JPH0542577U - 障子付き回転式ガラス窓 - Google Patents

障子付き回転式ガラス窓

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Publication number
JPH0542577U
JPH0542577U JP10177691U JP10177691U JPH0542577U JP H0542577 U JPH0542577 U JP H0542577U JP 10177691 U JP10177691 U JP 10177691U JP 10177691 U JP10177691 U JP 10177691U JP H0542577 U JPH0542577 U JP H0542577U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crank arm
flange
slider
shoji
glass window
Prior art date
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Pending
Application number
JP10177691U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 鎌田
仁 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication of JPH0542577U publication Critical patent/JPH0542577U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障子付き回転式ガラス窓を、障子を開閉せず
にガラス窓内枠が開閉出来るようにする。 【構成】 レール19とスライダー20と第1クランク
アーム22と第1連結材23によって、クランクアーム
22と連結材23とのピン接合点24が屋外側に水平に
移動するスライダークランク機構を、フランジ16の屋
外側に形成し、そのスライダー20を駆動する第2クラ
ンクアーム26を、フランジ16の屋内側に固定回転軸
25をおき、その先端27がフランジ16に設けた開口
部28から屋外側に向けて出没可能に突き出し、その第
2クランクアーム26を回転駆動するハンドル32を、
下枠材14のフランジ16の屋内側に設け、障子17を
張り渡したフランジ16の屋内側においてハンドル32
を操作して窓内枠11を開閉することとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外側に向け水平方向に回転して開閉する回転式ガラス窓内枠11 を取り付ける窓外枠12の上枠材13と下枠材14が、それぞれ窓内枠11から 屋内側となる位置において、上枠材13にあっては下向きに、下枠材14にあっ ては上向きに、それぞれ垂直に突き出たフランジ15・16を有し、それら上下 のフランジ間15・16に障子17を張り渡した障子付きの回転式ガラス窓18 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のガラス窓18では、窓内枠11には取手41の付いた錠が取り付けら れており、障子17を開き、取手41を回して開閉するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
障子17は防虫網37の張設された網戸となっており、障子17を開かなけれ ば窓内枠11が開閉出来ないので、その開閉に際し害虫が屋内に入り込むことに なるし、第一、窓内枠11を開閉するのに障子17までも開閉しなければならな いと言うことは煩わしいことである。
【0004】 又、障子17の多くは窓内枠11と同様に回転式になっており、それを屋内側 に引いて開閉しなければならないのであるが、その手前側に置物があれば障子1 7を開閉することが出来なくなるので窓際のスペース39を有効に利用すること が出来ず、特に飾り棚を兼ねて設けられる出窓40ではその利用価値が著しく損 なわれることになる。
【0005】 そこで本考案は、特に障子17や出窓40の利用価値を損なわずに、障子付き 回転式ガラス窓の窓内枠を開閉することが出来るようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るガラス窓は、 (a) 屋外側に向け水平方向に回転して開閉する回転式ガラス窓内枠11を取 り付ける窓外枠12の上枠材13と下枠材14が、それぞれ窓内枠11から屋内 側となる位置において、上枠材13にあっては下向きに、下枠材14にあっては 上向きに、それぞれ垂直に突き出たフランジ15・16を有し、それら上下のフ ランジ間15・16に障子17を張り渡して設けた障子付きの回転式ガラス窓1 8であり、 (b) そのフランジ16の屋外側において、下枠材14の長さ方向に敷設した レール19と、そのレール上を移動するスライダー20と、フランジ16の屋外 側において下枠材14に固定回転軸21をおく第1クランクアーム22と、窓内 枠11の一部として構成されてクランクアーム22とスライダー20をピン接合 する第1連結材23とによって、クランクアーム22と連結材23とのピン接合 点24が屋外側に水平に移動するスライダークランク機構をフランジ16の屋外 側に形成し、 (c) フランジ16の屋内側に固定回転軸25をおいて水平方向に回転作動す る第2クランクアーム26を下枠材14に設け、その先端27をフランジ16に 設けた開口部28から屋外側に向けて出没可能に突き出し、その屋外側に突き出 る第2クランクアーム26の先端部分27と、第1連結材23のスライダー20 と第1クランクアーム22との二つのピン接合点24・29の間の部分30を、 第2連結材31によりピン接合して連結し、 (d) 第2クランクアーム26の回転作動により、第2連結材31と第1連結 材23を介してスライダー20が移動し、第1連結材23を構成するガラス窓内 枠11が回転して開閉するガラス窓開閉用リンク機構が、窓内枠11と窓外枠1 2との間に構成されており、 (e) 第2クランクアーム26を回転駆動するハンドル32が下枠材14のフ ランジ16の屋内側に設けられていること、 を特徴とするものである。
【0007】 図示する実施例に係る第2クランクアーム26の回転軸付近にはウオーム歯形 33が付けられており、ハンドル32はウオーム歯形33に噛み合うウオーム3 4に付けられており、ハンドル32を回すとウオーム34が回転して第2クラン クアーム26を回転し、その第2クランクアーム26の回転作動により、第2連 結材31と第1連結材23を介してスライダー20がレール19に沿って駆動さ れてピン接合点29が移動するので、レール19とスライダー20と第1クラン クアーム22と共にスライダークランク機構を構成する第1連結材23と一体に なったガラス窓内枠11が、その移動するピン接合点29を中心に回転して開閉 するようになっている。
【0008】 35は、第2クランクアーム26を軸支する回転軸25を固定し、ウオーム軸 35を軸支するために窓外枠12のフランジ16に取り付けられたカバーであり 、それによって窓外枠の開口部28や第2クランクアーム26、回転軸25、ウ オーム34等が外側から直接目に触れないように包まれている。
【0009】 本考案において「障子」とは網戸をも意味し、37は、障子枠17に張設され た防虫網である。 38は、窓内枠に嵌め込まれたガラス板である。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係る障子付きの回転式ガラス窓18は、レール19とスライダー20 と第1クランクアーム22と第1連結材23によって、クランクアーム22と連 結材23とのピン接合点24が屋外側に水平に移動するスライダークランク機構 がフランジ16の屋外側に形成されており、そのスライダー20を駆動する第2 クランクアーム26がフランジ16の屋内側に固定回転軸25をおき、その先端 27がフランジ16に設けた開口部28から屋外側に向けて出没可能に突き出て おり、その第2クランクアーム26を回転駆動するハンドル32が下枠材14の フランジ16の屋内側に設けられている。 このため本考案に係る障子付きの回転式ガラス窓18では、障子17を開閉せ ずにハンドル32を回して窓内枠11を開閉することが出来る。
【0011】 このようにガラス窓内枠11と障子17を同時に開閉する必要がなくなるので 、ガラス窓内枠11の開閉時に害虫が屋内に入り込むことがなくなる。
【0012】 又、そのように障子17を開閉せずに窓内枠11を開閉することが出来るので 、障子17の手前側に置物を置くことが出来る。 従って、窓際のスペース39を有効に利用することが出来、特に、出窓40に あっては、それを手前側に飾り物を置くことの出来る飾り棚としても利用出来る 等、本考案は頗る実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る障子付きの回転式ガラス窓の開閉
用リンク機構部分の平面図である。
【図2】本考案に係る障子付きの回転式ガラス窓の断面
側面図である。
【図3】従来技術に係る障子付きの回転式ガラス窓の断
面側面図である。
【符号の説明】
11 窓内枠 12 窓外枠 13 上枠材 14 下枠材 15 フランジ 16 フランジ 17 障子 18 ガラス窓 19 レール 20 スライダー 21 回転軸 22 第1クランクアーム 23 第1連結材 24 ピン接合点 25 固定回転軸 26 第2クランクアーム 27 先端 28 開口部 29 ピン接合点 30 部分 31 第2連結材 32 ハンドル 33 ウオーム歯形 34 ウオーム 35 ウオーム軸 36 カバー 37 防虫網 38 ガラス板 39 スペース 40 出窓 41 取手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 屋外側に向け水平方向に回転し
    て開閉する回転式ガラス窓内枠11を取り付ける窓外枠
    12の上枠材13と下枠材14が、それぞれ窓内枠11
    から屋内側となる位置において、上枠材13にあっては
    下向きに、下枠材14にあっては上向きに、それぞれ垂
    直に突き出たフランジ15・16を有し、それら上下の
    フランジ間15・16に障子17を張り渡した障子付き
    の回転式ガラス窓18であり、 (b) フランジ16の屋外側において、下枠材14の
    長さ方向に敷設したレール19と、そのレール上を移動
    するスライダー20と、フランジ16の屋外側において
    下枠材14に固定回転軸21をおく第1クランクアーム
    22と、窓内枠11の一部として構成されてクランクア
    ーム22とスライダー20をピン接合する第1連結材2
    3とによって、クランクアーム22と連結材23とのピ
    ン接合点24が屋外側に水平に移動するスライダークラ
    ンク機構をフランジ16の屋外側に形成し、 (c) フランジ16の屋内側に固定回転軸25をおい
    て水平方向に回転作動する第2クランクアーム26を下
    枠材14に設け、その先端27をフランジ16に設けた
    開口部28から屋外側に向けて出没可能に突き出し、そ
    の屋外側に突き出る第2クランクアーム26の先端部分
    27と、第1連結材23のスライダー20と第1クラン
    クアーム22との二つのピン接合点24・29の間の部
    分30を、第2連結材31によりピン接合して連結し、 (d) 第2クランクアーム26の回転作動により第2
    連結材31と第1連結材23を介しスライダー20が移
    動して第1連結材23を構成するガラス窓内枠11が回
    転して開閉するガラス窓開閉用リンク機構が窓内枠11
    と窓外枠12との間に構成されており、 (e) 第2クランクアーム26を回転駆動するハンド
    ル32が下枠材14のフランジ16の屋内側に設けられ
    ていること、 を特徴とする障子付き回転式ガラス窓。
JP10177691U 1991-11-13 1991-11-13 障子付き回転式ガラス窓 Pending JPH0542577U (ja)

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JP10177691U JPH0542577U (ja) 1991-11-13 1991-11-13 障子付き回転式ガラス窓

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JP10177691U JPH0542577U (ja) 1991-11-13 1991-11-13 障子付き回転式ガラス窓

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JPH0542577U true JPH0542577U (ja) 1993-06-08

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JP10177691U Pending JPH0542577U (ja) 1991-11-13 1991-11-13 障子付き回転式ガラス窓

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008050805A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Tostem Corp 網材を備えた開口部装置
JP2011209117A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Howa Mach Ltd 扉開閉試験装置
JP2015042799A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 株式会社Lixil 窓の防火構造
CN114908867A (zh) * 2022-05-27 2022-08-16 浙江机电职业技术学院 一种隐藏式休闲阳台结构

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