JPH0413345Y2 - - Google Patents

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JPH0413345Y2
JPH0413345Y2 JP1986141864U JP14186486U JPH0413345Y2 JP H0413345 Y2 JPH0413345 Y2 JP H0413345Y2 JP 1986141864 U JP1986141864 U JP 1986141864U JP 14186486 U JP14186486 U JP 14186486U JP H0413345 Y2 JPH0413345 Y2 JP H0413345Y2
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frame
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shoji
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sash
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JP1986141864U
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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は室内外面を反転できる障子を備えた
サツシに関する。
従来の技術 従来より上下の横枠、左右の竪枠で構成された
サツシ枠内に障子を嵌込み、障子をサツシ枠に案
内させつつ枠側に設けた軸、障子側に設けた軸お
よびこれらに軸着されたアームを利用して滑り出
し回転可能としたサツシは、実開昭57−101270号
公報などに記載されて知られている。
しかし、この公報に記載された滑り出し窓は、
完全反転にするために枠側軸の取付け位置を、枠
見込み方向に室外側としている。また、アームが
直線状態であるため、枠側軸の位置が大きく室外
側に偏在する。この結果、これらの部分を隠すた
めに障子の見込み寸法を大きくしなければならず
障子の重量が大きくなる欠点がある。
さらに、アーム2の基端9が横框の長手方向中
心線から離れて配置されているので、障子1の開
きはじめや反転後の戻しはじめに、障子1を回動
させる力の基端9方向に向かう分力が大きく、障
子1の開閉に抵抗がある。
考案が解決しようとする課題 この考案は、完全反転が可能で、サツシ枠と障
子を連結するアームや軸が外部から目立たず、ま
た、サツシ枠の見込み寸法、見付け寸法を大きく
する必要のない滑り出しサツシの提供を課題とす
る。
課題を解決するための手段 サツシ枠は、上下の横枠と左右の竪枠からな
る。
障子は、上下の横框と左右の竪框を備える。
サツシに対し障子が次の構成をもつて回転と共
に滑り出し可能に装着される。
サツシ枠の上下横枠にレール部が長手方向に設
けられる。
障子における一方の竪框の上下にガイド体が設
けられる。
障子のガイド体を上下横枠の前記レール部に案
内させて障子をサツシ枠に装着する。
障子とサツシ枠をアームで結合する。
前記アームは対面しているサツシ枠の横枠と障
子との横框間に位置して一端を障子の横框の中央
に設けた框側軸に、他端をサツシ枠の竪枠側内周
面に設けた枠側軸にそれぞれ軸着される。
前記の枠側軸と框側軸間の距離は、框側軸とガ
イド体間の距離より大きくし、これにより障子を
反転可能にする。
また、障子を閉じた状態で、前記枠側軸、框側
軸、ガイド体が平面視で横框の長手方向中心線に
ほぼ沿うように並ぶ配置とする。
さらに、アームのサツシ竪枠側にガイド体の移
動軌跡に対して室外側に位置したガイド体回避部
を形成し、かつ、アームを横框の見込み寸法内に
収める。
作 用 ガイド体とレール部は、障子における一方の竪
框をサツシ枠の横枠に沿つて移動させ、枠側軸と
框側軸およびアームは、サツシ枠に対し、障子が
前記のガイド体を中心に室外側へ張出し反転する
滑り出し回転を可能にする。
実施例 第1図において、本考案によるサツシ1は、サ
ツシ枠2と障子3を備える。サツシ枠2は、上下
の横枠4,5と左右の竪枠6,7を方形に枠組み
して形成され、上横枠4の内面にはレール部とし
てのガイド溝8が枠の長手方向に形成され、下横
枠5には、レール部としての軌条9が枠の長手方
向に形成されている。障子3は上下の横框10,
11と左右の竪框12,13を框組して形成さ
れ、一方の竪框、すなわち、図において左の竪框
の上下にはガイド体14,15が配置固定されて
いる。第2図に示すように、上方のガイド体14
は、竪軸16とこれに軸着されたローラー17と
からなり、下方のガイド体15は、竪軸18に軸
着された戸車ユニツト19とからなる。
障子3における横框10の外面中央には、框側
軸20が縦方向に突設され、また、サツシ枠2の
内周面である竪枠7の内面には、枠側軸21がブ
ラケツト22を介して縦方向に突設されている。
そして、框側軸20と枠側軸21にアーム23の
両端が軸着されている(第3図)。アーム23と
アームの軸着構造は、障子が閉じた状態で横框1
0とサツシ枠における横枠4の間隙内に形成され
る。
枠側軸21、框側軸20およびガイド体14の
中心は、第3図に示すように、障子3を閉じた状
態の平面視で横框10の長手方向中心線にほぼ沿
うように配置されている。そして、この配置で障
子の完全反転を可能にするためにアーム23のサ
ツシ竪枠7側にガイド体の移動軌跡に対して室外
側に位置するガイド体回避部24が形成されてい
る。この回避部24は、アームを室外側へ湾曲し
たり、屈曲したり、あるいは折曲したりして形成
するが、いずれの場合も回避部24のためにアー
ム23が横框10の見込み寸法以上となることは
ない。すなわち、アーム23は、少なくとも前記
の回避部24を備えてどのようにも屈曲または変
形させて製作が可能であるが横框10の見込み寸
法に収まるようにする。
第2図において、障子3にはガラス25がパツ
キング26を介して押え縁27で装着されてい
る。サツシ枠2の室内側内周面にはタイト材28
が装着され、障子が閉じた時(反転時にも)障子
3の框組と全周囲にわたつて密着する。
アーム23を枠側軸21と框側軸20に軸着し
て、ガイド体14,15であるローラー17およ
び戸車ユニツト19をそれぞれ横枠4,5のレー
ル部としてのガイド溝8と軌条9にセツトし、障
子3をサツシ枠2に組込む。
窓を開閉する時は、障子3の竪框13側を室外
側に押すと、竪框12側がローラー17と戸車ユ
ニツト19によりサツシ枠2のレール溝8および
軌条9に沿つて移動しつつ、框側軸20を中心に
滑り出し回転して反転し、また逆に回転させて、
通常状態で閉じることができる。
窓の開閉は、枠側軸21を中心としたアーム2
3の回動とガイド体14を中心とした障子3自体
の回動が複合して行なわれ、窓を開こうとする力
はアーム23を介して枠側軸21に向かう分力を
生じる。このときに障子3が閉じた状態で枠側軸
21と框側軸20を結ぶ線に対しガイド体14と
框側軸20を結ぶ線のなす角度が大きいと、上記
の分力は大きくなつて開くときに抵抗を生じる
が、本考案では枠側軸21、框側軸20およびガ
イド体14の中心が障子3を閉じた状態の平面視
で横框10の長手方向中心線にほぼ沿うように配
置されているので、上記の角度が小さく、したが
つて障子3の開きはじめや反転後の戻しはじめに
ほとんど抵抗がない。
障子を反転した時、ガイド体14は、第4図に
示すようにアーム23の竪枠側に位置するが、ア
ームに設けたガイド体回避部24に嵌まり込みア
ームとの衝突が回避される。その結果、障子は完
全に反転されて、この状態でも障子を閉じておく
ことができる。
アームの竪枠側にはガイド体回避部24が設け
られているので、枠側軸21に竪框12を近接さ
せ、かつ、枠側軸21や框側軸20、アーム23
およびガイド体14を障子の見込み寸法内に収め
られる。
以上は一実施例である。他の実施例として、枠
側軸21、框側軸20およびアーム23を障子3
の下方にのみ配置してもよいし、上下に配置して
も良い。
なお、アーム23は鋼板などから成形するが、
前記のように上下いずれかのみに配置する場合に
は、回転時にサツシ枠2から張り出す障子3の重
量との関係で、その強度に留意する必要がある。
枠側軸21は、サツシ枠2の内周面で竪枠側で
あれば良く、したがつて、竪枠6,7の内周面ば
かりでなく、横枠4の内面で竪枠に近い個所に設
けても良い。ただし、枠側軸21と框側軸20間
の距離が框側軸20とガイド体14間の距離より
大きくなるように配置する。
レール部(軌条9)、ガイド体14の構成は説
明した実施例のものに限定されず、直線移動と軸
回りの回転が許容されるものであればよい。
さらに、本願考案は、障子3が上下方向の軸を
中心に回転する水平回転の構成を持つものに限ら
ず、横方向の軸を中心に回転する垂直回転のもの
にも適用することができる。
また、本願考案は、第5図に簡単に示すように
滑りだし回転をする2枚の障子を備えたものにも
適用することができる。
考案の効果 障子を完全に反転できる。また、これによつて
障子を開く側、すなわち、滑り出し回転により開
閉される障子の開き勝手を、右あるいは左へ自在
に選定できる。
枠側軸、框側軸、ガイド体およびアームを障子
の見込み寸法内に収めることができるので、障子
を閉じたとき、これらの目立つことがない。
枠側軸が框側軸、ガイド体と共に平面視で横框
の長手方向中心線にほぼ沿うように配置されてい
るので、障子の開きはじめあるいは反転させた障
子の戻しはじめがスムーズである。
枠側軸を隠すためにサツシ枠における竪枠の見
込み寸法、見付け寸法を大きくするなどの必要が
ないので、滑り出し反転のできるサツシでありな
がら、その重量増加を軽減できる。
サツシ枠の竪枠と障子の竪框間の間隔を小さく
して無駄な間隙を排除し、サツシ枠、特にその竪
枠の見付け寸法を小さくしてサツシの外観を室外
側からも室内側からも良好にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、一部を切除して示す斜視図、第2図
は、サツシの縦断面図、第3図は、サツシの水平
断面の一部を示す。第4図は障子が反転した状態
のサツシの水平断面図、第5図は、障子の別の開
閉状態を示した水平断面図である。 1……サツシ、2……サツシ枠、3……障子、
4……上横枠、5……下横枠、6,7……竪枠、
8……ガイド溝、9……軌条、10……上横框、
11……下横框、12,13……竪框、14,1
5……ガイド体、16,18……竪軸、17……
ローラー、19……戸車ユニツト、20……框側
軸、21……枠側軸、22……ブラケツト、23
……アーム、24……ガイド体回避部、25……
ガラス、26……パツキング、27……押え縁、
28……タイト材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下の横枠と左右の竪枠からなるサツシ枠に上
    下の横框と左右の竪框を備えた障子が回転と共に
    滑り出し可能に装着された構成であつて、サツシ
    枠は上下の横枠にレール部を長手方向に備え、障
    子は一方の竪框の上下にガイド体を備え、このガ
    イド体を上下横枠の前記レール部に案内させて障
    子がサツシ枠に装着されると共に障子とサツシ枠
    がアームで結合されており、アームは対面してい
    るサツシ枠の横枠と障子の横框間に位置して一端
    を障子の横框の中間に設けた框側軸に、他端をサ
    ツシ枠の竪枠側内周面に設けた枠側軸にそれぞれ
    軸着されており、枠側軸と框側軸間の距離を框側
    軸とガイド体間の距離より大きくして障子を反転
    可能にし、障子を閉じた状態で、前記枠側軸、框
    側軸、ガイド体が平面視で横框の長手方向中心線
    にほぼ沿うように配置され、アームのサツシ竪枠
    側にガイド体の移動軌跡に対して室外側に位置し
    たガイド体回避部を形成し、かつ、アームが横框
    の見込み寸法内に収められていることを特徴とし
    たサツシ。
JP1986141864U 1986-09-18 1986-09-18 Expired JPH0413345Y2 (ja)

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JPS51132829U (ja) * 1975-04-17 1976-10-26

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JPS6275182U (ja) 1987-05-14

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