JP3620109B2 - スピーカ - Google Patents
スピーカ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3620109B2 JP3620109B2 JP22618795A JP22618795A JP3620109B2 JP 3620109 B2 JP3620109 B2 JP 3620109B2 JP 22618795 A JP22618795 A JP 22618795A JP 22618795 A JP22618795 A JP 22618795A JP 3620109 B2 JP3620109 B2 JP 3620109B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- spacer
- speaker unit
- frame
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は主に車のドアに取り付けられて使用されるスピーカ、又はスペーサを介してかさ上げして取り付けられるスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスピーカについて図3〜図4(b)により説明する。
【0003】
図3は従来の車載用に使用されるスピーカの構成を示す分解斜視図であり、図中1はスピーカユニット、2はスピーカユニット1の背面に結合される取り付け方向から見て上部に円筒状の立壁を有するスペーサー、3はスピーカユニット1にスペーサー2を結合する際用いる密閉用クッション、4はスピーカユニット1にスペーサー2を結合する際用いる取り付け用ビス、5はスペーサー2の背面に貼り付けられる密閉用クッション、6はスピーカユニット1とスペーサー2を取り付ける際にビスにて共締めする車体アース用のブラケットであり、これらによってスペーサー付きスピーカ7を構成している。
【0004】
又、上記にて構成された従来のスピーカの取り付け状態を図4(a),(b)で説明する。図中7は図3にて説明したスペーサー付きスピーカ、8はスペーサー付きスピーカ7を取り付ける車両ドアのスピーカ取り付け部である。
【0005】
このように構成された従来のスピーカはいずれも円筒状の立壁を持つスペーサー2を介して車両のドアに取り付けられており、雨水等がドア内部に浸入してスピーカ取り付け部に降り掛かった場合でも上記円筒状の立壁を持つスペーサー2でかさ上げしていることによりスピーカユニット1の特に振動系部材に直接雨水等が掛かることを防ぐ役割を果たし、スピーカの対防水信頼性を向上させるように構成されたものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成ではスピーカユニット1の背面に円筒状の立壁を備えたスペーサー2をスピーカユニット1との間に密閉用クッション3と車体アース用ブラケット6を介してビス4にて締めつけなければならないため、その部品コストと成形金型費用及び組み付け2次加工費がスピーカユニット組み立て加工費以外に余分に発生するものであり、又、その2次加工を行うに当たって各付属部品の品質管理、及び製品としての品質チェック項目が増える為不具合発生要因が増し安定した品質が得にくいものとなっていた。本発明は、上記従来の課題を解決し、品質管理項目が少なく対防水信頼性能に優れたスピーカの構造を有し、且つ安価なスピーカを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明によるスピーカはフレームを折り返して円錘状部分の周辺とこれを延長した取付面とからなる鍔部を設けたものである。またその鍔部の深さ(高さ)は少なくともスピーカの振動板の奥に設けられたダンパー貼り付け位置より深くした方が好ましく雨水等がスピーカの振動系部材に直接掛からないような構造を持たせた構造としたものである。
【0008】
【作用】
この鍔部をスピーカフレームと一体成形することによって、スペーサーを不要とし、組込作業の合理化が可能となると共に部品点数が減り、2次加工工数が削減できる為管理項目が少なくなり有利となる。また、車体アース用ブラケットも削除することができるので金型投資金額の低減と部品点数の削減が可能となり、且つ車体アースを一体成形フレームそのもので機能させることができるので、アースブラケット取り付け忘れが無くなり、又、締付けトルクのバラツキも無くすことができ品質の安定を図ることができるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本発明のスピーカの一実施例について図面を用いて説明する。
【0010】
図1は分解斜視図であり、図中11は円錘状部分とその周辺の取付面とからなる鍔部9aを一体成形したフレーム9で構成したスピーカユニットで、10はそのスピーカユニットの背面に貼り付ける防水用ウレタンからなる密閉用クッションである。図2(a),(b)は、図1で構成されたスピーカユニット11を車両ドアパネル12に取り付けた図である。図2中の断面図のようにドアパネル12に対し円錘状に一体成形したフレーム9で構成したスピーカユニット11を密閉用クッション10を介して円錐状部分とその周辺の取付面からなる鍔部9aで取り付ける。この一体成形したフレーム9の鍔部9aの取付面の深さhはスピーカユニットのダンパ9bより深くするのが望ましいがやむを得ず浅くしなければならない場合でも最低寸法としてスピーカフレーム9の背面窓穴開口端9cより深くすることによって、雨水等がドア内部に浸入してスピーカ取り付け部に降り掛かった場合でもスピーカユニット11の特に振動系部材に直接雨水等が掛かることを防ぎ、防水効果が発揮できるものである。
【0011】
【発明の効果】
以上のように本発明によるスピーカはスピーカフレームの外周を深く円錘状に絞り込みスピーカユニットを前面に出すことにより、スピーカ背面部にかかる水を回避することができるものでありそのフレーム構造は円錘状に一体成形でプレス加工しているため、スピーカユニットに別ピースで構成された防水カバーを水密性のある接着剤等で接合加工することをせずともよく、スペーサーや車体アース用ブラケットも不要としてその分も金型費及び加工費を低減することができ、安価で優れた防水効果を発揮する信頼性の高いスピーカを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカの一実施例の分解斜視図
【図2】(a)同取り付け状態の斜視図
(b)同断面図
【図3】従来のスピーカの分解斜視図
【図4】(a)同取り付け状態の斜視図
(b)同断面図
【符号の説明】
9 フレーム
9a 鍔部
9b ダンパ
11 スピーカユニット
Claims (1)
- フレームに一体に円錘状部分とその周辺の取付面とからなる鍔部をもつフレームで構成したスピーカであって、ドアパネルとの取付面となる前記鍔部の位置を、少なくともスピーカのダンパー貼り付け位置より深くしたスピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22618795A JP3620109B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22618795A JP3620109B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0974593A JPH0974593A (ja) | 1997-03-18 |
JP3620109B2 true JP3620109B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=16841257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22618795A Expired - Fee Related JP3620109B2 (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3620109B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP22618795A patent/JP3620109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0974593A (ja) | 1997-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6367202B1 (en) | Door module having an enclosure and speakers for an automotive vehicle | |
JPH0539992Y2 (ja) | ||
JP3620109B2 (ja) | スピーカ | |
JP2528230Y2 (ja) | 自動車用スピーカ | |
JP3327014B2 (ja) | スピーカ | |
JPS6238445Y2 (ja) | ||
KR0152742B1 (ko) | 도어 샤시 취부구조 | |
JP3433709B2 (ja) | フロントウインドモールの取付構造 | |
JPH0537917Y2 (ja) | ||
JPS6318223Y2 (ja) | ||
JP3402065B2 (ja) | 自動車用スピーカーの周辺構造 | |
JP3092895B2 (ja) | 内装材取付構造 | |
JPH059240Y2 (ja) | ||
JP3477973B2 (ja) | フロントデッキ部の装着構造 | |
JP2605059Y2 (ja) | ドアトリムのポケット構造 | |
JPH0623011B2 (ja) | エンジン用外気導入ダクトとレゾネ−タとの接続構造 | |
JP3424097B2 (ja) | 自動車のドアトリム固定構造 | |
JPH08524Y2 (ja) | 自動車用エンジンの吸気ダクト構造 | |
JPS6330838B2 (ja) | ||
JPH0146331B2 (ja) | ||
JPH0640036Y2 (ja) | フロントバンパの取付構造 | |
JP2605855Y2 (ja) | 自動車のドア構造 | |
JPH0541083Y2 (ja) | ||
JPH081941Y2 (ja) | リヤバイザー取付構造 | |
JPH0423693Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040921 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041026 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041108 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |