JPH0443584Y2 - - Google Patents

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JPH0443584Y2
JPH0443584Y2 JP6554885U JP6554885U JPH0443584Y2 JP H0443584 Y2 JPH0443584 Y2 JP H0443584Y2 JP 6554885 U JP6554885 U JP 6554885U JP 6554885 U JP6554885 U JP 6554885U JP H0443584 Y2 JPH0443584 Y2 JP H0443584Y2
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window
arm
wire rope
rope fixing
swing
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  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、左右両側に開き袖窓部を有する出窓
における袖窓部開閉装置に関する。
(従来の技術及びその問題点) 左右両側に開き袖窓部を有する従来の出窓では
各袖窓部の開閉を行うのに各袖窓障子を手でいち
いち押し開き操作しなければならず、また左右の
袖窓部の開閉操作を片方ずつ別々に行わねばなら
ないため、例えばキツチン出窓のように出窓入口
側に流し等が設けてあつたり地板上に物が置かれ
るような出窓の場合には、開閉操作が非常に困難
であるうえ、押し開き操作のための空間部を要す
ることから袖窓障子付近に物を置くことができな
くなつて出窓内部の空間利用や間取りが制限され
るといつた問題があつた。
(問題点を解決するための技術的手段) 本考案は上記の問題点を解決するためのもの
で、その技術的手段は、左右両側に開き袖窓部を
有する出窓において、各袖窓枠5B,5Cの上横
枠又は下横枠に、回転駆動軸20B,20Cを設
け、該駆動軸20B,20Cにはベルクランク状
の揺動アーム19B,19Cと、ワイヤーロープ
固定用ローラ21B,21Cをそれぞれ同軸上に
固着し、両ワイヤーロープ固定用ローラ21B,
21C間にわたつて一対のワイヤーロープ22,
23を懸架し、一方の袖窓枠5Bにおける上記回
転駆動軸20Bを設けた側の横枠2に窓開閉操作
用のハンドル24を取着して、このハンドル24
に設けたウオームギヤ25にこれと一体回転する
アーム片36を突設し、該アーム片36と、一方
側の揺動アーム19Bの一端部とを揺動リンク3
4を介して連結して、上記ハンドル24の回転に
よつて上記一方側の揺動アーム19Bを揺動せし
むるようにすると共に、これと同軸に固着した一
方側のワイヤーロープ固定用ローラ21B及びこ
れに懸架したワイヤロープ22,23を介して他
方側のワイヤーロープ固定用ローラ21C及びこ
れに同軸に固着した他方側の揺動アーム19Cを
揺動せしむるようにし、両揺動アーム19B,1
9Cの各他端部にはガイドローラ31,31を取
り付けて、それぞれのガイドローラ31,31
を、左右両側の開き袖窓部6B,6Cの前後方向
に設けたガイド溝32,32に転動可能に係合さ
せてなるものである。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はキツチン出窓の横断面図、第2図はそ
の要部縦断面図を示している。このキツチン出窓
は前面窓部A、左右の袖窓部B,C、地板部D及
び天窓部Eからなり、前面窓部A及び天窓部Eは
固定窓(嵌殺し窓)、左右の袖窓部B,Cは開き
窓であつて、後述する袖窓部開閉装置により連動
開閉されるようになつている。
袖窓部B,Cはそれぞれ上横枠1,1と下横枠
2,2と建屋側基枠3,3と方立4,4とからな
る袖窓部5B,5Cに、袖窓障子6B,6Cをそ
れぞれ外開き式に取付けてなるもので、袖窓障子
6B,6Cの各々は上下横框7,8と前後竪框
9,10とからなる周枠にガラス11を嵌装して
なり、そしてその前竪框9がヒンジ(その枢軸を
第1図に12で示す)により方立4に枢着されて
おり、また袖窓枠5B,5Cの内側には防虫網戸
13が取付けてある。袖窓枠5B,5Cのそれぞ
れの建屋側基枠3は窓開口部枠14に取着されて
いる。一方、前面窓部Aは上横枠(図示せず)、
下横枠15及び袖窓枠5と共用の方立4,4によ
り構成される窓枠にガラス16を嵌殺し式に嵌装
してなり、また天窓部Eは前面窓部Aの上横枠、
袖窓部B,Cの上横枠1,1及び建屋側の上部基
枠(図示せず)からなる周枠にガラス17を嵌装
してなる。地板部Dは地板18を含む。
次に本考案に係る袖窓部開閉装置につき説明す
ると、この袖窓部開閉装置は、両袖窓枠5B,5
Cの下横枠2,2に、それぞれ揺動アーム19
B,19Cを介して袖窓障子6B,6Cを枢軸1
2を中心に揺動開閉させるための回転駆動軸20
B,20Cを回転自在に取付け、これらの回転駆
動軸20B,20Cにはワイヤロープ固定ローラ
21B,21Cをそれぞれ固着して、これらのロ
ーラ21B,21Cを、窓開放操作用のワイヤロ
ープ22及び窓閉止操作用のワイヤロープ23を
介して互いに反対方向に回転可能に連動連結し、
また左側の袖窓枠5Bにおける下横枠2の基端部
内側面側に窓開閉操作用ハンドル24を取付け、
このハンドル24の回転を、ウオームギヤ25及
びリンク機構26を介して回転駆動軸20Bに伝
え、この回転駆動軸20Bの回転駆動による揺動
アーム19Bの揺動旋回により左側の袖窓障子6
Bが外側に開放せしめると同時に、ワイヤロープ
固定ローラ21Bの回転による窓開放操作用ワイ
ヤロープ22の牽引作用により他方のローラ21
Cを介して回転駆動軸20Cを回転駆動させてそ
の回転駆動による揺動アーム19Cの揺動旋回に
より右側の袖窓障子6Cを外側に開放せしめるよ
うにしてなるものである。
上記構造について更に詳しく説明すれば、窓開
放操作用ワイヤロープ22及び窓閉止用ワイヤロ
ープ23は、1本のワイヤロープを両側のワイヤ
ロープ固定ローラ21B,21Cにそれぞれ複数
回ずつ巻回して適宜固定させた状態でそれらのロ
ーラ21B,21C間に無端状に張架してなるも
ので、これらのワイヤロープ22,23にはそれ
ぞれ張力調整用のターンバツクル27,28が設
けてあり、そしてこれらのワイヤロープ22,2
3は前面窓部Bの窓枠を構成する下横枠15内部
にその長手方向に沿つて延在され、その両端部は
下横枠15の両開口端のところから曲げられて袖
窓枠5B,5Cの下横枠2,2側へ突入し、ロー
ラ21B,21Cに固定されている。尚、ワイヤ
ロープ22,23はカバーチユーブ29,30に
挿通されている。一方の揺動アーム19Bは回転
駆動軸20Bに固着されていて、その先端部にガ
イドローラ31が軸着され、このガイドローラ3
1は袖窓障子6Bの下横框8の下面側にその長手
方向に設けられたガイド溝32に係合されてお
り、したがつて回転駆動軸20Bの回転による揺
動アーム19Bの揺動旋回によりガイドローラ3
1がガイド溝32に沿つてスライドし、それによ
り袖窓障子6Bは枢軸12を中心として揺動開閉
することができる。またこの揺動アーム19Bの
基端部にはリンク機構26の一部を構成する回動
アーム33が突設され、このアーム33の先端部
に揺動リンク34の一端部が枢着され、このリン
ク34の他端部はウオームホイール25bと一体
に回転するアーム片36に枢着されている。この
ウオームホイール25bとウオーム25aとでウ
オームギヤ25を構成し、これらは下横枠2に取
着されたギヤケース35内に装備してある。上記
アーム片36と揺動リンク34と回動アーム33
とによりリンク機構26が構成され、このリンク
機構26はウオームホイール25bの回転を回転
駆動軸20Bに伝えてこれを回転させることにな
る。他方の揺動アーム19Cも同様に回転駆動軸
20に固着されていて、その先端部に軸着された
ガイドローラ31が袖窓障子6Cの下横框8に設
けられた同様なガイド溝に係合され、しかしてこ
の袖窓障子6Cは回転駆動軸20Cの回転に伴う
揺動アーム19Cの揺動旋回により枢軸12を中
心として揺動開閉することになる。
第1図は左右の袖窓障子6B,6Cが袖窓枠5
B,5Cに対し閉止された状態を示しており、こ
の閉止状態からハンドル24を窓開放方向に廻す
と、ウオームギヤ25及びリンク機構26を通じ
て一方の回転駆動軸20Bが第1図に関し時計方
向に回転駆動され、この回転駆動軸20Bの回転
駆動により揺動アーム19Bが時計方向に揺動旋
回して袖窓障子6Bが外側に開放され、一方上記
回転駆動軸20Bの時計方向の回転によりワイヤ
ロープ22を介して他方の回転駆動軸20Cが反
時計方向に回転駆動され、それによつて袖窓障子
6Cが袖窓障子6Bと同時に外側に開放されるわ
けである。また、ハンドル24を逆方向に廻す
と、一方の回転駆動軸20Bが反時計方向に回転
し、この回転駆動軸20Bの回転によりワイヤロ
ープ23を介して他方の回転駆動軸20Cが時計
方向に回転し、それによつて両方の袖窓障子6
B,6Cが同時に閉止されることになる。
(考案の効果) 本考案によれば、袖窓部を開閉するのに袖窓障
子をいちいち押し開き操作する必要がなく、ただ
ハンドルを廻すだけでよく、しかもこのハンドル
の回転操作によつて左右両方の袖窓障子が同時に
開閉できるため操作が非常に簡単となり、また開
閉操作のために従来のような操作用空間部をほと
んど必要としないので、特にキツチン出窓におい
ては出窓内部の空間を有効に利用できると共にそ
の内部の間取りも自由に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す出窓の横断面
図、第2図は第1図の−線断面図である。 B,C……袖窓部、1……上横枠、2……下横
枠、5B,5C……袖窓枠、6B,6C……袖窓
障子、19B,19C……揺動アーム、20B,
20C……回転駆動軸、22,23……ワイヤロ
ープ、24……窓開閉操作用ハンドル、25……
ウオームギヤ、26……リンク機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右両側に開き袖窓部を有する出窓において、
    各袖窓枠5B,5Cの上横枠又は下横枠に、回転
    駆動軸20B,20Cを設け、該駆動軸20B,
    20Cにはベルクランク状の揺動アーム19B,
    19Cと、ワイヤーロープ固定用ローラ21B,
    21Cをそれぞれ同軸上に固着し、両ワイヤーロ
    ープ固定用ローラ21B,21C間にわたつて一
    対のワイヤーロープ22,23を懸架し、一方の
    袖窓枠5Bにおける上記回転駆動軸20Bを設け
    た側の横枠2に窓開閉操作用のハンドル24を取
    着して、このハンドル24に設けたウオームギヤ
    25にこれと一体回転するアーム片36を突設
    し、該アーム片36と、一方側の揺動アーム19
    Bの一端部とを揺動リンク34を介して連結し
    て、上記ハンドル24の回転によつて上記一方側
    の揺動アーム19Bを揺動せしむるようにすると
    共に、これと同軸に固着した一方側のワイヤーロ
    ープ固定用ローラ21B及びこれに懸架したワイ
    ヤロープ22,23を介して他方側のワイヤーロ
    ープ固定用ローラ21C及びこれに同軸に固着し
    た他方側の揺動アーム19Cを揺動せしむるよう
    にし、両揺動アーム19B,19Cの各他端部に
    はガイドローラ31,31を取り付けて、それぞ
    れのガイドローラ31,31を、左右両側の開き
    袖窓部6B,6Cの前後方向に設けたガイド溝3
    2,32に転動可能に係合させてなる出窓におけ
    る袖窓部開閉装置。
JP6554885U 1985-04-30 1985-04-30 Expired JPH0443584Y2 (ja)

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JP6554885U JPH0443584Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JP6554885U JPH0443584Y2 (ja) 1985-04-30 1985-04-30

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JPS61181477U JPS61181477U (ja) 1986-11-12
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JPS61181477U (ja) 1986-11-12

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