JP3623673B2 - カラー画像記録装置およびカラー画像記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高品質な印刷結果を実現するカラー画像記録装置およびカラー画像記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カラー画像記録装置およびカラー画像記録方法は一般に、UCR(Under Color Removal/下色除去)/BG(Black Generation/墨版合成)を切り替えて使用している。
【0003】
例えば、従来例1の特開平2−9273号公報の「画像処理方法」では、入力値であるRGBデータを主操作方向へ1ライン分スキャンし、1ライン分の値を積分することにより1ライン毎にRGB値の特性を求め、その特性から判断してUCR/BGを切り替えて使用している。
【0004】
また、従来例2の特開昭63−100895号公報の「プリント装置」では、無彩色領域における色空間の変換の際には、UCR/BGの値をガンマテーブルによって補正する方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に入力機器は、モニタ、スキャナ、デジタルカメラ等、RGBカラー空間を使用して色を管理しているものが多い。これに対して、出力機器は、プリンタ等CMYKカラー空間を使用して色を管理しているものが多い。このため、カラー空間を変換する必要が生じる。一般的に、RGBデータからCMYデータへの変換は、補色変換、色変換テーブルを使用した変換等により行われる。CMYデータからCMYKデータへ変換する際には、UCR/BGを使用することになる。しかし、一般的にこのUCR/BGは、変換されるRGB値の色空間における位置には関係なく、1つの値やテーブルとして定められている。
【0006】
ところが実際には、UCR/BGの値は、変換するRGBの値が色空間上のどこへ位置しているかにより、最適な値は異なることが多い。具体的には、変換するRGBの値が無彩色に近い場合には、CMYの大部分を「K」にて置き換える(UCR/BGが100%に近い)ことが望ましい。逆に、変換するRGBの値の彩度が高い場合には、「K」への置き換えを少なくする(UCR/BGをあまり行わない)ことが望ましい。
【0007】
従って、無彩色に近い領域を最適化したUCR/BGを採用した場合には、無彩色に近い領域ではK版を多用することにより、純粋にグレーに近い結果が得られる。しかしこの反面、彩度の高い領域では、K版の多用により彩度が下がる結果となる。逆に、彩度が高い領域を最適化したUCR/BGを採用した場合には、彩度が高い領域ではK版への置き換えが制限されている。このため高い彩度が確保できる反面、無彩色に近い領域では、K版への置き換えが制限される。よって、グレーをCMYにて表現する必要が生じ、純粋なグレーの印刷が得られない結果となる。
【0008】
上記従来例1の特開平2−9273号公報は、複数のUCR/BGを用意し、RGBの特性に応じて使い分けることに関しては、本発明と同様である。しかし、RGBの特性を認識する手段は、スキャナの主操作方向1ラインをスキャンし、その値を積分することにより、ライン毎にRGBの特性を認識している。この場合、1ラインの中で、無彩色と彩度の高い色が混在するようにRGBの特性の変化があっても、積分処理されてしまう。このため、結果的に正確な特性を判断することが出来ない。また、複数のUCR/BGを使い分けた場合、境目で不連続が発生するが、その補正について言及されていない。
【0009】
従来例2の特開昭63−100895号公報は、無彩色の変換を行う際に、UCR/BGをガンマ補正することにより、純粋なグレーに近い印刷結果を得るとしている。しかし、無彩色を表現する際にK版を多用するわけではないので、純粋なグレー色を実現することは実質的に出来ない。
【0010】
本発明は、複数のUCR/BGを使い分けることにより発生する不連続性を防ぎ、境目においても高品質な印刷結果を実現する、カラー画像記録装置およびカラー画像記録方法を提供することを目的とする。
【0011】
より詳細には、本発明は、入力機器のカラー空間であるRGBデータの値から、出力機器のカラー空間であるCMYKデータへの変換の際に必要となる、UCR/BGを複数有し、変換するRGB値毎に最適なUCR/BGを使用して色変換を行う。このことにより、全ての色空間においても最適な変換を行い、高品質な印刷結果を実現するカラー画像記録装置およびカラー画像記録方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1記載の発明のカラー画像記録装置は、入力されたRGBデータをC’M’Y’データへ色変換する色変換回路と、色変換回路により変換されたC’M’Y’データの色空間における位置を各1ドット毎に認識するCMY値認識回路と、C’M’Y’データの色空間の位置に対応してそれぞれ最適化された複数のUCR/BGテーブルと、複数のUCR/BGテーブルを使い分けることにより境目で発生する不連続性を補正するよう前記C’M’Y’データの最大値と最小値の差に対して滑らかに値の変化する係数を生成するテーブルである連続化テーブルと、CMY値認識回路によるC’M’Y’値の認識に基づいて複数のUCR/BGテーブルの中から自動的に最適なテーブルを選択し、その際に境目で不連続が発生することの無いよう連続化テーブルから生成された前記係数で決定される比率で前記複数のUCR/BGテーブルを足し合わせて複数のUCR/BGテーブルを合成するUCR/BG合成回路とを有し、UCR/BG合成回路により合成されたUCR/BGテーブルを使用して、C’M’Y’をCMYKへと変換することを特徴としている。
【0013】
請求項2記載の発明のカラー画像記録方法は、入力されたRGBデータをC’M’Y’データへ色変換する色変換工程と、色変換工程により変換されたC’M’Y’データの色空間における位置を各1ドット毎に認識するCMY値認識工程と、C’M’Y’データの色空間の位置に対応してそれぞれを最適化するための複数のUCR/BGテーブルを作成するUCR/BGテーブル作成工程と、複数のUCR/BGテーブルを使い分けることにより境目で発生する不連続性を補正するよう前記C’M’Y’データの最大値と最小値の差に対して滑らかに値の変化する係数を生成するテーブルを作成する連続化テーブル作成工程と、CMY値認識工程によるC’M’Y’値の認識に基づいて複数のUCR/BGテーブルの中から自動的に最適なテーブルを選択し、その際に境目で不連続が発生することの無いよう連続化テーブルから生成された前記係数で決定される比率で前記複数のUCR/BGテーブルを足し合わせて複数のUCR/BGテーブルを合成するUCR/BG合成工程とを有し、UCR/BG合成工程により合成されたUCR/BGテーブルを使用して、C’M’Y’をCMYKへと変換することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して本発明によるカラー画像記録装置およびカラー画像記録方法の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図6を参照すると本発明のカラー画像記録装置およびカラー画像記録方法の実施形態が示されている。
【0015】
本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。図1を参照して本実施形態について以下に説明する。
【0016】
図1に示す第1の実施形態のカラー画像記録装置は、色変換回路1、CMY値認識回路2、UCR/BG合成回路3、連続化テーブル4、UCR/BGテーブル5、6、7を有して構成される。
【0017】
色変換回路1は、入力機器から入力されたRGBデータをC’M’Y’データへ色変換する回路である。
【0018】
CMY値認識回路2は、色変換回路1により色変換されたC’M’Y’データの色空間における位置を、各々の1ドット毎に認識する回路である。
【0019】
UCR/BG合成回路3は、CMY値認識回路2によるC’M’Y’データ値の認識に基づいて複数のUCR/BGテーブル5、6、7の中から自動的に最適なテーブルを選択し合成する回路である。
【0020】
連続化テーブル4は、複数のUCR/BGテーブル5、6、7を使い分けることにより、境目で発生する不連続性を補正する連続化処理のためのテーブルである。
【0021】
UCR/BGテーブル5、6、7は、C’M’Y’データの色空間の位置に対応してそれぞれ最適化するための複数の下色除去(UCR)/墨版合成(BG)テーブルである。
【0022】
一般的に、入力機器は、モニタ、スキャナ、デジタルカメラ等のように、色空間にRGB空間を使用しているものが多い。それに対して、プリンタのような出力機器は、色空間にCMYK空間を使用している。このため、出力に際して、RGBデータからCMYKデータへの色空間の変換を行う必要性が生じる。その際に、色変換にLUT(logical unit table/理論的装置テーブル)と呼ばれる色変換テーブルを使用して、RGBデータからCMYKデータへ直接変換を行う方法も考えられる。しかし、本第1の実施形態においては、より高度な色管理を行うことを目的とし、一度RGBデータからC’M’Y’データへ変換し、その後、C’M’Y’データからCMYKデータへと変換する手法を採用する。なお、本第1の実施形態においてRGBデータは、各8ビットの階調を有し、0〜255までの値を取るものとする。
【0023】
色変換回路1は、RGBデータをC’M’Y’データへ変換するための回路を表す。RGBデータからC’M’Y’データへの変換方法としては、以下に示す単純な補色変換と、LUTを参照して変換を行う方法が考えられるが、本発明ではどちらか一つの方法に限定されない。
【0024】
補色変換は、下記式に基づき実行される。
C’=1−R
M’=1−G
Y’=1−B
【0025】
入力のRGBデータは、色変換回路1によりC’M’Y’データへ変換される。変換されたC’M’Y’データは、1ドット毎にCMY値認識回路2によって、CMY空間上のどの位置に存在しているかを判定される。判定を行うために、CMY値認識回路2は、以下の値を算出する。
【0026】
k=min(C’、M’、Y’)
a=max(C’、M’、Y’)−min(C’、M’、Y’)
【0027】
ここで算出された、「k」は、C’M’Y’値と共にUCR/BG合成回路3へと送られる。また、「a」については、連続化テーブル4へと送られる。これらの値を基にして、UCR/BG合成回路3がUCR/BGを決定する。
【0028】
UCR/BGを使用して、C’M’Y’データをCMYKデータへ変換するには以下の式を使用する。なお、UCR/BGは、テーブルで表されるが、上記の「k」に関する関数と見なすことが出来るため、UCR(k)、BG(k)と表すこととする。
【0029】
C=C’−UCR(k)
M=M’−UCR(k)
Y=Y’−UCR(k)
K=BG(k)
【0030】
なお、UCR(k)、BG(k)は、UCR/BG合成回路3により合成されるが、合成される前のそれぞれにおけるC’M’Y’データ値のCMY空間上の存在位置毎に、最適化されたUCR/BGテーブル5、6、7について説明する。
【0031】
図2は、UCR/BGテーブル5の特性の構成例を示す。実際のUCR/BGテーブルの値は、使用するプリンタ等の出力機器の特性に大きく依存する。このため一概に決めることは出来ない。図2は一般的な例である。ここでは、UCR/BGテーブル5は、無彩色領域について最適化されたテーブルを想定している。言い換えると、上記「a」の値が小さい場合について最適化されたテーブルとなる。図2では、上記「k」に対して、100%UCR/BGを行うような場合を示している。これは、無彩色領域では、K版のみで表現されることが望ましいからである。ここで定められるUCRをUCR1(k)、またBGをBG1(k)とする。
【0032】
図3は、UCR/BGテーブル6の構成例を示す。ここに示したUCR/BGテーブル6は、無彩色と、彩度の高い領域との中間の領域について最適化されたテーブルを想定している。ここで定められるUCRをUCR2(k)、またBGをBG2(k)とする。
【0033】
図4は、UCR/BGテーブル7の構成例を示す。UCR/BGテーブル7は、彩度の高い領域について最適化されたテーブルを想定している。図4では、上記「k」に対してのUCRによるCMY値の除去、およびBGによるK版の生成へ共に制限を加え、K版の混入による彩度の低下を防ぐような設定となっている。ここで定められるUCRをUCR3(k)、およびBGをBG3(k)とする。
【0034】
これら3つのUCR/BGテーブルは、UCR/BG合成回路3によって合成される。合成する際のアルゴリズムを以下に示す。
【0035】
UCR(k)=(1−b1)×UCR1(k)+b1×UCR2(k)−b2×UCR2(k)+b2×UCR3(k)
【0036】
BG(k)=(1−b1)×BG1(k)+b1×BG2(k)−b2×BG2(k)+b2×BG3(k)
【0037】
ここで、符号b1、b2は、CMYK認識回路2により生成された「a」を受け取ることにより、連続化テーブル4が生成する値を意味する。
【0038】
図5は、連続化テーブル4の具体例を示している。連続化テーブル4は、「a」を入力値として、0〜1の値をとるb1、b2を生成する。図5を参照すると、「a」が小さいとき、即ち無彩色に近い領域の色については、b1、b2共に0となり、「a」が大きいとき、即ち彩度の高い領域の色については、b1、b2共に1になることが解る。この値を上記UCR(k)、BG(k)へ適用すると、無彩色に近い領域では、無彩色に最適化されたUCR/BGであるUCR1(k)、BG1(k)が適用され、彩度の高い領域では、彩度の高い色に最適化されたUCR/BGであるUCR3(k)、BG3(k)が適用される。中間色である領域では、b1が1、b2が0になるため、中間色に最適化されたUCR2(k)、BG2(k)が適用されることも解る。また、境目については、「a」の値により適正にバランスを取った値b1、b2が与えられるため、2つのUCR/BGテーブルがバランスよく合成でき、境目における不連続性も解消される。
【0039】
上記UCR/BGを使用してC’M’Y’は、CMYKへと変換され出力機器によって印刷される。
【0040】
上記の実施形態によれば、入力機器から入力されたRGBデータをC’M’Y’データへ色変換する色変換回路1を有し、色変換回路1により変換されたC’M’Y’データの色空間における位置を各1ドット毎に認識するCMY値認識回路2を有し、C’M’Y’データの色空間の位置に対応して、それぞれ最適化された複数のUCR/BGテーブル5、6、7を有し、複数のUCR/BGテーブルを使い分けることにより、境目で発生する不連続性を補正するためのテーブルである連続化テーブル4を有し、CMY値認識回路2によるC’M’Y’値の認識に基づいて、複数のUCR/BGテーブル5、6、7の中から自動的に最適なテーブルを選択し、その際に境目で不連続が発生することの無いよう連続化テーブル4を利用し、複数のUCR/BGテーブルを合成するUCR/BG合成回路3を有し、UCR/BG合成回路3により合成されたUCR/BGテーブルを使用して、C’M’Y’をCMYKへと変換する。
【0041】
色変換回路1により変換されたC’M’Y’データは、CMY認識回路2により、各1ドット毎にCMY色空間における存在位置を判定される。複数のUCR/BGテーブル5、6、7はCMY色空間における位置の特性に応じて最適化されている。具体的には、色空間における無彩色の領域に対して最適化されたUCR/BGテーブル、色空間における彩度の高い領域に対して最適化されたUCR/BGテーブル等になる。
【0042】
UCR/BG合成回路3は、UCR値認識回路2の判定結果を基準に、複数のUCR/BGテーブル5、6、7の中から最適なUCR/BGテーブルを選択する。この結果、無彩色の領域ではK版への置き換えを積極的に行うUCR/BGテーブルが選択され、純粋なグレーに近い印刷結果を実現することが出来、また、彩度の高い領域においては、K版への置き換えを制限することにより、彩度の高い印刷結果を実現することが出来る。
【0043】
また、複数のUCR/BGテーブルを使い分けると境目で不連続が発生することになるが、連続化テーブル4を使用して、UCR/BGテーブルを合成することにより、不連続性を補正することが出来る。
【0044】
次に、本発明の第2の実施形態について、図6を参照して説明する。図6は、第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。
【0045】
図6に示す第2の実施形態のカラー画像記録装置は、連続化テーブル4、RGB値認識回路8、LUT合成回路9、LUT10、11、12を有して構成される。
【0046】
本第2の実施形態のカラー画像記録装置は、RGBデータを色変換のLUTを使用して、直接CMYKデータへ変換するものである。この場合は、入力信号のRGBデータ値は、RGB値認識回路8により、RGB空間における存在位置を認識される。この場合、処理手順は下記となる。
【0047】
k=min(R、G、B)
a=max(R、G、B)−min(R、G、B)
【0048】
また、この場合、LUT10、11、12がRGB値のそれぞれの特性を考慮した色変換テーブルを示しており、このテーブルが、LUT合成回路9により合成される。そのアルゴリズムは下記となる。
【0049】
LUT=(1−b1)×LUT1+b1×LUT2−b2×LUT2+b2×LUT3
【0050】
その結果、RGBデータの値毎に最適化されたLUTが選択されることになり、UCR/BGを最適化した場合と同様の効果を得ることが出来る。
【0051】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、上記の実施形態では、UCR/BGテーブルを3つ有する場合について述べているが、これに限定するものではない。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明のカラー画像記録装置およびカラー画像記録方法は、入力されたRGBデータをC’M’Y’データへ色変換し、変換されたC’M’Y’データの色空間における位置を各1ドット毎に認識し、C’M’Y’データの色空間の位置に対応してそれぞれを最適化するための複数のUCR/BGテーブルを作成し、複数のUCR/BGテーブルを使い分けることにより境目で発生する不連続性を補正するための連続化テーブルを作成し、C’M’Y’値の認識に基づいて複数のUCR/BGテーブルの中から自動的に最適なテーブルを選択し、その際に境目で不連続が発生することの無いよう連続化テーブルを利用し、複数のUCR/BGテーブルを合成し、合成されたUCR/BGテーブルを使用して、C’M’Y’をCMYKへと変換する。
【0053】
従って、色空間の領域による、UCR/BG等の特性の差を個別に管理できるため、それぞれについて最適化を行うことが出来、印刷品質が向上する。このため、色再現性が向上する。また、無彩色は、K版を多用して印刷できるため、自然な色合いが表現でき、また彩度の高い色については、K版の使用を制限できる。このため、彩度の高い印刷を実現でき、コントラストが向上する。さらに、複数のUCR/BGを切り替えて使用する際に発生する不連続点を補正し、安定した印刷品質が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像記録装置およびカラー画像記録方法の第1の実施形態を示す処理ブロック図である。
【図2】無彩色領域に対して最適化されたUCR/BG特性を示す図である。
【図3】中間色領域に対して最適化されたUCR/BG特性を示す図である。
【図4】彩度の高い色領域に対して最適化されたUCR/BG特性を示す図である。
【図5】連続化テーブルの具体例を示す図である。
【図6】第2の実施形態を示す処理ブロック図である。
【符号の説明】
1 色変換回路
2 CMY値認識回路
3 UCR/BG合成回路
4 連続化テーブル
5、6、7 UCR/BGテーブル
8 RGB値認識回路
9 LUT合成回路
10、11、12 LUT(logical unit table/理論的装置テーブル)

Claims (2)

  1. 入力されたRGBデータをC’M’Y’データへ色変換する色変換回路と、
    前記色変換回路により変換されたC’M’Y’データの色空間における位置を各1ドット毎に認識するCMY値認識回路と、
    前記C’M’Y’データの色空間の位置に対応してそれぞれ最適化された複数のUCR/BGテーブルと、
    前記複数のUCR/BGテーブルを使い分けることにより境目で発生する不連続性を補正するよう前記C’M’Y’データの最大値と最小値の差に対して滑らかに値の変化する係数を生成するテーブルである連続化テーブルと、
    前記CMY値認識回路によるC’M’Y’値の認識に基づいて前記複数のUCR/BGテーブルの中から自動的に最適なテーブルを選択し、その際に境目で不連続が発生することの無いよう前記連続化テーブルから生成された前記係数で決定される比率で前記複数のUCR/BGテーブルを足し合わせて前記複数のUCR/BGテーブルを合成するUCR/BG合成回路とを有し、
    前記UCR/BG合成回路により合成されたUCR/BGテーブルを使用して、前記C’M’Y’をCMYKへと変換することを特徴とするカラー画像記録装置。
  2. 入力されたRGBデータをC’M’Y’データへ色変換する色変換工程と、
    前記色変換工程により変換されたC’M’Y’データの色空間における位置を各1ドット毎に認識するCMY値認識工程と、
    前記C’M’Y’データの色空間の位置に対応してそれぞれを最適化するための複数のUCR/BGテーブルを作成するUCR/BGテーブル作成工程と、
    前記複数のUCR/BGテーブルを使い分けることにより境目で発生する不連続性を補正するよう前記C’M’Y’データの最大値と最小値の差に対して滑らかに値の変化する係数を生成する連続化テーブルを作成する連続化テーブル作成工程と、
    前記CMY値認識工程によるC’M’Y’値の認識に基づいて前記複数のUCR/BGテーブルの中から自動的に最適なテーブルを選択し、その際に境目で不連続が発生することの無いよう前記連続化テーブルから生成された前記係数で決定される比率で前記複数のUCR/BGテーブルを足し合わせて前記複数のUCR/BGテーブルを合成するUCR/BG合成工程とを有し、
    前記UCR/BG合成工程により合成されたUCR/BGテーブルを使用して、前記C’M’Y’をCMYKへと変換することを特徴とするカラー画像記録方法。
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