接近等を検出してスイッチング信号を得ることができるフォトインタラプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にフォトインタラプタは、図29に示すように、ケース2の対向する部分に発光素子4と受光素子6を取り付け、発光素子4からの光をギャップGを介して受光素子6が受光するように構成されている。このフォトインタラプタにおいては、ギャップG内に被検出物が入り、光が遮断されると、受光素子6側の出力が変化し、この出力変化をスイッチング信号等として使用するものであった。
【0003】
この種のフォトインタラプタは、従来、図30乃至図32に示すような構造を有するものであった。即ち、このフォトインタラプタは、正面形状が略コの字形をなすモールドケース8の互いに対向する収納部8a、8b内に、それぞれディスクリート回路化された発光部10と受光部12を下方より内部に収納し、光軸が一致する位置にてエポキシ樹脂14、16で収納部8a、8bの下方開口部を封止して固着させたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、生産性の向上と装置の小型化を図るため、この種の電子部品に関しては表面実装型且つ超小型であることが望まれている。しかしながら、上記従来のフォトインタラプタにおいては、ディスクリート回路化された発光部10と受光部12を、更にモールドケース8内に収納していたため、外形寸法が大きくなってしまうという課題があった。また、発光部10と受光部12には端子10a、12aが設けられており、この構造のままでは表面実装が困難であるという課題もあった。
【0005】
また、この種のフォトインタラプタにおいては、高精度な位置検出を行うと共に消費電力を低減することも望まれている。このように高精度な位置検出及び消費電力の削減を実現するには、モールドケース8に設けられているスリット8c、8dの幅を狭くすると共に受発光効率を高めることが必要である。しかしながら、従来のフォトインタラプタにおいては、モールドケース8内にディスクリート回路としてパッケージされた発光素子10と受光素子12を収納しているため、モールドケース8、発光部10及び受光部12の各寸法精度を高めると共に位置精度を高めて、光軸精度を高めなければスリット8c、8dの幅を狭くすることはできず、また、受発光効率の向上を図るための手段を設けることもできないという課題があった。
【0006】
更に、機器の高寿命及び高信頼性も求められているが、従来のフォトインタラプタにおいては、モールドケース8と発光部10及び受光部12のパッケージとの干渉や、エポキシ樹脂14、16の熱的又は機械的応力により、光軸精度の低下や発光部10又は受光部12の破損等が発生し、高い信頼性等を維持することが困難であるという課題があった。
【0007】
更にまた、従来のフォトインタラプタにおいては、組立時に個々の光軸の調整等が必要であるため、量産性を向上させることがむずかしく、コストダウンを図ることが困難であるという課題もあった。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、超小型の表面実装タイプで、高精度な位置検出及び消費電力の削減が可能であり、更に信頼性及び量産性に優れたフォトインタラプタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のフォトインタラプタは、表面に導電パターンが形成された第1及び第2の基板と、該第1及び第2の基板上にそれぞれ実装された発光素子及び受光素子と、該発光素子と受光素子が対向するように前記第1及び第2の基板を位置決めするケースと、からなるものである。
【0010】
【発明の実施の態様】
本発明のフォトインタラプタは、発光素子及び受光素子をそれぞれ実装した第1及び第2の基板を、ケースの第1及び第2の取付部に設けられた第1及び第2の収納部に発光素子と受光素子が収納されるように外側面に取り付けたものである。このフォトインタラプタにおいては、ケースの外側面に基板を取り付けるだけで発光素子と受光素子を位置決めし且つ固定することができるので、大量にしかも精度良くケースに基板を取り付けて光軸の精度を高めることができる。
【0011】
【実施例】
図1は本発明の一実施例に係るフォトインタラプタを示す斜視図、図2はその断面図である。20は耐熱性エンプラ等からなるケースである。このケース20は、一定の間隔をもって互いに対向する第1及び第2の取付部20a、20bと、この第1及び第2の取付部20a、20bの一方の端部間を連設する連設部20cとから構成される正面形状が略コの字形をなすものである。この第1及び第2の取付部20a、20bの対向する面にはそれぞれ第1及び第2のスリット部20d、20eが対向するように設けられており、また、この第1及び第2の取付部20a、20bの内部には外側面側が開口し第1及び第2のスリット部20d、20eにそれぞれ連設された第1及び第2の収納部20f、20gが設けられている。
【0012】
22、24はガラスエポキシ基板からなる第1及び第2の基板である。この第1及び第2の基板22、24には、後述するようにその表面に導電パターンが形成されており、また、その導電パターンに連設された表面実装用の電極部22c、22d、24c、24dが端面の角部にそれぞれ形成されている。この第1及び第2の基板22、24は、後述する発光素子と受光素子がそれぞれ第1及び第2の収納部20f、20g内に納まるようにケース20の外側面に固着されている。
【0013】
26は赤外発光ダイオードからなる発光素子であり、28はフォトトランジスタからなる受光素子である。この発光素子26及び受光素子28は第1及び第2の基板22、24の導電パターン上にそれぞれ実装されており、共にエポキシ樹脂等からなる透光性コート30、32で封止されている。
【0014】
34、36は第1及び第2の基板22、24をそれぞれケース20の外側面に固着する耐熱性を有する両面接着シートである。
【0015】
上記構成からなるフォトインタラプタにおいては、ケース20の第1及び第2の収納部20f、20g内に収められた発光素子26と受光素子28が第1及び第2のスリット20d、20eを介して対向し、発光素子26からの光を受光素子28が受光するように構成されている。このフォトインタラプタにおいて、ケース20の第1及び第2の取付部20a、20b間のギャップG内に被検出物が入ると、発光素子26からの光が遮断され、このときの受光素子28の出力信号の変化で被検出物を検出するものである。
【0016】
次に、上記構成からなるフォトインタラプタの製造工程を説明すると共に第1及び第2の基板22、24上の導電パターンや電極部22c、22d等の形状や配置を更に詳細に説明する。図3乃至図6は図1に示すケースの集合体であるケース集合体40を示す図であり、図3はケース集合体の斜視図、図4はその一部拡大斜視図、図5は図4のA−A断面斜視図、図6は図4のA−A断面図である。このケース集合体40は、平板状をなし、その内部には一方向に形成されたギャップ形成用の孔40aが複数形成されている。このケース集合体40の図中上下面が図1に示すケース20の第1及び第2の取付部20a、20bの外側面となるものであり、各ケース20に対応する部分に第1及び第2の収納部20f、20gと第1及び第2のスリット部20d、20eが形成されている。また、このケース集合体40の上下面の角部には後述する基板集合体との位置決め用のダボ40b、40cが設けられている。このケース集合体40は、後述する組立が終了した段階で縦横のスライシングライン40d、40eにて個々のケース20に切断される。
【0017】
図7乃至図15は図1及び図2に示す第1の基板の集合体である第1の基板集合体と発光素子の実装等を示す図であり、図7は第1の基板集合体の断面図、図8乃至図11は第1の基板集合体に発光素子を実装する工程を示す断面図、図12は発光素子を実装した第1の基板集合体の斜視図、図13及び図14は実装した発光素子の封止工程を示す断面図、図15は図14に示す第1の基板集合体の斜視図である。第1の基板集合体42には、各第1の基板22の電極部22c、22dとなる部分にスルーホール42aが形成されている。この第1の基板集合体42の図中上面には、各第1の基板22に対応する部分にそれぞれ一対の導電パターン22a、22bが形成されており、各導電パターン22a、22bはスルーホール42aの内周から第1の基板集合体42の下面側に回り込むように形成された電極部22c、22dにそれぞれ接続されている。発光素子26は、各導電パターン22aの上にダイボンドされ且つ各導電パターン22bにワイヤーボンドされてこれらの導電パターン22a、22bに接続・固定されている。図7乃至図9及び図12に示すように、第1の基板集合体42上に発光素子26が実装された後、図10及び図12に示すように、第1の基板集合体42の上面上に図1に示す両面接着シート34の集合体である接着シート集合体54を接着する。この接着シート集合体54の各両面接着シート34に対応する部分には、発光素子26付近を逃げるための孔34aが設けられている。更に、この接着シート集合体54の上に、各両面接着シート34と同様に各発光素子26付近を逃げるための孔46aが設けられた撥水性の高いセパレーター46を付着させる。その後、図13に示すように、エポキシ樹脂等で発光素子26を樹脂コートする。このときに、樹脂コートは、セパレーター46の撥水性及び表面張力により半球状のレンズ形に盛り上がる。これを約120〜150℃程度でキュアーすることにより、レンズ効果のある透光性コート30が形成される。尚、セパレーター46を上記透光性コート30が形成された時点で取り除いても良いが、後にケース集合体40に第1の基板集合体42を接着する際に除去しても良い。上記のようにして発光素子26等が取り付けられた第1の基板集合体42の角部には、前述したケース集合体40との位置合わせを行うためのダボ孔42b、42cが設けられており、組立後に縦横のスライシングライン42d、42eにて切断される。
【0018】
図16乃至図24は図1及び図2に示す第2の基板の集合体である第2の基板集合体と受光素子の実装等を示す図である。この第2の基板集合体44は、前述した第1の基板集合体42と同様の構造を有し且つ同様の工程を経て形成されるものであり、図16乃至図24はそれぞれ図7乃至図15に対応している。即ち、第2の基板集合体44には、前述した第1の基板集合体42と同様に、スルーホール44aが設けられ且つ各第2の基板24に対応する部分にそれぞれ導電パターン24a、24bと電極部24c、24dが形成されている。受光素子28は、この導電パターン24a、24bにダイボンド及びワイヤーボンドされており、この受光素子28を逃げる孔36a、48aをそれぞれ有する両面接着シート36の集合体である接着シート集合体56と高い撥水性を有するセパレーター48が重ねて付着される。その後、エポキシ樹脂等の樹脂コートにより受光素子28がコートされ、これを約120〜150℃程度でキュアーしてレンズ効果のある透光性コート32を形成する。このように受光素子28等が取り付けられた第2の基板集合体44の角部にも、ケース集合体40との位置合わせを行うダボ孔44b、44cが設けられている。また、この第2の基板集合体44も組立後に縦横のスライシングライン44d、44eにて切断される。
【0019】
図25乃至図28は最終の組立工程を示す図であり、図25は図3、図15及び図24に示すケース集合体40、第1の基板集合体42及び第2の基板集合体44を接着する直前の状態を示す斜視図、図26は図25の拡大断面図、図27は図25に示すケース集合体40、第1の基板集合体42及び第2の基板集合体44を接着して組み立てた状態を示す斜視図、図28は図27の拡大断面図である。このようにケース集合体40、第1の基板集合体42及び第2の基板集合体44を接着して組み立てる際には、ケース集合体40の角部の上下面にあるダボ40b、40cに第1及び第2の基板集合体42、44のダボ孔42b、42c、44b、44cを嵌め合わせることにより位置決めする。このように位置決めし、接着シート集合体54、56で接着することにより、透光性コート30、32で封止された発光素子26と受光素子28は、各ケース20の第1及び第2の収納部20f、20g内に収納され、更にこのときに互いに正確に向き合うように光軸が設定される。本実施例においては、発光素子26と受光素子28の各実装精度や各部品の組立公差を共に±数十μ以下にすることが可能であるため、スリット20d、20eの幅を例えば100μに設定してもそのスリット幅内に光軸を置くことが可能である。その後、スライシングライン40d、40e、42d、42e、44d、44eに沿って切断することにより各フォトインタラプタに分離する。本実施例においては、外形120mm角程度の第1及び第2の基板集合体42、44を用いた場合には、約500〜1000個のフォトインタラプタを形成することが可能である。このように分離されたフォトインタラプタは、第1及び第2の基板集合体42、44のスルーホール42a、44a部分が表面実装に使用する電極22c、22d、24c、24dとなり、また、各構成部品も全てリフローに耐え得るものであるため、表面実装することができるものとなる。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、端子やディスクリート化された部品を必要としていないので、外形を超小型化することができ、しかも、容易に発光素子等を実装し且つ表面実装用の電極部を形成することができるので、表面実装可能な超小型のフォトインタラプタを提供することができる。
【0021】
また、高精度で光軸を位置決めすることができるので、極めて幅の狭いスリットの中にも光軸を置くことができ、高精度な位置検出を可能とすることができる。
【0022】
更に、光軸の高精度な位置決めと共に透光性コートにレンズ効果を持たせることにより受発光効率を高めることができ、消費電力の低減を図ることができる。
【0023】
また、構造がシンプルで、且つ発光素子や受光素子とケースとが干渉したり、ケースと第1又は第2の基板等との間に応力ストレスが発生することがないので、温度変化や振動等による不良の発生がほとんどなくなり、高寿命、高信頼性を有するフォトインタラプタを提供することができる。
【0024】
更にまた、精度の良いフォトインタラプタを同時かつ大量に製造することができ、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフォトインタラプタを示す斜視図である。
【図2】図1に示すフォトインタラプタの断面図である。
【図3】図1に示すケースの集合体であるケース集合体の斜視図である。
【図4】図3に示すケース集合体の一部拡大斜視図である。
【図5】図4に示すケース集合体のA−A断面斜視図である。
【図6】図4に示すケース集合体のA−A断面図である。
【図7】図1及び図2に示す第1の基板の集合体である第1の基板集合体の断面図である。
【図8】図7に示す第1の基板集合体に発光素子をダイボンドした工程を示す断面図である。
【図9】図8に示す第1の基板集合体の発光素子にワイヤーボンドした工程を示す断面図である。
【図10】図9に示す第1の基板集合体に接着シート集合体を接着した工程を示す断面図である。
【図11】図10に示す第1の基板集合体にセパレーターを付着した工程を示す断面図である。
【図12】図9に示すように発光素子を実装した第1の基板集合体とその実装面側に接着する接着シート集合体及び接着シート集合体に付着するセパレーターを示す斜視図である。
【図13】図11に示す発光素子の封止工程を示す断面図である。
【図14】図13に示すセパレーターを除去した状態を示す断面図である。
【図15】図14に示す第1の基板集合体の斜視図である。
【図16】図1及び図2に示す第2の基板の集合体である第2の基板集合体の断面図である。
【図17】図16に示す第2の基板集合体に受光素子をダイボンドした工程を示す断面図である。
【図18】図17に示す第2の基板集合体の受光素子にワイヤーボンドした工程を示す断面図である。
【図19】図18に示す第2の基板集合体に接着シート集合体を接着した工程を示す断面図である。
【図20】図19に示す第2の基板集合体にセパレーターを付着した工程を示す断面図である。
【図21】図18に示すように受光素子を実装した第2の基板集合体とその実装面側に接着する接着シート集合体及び接着シート集合体に付着するセパレーターを示す斜視図である。
【図22】図20に示す受光素子の封止工程を示す断面図である。
【図23】図22に示すセパレーターを除去した状態を示す断面図である。
【図24】図23に示す第2の基板集合体の斜視図である。
【図25】図3、図15及び図24に示すケース集合体、第1の基板集合体及び第2の基板集合体を接着する直前の状態を示す斜視図である。
【図26】図25の拡大断面図である。
【図27】図25に示すケース集合体、第1の基板集合体及び第2の基板集合体を接着して組み立てた状態を示す斜視図である。
【図28】図27の拡大断面図である。
【図29】一般的なフォトインタラプタの回路構成を示す回路構成図である。
【図30】従来のフォトインタラプタの外観を示す斜視図である。
【図31】図30に示すフォトインタラプタの分解斜視図である。
【図32】図30に示すフォトインタラプタの断面図である。
【符号の説明】
20 ケース
20a、20b 第1及び第2の取付部
20c 連設部
20d、20e 第1及び第2のスリット
20f、20g 第1及び第2の収納部
22 第1の基板
22a、22b 導電パターン
22c、22d 電極部
24 第2の基板
24a、24b 導電パターン
24c、24d 電極部
26 発光素子
28 受光素子
30、32 透光性コート
34、36 両面接着シート

Claims (2)

  1. 表面に導電パターンが形成され、該導電パターンに連設され且つスルーホールを切断することにより形成される電極部が端面の角部に設けられた第1及び第2の基板と、
    該第1及び第2の基板上にある前記導電パターンにそれぞれダイボンド及びワイヤーボンドされて接続且つ固定された発光素子及び受光素子と、
    互いに対向すると共に前記第1及び第2の基板がそれぞれ取り付けられる第1及び第2の取付部と、該第1及び第2の取付部の一方の端部間を連設する連設部と、からなる略コの字形をなし、前記第1及び第2の取付部の対向面にそれぞれ設けられた第1及び第2のスリット部と、該第1及び第2のスリット部に連設され前記第1及び第2の取付部の外側面側にそれぞれ開口し前記発光素子及び受光素子を収納する第1及び第2の収納部と、が設けられたケースと、
    前記第1及び第2の基板と前記ケースとの接合部分に対応する形状を有し、前記第1及び第2の基板の表面をそれぞれ前記ケースの外側面に固着し、前記発光素子及び受光素子付近を逃げるための孔がそれぞれ設けられた両面接着シートと、
    前記両面接着シートの孔の内壁にてせき止められて前記発光素子及び受光素子をそれぞれコートする透光性コートと、
    を備えることを特徴とするフォトインタラプタ。
  2. 平板状をなし、内部に一方向に形成されたギャップ形成用の孔が複数形成され、個々のケースの第1及び第2の取付部の外側面となる上下面にそれぞれ開口する第1及び第2の収納部を形成すると共に、前記孔を挟んで対向する個々の第1及び第2の取付部の対向面にそれぞれ第1及び第2のスリット部を形成することによりケース集合体を形成する工程と、
    個々の第1及び第2の基板における電極部となる部分にスルーホールが形成され、個々の第1及び第2の基板に対応する部分にそれぞれ導電パターンが形成された第1及び第2の基板集合体を形成する工程と、
    前記第1及び第2の基板集合体の個々の第1及び第2の基板に対応する部分にそれぞれ発光素子と受光素子を実装する工程と、
    前記発光素子及び受光素子付近を逃げるための孔が設けられている接着シート集合体を前記第1及び第2の基板集合体の上面上にそれぞれ接着する工程と、
    前記接着シート集合体の上に、前記発光素子及び受光素子付近を逃げるための孔が設けられている撥水性を有するセパレーターを付着する工程と、
    前記接着シート集合体及びセパレーターの孔内にある前記発光素子及び受光素子をそれぞれ樹脂コートする工程と、
    前記セパレーターを除去して前記第1及び第2の基板集合体を前記ケース集合体の上下面に前記接着シート集合体によりそれぞれ接着する工程と、
    前記第1及び第2の基板集合体が接着された前記ケース集合体を切断して個々のフォトインタラプタに分離する工程と、
    からなることを特徴とするフォトインタラプタの製造方法。
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