JP2013218077A - ディスプレイおよびマルチディスプレイシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】
色調のばらつきを抑えるために、表示画面の中心部における色調の調整と、端部における色調の調整とをそれぞれ行うことができ、かつ、表示画面全体の色調の調整を容易に行うことができるディスプレイおよびマルチディスプレイシステムを提供する。
【解決手段】
矩形の表示画面111を備えるディスプレイ10に、矩形の中心および4つの辺に対して、それぞれ異なる補正係数を設定し、矩形の中心および4つの辺に対して設定した各補正係数から、矩形における、矩形の中心および4つの辺以外の箇所に対する補正係数を算出し、設定した補正係数と算出した補正係数とによって、表示画面111に表示すべき画像の色を、矩形に対応する箇所ごとに補正する第2補正部136と、第2補正部136によって補正された画像を表示画面111に表示させる画像表示制御部137とを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ディスプレイおよびマルチディスプレイシステムに関する。
ディスプレイの分野では、複数のディスプレイを隣接させて接続するマルチディスプレイシステムが知られている。マルチディスプレイシステムは、各ディスプレイの画面に、1つの画像の一部分をそれぞれ表示することで、複数の画面全体に亘って、この1つの画像を拡大して表示することができる。すなわち、マルチディスプレイシステムは、複数の画面からなる大画面に1つの大画像を表示することができる。
各ディスプレイは、一般的に、固有の色調特性を有している。すなわち、各ディスプレイ間には、色調の相違が存在している。したがって、各ディスプレイ間における色調の調整を行わずにマルチディスプレイシステムの大画面に大画像を表示すると、大画像に色調のばらつきが生じ、綺麗な大画像を表示することができない。
このような問題を解決するために、特許文献1には、隣接するディスプレイの画面の端部間において、目視によって色が等しくなるようにカラーパレットからそれぞれ色を選択し、それによって、色の明るさを補正するための補正係数を設定することが記載されている。また、特許文献2には、各ディスプレイについて、色彩計によって画面の中央部の色度を計測し、色度が目標値となるように、色の明るさを補正するための補正係数を設定することが記載されている。
特開2005−173308号公報 特開2008−299066号公報
特許文献1,2に記載の方法によれば、ディスプレイの端部間または中央部間の色調を揃えるための補正係数が、画面全体に適用される。しかしながら、ディスプレイの色調特性は、画面内で均一というものではなく、1つのディスプレイの画面内においても色調の相違は存在する。したがって、特許文献1に記載の方法では、隣接するディスプレイの画面の端部間において色調が揃ったとしても、画面の中央部間において色調がばらついてしまう。また、特許文献2に記載の方法では、各ディスプレイの画面の中央部間において色調が揃ったとしても、隣接するディスプレイの画面の端部間において色調がばらついてしまう。
なお、画面の中央部、端部、およびそれ以外の部分について、個別に補正係数を設定すれば、このような問題を解決することは可能である。しかしながら、画面のすべての部分について、個別に補正係数を設定するのには大変な労力を要する。
本発明は、上述した課題を解決するためのものであり、色調のばらつきを抑えるために、表示画面の中心部における色調の調整と、端部における色調の調整とをそれぞれ行うことができ、かつ、表示画面全体の色調の調整を容易に行うことができるディスプレイおよびマルチディスプレイシステムを提供することを目的とする。
本発明は、画像が表示される矩形の表示画面と、
前記表示画面に表示すべき画像の色を補正する補正部であって、
前記矩形の中心および4つの辺に対して、それぞれ異なる補正係数を設定する設定部と、
前記矩形の中心および4つの辺に対して設定された各補正係数から、前記矩形における、前記矩形の中心および4つの辺以外の箇所に対する補正係数を算出する算出部と、
前記設定部が設定した補正係数と前記算出部が算出した補正係数とによって、前記表示画面に表示すべき画像の色を、前記矩形に対応する箇所ごとに補正する補正実行部とを含む補正部と、
前記補正部によって補正された画像を前記表示画面に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とするディスプレイである。
また本発明は、前記表示画面は、前記矩形の4つの辺に対応する4つのサブエリアからなり、
前記算出部は、前記サブエリアごとに、該サブエリアに対応する辺および前記矩形の中心に対して設定された各補正係数から、該サブエリアにおける、前記矩形の中心および対応する辺以外の箇所に対する補正係数を算出することを特徴とする。
また本発明は、前記算出部は、前記サブエリアにおける、前記矩形の中心および対応する辺以外の箇所に対する補正係数を、該対応する辺に垂直な方向における位置が異なる箇所ごとに算出することを特徴とする。
また本発明は、前記補正部は、前記方向における前記矩形の中心からの距離と補正係数との対応関係を選択する選択部を含み、
前記算出部は、前記選択部によって選択された対応関係に基づいて、前記サブエリアにおける、前記矩形の中心および対応する辺以外の箇所に対する補正係数を、前記方向における位置が異なる箇所ごとに算出することを特徴とする。
また本発明は、画像が表示される矩形の表示画面を有する複数のディスプレイと、
前記表示画面に表示すべき画像の色を補正する補正部であって、
前記矩形の中心および4つの辺に対して、それぞれ異なる補正係数を設定する設定部と、
前記矩形の中心および4つの辺に対して設定された各補正係数から、前記矩形における、前記矩形の中心および4つの辺以外の箇所に対する補正係数を算出する算出部と、
前記設定部が設定した補正係数と前記算出部が算出した補正係数とによって、前記表示画面に表示すべき画像の色を、前記矩形に対応する箇所ごとに補正する補正実行部とを含む補正部と、
前記補正部によって補正された画像を前記表示画面に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とするマルチディスプレイシステムである。
本発明によれば、マルチディスプレイシステムを構成する際、各ディスプレイ間の色調のばらつきを抑えるために、表示画面の中心部における色調の調整と、端部における色調の調整とをそれぞれ行うことができる。さらに、算出部によって算出された補正係数によって、中心部と端部との間における色調の調整が行われるので、表示画面全体の色調の調整を容易に行うことができる。
また本発明によれば、算出部はサブエリアごとに補正係数を算出するので、サブエリアごとに色調の調整を行うことができる。
また本発明によれば、表示画面の中心からの距離に応じて補正係数を異ならせることができる。
また本発明によれば、選択部によって表示画面の中心からの距離と補正係数との対応関係を選択し、サブエリアごとに補正係数を算出することができる。
また本発明によれば、各ディスプレイ間の色調のばらつきを抑えるために、表示画面の中心部における色調の調整と、端部における色調の調整とをそれぞれ行うことができる。さらに、算出部によって算出された補正係数によって、中心部と端部との間における色調の調整が行われるので、表示画面全体の色調の調整を容易に行うことができる。
マルチディスプレイシステム1の外観を模式的に示す図である。 ディスプレイ10の構成を示すブロック図である。 表示画面111における4つのサブエリアを示す図である。 上方向増加パターンキーを示す図である。 上方向減少パターンキーを示す図である。 下方向増加パターンキーを示す図である。 下方向減少パターンキーを示す図である。 左方向増加パターンキーを示す図である。 左方向減少パターンキーを示す図である。 右方向増加パターンキーを示す図である。 右方向減少パターンキーを示す図である。 本発明に係る第1補正係数および第2補正係数の設定方法を示すフローチャートである。 ディスプレイ10Aの右辺とディスプレイ10Bの左辺との間において、Rの明るさにずれがある場合の、ディスプレイ10Aの表示画面111とディスプレイ10Bの表示画面111とを示す図である。 第2補正係数の調整後のディスプレイ10Aの表示画面111と、ディスプレイ10Bの表示画面111とを示す図である。
以下では、本発明の実施形態であるマルチディスプレイシステム1について説明する。図1は、マルチディスプレイシステム1の外観を模式的に示す図である。マルチディスプレイシステム1は、複数のディスプレイ10A〜10Iから構成される。図1は、ディスプレイ10A〜10Iが3行3列に隣接して配置される例を示している。ディスプレイ10A〜10Iを、特に区別する必要が無い場合には、ディスプレイ10と称する。
各ディスプレイ10は、それぞれ、ディスプレイID「1」〜「9」が設定されている。本実施形態において、ディスプレイID「1」を設定されるディスプレイ10がディスプレイ10Aであり、ディスプレイID「2」を設定されるディスプレイ10がディスプレイ10Bであり、以下同様にして、ディスプレイID「3」〜「9」が、ディスプレイ10C〜10Iに設定される。ディスプレイIDが最も小さい「1」であるディスプレイ10Aは、他のディスプレイ10に命令を送信するマスタディスプレイとなり、他のディスプレイ10B〜10Iは、マスタディスプレイであるディスプレイ10Aからの命令を受信するスレーブディスプレイとなる。
各ディスプレイ10A〜10Iの画面から構成される1つの大画面に1つの大画像を表示する場合、各ディスプレイ10A〜10Iには大画面に対応する大画像を表す画像データが入力され、各ディスプレイ10A〜10Iは、予め設定される、自装置での分割情報および表示すべき部分の位置情報から、自装置で表示すべき画像を抽出して、大画像を分割した各分割画像を表示する。これによって、マルチディスプレイシステム1の大画面に大画像が表示される。
図2は、ディスプレイ10の構成を示すブロック図である。本実施形態のディスプレイ10は液晶ディスプレイであり、表示部11と、バックライトユニット12と、制御部13と、通信部14とを有する。なお、ディスプレイ10は、プラズマディスプレイなどでもよい。
通信部14は、ディスプレイ10の外部の機器との間で通信を行うための通信手段であり、通信部14を介して外部の機器から画像データが入力されることになる。外部の機器としては、マルチディスプレイシステム1を構成する他のディスプレイ10や、PC(Personal Computer)などが挙げられる。
通信部14は、画像データの送受信用の通信ケーブルが接続される映像入力端子141および映像出力端子142と、ディスプレイ10に対する命令などの、画像データ以外の情報の送受信用の通信ケーブルが接続される上流側端子143および下流側端子144とを含む。画像データや命令の送受信用の通信ケーブルの規格としては、RS232Cや、I2C、SPIなどが挙げられる。
ディスプレイ10Aの下流側端子144とディスプレイ10Bの上流側端子143とが通信ケーブルで接続され、ディスプレイ10Bの下流側端子144とディスプレイ10Cの上流側端子143とが通信ケーブルで接続され、ディスプレイ10Cの下流側端子144とディスプレイ10Dの上流側端子143とが通信ケーブルで接続される。以下、ディスプレイ10E〜10Iも同様に接続される。1つの通信ケーブルで接続される2つのディスプレイ10のうち、この通信ケーブルが下流側端子144に接続されるディスプレイ10を、上流側のディスプレイ10と称し、この通信ケーブルが上流側端子143に接続されるディスプレイ10を、下流側のディスプレイ10と称する。したがって、ディスプレイ10Aは最も上流側のディスプレイ10となり、ディスプレイ10Iは最も下流側のディスプレイ10となる。各ディスプレイ10には、上流側から順に、「1」〜「9」のディスプレイIDが割り振られる。
あるディスプレイ10の映像出力端子142に対して、そのディスプレイ10よりも1つ下流側のディスプレイ10の映像入力端子141が、1つの通信ケーブルで接続される。最上流のディスプレイ10Aは、外部の機器から入力画像データが送信され、この入力画像データを取得し、この入力画像データを、映像出力端子142に接続される通信ケーブルを介して、下流側のディスプレイ10Bへ送信する。ディスプレイ10Bも同様にして、この入力画像データを取得し、この入力画像データを、映像出力端子142に接続される通信ケーブルを介して、下流側のディスプレイ10Cへ送信する。以下同様にして、ディスプレイ10C〜10Hは、この入力画像データを取得し、この入力画像データを、映像出力端子142に接続される通信ケーブルを介して、下流側のディスプレイ10へ送信する。最下流のディスプレイ10Iも同様にして、この入力画像データを取得する。このようにして、各ディスプレイ10は、同一の入力画像データを取得する。各ディスプレイ10は、上記のようにして割り振られたIDや、予め設定される、自装置での分割情報および表示すべき部分の位置情報に基づいて、入力画像データによって表される大画像から自装置で表示すべき分割画像を抽出し、その分割画像を表す分割画像データに基づいて、各分割画像を表示する。
表示部11は、画像が表示される矩形の表示画面111を有する液晶表示パネルである。液晶表示パネルは、画素電極および画素電極と電気的に接続された薄膜トランジスタを有するアレイ基板、共通電極およびカラーフィルタを有するカラーフィルタ基板、ならびに、アレイ基板とカラーフィルタ基板との間に介在する液晶層を含む。液晶層は、制御部13によって、画素電極と共通電極との間に形成される電場が制御されることで画素ごとに配列が変更され、これによって、画素ごとに液晶層を透過する光の透過率が変更される。たとえば、液晶層の光の透過率を大きくすると、その液晶層に対応する画素は明るい色、すなわち階調値の大きな色を出力し、液晶層の光の透過率を小さくすると、その液晶層に対応する画素は暗い色、すなわち階調値の小さな色を出力する。
バックライトユニット12は、表示部11の表示画面111とは反対側、すなわち背面側に配置され、背面側から表示部11に光を照射することで表示画面111に画像を表示させる発光装置である。バックライトユニット12は、パルス幅変調方式によって出射する光の明るさが制御される1または複数の発光部を含む。発光部は、たとえば、発光ダイオード(Light Emitting Diode,LED)であり、制御部13によって、印加される周期的なパルス波のデューティー比が制御される。たとえば、デューティー比を大きくすると、発光部は、1周期平均において明るい光を出射することになり、デューティー比を小さくすると、発光部は、1周期平均において暗い光を出射することになる。
制御部13は、表示部11、バックライトユニット12、および通信部14に電気的に接続され、通信部14を介して取得した入力画像データに基づいて、表示部11およびバックライトユニット12を制御して、表示画面に画像を表示させる。制御部13は、CPU(Central Processing Unit)などの制御演算回路と、DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリ、および、フラッシュROM(Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリを含む記憶回路とから構成される。記憶回路には、上述したディスプレイIDが記憶される。
このように構成されるディスプレイ10において、制御部13は、色調調整選択部131、調整対象色選択部132、サンプル画像表示制御部133、補正方法選択部134、第1補正部135、第2補正部136、および画像表示制御部137として機能し、これらの機能によって、各ディスプレイ10における色調を調整して画像を表示する。なお、本実施形態では、各ディスプレイ10の制御部13が、これらの各部131〜137としてそれぞれ機能するが、マスタディスプレイであるディスプレイ10Aの制御部13のみが、これらの各部131〜137として機能してもよいし、各ディスプレイ10以外の、マルチディスプレイシステム1に含まれる機器が、これらの各部131〜137として機能してもよい。
色調調整選択部131は、色調の調整対象のディスプレイ10(対象ディスプレイ10)に対するリモートコントローラなどの操作によって、対象ディスプレイ10の表示画面111に色調調整キーを表示させる。そして、色調調整選択部131は、リモートコントローラなどの操作によって色調調整キーが選択されると、色調調整キーが選択されたことを示す情報を、調整対象色選択部132に入力する。
調整対象色選択部132は、色調調整キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111に色選択キーを表示させる。画素の色を、赤(R)、緑(G)、青(B)の重ね合わせで表す場合、調整対象色選択部132は、Rに対応する赤色選択キー、Gに対応する緑色選択キー、およびBに対応する青色選択キーの、3つの色選択キーを表示させる。そして、調整対象色選択部132は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの色選択キーが選択されると、選択された色選択キーを示す情報を、サンプル画像表示制御部133および補正方法選択部134に入力する。
サンプル画像表示制御部133は、色選択キーを示す情報が入力されると、色選択キーに対応する色を調整するためのサンプルとなる画像(サンプル画像)を、各ディスプレイ10の表示画面111に表示させる。サンプル画像は、全画面赤色の入力画像データ、全画面緑色の入力画像データ、全画面青色の入力画像データ、または全画面白色の入力画像データに基づいて表示される。各色の階調値を0以上255以下の整数による256階調で表すとき、全画面赤色の入力画像データは、すべての画素の階調値を(R,G,B)=(255,0,0)とする入力画像データであり、全画面緑色の入力画像データは、すべての画素の階調値を(R,G,B)=(0,255,0)とする入力画像データであり、全画面青色の入力画像データは、すべての画素の階調値を(R,G,B)=(0,0,255)とする入力画像データであり、全画面白色の入力画像データは、すべての画素の階調値を(R,G,B)=(255,255,255)とする入力画像データである。サンプル画像表示制御部133は、このような入力画像データに対して、従来公知の種々の補正や、後述する第1補正係数および第2補正係数による補正を行って、サンプル画像を表示させる。
補正方法選択部134は、色選択キーを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111に第1補正選択キーおよび第2補正選択キーを表示させる。そして、補正方法選択部134は、リモートコントローラなどの操作によって第1補正選択キーが選択されると、第1補正選択キーが選択されたことを示す情報および色選択キーを示す情報を第1補正部135に入力し、第2補正選択キーが選択されると、第2補正選択キーが選択されたことを示す情報および色選択キーを示す情報を第2補正部136に入力する。
第1補正部135は、他のディスプレイ10との間で色調を整合させるなどのために、対象ディスプレイ10の表示画面111全体の色調を変更する。具体的には、RGBの色ごとに、各画素に共通の第1補正係数をそれぞれ設定し、第1補正部135に入力された入力画像データの各画素の階調値に対して、その第1補正係数を乗じることで、その入力画像データを補正する。
たとえば、Rについての第1補正係数が120%であり、Gについての第1補正係数が100%であり、Bについての第1補正係数が90%である場合において、入力画像データの画素Aにおける階調値が(R,G,B)=(120,100,40)であり、画素Bにおける階調値が(R,G,B)=(20,40,80)であり、画素Cにおける階調値が(R,G,B)=(10,20,10)であるとき、第1補正部による補正(第1補正)後の画像データの画素Aにおける階調値は(R,G,B)=(144,100,36)となり、画素Bにおける階調値は(R,G,B)=(24,40,72)となり、画素Cにおける階調値は(R,G,B)=(12,20,9)となる。
なお、第1補正係数を乗じると階調値が255を超える場合、第1補正部135は、第1補正後の階調値を255とする。また、第1補正部135は、切捨て、切上げ、または四捨五入によって、階調値に小数点以下の値が生じないようにする。
第1補正係数は、初期設定では、RGBともに100%であり、ユーザによって変更可能である。第1補正部135は、第1補正選択キーが選択されたことを示す情報および色選択キーを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111に第1補正係数増加キーおよび第1補正係数減少キーを表示させる。そして、第1補正部135は、リモートコントローラなどの操作によって第1補正係数増加キーが選択されると、色選択キーに対応する色の第1補正係数を1%増加させて設定し、第1補正係数減少キーが選択されると、色選択キーに対応する色の第1補正係数を1%減少させて設定する。たとえば、ユーザは、対象ディスプレイ10の表示画面111全体について赤みを強くしたい場合には、リモートコントローラなどの操作によって、Rの第1補正係数を大きく設定し、青みを弱くしたい場合には、Bの第1補正係数を小さく設定する。
第2補正部136は、他のディスプレイ10との間で色調を整合させるために、対象ディスプレイ10の表示画面111のサブエリアごとに色調を変更する。具体的には、サブエリアごとおよびRGBの色ごとに、第2補正係数をそれぞれ設定し、第2補正部136に入力された入力画像データの各画素の階調値に対して、その第2補正係数を乗じることで、その入力画像データを補正する。
サブエリアは、上エリア、下エリア、左エリア、および右エリアの4つである。図3に、表示画面111におけるこの4つのサブエリアを示す。図3に示すように、矩形の表示画面111を2つの対角線で仮想的に4分割して、サブエリア111A〜111Dとするとき、上辺を含むサブエリア111Aが上エリアであり、下辺を含むサブエリア111Bが下エリアであり、左辺を含むサブエリア111Cが左エリアであり、右辺を含むサブエリア111Dが右エリアである。なお、2つの対角線上の画素は、いずれか1つのサブエリア111A〜111Dに含まれるとする。
第2補正部136は、調整対象サブエリア選択部1361と、上エリア補正部1362と、下エリア補正部1363と、左エリア補正部1364と、右エリア補正部1365とを含む。調整対象サブエリア選択部1361は、対象ディスプレイ10の、調整対象となるサブエリアをユーザに選択させる。たとえば、調整対象サブエリア選択部1361は、第2補正選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111に、上エリア選択キー、下エリア選択キー、左エリア選択キー、および右エリア選択キーを表示させ、リモートコントローラなどの操作によって上エリア選択キーが選択されると、上エリア選択キーが選択されたことを示す情報を上エリア補正部1362に入力し、下エリア選択キーが選択されると、下エリア選択キーが選択されたことを示す情報を下エリア補正部1363に入力し、左エリア選択キーが選択されると、左エリア選択キーが選択されたことを示す情報を左エリア補正部1364に入力し、右エリア選択キーが選択されると、右エリア選択キーが選択されたことを示す情報を右エリア補正部1365に入力する。
上エリア補正部1362は、上方向増減選択部13621と、上方向増加パターン選択部13622と、上方向減少パターン選択部13623と、上辺第2補正係数設定変更部13624と、上エリア第2補正係数設定変更部13625と、上エリア補正実行部13626とを含む。
上方向増減選択部13621は、表示画面111の縦方向において、中心画素から上辺に向かうにつれて第2補正係数を増加させるか減少させるかを、ユーザに選択させる。たとえば、上方向増減選択部13621は、上エリア選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の上エリア以外に、上方向増加選択キーおよび上方向減少選択キーを表示させ、リモートコントローラなどの操作によって上方向増加選択キーが選択されると、上方向増加選択キーが選択されたことを示す情報を上方向増加パターン選択部13622に入力し、上方向減少選択キーが選択されると、上方向減少選択キーが選択されたことを示す情報を上方向減少パターン選択部13623に入力する。
上方向増加パターン選択部13622は、上エリア内で中心画素から上辺に向かうにつれて第2補正係数を増加させるときの増加のパターン(上方向増加パターン)を、ユーザに選択させる。本実施形態では、上方向第1増加パターン、上方向第2増加パターン、上方向第3増加パターン、および上方向第4増加パターンのうちから1つの上方向増加パターンを選択可能である。
上方向第1増加パターンは、中心画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を増加させるパターンである。上方向第2増加パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、上エリア内の他の画素については中心画素近傍領域内で最も上の画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を増加させるパターンである。ここで、中心画素近傍領域とは、上エリア内において中心画素からの縦方向における距離が、所定の長さ(たとえば表示画面111の縦方向長さの10%〜20%)以下となる領域である。上方向第3増加パターンは、縦方向において中心画素から上辺近傍領域内で最も下の画素までの間にある画素については、中心画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を増加させ、上辺近傍領域内の画素については上辺近傍領域内で最も下の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。ここで、上辺近傍領域とは、上エリア内において上辺からの縦方向における距離が、所定の長さ(たとえば表示画面111の縦方向長さの10%〜20%)以下となる領域である。上方向第4増加パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、縦方向において中心画素近傍領域内で最も上の画素から上辺近傍領域内で最も下の画素までの間にある画素については、中心画素近傍領域内で最も上の画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を増加させ、上辺近傍領域内の画素については上辺近傍領域内で最も下の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。
上方向増加パターン選択部13622は、上方向増加選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の上エリア以外に、上記の4つの上方向増加パターンに対応する上方向増加パターンキーを表示させる。図4に、上方向増加パターンキーを示す。図4のキー21は、上方向第1増加パターンに対応する上方向第1増加パターンキーであり、キー22は、上方向第2増加パターンに対応する上方向第2増加パターンキーであり、キー23は、上方向第3増加パターンに対応する上方向第3増加パターンキーであり、キー24は、上方向第4増加パターンに対応する上方向第4増加パターンキーである。
上方向増加パターン選択部13622は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの上方向増加パターンキーが選択されると、選択された上方向増加パターンキーを示す情報を、上辺第2補正係数設定変更部13624および上エリア第2補正係数設定変更部13625に入力する。
上方向減少パターン選択部13623は、上エリア内で中心画素から上辺に向かうにつれて第2補正係数を減少させるときの減少のパターン(上方向減少パターン)を、ユーザに選択させる。本実施形態では、上方向第1減少パターン、上方向第2減少パターン、上方向第3減少パターン、および上方向第4減少パターンのうちから1つの上方向減少パターンを選択可能である。
上方向第1減少パターンは、中心画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を減少させるパターンである。上方向第2減少パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、上エリア内の他の画素については中心画素近傍領域内で最も上の画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を減少させるパターンである。上方向第3減少パターンは、縦方向において中心画素から上辺近傍領域内で最も下の画素までの間にある画素については、中心画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を減少させ、上辺近傍領域内の画素については上辺近傍領域内で最も下の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。上方向第4減少パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、縦方向において中心画素近傍領域内で最も上の画素から上辺近傍領域内で最も下の画素までの間にある画素については、中心画素近傍領域内で最も上の画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を減少させ、上辺近傍領域内の画素については上辺近傍領域内で最も下の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。
上方向減少パターン選択部13623は、上方向減少選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の上エリア以外に、上記の4つの上方向減少パターンに対応する上方向減少パターンキーを表示させる。図5に、上方向減少パターンキーを示す。図5のキー25は、上方向第1減少パターンに対応する上方向第1減少パターンキーであり、キー26は、上方向第2減少パターンに対応する上方向第2減少パターンキーであり、キー27は、上方向第3減少パターンに対応する上方向第3減少パターンキーであり、キー28は、上方向第4減少パターンに対応する上方向第4減少パターンキーである。
上方向減少パターン選択部13623は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの上方向減少パターンキーが選択されると、選択された上方向減少パターンキーを示す情報を、上辺第2補正係数設定変更部13624および上エリア第2補正係数設定変更部13625に入力する。
上辺第2補正係数設定変更部13624は、上辺の各画素について共通の第2補正係数を、ユーザに設定させる。たとえば、上辺第2補正係数設定変更部13624は、上方向増加パターンキーを示す情報または上方向減少パターンキーを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の上エリア以外に、上辺第2補正係数増加キーおよび上辺第2補正係数減少キーを表示させる。そして、リモートコントローラなどの操作によって上辺第2補正係数増加キーが選択されると、第2補正部に入力された色選択キーを示す情報に対応する色の第2補正係数を1%増加させて設定し、上辺第2補正係数減少キーが選択されると、その色の第2補正係数を1%減少させて設定する。
上エリアに含まれる上辺の各画素に共通の第2補正係数は、初期設定では100%である。上辺第2補正係数設定変更部13624は、上方向増加パターンキーを示す情報が入力されている場合には、100%以上200%以下の範囲内で、第2補正係数を設定可能とし、上方向減少パターンキーを示す情報が入力されている場合には、1%以上100%以下の範囲内で、第2補正係数を設定可能とする。
上エリア第2補正係数設定変更部13625は、上エリアにおける上辺以外の画素についての、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色の第2補正係数を算出し、設定する。具体的には、上エリア第2補正係数設定変更部13625は、上方向増加パターンキーを示す情報または上方向減少パターンキーを示す情報、および、上辺についての第2補正係数の設定に基づいて、中心についての第2補正係数を100%として、上エリアにおける上辺以外の画素についての第2補正係数を算出し、設定する。
たとえば、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色がRであり、上エリア第2補正係数設定変更部13625に上方向第1増加パターンキーを示す情報が入力され、上辺についての第2補正係数が130%に設定された場合において、表示画面111の縦方向における画素数が768であり、表示画面111の中心から上辺までの縦方向における画素数が384であり、中心から上辺に向かって縦方向においてk(kは1以上384以下の整数)番目の画素についてのRの第2補正係数をURkとするとき、UR1は100%であり、UR384は130%である。そして、URkは、(130−100)/383×(k−1)+100[%]となる。なお、上辺についての第2補正係数が100%に設定された場合は、上エリアのすべての画素について、第2補正係数は100%に設定されることになる。
上エリア補正実行部13626は、上エリア補正実行部13626に入力された入力画像データに対して、上辺第2補正係数設定変更部13624および上エリア第2補正係数設定変更部13625で設定された第2補正係数に基づいて補正(第2補正)を行う。第2補正は、入力画像データの上エリアに対応する各画素の各色の階調値に、第2補正係数を乗じることによって行われる。なお、第2補正係数を乗じると階調値が255を超える場合、上エリア補正実行部13626は、第2補正後の階調値を255とする。また、上エリア補正実行部13626は、切捨て、切上げ、または四捨五入によって、階調値に小数点以下の値が生じないようにする。
下エリア補正部1363は、下方向増減選択部13631と、下方向増加パターン選択部13632と、下方向減少パターン選択部13633と、下辺第2補正係数設定変更部13634と、下エリア第2補正係数設定変更部13635と、下エリア補正実行部13636とを含む。
下方向増減選択部13631は、表示画面111の縦方向において、中心画素から下辺に向かうにつれて第2補正係数を増加させるか減少させるかを、ユーザに選択させる。たとえば、下方向増減選択部13631は、下エリア選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の下エリア以外に、下方向増加選択キーおよび下方向減少選択キーを表示させ、リモートコントローラなどの操作によって下方向増加選択キーが選択されると、下方向増加選択キーが選択されたことを示す情報を下方向増加パターン選択部13632に入力し、下方向減少選択キーが選択されると、下方向減少選択キーが選択されたことを示す情報を下方向減少パターン選択部13633に入力する。
下方向増加パターン選択部13632は、下エリア内で中心画素から下辺に向かうにつれて第2補正係数を増加させるときの増加のパターン(下方向増加パターン)を、ユーザに選択させる。本実施形態では、下方向第1増加パターン、下方向第2増加パターン、下方向第3増加パターン、および下方向第4増加パターンのうちから1つの下方向増加パターンを選択可能である。
下方向第1増加パターンは、中心画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を増加させるパターンである。下方向第2増加パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、下エリア内の他の画素については中心画素近傍領域内で最も下の画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を増加させるパターンである。ここで、中心画素近傍領域とは、下エリア内において中心画素からの縦方向における距離が、所定の長さ(たとえば表示画面111の縦方向長さの10%〜20%)以下となる領域である。下方向第3増加パターンは、縦方向において中心画素から下辺近傍領域内で最も上の画素までの間にある画素については、中心画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を増加させ、下辺近傍領域内の画素については下辺近傍領域内で最も上の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。ここで、下辺近傍領域とは、下エリア内において下辺からの縦方向における距離が、所定の長さ(たとえば表示画面111の縦方向長さの10%〜20%)以下となる領域である。下方向第4増加パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、縦方向において中心画素近傍領域内で最も下の画素から下辺近傍領域内で最も上の画素までの間にある画素については、中心画素近傍領域内で最も下の画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を増加させ、下辺近傍領域内の画素については下辺近傍領域内で最も上の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。
下方向増加パターン選択部13632は、下方向増加選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の下エリア以外に、上記の4つの下方向増加パターンに対応する下方向増加パターンキーを表示させる。図6に、下方向増加パターンキーを示す。図6のキー31は、下方向第1増加パターンに対応する下方向第1増加パターンキーであり、キー32は、下方向第2増加パターンに対応する下方向第2増加パターンキーであり、キー33は、下方向第3増加パターンに対応する下方向第3増加パターンキーであり、キー34は、下方向第4増加パターンに対応する下方向第4増加パターンキーである。
下方向増加パターン選択部13632は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの下方向増加パターンキーが選択されると、選択された下方向増加パターンキーを示す情報を、下辺第2補正係数設定変更部13634および下エリア第2補正係数設定変更部13635に入力する。
下方向減少パターン選択部13633は、下エリア内で中心画素から下辺に向かうにつれて第2補正係数を減少させるときの減少のパターン(下方向減少パターン)を、ユーザに選択させる。本実施形態では、下方向第1減少パターン、下方向第2減少パターン、下方向第3減少パターン、および下方向第4減少パターンのうちから1つの下方向減少パターンを選択可能である。
下方向第1減少パターンは、中心画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を減少させるパターンである。下方向第2減少パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、下エリア内の他の画素については中心画素近傍領域内で最も下の画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を減少させるパターンである。下方向第3減少パターンは、縦方向において中心画素から下辺近傍領域内で最も上の画素までの間にある画素については、中心画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を減少させ、下辺近傍領域内の画素については下辺近傍領域内で最も上の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。下方向第4減少パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、縦方向において中心画素近傍領域内で最も下の画素から下辺近傍領域内で最も上の画素までの間にある画素については、中心画素近傍領域内で最も下の画素からの縦方向における距離に比例して第2補正係数を減少させ、下辺近傍領域内の画素については下辺近傍領域内で最も上の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。
下方向減少パターン選択部13633は、下方向減少選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の下エリア以外に、上記の4つの下方向減少パターンに対応する下方向減少パターンキーを表示させる。図7に、下方向減少パターンキーを示す。図7のキー35は、下方向第1減少パターンに対応する下方向第1減少パターンキーであり、キー36は、下方向第2減少パターンに対応する下方向第2減少パターンキーであり、キー37は、下方向第3減少パターンに対応する下方向第3減少パターンキーであり、キー38は、下方向第4減少パターンに対応する下方向第4減少パターンキーである。
下方向減少パターン選択部13633は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの下方向減少パターンキーが選択されると、選択された下方向減少パターンキーを示す情報を、下辺第2補正係数設定変更部13634および下エリア第2補正係数設定変更部13635に入力する。
下辺第2補正係数設定変更部13634は、下辺の各画素について共通の第2補正係数を、ユーザに設定させる。たとえば、下辺第2補正係数設定変更部13634は、下方向増加パターンキーを示す情報または下方向減少パターンキーを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の下エリア以外に、下辺第2補正係数増加キーおよび下辺第2補正係数減少キーを表示させる。そして、リモートコントローラなどの操作によって下辺第2補正係数増加キーが選択されると、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色の第2補正係数を1%増加させて設定し、下辺第2補正係数減少キーが選択されると、その色の第2補正係数を1%減少させて設定する。
下エリアに含まれる下辺の各画素に共通の第2補正係数は、初期設定では100%である。下辺第2補正係数設定変更部13634は、下方向増加パターンキーを示す情報が入力されている場合には、100%以上200%以下の範囲内で、第2補正係数を設定可能とし、下方向減少パターンキーを示す情報が入力されている場合には、1%以上100%以下の範囲内で、第2補正係数を設定可能とする。
下エリア第2補正係数設定変更部13635は、下エリアにおける下辺以外の画素についての、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色の第2補正係数を算出し、設定する。具体的には、下エリア第2補正係数設定変更部13635は、下方向増加パターンキーを示す情報または下方向減少パターンキーを示す情報、および、下辺についての第2補正係数の設定に基づいて、中心についての第2補正係数を100%に設定して、下エリアにおける下辺以外の画素についての第2補正係数を算出し、設定する。
たとえば、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色がRであり、下エリア第2補正係数設定変更部13635に下方向第1増加パターンキーを示す情報が入力され、下辺についての第2補正係数が150%に設定された場合において、表示画面111の縦方向における画素数が768であり、表示画面111の中心から下辺までの縦方向における画素数が384であり、中心から下辺に向かって縦方向においてk(kは1以上384以下の整数)番目の画素についてのRの第2補正係数をDRkとするとき、DR1は100%であり、DR384は150%である。そして、DRkは、(150−100)/383×(k−1)+100[%]となる。なお、下辺についての第2補正係数が100%に設定された場合は、下エリアのすべての画素について、第2補正係数は100%に設定されることになる。
下エリア補正実行部13636は、下エリア補正実行部13636に入力された入力画像データに対して、下辺第2補正係数設定変更部13634および下エリア第2補正係数設定変更部13635で設定された第2補正係数に基づいて補正(第2補正)を行う。第2補正は、入力画像データの下エリアに対応する各画素の各色の階調値に、第2補正係数を乗じることによって行われる。なお、第2補正係数を乗じると階調値が255を超える場合、下エリア補正実行部13636は、第2補正後の階調値を255とする。また、下エリア補正実行部13636は、切捨て、切上げ、または四捨五入によって、階調値に小数点以下の値が生じないようにする。
左エリア補正部1364は、左方向増減選択部13641と、左方向増加パターン選択部13642と、左方向減少パターン選択部13643と、左辺第2補正係数設定変更部13644と、左エリア第2補正係数設定変更部13645と、左エリア補正実行部13646とを含む。
左方向増減選択部13641は、表示画面111の横方向において、中心画素から左辺に向かうにつれて第2補正係数を増加させるか減少させるかを、ユーザに選択させる。たとえば、左方向増減選択部13641は、左エリア選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の左エリア以外に、左方向増加選択キーおよび左方向減少選択キーを表示させ、リモートコントローラなどの操作によって左方向増加選択キーが選択されると、左方向増加選択キーが選択されたことを示す情報を左方向増加パターン選択部13642に入力し、左方向減少選択キーが選択されると、左方向減少選択キーが選択されたことを示す情報を左方向減少パターン選択部13643に入力する。
左方向増加パターン選択部13642は、左エリア内で中心画素から左辺に向かうにつれて第2補正係数を増加させるときの増加のパターン(左方向増加パターン)を、ユーザに選択させる。本実施形態では、左方向第1増加パターン、左方向第2増加パターン、左方向第3増加パターン、および左方向第4増加パターンのうちから1つの左方向増加パターンを選択可能である。
左方向第1増加パターンは、中心画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を増加させるパターンである。左方向第2増加パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、左エリア内の他の画素については中心画素近傍領域内で最も左の画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を増加させるパターンである。ここで、中心画素近傍領域とは、左エリア内において中心画素からの横方向における距離が、所定の長さ(たとえば表示画面111の横方向長さの10%〜20%)以下となる領域である。左方向第3増加パターンは、横方向において中心画素から左辺近傍領域内で最も右の画素までの間にある画素については、中心画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を増加させ、左辺近傍領域内の画素については左辺近傍領域内で最も右の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。ここで、左辺近傍領域とは、左エリア内において左辺からの横方向における距離が、所定の長さ(たとえば表示画面111の縦方向長さの10%〜20%)以下となる領域である。左方向第4増加パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、横方向において中心画素近傍領域内で最も左の画素から左辺近傍領域内で最も右の画素までの間にある画素については、中心画素近傍領域内で最も左の画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を増加させ、左辺近傍領域内の画素については左辺近傍領域内で最も右の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。
左方向増加パターン選択部13642は、左方向増加選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の左エリア以外に、上記の4つの左方向増加パターンに対応する左方向増加パターンキーを表示させる。図8に、左方向増加パターンキーを示す。図8のキー41は、左方向第1増加パターンに対応する左方向第1増加パターンキーであり、キー42は、左方向第2増加パターンに対応する左方向第2増加パターンキーであり、キー43は、左方向第3増加パターンに対応する左方向第3増加パターンキーであり、キー44は、左方向第4増加パターンに対応する左方向第4増加パターンキーである。
左方向増加パターン選択部13642は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの左方向増加パターンキーが選択されると、選択された左方向増加パターンキーを示す情報を、左辺第2補正係数設定変更部13644および左エリア第2補正係数設定変更部13645に入力する。
左方向減少パターン選択部13643は、左エリア内で中心画素から左辺に向かうにつれて第2補正係数を減少させるときの減少のパターン(左方向減少パターン)を、ユーザに選択させる。本実施形態では、左方向第1減少パターン、左方向第2減少パターン、左方向第3減少パターン、および左方向第4減少パターンのうちから1つの左方向減少パターンを選択可能である。
左方向第1減少パターンは、中心画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を減少させるパターンである。左方向第2減少パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、左エリア内の他の画素については中心画素近傍領域内で最も左の画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を減少させるパターンである。左方向第3減少パターンは、横方向において中心画素から左辺近傍領域内で最も右の画素までの間にある画素については、中心画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を減少させ、左辺近傍領域内の画素については左辺近傍領域内で最も右の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。左方向第4減少パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、横方向において中心画素近傍領域内で最も左の画素から左辺近傍領域内で最も右の画素までの間にある画素については、中心画素近傍領域内で最も左の画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を減少させ、左辺近傍領域内の画素については左辺近傍領域内で最も右の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。
左方向減少パターン選択部13643は、左方向減少選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の左エリア以外に、上記の4つの左方向減少パターンに対応する左方向減少パターンキーを表示させる。図9に、左方向減少パターンキーを示す。図9のキー45は、左方向第1減少パターンに対応する左方向第1減少パターンキーであり、キー46は、左方向第2減少パターンに対応する左方向第2減少パターンキーであり、キー47は、左方向第3減少パターンに対応する左方向第3減少パターンキーであり、キー48は、左方向第4減少パターンに対応する左方向第4減少パターンキーである。
左方向減少パターン選択部13643は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの左方向減少パターンキーが選択されると、選択された左方向減少パターンキーを示す情報を、左辺第2補正係数設定変更部13644および左エリア第2補正係数設定変更部13645に入力する。
左辺第2補正係数設定変更部13644は、左辺の各画素について共通の第2補正係数を、ユーザに設定させる。たとえば、左辺第2補正係数設定変更部13644は、左方向増加パターンキーを示す情報または左方向減少パターンキーを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の左エリア以外に、左辺第2補正係数増加キーおよび左辺第2補正係数減少キーを表示させる。そして、リモートコントローラなどの操作によって左辺第2補正係数増加キーが選択されると、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色の第2補正係数を1%増加させて設定し、左辺第2補正係数減少キーが選択されると、その色の第2補正係数を1%減少させて設定する。
左エリアに含まれる左辺の各画素に共通の第2補正係数は、初期設定では100%である。左辺第2補正係数設定変更部13644は、左方向増加パターンキーを示す情報が入力されている場合には、100%以上200%以下の範囲内で、第2補正係数を設定可能とし、左方向減少パターンキーを示す情報が入力されている場合には、1%以上100%以下の範囲内で、第2補正係数を設定可能とする。
左エリア第2補正係数設定変更部13645は、左エリアにおける左辺以外の画素についての、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色の第2補正係数を算出し、設定する。具体的には、左エリア第2補正係数設定変更部13645は、左方向増加パターンキーを示す情報または左方向減少パターンキーを示す情報、および、左辺についての第2補正係数の設定に基づいて、中心についての第2補正係数を100%に設定して、左エリアにおける左辺以外の画素についての第2補正係数を算出し、設定する。
たとえば、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色がRであり、左エリア第2補正係数設定変更部13645に左方向第1減少パターンキーを示す情報が入力され、左辺についての第2補正係数が70%に設定された場合において、表示画面111の横方向における画素数が1366であり、表示画面111の中心から左辺までの横方向における画素数が683であり、中心から左辺に向かって横方向においてk(kは1以上683以下の整数)番目の画素についてのRの第2補正係数をLRkとするとき、LR1は100%であり、LR683は70%である。そして、LRkは、(70−100)/682×(k−1)+100[%]となる。なお、左辺についての第2補正係数が100%に設定された場合は、左エリアのすべての画素について、第2補正係数は100%に設定されることになる。
左エリア補正実行部13646は、左エリア補正実行部13646に入力された入力画像データに対して、左辺第2補正係数設定変更部13644および左エリア第2補正係数設定変更部13645で設定された第2補正係数に基づいて補正(第2補正)を行う。第2補正は、入力画像データの左エリアに対応する各画素の各色の階調値に、第2補正係数を乗じることによって行われる。なお、第2補正係数を乗じると階調値が255を超える場合、左エリア補正実行部13646は、第2補正後の階調値を255とする。また、左エリア補正実行部13646は、切捨て、切上げ、または四捨五入によって、階調値に小数点以下の値が生じないようにする。
右エリア補正部1365は、右方向増減選択部13651と、右方向増加パターン選択部13652と、右方向減少パターン選択部13653と、右辺第2補正係数設定変更部13654と、右エリア第2補正係数設定変更部13655と、右エリア補正実行部13656とを含む。
右方向増減選択部13651は、表示画面111の横方向において、中心画素から右辺に向かうにつれて第2補正係数を増加させるか減少させるかを、ユーザに選択させる。たとえば、右方向増減選択部13651は、右エリア選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の右エリア以外に、右方向増加選択キーおよび右方向減少選択キーを表示させ、リモートコントローラなどの操作によって右方向増加選択キーが選択されると、右方向増加選択キーが選択されたことを示す情報を右方向増加パターン選択部13652に入力し、右方向減少選択キーが選択されると、右方向減少選択キーが選択されたことを示す情報を右方向減少パターン選択部13653に入力する。
右方向増加パターン選択部13652は、右エリア内で中心画素から右辺に向かうにつれて第2補正係数を増加させるときの増加のパターン(右方向増加パターン)を、ユーザに選択させる。本実施形態では、右方向第1増加パターン、右方向第2増加パターン、右方向第3増加パターン、および右方向第4増加パターンのうちから1つの右方向増加パターンを選択可能である。
右方向第1増加パターンは、中心画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を増加させるパターンである。右方向第2増加パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、右エリア内の他の画素については中心画素近傍領域内で最も右の画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を増加させるパターンである。ここで、中心画素近傍領域とは、右エリア内において中心画素からの横方向における距離が、所定の長さ(たとえば表示画面111の横方向長さの10%〜20%)以下となる領域である。右方向第3増加パターンは、横方向において中心画素から右辺近傍領域内で最も左の画素までの間にある画素については、中心画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を増加させ、右辺近傍領域内の画素については右辺近傍領域内で最も左の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。ここで、右辺近傍領域とは、右エリア内において右辺からの横方向における距離が、所定の長さ(たとえば表示画面111の縦方向長さの10%〜20%)以下となる領域である。右方向第4増加パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、横方向において中心画素近傍領域内で最も右の画素から右辺近傍領域内で最も左の画素までの間にある画素については、中心画素近傍領域内で最も右の画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を増加させ、右辺近傍領域内の画素については右辺近傍領域内で最も左の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。
右方向増加パターン選択部13652は、右方向増加選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の右エリア以外に、上記の4つの右方向増加パターンに対応する右方向増加パターンキーを表示させる。図10に、右方向増加パターンキーを示す。図10のキー51は、右方向第1増加パターンに対応する右方向第1増加パターンキーであり、キー52は、右方向第2増加パターンに対応する右方向第2増加パターンキーであり、キー53は、右方向第3増加パターンに対応する右方向第3増加パターンキーであり、キー54は、右方向第4増加パターンに対応する右方向第4増加パターンキーである。
右方向増加パターン選択部13652は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの右方向増加パターンキーが選択されると、選択された右方向増加パターンキーを示す情報を、右辺第2補正係数設定変更部13654および右エリア第2補正係数設定変更部13655に入力する。
右方向減少パターン選択部13653は、右エリア内で中心画素から右辺に向かうにつれて第2補正係数を減少させるときの減少のパターン(右方向減少パターン)を、ユーザに選択させる。本実施形態では、右方向第1減少パターン、右方向第2減少パターン、右方向第3減少パターン、および右方向第4減少パターンのうちから1つの右方向減少パターンを選択可能である。
右方向第1減少パターンは、中心画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を減少させるパターンである。右方向第2減少パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、右エリア内の他の画素については中心画素近傍領域内で最も右の画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を減少させるパターンである。右方向第3減少パターンは、横方向において中心画素から右辺近傍領域内で最も左の画素までの間にある画素については、中心画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を減少させ、右辺近傍領域内の画素については右辺近傍領域内で最も左の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。右方向第4減少パターンは、中心画素近傍領域内の画素については中心画素と同じ第2補正係数とし、横方向において中心画素近傍領域内で最も右の画素から右辺近傍領域内で最も左の画素までの間にある画素については、中心画素近傍領域内で最も右の画素からの横方向における距離に比例して第2補正係数を減少させ、右辺近傍領域内の画素については右辺近傍領域内で最も左の画素と同じ第2補正係数とするパターンである。
右方向減少パターン選択部13653は、右方向減少選択キーが選択されたことを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の右エリア以外に、上記の4つの右方向減少パターンに対応する右方向減少パターンキーを表示させる。図11に、右方向減少パターンキーを示す。図11のキー55は、右方向第1減少パターンに対応する右方向第1減少パターンキーであり、キー56は、右方向第2減少パターンに対応する右方向第2減少パターンキーであり、キー57は、右方向第3減少パターンに対応する右方向第3減少パターンキーであり、キー58は、右方向第4減少パターンに対応する右方向第4減少パターンキーである。
右方向減少パターン選択部13653は、リモートコントローラなどの操作によっていずれか1つの右方向減少パターンキーが選択されると、選択された右方向減少パターンキーを示す情報を、右辺第2補正係数設定変更部13654および右エリア第2補正係数設定変更部13655に入力する。
右辺第2補正係数設定変更部13654は、右辺の各画素について共通の第2補正係数を、ユーザに設定させる。たとえば、右辺第2補正係数設定変更部13654は、右方向増加パターンキーを示す情報または右方向減少パターンキーを示す情報が入力されると、対象ディスプレイ10の表示画面111の右エリア以外に、右辺第2補正係数増加キーおよび右辺第2補正係数減少キーを表示させる。そして、リモートコントローラなどの操作によって右辺第2補正係数増加キーが選択されると、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色の第2補正係数を1%増加させて設定し、右辺第2補正係数減少キーが選択されると、その色の第2補正係数を1%減少させて設定する。
右エリアに含まれる右辺の各画素に共通の第2補正係数は、初期設定では100%である。右辺第2補正係数設定変更部13654は、右方向増加パターンキーを示す情報が入力されている場合には、100%以上200%以下の範囲内で、第2補正係数を設定可能とし、右方向減少パターンキーを示す情報が入力されている場合には、1%以上100%以下の範囲内で、第2補正係数を設定可能とする。
右エリア第2補正係数設定変更部13655は、右エリアにおける右辺以外の画素についての、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色の第2補正係数を算出し、設定する。具体的には、右エリア第2補正係数設定変更部13655は、右方向増加パターンキーを示す情報または右方向減少パターンキーを示す情報、および、右辺についての第2補正係数の設定に基づいて、中心についての第2補正係数を100%に設定して、右エリアにおける右辺以外の画素についての第2補正係数を算出し、設定する。
たとえば、第2補正部136に入力された色選択キーを示す情報に対応する色がRであり、右エリア第2補正係数設定変更部13655に右方向第1減少パターンキーを示す情報が入力され、右辺についての第2補正係数が60%に設定された場合において、表示画面111の横方向における画素数が1366であり、表示画面111の中心から右辺までの横方向における画素数が683であり、中心から右辺に向かって横方向においてk(kは1以上683以下の整数)番目の画素についてのRの第2補正係数をRRkとするとき、RR1は100%であり、RR683は60%である。そして、RRkは、(60−100)/682×(k−1)+100[%]となる。なお、右辺についての第2補正係数が100%に設定された場合は、右エリアのすべての画素について、第2補正係数は100%に設定されることになる。
右エリア補正実行部13656は、右エリア補正実行部13656に入力された入力画像データに対して、右辺第2補正係数設定変更部13654および右エリア第2補正係数設定変更部13655で設定された第2補正係数に基づいて補正(第2補正)を行う。第2補正は、入力画像データの右エリアに対応する各画素の各色の階調値に、第2補正係数を乗じることによって行われる。なお、第2補正係数を乗じると階調値が255を超える場合、右エリア補正実行部13656は、第2補正後の階調値を255とする。また、右エリア補正実行部13656は、切捨て、切上げ、または四捨五入によって、階調値に小数点以下の値が生じないようにする。
画像表示制御部137は、制御部13に記憶されている画像データまたはディスプレイ10の外部から入力された画像データに対して、従来公知の種々の補正や、第1補正係数および第2補正係数による補正を行って、画像を表示させる。以下のように第1補正係数および第2補正係数を設定した後、画像表示制御部137によって各ディスプレイ10に画像を表示させることで、各ディスプレイ10間での色調のばらつきを少なくすることができる。
以下に、第1補正係数および第2補正係数の設定方法を説明する。図12は、本発明に係る第1補正係数および第2補正係数の設定方法を示すフローチャートである。マルチディスプレイシステム1において、各ディスプレイ10間での色調のばらつきを少なくするためには、RGBすべてについて調整を行う必要がある。まず、Rの調整について説明する。
ステップS1において、ユーザは、色調調整キーを選択した後、赤色選択キーを選択する。赤色選択キーが選択されると、サンプル画像表示制御部133によって、Rの明るさを調整するためのサンプル画像が、各ディスプレイ10の表示画面111に表示される。
ステップS2において、ユーザは、第1補正選択キーを選択した後、第1補正係数増加キーまたは第1補正係数減少キーを選択して、各ディスプレイ10の表示画面111の中心部におけるRの明るさが揃うように、第1補正係数を調整する。第1補正係数が変更されるたびに、サンプル画像表示制御部133は、変更された第1補正係数に基づいてサンプル画像を表示する。第1補正係数の調整は、各ディスプレイ10の表示画面111の中心部をユーザが見比べることで行ってもよいし、各ディスプレイ10の表示画面111の中心部に色彩計を設置して、色彩計による計測値が揃うように行ってもよい。このようなステップS2によって各ディスプレイ10の表示画面111の中心間でRの明るさが揃うように、第1補正係数が設定される。第1補正係数を調整し終えたら、色調の調整を一旦終了する。
ステップS3において、ユーザは、再度、色調調整キーを選択した後、赤色選択キーを選択する。赤色選択キーが選択されると、サンプル画像表示制御部133によって、Rの明るさを調整するためのサンプル画像が、各ディスプレイ10の表示画面111に表示される。
ステップS4において、ユーザは、目視によって、各ディスプレイ10の表示画面111の隣接する端部間において、Rの明るさにずれが生じているか否かを確認する。たとえば、左右に隣接するディスプレイ10A,10Bにおいて、左側のディスプレイ10Aの右辺と、右側のディスプレイ10Bの左辺との間において、Rの明るさにずれが生じているか否かを目視で確認する。
図13Aに、ディスプレイ10Aの右辺とディスプレイ10Bの左辺との間において、Rの明るさにずれがある場合の、ディスプレイ10Aの表示画面111とディスプレイ10Bの表示画面111とを示す。図13Aにおいて、ドットの密度が高い箇所はRの明るさが大きい箇所を表し、ドットの密度が低い箇所はRの明るさが小さい箇所を表している。図13Aでは、ディスプレイ10Aの表示画面111の右辺近傍の部分は、ディスプレイ10Bの表示画面111の左辺近傍よりも、Rの明るさが大きくなっている。このように明るさの相違が生じるのは、ディスプレイ10A,10Bの表示画面111内において色調の偏りがそれぞれ存在するからである。
図13Aのように、ステップS4においてRの明るさにずれが確認されたとき、ステップS5において、ユーザは、第2補正選択キーを選択した後、調整対象のサブエリアに対応するキーを選択する。ここでは、ディスプレイ10Aの右辺におけるRの明るさとディスプレイ10Bの左辺におけるRの明るさとがずれており、そのずれをなくす必要があるので、ユーザは、ディスプレイ10Aを対象ディスプレイ10として右エリア選択キーを選択するか、または、ディスプレイ10Bを対象ディスプレイ10として左エリア選択キーを選択する。以下では、ユーザは、ディスプレイ10Aを対象ディスプレイ10として右エリア選択キーを選択したとして説明する。
ステップS6において、ユーザは、右方向増加選択キーまたは右方向減少選択キーを選択する。ここでは、ディスプレイ10Aの右辺におけるRの明るさが、ディスプレイ10Bの左辺におけるRの明るさよりも大きいので、ユーザは、右方向減少選択キーを選択する。
ステップS7において、ユーザは、図11に示したような右方向減少パターンキーを選択する。ディスプレイ10Aの表示画面111の右エリアにおいて、中心から右に向かうにつれて徐々にRの明るさが大きくなっている場合には、右方向第1減少パターンキーを選択する。ディスプレイ10Aの表示画面111の右エリアにおいて、中心近傍は一定の明るさで、中心近傍から右に向かうにつれて徐々にRの明るさが大きくなっている場合には、右方向第2減少パターンキーを選択する。ディスプレイ10Aの表示画面111の右エリアにおいて、右辺近傍は一定の明るさで、中心から右辺近傍に向かうにつれて徐々にRの明るさが大きくなっている場合には、右方向第3減少パターンキーを選択する。ディスプレイ10Aの表示画面111の右エリアにおいて、中心近傍および右辺近傍は一定の明るさで、中心近傍から右辺近傍に向かうにつれて徐々にRの明るさが大きくなっている場合には、右方向第4減少パターンキーを選択する。いずれにも当てはまらない場合は、最も近いものを選択する。以下では、ユーザは、右方向第4減少パターンキーを選択したとして説明する。
ステップS8において、ユーザは、右辺第2補正係数増加キーまたは右辺第2補正係数減少キーを選択して、ディスプレイ10Aの表示画面111の右辺におけるRの明るさがディスプレイ10Bの表示画面111の左辺におけるRの明るさに揃うように、この右辺における第2補正係数を調整する。第2補正係数が変更されるたびに、右エリア第2補正係数設定変更部13655は、右エリアの右辺以外の画素についての第2補正係数を算出および設定し、サンプル画像表示制御部133は、右エリアについての変更後の第2補正係数に基づいてサンプル画像を表示する。第2補正係数の調整は、ディスプレイ10Aの表示画面111の右辺とディスプレイ10Bの表示画面111の左辺とをユーザが見比べることで行ってもよいし、ディスプレイ10Aの表示画面111の右辺とディスプレイ10Bの表示画面111の左辺とに色彩計を設置して、色彩計による計測値が揃うように行ってもよい。このようなステップS8によって、ディスプレイ10Aの表示画面111の右辺におけるRの明るさとディスプレイ10Bの表示画面111の左辺におけるRの明るさとが揃うように、この右辺についての第2補正係数が設定され、それに伴って、右エリアにおける右辺以外の画素についての第2補正係数が設定される。
図13Bに、第2補正係数の調整後のディスプレイ10Aの表示画面111と、ディスプレイ10Bの表示画面111とを示す。図13Bでは、ディスプレイ10Aの表示画面111の中心におけるRの明るさとディスプレイ10Bの表示画面111の中心におけるRの明るさとが揃い、かつ、ディスプレイ10Aの表示画面111の右辺におけるRの明るさとディスプレイ10Bの表示画面111の左辺におけるRの明るさとが揃っている。このように調整することで、ディスプレイ10Aとディスプレイ10Bとの間における、Rの明るさの相違を少なくすることができる。
なお、上記の例では、ディスプレイ10Aの右エリアの第2補正係数を調整したが、その代わりに、ディスプレイ10Bの左エリアの第2補正係数を調整してもよい。また、ディスプレイ10Aは、ディスプレイ10Dと上下に隣接しているので、ディスプレイ10Aの表示画面111の下辺におけるRの明るさと、ディスプレイ10Dの表示画面111の上辺におけるRの明るさとがずれている場合には、そのずれをなくす必要がある。このような場合には、ディスプレイ10Aの下エリアの第2補正係数を調整してもよいし、ディスプレイ10Dの上エリアの第2補正係数を調整してもよい。
以上のようなステップS1〜ステップS8によって、Rについての第1補正係数および第2補正係数を調整し終えたら、同様にして、Gについての第1補正係数および第2補正係数ならびにBについての第1補正係数および第2補正係数を調整する。すべての調整が終われば、RGBすべての色について、各ディスプレイ10の表示画面111の中心部および端部の両方において、明るさのずれが少なくなる。
このようなマルチディスプレイシステム1によれば、表示画面111の中心部における色調の調整と、端部における色調の調整とをそれぞれ行うことができ、違和感の少ない大画像を表示することができる。さらに、中心部と端部との間における色調の調整は、パターンを選択することで、ディスプレイ10自身が行うので、表示画面111全体の色調の調整を容易に行うことができる。
なお、上記の実施形態では、表示画面111に表示される各種のキーを選択することで色調の調整を行っているが、リモートコントローラなどに設けられる各種のキーを選択することで、色調の調整が行われるようにしてもよい。
1 マルチディスプレイシステム
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G,10H,10I ディスプレイ
11 表示部
12 バックライトユニット
13 制御部
111 表示画面
131 色調調整選択部
132 調整対象色選択部
133 サンプル画像表示制御部
134 補正方法選択部
135 第1補正部
136 第2補正部
137 画像表示制御部

Claims (5)

  1. 画像が表示される矩形の表示画面と、
    前記表示画面に表示すべき画像の色を補正する補正部であって、
    前記矩形の中心および4つの辺に対して、それぞれ異なる補正係数を設定する設定部と、
    前記矩形の中心および4つの辺に対して設定された各補正係数から、前記矩形における、前記矩形の中心および4つの辺以外の箇所に対する補正係数を算出する算出部と、
    前記設定部が設定した補正係数と前記算出部が算出した補正係数とによって、前記表示画面に表示すべき画像の色を、前記矩形に対応する箇所ごとに補正する補正実行部とを含む補正部と、
    前記補正部によって補正された画像を前記表示画面に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とするディスプレイ。
  2. 前記表示画面は、前記矩形の4つの辺に対応する4つのサブエリアからなり、
    前記算出部は、前記サブエリアごとに、該サブエリアに対応する辺および前記矩形の中心に対して設定された各補正係数から、該サブエリアにおける、前記矩形の中心および対応する辺以外の箇所に対する補正係数を算出することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ。
  3. 前記算出部は、前記サブエリアにおける、前記矩形の中心および対応する辺以外の箇所に対する補正係数を、該対応する辺に垂直な方向における位置が異なる箇所ごとに算出することを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ。
  4. 前記補正部は、前記方向における前記矩形の中心からの距離と補正係数との対応関係を選択する選択部を含み、
    前記算出部は、前記選択部によって選択された対応関係に基づいて、前記サブエリアにおける、前記矩形の中心および対応する辺以外の箇所に対する補正係数を、前記方向における位置が異なる箇所ごとに算出することを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ。
  5. 画像が表示される矩形の表示画面を有する複数のディスプレイと、
    前記表示画面に表示すべき画像の色を補正する補正部であって、
    前記矩形の中心および4つの辺に対して、それぞれ異なる補正係数を設定する設定部と、
    前記矩形の中心および4つの辺に対して設定された各補正係数から、前記矩形における、前記矩形の中心および4つの辺以外の箇所に対する補正係数を算出する算出部と、
    前記設定部が設定した補正係数と前記算出部が算出した補正係数とによって、前記表示画面に表示すべき画像の色を、前記矩形に対応する箇所ごとに補正する補正実行部とを含む補正部と、
    前記補正部によって補正された画像を前記表示画面に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とするマルチディスプレイシステム。
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