JP3628436B2 - シャッターの障害物感知装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、障害物が接触したときにシャッターを安全側に動作制御するシャッターの障害物感知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
開口部を昇降するシャッターには、昇降の途中で障害物を感知したとき、シャッターを安全制御させる障害物感知装置が設けられている。
この障害物感知装置は、例えば、実公昭55−53036号公報に開示されている。
【0003】
障害物感知装置は、シャッターの座板上に設けられ、障害物感知時に送信部から光信号により上部(シャッターケース等)側の受信部に感知信号を出力し、制御盤に対し安全制御を行う構成である。
具体的には、シャッター下降中に座板下部の感知体に障害物が接触すると送信部が感知信号を送信する。感知体としては、感知片の移動を検知する座板スイッチや、テープスイッチ等で構成される。
【0004】
受信部では、この感知信号を受けて制御盤に対し停止の制御信号を出力してシャッター下降を停止させる。
また、他の安全制御としては、障害物感知でシャッターの下降を停止させた後、反転上昇させ再度停止させるものがある。
【0005】
送信部は、バッテリ駆動されるものであり、このバッテリの電圧が低下すると障害物に接触しても感知信号の送信が不能となるため、バッテリの電圧低下を検知する装置がある(例えば、特公平7−74577号公報に開示)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バッテリの電圧低下を検知する装置が作動して、ブザー等で操作者に報知しても、環境などによる音量不足やブザーの故障などにより、操作者に伝わらない状態となることが考えられる。このとき、ユーザーは障害物感知機能が作動しない状態であるにもかかわらず、これを知らずにシャッターを開閉させることとなる。
そして、この状態が長期間継続した場合には、送信部のバッテリの電圧が無くなり、送信部からの感知信号も送信不能となることが考えられる。
また、シャッターが長期間全閉状態の場合には、この全閉期間中に送信部のバッテリが無くなることが考えられる。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、送信部のバッテリ残量の低下を検知して、これを操作者により適切に伝えることができ、障害物感知時には常にシャッターを安全側に制御できるシャッターの障害物感知装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のシャッターの障害物感知装置は、請求項1記載のように、シャッター開閉操作を行う上昇/下降/停止の各押釦スイッチが設けられた操作部PBSと、
前記操作部PBSに接続され、前記シャッターを開閉駆動させるための駆動信号を出力する開閉制御手段3と、
シャッターに障害物が接触したときに感知信号を出力し、駆動源とするバッテリの電圧低下時に残量信号を出力する感知器2と、
前記感知器2からの感知信号を受けてシャッターを少なくとも停止制御するとともに、前記感知器2の残量信号の入力を受けて残量フラグをセットし、該残量フラグがセットされている期間中は、前記操作部PBSの開閉操作があってもシャッターを正常時と異なる状態で開閉させる制御処理手段1と、
前記制御処理手段1に接続され、前記操作部PBSの停止用押釦スイッチとされて、押下された際に前記残量フラグをクリアし、前記シャッターの開閉を正常状態に復帰させるための復帰キーと、
前記復帰キーの押下を、前記開閉制御手段3における前記復帰キーと接続される制御回路の共通する制御ラインの電圧が0になることで検出する操作検出部と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項2によれば、シャッター開閉操作を行う上昇/下降/停止の各押釦スイッチ10,13,16が設けられた操作部PBSと、
シャッターに障害物が接触したときに感知信号を出力し、駆動源とするバッテリの電圧低下時に残量信号を出力する感知器2と、
前記感知器2からの感知信号を受けてシャッターを少なくとも停止制御する制御処理手段1と、
シャッターに障害物が接触したときに感知信号を出力し、駆動源とするバッテリの電圧低下時に残量信号を無線送信する送信部2aと、
前記操作部PBSの上昇あるいは下降の押釦スイッチ10,13の操作に基づき、該操作の方向に開閉機Mを駆動する電源を継続的に自己保持して供給する自己保持用リレー接点18,19を有する開閉制御手段3と、
前記開閉制御手段3の自己保持用リレー接点18,19に接続線23を介して接続され、該自己保持用リレー接点18,19への電源供給を供給/あるいは遮断可能な自己保持解除用リレー接点RY1を備え、前記送信部2aから残量信号を受信したとき該自己保持解除用リレー接点RY1を開き自己保持を解除状態に保持する受信部2bと、
を備え、
前記受信部2bには、前記開閉制御手段3を介して前記操作部PBSの停止用押釦スイッチ16の操作状態を電圧変化で検出する操作検出部29が設けられ、
前記自己保持の解除状態において、停止用押釦スイッチ16の操作を受けて自己保持解除用リレー接点RY1を閉じ、以降の上昇/下降の押釦スイッチ10,13の操作を自己保持できるよう復帰させ、
前記停止用押釦スイッチ16の操作による電圧変化検出は、前記操作検出部29が、前記停止用押釦スイッチ16を介して開閉制御手段3の制御回路の共通する制御ラインP1,P4の電圧が0になることを検出することにより行うことを特徴とする。
【0010】
また、請求項3記載によれば、前記開閉制御手段3は、前記バッテリの電圧の低下時に、前記上昇又は下降押釦スイッチ10,13が押されている期間のみ前記シャッターが同方向に移動することを許可することを特徴とする。
【0013】
上記構成によれば、シャッターに対する障害物の接触を感知する感知器2のバッテリ電圧低下時に残量信号が送出されると、これを受けてシャッターを正常時と異なる開閉動作に制御してシャッターそのものの動作で操作者にバッテリの電圧低下を報知する構成としたので、バッテリの残量低下をより明確に伝えやすくなる。このような構成に加え既存の画面表示や報知音と組み合わせることでよりバッテリの残量低下を伝えやすくなり、障害物感知時には常にシャッターを安全側に制御できるようになる。
また、自己保持用リレー接点18,19を有する開閉制御手段3により、操作部PBSの開閉操作を自己保持してシャッターを継続的に昇降させる構成であるとき、所定本数の接続線23を介して受信部2bを接続するだけで、バッテリの電圧低下時に自己保持を解除状態に保持する構成にできる。これにより、操作者に対して開閉の操作押釦スイッチ10,13が押下されている期間だけシャッターが開閉され、バッテリの電圧が低下していることを報知できる。
そして、バッテリが低下している状態の際、停止用押釦スイッチ16の操作を行うことで、操作検出部29が、この停止用押釦スイッチ16の操作による電圧変化を検知することとなり、残量フラグのクリア、或いは、自己保持解除状態の復帰を行い、シャッターを通常状態で開閉できる初期状態に復帰することができる。また、この初期状態に復帰させる復帰用キーを、既存する操作部の停止用押釦スイッチ16を用いていることから、特別に復帰キーを設ける必要がない。
また、バッテリの電圧の低下時に、操作部PBSの上昇又は下降押釦スイッチ10,1が押されている期間のみシャッターが同方向に移動することを許可することとしたので、操作者は、このシャッターの動作が正常時とは異なることでバッテリの残量がないことを知ることができ、このことから、バッテリ切れを未然に防止でき、適切なバッテリ交換が促されるから、障害物感知時には常に感知信号を送信できるようになり、障害物感知時にシャッターを安全側に制御できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のシャッターの障害物感知装置の第1の実施形態を示すブロック図である。
この装置は、開閉制御手段3と感知制御手段4で構成された制御処理手段1を有し、この制御処理手段1は、MPU及びROM,RAM等からなり、予め記憶された処理プログラムに従い入力信号を受けて所定の処理を実行し駆動信号を出力する。
【0015】
感知器2は、シャッターに障害物が接触すると対応して感知信号を送信する。この感知器2は、シャッターの座板部分に取り付けられた送信部2aと、シャッターケース側に固設され、送信部2aから送信された感知信号を受信する受信部2bで構成される。
送信部2aは、交換を前提とするバッテリを駆動電源として作動するものであり、バッテリの電圧を検知する電圧検知部2aaが設けられる。電圧検知部2aaは、バッテリが基準電圧以下になったとき、これを示す残量信号を感知信号の送信時に併せて受信部2bに送信する。この基準電圧は送信部2aが正常な送信を行える電圧に相当する。
【0016】
送信部2aと受信部2bとの間の伝送媒体は、所定波長の光や、所定周波数の電波等、感知信号及び残量信号を受信部2b側に無線送信できるものを用いる。
また、残量信号は感知信号の送信に続けて送信したり、時分割で送信したり、感知信号と残量信号を多重化したり、それぞれ異なる波長(周波数)で送信する等、アナログ/デジタル伝送方式の相違を含め多様な伝送形態が考えられる。
【0017】
感知制御手段4には、操作部PBS及び感知器2が接続され、操作部PBSの上昇/下降/停止の各スイッチ操作が操作検出部4aで検出され、対応して上昇/下降/停止の各制御信号を開閉制御手段3に出力する。
また、感知信号判定部4bは、感知器2から感知信号の入力を受けてシャッターを安全制御するための制御信号を開閉制御手段3に出力する。また、電圧監視部4cは、感知信号に併せて残量信号が送信されてきたとき、この残量信号を抽出して残量フラグを1「残量無し」にセットする。
【0018】
開閉制御手段3は、制御信号に基づき開閉機Mを回転駆動させるための駆動信号を出力する。
この開閉制御手段3は、上昇/下降の制御信号を受けたとき、開閉機Mを同方向に駆動する駆動信号を継続的に出力してシャッターを下限/上限位置に達するまで継続して開閉させる。
また、停止の制御信号を受けたときには、直ちに開閉機Mを停止させる駆動信号を出力しシャッターを停止させる。
【0019】
図示のように、作動用の駆動電源が直接、開閉機Mに接続され、これと別入力される駆動信号で動作する開閉機Mを用いるときには、開閉機Mは開閉制御手段3から出力される駆動信号の内容により回転が制御されることになる。
また、駆動信号が開閉機Mに供給する電源そのものである場合、開閉制御手段3は上昇/下降に対応した電源の供給を制御する構成であり、駆動信号が停止のときにはこの電源を遮断する構成となる。
【0020】
この開閉制御手段3には、シャッターの上下限位置を検出するリミット手段3aが接続される。
開閉機Mは、駆動信号により上昇/下降方向に継続して駆動されるが、シャッターが上限/下限位置にそれぞれ達するとリミット手段3aでの検出を受けて開閉機Mを停止させる駆動信号を出力する。
【0021】
また、感知制御手段4は、感知信号判定部4bに感知信号が入力されたとき報知部5を作動させる。報知部5は警報を発するブザーや異常表示を行う表示画面、あるいは警報ランプ等で構成される。
さらに、電圧監視部4cに残量信号が入力されたときにも、同様に報知部5を作動させる。ここで、報知部5では前記障害物感知時の報知と、電池残量無しの時の報知とを異ならせる構成とすれば、いずれの警報状態であるか把握できるようになる。例えば警報音を異ならせたり他の警報ランプを点灯させ、また他色を点灯させたりする。
【0022】
上記構成によるシャッター開閉動作を図2のフローチャートを用いて説明する。
操作部PBSで下降操作されると、感知制御手段4は開閉機Mに下降させる駆動信号を出力し、シャッターが同方向に下降し始める。
この下降途中において、シャッターに障害物が接触すると、感知器2がこれを検知し、感知状態を示す感知信号を感知制御手段4に出力する。
【0023】
この感知信号は、感知信号判定部4bにより内容が判断され(SP1)、感知信号受信時には(SP1−Yes)、直ちに停止の制御信号を開閉制御手段3に出力し、シャッターの下降を停止させる安全制御を行う(SP2)。
【0024】
そして、感知制御手段4の電圧監視部4cは、送信部2aのバッテリの電圧が低下しているか否かを判断する(SP3)。このため、電圧監視部4cは、感知信号の送信に併せて残量信号が送信されたか否かを判断し、残量信号の受信時には(SP3−Yes)、シャッターを停止状態に保持する。
まず、電圧監視部4cの残量フラグを1「残量無し」にセットする(SP4)。
【0025】
開閉制御手段3は、残量フラグが1「残量無し」であることを受けてシャッターを停止状態とし、この後に復帰キーの操作入力があるまでこの停止状態を保持する(SP5)。
但し、開閉制御手段3は、この停止保持の期間中、操作部PBSの上昇スイッチ、あるいは下降スイッチが操作されると(SP6−Yes)、開閉制御手段3は、これら上昇、下降スイッチが押されている期間のみ開閉機Mに対して同方向への駆動信号を出力し、シャッターが同方向に移動することを許可する特殊モードになる(SP7)。
尚、開閉制御手段3は、感知器2が障害物を感知した状態の後に、操作部PBSで下降操作されてもシャッターの下降を禁止する構成としてもよく、この場合には状況を知らない他人が下降操作してもシャッターの下降が禁止される。
【0026】
このように、感知器2の送信部2aのバッテリ電圧が低下したときには、シャッターを開閉操作しても継続的な開閉がなされず、上昇、下降スイッチを押している期間のみシャッターが開閉されるよう構成したので、操作者はこのシャッターの動作が正常時と異なることで送信器2aのバッテリ残量がないことを知らせるようになる。このとき、報知部5での報知の有り無しにかかわらず、シャッターの動作でバッテリ残量が無いことが知らせられる。
これにより、送信器2aのバッテリ切れを未然に防止でき、適切なバッテリ交換が促されるから、送信器2aは障害物感知時には常に感知信号を受信部2bに送信できるようになり、障害物感知時にシャッターを安全側に制御できるようになる。
【0027】
この後、バッテリを交換した際に復帰キーが操作され(SP8−Yes)、操作検出部4aがこれを検出すると、電圧監視部4cの残量フラグを0クリアする(SP9)。
これにより開閉制御手段3は、停止保持状態を解除し(SP10)、また、特殊モードから解除され(SP11)、シャッターを通常状態で開閉できる初期状態に復帰できる。
【0028】
この復帰キーは、操作部PBSの停止用押釦スイッチ16を用い、この停止用押釦スイッチ16の押下を操作検出部4aが検出して代用する構成としてもよい他、バッテリ交換後に送信器2aから交換信号(バッテリ交換で送信器2aの起動時に送信される設定としておく)の送信を受けて感知信号判定部4bの残量フラグを0クリアさせる構成としてもよい。
【0029】
上記実施の形態では、バッテリ電圧低下検知時に送信部2aの電圧検知部2aaが感知信号の送信に併せて残量信号を送信する構成としたが、これに限らず送信部2aは、障害物感知時に感知信号を送信し、バッテリ電圧低下検知時に残量信号を送信する構成としてもよい。
この構成としたとき、障害物感知時にシャッターは停止後反転上昇し、また、バッテリ電圧低下検知時にシャッターは停止状態に保持されつつ操作部PBSの上昇/下降スイッチが押されている期間のみ同方向に移動する特殊な開閉動作となり、バッテリの電圧低下をシャッター開閉で知らせる。
【0030】
また、SP2において、感知信号判定部4bは安全制御の設定によっては、シャッターを停止させた後、続いて上昇の制御信号を継続的に出力することもある。この場合には、シャッターを所定量反転上昇させて停止保持する。これにより、シャッターが障害物から離れて障害物及びシャッター双方で生じた力を減少でき、障害物の移動や除去をより容易化できる。
【0031】
また、上記実施の形態では、送信部2aのバッテリの電圧低下によって、制御処理手段1は、操作部PBSの上昇/下降スイッチが押されている期間のみ同方向に移動する制御を行う構成としたが、これに限らず、上昇/下降スイッチが押されると所定量だけ同方向に移動し再度停止する寸動作の構成としてもよい他、上昇/下降する移動速度が正常時と異ならせる制御を行う構成とすることもできる。
【0032】
次に、本発明の第2の実施形態を図3,図4を用いて説明する。これらの図において、前記実施形態と共通する構成要素には同一符号を附してある。
この実施の形態では、開閉制御手段3が商用電源(3相交流)で動作し開閉機Mを回転制御する構成とされる。
また、この開閉制御手段3には受信部2bが接続されて障害物検知時にはシャッター開閉が安全となるように制御し、また、バッテリの電圧低下時にはシャッターを正常時と異なるよう開閉制御する。
【0033】
開閉制御手段3は、電源供給回路と制御回路とで構成されている。
電源供給回路は、電源ラインと開閉機Mとの間に接続され、電源供給を制御して開閉機Mを正転/逆転させシャッターを開放/閉鎖する。例えば、3相交流の電源ラインに対し、その各相に開放用と閉鎖用(うち2相を入れ替えた形で接続)のリレー接点を並設し、一方のリレー接点を閉じることにより、開閉機Mを正転/逆転制御する。
制御回路には、操作部PBSの各開閉スイッチが所定の配線で接続され、この操作部PBSの開閉操作に対応して電源供給回路のリレー接点を開閉制御し、開閉機Mへの電源供給を切り替えシャッターを開閉停止させる。
【0034】
この開閉制御手段3の制御回路は、図4の回路図に示されている。制御回路は、電源ラインに並列接続された開放側回路と閉鎖側回路を有する。
開放側回路は、上昇用の押釦スイッチ10と、この押釦スイッチ10に直列な開放用リレー11で構成される。
閉鎖側回路は、下降用の押釦スイッチ13と、この押釦スイッチ13に直列な閉鎖用リレー14を有する。
【0035】
また、常閉接点の停止用押釦スイッチ16、及び受信部2bのリレー制御部27の自己保持解除用リレー接点RY1を介して、これら開放側回路及び閉鎖側回路の開放、閉鎖用の各リレー11,14にはそれぞれ並列に、開放用の自己保持用リレー接点18及び閉鎖用の自己保持用リレー接点19が接続される。
【0036】
そして、上昇用の押釦スイッチ10が押下されると、自己保持用リレー接点18が閉じ、開放用リレー11が通電され、開閉機Mに対して開放用の電源が供給される。
以降は、上昇用押釦スイッチ10が離されても自己保持用リレー接点18を介して開放用リレー11が継続して通電され、開閉機Mが連続して駆動しシャッターが開放されるようになっている。
【0037】
シャッターが上限位置に達すると、開放側回路の開放用リレー11に直列な上限用リミットスイッチ20が開き、開放用リレー11が非通電状態となり開閉機Mは停止する。
また、停止用押釦スイッチ16が操作されたときにも開放用リレー11が非通電状態となり、開閉機Mは停止する。
【0038】
シャッター下降の動作は、上記開放の動作とほぼ同様に、下降用の押釦スイッチ13の操作により、自己保持用リレー接点19を介して閉鎖用リレー14に対する自己保持動作が行われ、シャッターは下限用リミットスイッチ21が開くまで連続して下降する。同様に停止用押釦スイッチ16の操作で閉鎖用リレー14が非通電状態となり、開閉機Mは停止する。
【0039】
次に、開閉制御手段3の制御回路には、受信部2bが所定本数の接続線23を介して接続される。
受信部2bの内部構成は、図3に示すように送信部2aから無線送信された感知信号及び残量信号を受信する受信回路25が設けられ、これら感知信号及び残量信号は信号判定部26に出力される。
【0040】
信号判定部26は、シャッターが障害物に接触して受信回路25から感知信号が入力されたときには、リレー制御部27に対し、停止及び反転上昇の制御を行う。
また、送信部2aのバッテリ残量がなくなり、残量信号が入力されたときには、停止及び自己保持解除の制御を行う。そして、自己保持解除状態においてバッテリが交換され、解除用の操作信号の入力を受けてこの自己保持解除状態から、自己保持可能な状態(初期状態)に復帰させる。
【0041】
リレー制御部27は、接続線23を介して開閉制御手段3の制御回路に設けられた開放側回路及び閉鎖側回路の各リレーへの電源供給の供給/遮断の切り替え制御を行う。
このリレー制御部27には、図4に示す複数のリレー接点が設けられる。
自己保持解除用リレー接点RY1は、停止用押釦スイッチ16,上昇用押釦スイッチ10,下降用押釦スイッチ13の共通接続点P1と、自己保持用リレー接点18,19の共通接続点P2との間に設けられる常閉接点である。
反転用リレー接点RY2は、共通接続点P1と、開放側回路の上昇用押釦スイッチ10の後段位置(接続点P3)の間に設けられる常開接点である。
これら自己保持解除用リレー接点RY1、及び反転用リレー接点RY2接続用としては、接続線23が計3本用いられる(P4,P6間のものを除く)。
【0042】
リレー制御部27には、各リレー接点RY1,2にそれぞれ対応する2個の感知用リレー(不図示)が設けられる。
そして、信号判定部26からの制御を受けて、リレー制御部27は、後述するタイミングでリレー接点RY1,2を切り替える。
このリレー制御部27は、障害物検知時のリレー制御と、バッテリの電圧低下時のリレー制御とをそれぞれ行う。
【0043】
操作検出部29は、開閉制御手段3と受信部2bとを接続する接続線23の一部から導出されて操作部PBSの操作状態を電圧で検出する。
例えば、図4に示すように、受信部2b(リレー制御部26)の接続端子P5,P6部分の電圧を検出する。接続端子P5,P6は、停止用押釦スイッチ16を介して開閉制御手段3の制御回路の共通する制御(電源)ラインP1,P4に接続されている。
この操作検出部29での電圧検出用のために、接続線23は、さらにもう1本必要(P4,P6間の接続用として)となる。このように、開閉制御手段3に対し受信部2bからは合計4本の接続線23を接続するだけで、既存の開閉制御手段3の内部構成を変更せずとも後述するバッテリ低下時の制御動作を行えるようになる。
【0044】
停止用押釦スイッチ16が押下されると、それまで印加されていた電圧(電源ラインの電圧)が電圧無しの状態に変化する。操作検出部29は、この電圧の変化に基づき停止用押釦スイッチ16が押下されたことを検出し、検出信号を信号判定部26に出力する。
【0045】
停止用押釦スイッチ16は、通常のシャッター開閉時には上昇/下降の停止用として用いられるが、前記バッテリの電圧低下時に信号判定部26が自己保持解除状態としてリレー接点RY1を開いているときの状態では、シャッター動作を初期状態に復帰させるための復帰キーとして用いられる。
即ち、この自己保持解除状態のとき、停止用押釦スイッチ16が押下されると、操作検出部29は、P1,P4間の電圧が0になることを検出し検出信号を出力する。これを受けて信号判定部26は、自己保持解除状態を解除させ初期状態に復帰させる制御を行い、リレー制御部27のリレー接点RY1が閉じられる。
【0046】
上記構成による動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
シャッター下降中に障害物に接触すると、送信部2aは感知信号を送信する。
受信部2bは受信回路25でこの感知信号を受信して信号判定部26に出力し、信号判定部26は感知信号の内容を判断する。
【0047】
信号判定部26は、感知信号を検出したときには(SP21− Yes)、リレー制御部27を介してシャッター開閉を安全となるよう制御する。
この安全制御は、まずリレー接点RY1を切り替えて開き、自己保持動作を解除する。これにより、自己保持用リレー接点18,19への通電を遮断し、シャッターの下降が停止する(SP22)。
【0048】
次に、リレー接点RY2を切り替えて閉じる。これにより、このリレー接点RY2を介して開放用リレー接点11が通電され、シャッターが上昇動作し始める。
リレー接点RY2は、予めタイマー等により設定された期間閉じた状態に保持され、この期間経過で復帰し開かれる。この期間中、シャッターは上昇し、障害物から所定距離離れた位置で停止することになる。
この後、リレー接点RY1を切り替えて閉じ復帰させる。尚、このリレー接点RY1が復帰した状態では、シャッターは上昇/下降いずれの方向にも移動しない。
【0049】
この後、障害物が除かれた状態で下降用の押釦スイッチ13を操作すれば、シャッターを再度下降させることができるようになる。
上記動作では、シャッターが障害物に接触したとき反転制御する構成としたが、シャッターが障害物に接触したときにリレー接点RY1を開き、停止制御のみを行う構成としてもよい。
【0050】
次に、送信部2aからバッテリの電圧が低下した残量信号が送信されたときの動作を説明する。尚、残量信号は、感知信号に併せて出力されるものとする。
受信部2bは、受信回路25がこの残量信号を受信して信号判定部26に出力し、信号判定部26は残量信号の内容を判断する(SP23)。
【0051】
信号判定部26は、残量信号を検出したときには(SP23−Yes)、リレー制御部27を介してシャッター開閉を正常時と異なる状態にする。
具体的にはリレー接点RY1を切り替えて開き(SP24)、開閉用押釦スイッチ10,13の自己保持動作を解除する(SP25)。これにより、自己保持用リレー接点18,19への通電を遮断し、シャッターの下降が停止する。
このとき、前記報知部5から所定の報知(ブザーやランプ、画面表示等)を行ってもよい。
【0052】
この自己保持解除状態においては、上昇用押釦スイッチ10、下降用押釦スイッチ13のいずれを操作しても、自己保持用リレー接点18,19が通電されない状態となる。
よって、この自己保持解除状態の期間中では、上昇用押釦スイッチ10/あるいは下降用押釦スイッチ13が操作されると(SP26−Yes)、押している期間のみ上昇用リレー接点11/あるいは閉鎖用リレー接点14が通電され、開閉機Mを介してシャッターが同方向に上昇/あるいは下降することになる(SP27)。
【0053】
このようにバッテリの電圧低下時にシャッターの開閉が自己保持解除状態に制御することにより、実際に開閉するシャッターの開閉を正常時と異ならせることによって操作者に対しバッテリの交換が必要であることを報知するようになっている。
【0054】
このように、感知器2の送信部2aのバッテリ電圧が低下したときには、シャッターを開閉操作しても継続的な開閉がなされず、上昇、下降用押釦スイッチ10,13を押している期間のみシャッターが開閉されるよう構成したので、操作者はこのシャッターの動作が正常時と異なることで送信器2aのバッテリ残量がないことを知らせるようになる。このとき、報知部5での報知の有り無しにかかわらず、シャッターの動作でバッテリ残量が無いことが知らせられる。
【0055】
この後、バッテリを交換した際に停止用押釦スイッチ16が操作されると(SP28−Yes)、操作検出部4aが電圧低下によりこれを検出する。
これにより開閉制御手段3は、リレー接点RY1を閉じ(SP29)、自己保持解除の状態から復帰させる(SP30)。これにより、自己保持用リレー接点18,19は、それぞれ上昇用押釦スイッチ10、下降用押釦スイッチ13が操作されるとこれを自己保持してシャッターを継続的に同方向に開閉させる初期状態に復帰させる。
【0056】
上記構成では、開閉制御手段3の制御回路に受信部2bを接続線23を介して接続する構成であり、この制御回路の内部構成を変更せずとも、既存の開閉制御回路3を用いて送信部2aのバッテリ低下に対応したシャッターの開閉動作を行うことができるようになる。
また、自己保持を復帰させるための復帰用キーとして停止用押釦スイッチ16を用い、この停止用押釦スイッチ16操作による電圧変化を検知する構成であるため、特別に復帰キーを設ける必要がない。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、シャッターに対する障害物の接触を感知する感知器のバッテリ電圧低下時に残量信号が送出されると、これを受けてシャッターを正常時と異なる開閉動作に制御してシャッターそのものの動作で操作者にバッテリの電圧低下を報知する構成としたので、バッテリの残量低下をより明確に伝えやすくなる。このような構成に加え既存の画面表示や報知音と組み合わせることでよりバッテリの残量低下を伝えやすくなり、障害物感知時には常にシャッターを安全側に制御できるようになる。
また、自己保持用リレー接点を有する開閉制御手段により、操作部の開閉操作を自己保持してシャッターを継続的に昇降させる構成であるとき、所定本数の接続線を介して受信部を接続するだけで、バッテリの電圧低下時に自己保持を解除状態に保持する構成にできる。これにより、操作者に対して開閉の操作押釦スイッチが押下されている期間だけシャッターが開閉され、バッテリの電圧が低下していることを報知できる。
そして、バッテリが低下している状態の際、停止用押釦スイッチの操作を行うことで、操作検出部が、この停止用押釦スイッチの操作による電圧変化を検知することとなり、残量フラグのクリア、或いは、自己保持解除状態の復帰を行い、シャッターを通常状態で開閉できる初期状態に復帰することができる。また、この初期状態に復帰させる復帰用キーを、既存する操作部の停止用押釦スイッチを用いていることから、特別に復帰キーを設ける必要がない。
また、バッテリの電圧の低下時に、操作部の上昇又は下降押釦スイッチが押されている期間のみシャッターが同方向に移動することを許可することとしたので、操作者は、このシャッターの動作が正常時とは異なることでバッテリの残量がないことを知ることができ、このことから、バッテリ切れを未然に防止でき、適切なバッテリ交換が促されるから、障害物感知時には常に感知信号を送信できるようになり、障害物感知時にシャッターを安全側に制御できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッターの障害物感知装置の第1の実施形態の構成を示すブロック図。
【図2】同第1の実施の形態の動作を示すフローチャート。
【図3】本発明のシャッターの障害物感知装置の第2の実施形態を示すブロック図。
【図4】開閉制御手段及び受信部の接続構成を示す回路図。
【図5】同第2の実施の形態の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…制御処理手段、2…感知器、2a…送信部、2aa…電圧検知部、2b…受信部、3…開閉制御手段、4a…操作検出部、4b…信号判定部、4c…電圧監視部、5…報知部、13…下降用押釦スイッチ、14…閉鎖用リレー、16…停止用押釦スイッチ、23…接続線、25…受信回路、26…信号判定部、27…リレー制御部、29…操作検出部、PBS…操作部、RY1…自己保持解除用リレー接点、RY2…反転用リレー接点。
Claims (3)
- シャッター開閉操作を行う上昇/下降/停止の各押釦スイッチが設けられた操作部と、
前記操作部に接続され、前記シャッターを開閉駆動させるための駆動信号を出力する開閉制御手段と、
シャッターに障害物が接触したときに感知信号を出力し、駆動源とするバッテリの電圧低下時に残量信号を出力する感知器と、
前記感知器からの感知信号を受けてシャッターを少なくとも停止制御するとともに、前記感知器の残量信号の入力を受けて残量フラグをセットし、該残量フラグがセットされている期間中は、前記操作部の開閉操作があってもシャッターを正常時と異なる状態で開閉させる制御処理手段と、
前記制御処理手段に接続され、前記操作部の停止用押釦スイッチとされて、押下された際に前記残量フラグをクリアし、前記シャッターの開閉を正常状態に復帰させるための復帰キーと、
前記復帰キーの押下を、前記開閉制御手段における前記復帰キーと接続される制御回路の共通する制御ラインの電圧が0になることで検出する操作検出部と、
を備えることを特徴とするシャッターの障害物感知装置。 - シャッター開閉操作を行う上昇/下降/停止の各押釦スイッチが設けられた操作部と、
シャッターに障害物が接触したときに感知信号を出力し、駆動源とするバッテリの電圧低下時に残量信号を出力する感知器と、
前記感知器からの感知信号を受けてシャッターを少なくとも停止制御する制御処理手段と、
シャッターに障害物が接触したときに感知信号を出力し、駆動源とするバッテリの電圧低下時に残量信号を無線送信する送信器と、
前記操作部の上昇あるいは下降の押釦スイッチの操作に基づき、該操作の方向に開閉機を駆動する電源を継続的に自己保持して供給する自己保持用リレー接点を有する開閉制御手段と、
前記開閉制御手段の自己保持用リレー接点に接続線を介して接続され、該自己保持用リレー接点への電源供給を供給/あるいは遮断可能な自己保持解除用リレー接点を備え、前記送信器から残量信号を受信したとき該自己保持解除用リレー接点を開き自己保持を解除状態に保持する受信部と、
を備え、
前記受信部には、前記開閉制御手段を介して前記操作部の停止用押釦スイッチの操作状態を電圧変化で検出する操作検出部が設けられ、
前記自己保持の解除状態において、停止用押釦スイッチの操作を受けて自己保持解除用リレー接点を閉じ、以降の上昇/下降の押釦スイッチの操作を自己保持できるよう復帰させ、
前記停止用押釦スイッチの操作による電圧変化検出は、前記操作検出部が、前記停止用押釦スイッチを介して開閉制御手段の制御回路の共通する制御ラインの電圧が0になることを検出することにより行うことを特徴とするシャッターの障害物感知装置。 - 前記開閉制御手段は、前記バッテリの電圧の低下時に、前記上昇又は下降押釦スイッチが押されている期間のみ前記シャッターが同方向に移動することを許可することを特徴とする請求項1又は2記載のシャッターの障害物感知装置。
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