JP3634759B2 - 折戸 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、折戸に係り、例えば、室内外を連通させるための大きな開口部に設けられる折戸に関する。
【0002】
【背景技術】
近年、建物の室外にテラスやバルコニ(デッキ)などを備えた外部空間を設け、この外部空間を利用してガーデニング等を楽しむことが盛んである。
この外部空間は建物内のリビングルームなどの居室空間と連通させることが多く、このために建物には大きな開口部が設けられ、開口部にはガラス障子を有するサッシ窓が取り付けられる。
【0003】
サッシ窓としては、複数の障子を備えた引違い窓の場合の他、開口部の略全域を開放できるようにした大型の折戸を採用することもある。
折戸は通常、回動自在に連結された一対の障子を有しているが、上述のような大きな開口部用として、これらの障子を複数組(例えば2組)備えているものもある。
【0004】
そのような大きな開口部用の折戸は、例えば、折り畳まれる一対の障子を2組備えたものでいえば、各組の障子同士が連結框を介して左右に連結されており、また、各組の障子においては、一方(吊り元側)の障子が窓枠の縦枠にヒンジ等を介して連結され、他方(吊り先側)の障子が窓枠の上下枠間に支持された召合せ框等の框材にヒンジ等を介して連結され、この框材が窓枠内を見付け方向に移動可能に設けられている。このため、一対の障子が折り畳まれた時には、前記框材が窓枠の縦枠側に寄せられるとともに、折られた各障子および連結框が室外側に突出する(外折れ式)。
【0005】
また、窓枠の上下枠間に支持される框材としては、上枠に吊られることで当該上枠で荷重支持され、下枠に対しては、大きながたつきが生じない程度に支持されるタイプもあるが、反対に、がたつきが生じない程度に上枠に支持され、下枠のガイドレールに戸車を介して荷重支持されるタイプもある。このように、下枠のガイドレールで荷重支持するタイプは、上枠で荷重支持するタイプに比して上枠が歪みにくいため、まぐさとの間に隙間が生じる心配がないうえ、荷重支持の観点からも有利な構造といえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、大型の折戸の場合、そのような框材にかかる荷重がガイドレールで支持されるタイプでは、框材に連結された障子の重量が大きいために、障子を室外側等に向けて勢いよく折り畳んだ時など、その時の重心移動によって框材に回転力(戸車とガイドレールとの接触部分を通る鉛直な軸線回りでの回転力)が加わり、戸車がガイドレールから外れるおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、ガイドレールからの戸車の脱輪を確実に防止できる折戸を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の折戸は、窓枠内に配置されて折り畳み可能に連結された少なくとも一対の障子と、これらの障子の一方に連結されかつ前記窓枠の上下枠間に支持されて見付け方向に移動可能とされた框材と、この框材の下部側に取り付けられて前記窓枠の下枠に設けられたガイドレールに沿って移動する戸車装置とを備えた折戸であって、前記戸車装置には、ハウジングと、前記ガイドレール上を転動するとともに前記ハウジングによって保持された戸車と、前記ガイドレールの室内側面に接触可能な室内側ガイド部としてのガイドローラと、前記ガイドレールの室外側面に接触可能な室外側ガイド部としてのガイドローラとが設けられており、前記ハウジングは、前記框材の下端に嵌め込まれかつ前記戸車が収容される部分と、この戸車が収容される部分の下端から前記ガイドレールと離間するように水平に延設されたフランジとからなる凸状の本体を備え、前記フランジの下面には、当該フランジに対して前記ガイドレール側に寄せた位置に補助プレートが設けられ、前記各ガイドローラの回転軸が前記補助プレートから下方に向けて突設されていることを特徴とする。
なお、前記「接触」とは、少なくとも戸車装置の移動中に接触することを意味し、戸車装置の停止中には必ずしも、各ガイド部がガイドレールに接触している必要はない。
【0009】
このような本発明においては、戸車装置が取り付けられる框材に回転力が加わっても、室内外の各ガイド部がガイドレールの室内外面に適宜接触するので、框材の下部側では回転力に確実に抗することが可能である。このため、戸車は専ら鉛直荷重を支持するだけてよく、ガイドレールからの戸車の脱輪が避けられる。
よって、本発明の目的が達成される。
【0010】
この際、本発明の折戸では、前記室外側ガイド部および室内側ガイド部を、前記戸車装置の移動方向に沿ってそれぞれ一対設けることが望ましい。
このような構成によれば、折戸の開閉時には、それぞれ一対ずつ設けられた合計四つのガイド部のうち、いずれか二つのガイド部が室内側面または室外側面に接触するので、框材に加わる回転力に対しての抗力が増し、戸車がさらに外れにくくなる。
なお、いずれのガイド部がガイドレールの室内外面に接触するかは、框材に対する障子の連結位置や、框材と戸車装置との位置関係、さらには、戸車と各ガイド部との位置関係等により異なる。すなわち、それらの位置関係によっては、それぞれ一対ずつ設けられた室内側ガイド部および室外側ガイド部のうち、室内側ガイド部のみがガイドレールに接触したり、または、室外側ガイド部のみがガイドレールに接触したり、さらには、ガイドレールを挟んで対角線上の位置にある一つの室内側ガイド部および一つの室外側ガイド部が室内外面に接触する場合もあり得る。
【0011】
さらに、本発明の折戸では、前記一対ずつ設けられた室内側ガイド部および室外側ガイド部を、それぞれ前記戸車に対して前記移動方向の両側に配置してもよい。
このような構成によれば、戸車の周囲に四つのガイド部が配置されることになるから、戸車装置全体がコンパクトになる。
【0012】
また、本発明の折戸では、前記室内側ガイド部および室外側ガイド部を、前記ガイドレールの室内側面および室外側面に接触して回転するローラを含んで構成することが望ましい。
このような構成では、各ガイド部がローラを含んで構成されるため、各ガイド部と室内外面との接触を伴う移動が良好に行え、折戸の開閉がスムーズになって無理なく行えるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る折戸1を示す内観図、図2は、折戸1を示す縦断面図、図3は、折戸1が閉じられた状態を示す横断面図であって、図5(A)での右端側を示す図、図4は、折戸1が開けられた状態を示す横断面図であって、図5(B)での右端側を示す図、図5(A)、(B)は、折戸1が閉じた状態および一部開いた状態を模式的に示す平面図である。
【0016】
折戸1は、建物の開口部に固定される窓枠10と、この窓枠10内に配置される4枚の障子20と、障子20の室内側に配置された網戸50とを備えており、これらの障子20のうちの隣接し合う障子20A,20Bが連結框30で連結され、中央の2枚の障子20Bの対向部分には本発明に係る框材としての召合せ框40が設けられている。そして、折戸1は障子20A,20Bが室外側に突出するように折り畳まる外折れ式である。
ただし、本発明では、連結框30は必須の構成ではなく、例えば、障子20A,20B同士をヒンジのみを介して互いに連結させることにより、連結框30を省いてもよい。
【0017】
窓枠10は、上枠11と、下枠12と、左右の縦枠13とを四周枠組みして構成されている。
上枠11には、召合せ框40の上部に取り付けられた摺動部材41と嵌合する凹溝14が設けられ、下枠12には、召合せ框40の下部に取り付けられた戸車42が転動するガイドレール15が設けられ、この戸車42によって召合せ框40は荷重支持されているとともに、窓枠10内で見付け方向に移動することが可能になっている。
【0018】
障子20は、上框21と、下框22と、左右の竪框23とを四周枠組みした内部に複層のガラス面材24を配置して構成されている。
両側の障子20Aでは、一方の竪框23がヒンジ60を介して縦枠13に回動自在に取り付けられ、他方の竪框23がヒンジ60を介して連結框30に回動自在に取り付けられている。
中央の障子20Bでは、一方の竪框23がヒンジ60を介して召合せ框40に回動自在に取り付けられ、他方の竪框23がヒンジ60を介して連結框30に回動自在に取り付けられている。
ヒンジ60のうち、連結框30と竪框23とを連結するヒンジ60は、竪框23側に固定される回動片のみを備えたタイプであり、連結框30側には当該ヒンジ60の軸材が挿通される円筒部が押出成形時に一体に形成されている。
【0019】
以上のような構成によれば、折戸1を開けるにあたって障子20A,20Bが折り畳まれる時には、障子20A,20Bは縦枠13、召合せ框40、および連結框30に対して同時に回動しながら室外側に突出するとともに、障子20Bが召合せ框40と共に障子20A側に寄せられ、この結果、連結框30が窓枠10から室外側に離間する。
【0020】
ここで、窓枠10の上枠11、下枠12、縦枠13、障子20の上框21、下框22、竪框23は、図2で示す上枠11を代表して説明すれば、アルミの押出形材からなる室内部材111と、同様にアルミの押出形材からなる室外部材112と、これらの室内外部材111,112を連結する樹脂製の断熱部材113とで構成された断熱アルミ形材製である。ただし、本発明の折戸は、このような断熱アルミ形材からなる枠や框を有する断熱サッシである必要はなく、一般的なアルミの押出形材のみからなる枠や框を使用したもの、さらには、樹脂製や木製の枠および框を使用したものであってもよい。
【0021】
なお、連結框30は通常のアルミの押出形材であるが、図3に示すように、折戸1が閉められた状態では、この連結框30は両側の障子20の竪框23やこれに取り付けられたシール部材23A同士の密着によって外気から遮断されており、連結框30に結露が生じにくくなっている。
また、連結框30の室内側に設けられた二条の係止片31には、上下に連続したアルミの押出形材からなるカバー32がワンタッチ式で嵌め込まれており、このカバー32で連結框30およびヒンジ60の室内側が覆われている。
【0022】
このような折戸1において、連結框30の室内側に設けられた取付部33にはハンドル70が取り付けられている。
ハンドル70は、図1、図4に拡大して示すように、連結框30の長手方向に沿った棒状である。このハンドル70は、図示しない駆動機構を介して連結框30内のグレモン錠に連結されており、グレモン錠の施解錠時に回動させることが可能に構成されている。また、ハンドル70は、折戸1が閉じられている状態でいえば、先端が下方に向いた状態とされ、グレモン錠を解錠して開ける際には、図1に二点鎖線で示すように、先端を持ち上げるようにして、ほぼ水平に近い角度まで回動される。
【0023】
以下には、本実施形態での最も特徴的な構成を説明する。
窓枠10内を見付け方向に移動する召合せ框40の下部側には戸車42が設けられているが、この戸車42は、図6、図7、図8に示す戸車装置80の一構成部品になっている。
この戸車装置80は、前記戸車42と、この戸車42を保持するハウジング81と、ハウジング81の下面に回転自在に軸支された四つのガイドローラ82とを備えている。
【0024】
ハウジング81は、戸車42を軸支する軸部83を有する凸状の本体84と、本体84の上面に固定されたコ字形状の固定部材85と、本体84の室内外側の各フランジ86の下面にそれぞれ設けられた補助プレート87とで概ね構成されている。
このようなハウジング81は、本体84が召合せ框40の下部側に設けられた切欠部43に下方から嵌め込まれ、召合せ框40の中空部分に挿入された固定部材85にビス88を螺合することにより、当該召合せ框40の鉛直面に固定されるようになっている。
また、ハウジング81の補助プレート87は、径の小さいガイドローラ82をガイドレール15に近接させるための部材であり、ガイドローラ82用の回転軸89(図6)が下方に突出して設けられている。
なお、図6、図8中の符号84Aは、本体84補強用の補強部材である。
【0025】
ガイドローラ82のうち、室内側に配置された二個のガイドローラ82Aは、本発明に係る室内側ガイド部であり、ガイドレール15の室内側面15Aと接触して回転する。また、室外側の二個のガイドローラ82Bは、本発明に係る室外側ガイド部であり、ガイドレール15の室外側面15Bと接触して回転する。
それぞれ一対ずつ設けられたガイドローラ82Aおよびガイドローラ82Bは、戸車42に対してその移動方向の両側に配置され、よって戸車42は四つのガイドローラ82A,82Bで囲まれるようになっている。
なお、ガイドローラ82A,82Bは、戸車装置80が停止している状態では、ガイドレール15から極わずかな隙間(本実施形態では、約0.2mm程度)を介して対峙しており、常時接触しているわけではない。
【0026】
このような戸車装置80を用いた場合、図7に実線の矢印Aで示すように、障子20A,20Bを折り畳んで折戸1を開けると、戸車42がガイドレール15を転動することにより、召合せ框40および戸車装置80が一体となって白抜き矢印Bの方向に移動する。
【0027】
この際、障子20A,20Bを勢いよく折り畳んだ場合などには、大重量の障子20A,20Bが大きな力で回動して室外側に押し出され、室外側に向けて瞬時に重心移動が行われるため、その障子20Bにヒンジ60(図3、図4)を介して連結された召合せ框40には、ハッチ入りの矢印Cで示すような回転力が加わり、召合せ框40はガイドレール15と戸車42との接触部分Dを中心として回転しようとする。
【0028】
しかし、戸車装置80の室内側では、一方(移動方向の前方側)のガイドローラ82Aがガイドレール15の室内側面15Aに接触し、また、室外側では、前記ガイドローラ82Aに対して対角線上に配置されたガイドローラ82Bがガイドレール15の室外側面15Bに接触するため、前述の回転力に確実に対抗することが可能である。
【0029】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)折戸1の召合せ框40は、戸車42を介してガイドレール15で支持されているが、召合せ框40の下部側には、その戸車42と、ガイドレール15の室内外面15A,15Bに接触可能なガイドローラ82A,82Bとを備えた戸車装置80が設けられているので、召合せ框40に連結された大重量の障子20A,20Bを勢いよく折り畳んだ場合など、召合せ框40に大きな回転力が加わっても、この回転力に対しては、ガイドローラ82がガイドレール15に接触することで確実に対抗できる。
従って、戸車42は専ら鉛直荷重を支持するだけでよく、戸車42がそのような回転力でガイドレール15から脱輪するのを有効に防止できる。
【0030】
(2)戸車装置80では、召合せ框40に回転力が生じると、四つのガイドローラ82A,82Bのうち、互いに対角線上にある二つのガイドローラ82A,82Bがガイドレール15に接触するので、回転力に対して一層強力に対抗でき、戸車42をさらに外れにくくできる。
【0031】
(3)戸車装置80では、戸車42を囲むように全てのガイドローラ82A,82Bが配置されているので、戸車装置80をコンパクトにでき、さほど断面の大きくない召合せ框40でも、その下部側に戸車装置80を良好に収容できる。
【0032】
(4)ガイドローラ82A,82Bは、ガイドレール15と接触して回転するので、折戸1の開閉時に互いが接触していても、戸車装置80の動きをスムーズにでき、開閉操作を無理なく行える。
また、ガイドローラ82A,82Bが回転することで、自身の摩耗を押さえることができ、長期使用に有利である。
【0033】
(5)ガイドローラ82A,82Bは、補助プレート87を介して本体84の各フランジ86に固定されているため、フランジ86がガイドレール15から大きく離間している本実施形態でも、フランジ86に対して補助プレート87をガイドレール15側に寄せて取り付けることにより、小さな径のガイドローラ82A,82Bをガイドレール15に確実に接触させることができる。
また、小さな径のガイドローラ82A,82Bを採用することにより、戸車装置80の見込み寸法を小さくできるなど、さらにコンパクトにできる。
【0034】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態の戸車装置80では、戸車42の周囲に四つのガイドローラ82A,82Bが配置されていたが、全てのガイドローラ82A,82Bを戸車42の一方側に片寄せて配置してもよい。
また、ガイドローラ82Aおよびガイドローラ82Bはそれぞれ一対ずつ設けられていたが、室内外側にそれぞれ一つずつ設けられた場合や、三つ以上設けられた場合、あるいは、室内側のガイドローラ82Aの数と室外側のガイドローラ82Bの数とが異なっている場合でも本発明に含まれる。
要するに、ガイドレール15を挟むようにしてガイドローラ82A,82Bが少なくとも一つあればよい。
【0038】
なお、ガイドレール15の数や、これに応じた戸車42の数は任意である。
そして、複数設けられたガイドレール15のうち、同一のガイドレール15に複数の戸車42を対応させた場合でも、本発明に含まれる。
【0039】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の折戸によれば、ガイドレールからの戸車の脱輪を確実に防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る折戸を示す内観図である。
【図2】前記実施形態の折戸を示す縦断面図である。
【図3】前記実施形態の折戸を示す横断面図である。
【図4】前記実施形態の折戸が開けられた状態を示す横断面図である。
【図5】前記実施形態の折戸の開閉状態を模式的に示す平面図である。
【図6】前記実施形態の要部を拡大して示す縦断面図である。
【図7】前記実施形態の要部を拡大して示す横断面図である。
【図8】前記実施形態の要部を構成する戸車装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,2…折戸、10…窓枠、11…上枠、12…下枠、15…ガイドレール、15A…室内側面、15B…室外面、20,20A,20B…障子、40…框材である召合せ框、42…戸車、80,90…戸車装置、82A…室内側ガイド部であるガイドローラ、82B…室外側ガイド部であるガイドローラ。
Claims (3)
- 窓枠内に配置されて折り畳み可能に連結された少なくとも一対の障子と、これらの障子の一方に連結されかつ前記窓枠の上下枠間に支持されて見付け方向に移動可能とされた框材と、この框材の下部側に取り付けられて前記窓枠の下枠に設けられたガイドレールに沿って移動する戸車装置とを備えた折戸であって、
前記戸車装置には、ハウジングと、前記ガイドレール上を転動するとともに前記ハウジングによって保持された戸車と、前記ガイドレールの室内側面に接触可能な室内側ガイド部としてのガイドローラと、前記ガイドレールの室外側面に接触可能な室外側ガイド部としてのガイドローラとが設けられており、
前記ハウジングは、前記框材の下端に嵌め込まれかつ前記戸車が収容される部分と、この戸車が収容される部分の下端から前記ガイドレールと離間するように水平に延設されたフランジとからなる凸状の本体を備え、
前記フランジの下面には、当該フランジに対して前記ガイドレール側に寄せた位置に補助プレートが設けられ、
前記各ガイドローラの回転軸が前記補助プレートから下方に向けて突設されている折戸。 - 前記室外側ガイド部および室内側ガイド部は、前記戸車装置の移動方向に沿ってそれぞれ一対設けられている請求項1に記載の折戸。
- 前記一対ずつ設けられた室内側ガイド部および室外側ガイド部は、それぞれ前記戸車に対して前記移動方向の両側に配置されている請求項2記載の折戸。
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