JP3627163B2 - パレット - Google Patents

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JP3627163B2
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節夫 寺井
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シャッター収納ケース等の搬送物を搬送する時に用いるパレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
シャッター収納ケースは下面が凹凸形状であってパレット上に正しい姿勢で載置できないし、パレット上に載置してパレットとともに搬送する際に振動等でパレットに対して揺れ動き、各部を破損する恐れがある。
【0003】
そこで、従来はパレットの縦向部に上ピン、下ピンを長手方向に間隔を置いてそれぞれ設け、シャッター収納ケースの縦面を各上ピン、下ピンにそれぞれ係合することでシャッター収納ケースをパレットに正しい姿勢で、揺れ動きしないように支持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
シャッター収納ケースを前述のようにしてパレットに支持する場合には、上ピン間の距離、下ピン間の距離をシャッター収納ケースの長さに応じてそれぞれ変える必要がある。そこで従来はパレットの縦向部に複数の上ピン取付孔、下ピン取付孔を長手方向に間隔を置いてそれぞれ形成し、シャッター収納ケースの長さに応じて上ピン、下ピンの取付け位置を変更している。
【0005】
しかしながら、上ピン、下ピンの取付け位置を変更するにはピン取付孔から引き抜いた後に再び挿入するので、その操作は大変面倒であるし、パレットを縦向部に上ピン取付孔、下ピン取付孔を長手方向に間隔を置いてそれぞれ形成する作業が面倒である。
【0006】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにしたパレットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、縦向部2を有する架台3と、この縦向部2に長手方向摺動自在に取付けた可動保持具4と、縦向部2に固定した固定保持具5を備え、
前記可動保持具4、固定保持具5は、搬送物の縦面の上被係止部、下被係止部が係止される上支持部23と下支持部24を有することを特徴とするパレットである。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、架台3の縦向部2を、上フレーム14と下フレーム10を有するものとし、可動保持具4を、基体20に上支持部23、下支持部24と上掛止部21、下掛止部22を設けたものとし、前記上掛止部21は上フレーム14の上部に摺動自在に嵌まり込む形状で、下掛止部22は下フレーム10の上部に摺動自在に嵌まり込む形状であるパレットである。
【0009】
第3の発明は、第2の発明における可動保持具4の基体20に抜け止め部材25を、上フレーム14の下面14aと対向した第1の位置と上フレーム14の下面14aと外れた第2の位置とに亘って移動自在に設け、この抜け止め部材25を常時第1の位置に保持したパレットである。
【0010】
【作 用】
第1の発明によれば、搬送物の縦面上下寄りの被係止部を可動保持具4、固定保持具5の上支持部23、下支持部24に係止することで、搬送物を可動保持具4、固定保持具5を介してパレットの縦向部2に正しい姿勢で装着支持できるし、搬送物が振動等によって揺れ動くことがない。
【0011】
また、可動保持具4は縦向部2の長手方向に摺動自在であるから、搬送物の長さに応じて可動保持具4を摺動することで可動保持具4、固定保持具5の上支持部23、下支持部24の間隔を簡単に調節できる。
【0012】
したがって、下面が凹凸である搬送物を正しい姿勢で、振動等で揺れ動くことなしに装着支持できるし、長さの異なる搬送物でも簡単な操作で装着支持できるパレットとなる。
【0013】
第2の発明によれば、可動保持具4を上掛止部21、下掛止部22を介して上フレーム14、下フレーム10に沿ってスムーズに摺動できるし、可動保持具4を上フレーム14、下フレーム10に取付けたり、外したりすることができる。
【0014】
第3の発明によれば、抜け止め部材25を第1の位置とすれば可動保持具4を持ち上げると抜け止め部材25が上フレーム14の下面14aに干渉して可動保持具4が外れないし、抜け止め部材25を第2の位置とすれば上フレーム14の下面14aと干渉しないから可動保持具4を外すことができる。
【0015】
これによって、可動保持具4を摺動する時等に外れることがないし、可動保持具4を取付け、外しすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、横向部1と縦向部2でほぼL字状の架台3としてあり、その縦向部2に沿って可動保持具4を長手方向に移動自在に取付け、固定保持具5を固着してパレットとしてある。
【0017】
前記横向部1は前後の下フレーム10,10と左右の端フレーム11,11と複数の横向連結フレーム12で長手形の枠状としてある。
前記縦向部2は、前記一方の下フレーム10と左右の柱部13,13と上フレーム14と複数の縦向連結フレーム15で長方形の枠状としてある。
【0018】
前記可動保持具4は図2に示すように、矩形柱状の基体20と、この基体20の上部に設けた上掛止部21と、基体20の下部に設けた下掛止部22と、基体20の上部寄りに設けた上支持部23と、基体20の下部寄りに設けた下支持部24と、基体20に取付けた抜け止め部材25で構成される。
【0019】
前記上掛止部21は横片21aと縦片21bでほぼL字状となっている。横片21aが基体20の上端面に固着され、縦片21bは基体20の一側面20aと対向して前記上フレーム14に嵌まり込む下向コ字状の摺動用凹部26を形成している。
【0020】
前記下掛止部22は上向縦片22aと横片22bと下向縦片22cでほぼクランク形状である。上向縦片22aが基体20の一側面20a下部寄りに固着され、下向縦片22cは基体20の一側面20aと対向して前記下フレーム10に嵌まり込む下向コ字状の摺動用凹部27を形成している。
【0021】
前記上支持部23は取付片23aと係止片23bでくの字状としてある。その取付片23aが基体20の他側面20bに固着されて係止片23bが斜め上向きとなっている。
【0022】
前記下支持部24は取付片24aとL字状の係止片24bでほぼクランク形状である。その取付片24aが基体20の他側面20bに固着されて係止片24bが上向きとなっている。
【0023】
前記抜け止め部材25は丸棒をほぼクランク形状に折曲して軸部25aと作用部25bと操作部25cを有する。その軸部25aがブラケット28で基体20の一側面20aに回転自在で、かつ水平に取付けてある。前記操作部25cは作用部25bよりも長尺で重量大となっており、抜け止め部材25は常時作用部25bが上向きで操作部25cが下向きの第1の位置となっている。なお、スプリングで第1の位置に保持しても良い。
【0024】
前記作用部25bは摺動用凹部26と対向し、図3,図4に示すように上フレーム14の下面14aと微小隙間を置いて対向し、可動保持具4が上に動かないようにしてある。
【0025】
このようであるから、操作部25cを持って抜け止め部材25を回転して作用部25bを下向きとして上フレーム14の下面14aと外れた第2の位置とすれば、上掛止部21と下掛止部22を上フレーム14、下フレーム10に嵌め込んで可動保持具4を取付けできる。
【0026】
前述の状態で操作部25cから手を離すと抜け止め部材25が回転して作用部25bが上向きとなる。このために、可動保持具4を持ち上げると、その作用部25bが上フレーム14の下面14aと干渉するので、可動保持具4が外れない。可動保持具4を外す時には抜け止め部材25を前述のように回転する。
【0027】
前記固定保持具5は基体20に上支持部23と下支持部24を固着してある。その基体20が下フレーム10と上フレーム14に溶接等で固着してある。
【0028】
次に搬送物、例えばシャッター収納ケースAを装着支持する作業を説明する。シャッター収納ケースAの長さに応じて可動保持具4を上フレーム14、下フレーム10に沿って長手方向に摺動して可動保持具4と固定保持具5の間隔(上支持片23、下支持片24の間隔)を調節する。
【0029】
シャッター収納ケースAの取付縦面Bの上被係止部、下被係止部、例えば長手方向両側の角穴C、L字状の下端縁Dを上支持部23の係止片23b、下支持部24の係止片24bにそれぞれ係止して、取付縦面Bを可動保持具4、固定保持具5の基体20の他側面20bに接して装着支持する。
【0030】
これによって、下面Eが凹凸であるシャッター収納ケースAを可動保持具4、固定保持具5によって正しい姿勢で、揺れ動くことなしに支持することができる。また、架台3は横向部1によって倒れることがない。
【0031】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、搬送物の縦面上下寄りの被係止部を可動保持具4、固定保持具5の上支持部23、下支持部24に係止することで、搬送物を可動保持具4、固定保持具5を介してパレットの縦向部2に正しい姿勢で装着支持できるし、搬送物が振動等によって揺れ動くことがない。
【0032】
また、可動保持具4は縦向部2の長手方向に摺動自在であるから、搬送物の長さに応じて可動保持具4を摺動することで可動保持具4、固定保持具5の上支持部23、下支持部24の間隔を簡単に調節できる。
【0033】
したがって、下面が凹凸である搬送物を正しい姿勢で、振動等で揺れ動くことなしに装着支持できるし、長さの異なる搬送物でも簡単な操作で装着支持できるパレットとなる。
【0034】
請求項2の発明によれば、可動保持具4を上掛止部21、下掛止部22を介して上フレーム14、下フレーム10に沿ってスムーズに摺動できるし、可動保持具4を上フレーム14、下フレーム10に取付けたり、外したりすることができる。
【0035】
請求項3の発明によれば、抜け止め部材25を第1の位置とすれば可動保持具4を持ち上げると抜け止め部材25が上フレーム14の下面14aに干渉して可動保持具4が外れないし、抜け止め部材25を第2の位置とすれば上フレーム14の下面14aと干渉しないから可動保持具4を外すことができる。
【0036】
これによって、可動保持具4を摺動する時等に外れることがないし、可動保持具4を取付け、外しすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】可動保持具の斜視図である。
【図3】可動保持具取付部の正面図である。
【図4】全体縦断面図である。
【符号の説明】
1…横向部
2…縦向部
3…架台
4…可動保持具
5…固定保持具
10…下フレーム
14…上フレーム
14a…下面
20…基体
21…上掛止部
22…下掛止部
23…上支持部
24…下支持部
25…抜け止め部材
25b…作用部
25c…操作部
A…搬送物(シャッター収納ボックス)。

Claims (3)

  1. 縦向部2を有する架台3と、この縦向部2に長手方向摺動自在に取付けた可動保持具4と、縦向部2に固定した固定保持具5を備え、
    前記可動保持具4、固定保持具5は、搬送物の縦面の上被係止部、下被係止部が係止される上支持部23と下支持部24を有することを特徴とするパレット。
  2. 架台3の縦向部2を、上フレーム14と下フレーム10を有するものとし、可動保持具4を、基体20に上支持部23、下支持部24と上掛止部21、下掛止部22を設けたものとし、前記上掛止部21は上フレーム14の上部に摺動自在に嵌まり込む形状で、下掛止部22は下フレーム10の上部に摺動自在に嵌まり込む形状である請求項1記載のパレット。
  3. 可動保持具4の基体20に抜け止め部材25を、上フレーム14の下面14aと対向した第1の位置と上フレーム14の下面14aと外れた第2の位置とに亘って移動自在に設け、この抜け止め部材25を常時第1の位置に保持した請求項2記載のパレット。
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