JP2002100485A - Rgbled発光における色味補正装置及び色味補正方法 - Google Patents

Rgbled発光における色味補正装置及び色味補正方法

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JP2002100485A JP2000284704A JP2000284704A JP2002100485A JP 2002100485 A JP2002100485 A JP 2002100485A JP 2000284704 A JP2000284704 A JP 2000284704A JP 2000284704 A JP2000284704 A JP 2000284704A JP 2002100485 A JP2002100485 A JP 2002100485A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 RGBLED発光における色味補正に関し、
使用されるRGBLEDのばらつき範囲が大きく、微調
整のみで補正しようとすると、RGBLEDのある特定
のランク品のみしか使用できないことになり、従ってR
GBLEDの入手性が悪く、必要数量が確保できなくな
る。 【解決手段】 赤、緑、青の各色を発光するRGBLE
D8と、RGBLED8の点灯制御を行うCPU3と、
各設定色に対して赤、緑、青の各RGBLEDそれぞれ
に何%の割合で電流を流すかの情報を複数のテーブル値
として予め記憶しているROM4と、色味の補正として
ROM4に記憶されている複数のテーブルの中から選択
された1テーブル値を記憶するRAM5と、CPU3の
制御の基にRGBLED8をドライブしてRGBLED
8に流す電流を微調整するRGBドライバIC6と、複
数のテーブルを選択する画面を表示するLCD9と、C
PU3の制御の基にLCD9と、電話番号入力を行うキ
ーパット10を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RGBLED発光
における色味補正装置及びその補正方法に関し、詳しく
は、RGBLED(3色:赤、緑、青 LED)の発光
させる色や輝度の組み合わせによって、様々な色、例え
ば赤色、緑色、青色、水色、黄色、紫色、白色を発色さ
せることができるが、RGBLEDを使用して様々な色
を発色する場合(以降、総称して混合色、RGBLED
にて発色させる各色については、赤色、緑色、青色、水
色、黄色、紫色、白色の“色”を付けて表現し、RGB
LEDの赤、緑、青 LEDと区別する)に、RGBL
EDの赤、緑、青 LEDそれぞれの個体毎の特性ばら
つき(以降、RGBLEDの特性ばらつきと表現する)
によって、混合色の色味ばらつきが大きくなってしまう
問題を解決し、この色味ばらつきを補正する手段に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話のLCDバックライト
や部分的に光らせるイルミネーションとして、数色の色
を発色させる場合に、3つの色(赤、緑、青)のLED
を持つRGBLEDを使用し、各LEDを発光させる組
み合わせや、発光させる輝度を各LEDに流す電流量を
調節することによって、様々な混合色を作り出すことが
できる。
【0003】しかしながら、LEDの特性上、各RGB
LED毎の特性ばらつきにより輝度や色味にばらつきが
あり、RGBLED個々に対して同一の設定では同じ色
を発色させることができないし、むしろ全く異なった色
になってしまう問題があった。
【0004】上記問題に対して、従来では設定した色
(混合色)毎に3つのLEDに流れる電流量を微調にて
可変させることにより輝度のバランスをとり、設定した
色(混合色)の色味を統一する方法が採られいる。
【0005】しかるに、それでも尚RGBLEDの特性
ばらつきの範囲は大きく、少々の微調整では全てのRG
BLED個々に対して補正することは不可能である。こ
れは、赤、緑、青 LEDの輝度バランスの組み合わせ
が広く、赤、緑、青 LEDのそれぞれに流れる電流の
調整幅が広くなり、バランス調整は容易ではないことに
よる。
【0006】例えば、白色を発色させるために、あるR
GBLEDは赤に流すことができる電流量の60%、緑
は75%、青は25%で白になっても、その全く逆とな
る赤30%、緑25%、青75%でないと白にならない
RGBLEDも存在する。この調整幅を狭くして調整を
容易にするためには、使用するRGBLEDの輝度や色
味にランクを設けて、ある特定のランク品のみを使用す
る等によって対応する必要がでてくる。
【0007】従来の補正方法について図1、図4、図5
を用いて説明する。
【0008】図4は従来におけるLCD画面表示例を示
す図である。即ち図4は、従来の補正方法について、R
GBLEDにより、赤色、水色、白色の3色を発色する
場合について具体例を示していて、各色を発色する時の
電流設定値は、RGBLEDの特性ばらつきの中で、最
も多く存在するばらつき範囲の平均に合わせた電流設定
値で固定設定である。図4のLCD画面表示例は、初期
設定(デフォルト設定)時を例として表している。デフ
ォルトの電流設定値に対して、赤、緑、青 LEDに流
れる電流量を9段階で微調整(例えば、1段階で5%)
することによって各色の色味を補正する。
【0009】図5は従来の補正方法について補正を行う
設定者の動作とCPU3の動作を合わせてフローにて示
している。
【0010】図4はRGBLEDにて赤色、水色、白色
の3色を発色する場合を例にあげていて、例えば白色に
ついてはRGBLEDの赤 LEDに流す電流量は、赤
に流すことができる総電流量の60%、緑は65%、青
は35%流す設定となっている。
【0011】また、図4の“LCD画面表示例”にある
ように、赤、緑、青 LEDそれぞれに数字の5が選択
(四角にて囲われている)されているときが、前記赤、
緑、青 LEDに流すことができる総電流量の赤60
%、緑65%、青35%流す設定(デフォルトの設定
値)となることを意味している。これは携帯電話1内の
ROM4に固定設定値として記憶されている。
【0012】同様に、赤色については、赤100%、緑
0%、青0%で、LCD画面表示では赤LED部の数字
の9が選択されている時が100%、緑、青 LED部
については、1が選択されている時が0%の電流設定と
なる。
【0013】CPU3はこの記憶されている固定設定値
をもとにRGBドライバIC6を制御して赤色、水色、
白色等の各色を発色させる。
【0014】ここで、各色に発色させる色味の補正を行
う際には、図5に示すように、補正の設定を行う設定者
は、キーパット10を操作することにより、CPU3に
発色させる色味を補正する、補正モードAへ移行させ、
CPU3は補正する色を選択する画面をLCD9に表示
する。
【0015】次に、設定者が補正したい色をキーパット
10を操作して選択すると、CPU3は補正する色をR
GBドライバIC6を制御してLCDバックライト8に
発色させる。更に、図4にあるように、前記“LED画
面表示例”にて示す表示をLCD9に表示させる。
【0016】これは、補正を行う色における、赤、緑、
青の各LEDの輝度で、デフォルト値から輝度が低くな
る方向へ4段階、輝度が高くなる方向へ4段階の調整
を、キーパット10を操作することにより可能となる。
ただし、RGBLEDに流す電流量を0%〜100%ま
では調整できない微少な補正となる。この場合には、微
少な補正量であるために、RGBLEDの特性ばらつき
の大きなRGBLEDに対しては、補正しきれないとい
う問題が発生することになる。
【0017】逆に、0%〜100%まで調整できるよう
にした場合には、もともと白色に発色させる設定である
にもかかわらず、赤、緑、青 LEDの輝度バランスが
白色とは異なり、黄色や青色を発色させることも可能と
なり、発色させる色名に合わない色を発色することにな
ってしまう。
【0018】また、目的の色を発色させるための赤、
緑、青 LEDの輝度バランスの設定方法を知らない者
では、目的の色を作り出すことができない場合が出てく
ると考えられる。
【0019】次に、設定者はキーパット10を操作して
LCDバックライト8から発色している色を見ながら好
みの色に調整を行い、好みの色に調整した状態を記憶す
る記憶設定を行う。これを受けてCPU3は調整された
補正量をRAM5に記憶する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用さ
れるRGBLEDのばらつき範囲が大きく、微調整のみ
で補正しようとすると、RGBLEDのある特定のラン
ク品のみしか使用できないことになり、従って、RGB
LEDの入手性が悪く、必要数量が確保できなくなる、
コストが上がる等の問題が出てくる。
【0021】または、発色させる色(混合色)に対して
赤、緑、青の3つのLEDに流す電流量を0%〜100
%まで調整することができれば、ばらつき範囲全てに対
して調整可能となるが、目的の色を発色させるための
赤、緑、青 LEDの輝度バランスの設定方法を知らな
い者では、どの色に何%電流を流せば良いのかわからな
く問題となる。
【0022】更には、もともと白色に発色させる設定で
あるにもかかわらず、赤、緑、青LEDの輝度バランス
が白色とは異なり、黄色や青色を発色させる状態も起こ
り得るが、この場合には色名に合わない色を発色するこ
とにもなってしまう。
【0023】本発明はこうした従来の上記実情に鑑み、
従来の技術に内在する上記欠点を解消する為になされた
ものであり、従って本発明の目的は、RGBLED個々
に対して目的の色を発色するように調整を行うことがで
きるようにしたRGBLED発光における新規な色味補
正装置及び色味補正方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るRGBLED発光における色味補正装
置は、赤、緑、青の各色を発光するRGBLEDと、該
RGBLEDの点灯制御を行うCPUと、前記RGBL
EDが発光する色、輝度の組み合わせにより発色させら
れる複数の混合色として設定される各設定色に対して前
記赤、緑、青の各RGBLEDそれぞれに何%の割合で
電流を流すかの情報を複数のテーブル値として予め記憶
しているROMと、色味の補正として前記ROMに記憶
されている前記複数のテーブルの中から選択された1テ
ーブル値を記憶するRAMと、前記CPUの制御の基に
前記RGBLEDを前記選択された1テーブルの値に基
づいた設定電流でドライブして該RGBLEDに流す電
流を微調整するRGBドライバICと、前記複数のテー
ブルを選択する画面を表示するLCDと、前記CPUの
制御の基に前記LCDの表示をドライブする周辺IC
と、電話番号入力等を行うキーパットとを具備して構成
され、前記複数のテーブルの中から最も良く白色を発色
するテーブルを選択して該選択されたテーブルに予め設
定されているデータを基に残りの各設定色及び白色を発
光させることを特徴としている。
【0025】前記CPUにシリアルデータを転送するこ
とにより前記複数のテーブル値を選択するモードである
補正モードBに移行させて該複数のテーブル値の中から
所望のテーブル値を選択する外部I/O手段を設けてい
る。
【0026】また本発明によるRGBLED発光におけ
る色味補正方法は、赤、緑、青の各色を発光するRGB
LEDと、該RGBLEDの点灯制御を行うCPUと、
各設定色に対して前記赤、緑、青の各RGBLEDそれ
ぞれに何%の割合で電流を流すかの情報を複数のテーブ
ル値として予め記憶しているROMと、色味の補正とし
て前記ROMに記憶されている前記複数のテーブルの中
から選択された1テーブル値を記憶するRAMと、前記
CPUの制御の基に前記RGBLEDをドライブして該
RGBLEDに流す電流を微調整するRGBドライバI
Cと、前記複数のテーブルを選択する画面を表示するL
CDと、前記CPUの制御の基に前記LCDの表示をド
ライブする周辺ICと、電話番号入力等を行うキーパッ
トとを有し、発色させる色の補正を行う設定者が前記キ
ーパットを操作して前記CPUを前記複数のテーブルを
選択する補正モードへ移行させてテーブルを選択する画
面を前記LCDに表示し、前記キーパットの操作により
前記複数のテーブルの中から最も白色に近いテーブルを
選択し、前記CPUは該選択されたテーブルの電流設定
値に合わせて前記RGBドライバICを制御して前記L
CDバックライトから発色する白色を変化させて最も白
色になる色を決定すると共に、前記選択されたテーブル
を前記RAMに記憶することを特徴としている。
【0027】本発明によるRGBLED発光における色
味補正方法においては、白色の色味を選択して決定され
た前記テーブルに、他の複数色について前記RGBLE
Dに流す電流設定として、白色時のRGBLEDの電流
比と相関するような電流設定値を持つように構成し、前
記CPUは、前記RAMに記憶された前記テーブルの各
複数色の電流設定値を基に前記RGBドライバICを制
御して前記LCDバックライトから前記複数色の中で指
定された色を発色させることを特徴としている。
【0028】前記CPUに外部I/Oによりシリアルデ
ータを転送して前記複数のテーブルを選択する補正モー
ドに移行させ、前記複数のテーブルの中から特定の1つ
のテーブルを選択し、生産ラインで作業者が色味の補正
を行う際に前記キーパットを操作することなくパーソナ
ルコンピュータによりシリアルデータを転送させるのみ
で、特定の1つのテーブルを選択して作業を行うことを
特徴としている。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい一実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明による一実施の形態を示す
ブロック構成図であり、本発明を携帯電話に適用した場
合を例としている。
【0031】
【実施の形態の構成】図1を参照するに、携帯電話1の
特に制御部2には、RGBLEDの点灯制御を行うCP
U3と、各設定色(設定に対応して発色させる色)に対
して赤、緑、青の各LEDそれぞれに何%の割合で電流
を流すかの情報を、例えば、10通りのテーブル値とし
て予め記憶されているROM4と、色味の補正としてR
OM4に記憶された10通りのテーブルの中から、選択
された1テーブルを記憶するRAM5と、RGBLED
(LCDバックライト8)をドライブするRGBドライ
ブIC6と、LCD9の表示をドライブする周辺IC7
と、赤、緑、青のLEDが1つのパッケージに入ったR
GBLEDにて発色するLCDバックライト8と、文字
や数字、画像等様々な表示を行うLCD9と、電話番号
入力等を行うキーパット10と、更に外部よりシリアル
データにてCPU3にアクセスすることができる外部I
/O11とから構成されている。
【0032】図2はROM4に予め記憶されている10
通りのテーブル値の具体例を示す図である。ここでは、
RGBLEDにより、赤色、緑色、青色、水色、黄色、
紫色、白色の7色を発色させる場合について示す。表中
の数値は、赤、緑、青の各LEDに流すことができる電
流量のうち実際に流す割合を示したものである。
【0033】
【実施の形態の動作】続いて、本発明による一実施の形
態について、図1、図2、図3を用いて詳細に説明す
る。
【0034】基本的にRGBLEDの特性ばらつきがあ
っても、白色以外の混合色、例えば、赤色、緑色、青
色、水色、紫色、黄色については、多少違和感があって
も前記6色に近い色となる。
【0035】しかしながら、白色については、RGBL
EDの特性ばらつきによって白色からかけ離れた色にな
ってしまう。逆に、白色を発色することができれば、そ
の他の6色についても色名に合う色を発色させることが
可能となり、そのRGBLEDの特性ばらつき具合がわ
かることになる。
【0036】本発明は上記のようなRGBLEDの特性
に着目してなされている。
【0037】図2に示すテーブル値を織り交ぜて説明す
ると、RGBLEDの特性ばらつきの範囲を考慮して、
例えば電流設定テーブルT1〜電流設定テーブルT10
までのテーブルを持ち、電流設定テーブルT1〜電流設
定テーブルT10のどれか1つを選択すれば、RGBL
EDの特性ばらつきが、どのようにばらついていても必
ず白色が発色されるテーブルが存在し、そのテーブル値
を使用すれば他の混合色においても目的とする色が発色
されることになり、7色全体の補正を一度に行うことと
同等の補正をすることができる。
【0038】本発明の補正方法について、具体的に説明
するに、図3に示すように、発色させる色の補正を行う
設定者は、キーパット10を操作してCPU3に補正モ
ードB(テープル値T1〜T10を選択するモード)へ
移行させる、CPU3はテーブルT1〜T10を選択す
る画面をLCD9に表示する。
【0039】補正モードBへ移行すると、CPU3はR
OM4に記憶されている、図2に示すテーブルT1〜T
10の中で、デフォルト選択されているテーブル、また
は補正モードBへ移行した時点のRAM5に記憶されて
いるテーブルの白色の電流設定値をもとに、RGBドラ
イバIC6を制御しLCDバックライト8に白色を発光
させる。
【0040】設定者はテーブルT1〜T10のテーブル
の中で最も白色に近いテーブルをキーパット10を操作
して選択する。CPU3は選択されるテーブルが切り替
えられる度に、その時選択されたテーブルの電流設定値
に合わせてRGBドライバIC6を制御し、LCDバッ
クライト8から発色する白色を変化させる。
【0041】次に設定者は、白色になるテーブルを選択
した時に、その選択したテーブルを記憶する記憶設定を
キーパット10を操作して行う。これを受けてCPU3
は選択されたテーブルをRAM5に記憶する。ここで、
白色の色味を選択して決定したテーブルには、他の6色
について、赤、緑、青 LEDに流す電流設定として、
白色時の赤、緑、青 LEDの電流比と相関するような
電流設定値を持つように構成されている。
【0042】CPU3は、RAM5に記憶されたテーブ
ルの各7色の電流設定値をもとに、RGBドライバIC
6を制御し、LCDバックライト8から7色の中で指定
された色を発色させる。このようにしてRGBLEDの
特性ばらつきの範囲全てに対して、適正な補正が可能と
なる。
【0043】また、補正モードBにて設定した値を基と
して、補正モードA(色味の微調整モード)の補正がで
きるようにすることによって、RGBLEDの特性ばら
つきの大きな範囲を一度大きく補正し、補正後の発色を
基本色とし、より細かな補正が可能となる。
【0044】
【他の実施の形態】叙上の一実施の形態では、キーパッ
ト10を操作して補正モードBへ移行させる例が示され
ている。この場合には、携帯電話ユーザが色味の補正を
行うことが前提となるが、RGBLEDの特性ばらつき
によって、デフォルト状態では色名に対して全く異なる
色を発色するものが存在し、ユーザが色味補正を行わな
いかぎり改善されないことになる。
【0045】また、生産ラインにて予め色味補正を行う
ことも可能であるが、キーパット10を操作しての補正
では時間がかかり過ぎてしまう。
【0046】ここで、他の実施の形態としては外部I/
O11よりシリアルデータを転送して、補正モードBへ
移行させ、更にテーブル値T1〜T10の選択でシリア
ルデータを転送することにより設定することができる。
【0047】これによって、生産ラインで作業者が色味
の補正を行う場合に、キーパット10を操作しなくても
パソコンよりシリアルデータを転送させるのみでスピー
ディに作業が行えることになる。
【0048】携帯電話ユーザの手に渡る際にも、デフォ
ルト状態での色名と発色する色が大きく異なるという問
題もなくなる。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用する
ものであり、本発明によれば以下に示すような効果が得
られる。
【0050】従来はRGBLEDの特性ばらつきの範囲
全てに対して補正することが難しく、ばらつきの範囲を
限定したランク指定により、一部のRGBLEDのみを
使用して色味のばらつき補正を行うというような必要性
があったが、本発明によりRGBLEDの特性ばらつき
範囲全てに対して補正が可能となる。
【0051】換言すれば、従来はRGBLEDの特性ば
らつきの中で最も多く存在するばらつき範囲の平均に合
わせた電流設定を行い、補正の際には前記ばらつき範囲
の平均に合わせた設定値から微調整を行う方法であった
のに対して、本発明は、ばらつき範囲全てに合わせた設
定値、例えば10通りのテーブルを予め持ち、RGBL
EDの特性ばらつきに合わせてテーブルを選択すること
ができて、更に選択したテーブルの設定値を基本とし
て、従来通りの微調整を行うことができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施の形態を示すブロック構成
図であり、本発明を携帯電話に適用した場合の例を示し
た図である。
【図2】ROM内に予め記憶されている電流設定の10
通りのテーブル値の具体例を示す図である。
【図3】本発明の動作フローチャートである。
【図4】従来におけるLCD画面表示例を示す図であ
る。
【図5】従来技術の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯電話 2…制御部 3…CPU 4…ROM 5…RAM 6…RGBドライバIC 7…周辺IC 8…LCDバックライト(RGBLED) 9…LCD 10…キーパット 11…外部I/O
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 33/00 H01L 33/00 L // F21Y 101:02 F21Y 101:02 Fターム(参考) 3K073 AA67 AB07 CG06 CH23 CJ17 CJ19 5C006 AA22 AB05 AF52 EA01 EB04 EC13 FA51 FA56 5C080 AA10 BB05 CC03 DD27 DD30 EE32 JJ02 JJ07 KK07 5F041 AA11 BB13 DA14 FF11 FF16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤、緑、青の各色を発光するRGBLE
    Dと、該RGBLEDの点灯制御を行うCPUと、前記
    RGBLEDが発光する色、輝度の組み合わせにより発
    色させられる複数の混合色として設定される各設定色に
    対して前記赤、緑、青の各RGBLEDそれぞれに何%
    の割合で電流を流すかの情報を複数のテーブル値として
    予め記憶しているROMと、色味の補正として前記RO
    Mに記憶されている前記複数のテーブルの中から選択さ
    れた1テーブル値を記憶するRAMと、前記CPUの制
    御の基に前記RGBLEDを前記選択された1テーブル
    の値に基づいた設定電流でドライブして該RGBLED
    に流す電流を微調整するRGBドライバICと、前記複
    数のテーブルを選択する画面を表示するLCDと、前記
    CPUの制御の基に前記LCDの表示をドライブする周
    辺ICと、電話番号入力等を行うキーパットとを具備
    し、前記複数のテーブルの中から最も良く白色を発色す
    るテーブルを選択して該選択されたテーブルに予め設定
    されているデータを基に残りの各設定色及び白色を発光
    させることを特徴とするRGBLED発光における色味
    補正装置。
  2. 【請求項2】 前記CPUにシリアルデータを転送する
    ことにより前記複数のテーブル値を選択するモードであ
    る補正モードBに移行させて該複数のテーブル値の中か
    ら所望のテーブル値を選択する外部I/O手段を設けた
    ことを更に特徴とする請求項1に記載のRGBLED発
    光における色味補正装置。
  3. 【請求項3】 赤、緑、青の各色を発光するRGBLE
    Dと、該RGBLEDの点灯制御を行うCPUと、各設
    定色に対して前記赤、緑、青の各RGBLEDそれぞれ
    に何%の割合で電流を流すかの情報を複数のテーブル値
    として予め記憶しているROMと、色味の補正として前
    記ROMに記憶されている前記複数のテーブルの中から
    選択された1テーブル値を記憶するRAMと、前記CP
    Uの制御の基に前記RGBLEDをドライブして該RG
    BLEDに流す電流を微調整するRGBドライバIC
    と、前記複数のテーブルを選択する画面を表示するLC
    Dと、前記CPUの制御の基に前記LCDの表示をドラ
    イブする周辺ICと、電話番号入力等を行うキーパット
    とを有し、発色させる色の補正を行う設定者が前記キー
    パットを操作して前記CPUを前記複数のテーブルを選
    択する補正モードへ移行させてテーブルを選択する画面
    を前記LCDに表示し、前記キーパットの操作により前
    記複数のテーブルの中から最も白色に近いテーブルを選
    択し、前記CPUは該選択されたテーブルの電流設定値
    に合わせて前記RGBドライバICを制御して前記LC
    Dバックライトから発色する白色を変化させて最も白色
    になる色を決定すると共に、前記選択されたテーブルを
    前記RAMに記憶することを特徴としたRGBLED発
    光における色味補正方法。
  4. 【請求項4】 白色の色味を選択して決定された前記テ
    ーブルに、他の複数色について前記RGBLEDに流す
    電流設定として、白色時のRGBLEDの電流比と相関
    するような電流設定値を持つように構成し、前記CPU
    は、前記RAMに記憶された前記テーブルの各複数色の
    電流設定値を基に前記RGBドライバICを制御して前
    記LCDバックライトから前記複数色の中で指定された
    色を発色させることを更に特徴とする請求項3に記載の
    RGBLED発光における色味補正方法。
  5. 【請求項5】 前記CPUに外部I/Oによりシリアル
    データを転送して前記複数のテーブルを選択する補正モ
    ードに移行させ、前記複数のテーブルの中から特定の1
    つのテーブルを選択し、生産ラインで作業者が色味の補
    正を行う際に前記キーパットを操作することなくパーソ
    ナルコンピュータによりシリアルデータを転送させるの
    みで、特定の1つのテーブルを選択して作業を行うこと
    を更に特徴とする請求項3または4のいずれか一項に記
    載のRGBLED発光における色味補正方法。
JP2000284704A 2000-09-20 2000-09-20 Rgbled発光における色味補正方法 Expired - Fee Related JP3636979B2 (ja)

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