JP3636979B2 - Rgbled発光における色味補正方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、RGBLED発光における色味補正装置及びその補正方法に関し、詳しくは、RGBLED(3色:赤、緑、青 LED)の発光させる色や輝度の組み合わせによって、様々な色、例えば赤色、緑色、青色、水色、黄色、紫色、白色を発色させることができるが、RGBLEDを使用して様々な色を発色する場合(以降、総称して混合色、RGBLEDにて発色させる各色については、赤色、緑色、青色、水色、黄色、紫色、白色の“色”を付けて表現し、RGBLEDの赤、緑、青 LEDと区別する)に、RGBLEDの赤、緑、青 LEDそれぞれの個体毎の特性ばらつき(以降、RGBLEDの特性ばらつきと表現する)によって、混合色の色味ばらつきが大きくなってしまう問題を解決し、この色味ばらつきを補正する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、携帯電話のLCDバックライトや部分的に光らせるイルミネーションとして、数色の色を発色させる場合に、3つの色(赤、緑、青)のLEDを持つRGBLEDを使用し、各LEDを発光させる組み合わせや、発光させる輝度を各LEDに流す電流量を調節することによって、様々な混合色を作り出すことができる。
【0003】
しかしながら、LEDの特性上、各RGBLED毎の特性ばらつきにより輝度や色味にばらつきがあり、RGBLED個々に対して同一の設定では同じ色を発色させることができないし、むしろ全く異なった色になってしまう問題があった。
【0004】
上記問題に対して、従来では設定した色(混合色)毎に3つのLEDに流れる電流量を微調にて可変させることにより輝度のバランスをとり、設定した色(混合色)の色味を統一する方法が採られいる。
【0005】
しかるに、それでも尚RGBLEDの特性ばらつきの範囲は大きく、少々の微調整では全てのRGBLED個々に対して補正することは不可能である。これは、赤、緑、青 LEDの輝度バランスの組み合わせが広く、赤、緑、青 LEDのそれぞれに流れる電流の調整幅が広くなり、バランス調整は容易ではないことによる。
【0006】
例えば、白色を発色させるために、あるRGBLEDは赤に流すことができる電流量の60%、緑は75%、青は25%で白になっても、その全く逆となる赤30%、緑25%、青75%でないと白にならないRGBLEDも存在する。この調整幅を狭くして調整を容易にするためには、使用するRGBLEDの輝度や色味にランクを設けて、ある特定のランク品のみを使用する等によって対応する必要がでてくる。
【0007】
従来の補正方法について図1、図4、図5を用いて説明する。
【0008】
図4は従来におけるLCD画面表示例を示す図である。即ち図4は、従来の補正方法について、RGBLEDにより、赤色、水色、白色の3色を発色する場合について具体例を示していて、各色を発色する時の電流設定値は、RGBLEDの特性ばらつきの中で、最も多く存在するばらつき範囲の平均に合わせた電流設定値で固定設定である。図4のLCD画面表示例は、初期設定(デフォルト設定)時を例として表している。デフォルトの電流設定値に対して、赤、緑、青 LEDに流れる電流量を9段階で微調整(例えば、1段階で5%)することによって各色の色味を補正する。
【0009】
図5は従来の補正方法について補正を行う設定者の動作とCPU3の動作を合わせてフローにて示している。
【0010】
図4はRGBLEDにて赤色、水色、白色の3色を発色する場合を例にあげていて、例えば白色についてはRGBLEDの赤 LEDに流す電流量は、赤に流すことができる総電流量の60%、緑は65%、青は35%流す設定となっている。
【0011】
また、図4の“LCD画面表示例”にあるように、赤、緑、青 LEDそれぞれに数字の5が選択(四角にて囲われている)されているときが、前記赤、緑、青 LEDに流すことができる総電流量の赤60%、緑65%、青35%流す設定(デフォルトの設定値)となることを意味している。これは携帯電話1内のROM4に固定設定値として記憶されている。
【0012】
同様に、赤色については、赤100%、緑0%、青0%で、LCD画面表示では赤LED部の数字の9が選択されている時が100%、緑、青 LED部については、1が選択されている時が0%の電流設定となる。
【0013】
CPU3はこの記憶されている固定設定値をもとにRGBドライバIC6を制御して赤色、水色、白色等の各色を発色させる。
【0014】
ここで、各色に発色させる色味の補正を行う際には、図5に示すように、補正の設定を行う設定者は、キーパット10を操作することにより、CPU3に発色させる色味を補正する、補正モードAへ移行させ、CPU3は補正する色を選択する画面をLCD9に表示する。
【0015】
次に、設定者が補正したい色をキーパット10を操作して選択すると、CPU3は補正する色をRGBドライバIC6を制御してLCDバックライト8に発色させる。更に、図4にあるように、前記“LED画面表示例”にて示す表示をLCD9に表示させる。
【0016】
これは、補正を行う色における、赤、緑、青の各LEDの輝度で、デフォルト値から輝度が低くなる方向へ4段階、輝度が高くなる方向へ4段階の調整を、キーパット10を操作することにより可能となる。ただし、RGBLEDに流す電流量を0%〜100%までは調整できない微少な補正となる。この場合には、微少な補正量であるために、RGBLEDの特性ばらつきの大きなRGBLEDに対しては、補正しきれないという問題が発生することになる。
【0017】
逆に、0%〜100%まで調整できるようにした場合には、もともと白色に発色させる設定であるにもかかわらず、赤、緑、青 LEDの輝度バランスが白色とは異なり、黄色や青色を発色させることも可能となり、発色させる色名に合わない色を発色することになってしまう。
【0018】
また、目的の色を発色させるための赤、緑、青 LEDの輝度バランスの設定方法を知らない者では、目的の色を作り出すことができない場合が出てくると考えられる。
【0019】
次に、設定者はキーパット10を操作してLCDバックライト8から発色している色を見ながら好みの色に調整を行い、好みの色に調整した状態を記憶する記憶設定を行う。これを受けてCPU3は調整された補正量をRAM5に記憶する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、使用されるRGBLEDのばらつき範囲が大きく、微調整のみで補正しようとすると、RGBLEDのある特定のランク品のみしか使用できないことになり、従って、RGBLEDの入手性が悪く、必要数量が確保できなくなる、コストが上がる等の問題が出てくる。
【0021】
または、発色させる色(混合色)に対して赤、緑、青の3つのLEDに流す電流量を0%〜100%まで調整することができれば、ばらつき範囲全てに対して調整可能となるが、目的の色を発色させるための赤、緑、青 LEDの輝度バランスの設定方法を知らない者では、どの色に何%電流を流せば良いのかわからなく問題となる。
【0022】
更には、もともと白色に発色させる設定であるにもかかわらず、赤、緑、青
LEDの輝度バランスが白色とは異なり、黄色や青色を発色させる状態も起こり得るが、この場合には色名に合わない色を発色することにもなってしまう。
【0023】
本発明はこうした従来の上記実情に鑑み、従来の技術に内在する上記欠点を解消する為になされたものであり、従って本発明の目的は、RGBLED個々に対して目的の色を発色するように調整を行うことができるようにしたRGBLED発光における新規な色味補正方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明におけるRGBLED発光による色味補正装置は、赤、緑、青の各色を発光するRGBLEDと、該RGBLEDの点灯制御を行うCPUと、前記RGBLEDが発光する色、輝度の組み合わせにより発色させられる複数の混合色として設定される各設定色に対して前記赤、緑、青の各RGBLEDそれぞれに何%の割合で電流を流すかの情報を複数のテーブル値として予め記憶しているROMと、色味の補正として前記ROMに記憶されている前記複数のテーブルの中から選択された1テーブル値を記憶するRAMと、前記CPUの制御の基に前記RGBLEDを前記選択された1テーブルの値に基づいた設定電流でドライブして該RGBLEDに流す電流を微調整するRGBドライバICと、前記複数のテーブルを選択する画面を表示するLCDと、前記CPUの制御の基に前記LCDの表示をドライブする周辺ICと、電話番号入力等を行うキーパットとを具備し、前記複数のテーブルの中から最も良く白色を発色するテーブルを選択して該選択されたテーブルに予め設定されているデータを基に残りの各設定色及び白色を発光させるものである。
【0025】
前記CPUにシリアルデータを転送することにより前記複数のテーブル値を選択するモードである補正モードBに移行させて該複数のテーブル値の中から所望のテーブル値を選択する外部I/O手段を設けている。
【0026】
上記目的を達成する為に、本発明に係るRGBLED発光における色味補正方法は、赤、緑、青の各色を発光するRGBLEDと、該RGBLEDの点灯制御を行うCPUと、各設定色に対して前記赤、緑、青の各RGBLEDそれぞれに何%の割合で電流を流すかの情報を複数のテーブル値として予め記憶しているROMと、色味の補正として前記ROMに記憶されている前記複数のテーブルの中から選択された1テーブル値を記憶するRAMと、前記CPUの制御の基に前記RGBLEDをドライブして該RGBLEDに流す電流を微調整するRGBドライバICと、前記複数のテーブルを選択する画面を表示するLCDと、前記CPUの制御の基に前記LCDの表示をドライブする周辺ICと、該周辺ICを介してCPUを操作して前記複数のテーブル値を選択する補正モードBに移行させる等と共に、電話番号入力等を行うキーパットとを有し、発色させる色の補正を行う設定者が前記キーパットを操作して前記CPUを前記複数のテーブルを選択する補正モードBへ移行させてテーブルを選択する画面を前記LCDに表示し、前記キーパットの操作により前記複数のテーブルの中から白色に近いテーブルを選択し、前記CPUは該選択されたテーブルの電流設定値に合わせて前記RGBドライバICを制御して前記LCDバックライトから発色する白色を変化させ、設定者が最も白色になる色を決定すると共に、前記選択されたテーブルを前記RAMに記憶することを特徴としている。
【0027】
本発明によるRGBLED発光における色味補正方法においては、白色の色味を選択して決定された前記テーブルに、他の複数色について前記RGBLEDに流す電流設定として、白色時のRGBLEDの電流比と相関するような電流設定値を持つように構成し、前記CPUは、前記RAMに記憶された前記テーブルの各複数色の電流設定値を基に前記RGBドライバICを制御して前記LCDバックライトから前記複数色の中で指定された色を発色させることを特徴としている。
【0028】
前記CPUに外部I/Oによりシリアルデータを転送して前記複数のテーブルを選択する補正モードに移行させ、前記複数のテーブルの中から特定の1つのテーブルを選択し、生産ラインで作業者が色味の補正を行う際に前記キーパットを操作することなくパーソナルコンピュータによりシリアルデータを転送させるのみで、特定の1つのテーブルを選択して作業を行うことを特徴としている。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に、本発明をその好ましい一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0030】
図1は、本発明による一実施の形態を示すブロック構成図であり、本発明を携帯電話に適用した場合を例としている。
【0031】
【実施の形態の構成】
図1を参照するに、携帯電話1の特に制御部2には、RGBLEDの点灯制御を行うCPU3と、各設定色(設定に対応して発色させる色)に対して赤、緑、青の各LEDそれぞれに何%の割合で電流を流すかの情報を、例えば、10通りのテーブル値として予め記憶されているROM4と、色味の補正としてROM4に記憶された10通りのテーブルの中から、選択された1テーブルを記憶するRAM5と、RGBLED(LCDバックライト8)をドライブするRGBドライバIC6と、LCD9の表示をドライブする周辺IC7と、赤、緑、青のLEDが1つのパッケージに入ったRGBLEDにて発色するLCDバックライト8と、文字や数字、画像等様々な表示を行うLCD9と、周辺IC7を介してCPU3を操作して10通りのテーブル値を選択するモードに移行させる等と共に電話番号入力を行うキーパット10と、更に外部よりシリアルデータにてCPU3にアクセスすることができる外部I/O11とから構成されている。
【0032】
図2はROM4に予め記憶されている10通りのテーブル値の具体例を示す図である。ここでは、RGBLEDにより、赤色、緑色、青色、水色、黄色、紫色、白色の7色を発色させる場合について示す。表中の数値は、赤、緑、青の各LEDに流すことができる電流量のうち実際に流す割合を示したものである。
【0033】
【実施の形態の動作】
続いて、本発明による一実施の形態について、図1、図2、図3を用いて詳細に説明する。
【0034】
基本的にRGBLEDの特性ばらつきがあっても、白色以外の混合色、例えば、赤色、緑色、青色、水色、紫色、黄色については、多少違和感があっても前記6色に近い色となる。
【0035】
しかしながら、白色については、RGBLEDの特性ばらつきによって白色からかけ離れた色になってしまう。逆に、白色を発色することができれば、その他の6色についても色名に合う色を発色させることが可能となり、そのRGBLEDの特性ばらつき具合がわかることになる。
【0036】
本発明は上記のようなRGBLEDの特性に着目してなされている。
【0037】
図2に示すテーブル値を織り交ぜて説明すると、RGBLEDの特性ばらつきの範囲を考慮して、例えば電流設定テーブルT1〜電流設定テーブルT10までのテーブルを持ち、電流設定テーブルT1〜電流設定テーブルT10のどれか1つを選択すれば、RGBLEDの特性ばらつきが、どのようにばらついていても必ず白色が発色されるテーブルが存在し、そのテーブル値を使用すれば他の混合色においても目的とする色が発色されることになり、7色全体の補正を一度に行うことと同等の補正をすることができる。
【0038】
本発明の補正方法について、具体的に説明するに、図3に示すように、発色させる色の補正を行う設定者は、キーパット10を操作してCPU3に補正モードB(テーブル値T1〜T10を選択するモード)へ移行させ、CPU3はテーブルT1〜T10を選択する画面をLCD9に表示する。
【0039】
補正モードBへ移行すると、CPU3はROM4に記憶されている、図2に示すテーブルT1〜T10の中で、デフォルト選択されているテーブル、または補正モードBへ移行した時点のRAM5に記憶されているテーブルの白色の電流設定値をもとに、RGBドライバIC6を制御しLCDバックライト8に白色を発光させる。
【0040】
設定者はテーブルT1〜T10のテーブルの中で最も白色に近いテーブルをキーパット10を操作して選択する。CPU3は選択されるテーブルが切り替えられる度に、その時選択されたテーブルの電流設定値に合わせてRGBドライバIC6を制御し、LCDバックライト8から発色する白色を変化させる。
【0041】
次に設定者は、白色になるテーブルを選択した時に、その選択したテーブルを記憶する記憶設定をキーパット10を操作して行う。これを受けてCPU3は選択されたテーブルをRAM5に記憶する。ここで、白色の色味を選択して決定したテーブルには、他の6色について、赤、緑、青 LEDに流す電流設定として、白色時の赤、緑、青 LEDの電流比と相関するような電流設定値を持つように構成されている。
【0042】
CPU3は、RAM5に記憶されたテーブルの各7色の電流設定値をもとに、RGBドライバIC6を制御し、LCDバックライト8から7色の中で指定された色を発色させる。このようにしてRGBLEDの特性ばらつきの範囲全てに対して、適正な補正が可能となる。
【0043】
また、補正モードBにて設定した値を基として、補正モードA(色味の微調整モード)の補正ができるようにすることによって、RGBLEDの特性ばらつきの大きな範囲を一度大きく補正し、補正後の発色を基本色とし、より細かな補正が可能となる。
【0044】
【他の実施の形態】
叙上の一実施の形態では、キーパット10を操作して補正モードBへ移行させる例が示されている。この場合には、携帯電話ユーザが色味の補正を行うことが前提となるが、RGBLEDの特性ばらつきによって、デフォルト状態では色名に対して全く異なる色を発色するものが存在し、ユーザが色味補正を行わないかぎり改善されないことになる。
【0045】
また、生産ラインにて予め色味補正を行うことも可能であるが、キーパット10を操作しての補正では時間がかかり過ぎてしまう。
【0046】
ここで、他の実施の形態としては外部I/O11よりシリアルデータを転送して、補正モードBへ移行させ、更にテーブル値T1〜T10の選択でシリアルデータを転送することにより設定することができる。
【0047】
これによって、生産ラインで作業者が色味の補正を行う場合に、キーパット10を操作しなくてもパソコンよりシリアルデータを転送させるのみでスピーディに作業が行えることになる。
【0048】
携帯電話ユーザの手に渡る際にも、デフォルト状態での色名と発色する色が大きく異なるという問題もなくなる。
【0049】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成され、作用するものであり、本発明によれば以下に示すような効果が得られる。
【0050】
従来はRGBLEDの特性ばらつきの範囲全てに対して補正することが難しく、ばらつきの範囲を限定したランク指定により、一部のRGBLEDのみを使用して色味のばらつき補正を行うというような必要性があったが、本発明によりRGBLEDの特性ばらつき範囲全てに対して補正が可能となる。
【0051】
換言すれば、従来はRGBLEDの特性ばらつきの中で最も多く存在するばらつき範囲の平均に合わせた電流設定を行い、補正の際には前記ばらつき範囲の平均に合わせた設定値から微調整を行う方法であったのに対して、本発明は、ばらつき範囲全てに合わせた設定値、例えば10通りのテーブルを予め持ち、RGBLEDの特性ばらつきに合わせてテーブルを選択することができて、更に選択したテーブルの設定値を基本として、従来通りの微調整を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示すブロック構成図であり、本発明を携帯電話に適用した場合の例を示した図である。
【図2】ROM内に予め記憶されている電流設定の10通りのテーブル値の具体例を示す図である。
【図3】本発明の動作フローチャートである。
【図4】従来におけるLCD画面表示例を示す図である。
【図5】従来技術の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話
2…制御部
3…CPU
4…ROM
5…RAM
6…RGBドライバIC
7…周辺IC
8…LCDバックライト(RGBLED)
9…LCD
10…キーパット
11…外部I/O

Claims (3)

  1. 赤、緑、青の各色を発光するRGBLEDと、該RGBLEDの点灯制御を行うCPUと、各設定色に対して前記赤、緑、青の各RGBLEDそれぞれに何%の割合で電流を流すかの情報を複数のテーブル値として予め記憶しているROMと、色味の補正として前記ROMに記憶されている前記複数のテーブルの中から選択された1テーブル値を記憶するRAMと、前記CPUの制御の基に前記RGBLEDをドライブして該RGBLEDに流す電流を微調整するRGBドライバICと、前記複数のテーブルを選択する画面を表示するLCDと、前記CPUの制御の基に前記LCDの表示をドライブする周辺ICと、該周辺ICを介して前記CPUを操作して前記複数のテーブル値を選択するモードである補正モードBに移行させ、選択したテーブルを前記RAMに記憶すると共に、電話番号入力等を行うキーパットとを有し、発色させる色の補正を行う設定者が前記キーパットを操作し前記周辺ICを介して前記CPUを前記ROMに予め記憶されている前記複数のテーブルを選択する補正モードへ移行させてテーブルを選択する画面を前記LCDに表示し、前記キーパットの操作により前記複数のテーブルの中から白色に近いテーブルを選択し、前記CPUは該選択されたテーブルの電流設定値に合わせて前記RGBドライバICを制御して前記LCDバックライトから発色する白色を変化させ、設定者が最も白色になる色を決定すると共に、前記選択されたテーブルを前記RAMに記憶することを特徴としたRGBLED発光における色味補正方法。
  2. 白色の色味を選択して決定された前記テーブルに、他の複数色について前記RGBLEDに流す電流設定として、白色時のRGBLEDの電流比と相関するような電流設定値を持つように構成し、前記CPUは、前記RAMに記憶された前記テーブルの各複数色の電流設定値を基に前記RGBドライバICを制御して前記LCDバックライトから前記複数色の中で指定された色を発色させることを更に特徴とする請求項に記載のRGBLED発光における色味補正方法。
  3. 前記CPUに外部I/Oによりシリアルデータを転送して前記複数のテーブルを選択する補正モードに移行させ、前記複数のテーブルの中から特定の1つのテーブルを選択し、生産ラインで作業者が色味の補正を行う際に前記キーパットを操作することなくパーソナルコンピュータによりシリアルデータを転送させるのみで、特定の1つのテーブルを選択して作業を行うことを更に特徴とする請求項またはのいずれか一項に記載のRGBLED発光における色味補正方法。
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